JPH0718222Y2 - 色信号発生回路 - Google Patents
色信号発生回路Info
- Publication number
- JPH0718222Y2 JPH0718222Y2 JP14831488U JP14831488U JPH0718222Y2 JP H0718222 Y2 JPH0718222 Y2 JP H0718222Y2 JP 14831488 U JP14831488 U JP 14831488U JP 14831488 U JP14831488 U JP 14831488U JP H0718222 Y2 JPH0718222 Y2 JP H0718222Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- signal
- color signal
- phase
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、色信号発生回路に関し、詳しくは、スーパ
インポーズした文字等に任意の着色をして画像表示をす
る場合に鮮明な着色ができるような色信号発生回路に関
する。
インポーズした文字等に任意の着色をして画像表示をす
る場合に鮮明な着色ができるような色信号発生回路に関
する。
[従来の技術] 文字等のスーパインポーズでは、映像信号とキャラクタ
・ジェネレータとの同期を採るために、コンポジット・
ビデオ信号又はクロマ信号を分離した輝度信号等から同
期信号を抜取り、この同期信号をキャラクタ・ジェネレ
ータに加えることにより、映像信号と同期のとれた文字
信号を発生させ、文字のあるところだけ輝度レベルにし
てテレビ画面上に表示するようにしている。
・ジェネレータとの同期を採るために、コンポジット・
ビデオ信号又はクロマ信号を分離した輝度信号等から同
期信号を抜取り、この同期信号をキャラクタ・ジェネレ
ータに加えることにより、映像信号と同期のとれた文字
信号を発生させ、文字のあるところだけ輝度レベルにし
てテレビ画面上に表示するようにしている。
スーパインポーズした文字や記号の色は、前記の輝度レ
ベルをDCオフセットをもたせた、NTSC信号方式では、3.
58MHzのサブキャリア(fsc)の正弦波を加えることで実
現されるが、この場合、カラーバースト信号と、加える
3.58MHzの信号の位相がロックされていなければなら
い。そして、これらの位相関係において種々の色が表示
できる。
ベルをDCオフセットをもたせた、NTSC信号方式では、3.
58MHzのサブキャリア(fsc)の正弦波を加えることで実
現されるが、この場合、カラーバースト信号と、加える
3.58MHzの信号の位相がロックされていなければなら
い。そして、これらの位相関係において種々の色が表示
できる。
[解決しようとする課題] 従来、VTRシステム等では、4倍のサブキャリア4fscが
用いられ、4fscを用いて前記の着色のための色信号を
発生している。しかし、4fscを用いた場合、カラーバ
ースト信号に対して、45度ごとに位相差の異なったタイ
ミングの色信号を得ることができるが、実際の原色に近
い色の位置は、45度ずつの位相の間にあるため、これら
を合成しても鮮やかな色がでない欠点がある。
用いられ、4fscを用いて前記の着色のための色信号を
発生している。しかし、4fscを用いた場合、カラーバ
ースト信号に対して、45度ごとに位相差の異なったタイ
ミングの色信号を得ることができるが、実際の原色に近
い色の位置は、45度ずつの位相の間にあるため、これら
を合成しても鮮やかな色がでない欠点がある。
この考案は、このような従来技術の問題点を解決するも
のであって、簡単な回路構成で鮮やかな着色表示ができ
る色信号発生回路を提供することを目的とする。
のであって、簡単な回路構成で鮮やかな着色表示ができ
る色信号発生回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するためのこの考案の構成は、カ
ラーバースト信号の4倍の周波数に対応する周波数の信
号4fscを分周し、45度位相角が相違する複数の色信号
を発生する45度位相色信号生成回路と、この45度位相色
信号生成回路の複数の色信号をそれぞれ受け、受けた色
信号を遅延させて求める位相角を持つ色信号を発生する
遅延回路とを備えるものである。
ラーバースト信号の4倍の周波数に対応する周波数の信
号4fscを分周し、45度位相角が相違する複数の色信号
を発生する45度位相色信号生成回路と、この45度位相色
信号生成回路の複数の色信号をそれぞれ受け、受けた色
信号を遅延させて求める位相角を持つ色信号を発生する
遅延回路とを備えるものである。
[作用] このように4fscの信号を分周して得た45度ごとの位相
角を持つ色信号を生成してこれらそれぞれの色信号を基
準として求める位相角を持つ色信号を遅延回路により個
別に発生するようにしているので、位相角誤差が少ない
求める色の色信号を直接生成することができる。
角を持つ色信号を生成してこれらそれぞれの色信号を基
準として求める位相角を持つ色信号を遅延回路により個
別に発生するようにしているので、位相角誤差が少ない
求める色の色信号を直接生成することができる。
その結果、鮮やかな着色で映像表示が可能となる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は、この発明を適用した色信号発生回路のブロッ
ク図であり、第2図は、その遅延回路の説明図、第3図
は、その動作を示すタイミングチャートである。
ク図であり、第2図は、その遅延回路の説明図、第3図
は、その動作を示すタイミングチャートである。
第1図において、4は、8色の45度位相色信号生成回路
であって、1は、そのカラーバースト信号の4倍の周波
数に対応する4倍のサブキャリア4fsc(ただし、NTSC
信号方式でのfscは3.58MHz)を4分周する分周回路であ
って、2は、そのシフト回路である。分周回路1は、フ
リップフロップ1a,1bから構成され、フリップフロップ1
a,1bのそれぞれのクロック入力端子(ck)に4fscの信
号を受け、それぞれのフリップフロップのQ,出力にそ
れぞれφ0,φ2,φ4,φ6の4つの出力をデューテ
ィ50%のパルス信号として発生する。そして、分周回路
1のこれら4つの各位相出力は、次にフリップフロップ
で構成される1クロック遅れのシフト回路2に入力され
る。
であって、1は、そのカラーバースト信号の4倍の周波
数に対応する4倍のサブキャリア4fsc(ただし、NTSC
信号方式でのfscは3.58MHz)を4分周する分周回路であ
って、2は、そのシフト回路である。分周回路1は、フ
リップフロップ1a,1bから構成され、フリップフロップ1
a,1bのそれぞれのクロック入力端子(ck)に4fscの信
号を受け、それぞれのフリップフロップのQ,出力にそ
れぞれφ0,φ2,φ4,φ6の4つの出力をデューテ
ィ50%のパルス信号として発生する。そして、分周回路
1のこれら4つの各位相出力は、次にフリップフロップ
で構成される1クロック遅れのシフト回路2に入力され
る。
シフト回路2は、4fscの信号をインバータ3を介して
そのクロック端子(ck)に受け、入力側のパルスを1ク
ロック分遅らせて、それぞれの対応する出力端子Q1,Q2,
Q3,Q4にそれぞれφ1,φ3,φ5,φ7の位相出力を
発生し、結果として、これら回路により、第3図の
(a)に示すような、φ0,φ1,φ2,φ3,φ4,
φ5,φ6,φ7の出力を得る。
そのクロック端子(ck)に受け、入力側のパルスを1ク
ロック分遅らせて、それぞれの対応する出力端子Q1,Q2,
Q3,Q4にそれぞれφ1,φ3,φ5,φ7の位相出力を
発生し、結果として、これら回路により、第3図の
(a)に示すような、φ0,φ1,φ2,φ3,φ4,
φ5,φ6,φ7の出力を得る。
これら出力のいくつかは、次に、遅延回路11,12,13,14,
15,16の6個の遅延回路にそれぞれ供給される。このこ
とでこれら遅延回路11〜16から着色する原色対応の6種
類の色に対応する位相の色信号が発生する。
15,16の6個の遅延回路にそれぞれ供給される。このこ
とでこれら遅延回路11〜16から着色する原色対応の6種
類の色に対応する位相の色信号が発生する。
各遅延回路11〜16の構成は、それぞれ第2図に示すよう
に、抵抗RとコンデンサCとの積分回路20とコンパレー
タ等による波形整形回路21とから構成されていて、抵抗
RとコンデンサCとの時定数CRを変更することにより遅
延時間が設定される。そこで、この遅延時間をφ0,φ
1,φ2,φ3,φ4,φ5,φ6,φ7のうちから選
択した位相出力の色信号をそれぞれを基準としてそこか
らの遅延時間により所望の位相に合わせた色信号を得る
ことができる。
に、抵抗RとコンデンサCとの積分回路20とコンパレー
タ等による波形整形回路21とから構成されていて、抵抗
RとコンデンサCとの時定数CRを変更することにより遅
延時間が設定される。そこで、この遅延時間をφ0,φ
1,φ2,φ3,φ4,φ5,φ6,φ7のうちから選
択した位相出力の色信号をそれぞれを基準としてそこか
らの遅延時間により所望の位相に合わせた色信号を得る
ことができる。
ここで、例えば、波形整形回路20のコンパレータの閾値
VTHを入力波形の振幅の1/2の電圧値に設定しておき、16
度分だけ分周回路1或いはシフト回路2の色信号出力か
ら遅延させた色信号出力を得るとすると、その時定数CR
は、 CR・ln2=16/360fsc となり、これによりコンデンサCと抵抗Rとの値を決定
すればよい。
VTHを入力波形の振幅の1/2の電圧値に設定しておき、16
度分だけ分周回路1或いはシフト回路2の色信号出力か
ら遅延させた色信号出力を得るとすると、その時定数CR
は、 CR・ln2=16/360fsc となり、これによりコンデンサCと抵抗Rとの値を決定
すればよい。
その結果、遅延時間とφ0,φ1,φ2,φ3,φ4,
φ5,φ6,φ7の出力の1つとの組み合わせで自由に
色信号の色相を選択することができる。
φ5,φ6,φ7の出力の1つとの組み合わせで自由に
色信号の色相を選択することができる。
そこで、第3図のタイミングチャートの(a),(b)
に示すように、45度位相色信号生成回路のφ0出力をカ
ラーバースト信号に対して180度ずれた位相出力とし、4
5度位相色信号生成回路4の出力のうち225度位相のφ1
から遅延回路11によりこの出力を16度遅延させてグリー
ン(GREEN)の色信号を直接得ることができ、同様にし
て、270度位相のφ2から遅延回路12により14度遅延さ
せてシアン(CYAN)の色信号を得、315度位相のφ3か
ら遅延回路13により33度遅延させてブルー(BLUE)の色
信号を得、45度位相のφ5から遅延回路14により16度遅
延させてマゼンタ(MAGENTA)の色信号を得、90度位相
のφ6から遅延回路15により14度遅延させてレッド(RE
D)の色信号を得、135度位相のφ7から遅延回路16によ
り33度遅延させてイエロオ(YELLOW)の色信号を得るこ
とができる。
に示すように、45度位相色信号生成回路のφ0出力をカ
ラーバースト信号に対して180度ずれた位相出力とし、4
5度位相色信号生成回路4の出力のうち225度位相のφ1
から遅延回路11によりこの出力を16度遅延させてグリー
ン(GREEN)の色信号を直接得ることができ、同様にし
て、270度位相のφ2から遅延回路12により14度遅延さ
せてシアン(CYAN)の色信号を得、315度位相のφ3か
ら遅延回路13により33度遅延させてブルー(BLUE)の色
信号を得、45度位相のφ5から遅延回路14により16度遅
延させてマゼンタ(MAGENTA)の色信号を得、90度位相
のφ6から遅延回路15により14度遅延させてレッド(RE
D)の色信号を得、135度位相のφ7から遅延回路16によ
り33度遅延させてイエロオ(YELLOW)の色信号を得るこ
とができる。
以上説明してきたが、遅延させる色信号は、45度位相色
信号生成回路の8個の位相出力すべての信号を使用する
必要はなく、求める色に近い位相出力を使用すればよ
い。
信号生成回路の8個の位相出力すべての信号を使用する
必要はなく、求める色に近い位相出力を使用すればよ
い。
実施例では、遅延回路としてCR回路を用いているが、こ
の考案は、CR回路に限定されないことはもちろんであ
る。
の考案は、CR回路に限定されないことはもちろんであ
る。
[考案の効果] このようにこの考案にあっては、4fscの信号を分周し
て得た45度ごとの位相角を持つ色信号を発生してこれら
それぞれの色信号を基準として求める位相角を持つ色信
号を遅延回路により個別に生成するようにしているの
で、位相角誤差が少ない求める色の色信号を直接生成す
ることができる。
て得た45度ごとの位相角を持つ色信号を発生してこれら
それぞれの色信号を基準として求める位相角を持つ色信
号を遅延回路により個別に生成するようにしているの
で、位相角誤差が少ない求める色の色信号を直接生成す
ることができる。
その結果、鮮やかな着色で映像表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明を適用した色信号発生回路のブロッ
ク図であり、第2図は、その遅延回路の説明図、第3図
は、その動作を示すタイミングチャートである。 1……分周回路、2……シフト回路、3……インバー
タ、4……45度位相色信号生成回路、11〜16……遅延回
路。
ク図であり、第2図は、その遅延回路の説明図、第3図
は、その動作を示すタイミングチャートである。 1……分周回路、2……シフト回路、3……インバー
タ、4……45度位相色信号生成回路、11〜16……遅延回
路。
Claims (1)
- 【請求項1】カラーバースト信号の4倍の周波数に対応
する周波数の信号を分周し、45度で位相角が相違する複
数の色信号を生成する45度位相色信号生成回路と、この
45度位相色信号生成回路の前記複数の色信号をそれぞれ
受ける複数の遅延回路とを備え、前記複数の各遅延回路
は、それぞれ受けた色信号を遅延させて所定の色に対応
する位相角を持つ色信号を発生するようにその遅延時間
が設定されていることを特徴とする色信号発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14831488U JPH0718222Y2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 色信号発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14831488U JPH0718222Y2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 色信号発生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0268583U JPH0268583U (ja) | 1990-05-24 |
JPH0718222Y2 true JPH0718222Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=31419522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14831488U Expired - Lifetime JPH0718222Y2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | 色信号発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0718222Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-14 JP JP14831488U patent/JPH0718222Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0268583U (ja) | 1990-05-24 |
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