JPH0314304Y2 - - Google Patents
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- JPH0314304Y2 JPH0314304Y2 JP1983042059U JP4205983U JPH0314304Y2 JP H0314304 Y2 JPH0314304 Y2 JP H0314304Y2 JP 1983042059 U JP1983042059 U JP 1983042059U JP 4205983 U JP4205983 U JP 4205983U JP H0314304 Y2 JPH0314304 Y2 JP H0314304Y2
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Links
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Landscapes
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ホツチキスのハンドルに取付けて下
方に突出するブレードの取付装置に関するもので
ある。
方に突出するブレードの取付装置に関するもので
ある。
ホツチキスは、ブレード15を取付けたハンド
ルAと、ハンドル内に嵌合可能に形成され且前記
ブレード15の下縁15′に対応する位置にブレ
ード貫通孔36を形成してなるフレームCと、先
縁寄りにアンビル21を取付けたベースBとから
成り、ハンドル後方内側にベースBの後方を嵌合
し、ベースBの後方内側にフレームCの後方を嵌
合し、夫々の嵌合部を回動自在に軸着し、フレー
ムC内には前後摺動可能にフイーダー40を嵌装
し、フイーダーの後方とハンドルAの前方裏面と
をフイーダースプリング50により連結してあ
る。
ルAと、ハンドル内に嵌合可能に形成され且前記
ブレード15の下縁15′に対応する位置にブレ
ード貫通孔36を形成してなるフレームCと、先
縁寄りにアンビル21を取付けたベースBとから
成り、ハンドル後方内側にベースBの後方を嵌合
し、ベースBの後方内側にフレームCの後方を嵌
合し、夫々の嵌合部を回動自在に軸着し、フレー
ムC内には前後摺動可能にフイーダー40を嵌装
し、フイーダーの後方とハンドルAの前方裏面と
をフイーダースプリング50により連結してあ
る。
而してフレームC内に綴り針体60を嵌装し、
フイーダー40により綴り針体60をフレームC
の前方立上り縁32側に弾圧して支持し、ベース
B上に被綴込物を載置した状態でハンドルAの先
縁上方をベースB側に押圧すると、ブレード15
の下端15′は綴り針体60のうちの1片を切断
して、ブレード貫通孔36内をベースBのアンビ
ル21上に押し下げ、被綴込物を貫通して綴成す
るものである。而して、前記ブレード15をハン
ドルAに取り付けるための従来手段としては、第
2図乃至第4図に示すようにブレード15の基部
をL形に屈曲して、上記L形屈曲部15をハン
ドルAの裏面に接着剤aにより接着、又はビスb
とナツトcによりビス止するか或は又、ハンドル
Aの裏面に突出させた突子dをL形屈曲部の透孔
eに貫通してカシメ付ける等の手段を用いてい
た。然るに接着手段における糊付及び位置決め工
程、ビス止手段におけるビス孔の形成及びビスの
螺合作業及び位置決め工程、又突子のカシメ付け
によるカシメ付け工程は、時間を要し製造能率が
上らなかつた。本考案はブレード15の基部をハ
ンドル裏面に固定するに際し、前述の公知の固定
手段を廃し、ブレードの基部をハンドル裏面を設
けたブレード基部固定条穴に挿入するだけの極め
て簡単な作業でブレードを逆止的に固定し、ブレ
ードの取付作業を簡単迅速にしてホツチキスの製
造能率を良好にすることができるホツチキスのブ
レード取付装置を提供することを目的とするもの
である。
フイーダー40により綴り針体60をフレームC
の前方立上り縁32側に弾圧して支持し、ベース
B上に被綴込物を載置した状態でハンドルAの先
縁上方をベースB側に押圧すると、ブレード15
の下端15′は綴り針体60のうちの1片を切断
して、ブレード貫通孔36内をベースBのアンビ
ル21上に押し下げ、被綴込物を貫通して綴成す
るものである。而して、前記ブレード15をハン
ドルAに取り付けるための従来手段としては、第
2図乃至第4図に示すようにブレード15の基部
をL形に屈曲して、上記L形屈曲部15をハン
ドルAの裏面に接着剤aにより接着、又はビスb
とナツトcによりビス止するか或は又、ハンドル
Aの裏面に突出させた突子dをL形屈曲部の透孔
eに貫通してカシメ付ける等の手段を用いてい
た。然るに接着手段における糊付及び位置決め工
程、ビス止手段におけるビス孔の形成及びビスの
螺合作業及び位置決め工程、又突子のカシメ付け
によるカシメ付け工程は、時間を要し製造能率が
上らなかつた。本考案はブレード15の基部をハ
ンドル裏面に固定するに際し、前述の公知の固定
手段を廃し、ブレードの基部をハンドル裏面を設
けたブレード基部固定条穴に挿入するだけの極め
て簡単な作業でブレードを逆止的に固定し、ブレ
ードの取付作業を簡単迅速にしてホツチキスの製
造能率を良好にすることができるホツチキスのブ
レード取付装置を提供することを目的とするもの
である。
図面に示す実施例について、本考案を説明すれ
ば次の通りである。
ば次の通りである。
本考案はハンドルA、ベースB、フレームCか
ら成るものである。
ら成るものである。
ハンドルAは硬質合成樹脂、弾性金属板等の金
属板その他の弾性体を素材として構成せられ、前
方、左右両側に上面11から垂下する垂下縁1
2,13,14が形成されている。第1図、第5
図、第6図に示すごとく、ハンドルAの前方垂下
縁12の内側にわずかな間隙を形成してブレード
15を垂下固定し、ブレード15の先縁を前記垂
下縁12,13,14により形成される周縁の下
縁よりも下方に突出させる。又左右両側の垂下縁
13,14の後方の内側に、後述のベースBの左
右立上り縁22,23の後方外側に設けた凸起状
軸24,24を回動自在に嵌合することができる
軸嵌合穴16,16を対称的に設ける。
属板その他の弾性体を素材として構成せられ、前
方、左右両側に上面11から垂下する垂下縁1
2,13,14が形成されている。第1図、第5
図、第6図に示すごとく、ハンドルAの前方垂下
縁12の内側にわずかな間隙を形成してブレード
15を垂下固定し、ブレード15の先縁を前記垂
下縁12,13,14により形成される周縁の下
縁よりも下方に突出させる。又左右両側の垂下縁
13,14の後方の内側に、後述のベースBの左
右立上り縁22,23の後方外側に設けた凸起状
軸24,24を回動自在に嵌合することができる
軸嵌合穴16,16を対称的に設ける。
ベースBは硬質合成樹脂、弾性金属板等の金属
板、その他の弾性体を素材として形成せられ、そ
の長さlはハンドルAの長さと等しいかやゝ長い
長さとし、その巾WはハンドルAの前方、及び左
右両側の垂下縁12,13,14の内方に嵌入す
ることができる巾に形成し、その前方であつて前
記ハンドルAのブレード15と対応する位置にア
ンビル21を形成する。又後方の左右両縁に立上
り縁22,23を形成し、立上り縁22,23の
後方外側であつて、前記ハンドルAの軸嵌合穴1
6,16に対応する位置に凸起状軸24,24を
突設する。立上り縁22,23の後方内側であつ
て前記凸起状軸24,24の裏側に、後述のフレ
ームCの左右立上り縁33,34の後方外側に設
けた凸起状軸38,38を回動自在に嵌合するた
めの軸嵌合穴25,25を対称的に設ける。26
は補強部材である。又27は後述のフレームCに
設けたストツパー35が係合摺動するためのスト
ツパー条溝である。
板、その他の弾性体を素材として形成せられ、そ
の長さlはハンドルAの長さと等しいかやゝ長い
長さとし、その巾WはハンドルAの前方、及び左
右両側の垂下縁12,13,14の内方に嵌入す
ることができる巾に形成し、その前方であつて前
記ハンドルAのブレード15と対応する位置にア
ンビル21を形成する。又後方の左右両縁に立上
り縁22,23を形成し、立上り縁22,23の
後方外側であつて、前記ハンドルAの軸嵌合穴1
6,16に対応する位置に凸起状軸24,24を
突設する。立上り縁22,23の後方内側であつ
て前記凸起状軸24,24の裏側に、後述のフレ
ームCの左右立上り縁33,34の後方外側に設
けた凸起状軸38,38を回動自在に嵌合するた
めの軸嵌合穴25,25を対称的に設ける。26
は補強部材である。又27は後述のフレームCに
設けたストツパー35が係合摺動するためのスト
ツパー条溝である。
フレームCは前述のベースBの左右立上り縁2
2,23に嵌合する巾W′と、前述のハンドルA
の前方垂下縁12よりも内側に嵌合可能な長さ
l′を有し、底板31の前方及び左右両側から上方
に立上る立上り縁32,33,34を形成し、底
板31の前方立上り縁32の内側であつてハンド
ルAに設けたブレード15に対応する位置にブレ
ード貫通孔36を形成する。37はガイドであ
る。左右立上り縁33,34の後方外側にベース
Bの軸嵌合穴25,25に嵌合するための凸起状
軸38,38を突設する。又左右立上り縁33,
34内の底板31上にはフイーダー40を前後摺
動自在に載置し、フイーダー40の左右両側に突
設したガイド突縁41,41を左右立上り縁3
3,34の内側に対称的に設けたガイド条溝3
9,39に係合させる。フイーダー40の後部に
ツク42を設ける。35はストツパーである。而
してフレームCの凸起状軸38,38をベースB
の軸嵌合穴25,25に回動自在に嵌合し、フレ
ームCのストツパー35をベースBのストツパー
条溝27に嵌合させる。又、ベースBの凸起状軸
24,24をハンドルAの軸嵌合穴16,16に
回動自在に嵌合させる。フイーダー40の後部に
設けたフツク42とハンドルAの前方裏面に設け
たフツク17とにフイーダースプリング50を懸
装してフイーダー40をフレームの前方立上り縁
32側に弾圧する。ハンドルAとフレームCとの
間に弾撥装置18、ベースBとフレームとの間に
弾撥装置28を設ける。猶図示の実施例における
弾撥装置18,28はハンドルAの上面11及び
ベースBを抜き曲げして形成してある。而して前
述のブレード15をハンドルAに取付けるための
取付装置は、第5図、第6図、第7図、第8図に
示すようにハンドルAの上面11の内面と前方垂
下縁12の隅部附近に肉厚部70を形成し、第7
図、第9図に示すように上記肉厚部70の下面か
ら上方に向け、左右方向に長いストツパー頂部7
2を有する割溝71を形成する。上記割溝71の
巾mはT字形のブレード15の横片15″が嵌合
可能な巾とし、割溝71の下方開口部73附近の
割溝の内壁70a,70bであつて、その左右側
に夫々前後に相対する逆止爪部74,75,7
4,75を突設することにより夫々の相対する逆
止爪部74,75間に狭搾部76,76を形成
し、且逆止爪74,74間、75,75間におい
てブレード15の縦片が挿通するためのブレード
挿通間隙77を形成する。而して逆止爪部74,
75,74,75の上部に形成された逆止部7
4′,75′,74′,75′の上縁ストツパー頂部
42の間、ハンドルAの左右垂下縁13,14内
壁の間〔第9図符号78の引出線部分〕及び横片
嵌合部78の前後に対設された内壁〔第10図符
号70a,70ンbをもつて示された部分〕の間
後述のブレード15に設けられた横片嵌合部78
を形成する。第11図、第12図に示す如く、ブ
レード15の縦片は前述のブレード挿通間隙77
の巾に嵌挿できる巾と割溝71の巾m内に嵌合で
きる厚みとを有する。上記ブレード15の縦片上
方に縦片とT字形を呈するように横片15″を一
体に形成し、上記横片15″は前述の横片嵌合部
78に嵌合して、そのT字形の左右突出部15
a,15bが逆止爪部74,75,74,75の
逆止部74゜,75′,74′,75′に逆止的に
係止される形状大きさに形成されている。
2,23に嵌合する巾W′と、前述のハンドルA
の前方垂下縁12よりも内側に嵌合可能な長さ
l′を有し、底板31の前方及び左右両側から上方
に立上る立上り縁32,33,34を形成し、底
板31の前方立上り縁32の内側であつてハンド
ルAに設けたブレード15に対応する位置にブレ
ード貫通孔36を形成する。37はガイドであ
る。左右立上り縁33,34の後方外側にベース
Bの軸嵌合穴25,25に嵌合するための凸起状
軸38,38を突設する。又左右立上り縁33,
34内の底板31上にはフイーダー40を前後摺
動自在に載置し、フイーダー40の左右両側に突
設したガイド突縁41,41を左右立上り縁3
3,34の内側に対称的に設けたガイド条溝3
9,39に係合させる。フイーダー40の後部に
ツク42を設ける。35はストツパーである。而
してフレームCの凸起状軸38,38をベースB
の軸嵌合穴25,25に回動自在に嵌合し、フレ
ームCのストツパー35をベースBのストツパー
条溝27に嵌合させる。又、ベースBの凸起状軸
24,24をハンドルAの軸嵌合穴16,16に
回動自在に嵌合させる。フイーダー40の後部に
設けたフツク42とハンドルAの前方裏面に設け
たフツク17とにフイーダースプリング50を懸
装してフイーダー40をフレームの前方立上り縁
32側に弾圧する。ハンドルAとフレームCとの
間に弾撥装置18、ベースBとフレームとの間に
弾撥装置28を設ける。猶図示の実施例における
弾撥装置18,28はハンドルAの上面11及び
ベースBを抜き曲げして形成してある。而して前
述のブレード15をハンドルAに取付けるための
取付装置は、第5図、第6図、第7図、第8図に
示すようにハンドルAの上面11の内面と前方垂
下縁12の隅部附近に肉厚部70を形成し、第7
図、第9図に示すように上記肉厚部70の下面か
ら上方に向け、左右方向に長いストツパー頂部7
2を有する割溝71を形成する。上記割溝71の
巾mはT字形のブレード15の横片15″が嵌合
可能な巾とし、割溝71の下方開口部73附近の
割溝の内壁70a,70bであつて、その左右側
に夫々前後に相対する逆止爪部74,75,7
4,75を突設することにより夫々の相対する逆
止爪部74,75間に狭搾部76,76を形成
し、且逆止爪74,74間、75,75間におい
てブレード15の縦片が挿通するためのブレード
挿通間隙77を形成する。而して逆止爪部74,
75,74,75の上部に形成された逆止部7
4′,75′,74′,75′の上縁ストツパー頂部
42の間、ハンドルAの左右垂下縁13,14内
壁の間〔第9図符号78の引出線部分〕及び横片
嵌合部78の前後に対設された内壁〔第10図符
号70a,70ンbをもつて示された部分〕の間
後述のブレード15に設けられた横片嵌合部78
を形成する。第11図、第12図に示す如く、ブ
レード15の縦片は前述のブレード挿通間隙77
の巾に嵌挿できる巾と割溝71の巾m内に嵌合で
きる厚みとを有する。上記ブレード15の縦片上
方に縦片とT字形を呈するように横片15″を一
体に形成し、上記横片15″は前述の横片嵌合部
78に嵌合して、そのT字形の左右突出部15
a,15bが逆止爪部74,75,74,75の
逆止部74゜,75′,74′,75′に逆止的に
係止される形状大きさに形成されている。
上述の如く形成されたブレード15の横片1
5″を割溝71の開口部73から、逆止爪部74,
75,74,75の狭圧に抗して圧入し、第11
図、第12図に示す如く横片嵌合部78内に位置
させて逆止爪部74,75,74,75の夫々の
逆止部74′,75′,74′,75′の上縁により
逆止的に係止させると共にブレード15の縦片は
ブレード挿通間隙77から下方に突出させる。
5″を割溝71の開口部73から、逆止爪部74,
75,74,75の狭圧に抗して圧入し、第11
図、第12図に示す如く横片嵌合部78内に位置
させて逆止爪部74,75,74,75の夫々の
逆止部74′,75′,74′,75′の上縁により
逆止的に係止させると共にブレード15の縦片は
ブレード挿通間隙77から下方に突出させる。
本考案のブレード取付装置を取付けたホツチキ
ス又は、ハンドルAの前方を押し下げると、ハン
ドルA、フレームC、は弾圧装置18,18,2
8の撥力に抗して押し下げられ、ハンドルAのブ
レード15の先縁15′は、フレームCの前方立
上り縁32とフイーダー40との間に挟着された
綴り針体60のうちの1片を切断してブレード貫
通孔36内を押し下げ、ベースBのアンビル21
上に置かれた被綴込物を貫通して綴成する。
ス又は、ハンドルAの前方を押し下げると、ハン
ドルA、フレームC、は弾圧装置18,18,2
8の撥力に抗して押し下げられ、ハンドルAのブ
レード15の先縁15′は、フレームCの前方立
上り縁32とフイーダー40との間に挟着された
綴り針体60のうちの1片を切断してブレード貫
通孔36内を押し下げ、ベースBのアンビル21
上に置かれた被綴込物を貫通して綴成する。
本考案のホツチキスのブレード取付装置は以上
述べた構成であるため、第7図に示す如く、ブレ
ード15の横片15″をハンドルAの裏面に設け
た割溝71に設けた下方開口部73に圧入するこ
とにより逆止的に固定することができ、従来のブ
レード取付手段に比し、ブレードの取付が極めて
迅速簡単であり、又、ハンドル裏面に設けた割溝
に圧入されたブレードの基部は、割溝71の奥の
ストツパー頂部72と、逆止爪部74,75の上
縁74′,75′の間、ハンドルAの左右垂下縁1
3,14の内壁の間〔第9図符号78引出線部
分〕、及び横片嵌合部78の前後に対設された内
壁〔第10図符号70a,70bの引出線部分〕
の間、に嵌着されるため、ブレードの横片の左右
動は左右垂下縁13,14により阻止され、前後
動は横片嵌合部78の前後に対設された内壁によ
り阻止され、上下動は、ストツパー頂部72と、
逆止爪部74,75の上縁74′,75′との間で
阻止され、殊にブレードの横片の下方への脱外は
逆止爪部74,75により完全に阻止することが
可能となり、ブレードはハンドル裏面側に脱落す
ることなく確実に固定されるのみならず、ブレー
ドの先縁15′は微動、揺動することが極めて少
なく正しい方向に垂下固定され、従つてハンドル
の押下げによりブレードは移動濫動することなく
降下し、綴り針体の一片を確実に切離し、アンビ
ル上に置かれた被綴込物を確実に貫通綴成するこ
とができるのみならず、性能良好なキヤツプを迅
速且大量生産により廉価に提供することができ、
従つてホツチキスを廉価に提供することができる
等の効果がある。
述べた構成であるため、第7図に示す如く、ブレ
ード15の横片15″をハンドルAの裏面に設け
た割溝71に設けた下方開口部73に圧入するこ
とにより逆止的に固定することができ、従来のブ
レード取付手段に比し、ブレードの取付が極めて
迅速簡単であり、又、ハンドル裏面に設けた割溝
に圧入されたブレードの基部は、割溝71の奥の
ストツパー頂部72と、逆止爪部74,75の上
縁74′,75′の間、ハンドルAの左右垂下縁1
3,14の内壁の間〔第9図符号78引出線部
分〕、及び横片嵌合部78の前後に対設された内
壁〔第10図符号70a,70bの引出線部分〕
の間、に嵌着されるため、ブレードの横片の左右
動は左右垂下縁13,14により阻止され、前後
動は横片嵌合部78の前後に対設された内壁によ
り阻止され、上下動は、ストツパー頂部72と、
逆止爪部74,75の上縁74′,75′との間で
阻止され、殊にブレードの横片の下方への脱外は
逆止爪部74,75により完全に阻止することが
可能となり、ブレードはハンドル裏面側に脱落す
ることなく確実に固定されるのみならず、ブレー
ドの先縁15′は微動、揺動することが極めて少
なく正しい方向に垂下固定され、従つてハンドル
の押下げによりブレードは移動濫動することなく
降下し、綴り針体の一片を確実に切離し、アンビ
ル上に置かれた被綴込物を確実に貫通綴成するこ
とができるのみならず、性能良好なキヤツプを迅
速且大量生産により廉価に提供することができ、
従つてホツチキスを廉価に提供することができる
等の効果がある。
第1図は本考案の分解斜視図、第2図、乃至第
4図は公知のブレード取付装置の拡大縦断面図、
第5図はハンドルを押し下げつゝある状態を示す
縦断面図、第6図はハンドルの押し下げを開放し
た状態を示す縦断面図、第7図は本考案のブレー
ド取付装置のブレードを取付ける前における一部
の拡大縦断面図、第8図は同じくブレード取付後
の拡大縦断面図、第9図は第7図X−X′の断面
図、第10図は第9図の底面図、第11図は第8
図X−X′の断面図、第12図は第11図の底面
図である。 A……ハンドル、B……ベース、C……フレー
ム、11……ハンドルの上面、12,13,14
……ハンドルの垂下縁、15……ブレード、1
5′……ブレードの先縁、15″……ブレードの基
部、16……軸嵌合穴、17……フツク、18…
…弾圧片、21……アンビル、22,23……立
上り縁、24……凸起状軸、25……軸嵌合穴、
26……補強部材、27……ストツパー条溝、2
8……弾圧片、31……フレームの底板、32,
33,34……立上り縁、35……ストツパー、
36……ブレード貫通孔、37……ガイド、38
……凸起状軸、39……ガイド条溝、40……フ
イーダー、41……ガイド突縁、42……フツ
ク、50……フイーダースプリング、70……肉
厚部、71……割溝、72……ストツパー頂部、
73……開口部、74,75……逆止爪部、7
4′,75′……逆止部、76……狭搾部、77…
…ブレード挿通間隙、78……横片嵌合部。
4図は公知のブレード取付装置の拡大縦断面図、
第5図はハンドルを押し下げつゝある状態を示す
縦断面図、第6図はハンドルの押し下げを開放し
た状態を示す縦断面図、第7図は本考案のブレー
ド取付装置のブレードを取付ける前における一部
の拡大縦断面図、第8図は同じくブレード取付後
の拡大縦断面図、第9図は第7図X−X′の断面
図、第10図は第9図の底面図、第11図は第8
図X−X′の断面図、第12図は第11図の底面
図である。 A……ハンドル、B……ベース、C……フレー
ム、11……ハンドルの上面、12,13,14
……ハンドルの垂下縁、15……ブレード、1
5′……ブレードの先縁、15″……ブレードの基
部、16……軸嵌合穴、17……フツク、18…
…弾圧片、21……アンビル、22,23……立
上り縁、24……凸起状軸、25……軸嵌合穴、
26……補強部材、27……ストツパー条溝、2
8……弾圧片、31……フレームの底板、32,
33,34……立上り縁、35……ストツパー、
36……ブレード貫通孔、37……ガイド、38
……凸起状軸、39……ガイド条溝、40……フ
イーダー、41……ガイド突縁、42……フツ
ク、50……フイーダースプリング、70……肉
厚部、71……割溝、72……ストツパー頂部、
73……開口部、74,75……逆止爪部、7
4′,75′……逆止部、76……狭搾部、77…
…ブレード挿通間隙、78……横片嵌合部。
Claims (1)
- ホツチキスのハンドル上面であつて前方裏面に
肉厚部70を形成し、上記肉厚部の下面側から上
方に向い左右方向に長い割溝を設け、割溝の奥に
はストツパー頂部を設け、割溝の開口部における
内壁の左右に、夫々前後に相対する逆止爪部7
4,75,74,75を形成することにより、逆
止爪部の逆止部74′,75′,74′,75′の上
面とストツパー頂部との間、ハンドルAの左右垂
下縁13,14の内壁の間及び横片嵌合部78の
前後に対設された内壁の間によりブレード15の
横片嵌合部78を形成し、逆止爪部74,74,
75,75との間に前記横片嵌合部78と連通す
るブレード縦片挿通間隔77を形成し、T字形に
形成したブレード15の横片15″を前記横片嵌
合部に嵌合して横片の横方向突出部を逆止部7
4′,75′,74′,75′により逆止的に支持
し、ブレード15の縦片を前記ブレード挿通間隙
77より下方に突出してなるホツチキスのブレー
ド取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4205983U JPS59148280U (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | ホツチキスのブレ−ド取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4205983U JPS59148280U (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | ホツチキスのブレ−ド取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59148280U JPS59148280U (ja) | 1984-10-03 |
JPH0314304Y2 true JPH0314304Y2 (ja) | 1991-03-29 |
Family
ID=30172619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4205983U Granted JPS59148280U (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | ホツチキスのブレ−ド取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59148280U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6015669Y2 (ja) * | 1978-12-18 | 1985-05-16 | 株式会社貝印刃物センタ− | 把持具 |
-
1983
- 1983-03-25 JP JP4205983U patent/JPS59148280U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59148280U (ja) | 1984-10-03 |
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