JPH0314929B2 - - Google Patents
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- JPH0314929B2 JPH0314929B2 JP61145898A JP14589886A JPH0314929B2 JP H0314929 B2 JPH0314929 B2 JP H0314929B2 JP 61145898 A JP61145898 A JP 61145898A JP 14589886 A JP14589886 A JP 14589886A JP H0314929 B2 JPH0314929 B2 JP H0314929B2
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- film
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は両面模様引箔原反に関する。
本明細書に於て、“両面模様引箔原反”なる語
に於ける“引箔原反”とは、箔糸である模様引箔
を得るための、一種のパネルである素材を指す。
この引箔原反は、それに従来がそうであつたと同
様に、引箔の幅に相当する間隔で幅方向に並ぶ多
数の切れ目を前後端部を残して長さの方向に切入
れ、その切れ目と切れ目との間の細幅リボン状部
が模様引箔に充当される。この模様引箔用部は、
織物の織製に際し、その並列順に順次、切箔原反
から切離して緯入れすることにより、引箔原反に
当初施されていた模様を織物に再現する。
に於ける“引箔原反”とは、箔糸である模様引箔
を得るための、一種のパネルである素材を指す。
この引箔原反は、それに従来がそうであつたと同
様に、引箔の幅に相当する間隔で幅方向に並ぶ多
数の切れ目を前後端部を残して長さの方向に切入
れ、その切れ目と切れ目との間の細幅リボン状部
が模様引箔に充当される。この模様引箔用部は、
織物の織製に際し、その並列順に順次、切箔原反
から切離して緯入れすることにより、引箔原反に
当初施されていた模様を織物に再現する。
従来、両面模様引箔は既に提案されているが、
表裏面が同一でしかも優れた風合いの模様の両面
模様引箔は未だ開発されていない。
表裏面が同一でしかも優れた風合いの模様の両面
模様引箔は未だ開発されていない。
そこで本発明は両面が風合いの整合した同一模
様の、しかも風合いが優れた両面模様引箔原反を
提供しようというものである。
様の、しかも風合いが優れた両面模様引箔原反を
提供しようというものである。
本発明の上記目的は、次の構成の両面模様引箔
原反によつて達成される。
原反によつて達成される。
透明ベースフイルムと金或いは銀平箔用原紙の
複合積層体の表裏面に同一の模様をあらわした両
面模様引箔原反であつて、前記複合積層体が、透
明ベースフイルムの片面に、これより幅が狭い金
或いは銀平箔用原紙にして、目的引箔原反(一枚
もの或いは複数枚分連続したもの)の2倍の長さ
に相当する長さの素材を前後に必要長さに分断し
て得られたものの一つが左右に余白を存して貼着
積層され、該透明ベースフイルムの他の片面に当
該素材の必要長さ分断になるものの他の一つが左
右に余白を存して貼着積層された複合積層体であ
ることを特徴とする両面模様引箔原反。
複合積層体の表裏面に同一の模様をあらわした両
面模様引箔原反であつて、前記複合積層体が、透
明ベースフイルムの片面に、これより幅が狭い金
或いは銀平箔用原紙にして、目的引箔原反(一枚
もの或いは複数枚分連続したもの)の2倍の長さ
に相当する長さの素材を前後に必要長さに分断し
て得られたものの一つが左右に余白を存して貼着
積層され、該透明ベースフイルムの他の片面に当
該素材の必要長さ分断になるものの他の一つが左
右に余白を存して貼着積層された複合積層体であ
ることを特徴とする両面模様引箔原反。
透明ベースフイルムと金或いは銀平箔用原紙と
フイルムの複合積層体の表裏面に同一の模様をあ
らわした両面模様引箔原反であつて、前記複合積
層体が、透明ベースフイルムの片面に、これより
幅が狭い金或いは銀平箔用原紙にして、目的引箔
原反(一枚もの或いは複数枚分連続したもの)の
2倍の長さに相当する長さの素材を前後に必要長
さに分断して得られたものの一つが左右に余白を
存して貼着積層され、該透明ベースフイルムの他
の片面に当該素材の必要長さ分断になるものの他
の一つが左右に余白を存して貼着積層され、該透
明ベースフイルムの表、裏面の金或いは銀平箔用
原紙の上に更にフイルムが貼着積層された複合積
層体であることを特徴とする両面模様引箔原反。
フイルムの複合積層体の表裏面に同一の模様をあ
らわした両面模様引箔原反であつて、前記複合積
層体が、透明ベースフイルムの片面に、これより
幅が狭い金或いは銀平箔用原紙にして、目的引箔
原反(一枚もの或いは複数枚分連続したもの)の
2倍の長さに相当する長さの素材を前後に必要長
さに分断して得られたものの一つが左右に余白を
存して貼着積層され、該透明ベースフイルムの他
の片面に当該素材の必要長さ分断になるものの他
の一つが左右に余白を存して貼着積層され、該透
明ベースフイルムの表、裏面の金或いは銀平箔用
原紙の上に更にフイルムが貼着積層された複合積
層体であることを特徴とする両面模様引箔原反。
なお、上記の金或いは銀平箔用原紙は以下に金
銀箔原紙と略記する。
銀箔原紙と略記する。
上記のように本発明では、両面模様引箔原反の
素材である上記複合積層体のベースフイルムの表
裏面には、目的引箔原反(一枚もの或いは複数枚
分連続したもの)の2倍の長さに相当する金銀箔
原紙を前後に必要長さに分断して得られたものが
貼着されているので、当該複合積層体の風合い
は、表裏が合致した態様を呈する。それはこうし
て得られる金銀箔原紙は同一ロツトの製品であつ
て、厚み、強度、腰の強さ等の物性が実質的に同
一であることによる。
素材である上記複合積層体のベースフイルムの表
裏面には、目的引箔原反(一枚もの或いは複数枚
分連続したもの)の2倍の長さに相当する金銀箔
原紙を前後に必要長さに分断して得られたものが
貼着されているので、当該複合積層体の風合い
は、表裏が合致した態様を呈する。それはこうし
て得られる金銀箔原紙は同一ロツトの製品であつ
て、厚み、強度、腰の強さ等の物性が実質的に同
一であることによる。
これと異なり複合積層体の表、裏の風合いが合
致しないと、表、裏の模様の風合いも整合した好
ましいものとはならないし、更には下記表、裏面
模様の位置整合がなされても、その有用性は低い
ものとなるが、本発明では上記のように表、裏の
風合いが合致する複合積層体が得られるので、そ
の有用性は高い。
致しないと、表、裏の模様の風合いも整合した好
ましいものとはならないし、更には下記表、裏面
模様の位置整合がなされても、その有用性は低い
ものとなるが、本発明では上記のように表、裏の
風合いが合致する複合積層体が得られるので、そ
の有用性は高い。
本発明に於て、この長尺素材の表、裏の金銀箔
原紙には必要に応じ、目止めのためのコーテイン
グ層(例えばうるし、合成樹脂のコーテイング
層)を形成したもの、或いは目止めコーテイング
層、金属光沢付与のための金属蒸着層及び保護コ
ーテイング層を順次形成したものを適用してもよ
く、また表裏のフイルムには必要に応じ、金属光
沢付与のための金属蒸着層を形成したものを適用
してもよい。金銀箔原紙の上に更にフイルムが貼
着積層された複合積層体の場合には、金属蒸着層
は表裏のフイルムについてのみ施せばよい。
原紙には必要に応じ、目止めのためのコーテイン
グ層(例えばうるし、合成樹脂のコーテイング
層)を形成したもの、或いは目止めコーテイング
層、金属光沢付与のための金属蒸着層及び保護コ
ーテイング層を順次形成したものを適用してもよ
く、また表裏のフイルムには必要に応じ、金属光
沢付与のための金属蒸着層を形成したものを適用
してもよい。金銀箔原紙の上に更にフイルムが貼
着積層された複合積層体の場合には、金属蒸着層
は表裏のフイルムについてのみ施せばよい。
本発明において、透明ベースフイルムの表裏面
に金銀箔原紙を貼合積層した或いはその金銀箔原
紙の上に更にフイルムを貼合積層した複合積層体
が、それの透明ベースフイルムの左右に余白が存
するものであるのは、次のことをもたらす。
に金銀箔原紙を貼合積層した或いはその金銀箔原
紙の上に更にフイルムを貼合積層した複合積層体
が、それの透明ベースフイルムの左右に余白が存
するものであるのは、次のことをもたらす。
上記複合積層体の表裏に模様付けをするのに、
透明ベースフイルムの上記余白部に位置合せマー
クを施しておき、複合積層体の表面に印刷で模様
付けした後、裏面に模様を印刷で施すという仕様
で模様施工を行い、その裏面の模様付け時に、前
記マークを透視しつつ、それに基づき表面模様付
けに必要な模様の位置合せを簡潔、正確に行い得
る。
透明ベースフイルムの上記余白部に位置合せマー
クを施しておき、複合積層体の表面に印刷で模様
付けした後、裏面に模様を印刷で施すという仕様
で模様施工を行い、その裏面の模様付け時に、前
記マークを透視しつつ、それに基づき表面模様付
けに必要な模様の位置合せを簡潔、正確に行い得
る。
本発明ではベースフイルムの表裏面に金銀箔原
紙が貼着積層されているので、該金銀箔原紙によ
りふつくらした柔らかい感じで、しかも触感、光
沢及び色調が優れた風合いが得られる。従つて本
発明によると、高級西陣織の帯に要求される微妙
な風合いを両面模様引箔原反に発現できる。
紙が貼着積層されているので、該金銀箔原紙によ
りふつくらした柔らかい感じで、しかも触感、光
沢及び色調が優れた風合いが得られる。従つて本
発明によると、高級西陣織の帯に要求される微妙
な風合いを両面模様引箔原反に発現できる。
しかし金銀箔原紙をベースフイルムに貼着する
と貼着後しわが発生し、これが模様印刷時にその
模様に表われてくる。そしてこのしわの発生の仕
方が表、裏の紙で異なると、表裏の模様が見た目
に異なつたものになつてしまう。これ等は本発明
に係る研究段階で判明した現象である。
と貼着後しわが発生し、これが模様印刷時にその
模様に表われてくる。そしてこのしわの発生の仕
方が表、裏の紙で異なると、表裏の模様が見た目
に異なつたものになつてしまう。これ等は本発明
に係る研究段階で判明した現象である。
本発明者はこの問題に鑑み、ベースフイルムの
表裏に金銀箔原紙を表裏均一なしわにて貼着する
ことにつき、多くの試みを重ねた結果、目的引箔
原反(一枚もの或いは複数枚分連続したもの)の
2倍の長さに相当する金銀箔原紙を前後に必要長
さに分断して得られたものを素材に適用し、その
一つをベースフイルムの片面に、他の一つを該ベ
ースフイルムの他の片面に貼着積層することによ
り、ベースフイルムの表裏の紙でしわの発生の仕
方を均一なものにすることに成功した。かくし
て、本発明に従い、ベースフイルムの表裏面に金
銀箔原紙を貼着積層した或いはその金銀箔原紙の
上に更にフイルムを貼着積層した複合積層体に
表、裏同一模様を施すことにより、これを風合い
も表裏同一ならしめて形成でき、高級西陣織の帯
に要求される微妙な風合いでしかも表裏同一の模
様を発現できる両面模様引経原反を提供し得るに
至つた。
表裏に金銀箔原紙を表裏均一なしわにて貼着する
ことにつき、多くの試みを重ねた結果、目的引箔
原反(一枚もの或いは複数枚分連続したもの)の
2倍の長さに相当する金銀箔原紙を前後に必要長
さに分断して得られたものを素材に適用し、その
一つをベースフイルムの片面に、他の一つを該ベ
ースフイルムの他の片面に貼着積層することによ
り、ベースフイルムの表裏の紙でしわの発生の仕
方を均一なものにすることに成功した。かくし
て、本発明に従い、ベースフイルムの表裏面に金
銀箔原紙を貼着積層した或いはその金銀箔原紙の
上に更にフイルムを貼着積層した複合積層体に
表、裏同一模様を施すことにより、これを風合い
も表裏同一ならしめて形成でき、高級西陣織の帯
に要求される微妙な風合いでしかも表裏同一の模
様を発現できる両面模様引経原反を提供し得るに
至つた。
複合積層体がベースフイルムの表、裏面の金銀
箔原紙の上に更にフイルムを貼着積層したものの
場合、金銀箔原紙に基づく前記のふつくらした柔
かい感じの風合いは、該フイルムを通して視感さ
れるので、沈んだ感じの深みのあるものである。
箔原紙の上に更にフイルムを貼着積層したものの
場合、金銀箔原紙に基づく前記のふつくらした柔
かい感じの風合いは、該フイルムを通して視感さ
れるので、沈んだ感じの深みのあるものである。
斯くして本発明は、表、裏両面に同一模様を簡
潔、正確に施し得る、しかも優れた風合いを発現
し得る両面模様引箔原反を提供し得るのである。
潔、正確に施し得る、しかも優れた風合いを発現
し得る両面模様引箔原反を提供し得るのである。
更にまた本発明に於ては、このように表、裏両
面の模様の位置合せを簡潔、正確に行い得る結
果、織物の表、裏に個々に連続する模様をずれな
く織り出すのに即した両面模様引箔原反も簡潔に
得られる。即ち、これを満足する、両面が織物の
長さの方向に個々に連続する模様の両面模様引箔
原反を得るには、それに対応する模様区画を複合
積層体の表、裏面に施し、該区画である引箔原反
の織物構成部分の4隅(上下左右の角)に模様接
続用マーク(より正確には区画接続用マーク)を
付すことにより目的が達成される。この場合、既
に説明したように引箔原反の表、裏面の模様の関
係位置を正確に規制し得るので、引箔原反の模様
区画である織物構成部分の4隅に施した接続用マ
ークによる位置合せを以て、織物に表、裏共にず
れのない模様をあらわすことを可能にする。
面の模様の位置合せを簡潔、正確に行い得る結
果、織物の表、裏に個々に連続する模様をずれな
く織り出すのに即した両面模様引箔原反も簡潔に
得られる。即ち、これを満足する、両面が織物の
長さの方向に個々に連続する模様の両面模様引箔
原反を得るには、それに対応する模様区画を複合
積層体の表、裏面に施し、該区画である引箔原反
の織物構成部分の4隅(上下左右の角)に模様接
続用マーク(より正確には区画接続用マーク)を
付すことにより目的が達成される。この場合、既
に説明したように引箔原反の表、裏面の模様の関
係位置を正確に規制し得るので、引箔原反の模様
区画である織物構成部分の4隅に施した接続用マ
ークによる位置合せを以て、織物に表、裏共にず
れのない模様をあらわすことを可能にする。
次に本発明の実施例について図面を参照して説
明する。
明する。
透明ベースフイルム1は適宜の材料、例えばポ
リエステルフイルム、ナイロンフイルムが適用可
能である。該フイルムの厚さは広い範囲で可変で
あるが、一般的には0.01mm弱が好ましい。該フイ
ルムの幅は通常より若干広いことが必要であり、
一般的には例えば通常の幅が600mmであれば650mm
幅である。長さは通常長さの数十倍以上でもよ
い。
リエステルフイルム、ナイロンフイルムが適用可
能である。該フイルムの厚さは広い範囲で可変で
あるが、一般的には0.01mm弱が好ましい。該フイ
ルムの幅は通常より若干広いことが必要であり、
一般的には例えば通常の幅が600mmであれば650mm
幅である。長さは通常長さの数十倍以上でもよ
い。
透明ベースフイルム1の表、裏面に貼着積層さ
れる金銀箔原紙2は、例えば従来、切箔原反に使
用されている金銀箔原紙と同様なものが適用可能
である。金銀箔原紙2の上に積層されるフイルム
3は適宜の材料、例えば透明ベースフイルムと同
様な材料が適用できる。その厚さは目的に応じて
適宜に選定すれば良い。この原紙或いはフイルム
は透明ベースフイルム1より狭い幅、即ち通常の
幅に相当する幅である。
れる金銀箔原紙2は、例えば従来、切箔原反に使
用されている金銀箔原紙と同様なものが適用可能
である。金銀箔原紙2の上に積層されるフイルム
3は適宜の材料、例えば透明ベースフイルムと同
様な材料が適用できる。その厚さは目的に応じて
適宜に選定すれば良い。この原紙或いはフイルム
は透明ベースフイルム1より狭い幅、即ち通常の
幅に相当する幅である。
透明ベースフイルム1の表、裏面に積層される
金銀箔原紙には必要に応じ、目止めのためのコー
テイング層4(例えばうるし、合成樹脂のコーテ
イング層)を、または目止めコーテイング層4及
び金属蒸着層5を、更にはその上に保護コーテイ
ング層6を形成してもよいし、フイルム3には必
要に応じ、金属蒸着層5′を形成してもよい。
金銀箔原紙には必要に応じ、目止めのためのコー
テイング層4(例えばうるし、合成樹脂のコーテ
イング層)を、または目止めコーテイング層4及
び金属蒸着層5を、更にはその上に保護コーテイ
ング層6を形成してもよいし、フイルム3には必
要に応じ、金属蒸着層5′を形成してもよい。
上記金銀箔原紙2としては、既に述べた目的の
ために、同一ロツト製品であつて、且つ目的引箔
原反の一枚分或いは複数枚分の2倍の長さに相当
する長さの素材を充当し、これを前後に必要長さ
に分断して得られたものを適用する。金銀箔原紙
2やフイルム3に上記の目止めコーテイング層や
金属蒸着層を形成する場合には、目的引箔原反の
表、裏の風合い合致の目的をより合理的ならしめ
るために、該層の形成後に上記の素材分断処理が
施される。
ために、同一ロツト製品であつて、且つ目的引箔
原反の一枚分或いは複数枚分の2倍の長さに相当
する長さの素材を充当し、これを前後に必要長さ
に分断して得られたものを適用する。金銀箔原紙
2やフイルム3に上記の目止めコーテイング層や
金属蒸着層を形成する場合には、目的引箔原反の
表、裏の風合い合致の目的をより合理的ならしめ
るために、該層の形成後に上記の素材分断処理が
施される。
透明ベースフイルム1に対する金銀箔原紙2の
貼着積層、該原紙2に対するフイルム3の貼着積
層は表、裏片側ずつ行なわれる。この積層は従来
公知の接着剤を使用し、通常のテンシヨン制御巻
取り形式により行なえばよい。
貼着積層、該原紙2に対するフイルム3の貼着積
層は表、裏片側ずつ行なわれる。この積層は従来
公知の接着剤を使用し、通常のテンシヨン制御巻
取り形式により行なえばよい。
積層に当り透明ベースフイルム1の左右には余
白部7を存するようにする。
白部7を存するようにする。
斯くして得られた複合積層体の表、裏の金銀箔
原紙或いはフイルムに、模様を施す。この模様の
形成は適宜の手段、例えば印刷により行えばよ
い。
原紙或いはフイルムに、模様を施す。この模様の
形成は適宜の手段、例えば印刷により行えばよ
い。
初めの模様形成を行う際、その側の面の透明ベ
ースフイルム1の余白部7に適当な位置合せマー
ク、例えば〇印が付される。反対側の面には上記
初めの模様と同一の模様が形成される。この後者
の模様形成時に、上記位置合せマークを透視しつ
つ、それに基づいて当該模様形成の位置合せを行
う。その照合は、例えば多色印刷で行われている
方法を適用すればよく、照合用のマークとしては
上記〇印に付合する適宜の印、例えば+印を適用
できる。これ等マークは付合させるとになる。
ースフイルム1の余白部7に適当な位置合せマー
ク、例えば〇印が付される。反対側の面には上記
初めの模様と同一の模様が形成される。この後者
の模様形成時に、上記位置合せマークを透視しつ
つ、それに基づいて当該模様形成の位置合せを行
う。その照合は、例えば多色印刷で行われている
方法を適用すればよく、照合用のマークとしては
上記〇印に付合する適宜の印、例えば+印を適用
できる。これ等マークは付合させるとになる。
引箔原反の表、裏の模様として、織物織幅に対
応する、引箔原反の第4図上下方向の模様区画8
個々に織物の表、裏に連続する模様を顕出するの
に即したものとする場合には、その各模様区画8
の接続を簡潔に行うことを保証するために、該区
画8の4隅に接続用マーク9を付しておくことが
好ましい。緯入れに際し、上記区画8は隣接する
ものが左端(或いは右端)と右端(或いは左端)
を相互に接続される。
応する、引箔原反の第4図上下方向の模様区画8
個々に織物の表、裏に連続する模様を顕出するの
に即したものとする場合には、その各模様区画8
の接続を簡潔に行うことを保証するために、該区
画8の4隅に接続用マーク9を付しておくことが
好ましい。緯入れに際し、上記区画8は隣接する
ものが左端(或いは右端)と右端(或いは左端)
を相互に接続される。
得られた引箔原反には必要間隔に切れ目が切入
れられる。
れられる。
第1図は本発明引箔原反の一例を示す拡大断面
図、第2図本発明引箔原反の他例を示す拡大断面
図、第3図は第1,2図に示された引箔原反に於
ける模様が連続模様の場合の一例を示す平面図で
ある。 1は透明ベースフイルム、2は金銀箔原紙、3
はフイルム、4は目止めコーテイング層、5,
5′は金属蒸着層、6は保護コーテイング層、7
は余白部、8は模様区画、9は接続用マーク。
図、第2図本発明引箔原反の他例を示す拡大断面
図、第3図は第1,2図に示された引箔原反に於
ける模様が連続模様の場合の一例を示す平面図で
ある。 1は透明ベースフイルム、2は金銀箔原紙、3
はフイルム、4は目止めコーテイング層、5,
5′は金属蒸着層、6は保護コーテイング層、7
は余白部、8は模様区画、9は接続用マーク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 透明ベースフイルムと金或いは銀平箔用原紙
の複合積層体の表裏面に同一の模様をあらわした
両面模様引箔原反であつて、前記複合積層体が、
透明ベースフイルムの片面に、これより幅が狭い
金或いは銀平箔用原紙にして、目的引箔原反の2
倍の長さに相当する長さの素材を前後に必要長さ
に分断して得られたものの一つが左右に余白を存
して貼着積層され、該透明ベースフイルムの他の
片面に当該素材の必要長さ分断になるものの他の
一つを左右に余白を存して貼着積層された複合積
層体であることを特徴とする両面模様引箔原反。 2 特許請求の範囲第1項記載の切箔原反の製造
法に於て、透明ベースフイルムの表、裏面に貼着
積層された金或いは銀平箔用原紙の表面に目止め
コーテイング層が形成され、これに模様が施され
ている両面模様切箔原反。 3 特許請求の範囲第1項記載の引箔原反におい
て、透明ベースフイルムの表、裏面に貼着積層さ
れた金或いは銀平箔用原紙の表面に目止めコーテ
イング層、金属蒸着層及び保護コーテイング層が
順次形成されており、該保護層面に模様が施され
ている両面模様引箔原反。 4 透明ベースフイルムと金或いは銀平箔用原紙
とフイルムの複合積層体の表裏面に同一の模様を
あらわした両面模様引箔原反であつて、前記複合
積層体が、透明ベースフイルムの片面に、これよ
り幅が狭い金或いは銀平箔用原紙にして、目的引
箔原反の2倍の長さに相当する長さの素材を前後
に必要長さに分断して得られたものの一つが左右
に余白を存して貼着積層され、該透明ベースフイ
ルムの他の片面に当該素材の必要長さ分断になる
ものの他の一つが左右に余白を存して貼着積層さ
れ、該透明ベースフイルムの表、裏面の金或いは
銀平箔用原紙の上に更にフイルムが貼着積層され
た複合積層体であることを特徴とする両面模様引
箔原反。 5 特許請求の範囲第4項記載の引箔原反に於
て、透明ベースフイルムの表、裏面の金或いは銀
平箔用原反に貼着積層されたフイルムの表面に金
属蒸着層が形成され、該金属蒸着層面に模様が施
されている両面模様切箔原反。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14589886A JPS62191527A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 両面模様引箔原反 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14589886A JPS62191527A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 両面模様引箔原反 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62191527A JPS62191527A (ja) | 1987-08-21 |
JPH0314929B2 true JPH0314929B2 (ja) | 1991-02-27 |
Family
ID=15395606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14589886A Granted JPS62191527A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 両面模様引箔原反 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62191527A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5532961B2 (ja) * | 2009-01-28 | 2014-06-25 | 凸版印刷株式会社 | 情報表示パネル |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5030453U (ja) * | 1973-07-14 | 1975-04-05 | ||
JPS607751A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-16 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP14589886A patent/JPS62191527A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5030453U (ja) * | 1973-07-14 | 1975-04-05 | ||
JPS607751A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-16 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62191527A (ja) | 1987-08-21 |
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