JPH03147663A - 熱可塑性樹脂シートの巻取り方法 - Google Patents

熱可塑性樹脂シートの巻取り方法

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Publication number
JPH03147663A
JPH03147663A JP1285880A JP28588089A JPH03147663A JP H03147663 A JPH03147663 A JP H03147663A JP 1285880 A JP1285880 A JP 1285880A JP 28588089 A JP28588089 A JP 28588089A JP H03147663 A JPH03147663 A JP H03147663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
core
cutter
thermoplastic resin
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1285880A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kida
木田 吉行
Yasuto Jiyuni
潤井 康人
Takeshi Miyaji
宮地 猛
Masao Mikazuki
三日月 将雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP1285880A priority Critical patent/JPH03147663A/ja
Publication of JPH03147663A publication Critical patent/JPH03147663A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Winding Of Webs (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、安全合わせガラス等に用いられる熱可塑性樹
脂シートをコアにロール状に巻取る方法に関する。
(従来の技術) 積層安全ガラスは、熱可塑性樹脂9例えばポリビニルブ
チラールのシートを2枚のガラス板間に挾んで構成され
ている。このポリビニルブチラールシートは8通常、保
存および輸送に便利なロール形状で、製造業者から積層
業者へ提供される。
ところで、ポリビニルブチラールシートをロール形状に
するには3回転するコアの周囲にシート端部を巻付ける
ことによりなされている。ここで。
シートをロール形状にしたときに、コアに巻付けられた
複数層のシート同士がくっつく、いわゆるブロッキング
現象を生じる問題がある。
このブロッキング現象を解消する方法として。
従来法の(1)、 (2)の方法が提案されている。
(1)ポリビニルブチラールシートの表面に1例えば重
炭酸ナトリウムのような後洗できる粉末を散布する。
(2)ポリビニルブチラールシートを低温でコアに巻取
り、保存、輸送する。
上記2つの方法のうち、近年、積層業者側の取り扱い易
さとシートの品質の点から(2)の方法が採用されてい
る。上記(2)の方法を用いた場合、アキュムレータ等
の冷却装置でシートを15°C以下、好ましくは7〜1
2°Cに冷却する。しかし、冷却装置で冷却されたシー
トをロール形状に巻き取る過程において、シートにシワ
、折れ込みが発生し1巻姿が悪くなるという問題があっ
た。またシートを所望の長さにコアに巻取った後、シー
トを切断する際にはシートが硬くなっているので、カッ
ターが破損することもあった。さらに、従来の方法でシ
ートをコアに巻取った場合には、ロール状シートを取り
扱う際にコアにチャックを入れて吊り上げようとすると
コアが抜けてしまうという事態も起こり得た。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり9本発
明の目的は、熱可塑性樹脂シートを低温でロール形状に
巻取る工程において、シートのシワ、折れ込みがない美
しい巻姿を得ることができ。
シート切断時において、カッターの破損がなく。
さらに、ロール状シートからコアが抜けることのない熱
可塑性樹脂シートの巻取り方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 発明者らは、シートの巻取り時におけるシワや折れ込み
、シート切断時におけるカッターの破損などのトラブル
、およびコアの抜けが低温時のシート剛性によることを
見出し1本発明を完成するに至った。
すなわち本発明の熱可塑性樹脂シートの巻取り方法は1
回転するコアの外周に1熱可塑性樹脂シートを所定長さ
巻取った後、カッターにて該シートを切断する熱可塑性
樹脂シートの巻取り方法において、該熱可塑性樹脂シー
トの切断箇所を、シート巻取り時の温度に比べて高い温
度で加温することを特徴とし、そのことにより上記目的
が達成される。
(作用) 熱可塑性樹脂シートは、比較的低温でコアに巻き取られ
るので、ロール形状に巻き取られたシート同士はブロッ
キングを起こすことはない。シートが所定長さ巻き取ら
れた後、シートをカッターで切断する際には、その切断
箇所は加温により軟化しているので、カッターは破損し
ない。さらに。
シートを別のコアに巻付ける際には、シートの端部が上
記のように加温されているので、コアの周囲に密着性良
く巻付けられる。
(実施例) 以下に本発明を5図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の方法を実施するための巻取り装置を示
す模式図である。図において、Iはポリビニルブチラー
ルシートであり、このシートは冷却用のアキュムレータ
2に移送され、この中に配設された複数のダンサ−ロー
ル2a、 2a+ ・・・を通過する間に、シートlは
冷却される。シート1の冷却温度は7〜12°Cが好ま
しい。冷却されたシートlは、アキュムレータ2を出た
後、ガイド用コア6を介して回転するコア5の周囲に巻
き取られる。
このコア5は回転駆動および停止可能な駆動軸に接続さ
れている。所定の長さのシートlがコア5に巻き取られ
た後、このシー)1を切断すべくコア6の上方に回転刃
のカッター3が配設されている。また、カッター3によ
るシートの切断箇所およびその近傍に、 18〜20’
Cの温風を吹きつける加熱装置4が、シート1の上方に
配設されている。
次に1本発明を比較例および実施例を挙げて説明する。
比較班上 第1図で示した装置において、加熱装W4を利用しない
で、アキュムレータ2から送り出された可塑剤含有ポリ
ビニルブチラールシートlの平均温度を12°Cに設定
してコア50回りに120m巻き取った後、カッター3
で切断した。この場合、シート1にシワが入り、得られ
たロール形状のシートは巻姿の悪いものであった。そし
てこのロール状シートを12°Cで一ケ月保存した後、
ロール状シートのコア内部にチャックを入れて吊り上げ
たところ コアが抜けてしまった。
比較皿主 上記装置において、加熱装置4を利用しないでアキュム
レータ2から送り出されたシート1の平均温度を8°C
に設定してシートlをコア5の回りに巻き取った後、カ
ッター3で切断し、ようとしたところ、カッター3が破
損したため切断できなかった。
実」動処 上記装置において、アキュムレータ2から送り出された
可塑剤含有ポリビニルブチラールシート1の平均温度を
10°Cに設定してコア5の回りに巻取り1所定の長さ
を巻き取った後3 シー1−1の移送を5秒間停止し、
切断すべき部分に加熱装置4から温風を吹きつけた。温
風加熱によって、シート1は18〜20°Cに加温され
た。この部分をカッター3で切断し、シート1の先端部
を別の新しいコア5に巻付けた。シートlは、カッター
3を破損することなく容易に切断でき2巻き取ったシー
ト1の巻姿も良好であった。またこのロール状シートを
lOoCで1ケ月保存したところ、コアは抜けず。
取り扱いに便利であった。
なお1本実施例において、加熱装置4をカンタ−3のコ
ア5側に隣接する位置に配設したが1本発明はこれに限
るものではなく、切断部位を効率よく加熱できる位置で
あればよい。
また2本実施例においては、可塑化ポリビニルブチラー
ルを用いたが1本発明はこれに限るものではなく、ロー
ル形状にして保管・輸送する必要がある他の熱可塑性樹
脂シートにも適用することができる。
(発明の効果) 本発明の熱可塑性樹脂シートの巻取り方法は。
シートの加温した箇所をカッターで切断するので。
シートは柔らかくなっており、カッターが破損すること
がない。また、シートは十分柔らかい状態でコアに巻取
られるので、シートにシワや折れ込みが生じない。そし
て、シートはコアの周囲にピンタリと密着して巻取られ
るから、コアにチャックを入れて吊り上げる際にコアが
抜けることはない。更に1本発明の方法は、従来の装置
に加熱装置を取り付けるだけでよいので、設備が簡単で
あるという利点がある。
土−■画剖旦厘亙鳳凰 第1図は1本発明の方法に用いたポリビニルブチラール
シート巻取り装置の模式図である。
■・・・ポリビニルブチラールシート、2・・・アキュ
ムレーター、3・・・カシター コア、6・・・ガイド用コア。
4・・・加熱装置。
5・・・ 以 上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転するコアの外周に、熱可塑性樹脂シートを所定
    長さ巻取った後、カッターにて該シートを切断する熱可
    塑性樹脂シートの巻取り方法において、 該熱可塑性樹脂シートの切断箇所を、シート巻取り時の
    温度に比べて高い温度で加温することを特徴とする熱可
    塑性樹脂シートの巻取り方法。
JP1285880A 1989-10-31 1989-10-31 熱可塑性樹脂シートの巻取り方法 Pending JPH03147663A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1514671A1 (en) * 2002-06-20 2005-03-16 Toyo Kohan Co., Ltd. Method and apparatus for connecting resin films

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JPS6190969A (ja) * 1984-10-09 1986-05-09 Polymer Processing Res Inst シ−ト巻取機

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