JPH0314329A

JPH0314329A - コードレス電話装置

Info

Publication number: JPH0314329A
Application number: JP1148368A
Authority: JP
Inventors: Isamu Matsuda; 勇松田; Masahiro Fukuda; 正宏福田
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-06-13
Filing date: 1989-06-13
Publication date: 1991-01-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、コードレス電話装置の空チャネル検索動作に
関する。

（従来の技術）第２図は従来のコードレス電話装置の構成を示している
。第２図において，１は基地局、２は移動局、３は基地
局と移動局を結ぶ無線回線、４は基地局に内蔵されたマ
イコンを含む制御回路，５は移動局に内蔵されたマイコ
ンを含む制御回路、６は基地局の無線受信回路、７は無
線送信回路，８は電話回線との通話回路，９は電源回路
、１０は呼出符号を記憶しているＩＤメモリ．１１は空
中線、１２は無線受信回路＋　１３は無線送信回路，１
４は受話器を駆動する増幅回路、ｌ５は受話器，　１６
はマイク信号の増幅回路、１７はマイク、ｌ８は電源，
１９は移動局の呼出符号を記憶しているＩＤメモリ、２
０は空中線である。

上記構或において、基地局１と移動局２の間を結ぶ無線
回線３は，他のコードレス電話装置の通話と混信するこ
とのないように設定しなければならず、待受動作中に，
基地局１では無線受信回路を働かせて、他のコードレス
電話装置で使用していない空きの無線回線を検索する空
きチャネルサーチ動作を行っている。

従来のコードレス電話装置では、上記の空きチャネルサ
ーチはすべての無線チャネルに対し、均等一定の周期で
その空きを検索している。

（発明が解決しようとする課題」しかしなから、上記従来のように均等に一定周期で空き
チャネルのサーチを行う場合、コードレス電話装置の設
置環境によっては、無線回線のうち寒がる割合の高いチ
ャネルがあらかじめわかっていても、そのチャネルも含
めたすべてのチャネルの空きを検索していたため、空き
チャネルを見付け出すための時間を要するという問題が
あった。

また、複数台のコードレス電話装置を近づけて設置する
場合にも，全ての無線回線についてそれぞれの装置が同
等な空きチャネルのサーチを行っていると，発・着呼の
際、同一または隣接した無線チャネルを捕捉する可能性
も高く、接続の失敗や通話品質の低下などの問題があっ
た。

本発明は上記従来の問題を解決するものであり、空きチ
ャネルを見付ける時間が短かく、接続の失敗や通話品質
低下の少ないコードレス電話装置を提供することを目的
とするものである。

（課題を解決するための手段）本発明は上記目的を達成するために、コードレス電話装
置の基地局内に設けられている呼出符号（ＩＤコード）
を記憶しているＩＤメモリ内に，空きチャネルサーチ時
のチャネルスキャンの優先順位を示すデータを記憶する
領域を設け、待受時のチャネルサーチはこの内容に従う
ようにしたものである。

（作　用）したがって、本発明によれば．ＩＤメモリ内に記憶させ
た空きチャネルサーチの際のチャネル毎の優先順位によ
り，空きチャネルサーチの順序や周期を決定することに
より、あらかじめわかっている塞がっている可能性の高
いチャネルの検索の頻度を下げることができる。また、
複数台のコードレス電話を近づけて設置する際は、無線
回線をそれぞれの装置毎に割り当て，割り肖で外のチャ
ネルについての空きチャネルサーチの頻度を下げること
ができる。

以上のように、塞がっている可能性の高いチャネルや、
他のコードレス電話機が使用する可能性の高いチャネル
の空きチャネル検索の頻度を下げることにより、短時間
に有効な空きチャネルを検索することができる。

（実施例）第１図は本発明の一実施例のコードレス電話装置の構成
を示すものである。第１図において、エないし２０は前
記従来例における対応する番号と同一である。２１は基
地局１内に設けた空きチャネル検索の優先順位を登録・
記憶するＩＤメモリ内領域，２２は移動局の操作部であ
る．次に上記実施例の動作について説明する。上記実施例に
おいて，コードレス電話装置を設置する際、あらかじめ
わかっている塞がっている可能性の高いチャネルのデー
タを空きチャネル検索の優先順位を登録・記憶するＩＤ
メモリ内領域２１に記憶させる。記憶させる方法は本実
施例では、移動局２の操作部２２より無線回線３を通じ
て基地局１に制御回路４により登録・記憶させるように
なっている。

基地局１は待受時空きチャネル検索の優先順位を登録・
記憶するＩＤメモリ内領域２１に登録されている無線チ
ャネルについては、制御回路４により空きチャネル検索
の頻度を下げる６具体時には，登録されているチャネル
の検索の周期を他のチセネルより長＜シ，一度検索した
際塞がっていた場合はさらに検索の周期を長くするよう
にする。したがって、空きチャネル検索の優先順位を登
録・記憶するＩＤメモリ領域２１に登録されている無線
チャネルの検索の機会は減少し、その分他のチャネルの
検索の頻度を高くすることができ、短時間により有効な
空きチャネルの検索が可能となる。

複数台のコードレス電話装置を近づけて８置する際も、
上記の方法と同様にそれぞれのコードレス電話装置毎に
無線チャネルを割り当て、自分の割り当て以外のチャネ
ルを空きチャネル検索の優先順位を登録・記憶するＩＤ
メモリ内領域２ｌに登録を行うことにより、それぞれの
コードレス電話装置が割り当てられた無線チャネルを優
先的に空きチャネル検索を行うことができる６（発明の効果）本発明は上記実施例より明らかなように、あらかじめ塞
がっている可能性の高い無線チャネルがわかっている場
合や、複数台のコードレス電話装置を近づけて設置する
際に，空きチャネルを検索する動作にチャネル毎の優先
順位を持たせることができ、短時間により有効な空きチ
ャネルを見付け出すことができるという利点を有する。

また、その優先順位を設定する方法を容易にすることが
でき、かつ電源断等による外的条件によってその設定内
容が消えることが無い効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるコードレス電話装置
の概略ブロック図、第２図は従来のコードレス電話装置
の概略ブロック図である。ｌ・・・基地局、　２・・・移動局、　３・・・無線回
線、　４，５・・・制御回路、　６，１２・・・無線受
信回路、　　７，１３・・・無線送信回路，８・・・通
話回路、　９・・・電源回路、　１０，ｌ９・・・ＩＤ
メモリ，　　１１．２０・・・空中線、１４．　１６・
・・増幅回路，１５・・・受話器、　ｌ７・・・マイク
．　　１８・・・電源、　２１・・・空きチャネル検索
の優先順位を登録・記憶するＩＤメモリ内領域，２２・・・操作部。

Claims

【特許請求の範囲】

電話回線に接続された基地局と、前記基地局と無線で接
続された移動局から成り、前記基地局と移動局間の制御
用データを送受するための制御回路と、その制御データ
と通話の音声を無線回線にて通信するための変・復調回
路と、無線送・受信回路と、使用者が操作するボタン等
と、上記各回路を制御するマイクロコンピュータと、呼
出符号の記憶回路（ＩＤメモリ）を備えたコードレス電
話装置において、前記基地局にて待受中に無線回線の空
き状態を検索する空きチャネルサーチ動作の際、検索す
るチャネルの順序および再検索の周期等による優先順位
を持たせ、その設定データを前記基地局内の前記ＩＤメ
モリに登録するようにしたことを特徴とするコードレス
電話装置。