JPH03145001A - 天井照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は天井照明装置に係り、格子状に配設したシステ
ム天井において、凹窪状の天井面に照明装置、設備機器
などを設置する構成に関する。

（従来の技術） 従来のこの種のＴバーといわれる略逆Ｔ字状に形成した
支持桟を格子状に配設し、この支持桟にて天井板の辺縁
を支持して構成されるシステム天井において、一方の一
対の各辺部の支持桟から傾斜して立上がる傾斜面状天井
板と、互いに対向し合う他方の一対の各辺の支持桟から
略垂直に立上る垂直面状天井側板とにて形成され間接ま
たは半間接照明の照明器具に配設する天井照明装置が知
られている。このような、照明器具を設置した天井装置
においては、放送用スピーカ、煙感知器、熱感知器およ
び非常灯などの天井設備機器は凹窪状の天井面位置以外
の平坦な天井面に設置した構造が採られていた。

このような従来の天井照明装置では、照明器具と設備機
器とはそれぞれ別個に天井面に取付けなくてはならず、
施工性が悪いとともに、照明器具と設備機器とは統一性
に欠け、意匠的にも劣る問題があった。

（発明が解決しようとする課題） 上記従来の構造の天井照明装置では、照明器具と設備機
器とでは別々に取付けるため、施工性、天井装置として
の統一性、意匠性に問題があった。

本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、天井構成に
形成された凹座状の天井面に照明装置と設備機器とをラ
イン状に設置でき、施工性、天井装置としての統一性を
図り、意匠性を高めた天井装置を提供するものである。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明の天井照明装置は、格子状に配設され天井板の辺
縁を支持する支持辺部を有する支持桟にて形成されたシ
ステム天井の支持桟にて囲まれる１モジュール内で一方
の一対の各辺部の支持桟から傾斜して立上がる傾斜面状
天井板と、互いに対向し合う他方の一対の各辺の支持桟
から略垂直に立上る垂直面状天井側板とにて構成される
凹座状の天井面を備え、前記天井側板間に、半間接また
は間接照明装置およびこの照明装置に隣接してこの照明
装置とライン状に並設した天井設備収納部とを配設した
ことを特徴とするものである。

（作用） 本発明の天井照明装置は、格子状に配設された支持桟に
て形成されたシステム天井において、天井の支持桟にて
囲まれるｔモジュール内で、−方の一対の各辺部の支持
桟から傾斜してそれぞれ立上がる傾斜面状天井板と互い
に対向し合う他方の一対の各辺の支持桟から略垂直に立
上る垂直面状天井側板とにて形成される凹座状の天井面
の天井ｆｆ１ｌＪ板間に照明装置と天井設備機器収納部
とがライン状に配設され、施工性、天井装置としての統
一性が図られ、意匠性が高められる。

（実施例） 次に本発明の一実施例の構成を図面について説明する。

１はシステム天井構成で、第１図および第２図に示すよ
うに、両側縁に天井板の支持辺部２を形成した略逆Ｔ字
状のＴバーといわれる支持桟３が格子状に配設され、こ
の支持桟３の支持辺部２に天井板の周辺縁部が支持され
て形成されている。

またこの支持桟３の支持辺部２の画先端部には上方に立
上る略垂直状の係止縁４が形成されている。

そしてこの天井構成１には前記支持桟３で囲まれた１モ
ジュール内に上方に向かって掘り上げた細長状に凹座状
の天井面５が形成される。この凹座状の天井面５は互い
に対向し合う一方の一対の各支持桟３から傾斜して立上
がる傾斜面状天井板６と、この傾斜面状天井板６の上端
位置間に配設された最も高い位置となる水平面状天井板
７と、互いに対向し合う他方の一対の各支持桟３から略
垂ｎに立上る垂直面状の天井側板８とにて形成されてい
る。

そして第３図および第４図に示すように、前記天井側板
８は、白色塗装鋼板にて形成され、下縁に前記支持桟３
の支持辺部２に係合される下縁係合部９が水平状に折曲
げ形成され、この下縁係合部９の先端には上方に向けて
略垂直状に折曲げた垂直縁１０が形成されている。また
この天井側板８の傾斜状上縁１１とこの傾斜状上縁１１
の高い側に引続いて形成された水平状上縁ｉ２とを有し
、この傾斜状上縁１１と水平状上縁１２とに傾斜面状天
井板６と水平面状天井板７の辺縁を支持する上縁係合部
１３が水平状に折曲げ形成されている。また、この傾斜
状上縁１１位置の上縁係合部１３には先端に前記傾斜面
状天井板６の端面を保持する保持縁１４が垂直状に折曲
げ形成されている。そして、前記他方の一対の各辺の支
持桟３に形成されている支持辺部２に前記天井側板８の
下縁係合部９を係合し、垂直縁１０を支持桟３に対向さ
せる。また一方の一対の各辺部の支持桟３に形成されて
いる支持辺部２に傾斜面状天井板６の下方の辺縁を係合
支持するとともに両側の辺縁を天井側板８の上縁係合部
１３に支持するとともに両側端面を保持縁１４に対向さ
せる。また第２図に示すように、水平面状天井板７と傾
斜面状天井板６の辺縁は略Ｙ字状の支持桟１５にて保持
されている。

なお、前記天井側板８の上部は天井構成１の略Ｈ字状の
支持桟１６に固定アームなどの適宜の手段で固定する。

また１７は照明装置で、前記他方の一対の各辺部の支持
桟３間に位置して前記凹座状の天井面５の高い部分の水
平面状天井板７に対向して架渡されている。この照明装
置１７は、第１図および第５図に示すように、水平面状
天井板７と平行に配設された細長状の器具本体１８を有
し、この器具本体１８の下面は前記凹座状の天井面５の
最下端縁部と略同−面に位置して配設されて支持桟３に
て支持されている。そして、この器具本体１８は第６図
および第７図に示すように、長手方向に沿う上面両側部
を傾斜状に切欠いた照射開口部１９．１９が形成され、
この器具本体１８には直管形形蛍光ランプ２０゜２０が
それぞれ照射開口部１９．１９に臨ませてこの照射開口
部１９．１９と略平行に配設されている。そして、この
ランプ２０．２０は前記凹座状の天井面５の高い位置部
分の水平面状天井板７に対向した上方光束を有するよう
になっている。またこの２本のランプ２０．２０の間に
、このランプ２０．２０の長手方向に沿って一対の反射
板２１．２１を配設している。

この反射板２１．２１は前記ランプ２０．２０からこの
器具本体１８の上方に向かう光の一部乃至全部を凹座状
の天井面５の傾斜面状天井板６，６に向かって反射光を
制御するようになっている。

またこの器具本体１８の下面にはルーバ２２を配設した
照射開口部２３が形成されている。

また前記器具本体１８の一端側には、例えば、放送用ス
ピーカ、煙感知器、熱感知器および非常灯などの設備機
器を収納する天井設備機器収納部２４が形成され、この
天井設備機器収納部２４の下面には設備プレート２５が
前記器具本体１８の下面と同一面に形成され、照明装置
１７と天井設備機器収納部２４とがライン状に並設され
ている。

次にこの実施例の作用を説明する。

格子状に配設された支持桟３にて形成されたシステム天
井の支持桟３にて囲まれる１モジュール内で、対称形状
の天井側板８．８を傾斜状上縁１１の高い側の側端面に
折曲げ形成した接合縁８ａを互いに接合した状態で、下
縁係合部９を他方の一対の各辺の支持桟３に形成されて
いる支持辺部２上にそれぞれ係合支持し、垂直縁１０を
支持桟３に対向させる。また一方の一対の各辺部の支持
桟３に形成されている支持辺部２に傾斜面状天井板６の
下方の辺縁を保合支持するとともに両側の辺縁を天井側
板８，８の上縁係合部１３にそれぞれ支持するとともに
両側端面を保持縁１４に対向させる。

そして傾斜面状天井板６間に位置して水平面状天井板７
の両側を天井側板８の上縁係合部１３に係合支持し、こ
の水平面状天井板７と傾斜面状天井板６どの辺縁の接合
部は略Ｙ字状の支持桟１５にて保持する。このようにし
て、互いに対向し合う一方の一対の各辺から傾斜して立
上がる傾斜面部と他方の一対の各辺部から略垂直に立上
がる凹座状の天井面５が形成される。

次いで、他方の一対の各辺部の支持桟３間に水平面状天
井板７に対向させて配設される器具本体１８の両端をこ
の支持桟３に係合載置し、適宜の固定部材で固定する。

さらに、器具本体１８の照射開口部２３．２３を形成し
た面と同−而の一端部の天井設備機器収納部２４に、例
えば、放送用スピーカ、煙感知器、熱感知器および非常
灯などの設備機器を収納し、この設備機器の設備プレー
ト２５を下面に臨ませる。

そして、この状態で、ランプ２０を点灯させると、凹座
状の天井面５の高い部分の水平面状天井板７およびこの
水平面状天井板７に連なる傾斜面状天井板６．６に向っ
て、ランプ２０から出射される直射光が凹座状の天井面
５の高い部分の水平面部およびこの高い部分に連なる傾
斜面状天井板６まで略均等に照射し、凹座状の天井面５
の輝度むらが少なくなる。

また、器具本体１８の下面照射開口部２３からもランプ
２Ｇの光がルーバ２２に制光されて下方に照射され室内
を照明する。

なお、実施例の構造のように、器具本体１８を支持桟３
の支持辺部２に支持することにより、器具をパイプで吊
下げ支持し、このパイプに電線を押通する構造に比し、
配線の作業性も向上される。

〔発明の効果〕

本発明によれば、格子状に配設された支持桟にて形成さ
れたシステム天井の支持桟にて囲まれる１モジュール内
で、互いに対向し合う一方の一対の各辺部から傾斜して
立上がる傾斜面部と互いに対向し合う他方の一対の各辺
から略垂直に立上る垂直面部とからなる凹座状の天井面
の天井側板の間に照明装置と天井設備機器収納部とをラ
イン状に並設して配置したので、照明装置と天井設備ｎ
器とを個々に配置する構成に比べ、取付は施工性が良く
、天井構成の統一化が容易となり、意匠性も向上される
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す天井照明装置の斜視図
、第２図は同上一部の分解斜視図、第３図は同上天井装
置の側板部の斜視図、第４図は同上天井装置の縦断正面
図、第５図は同上天井装置の底面図、第６図は同上天井
装置の器具体の縦断側面図、第７図は同上底面図である
。 ３・・支持桟、５・・凹座状の天井面、６・・傾斜面状
天井板、８・・垂直面状天井側板、１７・照明装置、２
４・・天井設備機器収納部。 」しＬ駆

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）格子状に配設され天井板の辺縁を支持する支持辺
   部を有する支持桟にて形成されたシステム天井の支持桟
   にて囲まれる１モジュール内で一方の一対の各辺部の支
   持桟から傾斜して立上がる傾斜面状天井板と、互いに対
   向し合う他方の一対の各辺の支持桟から略垂直に立上る
   垂直面状天井側板とにて構成される凹窪状の天井面を備
   え、前記天井側板間に、半間接または間接照明装置およ
   びこの照明装置に隣接してこの照明装置とライン状に並
   設した天井設備機器収納部とを配設したことを特徴とす
   る天井照明装置。