JPH0314607A

JPH0314607A - モータサイクリスト用ヘルメット帽

Info

Publication number: JPH0314607A
Application number: JP2116691A
Authority: JP
Inventors: Jean Gessalin; ジャン・ジェサラン
Original assignee: AGV SpA
Current assignee: AGV SpA
Priority date: 1989-05-05
Filing date: 1990-05-02
Publication date: 1991-01-23
Also published as: IT8920401A0; EP0395845A1; IT1229227B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は特にモータサイクリストのためのヘルメット帽
（ｃｒａｓｈ−ｈｅｌｍｅｔ）に関する。

従来の技術・発明が解決しようとする課題公知のように
、ジェットタイプ（ｊｅｔ　−　ｔｙｐｅ）のヘルメッ
ト帽は、例えばポリカーボネート又はグラスファイバー
のような剛性材料からなる大略ドーム形状のシェルによ
って構成されており、その前部及び下部が開かれている
。耐衝撃性材叫、通常は発泡ポリスチレン、の適当な形
の層がケーシング又はシェルの内側に配置されている。

さらに、柔らかい詰物の層が耐衝撃性材料の層の内側に
かぶせて、ヘルメットの内側がユーザの頭に合うように
している。

ジエソトタイプのヘルメットは、通常は、ひらによって
ユーザの頭に固定されており、そのひもは、下方の開口
を横切って延びるとともにヘルメットを着用したのちユ
ーザのあごを下方で取り囲むようにぴんと張るか又はし
っかりと固定する。

この種のヘルメットにはいくつかの不利な点があり、主
として、ユーザの頭にヘルメットを固定するためのひも
の使用に関する乙のである。

実際上、上記ひもは、非常にしばしば、ヘルメソトを固
定することを不可能として適切にしっかりと固定したり
ぴんと張ることができず、特に転倒や衝突などの場合に
おけろ突発的な原因のため、簡単に楢傷する可能性があ
る。

さらに、ヘルメソトを長時間着用しなければならないと
き、上記ひらは、しばしば、不快感を与えるものである
。

また、上記ひらは、広範囲の密閉タイプのヘルメットす
なわちヘルメソトの前部開口に延びるあご当てを有する
乙ののためのヘルメット固定叩けとして使用されており
、ヘルメットの偶発的な取り外し力吐記あご当ての存在
によってより困難となってはいるが、実際上、ジェット
タイプのヘルメットで見られた同じ不利な点を有する。

いくつかの種類の密閉タイプのヘルメットでは、上記ひ
もは、首のための通路にヘルメット下部の開口を制限す
るあご当ての下部の延長部によって置き換えられていろ
。この種のヘルメットでは、上記ヘルメットは着用又は
取り外ししなければならないとき、ユーザの頭が下部開
口を通ることができるように前方向に移動できるように
、あご当てがヘルメットのシェルに関して序動可能とな
っている。

上記ヘルメットは上記ひもの使用に関する上記問題を解
決するが、あご当ての下部の延長部を採用することによ
り、ヘルメットの前下部側を完全に閉じる不利な点があ
り、このような配置が、通気（ａｅｒａｔ　ｉｏｎ）問
題と個人における閉所恐怖症の問題とを生じさせている
。

本発明の目的は、ユーザの頭に安全にしつかりと固定さ
れることができるヘルメット帽を備えることによって上
記した問題を解決することにある。

この目的の範囲内で、本発明の目的は、特に、密閉タイ
プのヘルメットにおける前下部分の適当な通気を常時保
証することができるヘルメットを備えることである。

本発明の他の目的は、ヘルメットが使用される定させる
ようにするヘルメットを備えることである。

特に、本発明の目的は、簡単に着用及Ｃ！ｌｉＱノトし
できるヘルメットを備えることである。

上記目的と、これらの目的と以下に明らかになる他の目
的は、添付された請求の範囲に記載されたように、特に
モータサイクリストのためのヘルメット帽によって達成
されうる。

本発明の特徴と有利な点は、添付される図面の制限的で
はない例としてのみ図示されながら、本発明にかかるヘ
ルメットの２つの好ましいかつ限定的ではない実施例の
詳細な説明から明らかにな課題を解決するための手段・
発明の作用・効果・実施例上記図において、本発明にかかるヘルメット帽は、２つ
の実施例では参照番号ｌと１ａによって大略示されてお
り、前部と下部が開かれている大略ドーム形状のシエル
２を備える。

上記シエル２は公知の方法で得られ、剛性材料、例えば
、ボリカーボネート又はグラスファイバーからなるとと
もに、耐衝撃性材料例えば発泡ボリスヂレンの層かその
内則に詰物の層とともに６１ｋえられている。

本発明によれば、大略剛性保持部材（ｒｅｔｅｎｔ　ｉ
ｏｎｅｌｅｍｅｎｔ）　３が下部開口４の前部分に延び
ており、その長手方向の両端部３ａと３ｂとが、上方に
延びかつ上記ンエル２の２つの対向する側部分に揺動可
能に連結されている。

上記保持部財３は、閉位置から開位置まで制御可能に移
動できろ。上記閉位課では、上記保持部材３は、ヘルメ
ットの前部開口５の下向きの限界を定めているとともに
ユーザのあごを下方で取り囲むようになっている。上記
開位置では、上記保持部材３は、上記閉位置に関して上
記保持部材３が前方と上方とに移動し、ユーザがヘルメ
ットを簡単に着用又は取り外しできる。

より詳細には、上記保持部材３の上記長手方向の両端部
３　ａ，　３　ｂは、円弧形状に案内手段６を介して上
記シェル２と摺動可能に連結されている。

上記案内手段は、両端部３　ａ，　３　ｂの夫々に対し
て、タブ（ｔａｂ）　７を備えている。該タブ７は、円
弧形状であって、前部開口５の各側縁から始まる上記シ
ェル２の内側に備えられた空間によって形成されかつ、
タブに対応する形状のシート８に係合する。

第１ｉ１９は上記タブ７に形成されており円弧形状とな
っていろ。第１ピン１０は第ＩＲ９の中に係合しており
、上記シェル２と連結されている。

上記タブ７には第２ビンｌ！が備えられる。この第２ピ
ンＩＩは、第２溝１２内に挿入されている。

該第２　７ｔＩＦＩ　２は、また、円弧形状になってお
り、上記タブがその内側を摺動するシート８の底部に形
成されている。

上記２つの１９と１２は相互に同心であって、それらの
長さは保持部材３の揺動可能な範囲を決めている。

少なくとも閉位置で上記保持部材３をロックするスナッ
プ・ロック手段１３を備えることが有利である。

上記スナップ・ロック手段１３は、上記第１ピン１０の
半径方向に膨張した部分１４を備えろ。

上記第１ビン１０にはヘルメットの外測から接触できる
ヘッドＩＯａが備えられており、該ヘッド１０ａは、弾
性復帰手段に対して、ヘルメットの内側に向かってその
軸方向沿いに制御可能に移動する。上記弾性復帰手段は
、上記ピン１０の回りに配置され、かつ、上記シート８
の底部に形成された適当な収納室１６内に位置させられ
ているコイルばねｌ５を備えている。

上記保持部材３が閉位置にあるとき、上記第１ピン１０
に最も近い第１溝９の端部には凹部１７がある。この凹
部ｌ７は、上記タブ７の内側に形成され、かつ、上記保
持部材が閉位置にあるとき上記コイルばねｌ５の作用に
よって上記半径方向の膨張部分１４に連結されるように
、該膨張郎分１４に対応した形状となっている。

上記保持部材３の端部３ａと３ｂは複数の取付部（ａｂ
ｕｔｍｅｎｔｓ）　１　８を形成する。この取付郎１８
は、前面の衝撃の場合には上記保持部材３の後ろ向きの
移動に特に優れた抵抗を発揮するように、上記保持部材
３が閉位置にあるとき、上記前部開口５の複数の側縁に
向けられるとともに上記側縁にもたせ掛けられている（
ｒｅｓｔ）。

上記保持部材３は、ユーザにとって着ごこちが良いよう
に、上記ヘルメットの下方の部分に位置した中間の郎分
３ｃに、ヘルメットの後部に向けられた側に凹部Ｉ９を
有する解剖学上適当な形状の平坦な形状が備えられてい
る。

上記保持部材３は、例えば発泡ポリウレタン又は他の詰
物材料のような軟質材料で、少なくともユーザに向けら
れた側が、被覆された成形硬質合成樹脂によって一体的
に備えることができる。

詰物材料の層２０は、上記両端部３　ａ，　３　ｂの内
側に向けられた側に備えることができて、上記端部はユ
ーザの顔の側部を保護するのに効果的に作用して、上記
第１実施例、例えば、ジェットタイプのヘルメットにお
いて特に有利なものとなる。

第８〜１１図を参照して、第２実施例では、上記保持部
材３の長手方向の両端部３　ａ，　３　ｂはブリッジ状
部材２１によって連結されており、該郎材２！は、ヘル
メット１ａの前部まで延びて、密閉ヘルメットのあご当
てを形成する。通気通路２２は、上記あご当て２１と上
記保持郎材３の中間郎分３ｃとの間に形成するのが便利
である。

第２実施例では、第１実施例で使用された同じ参照番号
がヘルメットを構成する他の部材に対して使用されてい
る。

この第２実施例では、上記あご当て２１と上記保持部材
３は一体的に備えることができる。

本発明にかかるヘルメットの使い方は次の通りである。

上記保持部材３が閉位置にある状態で、ヘルメットを着
用するため、上記四郎１７から上記半径方向の膨張部分
１４を係合解除するようにヘルメットの内側に向けて上
記ピン１０を押す。上記保持部材３の作用により、従っ
て、上記保持郎材３はユーザが簡単にヘルメットを着用
できるように、前方と上方に移動する。

上記ヘルメットか着用されると、上記保持部材３は上記
反対方向に上記保持部材に作用することによって閉位置
まで復帰する。上記閉位置の端部になると、上記保持部
材３は上記コイルばね１５によってロックされて、上記
半径方向の膨張郎分！４を上記凹部１７に係合させる。

実際上は、上記保持郎財はユーザの頭にヘルメットを特
にうまく固定することができ、公知のヘルメットにおけ
る固定用ひもの不利な点が回避できるので、本発明にか
かるヘルメットは意図した目的を十分に達戊することが
分かる。

ジェットタイプのヘルメットにおいて本発明にかかる上
記保持部材の採用から引き出される池の有利な点は、ユ
ーザの顔の側部と下部がよりうまく保護されるというこ
とである。

従って、考え出されたヘルメットは非常に多数の修正や
変形がなされやすく、それらの総ては、発明の概念の範
囲内にあり、さらに、総ての細部については技術的に等
価な部材と置き換えることができる。

実際上は、使用された材料は、寸法と同様に、この技術
におけろ要求や事情によりどのようにでもすることがで
きる。

総ての請求の範囲で述べられた技術的な特徴は参照番号
によって伴われてお０、それらの参照番号は請求の範囲
を明白にするだけの目的のために備えられており、従っ
て、そのようム参，明番号は、該参照番号による例によ
って結び付けられた各部材の範囲に何等制限を設けるも
のではない。

【図面の簡単な説明】

第１〜７図にはジェットタイプのヘルメットに関し、本
発明の第１実施例にかかるヘルメットが描かれており、
より詳細には、第１図は閉位置での保持部材を有するヘ
ルメットの側面図、第２図は開位置での保持部材を有す
るヘルメットの側面図、第３図はヘルメットの底面図、
第４図はヘルメットが着用されときのヘルメットの斜視
図、第５図は■−■線で切断されヘルメットの詳細を示
した図であって第Ｆ図の拡大断面図、第６図は■−Ｖｌ
線で切断された第２図の拡大断面図、第７図は上記保持
部材の詳細な斜視図、第８〜ＩＩ図は密閉タイプのヘル
メットに関する本発明の第２実施例にかかるヘルメット
が描かれており、より詳細には、第８図は閉位置での保
持部材を有するヘルメソトの側面図、第９図は開位置で
の保持部材を有するヘルメットの側面図、第１０図はヘ
ルメットの底面図、第１１図はヘルメットを着用すると
きのヘルメットの斜視図である。１、１ａ・・・ヘルメット、２・・・ンエル、３・・・
保持部材、３　ａ，　３　ｂ・・・端部、３ｃ・・・中
間部分、４・・・下部開口、５・・・前部開口、６・案
内手段、７・・・タブ、８・・・シート、９・・・第１
溝、ＩＯ・・第１ピン、１０ａ・ヘッド、１２・・・第
２Ｍ、１３’・・スナップ・ロヅク手段、Ｉ４・・・半
径方向の膨張部分、１５・・・コイルばね、１６・・・
収納室、ｌ７・・・凹部、１８・・・取付部、Ｉ９・・
凹部、２０・・・詰物材料の層、２１・・・ブリッジ状
部材、２２・・通気通路。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）前方と下方が開いたシェルを（２）有する特にモ
ータサイクリスト用のヘルメットにおいて、ヘルメット
の下部開口（４）の前部分に延びる十分に剛性のある保
持部材（３）を備え、上記保持部材の長手方向の両端部（３ａ、３ｂ）は上方
に延び、上記シェル（２）の２つの対向する側部分と揺
動可能に連結され、上記保持部材（３）は閉位置から開位置まで制御可能に
移動可能となっており、上記閉位置では上記保持部材は
、ユーザのあごを下方から取り囲むのに適当な位置で上
記ヘルメット（１、１ａ）の前部開口（５）の下向きの
限界を定め、上記開位置では上記保持部材は、上記閉位
置について前方かつ上方に移動してヘルメットを着用又
は脱ぐことができるようにしたことを特徴とするヘルメ
ット帽。
（２）上記保持部材（３）の上記長手方向両端部（３ａ
、３ｂ）は円弧形状の案内手段（６）を介して上記シェ
ル（２）と摺動可能に連結されるようにしたことを特徴
とする請求項１に記載のヘルメット帽。
（３）上記案内手段（６）は、上記保持部材（３）の各
端部（３ａ、３ｂ）に対して、タブ（７）を備え、該タ
ブは、円弧形状であるとともに、上記前部開口（５）の
側縁から上記シェル（２）の内側に形成されかつ上記タ
ブに対応する形状の摺動シート（８）と摺動可能に連結
されるようにしたことを特徴とする請求項１と２のいず
れかに記載のヘルメット帽。
（４）上記案内手段（６）は上記タブ内に形成され円弧
形状を有する第１溝（９）を備え、第１ピン（１０）が
上記第１溝（９）に係合し、上記第１ピンは上記シェル
（１）と連結されるようにしたことを特徴とする請求項
１〜３のいずれかに記載のヘルメット帽。
（５）少なくとも上記閉位置で上記保持部材（３）をロ
ックするスナップ・ロック手段（１３）によって特徴付
けられた請求項１〜４のいずれかに記載のヘルメット帽
。
（６）上記スナップ・ロック手段（１３）は上記第１ピ
ン（１０）の半径方向に膨張した部分（１４）を備え、
該部分（１４）は上記第１溝（９）の端部に最も近い部
分で上記第１溝に沿って形成された凹部（１７）に係合
可能とし、上記第１ピン（１０）は、上記シェル（２）
の外側から接触可能であり、かつ、上記保持部材が上記
閉位置にあるとき、上記凹部（１７）から上記膨張部材
（１４）を係合解除させるための弾性復帰手段（１５）
に対して制御されつつ軸方向に移動可能となるようにし
たことを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載のヘ
ルメット帽。
（７）上記案内手段（６）は円弧形状の第２溝（１２）
を備え、該第２溝は上記摺動シート（８）の底部に形成
され、上記第２溝は、上記第１溝（９）と同心であると
ともに、上記タブ（７）と固定的に連結された第２ピン
（１１）と係合するようにしたことを特徴とする請求項
１〜６のいずれかに記載のヘルメット帽。
（８）上記保持部材（３）の上記長手方向の両端部（３
ａ、３ｂ）は取付部（１８）を夫々有し、該取付部は、
上記保持部材が上記閉位置にあるとき、上記前部開口（
５）の側縁にもたれ掛かるようにしたことを特徴とする
請求項１〜７のいずれかに記載のヘルメット帽。
（９）上記保持部材（３）は、上記シェル（２）の下方
に配置された部分の上に、上記ヘルメット（１、１ａ）
の後部に向けられた側に凹部（１９）を有する解剖学上
適当な形状の平坦部を有するようにしたことを特徴とす
る請求項１〜８のいずれかに記載のヘルメット帽。
（１０）上記保持部材（３）は、少なくともユーザに向
けられるようになっている側部が詰物材料で被覆された
剛性材料の芯部を有するようにしたこことを特徴とする
請求項１〜９のいずれかに記載のヘルメット帽。
（１１）詰物材料の層（２０）が上記保持部材（３）の
上記長手方向の両端部（３ａ、３ｂ）の内側に備えられ
るようにしたことを特徴とする請求項１〜１０のいずれ
かに記載のヘルメット帽。
（１２）上記保持部材（３）の上記長手方向の両端部（
３ａ、３ｂ）はブリッジ状部材（２１）によって連結、
され、該ブリッジ状部材は、上記ヘルメット（１ａ）の
前部に延びてあご当てを形成し、通気通路（２２）が上
記あご当てと上記保持部材との間に形成されるようにし
たことを特徴とする請求項１〜１１のいずれかに記載の
ヘルメット帽。