JPH0314484B2 - - Google Patents

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JPH0314484B2
JPH0314484B2 JP61002617A JP261786A JPH0314484B2 JP H0314484 B2 JPH0314484 B2 JP H0314484B2 JP 61002617 A JP61002617 A JP 61002617A JP 261786 A JP261786 A JP 261786A JP H0314484 B2 JPH0314484 B2 JP H0314484B2
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JP
Japan
Prior art keywords
filtration element
inlet
outlet
container
filtration
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61002617A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62160115A (ja
Inventor
Teruo Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAMOTO KOKI KK
Original Assignee
YAMAMOTO KOKI KK
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Publication date
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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は流体中の異物を除去するフイルター装
置に関し、主として一般にバケツト形ストレーナ
と呼ばれているフイルター装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来からバケツト形ストレーナと呼ばれている
フイルター装置として種々のものが提案されてい
る。例えば、実開昭57−123606号公報には、第5
図及び第6図に示すように、縦型円筒容器状の本
体容器31内に同心状に有底筒状でかつ開口部3
3が斜めに傾斜して形成された濾過エレメント3
2を配置して受座部34にて支持し、この濾過エ
レメント32にて本体容器31内を2つの空間に
仕切り、濾過エレメント32の開口部33が臨む
一方の空間に連通する入口部35と他方の空間に
連通する出口部36を本体容器31の周面に形成
し、入口部35から流入した流体が濾過エレメン
ト32を通過して出口部36に流出するように構
成されている。
(発明が解決しようとする課題) ところが上記の例のように従来のバケツト形ス
トレーナにおいては本体容器31に対して濾過エ
レメント32が同心状に配置されているため、濾
過エレメント32から出口部36に向かつて出た
部分の空間37が狭く、入口部35から濾過エレ
メント32内を通つて出口部36に至る最短の流
線から離れた部分では濾過エレメント32を出た
後の流通抵抗が大きいために流体の流れが少な
く、そのため実効濾過面積が小さくなり、従つて
この小さい濾過部分に異物38蓄積し易く、異物
の蓄積によつてさらに流通抵抗が大きくなるとい
う問題があつた。
又入口部が濾過エレメントの外側に連通し流体
が濾過エレメントをその外側から内側に通過する
場合は、流体が入口部から濾過エレメントに向か
つて流入した部分の空間が狭いため、流体が十分
に広がつて濾過エレメントを通過せず、やはり実
効濾過面積が小さくなるという問題があつた。
本発明は上記問題点を解決し、実効濾過面積を
大きくとれるフイルター装置を提供することを目
的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本願の第1発明に係るフイルター装置は、縦型
円筒容器状の本体容器内に円筒状の濾過エレメン
トを軸心が略平行となるように配設し、本体容器
の周側面に対して夫々接線状態で接続し上下差が
あるように配した入口部と出口部を形成するとと
もに、入口部を前記濾過エレメントの内側に連通
させ、入口部から流入した流体が前記濾過エレメ
ントをその内側から外側に通過して出口部に流出
する流路を本体容器内に形成したフイルター装置
において、前記濾過エレメントを、本体容器の軸
心に対して入口部側に偏芯させて配置したことを
特徴とする。
又本願の第2発明に係るフイルター装置は、縦
型円筒容器状の本体容器内に円筒状の濾過エレメ
ントを軸心が略平行となるように配設し、本体容
器の周側面に本体容器の周側面に対して夫々接線
状態で接続し上下差があるように配した入口部と
出口部を形成するとともに、出口部を前記濾過エ
レメントの内側に連通させ、入口部から流入した
流体が前記濾過エレメントをその外側から内側に
通過して出口部に流出する流路を本体容器内に形
成したフイルター装置において、前記濾過エレメ
ントを、本体容器の軸心に対して出口部側に偏芯
させて配置したことを特徴とする。
(作用) 本願の第1発明に係るフイルター装置は、入口
部と出口部が本体容器の周側面に対して夫々接線
状態で接続し、かつ上下差があるように配設され
ているので、入口部より流入した流体は、濾過エ
レメント内を旋回しながら移動し上下にも広い領
域を通過するが、濾過エレメントを入口部側に偏
芯させたことにより、濾過エレメントを出てから
出口部に至る間の空間を広くすることができるの
で、濾過エレメントを出た後の流通抵抗を広い範
囲にわたつて小さくすることができる結果、流体
を濾過エレメントの広い範囲でスムースに通過さ
せることができ、実効濾過面積を大きくすること
ができる。
又本願の第2発明に係るフイルター装置は、入
口部と出口部が本体容器の周側面に対して夫々接
線状態で接続し、かつ上下差があるように配設さ
れているので、入口部より流入した流体は、濾過
エレメント内を旋回しながら移動し上下にも広い
領域を通過するが、濾過エレメントを出口部側に
偏芯させたことにより、入口部と濾過エレメント
の間の空間を広くすることができるので、流体を
濾過エレメントの広い範囲でスムースに通過させ
ることができ、実効濾過面積を大きくすることが
できる。
(実施例) 以下、本発明の第1実施例を第1図〜第3図を
参照して説明する。1は縦型円筒容器状の本体容
器であり、その上端開口は蓋体2で閉鎖されてい
る。この本体容器1の上部には、周壁に対して接
線状態で入口部3が形成され、かつ下端部から適
当に上方の位置に出口部4が同じく周壁に対して
接線状態で形成されている。この出口部4の直ぐ
下には水平な仕切壁5が設けられ、その下部にド
レン溜空間6が形成され、その下端からドレン抜
き管6aが延出されている。この本体容器1内に
は円筒状の濾過エレメント7が本体容器1の軸心
Oに対して入口部3側に偏芯δした軸心Pに沿つ
て配設されている。この濾過エレメント7は、上
端にゴム板なるシール板8が装着され、このシー
ル板8が前記蓋体2に圧接して係合保持されると
ともに流体の漏れが防止されている。また、濾過
エレメント7の下端部には、支持リング9が装着
され、前記仕切板5に偏芯して穿設された装着孔
10に嵌合して保持されている。また、濾過エレ
メント7の前記入口部3に対向する部分には接続
口11が穿設されている。この接続口11の周縁
は、外側に突出する補強リング12にて補強され
るとともにこの補強リング12が前記入口部3の
本体容器周壁おける開口縁に密接して入口部3と
濾過エレメント7内の空間とが連通するように構
成されている。前記濾過エレメント7自体は、多
孔ステンレス鋼板、ステンレス製金網等を単独あ
るいは組み合わせ、必要に応じて適宜補強部材で
補強して構成されている。
以上の構成において、入口部3から流体が流入
すると、流体は濾過エレメント7内に入り、この
濾過エレメント7を内側から外側に通過するとき
に異物を除去されて出口部4から流出するが、そ
の際濾過エレメント7が入口部3側に偏芯δして
濾過エレメント7を出た部分から出口部4に至る
間の空間13が広くなつているのでこの空間13
における流通抵抗が小さく、流体は濾過エレメン
ト7の広い領域を通過して出口部4に向かつて流
れることになり、そのために広い実効濾過面積が
得られるのである。又、入口部3と出口部4が本
体容器1の上下に配置されているので、上下にも
広い範囲で濾過され、さらに広い実効濾過面積が
得られる。また、入口部3及び出口部4が接線状
態で設けられているので、流入した流体は濾過エ
レメント7内を旋回しながら下降するので、濾過
エレメント7に蓄積された異物を洗い流して下方
のドレン溜空間6に送り込む作用を発揮し、濾過
エレメント7の再生、自浄効果が期待でき、濾過
効果を長く維持することが出来る。さらに、流体
を濾過エレメント7内に流入させるようにしてい
るので濾過エレメント7は径方向外方に圧力を受
け、強度的にも強く、簡単な補強でよい。
なお、上記実施例では仕切壁5の下にドレン溜
空間6を形成したものを例示したがこのドレン溜
空間6を設けずに仕切壁5を底壁とし、濾過エレ
メント7内の下端部に連通するようにドレン抜き
管を設けてもよい。
さらに、第4図に示す本発明の第2実施例のよ
うに、入口部3を濾過エレメント7内に連通させ
ずに、逆に出口部4を濾過エレメント7内に連通
させ、入口部3から流入した流体を濾過エレメン
ト7の外側から内側に通過させるようにしてもよ
い。なお、本実施例の構成は、濾過エレメント7
の偏芯方向を逆にしたことと入口部3を本体容器
1の下部に出口部4を本体容器1の上部に夫々接
続した外は、第1実施例と同様なので共通符号を
付して示し、説明は省略する。
本実施例によれば、濾過エレメント7を本体容
器1の軸心Oに対して出口部4側に偏芯δさせて
配置したことにより、流体が濾過エレメント7の
外側から内側に通過する際、入口部3と濾過エレ
メント7との間の空間14を広くすることができ
るので、流体を濾過エレメント7の広い範囲に広
げて通過させることができ、第1実施例と略同様
の効果を奏することができる。
(発明の効果) 本願の第1発明及び第2発明は(作用)の項で
説明したようにいずれの場合も実効濾過面積を大
きくすることができる結果、濾過エレメントの異
物の蓄積による詰まりを少なくすることができ、
フイルター装置による圧力損失を小さくすること
ができるとともにフイルター装置の保守を容易な
ものとすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は縦断正面図、第2図は第1図のA−
A断面平面図、第3図は瀘過エレメントの部分拡
大断面図、第4図は本発明の第2実施例の横断平
面図、第5図及び第6図は従来例を示し、第5図
は縦断正面図、第6図は横断平面図である。 1,21……本体容器、2,23……入口部、
4,24……出口部、7,27……濾過エレメン
ト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 縦型円筒容器状の本体容器内に円筒状の濾過
    エレメントを軸心が略平行となるように配設し、
    本体容器の周側面に周壁に対して夫々接線状態で
    接続し上下差があるように配した入口部と出口部
    を形成するとともに、入口部を前記濾過エレメン
    トの内側に連通させ、入口部から流入した流体が
    前記濾過エレメントをその内側から外側に通過し
    て出口部に流出する流路を本体容器内に形成した
    フイルター装置において、前記濾過エレメント
    を、本体容器の軸心に対して入口部側に偏芯させ
    て配置したことを特徴とするフイルター装置。 2 縦型円筒容器状の本体容器内に円筒状の濾過
    エレメントを軸心が略平行となるように配設し、
    本体容器の周側面に周壁に対して夫々接線状態で
    接続し上下差があるように配した入口部と出口部
    を形成するとともに、出口部を前記濾過エレメン
    トの内側に連通させ、入口部から流入した流体が
    前記濾過エレメントをその外側から内側に通過し
    て出口部に流出する流路を本体容器内に形成した
    フイルター装置において、前記濾過エレメント
    を、本体容器の軸心に対して出口部側に偏芯させ
    て配置したことを特徴とするフイルター装置。
JP61002617A 1986-01-09 1986-01-09 フイルタ−装置 Granted JPS62160115A (ja)

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JP61002617A JPS62160115A (ja) 1986-01-09 1986-01-09 フイルタ−装置

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JP61002617A JPS62160115A (ja) 1986-01-09 1986-01-09 フイルタ−装置

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Publication Number Publication Date
JPS62160115A JPS62160115A (ja) 1987-07-16
JPH0314484B2 true JPH0314484B2 (ja) 1991-02-26

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ID=11534363

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JP61002617A Granted JPS62160115A (ja) 1986-01-09 1986-01-09 フイルタ−装置

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4701258B2 (ja) * 2008-03-19 2011-06-15 株式会社ハネックス 分離装置
JP5404177B2 (ja) * 2009-05-19 2014-01-29 日本フッソ工業株式会社 フッ素樹脂コーティング製バケット型ストレーナー

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5555783U (ja) * 1978-10-11 1980-04-15
JPH0714595U (ja) * 1993-08-16 1995-03-10 株式会社新潟鉄工所 冷却型点火プラグ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5698318U (ja) * 1979-12-28 1981-08-04

Patent Citations (2)

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JPS62160115A (ja) 1987-07-16

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