JPH08283261A - 3−フェニルトリアゾール誘導体および殺虫、殺ダニ剤 - Google Patents

3−フェニルトリアゾール誘導体および殺虫、殺ダニ剤

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JPH08283261A
JPH08283261A JP10824295A JP10824295A JPH08283261A JP H08283261 A JPH08283261 A JP H08283261A JP 10824295 A JP10824295 A JP 10824295A JP 10824295 A JP10824295 A JP 10824295A JP H08283261 A JPH08283261 A JP H08283261A
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group
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reaction
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JP10824295A
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English (en)
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Masami Ozaki
正美 尾崎
Shoei Nagai
昭英 永井
Yuko Yano
祐幸 矢野
Mieko Asaoka
三枝子 淺岡
Hiroshi Kurihara
浩 栗原
Hotoku Shimazu
朋徳 嶋津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ihara Chemical Industry Co Ltd
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Ihara Chemical Industry Co Ltd
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】一般式〔I〕 【化1】 (式中、Rはアルキル基を示し、Xはハロゲン原子を
示し、Yはハロゲン原子又はハロアルキル基を示し、A
はメチレン基、メチルメチレン基、エチルメチレン基、
ジメチルメチレン基、シクロアルキレン基、メチレンオ
キシ基を示し、mは0又は1〜4の整数を示し、mが2
以上のときYは任意に同種又は異種の組み合わせでもよ
く、nは0又は1〜5の整数を示し、nが2以上のとき
Xは任意に同種又は異種の組み合わせでもよい。)にて
表されるトリアゾール誘導体およびこれを有効成分とし
て含有する殺虫、殺ダニ剤である。 【効果】作物に悪影響を及ぼすことなく、種々の有害昆
虫類、ダニ類を殺滅防除することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なトリアゾール誘
導体およびこれを有効成分として含有する殺虫、殺ダニ
剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フェニルトリアゾール誘導体は、有害昆
虫に活性を有することが知られている(例えば,特開平
5−310712号公報明細書)。また、本明細書と類
似の化合物が米国特許第5196537号公報明細書に
記載されているが、抗高血圧作用を示すとの記載しかな
く、殺虫活性については何ら知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、既存の市販殺虫
剤は残留、蓄積、環境汚染等の問題から使用が規制され
たり、長期使用によって抵抗性害虫が発生し、効力の薄
れたものも出ている。そのため低薬量において高い効力
を有し、安全性に優れた殺虫剤の開発が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、種々の3
−フェニル−1−アルキル−1H−1,2,4−トリア
ゾール誘導体を合成し、その生理活性について検討を重
ねた。その結果、本発明化合物が、種々の有害昆虫類及
び有害ダニ類、特にコナガ及びハダニ類に対して、極め
て優れた殺虫、殺ダニ活性を有することを見出し本発明
を完成したものである。即ち、本発明は一般式〔I〕
【0005】
【化3】 〔式中、Rはアルキル基を示し、Xはハロゲン原子を
示し、Yはハロゲン原子又はハロアルキル基を示し、A
は式
【0006】
【化2】 (式中、R及びRは同種又は異種の組み合わせでも
よく、水素原子又はアルキル基を示し、またR及びR
は環を形成してもよく、Rは水素原子又はアルキル
基を示す。)を示し、mは0又は1〜4の整数を示し、
mが2以上のときYは任意に同種又は異種の組み合わせ
でもよく、nは0又は1〜5の整数を示し、nが2以上
のときXは任意に同種又は異種の組み合わせでもよ
い。〕にて表されるトリアゾール誘導体及びこれを有効
成分として含有する殺虫、殺ダニ剤である。
【0007】本明細書において、アルキル基としては、
炭素数が1〜6の直鎖又は枝分かれしたアルキル基、例
えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル
基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、イソアミル
基、ネオペンチル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル
基、3,3−ジメチルブチル基等を挙げることができ
る。
【0008】ハロゲン原子とは、フッ素原子、塩素原
子、臭素原子、ヨウ素原子を示す。
【0009】シクロアルキレン基としては、炭素数が3
〜6のシクロアルキレン基、例えばシクロプロピレン
基、シクロペンタレン基、シクロヘキサレン基等を挙げ
ることができる。
【0010】一般式〔I〕においてAで示される置換基
の、式A−1で示される基としては、メチレン基、メチ
ルメチレン基、エチルメチレン基、ジメチルメチレン
基、シクロアルキレン基等を、A−2で示される基とし
てはメチレンオキシ基、メチルメチレンオキシ基等を挙
げることができる。
【0011】前記一般式〔I〕において、好ましい化合
物群としては、Rがメチル基を示し、Xが塩素原子又
はフッ素原子を示し、nが1〜2の整数を示し、nが2
のときXは任意に同種又は異種の組み合わせでもよく、
Yがハロゲン原子又はトリフルオロメチル基を示し、m
が0〜2の整数を示し、mが2のときYは任意に同種又
は異種の組み合わせでもよく、Aがメチレン基、エチル
メチレン基、ジメチルメチレン基、メチレンオキシ基を
示す化合物が挙げられる。
【0012】次に、一般式〔I〕で表される本発明化合
物の代表的な具体例を表1〜表5に例示する。尚、化合
物番号は以後の記載において参照される。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】
【表3】
【0016】
【表4】
【0017】
【表5】 一般式〔I〕で示される本発明化合物は、例えば以下に
示す製造法に従って製造することができるが、この方法
に限定されるものではない。 製造法1
【0018】
【化5】 (式中、Lはアルキル基を示し、Wはハロゲン原子を
示し、A、R、X、Y、m、およびnは前記と同じ意
味を表す。)
【0019】一般式〔II〕で表されるイミデート誘導
体を塩基の存在下、一般式〔III〕で表される酸ハロ
ゲン化物誘導体と不活性溶媒中で反応させて一般式〔I
V〕で表される化合物が製造される。ここで、化合物
〔IV〕は単離して工程2の反応に用いるか、あるいは
単離精製することなく工程2の反応に用いてもよい。
【0020】工程1で使用できる溶媒としては、反応を
阻害しない溶媒であれば良く、例えばジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジグライム等の
エーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、石油エーテル等の脂
肪族炭化水素類、ジクロロメタン、ジクロロエタン、ク
ロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、ク
ロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭
化水素類、酢酸エチル、酢酸メチル等のエステル類、お
よびこれらから選択される溶媒を組み合わせた混合溶媒
を用いることができる。
【0021】使用できる塩基としては、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、N,N,−ジメチルアニリン、
ピリジン、4−N,N−ジメチルアミノピリジン等の有
機塩基、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム等の無機塩基があげられる。
【0022】反応試剤の使用量は、通常、一般式〔I
I〕で示される化合物1モルに対し、一般式〔III〕
で示される化合物が0.8〜2.0倍モル、塩基が1.
0〜2.0倍当量である。反応温度は0℃から反応系の
還流温度の間で任意の温度を設定できる。反応時間は化
合物により異なるが通常1時間〜24時間の間で設定で
きる。
【0023】工程2において、化合物〔IV〕は一般式
〔V〕で表されるヒドラジンと反応させることにより、
一般式〔I〕で表される本発明化合物を製造することが
できる。
【0024】ここで使用できる溶媒としては、反応を阻
害しない溶媒であれば良く、例えばジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジグライム等のエー
テル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素類、ペンタン、ヘキサン、石油エーテル等の脂肪族
炭化水素類、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロ
ホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロ
ベンゼン、o−ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水
素類、酢酸エチル、酢酸メチル等のエステル類、および
これらから選択される溶媒を組み合わせた混合溶媒を用
いることができる。
【0025】反応試剤の使用量は、通常、一般式〔I
I〕で示される化合物1モルに対し、一般式〔V〕で示
される化合物が1.0〜20.0倍モルである。反応温
度は0℃から反応系の還流温度の間で任意の温度を設定
できる。反応時間は化合物により異なるが通常1時間〜
24時間の間で設定できる。
【0026】工程1、工程2の反応の具体例は例えば、
シンセシス(Synthesis)第483頁(198
3年)に記載されている。 製造法2
【0027】
【化6】 (式中、Lはアルキル基又はアルキル基で置換されて
もよいフェニル基を示し、A、R、X、Y、m、およ
びnは前記と同じ意味を示す。)
【0028】一般式〔I〕で示される本発明化合物は一
般式〔VI〕で示されるベンゾヒドラゾノイルクロライ
ド誘導体と一般式〔VII〕で示されるベンゾニトリル
誘導体とをルイス酸の存在下、不活性溶媒中で反応させ
て製造することができる。
【0029】本反応において使用できる溶媒としては、
反応を阻害しない溶媒であれば良く、例えばジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジグライム
等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳
香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、石油エーテル等
の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、ジクロロエタ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタ
ン、クロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン等のハロゲ
ン化炭化水素類、およびこれらから選択される溶媒を組
み合わせた混合溶媒を用いることができる。
【0030】使用するルイス酸としては臭化アルミニウ
ム、塩化アルミニウム、塩化第二鉄、三フッ化ホウ素、
四塩化チタン等を例示できる。また、反応試剤の使用量
は、通常、一般式〔VI〕で示される化合物1モルに対
し、一般式〔VII〕で示される化合物が1.0〜2.
0倍モル、ルイス酸が1.0〜2.0倍モルである。反
応温度は0℃から反応系の還流温度の間で任意の温度あ
り、反応時間は化合物により異なるが通常30分〜8時
間の間で設定できる。
【0031】この反応の具体例は例えばブリティン・オ
ブ・ザ・ケミカル・ソサエテイー・オブ・ジャパン(B
ull.Chem.Soc.Jpn)第56巻、第54
5頁(1983年)に記載されている。 製造法3
【0032】
【化7】 (式中、Lはアルキル基又はベンジル基を示し、W、
、A、R、X、Y、m、およびnは前記と同じ意
味を示す。)
【0033】製造法3の工程Aにおいて、一般式〔V
I〕で表されるベンゾヒドラゾノイルクロリド誘導体を
ルイス酸の存在下、一般式〔VIII〕で表されるニト
リル誘導体と不活性溶媒中で反応させて一般式〔IX〕
で表される化合物が製造される。
【0034】工程Aで、使用できる溶媒としては、反応
を阻害しない溶媒であれば良く、例えばジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジグライム等の
エーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、石油エーテル等の脂
肪族炭化水素類、ジクロロメタン、ジクロロエタン、ク
ロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、ク
ロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭
化水素類、およびこれらから選択される溶媒を組み合わ
せた混合溶媒を用いることができる。
【0035】使用するルイス酸としては臭化アルミニウ
ム、塩化アルミニウム、塩化第二鉄、三フッ化ホウ素、
四塩化チタン等を例示できる。また、反応試剤の使用量
は、通常、一般式〔VI〕で示される化合物1モルに対
し、一般式〔VIII〕で示される化合物が1.0〜
2.0倍モル、ルイス酸が1.0〜2.0倍モルであ
る。反応温度は0℃から反応系の還流温度の間で任意で
あり、反応時間は化合物により異なるが通常30分〜8
時間の間で設定できる。
【0036】工程Bにおいて一般式〔IX〕で表される
化合物を不活性溶媒中、ルイス酸で処理することにより
一般式〔X〕で表される化合物が製造される。
【0037】工程Bで、使用できる溶媒としては、反応
を阻害しない溶媒であれば良く、例えばジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジグライム等の
エーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、石油エーテル等の脂
肪族炭化水素類、ジクロロメタン、ジクロロエタン、ク
ロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、ク
ロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭
化水素類、およびこれらから選択される溶媒を組み合わ
せた混合溶媒を用いることができる。
【0038】使用するルイス酸としては臭化アルミニウ
ム、塩化アルミニウム、三臭化ホウ素等を例示できる。
また、反応試剤の使用量は、通常、一般式〔IX〕で示
される化合物1モルに対し、ルイス酸が1.0〜10.
0倍モルである。反応温度は−80℃から反応系の還流
温度の間で任意であり、反応時間は化合物により異なる
が通常30分〜8時間の間で設定できる。
【0039】工程Cにおいて一般式〔X〕で表される化
合物と一般式〔XI〕で表される化合物を塩基の存在
下、不活性溶媒中で反応させることにより、一般式
〔I〕で表される本発明化合物を得ることがでる。
【0040】ここで使用できる塩基としては、水素化ナ
トリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム等の無機塩基、カリウム te
rt−ブトキシド等のアルカリ金属アルコキシド等があ
げられる。
【0041】ここで使用できる溶媒としては、メタノー
ル、エタノール等のアルコール類、ベンゼン、トルエン
の芳香族炭化水素類、テトラヒドロフラン、1,4−ジ
オキサン、1,2−ジメトキシエタン等のエーテル類、
クロロホルム、1,2‐ジクロロエタン等のハロゲン化
炭化水素類、N,N−ジメチホルムアミド、N,N−ジ
メチルアセトアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシ
ド等のスルホキシド類、およびこれらから選択される溶
媒を組み合せた混合溶媒を用いることができる。
【0042】反応温度は0℃から反応系の還流温度の間
で任意である。反応時間は1時間〜40時間の間で設定
できる。
【0043】
【実施例】次に実施例をあげて本発明化合物の製造法並
びに製剤法、用途を具体的に説明する。
【0044】製造例1 3−(2,6−ジフルオロフェ
ニル)−1−メチル−5−〔4−(5−トリフルオロメ
チルピリジン−2−イルオキシ)フェノキシメチル〕−
1H−1,2,4−トリアゾール(化合物番号14)の
製造 2,6−ジフルオロベンズイミド酸エチル(1.00
g,5.40mmol),トリエチルアミン(0.55
g,5.40mmol),トルエン(20ml)の混合
物に4−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イル
オキシ)フェノキシ酢酸クロリド(1.33g,4.0
0mmol)を加え,室温で24時間撹拌した。反応液
を5%塩酸、水で洗浄した後、乾燥した有機層にメチル
ヒドラジン(0.5g,11mmol)を加え、1時間
加熱還流した。反応液に水を加え酢酸エチルで抽出し、
抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で濃縮
した。得られた濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、無色粒状結晶の目的物(0.34g、
融点110〜114℃)を得た。
【0045】NMRデ−タ(60MHz、CDCl
媒、δ値:ppm) 4.06 (3H,s) 5.28 (2H,s) 6.7 〜 7.5 (5H,m) 7.80 (1H,d−d) 8.37 (1H,m)
【0046】製造例2 3−(2−クロロ−6−フルオ
ロフェニル)−1−メチル−5−〔4−(5−トリフル
オロメチルピリジン−2−イルオキシ)フェニルメチ
ル〕−1H−1,2,4−トリアゾール(化合物番号5
5)の製造 N−メチル−N−(p−トルエンスルホニル)−2−ク
ロロ−6−フルオロベンゾヒドラゾノイルクロリド
(1.13g,3.01mmol)、4−(5−トリフ
ルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)フェニルアセ
トニトリル(0.85g,3.05mmol)、無水塩
化第二鉄(0.54g,3.33mmol)、o−ジク
ロロベンゼン(2.5ml)の混合物を130℃で1時
間撹拌した。室温に冷却後、反応液をクロロホルムに溶
解し、5%水酸化ナトリウム水溶液、水で洗浄し、クロ
ロホルム抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
下で濃縮した。得られた濃縮物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製し、褐色粘稠物質の目的物(0.
98g、n 20=1.5590)を得た。
【0047】NMRデ−タ(60MHz、CDCl
媒、δ値:ppm) 3.77 (3H,s) 4.22 (2H,s) 6.8 〜 7.5 (5H,m) 7.83 (1H,d−d) 8.40 (1H,m)
【0048】製造例3 3−(2−クロロ−6−フルオ
ロフェニル)−1−メチル−5−〔4−(5−トリフル
オロメチルピリジン−2−イルオキシ)−α,α−ジメ
チルベンジル〕−1H−1,2,4−トリアゾール(化
合物番号85)の製造 N−メチル−N−(p−トルエンスルホニル)−2−ク
ロロ−6−フルオロベンズヒドラゾノイルクロリド
(5.63g,15.0mmol)、4−メトキシ−
α,α−ジメチルベンジルシアニド(2.76g,1
6.9mol)、無水塩化第二鉄(2.55g,15.
8mol)、o−ジクロロベンゼン(10ml)の混合
物を、120〜130℃で1時間加熱撹拌した。室温に
冷却後、反応液をクロロホルムに溶解し、5%水酸化ナ
トリウム水溶液、水で洗浄し、クロロホルム抽出液を無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で濃縮した。得ら
れた濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−5
−(4−メトキシ−α,α−ジメチルベンジル)−1−
メチル−1H−1,2,4−トリアゾール(1.90
g)を得た。
【0049】NMRデ−タ(60MHz、CDCl
媒、δ値:ppm) 2.80 (6H,s) 3.40 (3H,s) 3.82 (3H,s) 6.8 〜 7.4 (7H,m)
【0050】得られた3−(2−クロロ−6−フルオロ
フェニル)−5−(4−メトキシ−α,α−ジメチルベ
ンジル)−1−メチル−1H−1,2,4−トリアゾー
ル(1.90g,5.29mmol)、無水塩化アルミ
ニウム(2.12g,15.9mmol)、ベンゼン
(200ml)の混合物を3.5時間加熱還流した。反
応液に水を加え酢酸エチルで抽出し、抽出液を水洗後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で濃縮して得
られた粗結晶をヘキサンで洗浄し、3−(2−クロロ−
6−フルオロフェニル)−1−メチル−5−(4−ヒド
ロキシ−α,α−ジメチルベンジル)−1H−1,2,
4−トリアゾール(1.50g)を得た。
【0051】NMRデ−タ(60MHz、CDCl
媒、δ値:ppm) 2.77 (6H,s) 3.33 (3H,s) 6.6 〜 7.4 (8H,m)
【0052】得られた3−(2−クロロ−6−フルオロ
フェニル)−1−メチル−5−(4−ヒドロキシ−α,
α−ジメチルベンジル)−1H−1,2,4−トリアゾ
ール(0.70g,2.0mmol)、2−クロロ−5
−トリフルオロメチルピリジン(0.40g,2.2m
mol)、炭酸カリウム(0.30g,2.2mmo
l)、N,N−ジメチルホルムアミド(30ml)の混
合物を100℃で1時間加熱した。反応液に水を加え酢
酸エチルで抽出し、抽出液を水洗後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。得られた濃縮物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製し、ガラス状物質の目的物
(0.70g)を得た。
【0053】NMRデ−タ(60MHz、CDCl
媒、δ値:ppm) 1.86 (6H,s) 3.43 (3H,s) 6.9 〜 7.5 (7H,m) 7.88 (1H,d−d) 8.57 (1H,m)
【0054】参考例1 4−ヒドロキシフェニルアセト
ニトリル(7.32g)、5−トリフルオロメチル−2
−クロロピリジン(9.08g)、炭酸カリウム(7.
6g)、N,N−ジメチルホルムアミド(100ml)
の混合物を100℃で1時間加熱した。反応液に水を加
え酢酸エチルで抽出し、抽出液を水洗後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。得られた濃縮物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、4−
(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)
フェニルアセトニトリル(9.4g)を得た。
【0055】参考例2 4−(5−トリフルオロメチル
ピリジン−2−イルオキシ)フェノ−ル(2.56
g)、ブロモ酢酸メチル(1.53g)、炭酸カリウム
(1.4g)、アセトニトリル(30ml)の混合物を
5時間加熱還流した。反応液に水を加え酢酸エチルで抽
出し、抽出液を5%水酸化ナトリウム水溶液で洗浄後、
水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で濃縮
し、4−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イル
オキシ)フェノキシ酢酸メチルエステル(2.63g)
を得た。
【0056】得られた4−(5−トリフルオロメチルピ
リジン−2−イルオキシ)フェノキシ酢酸メチルエステ
ル(2.63g)、水酸化カリウム(2.0g)、エタ
ノール(10ml)の混合物を1時間加熱還流した。反
応後、水を加えてエーテル抽出した。水層を氷冷しなが
ら硫酸で酸性とし、酢酸エチルで抽出し、抽出液を水洗
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で濃縮
し、4−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イル
オキシ)フェノキシ酢酸(1.96g)を得た。
【0057】得られた4−(5−トリフルオロメチルピ
リジン−2−イルオキシ)フェノキシ酢酸(1.96
g)、塩化チオニル(3ml)、トルエン(20ml)
の混合物を3時間加熱還流し、減圧下で濃縮して4−
(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)
フェノキシ酢酸クロリドを定量的に得た。
【0058】参考例3 4−メトキシフェニルアセトニ
トリル(20.0g,0.136mol)、ジメチルス
ルホキシド(300ml)の混合物を氷冷しながら粉末
状の水酸化カリウム(22.9g,0.40mol)を
加え30分撹拌した。この混合物にヨードメタン(5
7.9g,0.408mol)を20℃から50℃の間
で滴下し、さらに室温で3時間、50℃で1時間撹拌し
た。反応液を氷にあけ、トルエンで抽出して、抽出液を
水洗後、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧
下で濃縮した。得られた濃縮物を減圧蒸留(留分:14
5〜150℃/15〜17mmHg)することによっ
て、4−メトキシ−α,α−ジメチルベンジルシアニド
(12.1g)を得た。
【0059】本発明の殺虫、殺ダニ剤は、一般式〔I〕
で示される3−フェニルトリアゾール誘導体を有効成分
としてなる。
【0060】本発明化合物を殺虫、殺ダニ剤として使用
するには本発明化合物それ自体で用いてもよいが、製剤
化に一般的に用いられる担体、界面活性剤、分散剤又は
補助剤等を配合して、粉剤、水和剤、乳剤、微粒剤又は
粒剤等に製剤して使用することもできる。製剤化に際し
て用いられる担体としては、タルク、ベントナイト、ク
レー、カオリン、珪藻土、ホワイトカーボン、バーミキ
ュライト、消石灰、珪砂、硫安、尿素等の固体担体、イ
ソプロピルアルコール、キシレン、シクロヘキサノン、
メチルナフタレン等の液体担体等があげられる。界面活
性剤及び分散剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸
金属塩、ジナフチルメタンジスルホン酸金属塩、アルコ
ール硫酸エステル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、
リグニンスルホン酸塩、ポリオキシエチレングリコール
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテ
ル、ポリオキシエチレンソルビタンモノアルキレート等
があげられる。補助剤としては、カルボキシメチルセル
ロース、ポリエチレングリコール、アラビアゴム等があ
げられる。使用に際しては適当な濃度に希釈して散布す
るか又は直接施用する。
【0061】本発明の殺虫、殺ダニ剤は茎葉散布、土壌
施用、育苗箱施用又は水面施用等により使用することが
できる。有効成分の配合割合については必要に応じて適
宜選ばれるが、粉剤又は粒剤とする場合は0.05〜2
0%(重量)、好ましくは0.1%〜10%(重量)の
範囲から適宜選ぶのがよい。乳剤又は水和剤とする場合
は0.5〜80%(重量)が適当である。好ましくは1
〜60%(重量)の範囲から適宜選ぶのがよい。
【0062】本発明の殺虫、殺ダニ剤の施用量は使用さ
れる化合物の種類、対象害虫、発生傾向、被害の程度、
環境条件、使用する剤型などによってかわるが、粉剤及
び粒剤のようにそのまま使用する場合は、有効成分とし
て10アール当り0.05g〜5kg、好ましくは0.
1g〜1kgの範囲から適宜選ぶのがよい。また、乳剤
及び水和剤のように液状で使用する場合は、0.1〜
5,000ppm、好ましくは1〜1,000ppmの
範囲から適宜選ぶのがよい。
【0063】本発明の殺虫、殺ダニ剤は、他の殺虫剤、
殺菌剤、肥料、植物生長調節剤を混合して使用すること
もできる。
【0064】次に、代表的な製剤例をあげて製剤方法を
具体的に説明する。化合物、添加剤の種類及び配合比率
は、これのみに限定されることなく広い範囲で変更可能
である。以下の説明において、%は重量百分率を示す。
【0065】製剤例1 乳剤 化合物番号(86)30%、シクロヘキサノン20%、
ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル11%、
アルキルベンゼンスルホン酸カルシウム4%及びメチル
ナフタレン35%を均一に乳化して乳剤とした。
【0066】製剤例2 水和剤 化合物番号(108)40%、珪藻土15%、クレー1
5%、ホワイトカーボン25%、ジナフチルメタンジス
ルホン酸ナトリウム2%及びリグニンスルホン酸ナトリ
ウム3%を均一に混合粉砕して水和剤とした。
【0067】製剤例3 粉剤 化合物番号(85)2%、珪藻土5%及びクレー93%
を均一に混合粉砕して粉剤とした。
【0068】製剤例4 粒剤 化合物番号(68)5%、ラウリルアルコール硫酸エス
テルのナトリウム塩2%、リグニンスルホン酸ナトリウ
ム5%、カルボキシメチルセルロース2%及びクレー8
6%を均一に混合粉砕する。この混合物100重量部に
水20重量部を加えて練合し、押出式造粒機を用いて1
4〜32メッシュの粒状に加工したのち、乾燥して粒剤
とした。
【0069】
【発明の効果】本発明の3−フェニルトリアゾール誘導
体は、半翅目害虫(例えば、ウンカ類、ヨコバイ類、ア
ブラムシ類、コナジラミ類、カメムシ類、カイガラムシ
類など)、鱗翅目害虫(例えば、ヨトウムシ類、コナ
ガ、ハマキムシ類、メイガ類 、シンクイムシ類、モン
シロチョウなど)、鞘翅目害虫(例えば、ゴミムシダマ
シ類、ゾウムシ類、ハムシ類、コガネムシ類など)、双
翅目害虫(例えば、イエバエ、アカイエカなど)、直翅
目害虫(例えば、ワモンゴキブリ、チャバネゴキブリな
ど)、ハダニ類(例えば、ナミハダニ、カンザワハダ
ニ、ミカンハダニなど)、線虫類などに対して、優れた
防除効果を示す。
【0070】次に本発明化合物の奏する効果について試
験例をもって説明する。 試験例1 コナガ殺虫試験 製剤例2に準じて調製した水和剤を有効成分として50
0ppmの濃度に水で希釈した。その薬液にキャベツ葉
を浸漬し、風乾後、容量60mlの塩化ビニル製カップ
に入れた。その中にコナガ3齢幼虫10頭を放ち、蓋を
した。その後、25℃の恒温室に置き、6日後に死虫数
を調査し数1の計算式により死虫率を求めた。死虫率を
表6の基準により評価し、その結果を表7に示した。な
お、試験は2連制で行った。
【0071】
【数1】
【0072】
【表6】
【0073】
【表7】
【0074】試験例2 ナミハダニ殺ダニ試験 製剤例2に準じて調製した水和剤を有効成分として50
0ppmの濃度に水で希釈した。その薬液に、予めナミ
ハダニ成虫を接種しておいたダイズ苗を浸漬し、風乾し
た。処理後のダイズ苗は25℃の恒温室に置き、14日
後に生存虫数を調査し、数2の計算式により防除価を求
めた。防除価を表8の基準により評価し、その結果を表
9示した。試験は2連制で行った。
【0075】
【数2】
【0076】
【表8】
【0077】
【表9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 祐幸 静岡県小笠郡菊川町加茂1809番地 (72)発明者 淺岡 三枝子 静岡県小笠郡菊川町加茂1809番地 (72)発明者 栗原 浩 静岡県小笠郡菊川町青葉台1丁目6番4号 (72)発明者 嶋津 朋徳 静岡県浜松市佐鳴台6丁目10番地の48

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 〔式中、Rはアルキル基を示し、Xはハロゲン原子を
    示し、Yはハロゲン原子又はハロアルキル基を示し、A
    は式 【化2】 (式中、R及びRは同種又は異種の組み合わせでも
    よく、水素原子又はアルキル基を示し、またR及びR
    は環を形成してもよく、Rは水素原子又はアルキル
    基を示す。)を示し、mは0又は1〜4の整数を示し、
    mが2以上のときYは任意に同種又は異種の組み合わせ
    でもよく、nは0又は1〜5の整数を示し、nが2以上
    のときXは任意に同種又は異種の組み合わせでもよ
    い。〕にて表されるトリアゾール誘導体。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のトリアゾール誘導体を有
    効成分として含有する殺虫、殺ダニ剤。
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