JPH0314630A

JPH0314630A - コーミング機

Info

Publication number: JPH0314630A
Application number: JP2137321A
Authority: JP
Inventors: Gian-Carlo Mondini; ギアン‐カルロ・モンデイニ; Hans-Ulrich Eichenberger; ハンス‐ウルリツヒ・アイヒエンベルガー
Original assignee: Maschinenfabrik Rieter AG
Current assignee: Maschinenfabrik Rieter AG
Priority date: 1989-06-01
Filing date: 1990-05-29
Publication date: 1991-01-23
Also published as: CH679488A5; EP0401162A1; EP0401162B1; DD300110A5; US5038441A; DE59002976D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は複数のコーミングヘッドを備えたコーミング機
であって、各コーミングヘッドが第１のラップ巻き体を
支持するための駆動可能な少なくとも１つのラップロー
ラを備えた後方の支持装置と、第２のラップ巻き体を支
持するための駆動可能な少なくとも１つの第２のラップ
ローラを備えた前方の支持装置とを有してかり、サラに
各コーミングヘッドに、ラップ巻き体金前方の支持装置
に載置するための各１つの搬送装置が配属されている形
式のものに関する。

〔従来の技術］このような形式の個々のコーミングヘッドを備えたコー
ミング機は西ドイツ国特許出願公告第２４３４８９８号
明細書に記載されている。

この場合、第１のラップ巻き体から帯状ラップが完全に
繰り出されると、空の巻き管が手によつて取り除かれ、
第２のラップ巻き体が前方の支持装置から後方の支持装
置に転動させられる。

次いで、搬送装置が作動されるので、この搬送装置は新
しいラップ巻き体を前方の支持装置（もしくはこのとき
該支持装置を介して走行する第２のラップ巻き体の帯状
ラップ）に載置する。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の課題は冒頭で述べた形式のコーミング機全改良
して、巻き体交換を自動的に、しかも機械の複数または
全てのコーミングヘッドにレいて同時に実施することが
可能となるようなコーミング機を提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

この課題を解決するために、本発明の構成では、各コー
ミングヘッドが、第１のラップ巻き体から繰り出されて
前方の支持装置に向かって走行する帯状ラップの規定の
端部を所定の位置で形成するために前記帯状ラップを分
断するための装置を有してかり、全てのコーミングヘツ
ドに共通に筐たはコーミングヘッドグループごとに、分
断のための前記装置と前記コーミングヘッドの搬送装置
とを制御するための制御装置が設けられていて、この場
合、前記搬送装置が新しいラップ巻き体を所定の時機で
前方の支持装置に載置して、前記の新しいラップ巻き体
における帯状ラップの始端部を、分断のための前記装置
によって形成された、前方の支持装置に向かって走行す
る帯状ラップの前記端部に整合させるようにした。

〔発明の効果〕

本発明のように構成されていると、コーミング機を停止
させることなく巻き体交換を全自動的に実施することが
できる。

制御装置は空またはほとんど空の巻き管を後方の支持装
置から取り除く装置と、第２のラップ巻き体を前方の支
持装置から後方の支持装置に後方転動させる装置をも制
御することができると有利である。

〔実権例〕

以下に、本発明によるコーミング機の実施例を図面につ
き詳しく説明する。

第１図に示したコーミングヘッドの主要なコーミング工
具は回転可能な円形コーム１と、固定コーム２と、２つ
の裂断シリンダ３と、トングユニットであク、このトン
グユニットは下トング４と、この下トングに対して旋回
可能な上トング５とを備えている。下トング４には、間
欠式に駆動可能な供給シリンダ６が支承されている。

供給シリンダ６には、互いに平行に重なり合った帯状ラ
ツプｌ　ｉ−よび■が供給される。帯状ラツプ■は第１
のラップ巻き体７から繰り出され、この第１のラップ巻
き体は後方の支持装置に支持されている。後方の支持装
置は２つの平行なラップローラ８会よび９から吸ってか
り、これらのラップローラのうち少なくとも一方のラッ
プローラは駆動可能である。帯状ラツプ■は第２のラッ
プ巻き体１０から繰り出され、この第２のラップ巻き体
は前方の支持装置に支持されている。前方の支持装置は
再び２つのラップローラ１１卦よび１２から戒ってかり
、これらのラップローラは互いにかつ前記ラップローラ
８釦よび９に対して平行である。２ツプローラ１１かよ
び１２の少なくとも一方のラップローラは駆動可能であ
る。この場合に第１の帯状ラツプＩは前方の支持装置、
つまりラップローラ１０よび１２を介して走行し、第２
のラップ巻き体１０は前方の支持装置を介して第１の帯
状ランプＩの上に位置している。

コーミング機は１列に配置された＠記形式の複数の、た
とえば８つのコーミングヘッドを有している。前記コー
ミングヘッドのうちの１つに釦いて第１のラップ巻き体
７から帯状ラップＩが少なくともほぼ完全に繰り出され
ると、コーミング機が停止されることなく自動的に巻き
体交換が実施され、しかもこの巻き体交換はコーミング
機の全てのコーミングヘッドまたは少なくともコーミン
グヘッド〆グルーてたとえば４つのコーミングヘッドに
わいて同時に実施さ？る。

この目的のために、各コーミングヘッドは検出器（図示
しない）を有して卦り、この検出器はたとえば第２図に
示した時機、つ１ク第１のラップ巻き体７の巻き管に第
１の帯状ラップＩの端部Ｅが現われた時機を検出する。

このような検出器とは、たとえばフオトセルであってよ
く、このフオトセルは明るい帯状ラップとラップ巻き体
７の暗い巻き管との間の明るさ差を認識する。この検出
器は信号を送信し、この信号はプログラム制御装置（図
示しない）を始動させ、このプログラム制御装置は次に
機械の全てのコーミングヘッド壕たは少なくともコー■
ングヘッドグループにかいて同時に、以下に述べるよう
な動作過程合生ぜしめる。

１ず、第１のラップ巻き体７の空の巻き管またはほぼ空
の巻き管を後方の支持装置８，９から取り除くための装
置が作動される。この装置はたとえば後側のラップロー
ラ９を第２図に破線で示した位置にシフトするための装
置、つ捷クたとえば後側のラップローラ９を支持する旋
回アーム１４を旋回させる装置１３（第１図）を有して
いる。後側のラップローラのシフトによって、両ラップ
ローラ８，９間の距離が拡げられ、この場合、空または
ほぼ空の巻き管は前記両ラップローラの間を通って下方
に落下する。

ラップローラ８，９の下方には、ガイド１５が配置され
ていると有利であり、このガイドに沿って巻き管は下方
に転落丁る。この場合に、巻き管に残っていた残留ラッ
プ（もちろん種々のコーミングヘッドに釦いて若干異な
る長さを有する）が繰り出されて、ガイド１５上に位置
した１１となる。空の巻き管は、第５図に示したように
受け＠１６に転がク込む。

次いでコーミングヘッドにかいて、帯状ラップＩを所定
の位置で分析するための装置が作動される。これにより
、ガイド１５に位置する、種々のコーミングヘッドで異
なる長さを有する残留ラップが分断され、帯状ラップ■
の規定の端部が形成されると望筐しい。この場合に、前
記端部は全てのコーミングヘッドにかいて同一の所定位
置に位置している。帯状ラツプＩｅ分断するための装置
とは、たとえば駆動されるラップローラ８に帯状ラツブ
■を押圧する手段を有していてよいので、このラップロ
ーラは帯状ラップ［−さらに先に移動させ、さらに前記
装置はラップローラ８のすぐ後ろで帯状ラップＩをしっ
かりと保持する手段を有していてよいので、帯状ラップ
はこの場所で裂断する。ラップローラ８に帯状ラツブ■
を押圧する手段は、第４図に示したようにラップローラ
９をラップローラ８に向かって移動させるための手段、
たとえば旋回アーム１１−備えた前述の装置１３（第１
図）を有していてよい。それと同時に旋回アーム１４は
トングレール１７を支持していてよく、このトングレー
ルは定置の、たとえばガイド１５に設けられたトングレ
ール１８と協動し、これにより帯状ラツブ■はラップロ
ーラ８の背後でしっかりとクランブされる。ラップロー
ラ８卦よび９によってさらに先へ移動された帯状ラツプ
Ｉぱこのときこれら両ラップロラとトングレール１７．
１８との間で裂断され、帯状ラツプ■の新しい規定の端
部Ｅ．１が生じる。

帯状ラツプＩを分断するためにラップローラ９が上記の
ようにしてシフトされている場合、このラップローラ９
は引き続き再び出発位置に戻され、トングレール１７．
１８は開放される。

次いで、帯状ランプＩの分断された後方の端区分をガイ
ド１５から取り除くための装置が作動される。たとえば
ガイド１５には、下方から吸込み通路１９が闘ロしてか
り、この吸込み通路内では、第５図に示したように負圧
が形成される。

さらに、前方の支持装置１　１　，　１　２．から第２
のラップ巻き体を後方へ後方の支持装置８，９にずらす
装置が作動される。この装置はたとえば突き俸２０を有
して釦ク、この突き棒はラップ巻き体１０ｆ．後方に突
き出すので、このラップ巻き体は（ガイド２１によって
支持された）帯状ラツプＩに沿って、第６図に示した位
置に転がり込む。

各コーミングヘッドには、前方の支持装置１１．１２に
新しいラップ巻き体を載置するための搬送装置が配属さ
れている。この搬送装置に関しては、第１図かよび第７
図にビン２３を備えた支持アーム２２しか示されていな
い。この場合、ビン２３と支持アーム２２とから形成さ
れた搬送装置は、前方の支持装置のラップローラ１１わ
よび１２を介して走行する帯状ラツプｌ　ｉ−よび■に
新しいラップ巻き体２４を載置するために作動される。

新しいラップ巻き体２４に釦ける帯状ラップの始端部Ａ
が前記ラップ巻き体の周直で位置決めされて釦ク、この
場合、この始端部Ａは、前方の支持装置にラップ巻き体
２４を載置した時点でラップローラ１２に対して、第１
の帯状ラツブ■の端部Ｅ．　１に対する距離と等距＠を
有している。新しいラップ巻き体２４はラップローラ１
１，１２への載置後にこれらのラップローラを用いて回
転させられるので、前記始端部Ａと前記端部Ｅ．　１と
は同時にラップローラ１２に到達する。すなわち、前記
始端部Ａと前記端部Ｅ．　１とは互いに桜合させられる
。

第８図には、前記始端部Ａと前記端部Ｅ．１とがラップ
ローラ１１を通過した後に起こ９得る状態が示されてい
る。前記始端部Ａはｂそらく新しいラップ巻き体２４の
局面に付着している。

したがって、この場合には前記始端部Ａをラップ巻き体
２４の周面から剥離するための剥離装置が作動される。

剥離装置とはたとえば吸引ノズル２５であってよく、こ
の吸引ノズルはラップ巻き体２４の局面に向かって移動
させられ、これによシ前記始端部Ａは剥離される。引き
続き、吸引ノズル２５が再び引き戻され、負圧が取り除
かれるので、前記始端部Ａは第９図に示したように、ラ
ップ巻き体１０から到来する帯状ランプ■に載着する。

もちろん、吸引ノズル２５の代わシに吸引ローラまたは
機械エレメントを使用し、これによって新しいラップ巻
き体２４の周面から前記始端部Ａを剥離して、帯状ラツ
プ■に載着させることもできる。

帯状ラツプ■に載着した、新しいラップ巻き体２４の帯
状ラップの始端部Ａは次いで帯状ラップ■と共にプレス
ローラ対２６ｆ．通過し、このプレスローラ対は前記始
端部Ａを帯状ラツブ■に圧着する。

記載したコーミング機に釦いて、各コーミングヘッドの
供給シリンダ６には、常に互いに重なり合った２つの帯
状ラップが供給されることが認められる。機械の運転時
に自動的に実箔される巻き体交換にかいて新しいラップ
巻き体２４の帯状ラップの始端部Ａが第１のラップ巻き
体７の帯状ランプＩの端部Ｅ．ｌに対して位置調整され
るので、移行時には肉厚部も、減少した厚さを有する個
所も生じない。

最初の第１のラップ巻き体７の空の巻き管は第９図では
相変らず受けＯｕ１６に位置している。

この巻き管は制御装置によって制御されて、適当な時点
で搬送装置に戻されるか、もしくはこの搬送装置から引
き取られる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明によるコーミング機の実施例を示すもので
あって、第１図はコーミングヘッドの部分を鉛直方向で
断面した図、第２図、第３図、第４図、第５図、第６図
、第７図、第８図公よび第９図は巻き体交換過程を８つ
の段階で示す、第１図に相応する縮小図である。

Claims

【特許請求の範囲】１、複数のコーミングヘツドを備えたコーミング機であ
つて、各コーミングヘツドが第１のラップ巻き体（７）
を支持するための駆動可能な少なくとも１つのラップロ
ーラを備えた後方の支持装置（８、９）と、第２のラッ
プ巻き体（１０）を支持するための駆動可能な少なくと
も１つの第２のラップローラを備えた前方の支持装置（
１１、１２）とを有しており、さらに各コーミングヘツ
ドに、ラップ巻き体（２４）を前方の支持装置（１１、
１２）に載置するための各１つの搬送装置（２２、２３
）が配属されている形式のものにおいて、各コーミング
ヘツドが、第１のラップ巻き体（７）から繰り出されて
前方の支持装置（１１、１２）に向かつて走行する帯状
ラップ（Ｉ）の規定の端部（Ｅ、１）を所定の位置で形
成するために前記帯状ラップ（ I ）を分断するための
装置（８、９、１７、１８）を有しており）全てのコー
ミングヘツドに共通にまたはコーミングヘツドグループ
ごとに、分析のための前記装置（８、９、１７、１８）
と前記コーミングヘツドの搬送装置（２２、２３）とを
制御するための制御装置が設けられていて、この場合、
前記搬送装置（２２、２３）が新しいラップ巻き体（２
４）を所定の時機で前方の支持装置（１１、１２）に載
置して、前記の新しいラップ巻き体（２４）における帯
状ラップの始端部（Ａ）を、分断のための前記装置（８
、９、１７、１８）によつて形成された、前方の支持装
置（１１、１２）に向かつて走行する帯状ラップの前記
端部（Ｅ、１）に整合させることを特徴とするコーミン
グ機。２、各コーミングヘツドが、第１のラップ巻き体（７）
から走出する帯状ラップ（ I ）の端部（Ｅ）を検出し
て、配属された制御装置を始動させるための信号を送信
するための検出器を有している、請求項１記載のコーミ
ング機。５、各コーミングヘツドが、配属された制御装置によつ
て制御されて、後方の支持装置（８、９）から空または
ほぼ空の巻き管を取り除く装置（１３、１４、１５）を
有している、請求項１または２記載のコーミング機。４、各コーミングヘツドが、第２のラップ巻き体（１０
）を前方の支持装置（１１、１２）から後方の支持装置
（８、９）に転動させるための、配属された制御装置に
よつて作動可能である装置（２０）を有している、請求
項３記載のコーミング機。５、巻き管を取り除く前記装置（１３、１４、１５）が
ガイド（１５）と、該ガイドに沿つて巻き管を後方転動
させるための手段（１３、１４）とを有している、請求
項３または４記載のコーミング機。６、後方の支持装置（８、９）が２つのラップローラを
有していて、巻き管を後方転動させるための前記手段（
１３、１４）が後方の支持装置の前記両ラップローラ（
８、９）の間の距離を拡げるための手段を有している、
請求項５記載のコーミング機。７、分断のための前記装置（８、９、１７、１８）が、
巻き管がガイド（１５）に沿つて後方に転動させられた
後に該ガイド（１５）上の帯状ラップ（ I ）を分断す
るために調整されている、請求項５または６記載のコー
ミング機。８、分断のための前記装置（８、９、１７、１８）が、
後方の支持装置（８、９）の駆動されるラップローラ（
８）に帯状ラップ（ I ）を押圧するための手段と、駆
動されるラップローラ（８）の背後で帯状ラップ（ I
）をしつかりと保持するための手段（１７、１８）とを
有しており、押圧するための前記手段が後方の支持装置
（８、９）の駆動されるラップローラ（８）に向かつて
運動可能な第２のラップローラ（９）である、請求項７
記載のコーミング機。９　各コーミングヘツドが、帯状ラップ（ I ）の分断
された後方の端区分をがイド（１５）から取り除くため
の手段を有しており、該手段が吸込み通路（１９）を備
えていて、該吸込み通路の開口が前記ガイドに位置して
いる、請求項７または８記載のコーミング機。１０、各コーミングヘツドの前方の支持装置（１１、１
２）の前方に、該支持装置に載置された新しいラップ巻
き体（２４）から帯状ラップの始端部（Ａ）を剥離して
、該始端部（Ａ）を後方の支持装置（８、９）から到来
する帯状ラップ（II）に載着させるための吸引ノズル（
２５）または吸引ローラが配置されている、請求項１か
ら９までのいずれか１項記載のコーミング機。１１、各コーミングヘツドの前方の支持装置（１１、１
２）の前方に、該支持装置（１１、１２）から到来する
両帯状ラップ（ I 、II）を互いにプレスためのプレス
ローラ（２６）が配置されている、請求項１から１０ま
でのいずれか１項記載のコーミング機。