JPH03150634A - 中央演算処理装置 - Google Patents

中央演算処理装置

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JPH03150634A
JPH03150634A JP1290667A JP29066789A JPH03150634A JP H03150634 A JPH03150634 A JP H03150634A JP 1290667 A JP1290667 A JP 1290667A JP 29066789 A JP29066789 A JP 29066789A JP H03150634 A JPH03150634 A JP H03150634A
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山浦 慎一
Takashi Yasui
隆 安井
Keiichi Yoshioka
圭一 吉岡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、中央演算処理装置に関する。
[従来の技術とその課題] 中央演算処理装置(以下CPUと記す)にて、現在実行
中のプログラムを中断し他のプログラムアドレスへ飛び
演算を実行する分岐命令1こおいて、分岐の有無の処理
をCPUの制御部で行う場合、分岐条件のデータが制御
部へ送出されるが、通常、その分岐条件のデータはCP
Uの動作状態を示すステータスフラグデータが使用され
る。そして制御部に供給されたステータスフラグデータ
は、制御部に備わる、ANDプレーンとORプレーンで
構成されるプログラマブル・ロジック・アレイ (以下
PLAと記す)のプログラムにより解読され分岐の有無
を表す信号を作成する。
従来、制御部に供給された上記ステータスフラグデータ
による分岐の有無の処理は、ステータスフラグのすべて
のビットデータが上記PLAを構成するORプレーンに
供給され、ANDプレーンにて発生した信号をORプレ
ーンで禁止するか、もしくはANDプレーンで発生しな
かった信号をORプレーンで発生して行われていた。
ところがこの方法では、ステータスフラグデータがOR
プレーンに供給されることよりORブレ−ンより送出さ
れる信号が分岐命令による出力信号であるのかANDプ
レーンからの信号であるのか判断が困難であり、AND
プレーンに供給される他のデータと組み合わせて制御を
行うことが難しく、例えばANDプレーンへ供給される
指定する命令に対応して分岐動作を実行させるというよ
うな細かい制御ができないという問題点がある。
又、上記ステータスフラグデータをすべて上記ORプレ
ーンに供給することで、PLAに供給される入力信号が
増加し、通常ANDプレーンにだけ供給される命令等の
信号がORプレーンにも供給されることで制御プログラ
ムが複雑になる等、PLA単体としての独立性に欠ける
という問題点がある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、ANDプレーンへ供給される命令毎に分岐動作が
行える細かい制御が可能で、PLA単体としての独立性
を有する中央演算処理装置を提供することを目的とする
[課題を解決するための手段] 本発明は、中央演算処理装置の動作状態を示す情報が格
納されているプロセッサ・ステイタス・レジスタと、 プログラム実行順序を変更する分岐を表す情報を上記プ
ロセッサ・ステイタス・レジスタに格納されている情報
にてエンコードし分岐するか否かを示す信号を発生する
分岐検出部と、 ORプレーンが接続されPLAを構成し上記分岐検出部
が送出する信号が供給されるANDプレーンと、を備え
たことを特徴とする。
[作用] 分岐検出部の出力側がPLAを構成しているANDプレ
ーンへ接続されることは、ANDプレーンに供給される
他の情報と組み合わせて分岐命令の実行の有無を実行す
るという細かい制御が行えるように作用する。又、分岐
の有無の信号がPLAを構成しているANDプレーンへ
供給されることは、ANDプレーンに供給される他のデ
ータと同様に処理することができPLAだけを独立して
構成可能なように作用する。
[実施例] まず、本発明の中央演算処理装置における一実施例にお
ける構成の概略を第4図ないし第6図a。
b、cを参照し以下に説明する。
第5図は、プログラミングモデルであり、本CPUの基
本語長は8ビツトである。
アドレス空間は、プログラムをアクセスする際、プログ
ラムカウンタ(以下PCと記す)は24ビツト(PBC
,PCH,PCL)を有しており、リニアアドレスで1
6Mバイトをアクセス可能としている。尚、PBCとは
プログラム・バンク・カウンタレジスタ(以下PBCと
記す)、PCHとはプログラム・カウンタレジスタH(
以下PCHと記す)、PCLとはプログラム・カウンタ
レジスタしく以下PCLと記す)である。
一方、データをアクセスする時は、バンク方式を用いて
おり、バンクアドレスとしては、基本的にデータバンク
レジスタ(以下DBRと記す(8ビツト))が出力され
、従って、64にバイトリニアで256バンクを用いて
、16Mバイトのアクセスを可能にしている。
尚、バンクアドレスとしてのDBRの出力については後
述のMl、MQフラグにて説明する。
また、複数の汎用レジスタ(WO〜W3:16ビツト)
があり、特に、WQ、Wlの両レジスタは8ビツトごと
に分別され、8ビットレジスタRO,R1゜R2,R3
として使用することもできる。
故に、本CPUでは、演算のデータサイズとして8ビツ
ト、16ビツトの両方のサイズのデータを命令により区
別して扱うことが可能である。
さらに、スタック空間としては、スタックポインタレジ
スタ(以下SPと記す)として16ビツトレジスタを用
意しており、リニアに64にバイトのアクセスをおこな
う。ただし、バンクアドレスは、100″hに固定され
ている。
そして、プログラムスティタスレジスタ(以下PSRと
記す)は現在のCPUの動作状態を示しており、具体的
には、N、V、Z、Cの各フラグは、演算の結果により
変化し、1フラグは、割り込み要求の受付けの可否を示
し、Dフラグは、加減算命令の結果の補正に関し、D=
1ならば、加減算命令の実行結果は自動的にlO進補正
される。
Ml、MOフラグは、データ空間をアクセスする際、出
力されるバンクアドレスの選択を可能にするフラグであ
る。従って、Ml、MOフラグを任意の値に設定(この
CPUでは命令で更新する)する事により、データアク
セスの際に、出力されるバンクアドレスをDBR値、”
oo”h等の定数の何れかを選択して出力し様々なメモ
リのアプリケーションに対応させる。
ファーストベージレジスタ(以下FPRと記す)はデー
タアクセス時のアドレス・ポインタとなるレジスタで、
ファースト祷ダイレクトと呼ぶアドレッシング・モード
で使用される。尚、アドレッシングとは、データの格納
先のアドレスを指定することをいう。
このアドレッシング・モードではオペランド・データと
して8ビツトのデータのみをフェッチしてそのデータを
実効アドレスのロー(ピット7〜ビツト0)とし、ハイ
(ビット15〜ビツト8)をFPHの内容とするアドレ
ッシングモードニtiJいて有効となるレジスタである
ただしこのときも、出力されるバンクアドレスは、Ml
、MOのフラグ状態に従う。
このアドレッシング・モードは、オペランドデータをI
バイトのみフェッチするだけなので、同一ページアドレ
ス内(アドレスのビット15〜ビツト8が一定値)の高
速なデータのアクセスが可能となる。
第6図aないし第6図Cは、本CPUの命令形式につい
て示したものであり、このCPUは基本語長は、前述の
ように8ビツトであり、オペコードの前にブリバイトと
呼ばれる命令拡張用の1バイトデータをフェッチする形
式をとる。
基本的にブリバイト・データは、アドレッシング・モー
ドに係る情報を有し、オペコードが実行すべき命令の内
容を持っている。
但し、命令の使用頻度が高いものについては、命令コー
ド長と実行時間の短縮を図るため、「形式1」に示すよ
うに、短縮命令と呼ぶブリバイトの無いオペコード内に
アドレッシング及び命令の内容を含んだ命令を用意する
さらに、オペランドデータは2種類の配置形式をもって
いる。第6図すに示す「形式2」は、ブリバイトの次に
オペコードを配置し、その後にオペランドデータを配す
る形式であり、「形式3」はブリバイトとオペコードの
間にもオペランドデータを配置する。
特に、第6図Cに示す形式3のブリバイトとオペコード
の間のオペランドデータは、ディスプレースメント付ア
ドレッシングで使用される。
ここでいうディスプレースメント付アドレッシングとは
、データのアクセスのための実効アドレスの発生時に、
内部レジスタデータにオペランドでフェッチされたデー
タもしくは、オペランドで指定されたレジスタの値をオ
フセットとして加算することで実効アドレスを発生する
アドレッシングのことを示す。
このアドレッシング・モードが使用される際、もし形式
2のようなオペランドデータの配置形式を取れば、ディ
スプレースメントのオペランドデータをフェッチした後
、実効アドレスを計算するために、時間を要し、オペラ
ンドのディスプレースメント・データのフェッチの後、
複数のアイドルサイクルが存在することになる。
しかし、形式3の配置をこのとき用いて、ブリバイトと
オペコードの間にディスプレースメントデータを配置す
れば、実効アドレス発生のための計算をオペコードのフ
ェッチサイクルに重複して行なう事ができ、無駄なアイ
ドルサイクルの発生を防ぐ。
第4図は、ブロックレベルの構成図であり、本CPUは
主に制御部lと演算部2の2つの機能部に大別される。
初めに、制御部lであるがここは、命令の実行を制御す
る機能を持っている。
動作としては、命令の実行に際し、外部からデータバス
(D7〜DO)を介して、DIL15に入力された命令
コードは、ブリバイトIR3或いはオペコードIR4の
各インストラクションレジス夕に格納され次の命令が発
生するまで保持される。
そして、これらのインストラクションレジスタの複数の
出力5,6と命令シーケンスのタイミングを制御するT
CU7の出力がAND−ORのPLAで構成された命令
デコード回路8.9,1011に入力され、命令とタイ
ミングに応じたデコード結果13を出力する。
さらにそのデコード結果は、ECl12というインター
フェース回路を介して、演算部2に対してタイミングを
整えて演算部2を制御すべき複数の制御信号14を発生
する。
但し、本CPυにおいて、PLAの構成は、ANDプレ
ーンをプリバイト用(構成部分8)と、オペコード用(
構成部分10)の2種類もち、ORプレーン9,11を
共有した形をとる。
これは、先の命令形式でも記述した様に、ブリバイト部
は、アドレッシングモードの情報を有し、オペフード部
が命令のオペレージ目ン内容を含むため、PLA上でも
機能的に、分類することでデコードの容易化と冗長性を
排除し、機能別(ブリバイトかオペコード)で最小のP
LA(特に、ANDプレーン)を実現させている。
そして、この2分割されたPLAのANDプレーン8.
10は、インクラブド制御21からの入力信号24によ
り、ANDプレーンの両方を動作状態にするか、一方A
NDプレーンlOを非動作状態にせしめることもできる
。ここで割り込みのシーケンスの制御コードは、全て、
プリバイト側のANDプレーン8にコードが割り付けら
れており、割り込みの処理時にオペコード側のANDプ
レーン10は非動作状態にある。
演算部2は、上記の制御信号にしたがって、演算やCP
U外部とのデータのアクセスを行なう。
内部バスとしては、基本的にMB、DB、SBの3種類
8ビツトバスを有し、各機能部とのデータのやりとりを
行なう。
機能としては、上述のプログラミングモデルで示したレ
ジスタ群や、データや実効アドレスの演算を行なう8ビ
ツトALU19や、シフト演算を行なう8ビツトのシフ
タ20、アドレス生成を主に行なうACU部3がある。
ALUl 9は、MB入力側にIC27をもち、IC2
7は、MBババスら入力される信号を、スルーするか、
反転したり、“00”h等の定数データを発生してAL
Ul9での演算を補助する。
ざらにDフラグの機能を実現するためのIO進補正回路
もALUl9は含んでいる。
そして内部バス(MB)のデータのゼロを検出するZD
T17や分岐命令での分岐条件成立の有無をPSRの状
態から検出するBRDT18もある。
特にアドレス生成を主に行なうACU部に関しては、8
ビット単位に、機能が分離されそれぞれはキャリーが伝
搬する構成となっていて、最大24ビツトのアドレス演
算を行なう。ここでは、アドレスの演算のみならずデー
タの演算も可能である。
具体的にはACυ部は、8ビツト毎にINC/DECと
いう増減機能があり、ABL、ABH,SBという内部
バス(各8ピツト)からのデータを“00″h、“0ビ
h、“02”hで選択的に増減する。
I N C/ D E Cで演算された結果は、CAL
L。
CALH,CALBのラッチに選択的に格納され、AO
BL、AOBH,AOBB(7)7)’レス・バッフy
を介して出力される。
ここで選択的というのは、演算結果が常にラッチされる
のではなく、アドレス演算時のみラッチして、データ演
算時にはラッチされない場合があることを意味する。
しかし、RLT2 35は、INC/DEC:B演算時
は常に結果をラッチするデータラッチである。
ACU部には、割り込み発生時に強制的に割り込ミヘク
タを発生するVECL、VECH,VECB(ベクタア
ドレス発生回路)や、ING/DECを介さずにDBバ
バスータを直接アドレスとして出力するBSも配置され
ている。
本CPUにおいて、実効アドレスの生成は、特に分岐や
ディスプレースメント付のアドレッシングにおいてAU
とACUの両方を使用して演算しており、C3B、C5
H25,26は、その際に使用される。
つまり、ALU19からの演算結果によるキャリーやボ
ローをACUの演算に反映させるためのキャリーのセレ
クタとしての機能をC5B、C3H25,26が持って
いる。
尚、ING/DECからラッチされた演算結果は、SB
、ABH,ABLのバスを介してPC,DBR,TR,
ADH,ADLのレジスタデータを選択的に更新する。
その他の機能としては、CPUのクロックの制御をつか
さどる、クロック発生器22や、周辺システムにCPU
の動作状態を知らせる複数の信号を発生するシステム制
御23がある。
さらに、インストラクション・プレデコーダ33は、命
令コードのプリデコードを行い短縮命令の識別や、ブリ
バイト付でオペコードと不当な組合せ(以下不当命令と
称す)の選別などを行なう。
以下に、本CPUの演算部2の各機能部について説明を
行なう。
○ 汎用レジスタ 演算、転送時にデータを提供したり、演算、転送後の結
果を格納する第4図及び第5図に示す汎用レジスタ群で
ある。
WO,Wlについては、8ビツトずつに分けてRO,R
2,R1,R3の8ビツトレジスタとしても命令で区別
して使用することができるので、本CPUでは16ビツ
トのみならず、8ビツトのデータを扱うことができる。
W2.W3は、データアクセスの際のポインタとしてア
ドレッシングモードで指定すれば使用することもできる
汎用レジスタ群の各レジスタは、ラッチくセット、リセ
ットなし)で構成され、内部バスに対し、以下の接続関
係を有する。
基本的に、MBババスら入力されデータをラッチし、D
B或いはMBのバスにラッチされたデータを出力する。
R2レジスタのみ、除算命令を実行する際のため、人力
にDBババス選択可能とする。
RO(買OL)→MBから人力、    DBあるいは
MBへ出R2(IFOR)→MBあるいはDBから入力
、DBあるいはMBへ出力 R1(YIL)→MBから人力、    DBあるいは
北へ出力R3(Will)→龍から入力、    DB
あるいはMBへ出力+112L   −4MBから入力
、    DBあるいはMBへ出力W2H→MBから入
力、    DBあるいは北へ出力W3L   →MB
から入力、    DBあるいは闘へ出力138   
→MBから入力、    DBあるいはMBへ出力OF
PR(ファーストベージレジスタ)第4図及び第5図に
示したFPRは、前述のファースト・ダイレクト・アド
レッシングと呼ぶアドレッシングモードで使用される。
FPRは、ラッチ(セット、リセットなし)で構成され
、内部バスに対し、以下の接続関係を有する。
基本的に、MBババスら入力されデータをラッチし、D
Bのバスにラッチされたデータを、出力する。
FPR−MBから入力、  DBへ出力○ IC(AL
Uに関する入力制御) 第4図に示したIC27(8ビツト)は、MBババスら
ALU19に入力されるデータを制御する。
機能的には、以下の機能を有する。
1、1Bバスデータ   →^LUに入力2、 MBバ
バスータの反転→ALUに人力3、“00′hの定数 
  →ALUに入力(MBババスータは無視する。) 4、 ”O1’h(7)定数   →^Luニ入力(M
Bババスータは無視する。) 5、 ’02”hの定数   →ALUに入力(MBバ
バスータは無視する。) 6、03′hの定数−→^LUに入力 (MBババスータは無視する。) Q  ALU(演算論理素子) 第4図に示したALU 19(8ビツト)は、DBババ
スータとICからの各8ビツトの人力により演算を実施
する。
機能的には、AND(論理積)、OR(論理和)、EX
OR(排他的論理和)、SUM(加算)がある。
また、PSR中のDフラグの設定により(D=1ならば
)、加算及び減算を同一演算サイクル内で10進補正す
る回路も含む。
さらに、SUMの結果、キャリー・ボロー発生、オーバ
ーフローが発生の検出及びキャリー・ボロー、オーバー
フローをラッチする機能も具備する。
特に、キャリー結果は、ALU19が次のSUMを実行
するまで保持されるものとする。(AND、OR,EX
ORでは変化しない) Q  ALUシフタ(演算論理素子シフタ)第4図に示
した、ALUシフタ28は、8ビツトデータの1ビツト
シフトライトを実施するシフトレジスタで、主に乗算命
令で使用される。
このシフトレジスタに入力されるデータは、ALU19
のSUM(加算)の結果であり、最上位ビットには、そ
のSUMの結果で発生したキャリーが入力され、シフト
の結果最下位より送出される1ビツトデータは、ALU
19のキャリーとして最終的に保持される。
Q  RLT(ALU  結果ラッチ)第4図に示した
、RLT29は、ALU19の演算結果を保持する8ビ
ツトラツチである。内部バスに対しては以下の接続関係
を有する。
RLT  → DBあるいはMBへ出力ただし、RLT
29のデータは、次のALU演算が実行されるまで内容
は更新されない。
Oシフタ 第4図に示した、シフタ20はフリップ・70ツブで構
成され、データの1ビツトシフトレフト。
シフトライト、ノーシフトのいずれかを制御信号により
選択的に実施する。
内部バスに対しては以下の接続関係を有する。
シフタ→MBから入力、  MBへ出力○ ZDT(ゼ
ロ検出回路) 第4図に示したZDT17は、MBババス状態をモニタ
し、MBババス全ビット“00”hならば、“00″h
の検出をしたことを示す信号を発生するゼロ検出回路で
ある。
特に、この信号はPSRレジスタ30中のZフラグに作
用し、ALU19等の演算結果がRLT29より、MB
ババス出力される時、結果の00”hを検出して2フラ
グをl”にセットする動作を促すために用いられる。
OPSR(プロセッサ・ステイタス・レジスタ)第4図
に示した、PSR30は、ラッチで構成され内部バスに
対しては以下の接続関係を有する。
PSR→MBから入力、   DBへ出力機能としては
、概要でも記述した様にPSRレジスタ30は現在のC
PUの動作状態を示す。
○ BRDT(分岐検出回路) 第4図に示した、BRDTl 8は、PSR30に接続
されており、分岐命令が発生した場合、PSR30の内
容から分岐するか否かを判断する信号を発生する。
OAOBB、AOBH,AOBL(7Fレス−出力バッ
ファ) 第4図ACU部16に示した、AOBB、AOBH,A
OBLはアドレス出力用のバッファであり、各8ビツト
で計24ビット(BA7〜BAO。
AI5〜AO)のアドレスを出力する。
アドレス出力は、BEのローでノ\イ・インピーダンス
状態になる。
OvECB、vECH2vECL(ベクタアドレス発生
器) 第4図ACU部16に示した、VECB、VECH,V
ECLは割り込み処理において、ベクタアドレス(24
ビツト)を発生する。
○ CALB、CALH,CALL(アドレス計算ラッ
チ) 第4図ACU部16に示した、CALB、CALH,C
ALLはINC/DEC:B:H:Lの演算の結果を選
択的に格納するう・ソチであり、アドレス演算時のみラ
ッチされる。
Q  RLT2(結果ラッチ2) 第4図ACU部16に示した、RLT2はINC/DE
C:Bの演算の結果を常に格納するう・ソチである。
0 1 NC/DEC:B:H:L(インクリメント/
デクリメント・ユニット) 第4図ACU部16に示したINC/DEC:B:H:
Lはデータの増減を行なう。
各機能部は、8ビット単位で構成され、演算結果で発生
したキャリーは、それぞれの上位アドレス増減部(IN
C/DEC:LならINC/DEC:Hへ、INC/D
EC:HならING/DEC:Bへ)に伝搬され、結局
24ビツトのアドレス生成を実現することになる。
但し、このINC/DEC:B:H:Lにデータ(各8
ビツト)は、SB、ABH,ABLのデータバス(各8
ビツト)を介して入力される。
各INC/DEC:B:H:Lは、このデータについて
基本的に次の動作を選択的に行なう。
1、現状データの保持 2、“Ol”hのインクリメントあるいはデクリメント
3、”02’hのインクリメントあるいはデクリメント
BS(バス セレクト) 第4図ACU部16に示した、BSは実効アドレスを発
生する際、CPU外部から入力されたデータ(8ビツト
)をINC/DEC:Lを介することなく、DBババス
ら、直接AOBLに入力するためのデータの選択の機能
を有する。
前記のファースト・ダイレクト・アドレッシングのよう
な場合、実効アドレスのためのオペランドデータ(8ビ
ツト)をフェッチするサイクルの次に、すぐに実効アド
レスを出力しなければならないが、この場合、INC/
DEC:Lを介すれば遅延が生じる。
そこでこのBSを用いて、オペランドデータ(DIL)
をDBババス乗せ、BSで選択することにより、高速に
AOBLを書き換えることができる。
OC3B、C3H(キャリーセレクタ)第4図ACtJ
部16に示した、CSB、C5H25,26はデータの
演算時に、INC/DEC:B、INC/DEC:Hに
人力されるキャリーがINC/DECの下位側(INC
/DEC:HならINC/DEC:L、ING/DEC
:BならINC/D E C:H)からか、あるいはA
LU19で発生されたキャリーにするかを選択する機能
を有す従って、このCPUでは実効アドレス発生の際の
ディスプレースメントデータの加算や、プログラム相対
アドレスで分岐の際にアドレスの計算を行なうことは、
ALU19とACUl 6を共用して行なう。
例えば、24ビツトデータに8ビツトのディスプレース
メントを加算して、実効アドレスを発生するアドレッシ
ングの場合、24ビツトデータ中のビット7〜ビツト0
とディスプレースメントデータ(8ビツト)の加算をA
LU19で行なイ、24ビツトの残り(ビット23〜ビ
ツト16)をACU部16で演算する。
ALU19で加算の結果キャリーが発生した場合、この
キャリーは、C3H25を介して、ACUHに入力され
、ACUl6はこの桁上がりを含めて演算ができる。
一方、通常のプログラムカウンタのインクリメント動作
の場合には、ACUl6のみを用いて、ALU19は別
のオペレーションのための演算を行なうことができる。
この時ALU19のキャリーは無視されACUL16か
ら発生したキャリーがC3H25を介してACUHに入
力される。
○ PBC,PCH,PCL(プログラム・カウンタ) 24ビツトのプログラム・カウンタ・レジスタである。
このレジスタのインクリメントは、INC/DEC:B
:H:Lを用いて行なう。
内部バスに対しては以下の接続関係を有する。
PBD −SBから入力、 DBあるいはSOへ出力P
CH→ABHから入力、 MBあるいはABllへ出力
PCL→ABLから入力、 DBあるいはABLへ出力
○ TR,ADH,ADL(テンポラリ・レジスタ)各
8ビツトのテンポラリ・データラッチである。
CPU外部からは見えない。演算結果を一時的に格納す
る。
TR−+DBあるいはSBから入力、 SBへ出力AD
H−+MBあるいはAB)Iから入力、ABHへ出力A
BL  →DBあるいはABLから入力、 ABLへ出
力Q  SPH,5PL(スタック・ポインタ・レジス
タ) 16ビツトのスタック・ポインタ・レジスタである。
内部バスに対しては以下の接続関係を有する。
SPH→MBから入力 、 MBあるいはDBへ出力S
PL  −+MBから入力 、 DBへ出力ODBR(
データ・バンク・レジスタ)8ビツトのバンク・レジス
タである。基本的にデータアクセスの際のバンクアドレ
スは、このレジスタ値が出力される。但し、PSR中に
モード・フラグ(Ml、MO)の状態により、バンクア
ドレス値は変動する。
また、DBRは、SBババス介して入力されており、D
BR値の増減にも任意に対応できる。
内部パスに対しては以下の接続関係を有する。
DBR−4MBあるいはSBから人力、 DBあるいは
SRへ出力 ○ DIL(データ入力ラッチ) 8ビツトのランチである。外部データは、このラッチに
入力される。
DIL15は、制御部1に対しては命令コードを供給し
、演算部2には、内部バス(DB、MB。
SB)に対しデータを供給する。
CPU内部に対しては以下の接続関係を有する。
DIL +D7〜DOから入力、  DB、MB、SB
あるいは制御部へ出力 ODOL(データ出力ラッチ) 8ビツトのラッチである。外部に出力されるデータは、
このラッチに入力される。
CPU内部に対しては以下の接続関係を有する。
DIL→DBあるいは北から入力、 D7〜DOへ出力
以下に、本CPUの制御部1の各機能部について説明を
行なう。
○ インストラクション・プレ・デコーダ基本的に次の
3つの機能部を有する。
1、PLAでのデコードではタイミング的に間に合わな
い場合、プレデコーダで予めデコードして制御信号を発
生する。
[1サイクル命令の検出、外部制御信号の発生制御、T
CU7の制御等] 2、PLAコードの最小化のためデコードを補助する。
[短縮命令の検出、命令で扱うデータサイズの検出等] 3、不当命令、ソフトウェアインターラブド命令の検出
Oクロック発生器 CPU内部用のクロックの発生。あるいは、外部システ
ム用システム・クロックを発生する。
WAIT−−−プロセッサ停止入力 LSP  −−−パスサイクル変更用人力CLK  −
一−CPUクロック入力 s1.s2−m−システム・クロック出力○ システム
制御 CPUの動作状態を知らせるための複数の信号を発生す
る。
BSVT−−−プロセッサ動作状態出力(ベクタアドレ
ス出力中を示ス) BSDA−−−プロセッサ動作状態出力(データアクセ
スを示す) BSPA−−−プロセッサ動作状態出力(プログラムア
クセスを示す) BSOF−−−プログラム動作状態出力(命令フェッチ
を示す) BSML−−−プロセッサ動作状態出力(メモリロック
状態を示す) RWE、RB、WB−−−リードライト状態出力BE−
−−バスイネーブル入力 Oインタラブド制御 CPUの割り込みを制御する。
RES   −−−リセット割り込み人力NMI   
−一一ノンマスカブル割り込み入力IRQ   −−一
割り込み入力 l5EO〜3−一一割り込み(IRQ)選択入力WAK
E  −−−プロセッサ停止命令の解除入力 ○ TCLJ(タイミング制御ユニット)命令実行の動
作シーケンスを制御する。
○ ECI(イクスキュージョン制御インタフェース) PLAの命令デコード結果を受は演算部2にタイミング
を整えた制御信号を発生する機能を有す。
○ オペコードIR(バッファ)。
ブリバイトIR(インストラクション・レジスタ) 命令を格納するインストラフシランレジスタ。
○ プリバイト ANDプレーン、オペコードANDプ
レーン、ORプレーン AND−ORで構成された命令デコード用PLへ〇 以上説明したようなCPUにおいて、分岐命令情報を処
理する構成部分のみを第4図より抜き出し第1図に示す
。尚、第1図に示す構成部分に付した符号は第4図に付
した符号と同一である。
第1図において、8ビツトからなる分岐命令情報が供給
されるDIL15の出力側は、命令情報のデコードを行
うインストタクシ1ン・ブレ・デコーダ33に接続され
る。インストラクション・ブレ・デコーダ33の出力側
は、分岐命令が発生した場合にPSR30の内容に基づ
き分岐するか否かを判断する信号を発生するBRDT1
8に接続される。BRDT13の出力側は、オペコード
IRバッファ51を介してオペコードANDプレーン1
0に接続される。尚、オペコードANDプレーンIOの
出力側はORプレーン11に接続され、ANDプレーン
10及びORプレーン11にてPLAを構成している。
このように構成される分岐命令情報の処理を行う構成部
分の動作を以下に説明する。
DIL15に供給される分岐命令情報は、第3図に示す
ように8ビツトからなり、上位4ビツトはOであり、下
位4ビツトが分岐条件を示すビットデータ(OCT)に
て構成される。Dl15より送出される上記分岐命令情
報は、インストラクション・ブレ・デコーダ33にてデ
コードされBRDT18に供給される。
分岐の有無を判断するBRDT18は、第2図に示す構
成からなり、分岐命令情報の下位4ビツト(BQないし
B3)からなるデータであるCCTをPSR30に格納
されているステータスフラグデータでエンコードするこ
とで分岐の有無が判断され、分岐時にはHレベルの、非
分岐時にはLレベルの信号を送出する回路である。
上記OCTのピットデータであるBOないしB3は、そ
れぞれ入力線100ないし103に1ビツトづつ供給さ
れる。尚、OCTのデータは、第1表に示す通り16種
類ありその各々について“分岐条件”に示す論理動作が
第2図に示す回路にて実行される。一方、PSR30の
格納データである、C,Z、 N、 Vli、入力M1
04ないし107に供給される。尚、上記C,Z、N、
Vのデータは、上述した第5図に示すように、フラグデ
ータであり、Cがキャリーフラグデータ、Zがゼロフラ
グデータ、Nがネガティブフラグデータ、■がオーバー
フローフラグデータである。
このようにしてBRDT18より送出される分岐信号B
RFは、オペコード・インストラクションレジスタ51
を介してPLAのオペコードANDプレーン10へ送出
される。PLA部ではこの信号とオペコード等地の入力
データで分岐命令の制御が行われる。
このように分岐の有無を示す信号をANDプレーンlO
に供給するようにしたため、命令に応じて分岐動作を実
行させるという細かな制御が可能となる。例えば、分岐
命令では分岐先のアドレスを示すために以下の(1)な
いしく3)の3通りのアドレッシングが設けられている
(1)分岐命令の次の命令のアドレスに対して8ビツト
のデータを符号拡張して加算するアドレッシング。即ち
、あるアドレスに対して−127から+127の範囲の
アドレスに分岐するアドレッシングである。尚、このア
ドレッシングをリラティブアドレッシングと呼ぶ。
(2)分岐命令の次の命令のアドレスに対して16ビツ
トのデータを符号拡張して加算するアドレッシング。尚
、このアドレッシングをリラティブロングアドレッシン
グと呼ぶ。
(3)命令中に示されたWOないしW3のレジスタに格
納された値が分岐先のアドレスであるアドレッシング。
尚、このアドレッシングをレジスタインダイレクトアド
レッシングと呼ぶ。
例えばリラティブアドレッシングでは以下の動作フロー
となる。
分岐時 ■ アドレスAにて、オペコードをフェッチする。
■ アドレス(A+1)にて、分岐先のアドレスに対応
した加算値である8ビツトのディスプレースメントデー
タ(DISPL)をフェッチする。
■ アドレス(A+2)にて、フェッチしたデータを符
号拡張してアドレスAと加算し、命令が終了する。
■ アドレス(A+2+D I S P L)にて、分
岐先のオペコードをフェッチする。
非分岐時 ■ アドレスAにて、オペコードをフェッチする。
■ アドレス(A+1)にて、命令が終了する。
■ アドレス(Δ+2)にて、次のオペコードをフェッ
チする。
次に、リラティブロングアドレッシングにおける動作フ
ローを示す。
分岐時 ■ アドレスAにて、プリバイトをフz ツチする。
■ アドレス(A+1)にて、オペコードをフェッチす
る。
■ アドレス(A+2)にて、分岐先のアドレスに対応
した加算値である16ビツトのディスプレースメントデ
ータの内下位8ビットのデータ(DrSPL)をフェッ
チする。
■ アドレス(A+3)にて、分岐先のアドレスに対応
した加算値である16ビツトのディスプレースメントデ
ータの内上位8ビットのデータCDl5PH)をフェッ
チする。
■ アドレス(A+4)にて、フェッチしたデータを符
号拡張してアドレスAと加算し、命令が終了する。
■ アドレス(A+4+DI SP)にて、分岐先のオ
ペコードをフェッチする。
非分岐時 ■ アドレスAにて、プリバイトをフェッチする。
■ アドレス(A+1)にて、オペコードをフェッチす
る。
■ アドレス(A+2)にて、命令が終了する。
■ アドレス(A+、9)にて、次のオペコードをフェ
ッチする。
次に、レジスタインダイレクトアドレッシングにおける
動作フローを示す。
分岐時 ■ アドレス八にて、プリバイトをフェッチする。
■ アドレス(A+1)にて、オペフードをフェッチす
る。
■ アドレス(A+2)にて、レジスタ格納データをプ
ログラムカウンタのアドレス値ヘロードし、命令が終了
する。
■ アドレス(レジスタ値)にて、分岐先のオペコード
をフェッチする。
非分岐時 ■ アドレスAにて、ブリバイトをフェッチする。
■ アドレス(A+1)にて、オペコードをフェッチす
る。
■ アドレス(A+2)にて、命令が終了する。尚、ア
ドレス値は進行させない。
■ アドレス(A+2)にて、次のオペコードをフェッ
チする。
以上のように、それぞれのアドレッシングにおいて分岐
先のアドレスを得るための動作が異なり、従来のCPU
では上記の(1)ないしく3)のアドレッシングの内の
いずれか一つしか実行できなかったが、本実施例のCP
Uではアドレッシングに係るデータとともに分岐の有無
を示す信号もANDプレーンlOへ供給されることより
、上記(1)ないしく3)のアドレッシングを選択しな
がら演算を実行することができる。
又、BRDT18よりPLAのANDプレーン10へ接
続される出力線は、BRDT18より送出される信号が
分岐の有無を示す1あるいは0の信号であるから、−本
のみであり、しかもBRDT18の出力信号はPLAに
供給される他のデータと同じようにオペコード!Rバッ
ファを介してANDプレーン10に送出されることより
、制御プログラムが複雑にならずPLAのみを独立して
構成することが容易になる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、分岐の有無を示す
信号をPLAを構成するANDプレーンに供給するよう
にしたことより、ANDプレーンに供給される他のデー
タと組み合わせが可能となり細かい制御が可能となり、
又、データの流れが他のデータと同様にANDプレーン
からORプレーンとなるので、制御プログラムが複雑に
ならずPLAのみを独立して構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のCPU内における分岐処理を行う構
成部分のみを記載したブロック図、第2図は第1図に示
すBRDTの論理回路図、第3図は分岐命令を示すデー
タの図、第4図は本発明のCPUの全体構成を示すブロ
ック図、第5図は本発明のCPtJのプログラミングモ
デル、第6図aないし第6図Cは本発明のCPUの命令
形式について示した図である。 10・・・オペコードANDプレーン、11・・・OR
プレーン、15・・・DIL。 18・・・BRDT。 33・・・インストラフシラン・ブレ・デコーダ、51
・・・オペコードIRバッファ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中央演算処理装置の動作状態を示す情報が格納さ
    れているプロセッサ・ステイタス・レジスタと、 プログラム実行順序を変更する分岐を表す情報を上記プ
    ロセッサ・ステイタス・レジスタに格納されている情報
    にてエンコードし分岐するか否かを示す信号を発生する
    分岐検出部と、 ORプレーンが接続されPLAを構成し上記分岐検出部
    が送出する信号が供給されるANDプレーンと、を備え
    たことを特徴とする中央演算処理装置。
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