JPH07258227A - フェニルトリアゾール誘導体及び殺虫剤 - Google Patents

フェニルトリアゾール誘導体及び殺虫剤

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JPH07258227A
JPH07258227A JP6079606A JP7960694A JPH07258227A JP H07258227 A JPH07258227 A JP H07258227A JP 6079606 A JP6079606 A JP 6079606A JP 7960694 A JP7960694 A JP 7960694A JP H07258227 A JPH07258227 A JP H07258227A
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JP
Japan
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compound
formula
general formula
reaction
group
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Application number
JP6079606A
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English (en)
Inventor
Keiji Toyabe
啓二 鳥谷部
Shigehisa Ito
茂寿 伊東
Hiroshi Kurihara
浩 栗原
Tadami Hirano
忠美 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ihara Chemical Industry Co Ltd
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Ihara Chemical Industry Co Ltd
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】一般式〔I〕 【化1】 (式中、RとRは、同一または相異なり、水素原
子、アルキル基、アルコキシカルボニル基またはアシル
基を示す。またRとRは、相隣る窒素原子とともに
アルコキシメチレンアミノ基又はヘテロ環を形成するこ
ともできる。)にて表されるフェニルトリアゾール誘導
体及びこれを有効成分として含有する殺虫剤である。 【効果】作物に悪影響を及ぼすことなく種々の有害昆虫
類を防除することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フェニルトリアゾール
誘導体及びこれを有効成分として含有する殺虫剤に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】特開平2−91062号公報明細書には
トリアゾール誘導体が殺虫活性を有すると記載されてい
る。しかしながら、該公報明細書に記載されている化合
物の殺虫活性は充分とはいい難い。さらに、特開平2−
91061号公報明細書、米国特許第4925864号
(US4925864)および米国特許第495793
5号(US4957935)公報明細書には本願発明の
化合物と類似の構造を有する化合物が記載されている
が、それらの化合物の殺虫活性は充分とはいい難い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、殺虫活性が
更に改良されたトリアゾール誘導体を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の課題
を解決するために、種々のフェニルトリアゾール誘導体
を合成し、その生理活性について検討を重ねた。その結
果、一般式〔I〕で表されるフェニルトリゾール誘導体
が広汎な農園芸有害生物、特にニカメイガ、コナガをは
じめとする鱗翅目、イネミズゾウムシ等の甲虫目、ツマ
グロヨコバイ等の半翅目に卓効を示すことを見いだし、
本発明を完成した。
【0005】即ち、本発明は一般式〔I〕
【0006】
【化2】 (式中、RとRは、同一または相異なり、水素原
子、アルキル基、アルコキシカルボニル基またはアシル
基を示す。またRとRは、相隣る窒素原子とともに
アルコキシメチレンアミノ基またはヘテロ環を形成する
こともできる。)にて表されるフェニルトリアゾール誘
導体及びこれを有効成分として含有する殺虫剤である。
【0007】尚、本明細書において、アルキル基とは、
炭素数が1〜6の直鎖または分岐鎖状のアルキル基を意
味し、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イ
ソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−
ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、イソアミル
基、ネオペンチル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル
基、3,3−ジメチルブチル基等を包含する。アルコキ
シカルボニル基及びアルコキシメチレンアミノ基とは、
それぞれアルキル部分が上記の意味を有する−COO−
(アルキル)基及び−N=CHO−(アルキル)基を示
す。アシル基とは、例えばアセチル基、トリフルオロア
セチル基等である。ヘテロ環とは、例えば1−ピロリル
等である。
【0008】前記一般式〔I〕において、好ましい化合
物群としては、R及びRが同一または相異なり、水
素原子、炭素数1〜3の直鎖または分岐鎖アルキル基で
表される化合物があげられる。
【0009】次に、一般式〔I〕で表される本発明化合
物の代表的な具体例を表1に例示する。尚、化合物番号
は以後の記載において参照される。
【0010】
【表1】
【0011】本発明化合物は例えば下記の製造法1〜6
に従って製造することができるが、この方法に限定され
るものではない。 製造法1
【0012】
【化3】 (式中、Xはハロゲン原子を示し、R及びRは同一
または相異なり、水素原子またはアルキル基を示す。)
すなわち、一般式〔I〕で表される本発明化合物は一般
式〔II〕で示されるヒドラゾノイルハライド類と一般
式〔III〕で示されるシアナミド類とを塩基の存在下
に反応させて得ることができる。
【0013】ここで使用できる塩基としては第三級アミ
ン類、例えばトリエチルアミン等のトリアルキルアミン
類、ジエチルアニリン等のN,N−ジアルキルアニリン
類及びその他の芳香族アミン類等が挙げられ、一般式
〔II〕で示される化合物に対し1〜3倍モル使用す
る。
【0014】この反応は無溶媒でまたは不活性溶媒中で
行うことができる。溶媒としてはベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロベンゼン、ジク
ロロベンゼン等のハロゲン化芳香族炭化水素類、四塩化
炭素、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化脂
肪族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、1,4−ジオキサン等のエーテル類が挙げられる。
一般式〔III〕で示されるニトリル類が液体の場合に
は過剰のニトリル類を溶媒として使用することもでき
る。
【0015】反応温度及び反応時間は原料の反応性によ
り異なり、一概には決められないが、一般式〔II〕で
示されるヒドラゾノイルハライドがヒドラゾノイルブロ
ミドの場合は通常−50〜80℃の温度範囲で、0.5
〜1時間反応させれば十分であり、ヒドラゾノイルクロ
リドの場合は通常−30℃から使用する溶媒の沸点の温
度範囲で、好ましくは室温から100℃で1〜10時間
反応させれば収率よく目的の化合物を製造することがで
きる。 製造法2
【0016】
【化4】 (式中、R及びXは前記と同じ意味を示す。)すなわ
ち、一般式〔I−1〕で表される本発明化合物は一般式
〔II〕で示されるヒドラゾノイルハライド類と一般式
〔IV〕で示されるS−メチルイソチオウロニウム塩と
を塩基の存在下に反応させて得ることができる。
【0017】ここでS−メチルイソチオウロニウム塩の
塩とは、硫酸塩、ハロゲン化水素酸塩等である。
【0018】ここで使用することができる塩基として
は、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、ピ
リジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデ
−7−セン等の有機塩基類、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム等のアルカリ金属の水酸化物類、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩類、炭酸水
素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属の重
炭酸塩類などの無機塩基類を挙げられ、一般式〔II〕
に対し2〜3倍モル使用する。
【0019】反応は必要ならば適当な希釈剤の存在下で
行うことができる。使用できる希釈剤としては不活性な
有機溶媒、例えばアセトン、2−ブタノン等のケトン
類、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン等
のハロゲン化されていることもある芳香族炭化水素類、
ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル、リグロイン等の脂
肪族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン等のエーテル類またはN,N−ジメチル
ホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メ
チルピロリドン等のアミド類、アセトニトリル、プロピ
オニトリル等のニトリル類または酢酸エチル等のエステ
ル類を挙げることができる。
【0020】反応温度は−50℃〜使用する溶媒の沸点
の温度範囲で、好ましくは室温から100℃で、1〜2
4時間反応させれば収率よく目的の化合物を製造するこ
とができる。 製造法3
【0021】
【化5】 (式中、Rはアルキル基、アシル基またはアルコキシ
カルボニル基を示し、R及びXは前記と同じ意味を示
す。)一般式〔I−1〕で示される5−アミノ誘導体
(例えば、製造法2で製造したもの)と一般式〔V〕で
示されるハロゲン化合物とを塩基の存在下に反応させ一
般式〔I−2〕又は一般式〔I−3〕で示される本発明
化合物を得ることができる。
【0022】ここで使用することができる塩基として
は、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、ピ
リジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデ
−7−セン等の有機塩基類、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム等のアルカリ金属の水酸化物類、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩類、炭酸水
素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属の重
炭酸塩類などの無機塩基類、水素化ナトリウム、水素化
カリウム等の金属水素化物類が挙げられ、一般式〔I−
1〕に対し等モルまたはそれ以上使用することができ
る。塩基が液体の場合、溶媒をかねて過剰使用すること
もできる。
【0023】反応は必要ならば適当な希釈剤の存在下で
行うことができる。使用できる希釈剤としては水または
不活性な有機溶媒、例えばアセトン、2−ブタノン等の
ケトン類、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベン
ゼン等のハロゲン化されていることもある芳香族炭化水
素類、ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル、リグロイン
等の脂肪族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン等のエーテル類、アセトニトリ
ル、プロピオニトリル等のニトリル類またはN,N−ジ
メチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、
N−メチルピロリドン等のアミド類を挙げることができ
る。
【0024】反応温度は0℃〜使用する溶媒の沸点の温
度範囲で、好ましくは室温から100℃で、1〜8時間
反応させれば収率よく目的の化合物を製造することがで
きる。 製造法4
【0025】
【化6】 (式中、Rはアルキル基を示す。)本発明化合物が一
般式〔I−5〕で示されるトリアゾール環の5位がアル
コキシメチレンアミノ基である場合には、一般式〔I−
4〕で示される5−アミノ誘導体(例えば、製造法1ま
たは製造法2で製造したもの)と一般式〔VI〕で示さ
れるオルトギ酸エステル類とを酸触媒の存在下で反応さ
せて得ることができる。
【0026】反応は必要ならば適当な希釈剤の存在下で
行なうことができる。使用できる希釈剤としては不活性
な有機溶媒、例えばメタノール、エタノール等のアルコ
ール類、アセトン、2−ブタノン等のケトン類、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン等のハロゲン
化されていることもある芳香族炭化水素類、ヘキサン、
ヘプタン、石油エーテル、リグロイン等の脂肪族炭化水
素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等のエーテル類またはN,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリ
ドン等のアミド類、アセトニトリル、プロピオニトリル
等のニトリル類を挙げることができる。
【0027】使用できる酸触媒としては、パラトルエン
スルホン酸、三フッ化ホウ素エーテラート、硫酸、塩
酸、クロロ酢酸、五酸化リン等を挙げることができる。
【0028】反応温度は0℃〜使用する溶媒の沸点の温
度範囲で、好ましくは室温から100℃で、1〜10時
間反応させれば収率よく目的の化合物を製造することが
できる。 製造法5
【0029】
【化7】 (式中、Rはアルキル基を示す。)本発明化合物が一
般式〔I−6〕で示されるトリアゾール環の5位が1−
ピロリル基である場合には、一般式〔I−4〕で示され
る5−アミノ誘導体(例えば、製造法1または製造法2
で製造したもの)と一般式〔VII〕で示されるテトラ
ヒドロフラン誘導体とを酸触媒の存在下で反応させるこ
とにより製造することができる。
【0030】反応は必要ならば適当な希釈剤の存在下で
行なうことができる。使用できる希釈剤としては不活性
な有機溶媒、例えばメタノール、エタノール等のアルコ
ール類、アセトン、2−ブタノン等のケトン類、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン等のハロゲン
化されていることもある芳香族炭化水素類、ヘキサン、
ヘプタン、石油エーテル、リグロイン等の脂肪族炭化水
素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等のエーテル類またはN,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリ
ドン等のアミド類、アセトニトリル、プロピオニトリル
等のニトリル類を挙げることができる。
【0031】使用できる酸触媒としては、パラトルエン
スルホン酸、三フッ化ホウ素エーテラート、硫酸、塩
酸、クロロ酢酸、五酸化リン等を挙げることができる。
【0032】反応温度は0℃〜使用する溶媒の沸点の温
度範囲で、好ましくは室温から100℃で、0.5〜1
0時間反応させれば収率良く目的物を製造することがで
きる。 製造法6
【0033】
【化8】 (式中、R及びRは前記と同じ意味を示す。)すな
わち、一般式〔I〕で表される本発明化合物は、一般式
〔VIII〕で示される化合物とフッ化カリウムとを反
応させて得ることができる。
【0034】この反応は無溶媒または溶媒中で行うこと
ができ、溶媒としてはN,N−ジメチルホルムアミド、
N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等を挙げることができる。フッ化カリウ
ムは一般式〔VIII〕に対し1〜5倍モル使用する。
【0035】反応温度は室温から溶媒の沸点、好ましく
は100℃〜250℃の範囲で0.5〜3時間反応させ
ればよい。 製造法7
【0036】
【化9】 (式中、Rは水素原子またはアルキル基を示し、Xは
前記と同じ意味を示す。)製造法1及び製造法2の原料
である一般式〔II〕で示されるヒドラゾノイルハライ
ド類は、ヨーロッパ公開公報303118号明細書に記
載されている公知化合物2−クロロ−6−フルオロ−4
−トリフルオロメチルフェニルヒドラジン〔IX〕と一
般式〔X〕で示される1−アルコキシ−2,2,2−ト
リフルオロエタノール類とを好ましくは酸触媒の存在下
で反応させ、トリフルオロアセトアルデヒド 2−クロ
ロ−6−フルオロ−4−トリフルオロメチルフェニルヒ
ドラゾン〔XI〕を中間体として得ることができる。
【0037】この反応は必要ならば適当な希釈剤の存在
下で行なうことができる。使用できる希釈剤としては不
活性な有機溶媒、例えばメタノール、エタノール等のア
ルコール類、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベ
ンゼン等のハロゲン化されていることもある芳香族炭化
水素類、ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル、リグロイ
ン等の脂肪族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン等のエーテル類またはN,N−
ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N−メチルピロリドン等のアミド類、アセトニトリ
ル、プロピオニトリル等のニトリル類を挙げることがで
きる。
【0038】使用できる酸触媒としては、パラトルエン
スルホン酸、三フッ化ホウ素エーテラート、硫酸、塩
酸、クロロ酢酸、五酸化リン等を挙げることができる。
【0039】反応温度は0℃〜使用する溶媒の沸点の温
度範囲で、好ましくは室温から100℃で、1〜10時
間反応させれば収率良く目的物を製造することができ
る。
【0040】次いでこのヒドラゾン〔XI〕をジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、ア
セトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、クロ
ロホルム、ジクロロホルム、四塩化炭素、クロロベンゼ
ン等のハロゲン化炭化水素類等の溶媒中で、N−ハロゲ
ノスクシンイミド、塩素、臭素等のハロゲン化剤でハロ
ゲン化することにより製造することができる。
【0041】反応温度は0℃〜使用する溶媒の沸点の温
度範囲で、1〜10時間反応させれば収率良く目的物を
製造することができる。 製造法8
【0042】
【化10】 (式中、R、R、R及びXは前記と同じ意味を示
す。)製造法6の原料化合物〔VIII〕は以下の方法
により製造することができる。まず、3,4−ジクロロ
−5−ニトロ−α,α,α−トリフルオロトルエン〔X
II〕を反応溶媒中で塩基の存在下、tert−ブチル
カルバザート〔XIII〕と反応させ、tert−ブ
チル 3−(2−クロロ−6−ニトロ−4−トリフルオ
ロメチルフェニル)カルバザート〔XIV〕を得ること
ができる。
【0043】反応溶媒としては、例えばメタノール、エ
タノール等のアルコール類、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、クロロベンゼン等のハロゲン化されていることも
ある芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン、石油エー
テル、リグロイン等の脂肪族炭化水素類、ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類
またはN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド、N−メチルピロリドン等のアミド類、
アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類を挙
げることができる。
【0044】塩基としては、トリエチルアミン、N,N
−ジメチルアニリン、ピリジン、1,8−ジアザビシク
ロ[5.4.0]ウンデ−7−セン等の有機塩基類、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水
酸化物類、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ
金属の炭酸塩類、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウ
ム等のアルカリ金属の重炭酸塩類などの無機塩基類、水
素化ナトリウム、水素化カリウム等の金属水素化物類が
挙げることができる。塩基が液体の場合、溶媒をかねて
過剰使用することもできる。
【0045】反応温度は0℃〜使用する溶媒の沸点の温
度範囲で、1〜10時間反応させれば収率よく目的の化
合物を製造することができる。
【0046】次に、この化合物を反応溶媒中で酸により
保護基を除去することにより、一般式〔XV〕で示され
る2−クロロ−6−ニトロ−4−トリフルオロメチルフ
ェニルヒドラジンを得ることができる。
【0047】使用できる酸としては、塩酸、硫酸、臭化
水素酸、トリフルオロ酢酸等を挙げることができる。
【0048】反応溶媒としては、例えばメタノール、エ
タノール等のアルコール類、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、クロロベンゼン等のハロゲン化されていることも
ある芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン、石油エー
テル、リグロイン等の脂肪族炭化水素類、ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類
またはN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド、N−メチルピロリドン等のアミド類、
アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類を挙
げることができる。
【0049】反応温度は0℃から使用する溶媒の沸点の
温度範囲で、1〜10時間反応させれば収率よく目的の
化合物を製造することができる。
【0050】一般式〔XVII〕で示されるヒドラゾノ
イルハライド類は、まず2−クロロ−6−ニトロ−4−
トリフルオロメチルフェニルヒドラジン〔XV〕と一般
式〔X〕で示される1−アルコキシ−2,2,2−トリ
フルオロエタノール類とを好ましくは酸触媒の存在下で
反応させ、トリフルオロアセトアルデヒド 2−クロロ
−6−ニトロ−4−トリフルオロメチルフェニルヒドラ
ゾン〔XVI〕を中間体として得ることができる。
【0051】この反応は必要ならば適当な希釈剤の存在
下で行なうことができる。使用できる希釈剤としては不
活性な有機溶媒、例えばメタノール、エタノール等のア
ルコール類、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベ
ンゼン等のハロゲン化されていることもある芳香族炭化
水素類、ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル、リグロイ
ン等の脂肪族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン等のエーテル類またはN,N−
ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N−メチルピロリドン等のアミド類、アセトニトリ
ル、プロピオニトリル等のニトリル類を挙げることがで
きる。
【0052】使用できる酸触媒としては、パラトルエン
スルホン酸、三フッ化ホウ素エーテラート、硫酸、塩
酸、クロロ酢酸、五酸化リン等を挙げることができる。
【0053】反応温度は0℃から使用する溶媒の沸点の
温度範囲で、好ましくは室温から100℃で、1〜10
時間反応させれば収率よく目的物を製造することができ
る。
【0054】次いでこのヒドラゾン〔XVI〕をジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、
アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、ク
ロロホルム、ジクロロホルム、四塩化炭素、クロロベン
ゼン等のハロゲン化炭化水素類等の溶媒中で、N−ハロ
ゲノスクシンイミド、塩素、臭素等のハロゲン化剤でハ
ロゲン化することにより製造することができる。
【0055】最後に、一般式〔XVII〕で示される化
合物とシアナミド類とを塩基の存在下に反応させて一般
式〔VIII〕で示される化合物を得ることができる。
【0056】ここで使用できる塩基としては第三級アミ
ン類、例えばトリアルキルアミン等のトリアルキルアミ
ン類、ジアルキルアニリン等のN,N−ジアルキルアニ
リン類及びその他の芳香族アミン類等が挙げられ、一般
式〔XVII〕で示される化合物に対し1〜3倍モル使
用する。
【0057】この反応は無溶媒でまたは不活性溶媒中で
行うことができる。溶媒としてはベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロベンゼン、ジク
ロロベンゼン等のハロゲン化芳香族炭化水素類、四塩化
炭素、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化脂
肪族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン等のエーテル類が挙げられる。
【0058】反応温度及び反応時間は原料の反応性によ
り異なり、一概には決められないが、一般式〔XVI
I〕で示されるヒドラゾノイルハライドがヒドラゾノイ
ルブロミドの場合は通常−50〜80℃の温度範囲で、
0.5〜1時間反応させれば十分であり、ヒドラゾノイ
ルクロリドの場合は通常−30℃から使用する溶媒の沸
点の温度範囲で、好ましくは室温から100℃で1〜1
0時間反応させれば収率よく目的の化合物を製造するこ
とができる。
【0059】
【実施例】次に実施例をあげて本発明化合物の製造法並
びに製剤法、用途を具体的に説明する。 製造例1 5−アミノ−1−(2−クロロ−6−フルオ
ロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−3−トリフル
オロメチル−1H−1,2,4−トリアゾール(化合物
番号1)の製造 N−(2−クロロ−6−フルオロ−4−トリフルオロメ
チルフェニル)−2,2,2−トリフルオロアセトヒド
ラゾノイルブロミド(8.0g)及びS−メチルイソチ
オ尿素硫酸塩(5.4g)をテトラヒドロフラン(20
0ml)に加え、室温下に30分間攪拌した後、この混
合物にトリエチルアミン(5.0g)を適下し1時間攪
拌した。反応混合物を濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を水洗し無水芒硝で乾燥後、濃縮
した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーにて精製
し、目的物4.8g(融点155〜157℃)を得た。 NMRデータ(60MHz、CDCl溶媒、σ値) 5.63 (2H,s,br) 7.23〜7.68 (2H,m)
【0060】製造例2 1−(2−クロロ−6−フルオ
ロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−5−(N,N
−ジエチルアミノ)−3−トリフルオロメチル−1H−
1,2,4−トリアゾール(化合物番号9)の製造 1−(2−クロロ−6−ニトロ−4−トリフルオロメチ
ルフェニル)−5−(N,N−ジエチルアミノ)−3−
トリフルオロメチル−1H−1,2,4−トリアゾール
(5.0g)と粉末状のフッ化カリウム(2.0g)を
ジメチルスルホキシド(100ml)に加え、180℃
で1時間加熱攪拌した。反応混合物を水中へ注ぎ込み酢
酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水芒硝で乾燥
し濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトフラフィーにて
精製し目的物2.4g(融点52〜54℃)を得た。 NMRデータ(60MHz、CDCl溶媒、σ値) 1.07 (6H,t) 3.27 (4H,q) 7.27〜7.83 (2H,m)
【0061】参考例1 トリフルオロアセトアルデヒド
2−クロロ−6−フルオロ−4−トリフルオロメチル
フェニルヒドラゾンの製造 2−クロロ−6−フルオロ−4−トリフルオロメチルフ
ェニルヒドラジン(15.2g)、1−エトキシ−2,
2,2−トリフルオロエタノ−ル(11.0g)及びパ
ラトルエンスルホン酸1水和物(1.0g)をエタノ−
ル(200ml)に加え、還流下で1時間攪拌した。反
応混合物を濃縮し、残渣に水を加え酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した
後濃縮し、油状の目的物18.2gを得た。
【0062】参考例2 N−(2−クロロ−6−フルオ
ロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−2,2,2−
トリフルオロアセトヒドラゾノイルブロミドの製造 トリフルオロアセトアルデヒド 2−クロロ−6−フル
オロ−4−トリフルオロメチルフェニルヒドラゾン(1
8.2g)をジメチルホルムアミド(200ml)に溶
解し、室温下でN−ブロモスクシンイミド(11.6
g)を15分間かけて徐々に加え、更に15分間攪拌し
た。反応混合物を水に注ぎ込み酢酸エチルで抽出した。
有機層を水洗し無水硫酸マグネシウムで乾燥した後濃縮
し、油状の目的物20.5gを得た。
【0063】本発明の殺虫剤は、一般式〔I〕で示され
るフェニルトリアゾール誘導体を有効成分としてなる。
本発明化合物を殺虫剤として使用するには本発明化合物
それ自体で用いてもよいが、製剤化に一般的に用いられ
る担体、界面活性剤、分散剤または補助剤等を配合し
て、粉剤、水和剤、乳剤、微粒剤または粒剤等に製剤し
て使用することもできる。製剤化に際して用いられる担
体としては、ジークライト、タルク、ベントナイト、ク
レー、カオリン、珪藻土、ホワイトカーボン、バーミキ
ュライト、消石灰、珪砂、硫安、尿素等の固体担体、イ
ソプロピルアルコール、キシレン、シクロヘキサン、メ
チルナフタレン等の液体担体等があげられる。界面活性
剤及び分散剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸金
属塩、ジナフチルメタンジスルホン酸金属塩、アルコー
ル硫酸エステル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、リ
グニンスルホン酸塩、ポリオキシエチレングリコールエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテ
ル、ポリオキシエチレンソルビタンモノアルキレート等
があげられる。補助剤としては、カルボキシメチルセル
ロース、ポリエチレングリコール、アラビアゴム等があ
げられる。使用に際しては,適当な濃度に希釈して散布
するかまたは直接施用する。
【0064】本発明の殺虫剤は茎葉散布、土壌施用、育
苗箱施用または水面施用等により使用することができ
る。有効成分の配合割合については必要に応じて適宜選
ばれるが、粉剤または粒剤とする場合は0.05〜20
%(重量)、好ましくは0.1%〜10%(重量)の範
囲から適宜選ぶのがよい。乳剤または水和剤とする場合
は0.5〜80%(重量)が適当である。好ましくは1
〜60%(重量)の範囲から適宜選ぶのがよい。
【0065】本発明の殺虫剤の施用量は使用される化合
物の種類、対象害虫、発生傾向、被害の程度、環境条
件、使用する剤型などによってかわるが、粉剤及び粒剤
のようにそのまま使用する場合は、有効成分として10
アール当り0.05g〜5kg、好ましくは0.1g〜
1kgの範囲から適宜選ぶのがよい。また、乳剤及び水
和剤とする場合のように液状で使用する場合は、0.1
〜5,000ppm、好ましくは1〜1,000ppm
の範囲から適宜選ぶのがよい。
【0066】本発明の殺虫剤は、他の殺虫剤、殺菌剤、
除草剤、肥料、植物成長調製剤を混合して使用すること
もできる。
【0067】次に、代表的な製剤例をあげて製剤方法を
具体的に説明する。化合物、添加剤の種類及び配合比率
は、これのみに限定されることなく広い範囲で変更可能
である。以下の説明において、%は重量百分率を示す。
【0068】製剤例1 乳剤 化合物(1)30%、シクロヘキサノン20%、ポリオ
キシエチレンアルキルアリールエーテル11%、アルキ
ルベンゼンスルホン酸カルシウム4%及びメチルナフタ
リン35%を均一に溶解して乳剤とした。
【0069】製剤例2 水和剤 化合物(1)40%、珪藻土15%、クレー15%、ホ
ワイトカーボン25%、ジナフチルメタンジスルホン酸
ナトリウム2%及びリグニンスルホン酸ナトリウム3%
を均一に混合粉砕して水和剤とした。
【0070】製剤例3 粉剤 化合物(9)2%、珪藻土5%及びクレー93%を均一
に混合粉砕して粉剤とした。
【0071】製剤例4 粒剤 化合物(9)5%、ラウリルアルコール硫酸エステルの
ナトリウム塩2%、リグニンスルホン酸ナトリウム5
%、カルボキシメチルセルロース2%及びクレー86%
を均一に混合粉砕する。この混合物100重量部に水2
0重量部を加えて練合し、押出式造粒機を用いて14〜
32メッシュの粒状に加工したのち、乾燥して粒剤とし
た。
【0072】
【発明の効果】本発明のトリアゾール誘導体はニカメイ
ガ、コナガ、シロイチモジヨトウ、ハスモンヨトウ等の
鱗翅目、イネミズゾウムシ、イネドロオイムシ、アズキ
ゾウムシ、コガネムシ等の甲虫目、トビイロウンカ、セ
ジロウンカ、ヒメトビウンカおよびツマグロヨコバイ等
のウンカヨコバイ類、アブラムシ類、カメムシ類等の半
翅目に対して優れた殺虫効果を示す。更に、イエバエ、
アカイエカなどの双翅目、チャバネゴキブリ等の直翅
目、ナミハダニ、ミカンハダニ等のハダニ類の防除にも
有効である。
【0073】次に本発明化合物の奏する効果について試
験例をもって説明する。尚、使用した比較薬剤aおよび
比較薬剤bは特開平2−91061号公報明細書記載化
合物であり、比較薬剤cは特開平2−91062号公報
明細書記載化合物であり、比較薬剤dは米国特許第49
25864号記載化合物であり、比較薬剤eおよび比較
薬剤fは米国特許第4957935号記載化合物であ
る。これらの比較薬剤は供試化合物と同様に製剤して使
用した。
【0074】比較薬剤a:5−(N,N−ジエチルアミ
ノ)−3−トリフルオロメチル−1−(2,4,6−ト
リクロロフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾ−ル 比較薬剤b:5−アミノ−3−メチル−1−(2,6−
ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−1H−
1,2,4−トリアゾ−ル 比較薬剤c:5−アミノ−3−(1,1−ビストリフル
オロメチルエチル)−1−(2,4,6−トリクロロフ
ェニル)−1H−1,2,4−トリアゾ−ル 比較薬剤d:5−(N,N−ジエチルアミノ)−3−t
ert−ブチル−1−(2−クロロ−4−トリフルオロ
メチル−6−フルオロ)−1H−1,2,4−トリアゾ
−ル 比較薬剤e:5−(N,N−ジエチルアミノ)−3−ト
リフルオロメチル−1−(2,6−ジクロロ−4−トリ
フルオロメチルフェニル)−1H−1,2,4−トリア
ゾ−ル 比較薬剤f:5−アミノ−3−トリフルオロメチル−1
−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニ
ル)−1H−1,2,4−トリアゾ−ル
【0075】試験例1 ツマグロヨコバイ殺虫試験 製剤例2に準じて調製した水和剤を500ppmの濃度
に水で希釈した。その薬液にイネ茎葉を浸漬し、風乾
後、試験管に静置した。その中にツマグロヨコバイ幼虫
5頭を放ち、脱脂綿で栓をした。その後、25℃の恒温
室に置き、2日後に死虫数を調査し、数1の計算式によ
り死虫率を求めた。求めた死虫率は、表2の基準により
評価し、その結果を表3に示した。なお、試験は2連制
で行った。
【0076】
【数1】
【0077】
【表2】
【0078】
【表3】
【0079】試験例2 ニカメイガ殺虫試験 製剤例2に準じて調製した水和剤を500ppmの濃度
に水で希釈した。その薬液にイネ芽だし籾を浸漬し、塩
化ビニール製カップに入れた。その中にニカメイガ幼虫
10頭を放ち、蓋をした。その後、25℃の恒温室に置
き、6日後に死虫数を調査し、数1の計算式により死虫
率を求めた。求めた死虫率は、表2の基準により評価
し、その結果を表4に示した。なお、試験は2連制で行
った。
【0080】
【表4】
【0081】試験例3 コナガ殺虫試験 製剤例2に準じて調製した水和剤を500ppmの濃度
に水で希釈した。その薬液にキャベツ葉を浸漬し、風乾
後、塩化ビニール製カップに入れた。その中にコナガ幼
虫10頭を放ち、蓋をした。その後、25℃の恒温室に
置き、6日後に死虫数を調査し、数1の計算式により死
虫率を求めた。求めた死虫率は、表2の基準により評価
し、その結果を表5に示した。なお、試験は2連制で行
った。
【0082】
【表5】
【0083】試験例4 イネミズゾウムシ殺虫試験 製剤例2に準じて調製した水和剤を10ppmの濃度に
水で希釈した。この薬液を直径90mmの塩化ビニール
製カップに入れた。その中にイネミズゾウムシ成虫5頭
を放ち、餌となるイネ葉を入れ、蓋をした。その後、2
5℃の恒温室に置き、4日後に死虫数を調査し、数1の
計算式により死虫率を求めた。求めた死虫率は、表2の
基準により評価し、その結果を表6に示した。なお、試
験は2連制で行った。
【0084】
【表6】
フロントページの続き (72)発明者 栗原 浩 静岡県小笠郡菊川町青葉台1丁目6番地の 4 (72)発明者 平野 忠美 静岡県掛川市葛ケ丘3丁目9番2号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 (式中、RとRは、同一または相異なり、水素原
    子、アルキル基、アルコキシカルボニル基またはアシル
    基を示す。またRとRは、相隣る窒素原子とともに
    アルコキシメチレンアミノ基またはヘテロ環を形成する
    こともできる。)にて表されるフェニルトリアゾール誘
    導体。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のフェニルトリアゾール誘
    導体を有効成分として含有する殺虫剤。
JP6079606A 1994-03-25 1994-03-25 フェニルトリアゾール誘導体及び殺虫剤 Pending JPH07258227A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5756522A (en) * 1995-12-21 1998-05-26 Sumitomo Chemical Company, Limited Triazole derivatives and uses thereof
JP2004182704A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 S T Chem Co Ltd 穀物・乾物用防虫剤及び穀物・乾物害虫の防虫方法
WO2006043635A1 (ja) * 2004-10-20 2006-04-27 Kumiai Chemical Industry Co., Ltd. 3-トリアゾリルフェニルスルフィド誘導体及びそれを有効成分として含有する殺虫・殺ダニ・殺線虫剤
CN103664811A (zh) * 2007-11-30 2014-03-26 庵原化学工业株式会社 (1h-1,2,4-三唑-1-基)芳基化合物及其制备方法

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