JPH0314387B2 - - Google Patents

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JPH0314387B2
JPH0314387B2 JP59079154A JP7915484A JPH0314387B2 JP H0314387 B2 JPH0314387 B2 JP H0314387B2 JP 59079154 A JP59079154 A JP 59079154A JP 7915484 A JP7915484 A JP 7915484A JP H0314387 B2 JPH0314387 B2 JP H0314387B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
color
multiplier
axis
correction
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59079154A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60223278A (ja
Inventor
Kazuo Mochizuki
Hideyuki Hayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
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Publication of JPS60223278A publication Critical patent/JPS60223278A/ja
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複合カラーテレビジヨン信号から、
赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色に至るまでの信号処理
をデジタルで行なう、デジタルにおける色補正装
置に関するものである。
従来の技術 テレビジヨン受像機での信号処理は全てアナロ
グ信号処理によつて行なわれているが、特にビデ
オ段以降のアナログ信号処理については以下のよ
うな改善すべき問題点があつた。すなわち、性能
的にはアナログ信号処理の一般的な弱点とされて
いる時間軸上の処理性能に起因する問題であり、
具体的にはクロスカラー・ドツト妨害として画面
に現われる輝度信号・色度信号分離性能、各種画
質改善性能等である。一方、コスト面および製作
面から見ると、回路をIC化しても外付部品、調
整個所が多いという問題があつた。このような問
題を解決するため、ビデオ段以降の色信号復調に
至る信号処理を全デジタル化することが検討され
ている。
発明が解決しようとする問題点 このようないわゆるデジタルテレビジヨン受像
機においては、陰極線管の螢光体の色温度が放送
局側で使用している色温度よりも高いことによつ
て生ずる色(特に肌色)誤差を補正する色補正回
路をデジタル回路によつていかに現実するかは重
要な課題のひとつであつた。
問題点を解決するための手段 第3図は周知の色差軸を示すもので、カラーテ
レビジヨンの色は、R−Y、B−Yの2軸によつ
て構成された平面上の点によつて表わされ、中心
からの長さが色の濃さ(彩度)をあらわし、角度
方向が色あいをあらわす。肌色はR−Y軸より33
度だけずれたI軸の方向にある。
上記した色誤差を補正するためには、全体の色
をすこしずつ、I軸(肌色)方向に近ずけてやれ
ばよく、そのためには、R−Y軸を、I軸よりに
傾けることで実現できる。第4図は、R−Y軸を
傾けた場合を示すもので、いま点Aの位置であら
わされる色がある。補正前のR−Y、B−Yの値
はそれぞれYa、−Xaである。R−Y軸を角度φ
だけ傾けたものを(R−Y)′軸とし、R−Y軸
を(R−Y)′軸に変えることによつて、補正を
行なう。(R−Y)′の値は、ybである。R−Y、
B−Yの値を用いて(R−Y)′の値を求める。
第4図に示すように、A〜E、及びOの各点を定
める。=|Ya|、=|−Xa|である。
=、=BA/Cosφ、 =sinφ=sinφ/cosφ =+=sinφ/cosφ+ =|−Xa|sinφ/cosφ+|Ya| ……(1) ∴|Yb|==cosφ =|−Xa|sinφ+|Ya|csφ ……(2) これより絶対値を外すと、 ∴Yb=Yacosφ−Xasinφ ……(3) 上記の演算によつて、(R−Y)′の値が求めら
れる。
次に、色信号の構成について示す。第5図にバ
ースト信号と、クロツク信号、及びバースト信号
と同一周期の方形波SCの関係を示す。バースト、
クロツク、SCはすべて同期しており、クロツク
の周波数は、サブキヤリア(色副搬送波)周波数
の4倍を用いる。第5図に示すように、SCとク
ロツクの立上りと、バースト信号の位相を合わ
せ、固定する。クロツク周波数をサブキヤリアの
4倍とし、位相を第5図の様に合わせることによ
つて、クロツクの立上りにより標本化すると、R
−Y、B−Y、−(R−Y)、−(B−Y)の各値が
得られ、位相変調されたサブキヤリアを、B−
Y、B−Y軸に復調できる。(第6図) こうして、復調されたR−Y、B−Yの色信号
は、第7図に示す様に時間軸多重配置される。し
たがつて、このR−Y、B−Yは、色判別信号
CDおよびCDの反転によつてR−Y、B−Y
を選択できる。
実施例 第1図は本発明の一実施例を示すブロツク回路
図で、1は上述の時間軸多重配置された色信号の
入力端子、2は色判別信号の入力端子、3は色信
号弁別器、4は1クロツ遅延器、5は第1乗算
器、6は第2乗算器、7は補正角設定器、8は係
数発生器、9は加算器、10はR−Y信号の出力
端子、11はB−Y信号の出力端子である。
入力端子2に入力される色判別信号は、すでに
述べた第5図、第6図に示すクロツク信号を分周
することによつて得られる。そして、色信号弁別
器3はラツチ回路および排他的論理和回路とによ
つて構成され、ここでR−Y、B−Y信号を抜き
取る。これらの回路は周知なので、ここではその
詳細は省略する。また、補正角設定器7は周知の
キーボード等によつて構成され、このキー操作に
応じて所定の信号形態の補正係数を次段の係数発
生器8が生成せしめるよう指令を発する。色信号
は前述した原理によつて時間軸多重配置されたデ
ジタル信号となつている。色信号入力端子1に時
間軸多重配置された色信号を入力し、色信号弁別
器3によつてR−Y信号、B−Y信号にそれぞれ
弁別する。R−Y信号は乗算器5に、B−Y信号
は1クロツク遅延器4に入力される。第2図にタ
イミングチヤートを示す。色信号弁別器3から出
力された信号は、及びである。B−Y系統の
信号を1クロツク遅延器4を通すことによつて
となる。とでは時間的にR−Y、−(B−Y)
又は−(R−Y)、B−Yの組み合わせで信号が存
在する。
さて、補正角設定器7によつて、第2図におけ
るφを設定する。係数発生器8では7によつて設
定されたφより、乗算器5へはcosφを、乗算器
6へはsinφを係数として出力する。このように発
生された係数とR−Y形、B−Y系統それぞれの
信号との積をとり、加算器9によつて加算する。
加算された信号は(R−Y)′=(R−Y)×cosφ
+{−(B−Y)×sinφ}=(R−Y)cosφ−(B−
Y)sinφとなり(3)式と一致する。こうして得られ
た(R−Y)′の信号を、R−Y出力端子10よ
り出力し、B−Y系統は色信号弁別器3の出力を
そのままB−Y出力端子11より出力する。
発明の効果 本発明は肌色補正処理をデジタル回路によつて
達成でき、従来のアナログ信号処理における性
能、コスト、その他の諸問題を解決するととも
に、計算によつて色差軸を変えるため、サブキヤ
リアと同期したクロツク信号の位相を変化させる
ことなく、肌色補正処理を可能とし、かつ色差軸
の変更も容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク回路
図、第2図は第1図の各部の波形を示す波形図、
第3図は色差軸を表わす図、第4図は肌色補正処
理を行なつた色差軸を表わす図、第5図は主要信
号の時間軸関係を示すタイムチヤート図、第6図
は補正処理を行なつたタイムチヤート図、第7図
は肌色補正のための演算処理を示すためのタイム
チヤート図である。 1……色信号入力端子、2……色弁別信号入力
端子、3……色信号弁別器、4……1クロツク遅
延器、5……第1乗算器、6……第2乗算器、7
……補正角設定器、8……係数発生器、9……加
算器、10……R−Y信号出力端子、11……B
−Y信号出力端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 サブキヤリヤ周波数の4倍の周波数のクロツ
    ク信号で標本化されたデジタル色信号の色補正装
    置において、 外部からの操作により補正角設定情報を出力す
    る補正角設定器7と、この補正角設定器7の情報
    に基づくcos値係数とsin値係数とを出力する係数
    発生器8と、この係数発生器8のcos値係数と前
    記デジタル色信号のR−Y信号とを乗算する第1
    の乗算器5と、前記デジタル信号のB−Y信号を
    前記クロツク信号の1クロツク信号期間遅延する
    遅延器4と、この遅延器4の出力と前記係数発生
    器8のsin値係数とを乗算する第2の乗算器6と、
    この第2の乗算器6の出力と前記第1の乗算器5
    の出力とを加算し補正されたR−Y信号を出力す
    る加算器9とを備え、 前記デジタル色信号のB−Y信号と補正された
    R−Y信号とを出力することを特徴とするデジタ
    ル色補正装置。
JP7915484A 1984-04-19 1984-04-19 デジタル色補正装置 Granted JPS60223278A (ja)

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JP7915484A JPS60223278A (ja) 1984-04-19 1984-04-19 デジタル色補正装置

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JP7915484A JPS60223278A (ja) 1984-04-19 1984-04-19 デジタル色補正装置

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JPS60223278A JPS60223278A (ja) 1985-11-07
JPH0314387B2 true JPH0314387B2 (ja) 1991-02-26

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ID=13682042

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020246586A1 (ja) * 2019-06-07 2020-12-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 ウェアラブル端末

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JPS645188A (en) * 1987-06-27 1989-01-10 Sharp Kk Digital hue adjustment system
JP2535543B2 (ja) * 1987-06-27 1996-09-18 シャープ株式会社 ディジタルiq復調方式

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JPS5763985A (en) * 1980-10-03 1982-04-17 Sony Corp Processing circuit of chroma signal

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