JPH03142149A - 工作物の回転角度のモニタ装置 - Google Patents
工作物の回転角度のモニタ装置Info
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- JPH03142149A JPH03142149A JP2281702A JP28170290A JPH03142149A JP H03142149 A JPH03142149 A JP H03142149A JP 2281702 A JP2281702 A JP 2281702A JP 28170290 A JP28170290 A JP 28170290A JP H03142149 A JPH03142149 A JP H03142149A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、たとえば研削やフライス作業における回転工
作物の回転角度をモニタする装置に関する。
作物の回転角度をモニタする装置に関する。
従来の技術
カムシャフト上のカムは、研削やフライス作業によって
所要の輪郭にあら削りまたは仕上けることかできる。特
願平2−121044号に示されるように、こうしたカ
ムのあら削りや仕上げは、研摩ベルトによって行なうこ
とができる。研摩ベルトは、所要の輪郭に応じて様々な
経路を導かれる。
所要の輪郭にあら削りまたは仕上けることかできる。特
願平2−121044号に示されるように、こうしたカ
ムのあら削りや仕上げは、研摩ベルトによって行なうこ
とができる。研摩ベルトは、所要の輪郭に応じて様々な
経路を導かれる。
詳述すれば、各ベルトは、このベルトの裏側に当たって
このベルトをカムの外周との接触点に接触させるシュー
によって導かれる。各シューは、パワーユニットによっ
て動かされるアクチュエータの一端に設置される。パワ
ーユニットはCNC制御によってアクチュエータを前後
に動かし、この結果シューは研摩ベルトを動かしてカム
シャフト軸に近づけたり遠ざけたりする。カムを正確に
研削するためには、回転中のカムシャフトの回転角度の
連続的な追跡やモニタを行なうことか望ましく、それに
よって得られた情軸をCNC制御のパワーユニットに入
力して適正な加工作業を期することかできる。
このベルトをカムの外周との接触点に接触させるシュー
によって導かれる。各シューは、パワーユニットによっ
て動かされるアクチュエータの一端に設置される。パワ
ーユニットはCNC制御によってアクチュエータを前後
に動かし、この結果シューは研摩ベルトを動かしてカム
シャフト軸に近づけたり遠ざけたりする。カムを正確に
研削するためには、回転中のカムシャフトの回転角度の
連続的な追跡やモニタを行なうことか望ましく、それに
よって得られた情軸をCNC制御のパワーユニットに入
力して適正な加工作業を期することかできる。
従来において、工作物の回転角度のモニタ作業は、工作
物上の位置決めピンに係り合うように正確されたピック
アップ部材を含む装置によって行なわれてきた。
物上の位置決めピンに係り合うように正確されたピック
アップ部材を含む装置によって行なわれてきた。
位置決めピンの直径はカムシャフトごとに異なり、それ
に応じて、通常、ピックアップ部材にはピン収納用の大
きめの穴かくぼみが備えられる。
に応じて、通常、ピックアップ部材にはピン収納用の大
きめの穴かくぼみが備えられる。
これらの利点は、様々な直径のピンをビックアッブ部材
に収納できる点である。
に収納できる点である。
発明か解決しようとする課題
しかし、欠点として、ピックアップ部材は工作物の回転
を不情密に追うのみで、そのためCNC制御へのフィー
ドバックが不正確になる。
を不情密に追うのみで、そのためCNC制御へのフィー
ドバックが不正確になる。
本発明の目的の一つは、改良されたピックアップ部材を
提供することによって、ピンのサイズの変化にかかわら
ず、ピックアップ部材が工作物の回転を正確に追跡し、
それに応じて工作物の正確な回転角度を常時−貫してか
つ正確にCNC制御へフィードバックできるようにする
ことにある。
提供することによって、ピンのサイズの変化にかかわら
ず、ピックアップ部材が工作物の回転を正確に追跡し、
それに応じて工作物の正確な回転角度を常時−貫してか
つ正確にCNC制御へフィードバックできるようにする
ことにある。
課題を解決するための手段
上記目的を遠戚するため本発明は、回転中の工作物の回
転角度をモニタする手段を備えた、カムシャフトのよう
な工作物を回転させる装置において、工作物の回転軸心
からオフセットしてこの工作物に設けられた位置決めピ
ンに連結可能なピックアップ部材を有し、このピックア
ップ部材は、前記位置決めピンのサイズの変化にかかわ
らずこのピンを受け止める手段を有して、工作物の回転
に終始正確に追従するように構成され、前記ピン受け止
め手段は、ピックアップ部材に設けられた位置決めパッ
ドと、この位置決めパッドと間隔をおきかつ対向してピ
ックアップ部材に設けられた可撓性かつ弾力性のある手
段とを有し、前記位置決めパッドと前記可撓性かつ弾力
性のある手段とは、両者間に前記工作物の位置決めピン
を受け入れ可能に構成され、かつ、前記可撓性かつ弾力
性のある手段は、可撓性かつ弾力性のある押圧力でもっ
て、前記位置決めピンを前記位置決めパッドに向けて押
しあて可能なように構成されているものである。
転角度をモニタする手段を備えた、カムシャフトのよう
な工作物を回転させる装置において、工作物の回転軸心
からオフセットしてこの工作物に設けられた位置決めピ
ンに連結可能なピックアップ部材を有し、このピックア
ップ部材は、前記位置決めピンのサイズの変化にかかわ
らずこのピンを受け止める手段を有して、工作物の回転
に終始正確に追従するように構成され、前記ピン受け止
め手段は、ピックアップ部材に設けられた位置決めパッ
ドと、この位置決めパッドと間隔をおきかつ対向してピ
ックアップ部材に設けられた可撓性かつ弾力性のある手
段とを有し、前記位置決めパッドと前記可撓性かつ弾力
性のある手段とは、両者間に前記工作物の位置決めピン
を受け入れ可能に構成され、かつ、前記可撓性かつ弾力
性のある手段は、可撓性かつ弾力性のある押圧力でもっ
て、前記位置決めピンを前記位置決めパッドに向けて押
しあて可能なように構成されているものである。
作 用
このような構成によれば、工作物に設けられた位置決め
ピンが、位置決めパッドと可撓性かつ弾力性のある手段
とによって押しあて状態で保持される。この押しあて状
態は位置決めピンのサイズの変化にかかわらす確保され
るため、工作物の回転角度が正確にピックアップ部材に
伝達される。
ピンが、位置決めパッドと可撓性かつ弾力性のある手段
とによって押しあて状態で保持される。この押しあて状
態は位置決めピンのサイズの変化にかかわらす確保され
るため、工作物の回転角度が正確にピックアップ部材に
伝達される。
実施例
以下、図面を詳細に参照して、カムシャフト上のカムを
あら削りしたり仕上げたりする機械について説明する。
あら削りしたり仕上げたりする機械について説明する。
こうした加工は、研削盤あるいはフライス盤のいずれか
で行なうことができるが、この図面に示されているのは
研削盤である。研削盤は、参照番号10で示さる。テー
ブル13が支持ベース15上の経路14上に摺動可能に
設置され、かつ、図面には示されていない逆転可能な駆
動装置によって調整位置まで上記経路に沿って移動可能
である。研削盤10は、このテーブル13を含む工作物
保持ユニット12を有する。また、研削盤10は、支持
ベース15上に設置され、かつ図面には示されていない
逆転可能な駆動装置によって、経路14に対し直角に移
動できるスライド21を含んだ研削ユニット20も有す
る。研削盤のさらに詳しい説明は、前述の特願平2−1
21044号に記載されている。
で行なうことができるが、この図面に示されているのは
研削盤である。研削盤は、参照番号10で示さる。テー
ブル13が支持ベース15上の経路14上に摺動可能に
設置され、かつ、図面には示されていない逆転可能な駆
動装置によって調整位置まで上記経路に沿って移動可能
である。研削盤10は、このテーブル13を含む工作物
保持ユニット12を有する。また、研削盤10は、支持
ベース15上に設置され、かつ図面には示されていない
逆転可能な駆動装置によって、経路14に対し直角に移
動できるスライド21を含んだ研削ユニット20も有す
る。研削盤のさらに詳しい説明は、前述の特願平2−1
21044号に記載されている。
−殻内に、工作物保持ユニット12には主軸金側と心神
台30とがあって、工作物Wを支持する。本件の場合の
工作物Wは、細長いカムシャフトであり、その長平方向
に間隔をとって配置された複数の偏心カムあるいはカム
Lを有する。主軸台部には、爪34を備えたチャック3
2があり、カムシャフトWを拡大して形成された円筒状
端部36を掴んでいる。また主軸金側には、チャック3
2を回転させるためのモータが設けられている。心神台
30にはセンタがあり、カムシャフトの反対側の端部を
回転可能に支持している。
台30とがあって、工作物Wを支持する。本件の場合の
工作物Wは、細長いカムシャフトであり、その長平方向
に間隔をとって配置された複数の偏心カムあるいはカム
Lを有する。主軸台部には、爪34を備えたチャック3
2があり、カムシャフトWを拡大して形成された円筒状
端部36を掴んでいる。また主軸金側には、チャック3
2を回転させるためのモータが設けられている。心神台
30にはセンタがあり、カムシャフトの反対側の端部を
回転可能に支持している。
eF 削ユニット20は、カムシャフト上のカムと同数
の複数の研摩ベルト38を有する。各ベルトは各々のカ
ムLに合わせて配列され、図面には示されていない適切
な動力源によって駆動される。研摩ベルトは、カムシャ
フトの位置を通過することによってカムの外周を研削す
る。研摩ベルトは、カムの外周との接触点がカムの所期
の輪郭に対応するように、様々な経路に沿って案内され
る。@本ベルトの案内は、各カムに対応したガイド装置
40によって行われる。
の複数の研摩ベルト38を有する。各ベルトは各々のカ
ムLに合わせて配列され、図面には示されていない適切
な動力源によって駆動される。研摩ベルトは、カムシャ
フトの位置を通過することによってカムの外周を研削す
る。研摩ベルトは、カムの外周との接触点がカムの所期
の輪郭に対応するように、様々な経路に沿って案内され
る。@本ベルトの案内は、各カムに対応したガイド装置
40によって行われる。
各ガイド装置ωには、研摩ベルトの(iI+摩面の裏面
側に接触するシュー42とアクチュエータ44とが含ま
れる。各ガイド装置のシュー42は、アクチュエータ4
4の一端に取り付けられ、ベルトに接触する先の丸いゆ
るやかな凸状ノーズを有する。モータ46は、ボールス
クリュードライブ47によってアクチュエータ44を長
手方向に往復移動させる。モータ46はフレーム48上
に配置され、各モータ46は図面には示されていないC
NCコントローラによって別々に制御される。このよう
に、カムシャフトが回転すると、CNCコントローラの
制御を受けて、各ガイド装置40が別々に研摩ベルト3
8を動かし、カムをL%定の輪郭にωF削する。
側に接触するシュー42とアクチュエータ44とが含ま
れる。各ガイド装置のシュー42は、アクチュエータ4
4の一端に取り付けられ、ベルトに接触する先の丸いゆ
るやかな凸状ノーズを有する。モータ46は、ボールス
クリュードライブ47によってアクチュエータ44を長
手方向に往復移動させる。モータ46はフレーム48上
に配置され、各モータ46は図面には示されていないC
NCコントローラによって別々に制御される。このよう
に、カムシャフトが回転すると、CNCコントローラの
制御を受けて、各ガイド装置40が別々に研摩ベルト3
8を動かし、カムをL%定の輪郭にωF削する。
カムシャフトの回転角度は、各ガイド装置40の動作の
ためVC重要なものである。各カムLの回転角度に関す
る情報は、電気的回転角度フィードバック装置51とピ
ックアップ部材52とを含む電気的回転角度フィードバ
ック機構によって、各カム用のCNCコントローラへ入
力される。
ためVC重要なものである。各カムLの回転角度に関す
る情報は、電気的回転角度フィードバック装置51とピ
ックアップ部材52とを含む電気的回転角度フィードバ
ック機構によって、各カム用のCNCコントローラへ入
力される。
ピックアップ部材52は、後述の方法によってカムシャ
フトに固定され、カムシャフトの回転角度をモニタする
。ピックアップ部材52は主軸台別に取り付けられ、カ
ムシャフトがチャック32に掴まれているときのカムシ
ャフトの回転の中心軸異に一致する自らの中心軸53の
周りを回転する。特に、ピックアップ部材52はチャッ
ク32内のベアリング55の中で自由に回転ができる。
フトに固定され、カムシャフトの回転角度をモニタする
。ピックアップ部材52は主軸台別に取り付けられ、カ
ムシャフトがチャック32に掴まれているときのカムシ
ャフトの回転の中心軸異に一致する自らの中心軸53の
周りを回転する。特に、ピックアップ部材52はチャッ
ク32内のベアリング55の中で自由に回転ができる。
このように、ピックアップ部材52は、チャック32か
ら独立した回転をするので、チャック32とカムシャフ
トの噛み合いかすべってずれた場合でも、カムシャフト
の回転角度を正確に追跡する。
ら独立した回転をするので、チャック32とカムシャフ
トの噛み合いかすべってずれた場合でも、カムシャフト
の回転角度を正確に追跡する。
ピックアップ部材52は、その側壁に沿ってこのピック
アップ部材52の一端から他端に向けて伸びるスロット
団を有する。このスロット56は、ピックアップ部材5
20回転軸53に平行であるが、横断面においては中心
から外れる。カムシャフトの拡れ 大端部36には位置決めピン57か取り付けらAる。こ
のピン57は、カムシャフトの回転軸に平行であるが、
横断面においてはスロット56と同距離たけ中心から外
れているため、スロット56内へ伸びることができる。
アップ部材52の一端から他端に向けて伸びるスロット
団を有する。このスロット56は、ピックアップ部材5
20回転軸53に平行であるが、横断面においては中心
から外れる。カムシャフトの拡れ 大端部36には位置決めピン57か取り付けらAる。こ
のピン57は、カムシャフトの回転軸に平行であるが、
横断面においてはスロット56と同距離たけ中心から外
れているため、スロット56内へ伸びることができる。
スロット56は、ピックアップ部材52の中心軸53に
平行であってしかも相互に平行であり、さらに互いに間
隔をあけて配置された対向する[60 、62を有する
。面60には起き上がり面部分64が、また面62には
起き上かり面部分66があり、これら起き上がり面部分
64 、66は、互いに平行に間隔をあけて対向し合う
。これら起き上がり面部分64.66は、ピックアップ
部材52におけるカムシャフトから離れた方の端部に配
置される。
平行であってしかも相互に平行であり、さらに互いに間
隔をあけて配置された対向する[60 、62を有する
。面60には起き上がり面部分64が、また面62には
起き上かり面部分66があり、これら起き上がり面部分
64 、66は、互いに平行に間隔をあけて対向し合う
。これら起き上がり面部分64.66は、ピックアップ
部材52におけるカムシャフトから離れた方の端部に配
置される。
位置決めパッド68が、ピックアップ部材52 )端部
の最もカムシャフトに近い位置で、スロット56内の面
ωにしっかりと固定されている。細長い板ばね70がス
ロット56内に取り付けられ、ピックアップ部材52の
中心軸に平行に伸びる。板はね70の一端は、ボルト7
2によって起き上がり面部分66に固定される。板ばね
70の他端部は、ピックアップ部材52の端部における
カムシャフトに隣接する位置まで伸びて、位置決めパッ
ド68に間隔をあけて対向する。かつこの他端部は、位
置決めパッド68に向って伸びる幅広いチップ74を有
する。チップ74は丸く形成されているので、位置決め
ピン57は、スロットの56の奥部へ向って挿入される
ときに、板ばね70を押し広げてこれをパッド68から
遠ざける。板ばね70は、位置決めピン57を可撓性か
つ弾力性のある押圧力によって位置決めパッド簡に押し
あてることが可能な、可撓性かつ弾力性を有する機能を
備えている。位置決めパッド68と板ばね70とにより
、ピン57のサイズの変化にかかわりなく、終始正確に
カムシャフトの回転に追従する位置決め手段を構成する
。
の最もカムシャフトに近い位置で、スロット56内の面
ωにしっかりと固定されている。細長い板ばね70がス
ロット56内に取り付けられ、ピックアップ部材52の
中心軸に平行に伸びる。板はね70の一端は、ボルト7
2によって起き上がり面部分66に固定される。板ばね
70の他端部は、ピックアップ部材52の端部における
カムシャフトに隣接する位置まで伸びて、位置決めパッ
ド68に間隔をあけて対向する。かつこの他端部は、位
置決めパッド68に向って伸びる幅広いチップ74を有
する。チップ74は丸く形成されているので、位置決め
ピン57は、スロットの56の奥部へ向って挿入される
ときに、板ばね70を押し広げてこれをパッド68から
遠ざける。板ばね70は、位置決めピン57を可撓性か
つ弾力性のある押圧力によって位置決めパッド簡に押し
あてることが可能な、可撓性かつ弾力性を有する機能を
備えている。位置決めパッド68と板ばね70とにより
、ピン57のサイズの変化にかかわりなく、終始正確に
カムシャフトの回転に追従する位置決め手段を構成する
。
ボルト72の端部よりも大きい直径を持つ孔78がピッ
クアップ部材52の側壁に形成され、この孔78を通し
てボルトの取り付けおよび取り外しか可能である。ピッ
クアップ部材52は、シャフト82によって電気的回転
角度フィー7ドバツク装置51に連結されている。カム
シャフトWの回転角度は、ピックアップ部材52によっ
てフィードバック装[51へ伝達される。伝達された情
報は、各アクチュエータモータ栃を制御するために、C
NCコントローラへ送られる。
クアップ部材52の側壁に形成され、この孔78を通し
てボルトの取り付けおよび取り外しか可能である。ピッ
クアップ部材52は、シャフト82によって電気的回転
角度フィー7ドバツク装置51に連結されている。カム
シャフトWの回転角度は、ピックアップ部材52によっ
てフィードバック装[51へ伝達される。伝達された情
報は、各アクチュエータモータ栃を制御するために、C
NCコントローラへ送られる。
使用時において、カムシャフトが主軸台別と心神台30
との間に配置されてチャック32の爪34に掴まれてい
るときに、ピックアップ部材52は、このカムシャフト
上の位置決めピン57を受け・入れることかできる位置
まで回転される。位置決めピン57は1位置決めバンド
68と板ばね70との間をスロワ]・56の奥へ向かっ
て進入し、チップ74と係り合って、板ばね70を位置
決めパッド68から遠ざける。
との間に配置されてチャック32の爪34に掴まれてい
るときに、ピックアップ部材52は、このカムシャフト
上の位置決めピン57を受け・入れることかできる位置
まで回転される。位置決めピン57は1位置決めバンド
68と板ばね70との間をスロワ]・56の奥へ向かっ
て進入し、チップ74と係り合って、板ばね70を位置
決めパッド68から遠ざける。
板ばね70は位置決めピン57を受け止めるのに必要な
たけ撓み、可撓性かつ弾力性のある押圧力によって位置
決めピン57を位置決めパッド68に対ししっかりと位
置決めさせる。板ばね70が撓んでいない自然な状態の
ときのこの板ばね70のクランプ用チップ74と位置決
めパッド68との間隔は、カムシャフトの位置決めピン
57の予測され得るどんな直径よりも小さい最小距離で
ある。位置決めピン57の直径に関係な(、板ばね70
は常時ある程度イ尭んで、位置決めピン57を位置決め
パッド68に保持させる。このように、ピン57のサイ
ズの変化にかかわりなく、位置決めパッド銘と板ばね7
0はこのピン57を挾み込み、カムシャフトの正確な回
転角度をとらえる。ピックアップ部材52はカムシャフ
トの回転角度を正確にモニタあるいは追跡し、その情報
をフィードバック装置51へ伝達し、この装置が伝達さ
れた情報をCNCコントローラへ送る。
たけ撓み、可撓性かつ弾力性のある押圧力によって位置
決めピン57を位置決めパッド68に対ししっかりと位
置決めさせる。板ばね70が撓んでいない自然な状態の
ときのこの板ばね70のクランプ用チップ74と位置決
めパッド68との間隔は、カムシャフトの位置決めピン
57の予測され得るどんな直径よりも小さい最小距離で
ある。位置決めピン57の直径に関係な(、板ばね70
は常時ある程度イ尭んで、位置決めピン57を位置決め
パッド68に保持させる。このように、ピン57のサイ
ズの変化にかかわりなく、位置決めパッド銘と板ばね7
0はこのピン57を挾み込み、カムシャフトの正確な回
転角度をとらえる。ピックアップ部材52はカムシャフ
トの回転角度を正確にモニタあるいは追跡し、その情報
をフィードバック装置51へ伝達し、この装置が伝達さ
れた情報をCNCコントローラへ送る。
上述のように、ピックアップ部材52はベアリング55
に装着されているため、チャック32から独立して自由
に回転できる。従って、カムシャフトに固定されるピッ
クアップ部材52は、カムシャフトの回転角度を正確に
モニタし、たとえチャック32とカムシャフトとの保持
部にすべりが生じても、誤った信号を1云送することは
ない。
に装着されているため、チャック32から独立して自由
に回転できる。従って、カムシャフトに固定されるピッ
クアップ部材52は、カムシャフトの回転角度を正確に
モニタし、たとえチャック32とカムシャフトとの保持
部にすべりが生じても、誤った信号を1云送することは
ない。
発明の効果
以上述べたように本発明によると、位置決めパッドと可
撓性かつ弾力性のある手段とによって、位置決めピンを
そのサイズの変化にかかわらず押しあて状態で保持でき
るため、工作物の回転角度を正確にピックアップ部材に
伝達することができる。
撓性かつ弾力性のある手段とによって、位置決めピンを
そのサイズの変化にかかわらず押しあて状態で保持でき
るため、工作物の回転角度を正確にピックアップ部材に
伝達することができる。
第1図は本発明にもとづく装置の要部の一部切欠状態の
平面図である。 第2図は第1図における2−2線に沿った断面図である
。 第3図は第1図におけるカムシャフトとピックアップ部
材との結合部の拡大図である。 第4図は第3図\における4−4線に沿った断面図であ
る。 第5図は第3図における5−5線に沿った断面図である
。 W・・・カムシャフト(工作物)、52・・・ ピック
アップ部材、57・・・ピン、68・・・位置決めパッ
ド、70・・・板ばね。
平面図である。 第2図は第1図における2−2線に沿った断面図である
。 第3図は第1図におけるカムシャフトとピックアップ部
材との結合部の拡大図である。 第4図は第3図\における4−4線に沿った断面図であ
る。 第5図は第3図における5−5線に沿った断面図である
。 W・・・カムシャフト(工作物)、52・・・ ピック
アップ部材、57・・・ピン、68・・・位置決めパッ
ド、70・・・板ばね。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、回転中の工作物の回転角度をモニタする手段を備え
た、カムシャフトのような工作物を回転させる装置にお
いて、工作物の回転軸心からオフセットしてこの工作物
に設けられた位置決めピンに連結可能なピックアップ部
材を有し、このピックアップ部材は、前記位置決めピン
のサイズの変化にかかわらずこのピンを受け止める手段
を有して、工作物の回転に終始正確に追従するように構
成され、前記ピン受け止め手段は、ピックアップ部材に
設けられた位置決めパッドと、この位置決めパッドと間
隔をおきかつ対向してピックアップ部材に設けられた可
撓性かつ弾力性のある手段とを有し、前記位置決めパッ
ドと前記可撓性かつ弾力性のある手段とは、両者間に前
記工作物の位置決めピンを受け入れ可能に構成され、か
つ、前記可撓性かつ弾力性のある手段は、可撓性かつ弾
力性のある押圧力でもって、前記位置決めピンを前記位
置決めパッドに向けて押しあて可能なように構成されて
いることを特徴とする工作物の回転角度のモニタ装置。 2、前記ピックアック部材には間隔をもって対向し合う
面を持つスロットが形成され、前記位置決めパッドは、
これら対向し合う面の一方に取り付けられ、前記可撓性
かつ弾力性のある手段は、これら対向し合う面の他方に
取り付けられることを特徴とする請求項1記載の工作物
の回転角度のモニタ装置。 3、前記可撓性かつ弾力性のある手段は板ばねを有し、
この板ばねは、その一端部が前記ピックアップ部材に取
り付けられ、かつその他端部はたわみ自在で前記位置決
めパッドに対向するように構成されていることを特徴と
する請求項1記載の工作物の回転角度のモニタ装置。 4、前記ピックアップ部材は工作物の回転軸と同一軸上
を回転するように取り付けられ、このピックアップ部材
は側壁を有し、この側壁には間隔をとって対向する二面
を持ったスロットが形成され、前記位置決めパッドがこ
れら対向する二面のうちの一方に取り付けられ、前記可
撓性かつ弾力性を有する手段が他方の面に取り付けられ
ていることを特徴とする請求項1記載の工作物の回転角
度のモニタ装置。 5、前記可撓性かつ弾力性のある手段は板ばねを有し、
この板ばねは、その一端部が前記ピックアップ部材に取
り付けられ、かつその他端部はたわみ自在で前記位置決
めパッドに対向するように構成されていることを特徴と
する請求項4記載の工作物の回転角度のモニタ装置。 6、回転中の工作物の回転角度をモニタする手段を備え
た、カムシャフトのような工作物を回転させる装置にお
いて、工作物の回転軸心からオフセットしてこの工作物
に設けられた位置決めピンに連結可能なピックアップ部
材を有し、このピックアップ部材は、前記位置決めピン
の直径の変化にかかわらずこのピンを受け止める手段を
有して、工作物の回転に終始正確に追従するように構成
され、前記ピン受け止め手段は、ピックアップ部材に設
けられた第1の位置決め部材と、この第1の位置決め部
材と間隔をおきかつ対向してピックアップ部材に設けら
れた第2の位置決め部材とを有し、前記両位置決め部材
は、両者間に前記工作物の位置決めピンを受け入れ可能
に構成され、かつ、前記第2の位置決め部材は、可撓性
かつ弾力性が生じるように設置されて、前記位置決めピ
ンを前記第1の位置決め部材に向けて押しあて可能なよ
うに構成されていることを特徴とする工作物の回転角度
のモニタ装置。 7、工作物を回転させるための駆動装置を備え、工作物
を掴むチャックと、前記ピックアップ部材がこのチャッ
クとは独立して自由に回転できるようにこのピックアッ
プ部材をこのチャック内で支持するベアリング手段とを
有し、これによって、前記ピックアップ部材は、チャッ
クと工作物との間にすべりが生じた場合においても、工
作物の回転角度を正確にモニタするように構成されてい
ることを特徴とする請求項1記載の工作物の回転角度の
モニタ装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/426,416 US4934882A (en) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | Apparatus for monitoring the angular position of a workpiece |
US426,416 | 1989-10-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03142149A true JPH03142149A (ja) | 1991-06-17 |
JPH0763924B2 JPH0763924B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=23690720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2281702A Expired - Lifetime JPH0763924B2 (ja) | 1989-10-25 | 1990-10-18 | 工作物の回転角度のモニタ装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4934882A (ja) |
JP (1) | JPH0763924B2 (ja) |
CA (1) | CA2023002C (ja) |
DE (1) | DE4032822C2 (ja) |
FR (1) | FR2653364B1 (ja) |
GB (1) | GB2237225B (ja) |
IT (1) | IT1242358B (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01228751A (ja) * | 1988-03-09 | 1989-09-12 | Fanuc Ltd | 2つの主軸を有する工作機械 |
US5251404A (en) * | 1992-02-28 | 1993-10-12 | General Motors Corporation | Belt grinder for crankshaft pins |
DE4319359A1 (de) * | 1993-06-11 | 1994-12-15 | Schaudt Maschinenbau Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Schleifen, insbesondere Bandschleifmaschine |
US5764804A (en) * | 1993-10-14 | 1998-06-09 | Seiko Epson Corporation | Data encoding and decoding system |
GB2293340B (en) * | 1994-09-20 | 1997-11-19 | T & N Technology Ltd | Grinding machine |
US5616070A (en) * | 1995-07-26 | 1997-04-01 | Western Atlas Incorporated | Work drive orienting system for machine tool |
KR100285495B1 (ko) * | 1998-06-16 | 2002-02-19 | 정몽규 | 내연기관용캠샤프트위상각측정장치및그방법 |
DE102013113444A1 (de) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | Thyssenkrupp Presta Teccenter Ag | Aufnahmeanordnung für die Schleifbearbeitung einer Nockenwelle und Verfahren zur Schleifbearbeitung der Nockenwelle |
CN209664326U (zh) * | 2019-04-01 | 2019-11-22 | 株洲市美力迪实业有限公司 | 一种切削设备及其模块式回转刀具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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FR2430292A1 (fr) * | 1978-07-07 | 1980-02-01 | Clichy Const Sa | Dispositif support d'arbre vilebrequin a quatre manetons sur machine a rectifier |
JPS5721261A (en) * | 1980-07-05 | 1982-02-03 | Toyoda Mach Works Ltd | Phase indexing process for crank shaft |
DE3613537A1 (de) * | 1986-04-22 | 1987-10-29 | Althaus P Gerhard | Messvorrichtung zum einrichten eines auf eine welle verdrehbar aufgesetzten und anschliessend festsetzbaren maschinenbauteils, insbesondere einer kurvenscheibe |
JPS6328556A (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-06 | Toyoda Mach Works Ltd | カム研削盤 |
-
1989
- 1989-10-25 US US07/426,416 patent/US4934882A/en not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-08-09 CA CA002023002A patent/CA2023002C/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-08-21 GB GB9018290A patent/GB2237225B/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-10-01 FR FR9012067A patent/FR2653364B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1990-10-04 IT IT48342A patent/IT1242358B/it active IP Right Grant
- 1990-10-16 DE DE4032822A patent/DE4032822C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-10-18 JP JP2281702A patent/JPH0763924B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52133198A (en) * | 1976-04-30 | 1977-11-08 | Toyoda Mach Works Ltd | Control method of cam |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4032822C2 (de) | 1997-09-11 |
IT9048342A0 (it) | 1990-10-04 |
DE4032822A1 (de) | 1991-05-02 |
IT9048342A1 (it) | 1992-04-04 |
US4934882A (en) | 1990-06-19 |
IT1242358B (it) | 1994-03-04 |
GB9018290D0 (en) | 1990-10-03 |
FR2653364A1 (fr) | 1991-04-26 |
GB2237225B (en) | 1993-04-07 |
CA2023002C (en) | 1994-05-03 |
JPH0763924B2 (ja) | 1995-07-12 |
CA2023002A1 (en) | 1991-04-26 |
GB2237225A (en) | 1991-05-01 |
FR2653364B1 (fr) | 1995-01-13 |
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