JPH0315126Y2 - - Google Patents

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JPH0315126Y2
JPH0315126Y2 JP1987008102U JP810287U JPH0315126Y2 JP H0315126 Y2 JPH0315126 Y2 JP H0315126Y2 JP 1987008102 U JP1987008102 U JP 1987008102U JP 810287 U JP810287 U JP 810287U JP H0315126 Y2 JPH0315126 Y2 JP H0315126Y2
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JP
Japan
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valve
strainer
filter
cutoff valve
cutoff
Prior art date
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JP1987008102U
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JPS63115415U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一般住宅やレストランや病院等の建
造設備において適宜配管された水道管やガス管等
の流体流路の適宜部位に設けられ、流路内の異物
を濾過除去するためのフイルターに関し、詳しく
は、流体入口につながる第一次流体通路内に、流
体出口につながる第二次流体通路の入口を開口さ
せ、且つ、該入口に遮断弁用の弁座を装着すると
共に、該弁座とこれに対向する前記第一次流体通
路の壁体とにわたつて筒状のストレーナを架設
し、更に該ストレーナ内に前記弁座に着座し得る
遮断弁用の弁体を配置してある遮断弁付きフイル
ターに関する。
〔従来の技術〕
従来、かかる遮断弁付きフイルターは、ストレ
ーナの下端部を弁箱の底壁に取付け、流体入口と
ストレーナとの間の流体通路の径を、流体入口の
径とほぼ同じか、又はそれそれよりも小径に形成
してあつた(例えば実開昭60−180894号公報)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の構成による遮断弁付
きフイルターでは、ストレーナの下端部を弁箱の
底壁に取付けてあつたために、ろ過物が弁箱の底
壁に溜つて、ストレーナの下部付近から上方に堆
積しかけてストレーナのろ過表面積を小さくして
通路内の流れを阻害すると共に、ろ過性能を低下
させやすいという欠点があつた。
また、流体入口とストレーナとの間の流体通路
の径を、流体入口の径とほぼ同じか、又はそれそ
れよりも小径に形成してあつたために、流体が流
体通路に入り込んでから流速を速める危険性があ
り、そのためストレーナ周部で流速が不均一にな
つてストレーナの部分の目づまりが早く進み、ろ
過性能がばら付きやすい欠点があつた。
本考案は、上記従来の欠点を解消し、ろ過性能
を長期間にわたつて高く維持できる遮断弁付きフ
イルターを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る遮断弁付きフイルターは、第一次
流体通路内で、ストレーナ下方に、ろ過物滞留空
間を配置し、流体入口と前記ストレーナとの間に
おける通路の径を前記前記流体入口の径よりも大
径に形成してある点に特徴を有し、その作用及び
効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、第一次流体通路内で、ストレーナ下方
に、ろ過物滞留空間を配置してあるから、ストレ
ーナでろ過されたろ過物は、自重によつて下方に
落下してこの滞留空間に滞まるようになり、スト
レーナの下部付近から上方に滞留しにくくなる。
従つて、ストレーナのろ過表面積の減少を防ぐこ
とができて、通路内の流れを阻害することが少な
くなる。
また、流体入口とストレーナとの間における通
路の径を前記流体入口の径よりも大径に形成して
あるから、流体が前記通路に入り込むと流速が減
少し、その結果、異物の中には、ストレーナに達
するまでに前記滞留空間に自重で落ちていくもの
もあり、他方ストレーナに達しても、目づまりと
なる前にストレーナから脱落していきやすい。
さらに、流速が減少することにより、ストレー
ナを通過する流速が、ストレーナの周囲において
均等化しやすくなり、目づまりがストレーナの一
部分に偏つて発生するのを防ぐことができ、スト
レーナのろ過性能が周部において不均等となるこ
とを防止できる。
〔考案の効果〕
従つて、目づまり等に起因するろ過性能の低下
を防ぐことができ、ろ過性能を長期間にわたつて
高く維持できる遮断弁付きフイルターを提供する
ことができた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図において、1は、底部の貫通孔1aに流
体入口部材2が装着されて流体入口Aが下向きに
開口されると共に内部に第一次流体通路Bが形成
された外筒体であり、該外筒体1の側壁には、流
体出口Cを有し中途で鉤状に屈曲した筒体3を挿
通させ得る貫通孔1bが穿設されると共に、その
上部には、遮断弁用のアクチユエータ4が冠着さ
れている。
前記外筒体1の側壁の貫通孔1bには、前記筒
体3がその流体出口C側を外側に位置させその出
口Cを横向きに開口させた状態で挿通固定され、
もつて前記第一次流体通路B内に流体出口C側の
第二次流体通路Dの入口3aが上向きに開口され
ている。
そして、前記筒体3の入口3aには、遮断弁用
の弁座5が外嵌装着されると共に、該弁座5とこ
れに対向する前記第1次流体通路Bの壁体即ち前
記外筒体1とにわたつて筒状のストレーナ6、詳
しくは多数の小孔が穿設された金属製の筒状体6
aに金属製の網状体6bを外嵌装着してなるスト
レーナ6が架設されている。更に、該ストレーナ
6内には、前記アクチユエータ4によつて弁棒9
を介して前記弁座5に直角な方向へ上下駆動され
る遮断弁用の弁体7、詳しくはアクチユエータ4
によつて前記弁座5に直角な方向へ上昇せしめら
れると前記弁座5から離座する一方、アクチユエ
ータ4による前記上昇のための力が解除されスプ
リング8の付勢力によつて前記弁座5に直角な方
向へ下降せしめられると前記弁座5に着座する遮
断弁用の弁体7が配置されている。そして、第一
次流体通路B内で、ストレーナ6下方には、ろ過
物滞留空間Sが形成されている。
また、流体入口Aとストレーナ6との間におけ
る通路の径を、流体入口Aの径よりも大径に形成
してある。
かくして構成された遮断弁付きフイルターにあ
つては、外筒体1の内部に第1次流体通路Bを遮
断するための遮断弁の弁体7とフイルター用のス
トレーナ6とが内装された状態となつている。
尚、前記ストレーナ6の材質は、金属以外にも
合成樹脂等の種々のものが考えられる。また、そ
の形状は、円筒状、多角形筒状等の種々の変更例
が考えられる。更に、その形態は、筒状体に多数
の小孔が穿設されたもの以外にもメツシユ状等の
種々の変更例が考えられる。
また、前記流体入口Aや前記流体出口Cの位置
は、上述の実施例に示す位置に限定されるもので
ないのはいうまでもない。
〔別実施例〕 上述の実施例における遮断弁は、弁体7が弁棒
9によつて弁座5に直角な方向に作動する止め弁
であつたが、該遮断弁は第2図に示す如く、弁体
7がストレーナ6内を昇降して前記筒体3の入口
3aに設けられた弁座11に離着座するプラグ状
のプラグ弁であつてもよい。また、板状の弁体が
弁座部分を開閉するゲート弁であつてもよい。こ
れらの場合は、弁構造に潤滑構造を有せしめるこ
とができる。
また、該遮断弁は、弁体が前記ストレーナ内を
昇降して前記筒体入口に設けられた弁座に離着座
する球状のボール弁(図示せず)であつてもよ
い。この場合は、弁構造が従来のコツクに類似し
たものとなる。
更に、該遮断弁は第3図に示す如く、前記筒体
3の入口3aに設けられた弁棒13を軸として円
板状の弁体7が回転する蝶形弁であつてもよい。
尚、この場合の外筒体1は、流体入口Aが横向き
に開口している。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る遮断弁付きフイルターの実
施例を示し、第1図はその縦断面図、第2図、第
3図は別実施例の縦断面図である。 A……流体入口、B……第一次流体通路、C…
…流体出口、D……第二次流体通路、S……ろ過
物滞留空間、3a……第二次流体通路の入口、1
……第一次流体通路の壁体、5……弁座、6……
ストレーナ、7……弁体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 流体入口Aにつながる第一次流体通路B内
    に、流体出口Cにつながる第二次流体通路Dの
    入口3aを開口させ、且つ、該入口3aに遮断
    弁用の弁座5を装着すると共に、該弁座5とこ
    れに対向する前記第一次流体通路Bの壁体1と
    にわたつて筒状のストレーナ6を架設し、更に
    該ストレーナ6内に前記弁座5に着座し得る遮
    断弁用の弁体7を配置してある遮断弁付きフイ
    ルターであつて、前記第一次流体通路B内で、
    前記ストレーナ6下方に、ろ過物滞留空間Sを
    配置し、前記流体入口Aと前記ストレーナ6と
    の間における通路の径を、前記流体入口Aの径
    よりも大径に形成してある遮断弁付きフイルタ
    ー。 2 前記遮断弁は止め弁である実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の遮断弁付きフイルター。 3 前記遮断弁はプラグ弁である実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の遮断弁付きフイルタ
    ー。 4 前記遮断弁はゲート弁である実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の遮断弁付きフイルタ
    ー。 5 前記遮断弁はボール弁である実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の遮断弁付きフイルタ
    ー。 6 前記遮断弁は蝶形状である実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の遮断弁付きフイルター。 7 前記遮断弁はスイング弁である実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の遮断弁付きフイルタ
    ー。 8 前記ストレーナ6が弁体7の上流側に位置す
    る実用新案登録請求の範囲第1項ないし第7項
    のいずれか一つに記載の遮断弁付きフイルタ
    ー。
JP1987008102U 1987-01-22 1987-01-22 Expired JPH0315126Y2 (ja)

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