JPH0314713Y2 - - Google Patents

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JPH0314713Y2
JPH0314713Y2 JP1981115644U JP11564481U JPH0314713Y2 JP H0314713 Y2 JPH0314713 Y2 JP H0314713Y2 JP 1981115644 U JP1981115644 U JP 1981115644U JP 11564481 U JP11564481 U JP 11564481U JP H0314713 Y2 JPH0314713 Y2 JP H0314713Y2
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JP
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chord
data
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keyboard
rhythm
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JP1981115644U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、特に鍵盤部で演奏されるコード
(Chord)演奏を自動的に採譜し、表示出力させ
る自動採譜装置に関する。
鍵盤部における鍵の操作を検知し、この操作鍵
検知信号にもとづき五線譜状の楽譜を出力する装
置は考えられている。例えば、特開昭55−159494
号に示されるように、操作された鍵に対応して音
高データを形成し、五線譜上でこの音高データに
対応した音符マークを表示出力するものである。
しかし、このようにして採譜された五線譜表示
は、五線譜に対応して音符マークの表示位置を設
定し表示するものであるため、装置が大型化、複
雑化するものであり、特に伴奏音となるコードを
表示する場合には、3音符を記入表示する必要が
あり、非常に複雑化して、伴奏音の自動採譜は困
難な状態となる。
この考案は上記のような点に鑑みなされたもの
で、特に鍵盤部でシングルフインガ、あるいは3
フインガで奏されたコードを検知し、これを表示
出力する簡単な構成で、通常の電子楽器等にも組
み込み可能な自動採譜装置を提供しようとするも
のである。
すなわち、この発明に係る自動採譜装置にあつ
ては、鍵盤部における和音演奏を行う演奏操作に
対応して、その操作鍵を検出すると共に、この操
作鍵の検出により検知された和音を和音名データ
に変換し、表示手段において、上記和音名を時間
の経過に対応して位置が変化されるようにして表
示させるようにするものである。
以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明
する。第1図はコード演奏の自動採譜を行なう電
子楽器の外観を示すもので、コードによる伴奏音
を伴なつた演奏を行なう鍵盤11を備え、例えば
この鍵盤11にあつては、少なくとも低音側の1
オクターブの範囲をコード演奏用に特定して使用
するようにしてなる。そして、このコード演奏用
の鍵盤部では、例えば1本の指でコードの根音を
指定するシングルフインガ「SF」操作、あるい
は3本の指でコードを構成する3つの鍵を同時操
作する3フインガ「3F」操作を行なうものであ
る。そしてこの電子楽器にあつては、例えば紙テ
ープ上に採譜されたコード名を印刷出力するプリ
ンタ出力部12、および液晶表示、あるいはその
他のキヤラクタデイスプレイ等による表示器13
が設けられている。
そして、例えばプリンタ出力部12から得られ
る紙テープ14には、第2図のAに示すように時
間の経過を表わす長手方向の線14aと共に、小
節区切りバー14bをプリントし、この小節区切
り表示14b等に対応して、C,G7,Fmのコー
ド名14cを文字表示するものである。また、表
示器13においても第2図のBに示すように上記
と同様の表示が行なわれるもので、この場合には
時間の経過と共に矢印15で示す方向にその表示
が流れるようにされる。
第3図は、上記のようなコード演奏の自動採譜
を行なう電子楽器の構成を示すもので、鍵盤11
における鍵操作状態は、押鍵検出回路16で検知
され、操作鍵に対応した音高データが発生され
る。そして、この鍵操作に伴なう音高データの中
で、前述したコード演奏用に特定された範囲外の
鍵盤部で奏されるメロデイに相当する音高データ
は、メロデイ音形成回路17に供給され、その音
高データに対応するメロデイ楽音信号を形成し、
この楽音信号は増幅器18を介してスピーカ19
に供給し、メロデイ音として演奏されるようにな
る。
また、コード演奏用に特定された鍵盤範囲にお
ける操作鍵の音高データは、コード検出回路20
に供給する。この場合、前述したようにこの鍵盤
11におけるコード演奏は、シングルフインガ
「SF」あるいは3フインガ「3F」で適宜行なえる
もので、その演奏態様に合わせてSF指定スイツ
チ21aあるいは3F指定スイツチ21bを投入
設定し、コード検出回路20に対してコード検出
指定指令を与えておく。
具体的には、SF指定スイツチ21aが投入設
定された状態では、鍵盤11部ではコードの根音
に相当する1つの鍵のみが操作されるもので、こ
の操作に対応する根音に相当する音高データがコ
ード検出回路20に供給される。そして、コード
検出回路20ではこのSF指定状態で、根音デー
タを従音形成回路22に供給し、根音と共にコー
ドを構成する他の2つの従音となる音高データを
作成する。この従音形成回路22は、例えば
ROM等によつて構成すればよい。また、3F指定
スイツチ21bが投入設定される時は、鍵盤11
でコードを構成する3つの鍵が同時操作され、こ
の同時操作された3つの鍵それぞれの音高データ
がコード検出回路20に供給される。そして、こ
のコード検出回路20においては、上記鍵操作に
伴う3つの音高データに基づきコードの種類を検
出し、このコード種類を表現する根音データとコ
ードタイプのデータを出力するようになる。
上記鍵盤11のコード演奏用に特定された範囲
の鍵の操作に対応した上記押鍵検出回路16から
の音高データは、さらにセレクタ23に入力Aと
して供給される。このセレクタ23には、前記従
音形成回路22で形成された根音データに基づく
根音と従音からなるコード和音を構成する音高デ
ータが入力Bとして供給されているもので、この
セレクタ23には前記SF指定スイツチ21aの
投入時に得られる信号が選択指令信号として供給
されている。具体的には、SF指定スイツチ21
aが投入された状態では、セレクタ23は入力B
を選択し、従音回路22からの音高データを出力
するようになる。すなわち、スイツチ21aの投
入された状態では、従音形成回路22からの和音
音高データが、スイツチ21bの投入された時
は、押鍵検出回路16からの和音演奏に対応する
音高データがセレクタ23でセレクトされ、コー
ド音形成回路24に出力されるようになる。
コード検出回路20から出力されるコードに対
応した音高データは、さらにベース音形成回路2
5に供給される。このベース音形成回路25にお
いては、供給された音高データに基づきベース音
データを形成し、このベース音データに対応した
ベース音を形成するようになる。そして、コード
音形成回路24およびベース音形成回路25で
は、それぞれ鍵盤11におけるシングルフインガ
あるいは3フインガにより和音演奏に対応したコ
ードおよびベース音の楽音信号を形成し、増幅器
18を介してスピーカ19から発音されるように
する。
ここで、テンポ速度設定操作によつて発振周波
数の制御されるテンポ発振器26が設けられ、こ
のテンポ発振器26からの発振テンポクロツク信
号をカウンタ27でバイナリ計数し、このバイナ
リ計数データを構成する複数ビツトデータを
ROM等でなるリズムパターンメモリ28に供給
して、リズム種類にそれぞれ対応したリズムパタ
ーン信号を形成する。すなわち、リズムパターン
メモリ28には、図示しないリズムセレクト機構
からのリズム種類指定が行なわれ、その指定され
たリズム種頼のリズムパターン信号を出力し、リ
ズム音源回路29を駆動して、自動リズム音源信
号を発生し、増幅器18を介してスピーカ19に
供給し、自動リズム演奏音が発せられるようにす
る。また、リズムパターンメモリ28からは、選
択されたリズム種類に対応して、コードおよびベ
ース音発生用のリズムパルス信号を発生し、この
リズムパルス信号は前記コード音形成回路24お
よびベース音形成回路25に供給する。このコー
ド音発生用のリズムパルスの供給されたコード音
形成回路24においては、このリズムパルスに対
応してセレクタ23から供給された音高データに
基づきコード音を構成する音源信号を発生し、リ
ズムパルスに対応してリズム表現されたコード演
奏楽音を出力するようになり、スピーカ19から
コード和音がリズムに対応して発生されるように
なる。また、ベース音発生用のリズムパルスの供
給されたベース音発生回路25においては、この
リズムパルスに対応してベース音データが形成さ
れ、このベース音データに対応したベース音源信
号が形成されるようになる。そして、このリズム
パルスに対応したベース音源信号によりスピーカ
が駆動され、ベース音のリズム演奏が表現される
ようになる。
上記コード検出回路20からのコード検出デー
タは、さらに文字データ変換ROM30およびコ
ード変更検出回路31に供給する。そして、文字
データ変換ROM30では、検出されたコードデ
ータにもとづき、そのコード種類を表現する和音
名文字データを発生して、表示制御回路32およ
びプリンタ制御回路33に供給する。また、コー
ド変更検出回路31では、コード検出回路20か
らのコード名データが変化した時に、上記制御回
路32,33に指令を与え、表示およびプリント
動作が行なわれるようにする。
上記表示制御回路32およびプリンタ制御回路
33に対しては、さらに前記テンポクロツク信号
を計数するカウンタ27からの信号を供給し、テ
ンポの進行と共に、小節の区切りデータを与える
ようにし、表示制御回路32で表示駆動される1
3およびプリンタ制御回路33で印刷駆動される
プリンタ出力12において、それぞれ第2図で説
明したような、時間さらに小節区切りを伴なうコ
ード名の表示出力がされるようにしてなる。
すなわち、上記のように構成される装置にあつ
ては、鍵盤11でコード演奏を伴なつた演奏を行
なうことにより、この演奏に対応したメロデイ
音、さらにリズムを伴なつたコードおよびベース
音の伴奏音演奏が行なわれるものであり、同時に
コードに相当する演奏データにもとづき、コード
名による表示出力がされるようになる。特に、こ
のコード名の表示出力は、第2図で示したよう
に、時間の経過に対応し、且つ小節区切りのバー
表示に対応位置して、C,G7,Fm、等の和音名
を文字を用いて表示するもので、この表示文字は
時間の経過に対応してその表示位置が変化される
ものであり、初心者等においても簡単に理解でき
状態で表現されるものである。
以上のようにこの考案よれば、鍵盤におけるシ
ングルフインが、あるいは3フインガによる和音
演奏の状態が非常に簡単にして自動的に採譜さ
れ、コード名の状態で表現出力されるものであ
り、特にこの自動採譜装置は、電子楽器に対して
簡単に組み込み構成することができ、その実用的
効果は著るしいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る自動採譜装
置を内蔵する電子楽器を示す図、第2図のA,B
はそれぞれ自動採譜された表示出力の状態を示す
図、第3図は上記電子楽器の回路構成を説明する
図である。 11……鍵盤、12……プリント出力部、13
……表示器、14……記録紙、16……押鍵検出
回路、20……コード検出回路、30……文字デ
ータ変換ROM、31……コード変更検出回路、
32……表示制御回路、33……プリンタ制御回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくともコード演奏を行なう鍵盤と、この鍵
    盤における上記コード演奏に対応する演奏操作鍵
    に基づきコード名を検出する手段と、この手段で
    検出されたコード名を時間の経過に伴い表示位置
    が変化されるように表示出力する手段とを具備し
    てなる自動採譜装置。
JP11564481U 1981-08-05 1981-08-05 自動採譜装置 Granted JPS5823389U (ja)

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JP11564481U JPS5823389U (ja) 1981-08-05 1981-08-05 自動採譜装置

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JP11564481U JPS5823389U (ja) 1981-08-05 1981-08-05 自動採譜装置

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Publication Number Publication Date
JPS5823389U JPS5823389U (ja) 1983-02-14
JPH0314713Y2 true JPH0314713Y2 (ja) 1991-04-02

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ID=29909901

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JP11564481U Granted JPS5823389U (ja) 1981-08-05 1981-08-05 自動採譜装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5622240U (ja) * 1979-07-28 1981-02-27
JPS5647097A (en) * 1980-04-28 1981-04-28 Nippon Musical Instruments Mfg Electronic musical instrument

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5622240U (ja) * 1979-07-28 1981-02-27
JPS5647097A (en) * 1980-04-28 1981-04-28 Nippon Musical Instruments Mfg Electronic musical instrument

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JPS5823389U (ja) 1983-02-14

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