JP3423171B2 - 色信号発生回路 - Google Patents

色信号発生回路

Info

Publication number
JP3423171B2
JP3423171B2 JP35053696A JP35053696A JP3423171B2 JP 3423171 B2 JP3423171 B2 JP 3423171B2 JP 35053696 A JP35053696 A JP 35053696A JP 35053696 A JP35053696 A JP 35053696A JP 3423171 B2 JP3423171 B2 JP 3423171B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
delay
degrees
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35053696A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10191382A (ja
Inventor
淳一 川田
正幸 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP35053696A priority Critical patent/JP3423171B2/ja
Priority to DE69733935T priority patent/DE69733935T2/de
Priority to AT97310623T priority patent/ATE301905T1/de
Priority to EP97310623A priority patent/EP0851687B1/en
Priority to KR1019970074431A priority patent/KR100265153B1/ko
Priority to CN97129757A priority patent/CN1119030C/zh
Publication of JPH10191382A publication Critical patent/JPH10191382A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3423171B2 publication Critical patent/JP3423171B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用のVTR等
に利用されるオンスクリーンデイスプレイの色信号発生
回路に関するもので、特に内部作成画面に着色を行うた
めの色信号発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】内部作成画面に使用する色信号発生回路
として、図2の如きものが知られている。図2におい
て、4は8色の45度位相色信号生成回路であり、1は
カラーバースト信号の4倍の周波数に対応する4倍のサ
ブキャリア4fsc(NTSCの場合、fscは3.58MHZ)を
4分周する分周器、2はシフト回路、分周器(1)はフ
リップフロップ1a、1bを備え4倍のサブキャリア4
fscを分周する。シフト回路(2)は分周器(1)の出
力信号をインバータ(3)を介して供給されるクロック
により、位相シフトする。
【0003】この分周器(1)と、シフト回路(2)の
働きにより、種々の位相信号が作られる。即ち、図3に
示すファイ0からファイ7である。この8つの信号が遅
延回路(11)乃至(16)に印加される。各遅延回路
は、所望の色となるように必要な遅延を行い、位相調整
を行っている。図3(b)は遅延後の信号波形を示す。
【0004】このように図2の回路によれば、4fscの
信号を分周して得た45度ごとの位相角を持つ色信号を
作成し、該色信号を所望の色になるように遅延している
ので、色信号を作成できる。図2の回路はNTSC方式
に利用されるが、PAL方式の場合にも同様の回路で色
信号を作成できる。図4は、そのようなPAL方式の回
路の原理図を示すもので、この場合にもカラーバースト
信号の4倍の周波数に対応する4倍のサブキャリア4fs
cを1/4分周器で1/4分周し、45度づつ位相が異なる複
数の分周出力信号を得る。そして、この分周出力信号に
対して複数の遅延回路を用意し、所望の遅延を施して必
要な色を得る。
【0005】図4に示されるように例えばマゼンダであ
れば、60度と300度の位相の信号を発生させる。6
0度の位相の信号は、135度のバースト信号に対して
のマゼンダとなり、300度の位相の信号は、225度
のバースト信号に対してのマゼンダとなる。PALでは
位相の異なるバースト信号が1水平周期毎に送られてく
るので、1つの色に対して2つの位相の信号が必要とな
る。図4において、最初の文字が大文字で示されている
ものは、135度のバースト信号に対しての色である。
最初の文字が小文字で示されているものは、225度の
バースト信号に対しての色である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4の
色信号発生回路では、各色ごとに専用の遅延回路が必要
になり遅延回路の数が多くなる、という問題があった。
遅延回路は、コンデンサなどを必要とする場合が多く、
IC化には不適であり、コストアップにもなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
みなされたもので、カラーバースト信号の4倍の周波数
の基準信号を分周し、位相が45度づつ異なる複数の色
信号を発生する分周器と、前記基準信号の位相を遅延す
る第1遅延回路と、前記分周器の第1出力信号を前記第
1遅延回路の遅延信号に同期化させて第1のバースト信
号として出力する第1切り出し回路と、前記分周器の第
2出力信号を前記第1遅延回路の遅延信号に同期化させ
て第2のバースト信号として出力する第2切り出し回路
とを備え、前記分周器より複数の色信号を得るようにし
たことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の色信号発生回路
を示すもので、(1)はカラーバースト信号の4倍の周
波数のサブキャリア4fscを分周し、位相が45度づつ
異なる複数の色信号を発生する分周器、(2)は前記4
fscの信号の位相を14度遅延する第1遅延回路、
(3)は前記4fscの信号の位相を28度遅延する第2
遅延回路、(4)は前記分周器(1)の分周出力信号Q
1を前記第1遅延回路(2)の遅延信号に同期化させて
第1のバースト信号Q1aとして出力する第1切り出し
回路、(5)は分周器(1)の分周出力信号Q8を前記
第1遅延回路(2)の遅延信号に同期化させて第2のバ
ースト信号Q8dとして出力する第2切り出し回路であ
る。
【0009】分周器(1)は、図2と同様の回路で構成
されるので説明を省略する。切り出し回路は、D型フリ
ップフロップで構成され、分周器(1)の出力信号がD
端子に、遅延回路の出力信号がクロック端子に印加され
る構成となる。色信号の位相関係を図5に示す。図5に
おいて、バースト信号は1水平周期毎に毎に135度と
225度の位置に発生する。図5において、0度、45
度、90度、135度、180度、225度、270
度、315度は、図1の分周器(1)にて作成すること
ができる。
【0010】画面表示に使われる6色(マゼンダ、レッ
ド、イエロー、グリーン、シアン、ブルー)は、0度、
45度、90度、135度、180度、225度、27
0度、315度の8本の軸から離れた位相量を基準に整
理して記載すると次のように示される。(数字から度を
省略している) Mg: 60= 45+15 G:240=225+15 mg:300=315−15 g:120=135−15 R:104= 90+14 Cy:284=270+14 r:256=270−14 cy: 76=90−14 B:347=360−13 Yl:167=180−13 b: 13= 0+13 yl:193=180+13 この表から明らかなように、G(グリーン)とMg(マ
ゼンダ)に着目すると、Gは225度から15度進んだ
ところに位置し、Mgも45度から15度進んだところ
に位置している。このため、両者は同じ移相回路により
調整できる。更に、g(グリーン)とmg(マゼンダ)
に着目すると、gは135度から15度遅れたところに
位置し、mgも315度から15度遅れたところに位置
している。このため、両者も同じ移相回路により調整で
きる。
【0011】同様に、レッド(R、r)とシアン(C
y、cy)でも14度の移相回路により調整できる。更
に、ブルー(B、b)とイエロー(Yl、yl)でも1
3度の移相回路により調整できる。このように、上記3
種類の位相は、±15度、±14度、±13度と非常に
近いところに存在している。
【0012】そこで、本発明では±14度進めること
で、統一することにより、移相量を同じにした。±14
度であれば、残りの2種類とも1度のずれでありほとん
ど元の色をそこねることがない。この14度の移相は、
移相回路を使用してもよいがバースト信号の位相を14
度遅らせることで行う。これにより、相対的に色を作成
できる。色信号はバースト信号に対する位相差で表示さ
れる。具体的には4fscの信号の位相を14度遅延する
第1遅延回路(2)により、+14度を作り、4fscの
信号の位相を28度遅延する第2遅延回路(3)によ
り、−28度を作り±14度を作る。
【0013】その様子を図1に示す。図1の端子(7)
には、4fscの信号が印加される。該4fscの信号は、第
1遅延回路(2)で14度遅延され、バースト信号を発
生する第1切り出し回路(4)にクロック信号として印
加される。分周器(1)からは、位相が異なるQ1乃至
Q14が発生する。その様子を図6に示す。図6の4fs
cは、端子(7)からの4fscの信号を示し、4fscの信
号を1/4に分周すると、周波数fscのQ1乃至Q14が
得られる。信号Q1は第1切り出し回路(4)にデータ
信号として印加される。このため、第1切り出し回路
(4)からは図6のQ1aに示すバースト信号が得られ
る。このバースト信号は、135度の位相のバーストで
ありQ2乃至Q7の色信号の基準となる。
【0014】前記バースト信号の移相により、図1のQ
3、Q4、Q6、Q7は図6に示されるようにRed,Mage
nta,Cvan,Greenを示す。その位相量を次に示す。 R: 104= 90+14 Mg: 59= 45+14 Cy: 284=270+14 G: 239=225+14 BlueとYellowは、正規の値で−13度であるので、第2
遅延回路(3)により、−14度を作り代用する。即
ち、切り出し回路(8)と切り出し回路(9)を使って
−28度を作り、第1切り出し回路(4)による+14
度加算されてトータルで−14度を作っている。
【0015】図6のQ2は、28度DELAYで示すク
ロックにより切り出されQ2b(Yellow)となる。同様
に、Q5はQ5c(Blue)となる。従って、図1のQ2
b、Q3、Q4、Q5c、Q6及びQ7には135度の
バーストに対する6色が表示される。この時、図1の回
路によれば6色を遅延回路をわずか2個使用するだけで
発生させることができる。
【0016】次に、225度のバーストに対する表示に
ついて説明する。225度のバーストは、第2切り出し
回路(5)により作成される。このバースト信号に対す
る6色は、Q9乃至Q14に基づき作られる。Q1乃至
Q7と異なる点は、切り出し回路のかずが2個多く必要
となることであり、基本動作は同じである。第2切り出
し回路(5)によるバースト信号の移相により、図1の
Q9、Q12は、blueとyellowを示すことになる。その
位相量を次に示す。
【0017】 yl : 194=180+14 blue : 14= 0+14 blueとyellowは、正規の値から1度づれているが実用上
は問題ない。red,magenta,cvan,greenは、−14度を施
せばよいので、切り出し回路(10)乃至(13)によ
り行う。その結果、図7に示すように、図1のQ9、Q
10e、Q11f、Q12、Q13g、及びQ14hに
は225度のバーストに対する6色が表示される。
【0018】従って、図1の回路によればPAL方式に
おける6色を遅延回路をわずか2個使用するだけで発生
させることができる。
【0019】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、遅延
回路を2個使用するだけで、残りはロジック回路を使用
することにより6色を表示できるPAL方式の色信号発
生回路が提供できる。このため、遅延回路の個数を大幅
に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の色信号発生回路を示す回路図である。
【図2】従来の色信号発生回路を示す回路図である。
【図3】図2の説明に供するための波形図である。
【図4】従来のPAL方式の色信号発生回路図である。
【図5】図1の説明に供するための位相図である。
【図6】図1の説明に供するための波形図である。
【図7】図1の説明に供するための波形図である。
【符号の説明】 (1) 分周器 (2) 第1遅延回路 (3) 第2遅延回路 (4) 第1切り出し回路 (5) 第2切り出し回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/44 - 9/78

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーバースト信号の4倍の周波数の基
    準信号を分周し、位相が45度づつ異なる複数の色信号
    を発生する分周器と、 前記基準信号の位相を遅延する第1遅延回路と、 前記分周器の第1出力信号を前記第1遅延回路の遅延信
    号に同期化させて第1のバースト信号として出力する第
    1切り出し回路と、 前記分周器の第2出力信号を前記第1遅延回路の遅延信
    号に同期化させて第2のバースト信号として出力する第
    2切り出し回路とを備え、前記分周器より複数の色信号
    を得るようにしたことを特徴とする色信号発生回路。
  2. 【請求項2】 前記分周器は、グリーン、シアン、マゼ
    ンダ及びレッドのいずれか1つをすくなくとも含む色信
    号を発生することを特徴とする請求項1記載の色信号発
    生回路。
  3. 【請求項3】 前記第1遅延回路の遅延量は、14度近
    傍であることを特徴とする請求項1又は2記載の色信号
    発生回路。
  4. 【請求項4】 カラーバースト信号の4倍の周波数の基
    準信号を分周し、位相が45度づつ異なる複数の色信号
    を発生する分周器と、 前記基準信号の位相を遅延する第1遅延回路と、 前記基準信号の位相を遅延する第2遅延回路と、 前記分周器の第1出力信号を前記第1遅延回路の遅延信
    号に同期化させて第1のバースト信号として出力する第
    1切り出し回路と、 前記分周器の第2出力信号を前記第1遅延回路の遅延信
    号に同期化させて第2のバースト信号として出力する第
    2切り出し回路と、 前記分周器の第3出力信号を前記第2遅延回路の遅延信
    号に同期化させて色信号として出力する第3切り出し回
    路とを備え、前記分周器及び前記第3切り出し回路より
    複数の色信号を得るようにしたことを特徴とする色信号
    発生回路。
JP35053696A 1996-12-27 1996-12-27 色信号発生回路 Expired - Fee Related JP3423171B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35053696A JP3423171B2 (ja) 1996-12-27 1996-12-27 色信号発生回路
DE69733935T DE69733935T2 (de) 1996-12-27 1997-12-24 Schaltung zur Erzeugung von PAL-Chrominanzsignalen
AT97310623T ATE301905T1 (de) 1996-12-27 1997-12-24 Schaltung zur erzeugung von pal- chrominanzsignalen
EP97310623A EP0851687B1 (en) 1996-12-27 1997-12-24 Circuit for generating PAL chrominance signals
KR1019970074431A KR100265153B1 (ko) 1996-12-27 1997-12-26 Pal 방식의 색 신호 발생 회로
CN97129757A CN1119030C (zh) 1996-12-27 1997-12-27 逐行倒相制式色信号发生电路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35053696A JP3423171B2 (ja) 1996-12-27 1996-12-27 色信号発生回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10191382A JPH10191382A (ja) 1998-07-21
JP3423171B2 true JP3423171B2 (ja) 2003-07-07

Family

ID=18411159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35053696A Expired - Fee Related JP3423171B2 (ja) 1996-12-27 1996-12-27 色信号発生回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3423171B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10191382A (ja) 1998-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH038633B2 (ja)
US4875089A (en) Multi-standard vectorscope
JP3423171B2 (ja) 色信号発生回路
US5579056A (en) Digital multi-standard TV composite video encoder for high color resolution TV game
JP3296744B2 (ja) 色信号発生回路
JP3454652B2 (ja) 色信号発生回路
JP3296745B2 (ja) 色信号発生回路
JP3296738B2 (ja) 色信号発生回路
KR100265154B1 (ko) 색 신호 발생 회로
KR100265153B1 (ko) Pal 방식의 색 신호 발생 회로
JPH09238362A (ja) テレビジョン表示機能をもつ情報処理装置
JPH0718222Y2 (ja) 色信号発生回路
JPH01147591A (ja) カラー画像表示制御装置
JPH049316B2 (ja)
JPS61131993A (ja) 色信号調整器
US5917555A (en) Composite video signal generator
JPH0314387B2 (ja)
JPH0414394A (ja) 信号発生回路
JPH0138627Y2 (ja)
JPH04356890A (ja) 色信号処理装置
JPH03175793A (ja) ビディオ信号処理回路
JPH01177794A (ja) デジタルビデオエンコーダ
JPH0562880B2 (ja)
JPH05137149A (ja) カラー映像信号生成回路
GB2220321A (en) Multi-standard vectorscope for colour video signals

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees