JPH03142749A - コンパクトディスク再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンパクトディスクのトラックピッチ判定に関
するものである。

〔従来の技術〕

従来のコンパクトディスクのトラックピッチ判定は、特
開昭６２−４２３３６に示されるように。

ディスク面からの反射光がディスクのトラックにより回
折される光の角度を位置センサーで検出し。

その信号からトラックピッチを計算するものが知られて
いる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、上記技術は位置センサーが必要であり。

しかも、センサーの取付はバラツキなどにより。

正確なコンパクトディスクのトラックピッチの判定が困
難で、かつ、ハードウェア取付けのスペース、コストの
問題がある。

本発明は、センサーを用いず、マイコンにより正確にコ
ンパクトディスクのトラックピッチを判定する手段を提
供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

ディスクのトラックピッチの算出であるが、コンパクト
ディスクは線速度一定であり、該線速度をυ、ディスク
上のある２地点の半径、および１回転に要する時間をそ
れぞれ、ｒ、、　　ｒ工ｔ　ｔｌｌｌｔＬとすると、２
地点の円周は、 ２πｒ、＝υｔ　ｏ　　　　　　（１）２πｒユ＝υｔ
１　　“　（２） と表わされ、この２式より。

ｒｏ／　ｔ’ｔ＝　ｔｏ／　ｔ、ｘ　　　　（３）が得
られる。また、２地点間の絶対時間差をＳ。

ディスクのトラックピッチをＴＰとすると、この２地点
の属するトラックによって囲まれた面積は、π（ｒ”−
ｒ、”）　＝ｕ　・５−Ｔｐ　−（４）となる、（４）
式を（１）、（３）式を用いて変形すると、トラックピ
ッチは、 Ｔｐ　＝　２Ｓｔ、　（ｔｔ”−ｔｏ２）　　−（５）
となる。つまり、ディスク上のある１地点の半径ｒ、と
１回転に要する時間上〇、および、その地点から絶対時
間Ｓ離れた地点での１回転に要する時間ｔ□よりトラッ
クピッチが計算できる。

本発明では、この１回転に要する時間の測定をマイコン
でディスクの絶対時間を示すサブコードを読みながら行
なう。

第２図にディスク上のある地点での１回転に要する時間
の測定法を示す。上回転に要する時間を測定する地点３
で、ディスクの絶対位置を示すサブコードを読込み、マ
イコンに記憶し、図中点線５で示すよう、内周側へ１ト
ラツクジヤンプし、ジャンプ後の地点４に着地する。そ
の後サブコードを読み続ける。ディスクが１回転すると
、先程マイコン内に記憶した。１回転に要する時間を測
定する地点３のサブコードが読み出される。この間の時
間をマイコン内部タイマーで計測すれば、ある地点での
１回転に要する時間が測定できる。

コンパクトディスクのプログラムエリア開始直径は規格
で４９．６ｍｍ〜５０．０ｍｍとなっている。

つまり、プログラムエリア開始地点（半径ｒ０＝２４．
８ｍｍ〜２５．０ｍｍ）での１回転に要する時間ｔｌｌ
　と、そこから絶対時間ｓｌれた地点での１回転に要す
る時間ｔｉを前記測定法で測定すれば、（５）式により
、コンパクトディスクのトラックピッチが求まる。

〔作用〕

コンパクトディスクの絶対位置の読出し、タイマー測定
、トラックピッチ計算はマイコンによるものであり、正
確で、バラツキ誤差はない。

〔実施例〕 第１図に本発明のシステム構成図を示す。ピックアップ
７からの再生信号を得る信号再生部８と、サブコードを
読み取る信号処理回路９と、サブコードより、ディスク
１回転に要する時間、およびトラックピッチを計算する
制御部１０から構成される。第３図に、ディスク上のあ
る地点（図中でｎと表わす）で、１回転に要する時間の
測定のタイミングを示す。マイコンがアドレスｎのサブ
コードを読み出した時点１２でマイコンの内部タイマー
をスタート１４させ、アドレスｎをマイコン内部に記憶
する。１トラック内周にジャンプ１６した後、サブコー
ド読出し同期信号６ごとにサブコードを読み出し、マイ
コン内部に記憶されたアドレスｎのサブコードが読出さ
れた時点１３でタイマー停止１５させる。このタイマー
値より、アドレスｎ地点で１回転に要する時間１７を得
る。

マイコン内部タイマーのスタート／停止は、サブコード
の読出し後でなくてもよく、サブコード続出し同期信号
６の立上りエツジ、又は立下りエツジとしてもよい。

第４図にディスク１回転に要する時間を測定するフロー
チャード図を示す、測定地点でサブコード読み込み１８
の後、マイコンの内部タイマーをスタート１９させる。

読み込んだサブコードを制御部のメモリに記憶２０し、
１トラック内周にジャンプ２１する。サブコード続出し
同期信号ごとにサブコードを読み込み２２．記憶したも
のと同じサブコードが読み出されたら２３、マイコンの
内部タイマーを停止２４させる。

第５図にトラックピッチ計算のフローチャートを示す、
プログラムエリア開始地点（ｒｅ　＝２５ｍｍ）にピッ
クアップを移動２５させ、ディスク１回転に要する時間
（ｔ６）を測定２６する。プログラムエリア開始地点か
ら絶対時間ｓｌれた地点にピックアップを移動２７させ
、ディスク１回転に要する時間（ｔｌ〉を測定２８する
。ｒｅ１しａｔ　　ｔｕｔ　Ｓを。

ｒ・ ’ｒｐ　＝　２Ｂ　ｔ、　（ｔｔ”−ｔｚ”）に代入し
、トラックピッチ（Ｔｐ　）を計算２９する。

〔発明の効果〕

本発明は１以上詳述したように、センサーなしでコンパ
クトディスクのトラックピッチをマイコンで判定できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のシステムブロック図、第２図はディス
ク上のある地点での１回転に要する時間の測定法、第３
図はタイミング図、第４図は、ディスク１回転に要する
時間を測定のフローチャート図、第５図は、トラックピ
ッチ測定のフローチャート図である。 ｌ・・・コンパクトディスク、２・・・トラック、３・
・・１回転に要する時間を測定する点、４・・・ジャン
プ後の着地地点、６・・・サブコード読出し同期信号。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、線速度一定で信号が記録されているコンパクトディ
   スクより再生信号を得る信号再生部と、前記再生信号よ
   り前記コンパクトディスクの絶対時間を示すサブコード
   を読み取る信号処理回路と、該サブコードの読み取り判
   断機能を備えた制御部を有するコンパクトディスク再生
   装置において、 半径が既知である第１の地点で、前記制御部がサブコー
   ドを読み取り、記憶後、ただちに１トラック内周側にジ
   ャンプし、その地点から第１の地点のサブコードが読み
   取れるまでの時間を前記制御部により測定することによ
   り、第１の地点の属するトラックの１回転に要する時間
   を第１の回転時間として記憶し、さらに、あらかじめ定
   めた第２の地点で前記と同様の手段により測定し得られ
   た第２の回転時間として記憶し、前記第１の回転時間、
   及び第２の回転時間から、第２の地点のディスクでの半
   径位置を演算部を持つ前記制御部で求め、得られた半径
   差分、及び絶対時間差より、前記制御部が前記コンパク
   トディスクのトラックピッチを判定する手段を備えてな
   ることを特徴とするコンパクトディスク再生装置。 ２、線速度一定で信号が記録されているコンパクトディ
   スクより再生信号を得る信号再生部と、前記再生信号よ
   り前記コンパクトディスクの絶対時間を示すサブコード
   を読み取る信号処理回路と、該サブコードの読み取り判
   断機能を備えた制御部を有するコンパクトディスク再生
   装置において、 半径が既知である第１の地点で、前記制御部がサブコー
   ドを読み取り、記憶後、ただちに１トラック内周側にジ
   ャンプし、その地点から第１の地点のサブコードが読み
   取れるまでの時間を前記制御部により測定することによ
   り、第１の地点の属するトラックの１回転に要する時間
   を第１の回転時間として記憶し、これより前記制御部が
   前記コンパクトディスクの線速度を判定する手段を備え
   てなることを特徴とするコンパクトディスク再生装置。