JPH03151148A - 連鋳における2次冷却水流量計の異常検知方法 - Google Patents
連鋳における2次冷却水流量計の異常検知方法Info
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- JPH03151148A JPH03151148A JP28752989A JP28752989A JPH03151148A JP H03151148 A JPH03151148 A JP H03151148A JP 28752989 A JP28752989 A JP 28752989A JP 28752989 A JP28752989 A JP 28752989A JP H03151148 A JPH03151148 A JP H03151148A
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- 230000005856 abnormality Effects 0.000 title claims abstract description 14
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- 238000012795 verification Methods 0.000 description 4
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、連続鋳造における2次冷却水流量計の異常を
検知する方法に関するものである。
検知する方法に関するものである。
〈従来の技術〉
連続鋳造設備において、2次冷却水制御の良否はスラブ
表面割れやスラブ内部割れに大きく影響する。そこで特
開昭63−290670号公報に示されるような冷却水
制御に使用する流量計が精度よく動作しているか管理す
ることは重要である。
表面割れやスラブ内部割れに大きく影響する。そこで特
開昭63−290670号公報に示されるような冷却水
制御に使用する流量計が精度よく動作しているか管理す
ることは重要である。
従来は、流量チエツクとして、第2図のようにメイン配
管に検定用流量計17を入れ、操業の停止時に手動弁1
5を閉め、手動弁16を開けて、各ゾーンの流量計を検
定していた。この方法は、精度よく管理できるが、操業
を止めて行うのでロスタイムが発生し、また操業中に起
きた異常は検知できないという問題があった。
管に検定用流量計17を入れ、操業の停止時に手動弁1
5を閉め、手動弁16を開けて、各ゾーンの流量計を検
定していた。この方法は、精度よく管理できるが、操業
を止めて行うのでロスタイムが発生し、また操業中に起
きた異常は検知できないという問題があった。
また、第3図のように配管すれば、操業中にチエツク用
遮断弁18.19を開け、■ゾーン遮断弁3を閉めると
、基準用流量計2で1ゾーン流量計6を比較チエツクを
行うことができる。しかし、この方法は、配管、遮断弁
、シーケンス、計装工事が大幅に増えて、建設費がかさ
み、実現しにくく、また1ゾーン遮断弁3.チエツク用
遮断弁19を開閉すると配管圧mの影響が出て、1ゾ一
ン流m調節弁9の1次側の圧力が変化し、流量が一時的
に変動するという問題があった。
遮断弁18.19を開け、■ゾーン遮断弁3を閉めると
、基準用流量計2で1ゾーン流量計6を比較チエツクを
行うことができる。しかし、この方法は、配管、遮断弁
、シーケンス、計装工事が大幅に増えて、建設費がかさ
み、実現しにくく、また1ゾーン遮断弁3.チエツク用
遮断弁19を開閉すると配管圧mの影響が出て、1ゾ一
ン流m調節弁9の1次側の圧力が変化し、流量が一時的
に変動するという問題があった。
〈発明が解決しようとする課題〉
本発明は、前述のような従来技術の問題に鑑み、操業中
に2次冷却水流量計の異常を検知する方法を提供するた
めになされたものである。
に2次冷却水流量計の異常を検知する方法を提供するた
めになされたものである。
く課題を解決するための手段〉
本発明は、連続鋳造の2次冷却水配管のメイン配管に、
基準用流量計が配設されたパイロット配管を併設し、各
ゾーン流量計の流ffi総和とメイン配管径り、/パイ
ロット配管径り、とから求めたパイロット配管を流れる
流量Q′、と、基準用流量計の流ff1Q、とを比較す
ることによって、操業中に各ゾーン流量計の異常を検知
することを特徴とする連鋳における2次冷却水流量計の
異常検知方法である。
基準用流量計が配設されたパイロット配管を併設し、各
ゾーン流量計の流ffi総和とメイン配管径り、/パイ
ロット配管径り、とから求めたパイロット配管を流れる
流量Q′、と、基準用流量計の流ff1Q、とを比較す
ることによって、操業中に各ゾーン流量計の異常を検知
することを特徴とする連鋳における2次冷却水流量計の
異常検知方法である。
く作用〉
n系統の冷却ゾーンに分けられた2次冷却水配管系統に
おける本発明の適用例を第1図に示した。
おける本発明の適用例を第1図に示した。
本発明は、メイン配管に、メイン配管13゛より小さい
径、例えばメイン配管の1/nサイズのパイロット配管
14と基準用流量計2とを併設し、各ゾーン流量計の流
量総和Q7と、(メイン配管径DH/パイロット配管径
り、)と、基準用流量計2の流量Q、とを用いて各ゾー
ン流量計が異常であるか正常であるかを判断する方法を
提供するものである。ここで、メイン配管を流れる流f
itQ、。
径、例えばメイン配管の1/nサイズのパイロット配管
14と基準用流量計2とを併設し、各ゾーン流量計の流
量総和Q7と、(メイン配管径DH/パイロット配管径
り、)と、基準用流量計2の流量Q、とを用いて各ゾー
ン流量計が異常であるか正常であるかを判断する方法を
提供するものである。ここで、メイン配管を流れる流f
itQ、。
パイロット配管を流れる流量Q′2.各ゾーン流量計の
流量総和Qアとの間には次の関係式が成り立つ。
流量総和Qアとの間には次の関係式が成り立つ。
Q、−QT −Q’、 ・・・ ・・・・・
(3)(2)、 (3)式から次の(4)式が求められ
る。
(3)(2)、 (3)式から次の(4)式が求められ
る。
(4)式によって各ゾーン流量計の流量総和Q1から求
めた流ff1Q’、と基準用流量計の流IQ、とを比較
し、その差が判定値以上となったときに各ゾーン流量計
が異常であると判定できる。
めた流ff1Q’、と基準用流量計の流IQ、とを比較
し、その差が判定値以上となったときに各ゾーン流量計
が異常であると判定できる。
すなわち、
(5)
の状態になったとき各ゾーン流量計が異常であると判定
できる。この判定値としてはQ、の5〜10%を目安と
して採用する。
できる。この判定値としてはQ、の5〜10%を目安と
して採用する。
なお、パイロット配管をメイン配管の1/nサイズと例
示したが、これに限定されるものではない、しかし、余
り小サイズとすると流量誤差が大きくなり、一方大サイ
ズとすると高価となるので、現実には両者を勘案してパ
イロット配管のサイズを選定する。
示したが、これに限定されるものではない、しかし、余
り小サイズとすると流量誤差が大きくなり、一方大サイ
ズとすると高価となるので、現実には両者を勘案してパ
イロット配管のサイズを選定する。
鋳込開始時は、lゾーンから各ゾーン遮断弁34.5を
順次開けていくので、基準用流量計の流量と各ゾーン流
量計の流■とを比較すれば、異常な流量計を判別できる
。
順次開けていくので、基準用流量計の流量と各ゾーン流
量計の流■とを比較すれば、異常な流量計を判別できる
。
同様に鋳込終了時は、1ゾーンから各ゾーン遮に弁3.
4.5を順次閉めていくので異常な流量計を判別できる
。
4.5を順次閉めていくので異常な流量計を判別できる
。
なお、本発明方法は、基準用流量計2が配設されたパイ
ロット配管14aを併設することが望ましいが、従来方
法の第2図おける手動弁15.16を開放し、検定用流
量計17および配管14bを、本発明に係る基準用・流
量計およびパイロット配管として使用し、本発明方法を
第2図の従来設備に適用することもできる。
ロット配管14aを併設することが望ましいが、従来方
法の第2図おける手動弁15.16を開放し、検定用流
量計17および配管14bを、本発明に係る基準用・流
量計およびパイロット配管として使用し、本発明方法を
第2図の従来設備に適用することもできる。
〈実施例〉
10ゾーンである2次冷却水の主管遮断弁1の後のノズ
ル側に、主管サイズ400^−φの1/4のサイズのパ
イロット配管と基準用流量計とを併設し、前記(5)式
にも七づき各ゾーン流量計の流量総和と基準用流量計の
流量とを比較することによって、各ゾーンの流量計の異
常を検知した。
ル側に、主管サイズ400^−φの1/4のサイズのパ
イロット配管と基準用流量計とを併設し、前記(5)式
にも七づき各ゾーン流量計の流量総和と基準用流量計の
流量とを比較することによって、各ゾーンの流量計の異
常を検知した。
異常な流量計のゾーンの判別は、鋳込開始時にはゾーン
遮断弁3,4.5を順次開けるので、開いている遮断弁
で判別した。また、鋳込終了時には、順次閉めるので同
様に異常な流量計のゾーンを遮断弁で判別した。
遮断弁3,4.5を順次開けるので、開いている遮断弁
で判別した。また、鋳込終了時には、順次閉めるので同
様に異常な流量計のゾーンを遮断弁で判別した。
本発明方法によると、2次冷却水流量計の異常が操業中
に分り、異常を検知した時点で操業を停止しトラブルに
対する処置をすることができるようになった。
に分り、異常を検知した時点で操業を停止しトラブルに
対する処置をすることができるようになった。
〈発明の効果〉
本発明方法によると、2次冷却水流量計の異常が操業中
に検知することができ、2次冷却水制御不良によるスラ
ブ表面割れや内部割れを大幅に減少できた。
に検知することができ、2次冷却水制御不良によるスラ
ブ表面割れや内部割れを大幅に減少できた。
第1図は、本発明方法を説明するための2次冷却水配管
系統図、第2図および第3図は、従来方法を説明するた
めの2次冷却水配管系統図である。 1・・・主管遮断弁、 2・・・基準用流量計、3・
・・lゾーン遮断弁、4・・・2ゾーン遮断弁、5・・
・nゾーン遮断弁、6・・・1ゾーン流量計、7・・・
2ゾーン流量計、8・・・nゾーン流量計、9・・・l
ゾーン流fi11節弁、 10・・・2ゾ一ン流量!11節弁、 11・・・nゾーン流量111節弁、 12・・・スプレーノズル、13・・・メイン配管、1
4a・・・パイロット配管、 14b・・・配管、 15・・・操業用手動弁、
16・・・検定用手動弁、 17・・・検定用流量計、
18・・・チエツク用遮断弁、 19・・・lゾーンチエツク用遮断弁、20・・・2ゾ
ーンヂエツク用遮断弁、21・・・nゾーンチエツク用
遮断弁。
系統図、第2図および第3図は、従来方法を説明するた
めの2次冷却水配管系統図である。 1・・・主管遮断弁、 2・・・基準用流量計、3・
・・lゾーン遮断弁、4・・・2ゾーン遮断弁、5・・
・nゾーン遮断弁、6・・・1ゾーン流量計、7・・・
2ゾーン流量計、8・・・nゾーン流量計、9・・・l
ゾーン流fi11節弁、 10・・・2ゾ一ン流量!11節弁、 11・・・nゾーン流量111節弁、 12・・・スプレーノズル、13・・・メイン配管、1
4a・・・パイロット配管、 14b・・・配管、 15・・・操業用手動弁、
16・・・検定用手動弁、 17・・・検定用流量計、
18・・・チエツク用遮断弁、 19・・・lゾーンチエツク用遮断弁、20・・・2ゾ
ーンヂエツク用遮断弁、21・・・nゾーンチエツク用
遮断弁。
Claims (1)
- 連続鋳造の2次冷却水配管のメイン配管に、基準用流量
計が配設されたパイロット配管を併設し、各ゾーン流量
計の流量総和とメイン配管径D_M/パイロット配管径
D_Pとから求めたパイロット配管を流れる流量Q′_
Pと、基準用流量計の流量Q_Pとを比較することによ
って、操業中に各ゾーン流量計の異常を検知することを
特徴とする連鋳における2次冷却水流量計の異常検知方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28752989A JPH03151148A (ja) | 1989-11-06 | 1989-11-06 | 連鋳における2次冷却水流量計の異常検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28752989A JPH03151148A (ja) | 1989-11-06 | 1989-11-06 | 連鋳における2次冷却水流量計の異常検知方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03151148A true JPH03151148A (ja) | 1991-06-27 |
Family
ID=17718519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28752989A Pending JPH03151148A (ja) | 1989-11-06 | 1989-11-06 | 連鋳における2次冷却水流量計の異常検知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03151148A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009097977A1 (de) * | 2008-02-06 | 2009-08-13 | Sms Siemag Ag | Verfahren und einrichtungen zur regelung von stellgrössen in hütten-technischen anlagen |
CN107671252A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-02-09 | 四川德胜集团钒钛有限公司 | 一种连铸二冷配水系统 |
WO2018119550A1 (zh) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种薄带连铸带钢冷却机构及其冷却方法 |
CN114619009A (zh) * | 2022-03-23 | 2022-06-14 | 重庆钢铁股份有限公司 | 一种板坯连铸二次冷却水异常的检测处理方法 |
-
1989
- 1989-11-06 JP JP28752989A patent/JPH03151148A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009097977A1 (de) * | 2008-02-06 | 2009-08-13 | Sms Siemag Ag | Verfahren und einrichtungen zur regelung von stellgrössen in hütten-technischen anlagen |
WO2018119550A1 (zh) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种薄带连铸带钢冷却机构及其冷却方法 |
CN107671252A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-02-09 | 四川德胜集团钒钛有限公司 | 一种连铸二冷配水系统 |
CN114619009A (zh) * | 2022-03-23 | 2022-06-14 | 重庆钢铁股份有限公司 | 一种板坯连铸二次冷却水异常的检测处理方法 |
CN114619009B (zh) * | 2022-03-23 | 2023-09-19 | 重庆钢铁股份有限公司 | 一种板坯连铸二次冷却水异常的检测处理方法 |
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