JPS63290670A - 鋼の連鋳鋳片の２次冷却用スプレイノズルの詰り検知方法 - Google Patents
鋼の連鋳鋳片の２次冷却用スプレイノズルの詰り検知方法Info
- Publication number
- JPS63290670A JPS63290670A JP12399287A JP12399287A JPS63290670A JP S63290670 A JPS63290670 A JP S63290670A JP 12399287 A JP12399287 A JP 12399287A JP 12399287 A JP12399287 A JP 12399287A JP S63290670 A JPS63290670 A JP S63290670A
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Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は鋼の連続鋳造鋳片の２次冷却用スプレィノズル
の詰り状況を検知する方法に関する。
の詰り状況を検知する方法に関する。
従来、連続鋳造鋳片の２次冷却用スプレィノズルの詰り
状況はｐＩ造中に認識することができず、鋳込み切れ時
に作業員が直接目視によって観察していた。そのためこ
れによる時間ロスが発生し、＃ＰＩ造時開時間率下の原
因となる。
状況はｐＩ造中に認識することができず、鋳込み切れ時
に作業員が直接目視によって観察していた。そのためこ
れによる時間ロスが発生し、＃ＰＩ造時開時間率下の原
因となる。
また、鋳造中ノズル詰りの状況を認識することができな
いため、鋳造後マクロサンプルなどでスラブの内部割れ
状況をチェックすることにより始めて異常がわかり、そ
の間に鋳造したスラブは品質管理が不十分となり、これ
らを再検査しなくてはならない。
いため、鋳造後マクロサンプルなどでスラブの内部割れ
状況をチェックすることにより始めて異常がわかり、そ
の間に鋳造したスラブは品質管理が不十分となり、これ
らを再検査しなくてはならない。
本発明は、鋳造中にノズル詰り検知を行うことにより、
ノズル詰りによるスラブ内部品質欠陥の発生を防止し、
また定期的に作業員が実施するノズル詰りチェック作業
を廃止することにより、鋳造時間率の低下を防止するこ
とを目的とする。
ノズル詰りによるスラブ内部品質欠陥の発生を防止し、
また定期的に作業員が実施するノズル詰りチェック作業
を廃止することにより、鋳造時間率の低下を防止するこ
とを目的とする。
本発明は鋼の連続鋳造の鋳片を冷却する２次冷却用スプ
レィノズル詰りの検知方法であって、次の技術手段を特
徴とするものである。
レィノズル詰りの検知方法であって、次の技術手段を特
徴とするものである。
（Ｄ 鋼の連続鋳造において、鋳造する鋳片幅に応じて
、２次冷却（水スプレィ、ミストスプレィ）を２系統以
上の幅切りの実施が可能なように複数の組に分けた構造
とする。
、２次冷却（水スプレィ、ミストスプレィ）を２系統以
上の幅切りの実施が可能なように複数の組に分けた構造
とする。
ここでスプレィの幅切りとは、連鋳鋳片に応じて、スプ
レィノズルの両端部の水噴射を止めることを言う。例え
ば第１図において、鋳片ｌの幅がＷｌのとき両端のスプ
レィノズル２Ｃを停止し、鋳片の幅がＷｌのときスプレ
ィノズル２ｂと２０を停止することである。本発明では
この幅切りをできるように２次冷却系統を２以上の系統
３ａ。
レィノズルの両端部の水噴射を止めることを言う。例え
ば第１図において、鋳片ｌの幅がＷｌのとき両端のスプ
レィノズル２Ｃを停止し、鋳片の幅がＷｌのときスプレ
ィノズル２ｂと２０を停止することである。本発明では
この幅切りをできるように２次冷却系統を２以上の系統
３ａ。
３ｂ、３ｃ、・・・のように分ける。
■ 幅切りを実施する各系統毎に流量計４，５を設置し
、実際に流れている水量を測定する。
、実際に流れている水量を測定する。
■ 連鋳の操業監視を行うＣＲＴ画面内に、各冷却水系
統３ａ、３ｂ、３ｃの流量バランス（流量比）の理論値
と実測値を出力し、この理論値と実測値の大小を比較す
ることによりノズル詰りを検知する。ここで言う理論値
は、各系統のノズル２ａ、２ｂ、２ｃの個数比より決定
される値である。
統３ａ、３ｂ、３ｃの流量バランス（流量比）の理論値
と実測値を出力し、この理論値と実測値の大小を比較す
ることによりノズル詰りを検知する。ここで言う理論値
は、各系統のノズル２ａ、２ｂ、２ｃの個数比より決定
される値である。
鋼の連続鋳造において、２次冷却水を鋳片幅に応じ２段
以上の幅切りを実施する。第１図はミストスプレィであ
って、系統３ａ、３ｂ、３ｃに分け３段幅切りを実施し
た例であ己、ここで冷却水系統３ａは鋳片幅の如何に拘
らず、常時２次冷却を行う系統であり、冷却水系統３ｂ
、３ｃは鋳片幅ｗｌ、ｗ２に応じ幅切りを実施する系統
である。また各系統に分けた前後に流量計４．５を設置
し、合計水量と各系統毎の水量の両方を測定する。合計
の流量制御は各系統への分岐点前でのみ行い、各系統へ
の配分はノズル個数によって決定される。
以上の幅切りを実施する。第１図はミストスプレィであ
って、系統３ａ、３ｂ、３ｃに分け３段幅切りを実施し
た例であ己、ここで冷却水系統３ａは鋳片幅の如何に拘
らず、常時２次冷却を行う系統であり、冷却水系統３ｂ
、３ｃは鋳片幅ｗｌ、ｗ２に応じ幅切りを実施する系統
である。また各系統に分けた前後に流量計４．５を設置
し、合計水量と各系統毎の水量の両方を測定する。合計
の流量制御は各系統への分岐点前でのみ行い、各系統へ
の配分はノズル個数によって決定される。
Ｆを合計水量、Ｑを分岐後の本州とすると、幅切り状況
に応じＦとＱの比はノズル個数比となるはずである。こ
のＱ／Ｆの理論値の例を：第１表に示す。
に応じＦとＱの比はノズル個数比となるはずである。こ
のＱ／Ｆの理論値の例を：第１表に示す。
合計水量（Ｆ）と分岐点後の水ｆｆ１（Ｑ）の理論値と
実績値を比較し、流量計の測定誤差（例えば１％）の範
囲を越えた場合にはノズル詰りとして警報を発する。
実績値を比較し、流量計の測定誤差（例えば１％）の範
囲を越えた場合にはノズル詰りとして警報を発する。
ノズル詰りの発生部位は次のようε判断される。
（ｉ） Ｑ／Ｆ（理論値） ＞Ｑ／Ｆ Ｃ実績値）幅
切り系統３ｂ、３ｃでノズル詰りか発生している。
切り系統３ｂ、３ｃでノズル詰りか発生している。
（ｉｉ） Ｑ／Ｆ Ｃ理論値） ＜Ｑ／Ｆ （実績値
）系統３ａでノズル詰りか発生している。
）系統３ａでノズル詰りか発生している。
第１図は本発明を好適に実施することのできる冷却水系
統の実施例のフローシート、第２図は連鋳鋳片の冷却ゾ
ーンを示す説明図である。
統の実施例のフローシート、第２図は連鋳鋳片の冷却ゾ
ーンを示す説明図である。
第１図に示すように冷却水系統は鋳片ｌの幅ｗｌ 、ｗ
２ 、ｗ３の変化に応じて冷却水のスプレィ幅切りが可
能なように系統３ａ、３ｂ、３ｃのように分岐されてい
る。系統３ａ、３ｂ、３ｃにはスプレィ２ａ、２ｂ、２
ｃがそれぞれ接続されている０分岐された系統は遮断弁
７，７ｂ、７ｃによって遮断することができ、また流量
を調節できる手動バタフライ弁８ａ、８ｂ、８ｃを備え
ている。
２ 、ｗ３の変化に応じて冷却水のスプレィ幅切りが可
能なように系統３ａ、３ｂ、３ｃのように分岐されてい
る。系統３ａ、３ｂ、３ｃにはスプレィ２ａ、２ｂ、２
ｃがそれぞれ接続されている０分岐された系統は遮断弁
７，７ｂ、７ｃによって遮断することができ、また流量
を調節できる手動バタフライ弁８ａ、８ｂ、８ｃを備え
ている。
分岐された系統には、その流量を測定することができる
ように、それぞれ流量計４，５を設ける。
ように、それぞれ流量計４，５を設ける。
第２図に示すように、モールド１０から下方に引き出さ
れている連鋳鋳片ｌの２次冷却ゾーンがＴゾーンから■
ゾーンまであり、そのうち■〜■ゾーンでは鋳片ｌの湾
曲内側ＩＩａ〜ＶＩａ、鋳片１の湾曲外側ｎｂ〜■ｂで
別々に幅切り制御を行った。
れている連鋳鋳片ｌの２次冷却ゾーンがＴゾーンから■
ゾーンまであり、そのうち■〜■ゾーンでは鋳片ｌの湾
曲内側ＩＩａ〜ＶＩａ、鋳片１の湾曲外側ｎｂ〜■ｂで
別々に幅切り制御を行った。
第２表に示すようなＣＲＴ上のノズル詰り監視画面によ
り、ノズル詰りを監視するとともにノズル詰りの有無の
警報を出す。この時各鋳片輻に対応する幅切りは第１図
および第１表に示した通りである。
り、ノズル詰りを監視するとともにノズル詰りの有無の
警報を出す。この時各鋳片輻に対応する幅切りは第１図
および第１表に示した通りである。
第２表の画面からゾーンＩＶｂにおいてノズル詰りのあ
ることをオンラインで判定することができる。
ることをオンラインで判定することができる。
〔発明の効果〕
本発明方法により連鋳鋳片冷却水ノズル詰りの状況をオ
ンラインで連続的に監視し、ノズル詰りを素速く検知し
、対処することができ、スラブの内部欠陥、表面欠陥発
生の防止を図ることができた。
ンラインで連続的に監視し、ノズル詰りを素速く検知し
、対処することができ、スラブの内部欠陥、表面欠陥発
生の防止を図ることができた。
また定期的なノズル詰りチェック作業を省略することが
でき、ロスタイムの減少を図ることができた。
でき、ロスタイムの減少を図ることができた。
第１図は本発明方法の実施に用いる２次冷却の幅切り系
統図、第２図は実機における２次冷却帯ゾーンを示す連
鋳鋳片の側面図である。 ｌ・・・鋳片 ２ａ、２ｂ、２ｃ・・・スプレィノズル３ａ、３ｂ、３
ｃ・・・冷却水系統 ４．５・・・流量系 ６・・・調節弁 ７．７ｂ 、７ｃ・・・遮断弁 ８ａ、８ｂ、８ｃ・・・手動バタフライ弁１０・・・モ
ールド
統図、第２図は実機における２次冷却帯ゾーンを示す連
鋳鋳片の側面図である。 ｌ・・・鋳片 ２ａ、２ｂ、２ｃ・・・スプレィノズル３ａ、３ｂ、３
ｃ・・・冷却水系統 ４．５・・・流量系 ６・・・調節弁 ７．７ｂ 、７ｃ・・・遮断弁 ８ａ、８ｂ、８ｃ・・・手動バタフライ弁１０・・・モ
ールド
Claims (1)
- １ 連鋳鋳片を冷却する２次冷却水の系統をスプレイ幅
切りを行う複数の組ごとに分けてそれぞれ流量を測定し
、各組のノズル個数より決定される流量比の理論値と実
測値とを比較し、各系統のノズル詰りを判定することを
特徴とする鋼の連続鋳造における２次冷却用スプレイノ
ズルの詰り検知方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12399287A JPS63290670A (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 鋼の連鋳鋳片の２次冷却用スプレイノズルの詰り検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12399287A JPS63290670A (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 鋼の連鋳鋳片の２次冷却用スプレイノズルの詰り検知方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63290670A true JPS63290670A (ja) | 1988-11-28 |
Family
ID=14874360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12399287A Pending JPS63290670A (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 鋼の連鋳鋳片の２次冷却用スプレイノズルの詰り検知方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63290670A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011235327A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Jfe Steel Corp | 連続鋳造設備における冷却水供給配管の詰まり判定方法 |
| CN102489680A (zh) * | 2011-12-28 | 2012-06-13 | 东北大学 | 一种智能控制宽厚板坯矫直区内弧角部温度的系统及方法 |
| CN103480812A (zh) * | 2013-08-16 | 2014-01-01 | 中国重型机械研究院有限公司 | 一种配有幅切支路的二冷水支路系统 |
| CN109579902A (zh) * | 2018-11-05 | 2019-04-05 | 首钢集团有限公司 | 一种结晶器水口堵塞评价装置及方法 |
| CN111257153A (zh) * | 2020-02-12 | 2020-06-09 | 首钢集团有限公司 | 一种浸入式水口堵塞程度评价装置及方法 |
-
1987
- 1987-05-22 JP JP12399287A patent/JPS63290670A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011235327A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Jfe Steel Corp | 連続鋳造設備における冷却水供給配管の詰まり判定方法 |
| CN102489680A (zh) * | 2011-12-28 | 2012-06-13 | 东北大学 | 一种智能控制宽厚板坯矫直区内弧角部温度的系统及方法 |
| CN103480812A (zh) * | 2013-08-16 | 2014-01-01 | 中国重型机械研究院有限公司 | 一种配有幅切支路的二冷水支路系统 |
| CN109579902A (zh) * | 2018-11-05 | 2019-04-05 | 首钢集团有限公司 | 一种结晶器水口堵塞评价装置及方法 |
| CN109579902B (zh) * | 2018-11-05 | 2021-03-23 | 首钢集团有限公司 | 一种结晶器水口堵塞判断装置及方法 |
| CN111257153A (zh) * | 2020-02-12 | 2020-06-09 | 首钢集团有限公司 | 一种浸入式水口堵塞程度评价装置及方法 |
| CN111257153B (zh) * | 2020-02-12 | 2022-05-20 | 首钢集团有限公司 | 一种浸入式水口堵塞程度评价装置及方法 |
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