JPH0314206A - 電磁石のコイル駆動装置 - Google Patents

電磁石のコイル駆動装置

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JPH0314206A
JPH0314206A JP14844289A JP14844289A JPH0314206A JP H0314206 A JPH0314206 A JP H0314206A JP 14844289 A JP14844289 A JP 14844289A JP 14844289 A JP14844289 A JP 14844289A JP H0314206 A JPH0314206 A JP H0314206A
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JP
Japan
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circuit
voltage
holding
power supply
closing
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JP14844289A
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English (en)
Inventor
Yasushi Omori
康司 大森
Akira Oyama
大山 旺
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0314206A publication Critical patent/JPH0314206A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は電子回路を利用した電磁石のコイル駆動装置に
関する。
(従来の技術) 例えば電磁開閉器に用いられる電磁石のコイル駆動装置
としては、電磁石を励磁する操作コイルに対して、可動
鉄心の吸引投入時にはその可動鉄心を吸引し得るように
大きな電流を流し、吸引後は可動鉄心を吸着保持するだ
けの小さな電流を流すように制御する構成のものが電力
消費上から好ましい。
また、この種の電磁石としては、電源電圧が例えば10
0ボルト、200ボルトのように異なる場合には、その
電源電圧に夫々応じて定格電圧の異なる操作コイルを用
いる必要があり、このように定格電圧の異なる操作コイ
ルを用意することは製作上好ましいものではない。
上記の事情を考慮した従来の電磁石のコイル駆動装置と
しては、特開昭62−145619号公報に開示された
ものがある。このものは、交流電源を全波整流する整流
回路を設け、パルス信号によりオン、オフされて操作コ
イルに前記整流回路の出力電圧たる電源電圧を印加する
スイッチング素子を設け、前記電源電圧を積分する積分
回路を設け、前記電源電圧を検出する電圧検出回路の検
出電圧が一定値になった時に計時作動を開始する遅延回
路を設け、鋸歯状波を発生する投入用発振回路を設け、
この投入用発振回路の鋸歯状波と前記積分回路の積分出
力とを比較して投入用パルス信号を出力する投入用比較
回路を設け、前記鋸歯状波よりもオンデユーテイ比が小
なる鋸歯状波を発生する保持用発振回路を設け、この保
持用発振回路の鋸歯状波と前記積分回路の積分出力とを
比較して前記投入用パルス信号よりもデユーティ比の小
なる保持用パルス信号を出力する保持用比較回路を設け
、そして投入時には前記投入用比較回路の投入用パルス
信号を前記スイッチング素子に与え、遅延回路がタイム
アツプする設定11.7間後に前記保持用比較回路の保
持用パルス信号を前記スイッチング素子に与えるように
切換える切換回路を設けた構成である。この結果、投入
時にはスイッチング素子に投入用パルス信号が与えられ
て操作コイルには大きな電流が流れ、保持時にはスイッ
チング素子に投入用パルス信号よりもデユーティ比の小
なる保持用パルス信号が与えられて操作コイルには小さ
な電流が流れることになり、また電源電圧が高い場合に
は、低い場合に比し積分回路の積分出力の上昇速度及び
値が高くなることから、投入用比較回路からの投入用パ
ルス信号のデユーティ比は低い場合に比し小になって、
電源電圧が異なっても対処し得るものである。また、直
流制御電圧を供給する定電圧回路は電源電圧が異なって
も対応できるものである。
(発明か解決しようとする課題) 従来によれば、夫々投入用及び保持用の二つの発振回路
、二つの比較回路を設けかつこれらを切換える切換回路
を設ける構成であるので、電子部品数が多くなって回路
構成が複雑になり、高価になる問題があった。また、電
源電圧が高くなると回路の損失が大きくなるという問題
があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
電子部品数を少なくし回路構成が簡単になり、安価にな
しうるとともに回路のなかでも定電圧回路の損失を低減
することができる電磁石のコイル駆動装置を提供するに
ある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の電磁石のコイル駆動装置は、パルス信号により
オン、オフされて電磁石の操作コイルに電源□電圧を供
給するスイッチング素子を設け、前記電源電圧を検出す
る電圧検出回路を設け、この電圧検出回路の検出電圧に
応じた投入用レベル信号を出力し設定時間後にその投入
用レベル信号に基づいてこれよりも高い保持用レベル信
号を出力するゲイン回路を設け、三角波を発生する基準
波発生回路を設け、この基準波発生回路の三角波と前記
ゲイン回路の投入用レベル信号とを比較して一定周期の
投入用パルス信号を出力し設定時間後に前記三角波と保
持用レベル信号とを比較して前記投入用パルス信号より
もデユーティ比の小なる保持用パルス信号を出力する比
較回路を設け、この比較回路の投入用パルス信号及び保
持用パルス信号を前記スイッチング素子に供給するパル
ス出力回路とこれらの回路に直流制御電圧を供給する定
電圧回路を設ける構成に特徴を有する。
(作用) 本発明の電磁石のコイル駆動装置によれば、保持時には
投入時よりゲイン回路の増幅率が大となって、電圧検出
回路の検出電圧に基づく保持用レベル信号は投入用レベ
ル信号よりも大となり、従ってこれらのレベル信号と基
準波発生回路の三角波とを比較する比較回路から出力さ
れる保持用パルス信号のデユーティ比は投入用パルス信
号のそれよりも小となって、操作コイルに流れる電流は
保持時の方が投入時よりも小さくなり、また、電源電圧
が高い時には投入用、レベル信号及び保持用レベル信号
は電源電圧か低い時よりも高くなって、投入用パルス信
号及び保持用パルス信号のデユーティ比は電源電圧が低
い時のそれよりも小となるものであり、したがって操作
コイルに対する電圧は電源電圧の高低にかかわらず投入
時及び保持時のそれぞれに応じたほぼ一定の値となり、
これらの回路に直流制御電圧を供給する定電圧回路のベ
ース抵抗の発熱を電源電圧の変動に比して低く抑えるこ
とができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例につき図面に基づいて説明する。
まず、第1図に従って基本的な電気的構成について述べ
る。交流電源1は電源スィッチ2のオン時に全波整流回
路3の交流入力端子に交流電圧を印加する。操作コイル
4は例えば電磁開閉器に用いられた電磁石を励磁するも
ので、スイッチング素子としてのFET5のオン時に全
波整流回路3の直流出力電圧たる電′ri、電圧か供給
される。そして操作コイル4にはフライホイールダイオ
ード6が備えられている。定電圧回路7は、前記電源電
圧から直流定電圧を得るものである。電圧検出回路8は
、前記電源電圧及び直流定電圧か供給されるようになっ
ていて、検出電圧VD及び電圧確立信号SDを出力する
タイマ回路9は前記直流定電圧が供給されるようになっ
ていて前記電圧確立信号SDが与えられると計時作動を
開始する。ゲイン回路]0は、前記直流定電圧が供給さ
れるようになっていて、前記検出電圧VDを所定の増幅
率で増幅して投入用レベル信号SLaとして出力し、タ
イマ回路10のタイムアツプ信号VTが与えられると前
記検出信号VDを前述よりも高い増幅率で増幅して保持
用レベル信号SLbとして出力する。基準波発生回路1
1は、前記直流定電圧が供給されるようになっていて、
基準波として三角波、例えば鋸歯状波VSを出力する。
比較回路12は、前記直流定電圧が供給されるようにな
っていて、前記鋸歯状波VSと投入用レベル信号SLa
とを比較することにより投入用パルス信号Paを出力し
、その後、鋸歯状波VSと保持用レベル信号SLbとを
比較することにより保持用パルス信号pbを出力する。
パルス出力回路13は、前記直流定電圧が供給されるよ
うになっていて、前記電圧確立信号SDが与えられると
投入用パルス信号PaをFET5に供給してこれをオン
、オフさせ、その後、保持用パルス信号PbをF−E 
T 5に供給してこれをオン。
オフさせる。
さて、第2図に従って具体的な電気的構成について述べ
る。余波整流回路3はダイオード3Iないし34をブリ
ッジ接続して構成され、その交流入力端子は一方に電源
スィッチ2を介して直流電源1の出力端子に接続され、
直流出力端子は直流母線14.15に接続されている。
FET5はMO8O8−ス接地方式のもので、そのドレ
インは操作コイル4を介して直流母線14に接続され、
ソースは直流母線15に接続されている。そして、操作
コイル4にはフライホイールダイオード6が並列に接続
されている。定電圧回路7は直流母線14.1.5間に
接続されたもので、その直流定電圧を出力する出力端子
は直流母線16に接続されており、具体的には第3図に
その構成を示す。電圧検出回路8は抵抗8□ないし85
.コンデンサ86、及びオープンコレクタ形の比較器8
7から構成されている。そして直流母線14.15間に
抵抗81.82の直列回路が接続され、抵抗82に並列
にコデンサ86が接続され、直流母線]6]−5間に抵
抗83.84の直列回路が接続され、抵抗8□、82の
共通接続点と抵抗83.84の共通接続点とが比較器8
7の非反転入力端子(+)と反転入力端子(−)とにそ
れぞれ接続され、比較器8□の出力端子は抵抗85を介
して直流母線16に接続されている。
タイマ回路9は、抵抗91ないし93.オーブンコレク
タ形の比較器94.コンデンサ95及びダイオード96
から構成されている。そして、直流母線16.15間に
抵抗91.92の直列回路が接続されているとともに抵
抗93 コンデンサ] 0 9、の直列回路が接続され、抵抗93に並列にダイオー
ド96が接続されている。また、比較器94において、
その非反転入力端子(+)は比較器87の出力端子に接
続され、反転入力端子(−)は抵抗91.92の共通接
続点に接続され、出力端子は抵抗93.コンデンサ9.
の共通接続点に接続されている。
ゲイン回路10は、アナログスイッチ10.。
10゜、シュミットトリガ機能を有するバッファ103
、抵抗104ないし10.及び差動増幅回路を形成する
ための演算増幅器10+oから構成されている。そして
演算増幅器10+oの反転入力端子(−)は抵抗104
を介して前記抵抗8182の共通接続点に接続され、抵
抗104に並列に抵抗]0.及びアナログスイッチ10
.の直列回路が接続され、アナログスイッチ10.のケ
ートはバッファ10.の出力端子に接続され、そのバッ
ファ103の入力端−r−は抵抗93及びコンデンサ9
.の共通接続点に接続されている。また、演算増幅器1
01oの非反転入力端子(+)は直流器] ] 線16.15間に直列に接続された抵抗]Ob。
107の共通接続点に接続され、抵抗1o、、に並列に
アナログスイッチ102及び抵抗108の直列回路が接
続され、アナログスイッチ102のゲートは前記バッフ
ァ103の出力端子に接続されている。更に、抵抗10
.は演算増幅器10+oの反転入力端子(−)と出力端
子との間に接続されている。
基準波発生回路11は、直流母線16.15間に接続さ
れていて、出力端子から鋸歯状波V、を出力する。
比較回路12は、オープンコレクタ形の比較器121及
び抵抗12□から構成されている。そして比較器121
においてその非反転入力端子(+)は基準波発生回路1
1の出力端子に接続され、反転入力端子(−)は演算増
幅器101oの出力端子に接続され、出力端子は抵抗1
22を介して直流母線16に接続されている。
パルス出力回路13は、アントゲ−トコ3、及びアンプ
13□から構成されている。そしてアン] 2 ドゲート131において、その一方の入力端子は比較器
87の出力端子に接続され、他方の入力端子は比較器1
21の出力端子に接続され、出力端子はアンプ132を
介してFET5のケートに接続されている。
次に、定電圧回路7について第3図にしたかって具体的
な電気的構成を述べる。定電圧回路7は、抵抗71ない
し74.コンデンサ75,76、  トランジスタ7□
、78.アナログスイッチ79゜ダイオード7、。、定
電圧ダイオード7□1から構成されている。そして直流
母線14.15間に抵抗71.72の直列回路が接続さ
れ、抵抗7□に並列にコンデンサ75.アナログスイッ
チ79が接続されているとともに抵抗7.と抵抗7□の
共通接続点はトランジスタ77のベースに接続されてい
る。また、直流母線14.15間に抵抗74゜定電圧ダ
イオード71.の直列回路が接続され、抵抗74に並列
に抵抗73とトランジスタ77のコレクターエミッタの
回路が接続されており、抵抗74と定電圧ダイオード7
1.の共通接続点はトランジスタ78のベースに接続さ
れている。また、トランジスタ78のコレクタが直流母
線14に接続され、エミッタが直流母線16に接続され
、直流母線16.15間にコンデンサ76が接続されて
いる。また、トランジスタ7□のベースとエミッタ間に
ダイオード7□。か接続されている。
次に本実施例の作用につき第4図ないし第6図を参照し
ながら説明する。
先ず、電源スィッチ2をオンさせると、交流電源1の交
流電圧が全波整流回路3に供給され、全波整流回路3は
これを全波整流して直流出力電圧即ち電源電圧として直
流母線14.15間に出力する。これにより、定電圧回
路7は動作を始める。
今、タイマ回路9の計時作動の開始当初はコンデンサ9
.の充電電圧が低いので、バッファ103の出力信号は
ロウレベルであり、従って、アナログスイッチ79は非
導通状態になっている。このためトランジスタ77がオ
ンし抵抗73.74の並列回路を通して定電圧ダイオー
ド711に電流が流れトランジスタ78がオンし、直流
定電圧を直3 4 流母線16,1.5間に出力するようになり、その直流
母線16,1.5間の直流定電圧は電圧検出回路8.タ
イマ回路9.ゲイン回路]0.基準波発生回路]1.比
較回路12及びパルス出力回路コ3に供給される。そし
て、後述のように、バッファ103の出力信号がハイレ
ベルになるとアナログスイッチ7、は導通状態になり、
このためトランジスタ77かオフになる。このため抵抗
71を通して定電圧ダイオード71□に電流か流れ、前
述と同様に直流定電圧を出力する。
そして直流母線1.4,1.5間の電源電圧か電圧検出
回路8に供給されると、その電源電圧は抵抗8□、82
により分圧されるようになり、したがって抵抗81.8
2の共通接続点からは分圧されかつコンデンサ86によ
り平滑されて電源電圧に比例した検出電圧VDが出力さ
れる。この検出電圧■。は比較器8□の非反転入力端子
(+)に与えられるとともにゲイン回路10にも与えら
れる。
比較器87の反転入力端子(=)には直流母線1.6,
1.5間の直流定電圧を抵抗83.84によ] 5 り分圧してなる設定電圧V8か与えられており、この設
定電圧V8は操作コイル4が起動し?1Jる電源電圧の
一定値に比例したものに設定されている。
したかって検出電圧VDか設定電圧V8未満の時即ち電
源電圧が一定値未満の時には比較器87の出力信号はロ
ウレベル(直流母線15の電位レベル)であり、パルス
出力回路]3のアンドゲート]31の一方の入力信号か
ロウレベルとなって、そのアンドゲート131は非能動
状態になる。
而して、検出電圧VDが設定電圧V8以上になると即ち
電源電圧か一定値以上となると、比較器87は出力端子
からハイレベルの信号たる電圧確立信号SDを出力する
。尚、この電圧確立信号SDのレベルは実際には抵抗8
.を介する直流母線16の電位である。この電圧確立信
号S l)はアンドゲート13、の一方の入力信号とし
て与えられるので、アントゲ−1−13、は能動状態と
なる。
また、電圧確立信号SDはタイマ回路9における比較器
94の非反転入力端子(+)にも与えられる。比較器9
4の反転入力端子(−)には直流 6 母線1.6.15間の直流定電圧を抵抗90,9□で分
圧してなる基準電圧■、が与えられており、この基準電
圧V、は電圧確立信号SDのレベルよりも小となるよう
に設定されている。従って、比較器94の非反転入力端
子(十)に電圧確立信号SDが与えられると、その比較
器9.、は出力端子からハイレベルの出力信号を出力す
る。これにより、コンデンサ95は抵抗93を介して充
電されるようになり、以て、タイマ回路9が計時作動を
開始する。
タイマ回路9の計時作動の開始当初はコンデンサ9.の
充電電圧が低いので、バッファ103の出力信号はロウ
レベルであり、従って、アナログスイッチ10.及び1
02は非導通状態になっている。そして、前述したよう
に検出電圧■。はゲイン回路10にも与えられるように
なっているので、その検出電圧VDは抵抗104,1.
09と抵抗1.06,10□とで定まる増幅率で増幅さ
れて投入用レベル信号SLaとして出力される。この投
入用レベル信号SLaは比較回路12における7 比較器121の反転入力端子(−)に与えられる。
比較器121の非反転入力端子(+)には基準波発生回
路11からの第4図(a)及び第5図(a)に示す如き
一定周期の鋸歯状波■、か与えられており、従って、比
較器121は鋸歯状波Vsか投入用レベル信号SLaよ
りも大なる期間においてハイレベルの投入用パルス信号
Paを出力する。
この投入用パルス信号Paはパルス出力回路]3におけ
る能動状態のアンドゲート13+及びアンプ13□を介
してFET5のゲートに与えられるようになり、FET
5はその投入用パルス信号Paに応じてオン、オフして
操作コイル4に電源電圧を断続的に供給し、操作コイル
4か電磁石を励磁することになって、その電磁石に可動
鉄心が吸引され、以て、投入動作が完了する。
その後、タイマ回路9が設定時間の計時作動を終了(タ
イムアツプ)すると、コンデンサ9.の充電電圧が所定
電圧に達し、これがタイムアツプ信号VTとしてバッフ
ァ]03に与えられる。この場合、タイマ回路9の設定
時間は電磁石が可動]8 鉄心を吸引して投入動作を完了するのに充分な時間に予
め設定されている。そして、バッファ103はタイムア
ツプ信号V1か与えられると出力信号かハイレベルとな
り、アナログスイッチ]01及び]02は導通状態にな
る。これにより抵抗10、及び]08は抵抗104及び
]Obにそれぞれ並列に挿入されることになる。従って
、今度は検出電圧VDは抵抗10.i、105及び]0
.と抵抗1.06,1−08及び]07とによって定ま
る増幅率で増幅されて保持用レベル伝号SLbを出力す
る。この場合ゲイン回路10の増幅率は投入用レベル信
号SLaの出力時よりも保持用レベル信号SLbの出力
時の方か大になり、従って、保持用レベル信号SLbは
投入用レベル信号SLaよりも高くなるものである。こ
の保持用レベル信号SLbは投入用レベル信号SLaと
同様に比較回路12に与えられるので、比較回路]2か
らは投入用パルス信号Paよりもデユーティ比の小なる
保持用パルス信号pbが出力される。この保持用パルス
信号pbはパルス出力回路13を介して9 FET5のゲートに与えられるので、FET5はその保
持用パルスpbに応じてオン、オフされて操作コイル4
に電源電圧を供給するようになり、可動鉄心は電磁石に
吸着保持される。
さて、交流電源1の交流電圧が異なる場合例えば小電圧
(例えば100ボルト)、大電圧(例えば200ボルト
)及び中電圧(例えば大、小電圧の中間)の場合につき
述べる。
このように、交流電源1の交流電圧が異なると、直流母
線1.4.15間に供給される電源電圧も小中及び大電
圧のように異なり、検出電圧■。も小。
中及び大電圧のように変化する。従って、ゲイン回路1
0から出力される投入用レベル信号SLaも第4図(a
)で示す如<SLa+(小電圧)、5La2 (中電圧
)及び5La3 (大電圧)ノヨうにレベル変化し、比
較回路12から出力される投入用パルス信号Paも第4
図(d)、(c)及び(b)並びに第6図(b)、(e
)及び(h)で示す様にPa、(小電圧)、Pa2 (
中電圧)及びPa3 (大電圧)の如くデユーティ比が
変化0 する。即ち、電源電圧が高くなるに従って投入用パルス
信号PaはPa、、Pa2及びPa3のようにデユーテ
ィ比が順次小となるものである。これらの投入用パルス
信号Pa、、Pa2若しくはPa3かパルス出力回路1
3を介して与えられたFET5は夫々に応じてオン、オ
フ制御され、従って、操作コイル4には第6図(c)、
(f)若しくは(i)のように電源電圧か印加されてそ
の平均印加電圧はほぼ一定となり、操作コイル4に流れ
る電流は第6図(d)、(g)若しくは(j)のように
ほぼ一定になり、電磁石が可動鉄心を吸引する投入動作
が行なわれる。
その後、タイマ回路9がタイムアツプとなってゲイン回
路10の増幅率が変化すると、その保持用レベル信号S
Lbは第5図(a)で示すようにSLb、(小電圧)、
5Lb2 (中電圧)及び5Lb3 (大電圧)の如く
レベル変化し、比較回路]2から出力される保持用パル
ス信号pbも第5図(cl)、  (c)及び(b)並
びに第6図(b)(e)及び(h)で示すようにpb、
(小電圧)1 Pb2 (中電圧)及びPb3 (大電圧)の如くデユ
ーティ比が変化する。即ち、電源電圧が高くなるに従っ
て保持用パルス信号pbはpb、、Pb2及びPb3の
ようにデユーティ比か順次小となるものである。これら
の保持用パルス信号Pb1Pb2若しくはPb3がパル
ス出力回路]3を介して与えられたFET5は夫々に応
じてオン、オフ制御され、従って、操作コイル4には第
6図(C)   (f)若しくは(i)のように電源電
圧が印加されてその平均印加電圧は前記投入時よりも低
いほぼ一定となり、操作コイル4に流れる電流は第6図
(d)、(g)若しくは(j)のようにほぼ一定になり
、電磁石が可動鉄心を吸着保持することになる。
尚、上記実施例ではスイッチング素子としてFET5を
用いるようにしたが、代りにトランジスタ等の他のスイ
ッチング素子を用いるようにしてもよい。
また上記実施例ではゲイン回路10として差動増幅回路
を用いるようにしたが、代りに演算増幅2 回路10.0の非反転入力端子(+)を直流母線]5に
直接接続(従って、抵抗] Oti  ]−07108
及びアナログスイッチ102は不要)した演算増幅回路
を用いるようにしてもよい。
次に、他の実施例を第7図に示し、説明する。
直流母線14.15間にコンデンサ71.と抵抗713
と定電圧ダイオード711の直列回路か接続され、コン
デンサ712と抵抗713と定電圧ダイオード7の共通
接続点はトランジスタ78のベースに接続されている。
トランジスタ78のコレクタは直流母線14に接続され
、エミッタはコンデンサ76に接続されるとともに直流
母線16に接続されている。電源スィッチ2をオンさせ
ると、交流電圧か全波整流回路3に供給され、全波整流
回路3はこれを全波整流して直流出力電圧、即ち、電源
電圧として直流母線14.15間に出力する。これによ
り定電圧回路7は動作を開始する。電源印加当初はコン
デンサ71□か充電されておらす、抵抗7□3と抵抗7
,4の並列回路と定電圧ダイオード7□1の直列回路に
電流が流れ、トランジスタ783 かオンし、直流定電圧を出力する。そしてコンデンサ7
1□に電荷が蓄積されると抵抗714と定電圧ダイオー
ド711の直列回路に電流が流れ、直流定電圧を出力す
る。
[発明の効果コ 本発明は以上説明した通りであるので、次のような効果
を奏するものである。即ち、ゲイン回路が電圧検出回路
の検出電圧に応じた投入用レベル信号を出力するととも
に、設定時間後にその投入用レベル信号を出力し、比較
回路が投入用レベル信号と基準波発生回路からの三角波
とを比較して投入用パルス信号を出力し、設定時間後に
前記三角波と保持用レベル信号とを比較して前記投入用
パルス信号よりもデユーティ比の小なる保持用パルス信
号を出力し、これらの投入用パル乙信号及び保持用パル
ス信号をスイッチング素子に与えてこれをオン、オフさ
せることにより電磁石を励磁する操作コイルに電源電圧
を供給するようにしたので、一つの基準波発生回路及び
一つの比較回路を投入用パルス信号及び保持用パルス信
号の出 4 力に共用できるとともに、従来の如き切換回路か不要に
なるので、電子部品数を極力少なくし得て回路構成が簡
(ドになり、安価に製作しうるちのである。
さらに、電源電圧が異なった場合には、ゲイン回路から
の投入用レベル信号及び保持用レベル信号は電源電圧の
低い時よりも高い時の方が高くなるので、投入用パルス
信号及び保持用パルス信号のデユーティ比がそれぞれの
時よりも小となるものであり、従って、電源電圧が異な
る場合であっても操作コイルに対する平均印加電圧をほ
ぼ等しくなし得るものである。
尚、上記構成から明らかなように、同一の定格電源電圧
であっても電源電圧の変動が生じた場合には、同様の原
理により対処しうるものである。
また、定電圧回路は投入時にはベース電流を一定の電流
を流し、保持時には投入時よりも小さな一定のベース電
流を流すようにしたから、定電圧回路の消費電力を低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は基本的な電気
的構成を示すブロック図、第2図及び第3図はそれぞれ
具体的な電気的構成を示す結線図、第4図ないし第6図
は作用説明用の各部の1−号波形図、第7図は他の実施
例を示す具体的な電気的構成を示す結線図である。 図面中、4は操作コイル、5はFET (スイッチング
素子)、7は定電圧回路、8は電圧検出回路、9はタイ
マ回路、]oはゲイン回路、11は基準波発生回路、1
2は比較回路、13はパルス出力回路を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  電磁石を励磁する操作コイルと、パルス信号によりオ
    ン、オフされて前記操作コイルに電源電圧を供給するス
    イッチング素子と、前記電源電圧を検出する電圧検出回
    路と、この電圧検出回路の検出電圧に応じた投入用レベ
    ル信号を出力し、設定時間後にその検出電圧に基づいて
    投入用レベル信号よりも高い保持用レベル信号を出力す
    るゲイン回路と、三角波を発生する基準波発生回路と、
    この基準波発生回路の三角波と前記ゲイン回路の投入用
    レベル信号とを比較して一定周期の投入用パルス信号を
    出力し、設定時間後に前記三角波と保持用レベル信号と
    を比較して前記投入用パルス信号よりもデューティ比の
    小なる保持用パルス信号を出力する比較回路と、この比
    較回路の投入用パルス信号及び保持用パルス信号を前記
    スイッチング素子に供給するパルス出力回路と、これら
    の回路に直流制御電圧を供給する定電圧回路とを設け、
    この定電圧回路のトランジスタのベース電流は投入時に
    は一定の電流を流し、保持時には投入時よりも小さな一
    定の電流を流すようにしたことを特徴とする電磁石のコ
    イル駆動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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