JPH03148044A - 顕微分光測定装置 - Google Patents

顕微分光測定装置

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JPH03148044A
JPH03148044A JP1286891A JP28689189A JPH03148044A JP H03148044 A JPH03148044 A JP H03148044A JP 1286891 A JP1286891 A JP 1286891A JP 28689189 A JP28689189 A JP 28689189A JP H03148044 A JPH03148044 A JP H03148044A
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、顕微分光測定装置に関する。
〔従来の技術〕
顕微分光測定装置の光学系には、−船釣には屈折作用を
利用したレンズ系が使用されるが、このようなレンズを
使えない波長領域(例えば軟X線〜紫外光または赤外光
)では、対物鏡として二枚の球面鏡を組み合わせたシュ
ワルツシルト型カセグレン対物鏡(以下、カセグレン対
物鏡と云う)が用いられる。
一方、前記波長領域の電磁波の計測において、特に分光
スペクトルの測定においては、物点上の測定対象の光情
報の混合を避けるために、対物鏡の結像面に遮光マスク
を入れて測定対象を限定することがあるが、その場合、
前記結像面に検出素子を設置することができないため、
結像面から離れた位置に検出素子を設け、この検出素子
に対してリレー光学系を介して結像面の情報を導くよう
にしている。
しかしながら、前記リレー光学系もまた反射鏡を用いた
シュワルツシルト型カセグレン鏡が採用される。そして
、例えば赤外顕微分光測定においては、検出素子として
はHg−Cd−Teの結晶が用いられるが、この種の検
出素子はその体積に反比例して感度が増大するところか
ら、可及的に微小に形成しである。そのため、リレー光
学系は対物鏡の結像を検出素子上に縮小投影する光学系
に構成されている。
第6図は従来の顕微分光測定装置の一例を示し、この図
において、lは対物鏡としてのカセグレン対物鏡で、中
央部に開口2を有し鏡面が物点3に向かうようにして設
けられた凹面鏡からなる主鏡4と、この主鏡4と物点3
との間に位置し鏡面が主鏡4に向かうようにして設けら
れた凸面鏡からなる副鏡5とから構成されている。6は
カセグレン対物鏡1の後方に設けられるカセグレン鏡よ
りなるリレー光学系(以下、カセグレン・リレー光学系
と云う)で、カセグレン対物鏡1の主鏡4に近い側に中
央部に開ロアを有し鏡面が検出素子8に向かうようにし
て設けられた凹面鏡からなる主鏡9と、この主鏡9と検
出素子8との間に位置し鏡面が主鏡9およびカセグレン
対物鏡1の副鏡5に向かうようにして設けられた凸面鏡
からなる副鏡lOとから構成されている。なお、第6図
において、1】は光軸であり、また、12はカセグレン
対物鏡1の結像面を示す。
〔発明が解決しようとするtXN) ところで、上記カセグレン対物鏡1においては、−船釣
に副鏡5が瞳面として働くが、物点3から主鏡4に向か
う光は副鏡5によって遮蔽されるため、瞳面上の光束形
状は、第7図(a)に示すように、中心部に光束がない
中空形状になっている。この図において、Aはカセグレ
ン対物鏡1の瞳径であり、また、Bば副鏡5で遮光され
る光束径を示す。
このことは、カセグレン・リレー光学系6においても同
様である(第7図Φ)参照)。すなわち、この図におい
て、Cはカセグレン・リレー光学系6の瞳径であり、ま
た、Dは副鏡10で遮光される光束径を示す。
従って、カセグレン対物鏡lとカセグレン・リレー光学
系6とを結合して物点3から出た光束を効率よく検出素
子8上に伝えるためには、これら2つの光学系1.6に
おける瞳A、 Cの大きさと遮蔽率が一致するようにそ
れらの適合性をとる必要がある。そのため、従来のこの
種の顕微分光測定装置においては、リレー光学系に対物
鏡と同じ形状(前述の例では、A=C,B−Dとなるよ
うに設定する)または相位形のカセグレン鏡を用いて瞳
の適合性をとるようにしていた。
しかしながら、こうした手段による光学系で瞳の適合性
がとれるのは、物点3が光軸11上にある場合だけで、
第6図において符号3′で示すように、光軸11を外れ
た物点3′の場合には、それからの光束を効率よく検出
素子8上に結像することができない。また、倍率と開口
数の異なる対物鏡を用いたとき、その瞳の大きさと遮蔽
率が異なっていると、たとえ光軸11上の物点3からの
光束でもリレー光学系の遮蔽率が異なるため遮蔽を受け
たり、或いは、副鏡の外に光束の一部が出てしまうなど
して光束を効率よく伝えることができない。
これを、第7図を参照しながら説明する。
第7図は第6図のように構成した顕微分光測定装置にお
けるカセグレン対物鏡」およびカセグレン・リレー光学
系6における瞳形状と、物点が光軸11上にあるときと
光軸11を外れているときにおける有効光束を示す図で
ある。
すなわち、同図(a)、(ロ)は、すでに説明したよう
に、カセグレン対物鏡1.カセグレン・リレー光学系6
における瞳形状を示している。そして、光軸11上の物
点3に対する瞳A、Cの重ね合わせを行ったときにおけ
るカセグレン・リレー光学系6の瞳上へのカセグレン対
物鏡1の瞳の投影は、既に説明したように、A=C,B
=Dであるから、同図(C)に示すようになり、このと
きの検出素子8へ伝搬する有効光束は同図(ロ)に示す
ようになる。
この図において、格子部分Eは有効光束を示し、また、
白抜きの部分Fは遮光部分を示す、一方、光軸11を外
れた物点3′に対する瞳A、Cの重ね合ねせを行ったと
きは、カセグレン・リレー光学系6の瞳上へのカセグレ
ン対物鏡1の瞳の投影は同図(e)に示すようになり、
このときの検出素子8における有効光束は同図(f)に
示すようになる。この図において、格子部分E′は有効
光束を示すが、前記格子部分Eに比べてかなり狭くなっ
ている。
また、白抜きの部分F′は遮光部分を示すが、前記白抜
きの部分Fに比べてかなり広くなっている。
つまり、光軸11を外れた物点3′の場合には、それか
らの光束を効率よく検出素子8上に結像することができ
ないことが判る。
この瞳の適合性を解決する手段として、上記カセグレン
・リレー光学系6に代えて、放物面鏡や楕円面鏡を用い
ることが考えられる。
ところで、リレー光学系は、カセグレン対物鏡1からの
光束を検出素子8に伝えるものであるから、その像側の
開口数は対物鏡の開口数と同じかそれより大きくなけれ
ばならない。一方、既に説明したように、検出素子8は
その大きさが小さいものほど有利であるから、リレー光
学系の縮小率は小さい。
例えば検出素子8の大きさを直径250μm、測定最大
視野を直径250μm、カセグレン対物鏡にの倍率を1
5倍、物点3側の開口数を0.3とすると、カセグレン
対物鏡lの像側の開口数は0.02、像の大きさは直径
3.75mmとなる。これを第8図に示すように、カセ
グレン対物鏡1からの光束を楕円面鏡14で受けて、検
出素子8上に結像させようとすると、軸はずし楕円面鏡
14の短焦点側の焦点距離を50mとした場合、縮小倍
率は1/15であるからその長焦点側の焦点距離は75
0■となる。また、最大像高く物点3上で125μm)
の光束の主光線のカセグレン対物鏡lの瞳から結像面1
2までの光軸に対する角度を0.5°とすると、楕円面
鏡14上での主光線の高さは約6.5mとなり、この場
合、開口数が0.02であるから、この物点3からの光
束径は約30閣となり、楕円面鏡14に要求される有効
径は43鵬以上となり、装置が大型化する。
そして、楕円面鏡14の長焦点側の焦点距離は、リレー
光学系としての楕円面鏡14の縮小倍率を小さくするほ
ど長くなり、装置全体が大型化すると共に、特に、赤外
顕微鏡の場合、カセグレン対物鏡1からの光が光路にお
ける空気中の炭酸ガスや水蒸気の吸収を受けるといった
不都合があるので、楕円面鏡14の使用は好ましくない
。また、赤外光以外の顕微鏡においても、装置の小型化
といった点から、楕円面鏡14の使用は好ましくない。
なお、上記楕円面鏡14の使用に代えて、放物面鏡を使
うことが考えられるが、上述の例によれば焦点距離が7
50閣と50鵬の2つの放物面鏡が必要となり、楕円面
鏡14の使用の場合と同様の問題点がある。
本発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その
目的とするところは、大型のリレー光学系を用いること
なく、光軸上の物点からの光束は勿論のこと、光軸を外
れた物点からの光束でも検出素子に対して効率よく伝え
ることができる顕微分光測定装置を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明に係る顕微分光測定
装置は、カセグレン対物鏡の結像面より後方にリレー光
学系として逆望遠鏡を設けると共に、この逆望遠鏡から
の光束を集光し検出素子において結像させる放物面鏡を
設け、更に、前記カセグレン対物鏡と前記逆望遠鏡との
間には、カセグレン対物鏡における光束遮蔽率が逆望遠
鏡における光束遮蔽率より大きく、かつ、光軸上の物点
に対するカセグレン対物鏡の瞳の投影像が逆望遠鏡の瞳
径と同じかそれより小さく、かつ、光軸上の物点に対す
るカセグレン対物鏡の瞳上での光束遮蔽径の逆望遠鏡の
瞳上での投影像が逆望遠鏡の瞳上での光束遮蔽径と同じ
かそれより大きい、という関係が成り立つようにした点
に特徴がある。
〔作用〕
上記特徴的構成よりなる本発明の顕微分光測定装置にお
いては、リレー光学系としての逆望遠鏡における光束遮
蔽率がカセグレン対物鏡における光束遮蔽率より小さい
ため、カセグレン対物鏡に対して画角が大きくなる物点
からの光束についても、逆望遠鏡の遮蔽による光束の遮
光量が小さくなり、検出素子に対して光束を効率よく伝
えることができる。また、倍率と物点側開口数の異なる
カセグレン対物鏡に対しても逆望遠鏡の光束遮蔽率が小
さいため対応することができ、検出素子に対して光束を
効率よく伝えることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
以下の説明において、第6図〜第8図における符号と同
一符号は同一物または相当物を示す。
第1図は本発明の一実施例に係る顕微分光測定装置の構
成を示すもので、この図において、20はカセグレン対
物鏡1の結像面12より後方に設けられるリレー光学系
としてのカセグレン逆望遠鏡である。ここで、逆望遠鏡
とは、通常の望遠鏡の光学系における配置を逆にしたも
ので、望遠鏡の焦点距離に相当する位置に結像面を置き
、この結像面から発した光束を平行光束として射出する
ように構成したもので、図示例はカセグレン望遠鏡を逆
配置してなるものである。
このカセグレン逆望遠鏡20は、正の焦点距離を有する
凹面鏡からなる主鏡2】と、負の焦点距離を存する凸面
鏡からなる副鏡22とで構成されており、主鏡21はそ
の中央部に開口23を有しその鏡面がカセグレン対物鏡
1とは反対方向に向かうようにして設けられている。ま
た、副鏡22は主鏡21の焦点位置よりやや主鏡21よ
りの位置においてその鏡面が主鏡2Iの鏡面およびカセ
グレン対物鏡工方向に向かうようにして設けられている
。従って、カセグレン対物鏡1の副鏡5からの光束はカ
セグレン逆望遠鏡20の副鏡22において主鏡21方向
に反射され、更に、主鏡21に入射した光束は主鏡21
から平行光束となって射出される。
24は前記カセグレン逆望遠鏡20の後方に設けられる
放物面鏡で、その焦点位置に検出素子8が設けられてい
る。従って、カセグレン逆望遠鏡20からの平行光束は
放物面鏡24によって収束されて検出素子8に入射され
、検出素子8において所定の像を結ぶ。
而して、上記構成の顕微分光測定装置において、物点3
を発した光束はカセグレン対物鏡1の主鏡4に入射する
が、このとき瞳としての副鏡5によ1 って前記光束の一部が遮蔽される。この副鏡5における
光束の遮蔽率はシュワルツシルト型カセグレン対物鏡1
では0.3〜0.4と大きい。主鏡4において反射した
光束は副鏡5において反射してカセグレン対物鏡1の結
像面12において結像する。
そして、前記結像面12を通過した光束はカセグレン逆
望遠鏡20の副鏡22に入射し、その鏡面において反射
した光束は主鏡21に入射し、この主鏡21から平行光
束となって射出される。この平行光束は放物面鏡24に
よって収束され、検出素子8の結像面上において、カセ
グレン対物鏡1の結像面12における像に比べて縮小さ
れた像を結ぶ。
ところで、カセグレン逆望遠鏡20においてはその副#
!22が瞳となるが、この副鏡22における光束遮蔽率
を前記カセグレン対物鏡1の副鏡5における光束遮蔽率
より小さくなるように、例えば0.3以下にする。これ
と共に、光軸11上の物点3に対するカセグレン対物鏡
1の瞳の投影像がカセグレン逆望遠鏡20の瞳径と同じ
かそれより小さく、かつ、光軸If上の物点3に対する
カセグレン対物鏡2 1の瞳上での光束遮蔽径のカセグレン逆望遠鏡20の瞳
上での投影像がカセグレン逆望遠鏡20の瞳上での光束
遮蔽径と同じかそれより大きくなるように設定する。こ
のようにすることにより、カセグレン対物鏡lに対して
画角が大きくなる光軸11を外れた物点3′からの光束
についても、カセグレン逆望遠鏡20の遮蔽による光束
の遮光量が小さくなり、検出素子8に対して光束を効率
よく伝えることができる。また、倍率と物点側開口数の
異なるカセグレン対物鏡lに対してもカセグレン逆望遠
鏡20の光束遮蔽率が小さいため対応することができ、
光束を効率よく伝えることができる。
第2図は上述のように設定したときにおけるカセグレン
対物鏡1とカセグレン逆望遠鏡20との瞳の関係並びに
物点が光軸11上にあるときと光軸11を外れていると
きにおける有効光束を示す図である。
すなわち、同図(a)、 (b)はカセグレン対物鏡1
とカセグレン逆望遠鏡20の鐘形状を示し、そして、光
軸11上の物点3に対する瞳A、Cの重ね合わせを行っ
たときにおけるカセグレン逆望遠鏡20の瞳上へのカセ
グレン対物鏡1の瞳の投影は同図(C)に示すようにな
る。このときのカセグレン対物鏡1のカセグレン逆望遠
鏡20瞳上での有効光束は同図(d)に示すようになる
。カセグレン逆望遠鏡20における光束遮蔽率がカセグ
レン対物鏡1の光束遮蔽率よりも小さいため、このとき
の有効光束Eは第7図(d)に示すものと同じ大きさに
なる。一方、光軸11を外れた物点3′に対する瞳A、
Cの重ね合わせを行ったときにおけるカセグレン逆望遠
鏡20の瞳上へのカセグレン対物鏡1の瞳の投影は同図
(e)に示すようになり、前述したように、カセグレン
逆望遠鏡20における光束遮蔽率がカセグレン対物鏡l
の光束遮蔽率よりも小さいため、このときの有効光束E
゛は同図(f)に示すようになり、これは第7図(f)
に示すものと比べて大きくなる。
また、カセグレン対物鏡1の倍率や開口数が変わった場
合、−船釣にその瞳の大きさは変わるが、遮蔽率はあま
り変化しない。このときのカセグレン逆望遠鏡20への
カセグレン対物鏡1の瞳の投影および有効光束を第3図
(a)から(f)に示す。この図において、(a)から
(f)までの各図は第2図における(a)から(f)ま
での各図に対応している。そして、この第3図に示す例
ではカセグレン対物鏡1の瞳の外形の遮蔽部の径は小さ
くなっているが、カセグレン逆望遠鏡20の瞳での遮蔽
径はそれよりも小さくなっているので、光軸11上また
は光軸11外の物点3.または3′からの光束に対して
大きな遮蔽をきたすことがない。
このように、上述の実施例においては、光軸11上の物
点3からの光束は勿論のこと、光軸11を外れた物点3
′からの光束でも検出素子8に対して効率よく伝えるこ
とができる。そして、カセグレン逆望遠鏡20の焦点距
離が小さいので、カセグレン対物鏡1とカセグレン逆望
遠鏡20との間の距離が小さくなり、それだけコンパク
トな顕微分光測定装置が得られる。
上述の実施例では、リレー光学系としてカセグレン逆望
遠鏡20を用いていたが、このカセグレン逆望遠鏡20
に代えて、第4図および第5図にそれ5 ぞれ示すような逆望遠鏡を用いてもよい。
すなわち、第4図はリレー光学系としてグレゴリ−逆望
遠鏡30を用いた例を示し、このグレゴリ−逆望遠鏡3
0は、正の焦点距離を有する凹面鏡からなる主鏡31と
、正の焦点距離を有する凹面鏡からなる副鏡32とで構
成されており、主鏡31はその中央部に開口33を有し
その鏡面がカセグレン対物鏡1とは反対方向に向かうよ
うにして設けられている。また、副鏡32は主鏡31の
焦点位置よりやや放物面鏡24よりの位置においてその
鏡面が主鏡31の鏡面およびカセグレン対物鏡1方向に
正対するようにして設けられている。
また、第5図はリレー光学系としてニュートン逆望遠鏡
40を用いた例を示し、このニュートン逆望遠鏡40は
、正の焦点距離を有する凹面鏡からなる主鏡41と、平
面鏡からなる副鏡42とで構成されており、副鏡42が
その鏡面がカセグレン対物鏡1の副鏡5に向かうように
して光軸11に斜めに配置されている。また、主鏡41
は副鏡5からの光束が検出素子8に向かうようにその鏡
面が光軸11と平6 行になるように設けられている。
上記第4図および第5図に示す顕微分光測定装置の動作
は、第1図に示すものと同様であるのでその説明は省略
する。
C発明の効果〕 以上説明したように、本発明においては、カセグレン対
物鏡の結像面より後方にリレー光学系として逆望遠鏡を
設けると共に、この逆望遠鏡からの光束を集光し検出素
子において結像させる放物面鏡を設け、更に、前記カセ
グレン対物鏡と前記逆望遠鏡との間には、カセグレン対
物鏡における光束遮蔽率が逆望遠鏡における光束遮蔽率
より太き(、かつ、光軸上の物点に対するカセグレン対
物鏡の瞳の投影像が逆望遠鏡の瞳径と同じかそれより小
さく、かつ、光軸上の物点に対するカセグレン対物鏡の
瞳上での光束遮蔽径の逆望遠鏡の瞳上での投影像が逆望
遠鏡の瞳上での光束遮蔽径と同じかそれより大きい、と
いう関係が成り立つようにしているので、光軸上の物点
からの光束は勿論のこと、光軸を外れた物点からの光束
でも検出素子に対して効率よく伝えることができる。そ
して、逆望遠鏡を構成する2つの鏡による合成焦点距離
は長いものの光路長そのものは短いので、カセグレン対
物鏡と逆望遠鏡との間の距離が小さくなり、それだけコ
ンパクトな顕微分光測定装置が得られる。従って、カセ
グレン対物鏡からの光が光路における空気中の炭酸ガス
や水蒸気の吸収による影響をより小さくすることができ
、精度の高い測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る顕微分光測定装置を示
す構成図である。 第2図および第3図は第1図に示す装置におけるカセグ
レン対物鏡とカセグレン逆望遠鏡との瞳の関係並びに物
点が光軸上にあるときと光軸を外れているときにおける
有効光束を示す図である。 第4図および第5図はそれぞれ本発明の他の実施例に係
る顕微分光測定装置を示す構成図である。 第6図は従来の顕微分光測定装置を示す構成図である。 第7図は第6図に示す装置におけるカセグレン対物鏡と
カセグレン逆望遠鏡との瞳の関係並びに物点が光軸上に
あるときと光軸を外れているときにおける有効光束を示
す図である。 第8図は従来の顕微分光測定装置を示す構成図である。 1・・・カセグレン対物鏡、8・・・検出素子、12・
・・結像面、20・・・逆望遠鏡(カセグレン逆望遠鏡
)、24・・・放物面鏡、30・・・逆望遠鏡(グレゴ
リ−逆望遠鏡)、40・・・逆望遠鏡にュートン逆望遠
鏡)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 対物鏡としてカセグレン対物鏡を用いた顕微分光測定装
    置において、前記カセグレン対物鏡の結像面より後方に
    リレー光学系として逆望遠鏡を設けると共に、この逆望
    遠鏡からの光束を集光し検出素子において結像させる放
    物面鏡を設け、更に、前記カセグレン対物鏡と前記逆望
    遠鏡との間には、カセグレン対物鏡における光束遮蔽率
    が逆望遠鏡における光束遮蔽率より大きく、かつ、光軸
    上の物点に対するカセグレン対物鏡の瞳の投影像が逆望
    遠鏡の瞳径と同じかそれより小さく、かつ、光軸上の物
    点に対するカセグレン対物鏡の瞳上での光束遮蔽径の逆
    望遠鏡の瞳上での投影像が逆望遠鏡の瞳上での光束遮蔽
    径と同じかそれより大きい、という関係が成り立つよう
    にしたことを特徴とする顕微分光測定装置。
JP1286891A 1989-11-03 1989-11-03 顕微分光測定装置 Expired - Fee Related JPH0776745B2 (ja)

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EP90120608A EP0433613B1 (en) 1989-11-03 1990-10-26 Microscopic spectrometer with Cassegrain objective
US07/607,307 US5136422A (en) 1989-11-03 1990-10-31 Reflective optical system for a microscopic spectrometer

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