JPH03141347A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH03141347A
JPH03141347A JP28124589A JP28124589A JPH03141347A JP H03141347 A JPH03141347 A JP H03141347A JP 28124589 A JP28124589 A JP 28124589A JP 28124589 A JP28124589 A JP 28124589A JP H03141347 A JPH03141347 A JP H03141347A
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vinylidene chloride
silver halide
compound
layer
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JP28124589A
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Sumio Nishikawa
西川 純生
Akira Hatakeyama
晶 畠山
Takashi Naoi
直井 隆
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料、特に寸度安定性
にすぐれ且つ支持体とその上に塗布された写真層との接
着が改良されたハロゲン化銀写真感光材料に関する。
(従来技術とその問題点) −Cにハロゲン化銀写真感光材料は親水性コロイドをバ
インダーとした写真層を有しているため温湿度の変化に
よる写真層の伸縮に起因するハロゲン化銀写真感光材料
の寸度変化を起こすという欠点を有している。このハロ
ゲン化銀写真感光材料の寸度変化は、多色印刷のための
網点画像や精密な線画の再現が要求される印刷様ハロゲ
ン化銀写真感光材料に於いては、極めて重大な欠点とな
る。
従来から、ハロゲン化銀写真感光材料の寸度安定性を改
良するため、種々の手段が知られている。
例えば、米国特許第3,201,250号には親水性コ
ロイド層と支持体の厚み比を規定する技術、特公昭39
−4272号、同39−17702号、同431348
2号、同45−5331号、米国特許第237.600
号、同2.763゜625号、同2,772.166号
、同2.852.386号、同2,853,457号、
同3゜397.988号、同3,411.911号、同
3.411,912号公報には、親水性コロイド写真層
中にポリマーラテックスを添加せしめる方法が記載され
ている。
たしかにこれらの技術を用いることにより、温湿度変化
によるハロゲン化銀写真感光材料の寸度安定性は改良す
ることができる。
しかしながらこれらの技術では、ハロゲン化銀写真感光
材料の現像処理による寸度変化は防止できない。この現
像処理による寸度変化という現象は、現像処理の際支持
体の吸水によるハロゲン化銀写真感光材料の伸びが、そ
の後乾燥工程を経てもハロゲン化銀写真感光材料の使用
時までに回復せず、結果として現像処理前後でハロゲン
化銀写真感光材料の寸度が異なってしまう現象である。
当業界ではこの現象を「処理に伴う寸度安定性が悪い」
と表現し、これは、とくに印刷用ハロゲン化銀写真感光
材料に於いては極めて重大な欠点である。
この処理に伴う寸度安定性の改良のため、塩化ビニリデ
ン共重合体を含有する下塗層を用いる技術が特開昭64
−538号明細書に記載されている。
しかしながらこの方法は、確かに処理に伴う寸度安定性
は改良されるが支持体と下塗層の間の接着が充分でない
という欠点を有しており、この点の改良のため、下塗層
に支持体の潤滑剤を加えたり、支持体表面にあらかじめ
グロー放電処理の様な強力な前処理を施す必要がある。
ポリエステル支持体を用いる場合には、膨潤剤としては
フェノール、レゾルシン、0−クレゾール、m−クレゾ
ール、トリクロル酢酸、ジクロル酢酸、モノクロタレ酢
酸、抱水クロラール、ヘンシルアルコール等が挙げられ
るがこのうぢ最も好ましいものは、レゾルシンである。
しかしながらレゾルシンは、製造工程に於いてしばしば
スボント故障を引き起こすという欠点を有している。
又、グロー放電処理は、ポリエステル支持体をl To
rr程度の真空中で処理せねばならず、煩雑であり製造
コストの面からも不利である。
又特開昭63−122537号明細書には、ポリエステ
ルフィルムに水性メラミン化合物、水性エポキシ化合物
、水性アジリジン化合物、又は多価金属で架橋した塩化
ビニリデン樹脂プライマー層を設ける技術が開示されて
いる。
しかしながらこの方法ではハロゲン化銀写真乳剤層とポ
リエステル支持体の間の充分な接着性が得られないか、
ハロゲン化銀写真感光材料の処理に伴う寸度安定性改良
効果を損なうという欠点を有していた。又特願平1−1
52931号明細書にはトリアジン化合物を含有する塩
化ビニリデン下塗り層を有するハロゲン化銀写真感光材
料が開示されている。たしかにこの技術により処理に伴
う寸度安定性と常温雰囲気下での接着性を両立させるこ
とが可能である。しかしこの技術を用いても高温雰囲気
下で満足な接着性を得ることはできない。
そこで処理に伴う寸度安定性、常温雰囲気下での接着性
と高温雰囲気下での接着性を両立する技術が望まれてい
た。
(発明の目的) 本発明の目的は、処理に伴う寸度安定性が改良されたハ
ロゲン化銀写真感光材料を提供することである。
本発明の第2の目的は、常温雰囲気下でも高温雰囲気下
でも接着性が良好なハロゲン化銀写真感光材料を提供す
ることである。
(発明の開示) 本発明のかかる目的は、ポリエステル支持体の少なくと
も一方の側にポリマーラテックスを含有する親水コロイ
ド層を有するハロゲン化銀写真感光材料に於いて、該ポ
リエステル支持体が少なくとも70〜99.9重量%の
塩化ビニリデン共重合体と0.1〜5重量%の1つ以上
のカルボキシル基を有するビニル単量体から成る塩化ビ
ニリデン共重合体を含有する厚さ0.3μ以上の下塗り
層を有し、且つ該下塗り層がコロイド状シリカ及びエポ
キシ化合物及び、下記一般式I又はIIで表される化合
物を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材
料により達成された。
−瓜式! 4 一数式■ (式中、R’ 、R” 、R’ 、R’は塩素原子、ヒ
ドロキシ基、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ
基、−0M基(Mは1価の金属原子を表わす、)、−N
R’ R’基、−N HCOR’″基(R’ 、R’ 
、R”はそれぞれ水素原子、アルキル基、アリール基を
表わす、)の各基を表わし、それぞれ同じであっても異
なっても良い、QIQ!はそれぞれ一〇−−3−−NH
−の連結基を表わし、Lはアルキルン基、アリーレンl
J1マたはそれらを組み合わせて得られる2価の連結基
を表わす、!、mはそれぞれ0または1である。)(発
明の具体的構成) はじめに本発明の塩化ビニリデン共重合体について述べ
る。
本発明の塩化ビニリデン共重合体は70〜99゜9重量
%、より好ましくは85〜99重量%の塩化ビニリデン
を含有する。
本発明の塩化ビニリデン共重合体は塩化ビニリデン以外
にこれと共重合体可能な単量体を含有することができる
これらの単量体の例としてアクリロニトリル、メタクリ
レートリル、メチルアクリレート、エチルアクリレート
、ブチルアクリレート、メチルメタクアクリレート、ブ
チルメタクリレート、グリシジルメタクリレート、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート、ビニルアセテート、
アクリルアミド、メチルアクリルアミド、メチルメタク
リルアミド、メチルビニルエーテル、スチレン、等を挙
げることができる。これらの単量体は単独で用いても、
2種以上併用して用いてもよい。
本発明の塩化ビニリデン共重合体に用いられる1つ以上
のカルボキシル基を有するビニル単量体の例としては、
アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、シトラコン酸
などを挙げることができる。
本発明の塩化ビニリデン共重合体としてはラテックスの
水分散物が好ましい。
この場合、均一な構造の通常のラテックス以外、ラテッ
クス粒子のコア部とシェル部の構造の異なったいわゆる
コア・シェルタイブのラテックスでもよい。
本発明に用いられる塩化ビニリデン共重合体の具体例と
して以下のものを挙げることができる。
()内の数字は重量%を示す。
V−1塩化ビニリデン:アクリル酸:メチルアクリレー
ト         (90:1:9)V−2塩化ビニ
リデン:アクリル酸:メチルメタクリレート     
   (90:1:9)v−3塩化ビニリデン:メタク
リル酸:メチル−4 y5 −6 メタクリレ−)      (90:0.5:9.5)
塩化ビニリデン:メククリル酸:エチルアクリレート:
メチルメタクリレート (90:0.5:5:4.5) 塩化ビニリデン;アクリル酸:メチルアクリレート二メ
チルメタクリレート (90:0.5:5:4.5) 塩化ビニリデン:アクリル酸:メチルメタクリレート:
アクリロニトリル (90:0.3:8:1.7) V−7塩化ビニリデン:メククリル酸:メチルメタクリ
レート:メタクリレートリル (80:3:10ニア) V−8塩化ビニリデン:アクリル酸:メチルアクリレー
ト:グリシジルメタクリレート(90:0.3:6.7
:3) V−9塩化ビニリデン:メタクリル酸:メチルメタクリ
レート:2−ヒドロキシエチルメタクリレート    
(90:0.5:5.5:4)V−10塩化ビニリデン
:メタクリル酸:メチルメタクリレート:ブチルメタク
リレート:アクリロニトリル    (75:5:10
:5:5)V−1l  塩化ビニリデン:アクリル酸:
メチルアクリレート:エチルアクリレート:アクリロニ
トリJし    (90:0.3:3:3二3.7)V
−12塩化ビニリデン:メタクリル酸:メチルアクリレ
ート二メチルメタクリレート:メタクリレートリル  
 (80:5:5:5:5)■−13塩化ビニリデン:
メタクリル酸:メチルアクリレート:メチルメタクリレ
ート:アクリロニトリル−(90:0.3:4:4:1
.7)■−14塩化ビニリデン:アクリル酸:メチルア
クリレート:メチルメタクリレート:アクリロニトリル
   (90:0.3:4:4:1.7)■−15塩化
ビニリデン:メタクリル酸:メチルメタクリレート:グ
リシジルメタクリレート:アクリロニトリル (90:0.5:3.5:3:3) V−16(コアシェルタイプ コア部90重量%、シェ
ル部10重量%) コア部 塩化ビニリデン:メチルアクリレート二メチル
メタクリレート: アクリ口ニトリル:アクリル酸 (93:3:3:0.9:0.1) シェル部 塩化ビニリデン二メチルアクリレート:メチ
ルメタクリレート; アクリロニトリル:アクリル酸 <90:3:3:’2:2”) V−17(コアシェルタイプ コア部80重量%、シェ
ル部20重量%) コア部 塩化ビニリデン二メチルアクリレート:メチル
メタクリレート: アクリロニトリル  (95:2:2:1)シェル部 
塩化ビニリデン二メチルアクリレート:メチルメタクリ
レート: アクリロニトリル:アクリル酸: メタクリル酸  (80: 5 : 5 :5 : 2
 : 3)本発明に用いられるコロイド状シリカは平均
粒径が7mμ〜120mμで、主成分は二酸化ケイ素で
あり、少量成分としてアルミナあるいはアルミン酸ナト
リウム等を含んでいてもよい。またこれらコロイド状シ
リカには安定剤として水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化リチウム、アンモニア等の無機塩基やテトラ
メチルアンモニウムイオンの如き有機塩基が含まれてい
てもよい。
これらコロイド状シリカについては例えばEgonMa
tijevic’ IQ、5urface and C
o11oidScienceの第6巻、3〜100頁(
1973年、John Wiley & 5ons)に
詳細に述べられている。
コロイド状シリカの具体的な例としてはE、I。
du Pont de Nemours & Co、(
LIS^)からLudox AM+Ludox AS、
 Ludox LS、 Ludox TM、 Ludo
x Is等の商品名で、日産化学(日本、東京)からは
スノーテックス20.スノーテックスC、スノーテック
スN、スノーテックス01スノーテックスS、スノーテ
ックスSS、スノーテックスX31スノーテツクスZL
、スノーテックスYL等の商品名で、Mon5anto
 Co、(USA)からは5yton C−3(L 5
yton200等の商品名で、またNa1co Che
w、Co、(USA)からはNalcoag 1030
+ Nalcoag 1060+ NalcoagID
−21−64等の商品名で市販されているものが挙げら
れる。
本発明に用いられるコロイド状シリカの好ましい使用量
は塩化ビニリデン共重合体に対して乾燥重量比で0.1
%〜10%、特に好ましくは1%〜5%である。
本発明に用いられるコロイド状シリカの好ましい使用量
は、塩化ビニリデン共重合体に対して乾燥重量比で0.
1%〜10%、特に好ましくは1%〜5%である。
本発明のエポキシ化合物は分子内に1個以上のエポキシ
基を有する化合物で、例えば −3 H −4 −2 C11゜ −7− 等が挙げられる。
本発明のエポキシ化合物は単独で用いてもよいし、2種
類以上混合して用いてもよい。
本発明のエポキシ化合物の添加量は塩化ビニリデン共重
合体の0.01〜5重量%が好ましい。
次に本発明に用いる一数式■又はIIで表わされる化合
物について述べる。
一般式I及び一般式IIで示される化合物のRlBz、
Ry、Raの表わすアルキル基としては、例えばメチル
基、エチル基、ブチル基等であり、またアルコキシ基と
してはメトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基等である。
またーNR’ R”基の具体例としては一NH.基、−
NHCH.基、N H Ct Hs基等、−NHCOR
−基の具体例としては一NHCOCH3基、 N H 
C O Cb Hs基等が挙げられる。さらにR1 、
R1 、R1 、R4の一OM基のMは例えばナトリウ
ム原子、カリウム原子等である。R1は塩素原子が好ま
しい。
R2 、R3 、R4 はアルコキシ基、−0M基、−
NR’ R“基が好ましく、−0M基が特に好ましい。
R” 、R’ 、R’がアルコキシ基あるいはNR’ 
R’基の場合、R” 、R3、R’は置換されていても
良く、置換基の例としてはスルホ基およびその塩、カル
ボキシル基およびその塩、アルコキシ基等が挙げられる
一i式IIで表わされる化合物のして表わされる2価基
の例としては、−CH.−、イC H z升2、[CH
z )3 、(CHz +t O(CHz +t、CH
2 可)等が挙げられる。Lはアルキレン基が好ましい。Q
’ 、Q”は−〇−−NH−が好ましく、ff、mは共
に1が好ましい。
一般式Iで示される化合物については米国特許3.64
5.743号、特公昭47−6151号、同4’l−3
3380号、同51−9607号、特開昭413−19
220号、同51−78788号、同51−60612
号、同52 128130号、同51−130326号
、同56 1043号等に、−flu式IIで示される
化合物についてはカナダ特許895.808号、特公昭
5日−33542号、特開昭57−40244号等にそ
れぞれ合成法その他の記載がある。
以下に一般式IまたはIIで示される化合物の代表的な
具体例を挙げる。
 −3 0 1 2 −16 3 −17 −18 −2 H−19 H−23 −20 −21 )■−22 本発明の一般式■又はIIで表わされる化合物は単独で
用いてもよいし、又2種以上混合して用いてもよい。
本発明の化合物I又はIIで表わされる化合物の添加量
は塩化ビニリデン共重合体の0. 1〜10重四%が好
ましい。
本発明の下塗り層の厚みは0.3μ以−ヒ5μ以下が好
ましく、より好ましくは0.4μ〜1. 5μである。
本発明の下塗り層には塩化ビニリデン共重合体及びエポ
キシ化合物及びコロイド状シリカ及び一般式l又はII
で表わされる化合物以外に必要に応じ、マット剤、界面
活性剤、PH調整のための酸又はアルカリ、染料、等を
添加してもよい。
本発明の下塗り層を形成する手段には制限は無いが塩化
ビニリデン共重合体の水分散物、エポキシ化合物及びコ
ロイド状シリカ及び一般式■又はIIで表わされる化合
物等を含有する水性塗布液を公知の方法でポリエステル
支持体上に塗布し乾燥する方法が好ましい。
この場合、水性塗布液をポリエステル支持体に塗布する
方法としては、エアーナイフコーターバーコーター、ロ
ールコータ−等、公知の方法を用いることができる。
塗布の際、必要に応じて水性塗布液を5〜15°Cに冷
却してもよい。
本発明の下塗り層を水性塗布液の塗布、乾燥により形成
する場合、乾燥は80°C〜190°Cの範囲で20秒
〜5分間行なうのが好ましい。
本発明の支持体に用いられるポリエステルとは芳族族二
塩基酸とグライコールを主要な構成成分とするポリエス
テルで代表的な二塩基酸としてはテレフタル酸、イソフ
タル酸、p−β−オキシエ1−キシ安息香酸、ジフェニ
ルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボ
ン酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、5−ナ
トリウムスルホイソフタル酸、ジフェニレンジカルボン
酸、2.6−ナフタレンジカルボン酸等があり、グライ
コールとしてはエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ブタンジオール、ネオペンチレンゲリコール、1
.4−シクロヘキサンジオール、1.4−シクロヘキサ
ンジメタツール、1,4−ビスオキシエトキシベンゼン
、ビスフェノールA1ジエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール等がある。
これらの成分からなるポリエステルの中でも入手のしや
すさの点からはポリエチレンテレフタレートが最も好都
合である。
ポリエステルの厚さとしては特に制限はないが約12μ
〜500μ程度、好ましくは40μ〜200μ程度のも
のが取り扱いやすさ、汎用性の点から有利である。特に
2軸延伸結晶化されたものが、安定性、強さなどの点か
ら好都合である。
本発明のポリエステル支持体は下塗第1層を塗布する前
に支持体の表面をコロナ放電処理の様な前処理を施して
もよい。
しかし本発明では、真空中で処理を施すグロー放電処理
、公害防止上制約の大きいクロム混酸処理の様な煩雑な
処理は必要としない。
本発明の写真窓光材料の親水性コロイド層としてはハロ
ゲン化銀乳剤層、バンク層、保護層、中間層等があるが
これらの層には親水性コロイドが用いられる。親水性コ
ロイドとしてはゼラチンが最も好ましくゼラチンとして
は、いわゆる石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、酵素
処理ゼラチン、及びゼラチン誘導体、変成ゼラチン等、
当業界で−Cに用いられているものはいずれも用いるこ
とが出来るが、中でも石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチ
ンが好ましく用いられる。
又、ゼラチンの他にコロイド状アルブミン、カゼインな
どの蛋白質、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース等のセルロース化合物;寒天、アルキ
ン酸ソーダ、でんぷん誘導体等の糖誘導体二合成親水性
コロイド例えばポリビニルアルコール、ポリ−N−ビニ
ルピロリドンポリアクリル酸共重合体、ポリアクリルア
ミドまたはこれらの誘導体および部分加水分解物等を用
いることが出来る。必要に応じてこれらのコロイドの二
つ以上の混合物を使用することが出来る。
本発明に用いられるポリマーラテックスは平均粒径が2
0mμ〜200mμの水不溶性ポリマーの水分散物で、
好ましい使用量はバインダーとして用いられているゼラ
チン1.0に対して乾燥重量比でo、oi〜1.0で、
特に好ましくは0゜1〜0.8である。
本発明に用いられるポリマーラテックスの好ましい例と
してはアクリル酸のアルキルエステル、ヒドロキシアル
キルエステルまたはグリシジルエステル、あるいは、メ
タアクリル酸のアルキルエステル、ヒドロキシアルキル
エステル、またはグリシジルエステルをモノマー単位と
して持ち、平均分子量が10万以上、特に好ましくは3
0万〜50万のポリマーであり、具体例は次式で示され
る。
ポリマー1 一←CL−C)I−)= COOC4119 ポリマー2 千GHz−CH−)−r− COOCxlle ポリマー3 ←E−CIl z−Cll −)r− COOC,)l。
ポリマー4 CIl。
+011□−〇 ÷「 C00C,H。
ポリマー5 C11゜ −(−CHz−CH→1−一+ CI+ 、 −C−)
−r−ポリマー6          C113+ C
H2−CH*−r−(C1l z −C−+−7−CO
OC4H9C00CHzCHCI+3H さらに、ポリマーラテックスに関しては前記、特公昭4
5−5331号、米国特許筒2,852゜386号、同
3,062,674号、同3.411.911号、同3
,411,912号明細書の記載等を参考にすることが
出来る。
本発明に用いられるポリマーラテックスはハロゲン化銀
乳剤層、バック層、保護層、中間層等の親水性コロイド
層のうちの少なくとも一層に含有させる。
本発明は、ヒドラジン誘導体を含有する超硬調感材にお
いて特にその効果を奏することができる。
かかるヒドラジン誘導体含有超硬調感材及びそれを用い
る画像形成方法に関しては、米国特許筒4.224,4
01号、同第4,168,977号、同4,166.7
42号、同4,241,164号、同第4,272,6
06号、特開昭60−83028号、同60−2186
42号、同60−258537号、同61−22373
8号等に記載されている。
さらに、本発明は、テトラゾリウム化合物を含有する感
光材料を比較的高濃度の亜硫酸塩を含むPQ型あるいは
MQ型の現像液による処理により高いコントラストを得
る方法においてもその効果を奏することができる。テト
ラゾリウム化合物を用いる画像形成方法に関しては、特
開昭52−18317号、同53−17719号及び同
5317720号等に記載されている。
本発明に用いられる写真感光材料のハロゲン化銀乳剤は
通常、水)容性銀塩(例えば硝酸銀)溶液と水溶液ハロ
ゲン塩(例えば臭化カリウム)?8液とをゼラチンの如
き水溶性高分子溶液の存在下で混合してつくられる。
ハロゲン化銀としては塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、沃臭
化銀及び塩沃臭化銀いずれも用いることが出来、その粒
子形態、サイズ分布に特に限定はない。
ハロゲン化銀乳剤層は、感光性ハロゲン化銀、化学増感
剤、分光増感剤、カブリ防止剤、親水性コロイド(特に
ゼラチン)、ゼラチン硬化剤、界面活性剤など膜物理性
改良剤、増粘剤、等を含有することが出来る。これらに
ついては、リサーチ・ディスクロージャー誌、176巻
17643項(1978年12月)の記載、及び特開昭
52=108130号、同52−114328号、同5
2−121321号、同53−3217号、同53−4
4025号明細書の記載等を参考にすることが出来る。
特に本発明において好ましく用いられる界面活性剤は特
公昭5B−9412号公報に記載された分子量600以
上のポリアルキレンオキサイド類である。
表面保護層はゼラチンの如き親水性コロイドをバインダ
ーとする厚さ0.3〜3μ、特に0.5〜1.5μの層
であり、その中に、ポリメチルメタアクリレートの微粒
子の如きマット剤、コロイド状シリカ、及び必要により
ポリスチレンスルホン酸カリウムの如き増粘剤、ゼラチ
ン硬化剤、界面活性剤、すべり剤、UV吸収剤などを含
有して成る。
バック層はゼラチンの如き親水性コロイドをバインダー
とした層で、非感光性であって、1層構造かもしくは中
間層、保護層などを有する多層構造であっても良い。
バック層の厚みは0,1μ〜10μであり、その中に必
要によりハロゲン化銀乳剤層及び表面保護層と同様にゼ
ラチン硬化剤、界面活性剤、マット剤、コロイド状シリ
カ、すべり剤、UV吸収剤、染料、増粘剤などを含有す
ることができる。
本発明の方法は親水性コロイド層を有する各種写真材料
に適用することができるが、代表的には感光性成分とし
てハロゲン銀をを用いる型の写真材料、例えば印刷用感
光材料、X−レイ用感光材料、一般ネガ怒光材料、一般
リバーサル感光材料、一般用ポジ感光材料、直接ポジ感
光材料等に用いることができる0本発明の効果は印刷用
感光材料において特に著しい。
本発明の感光材料の露光方法、現像処理方法などについ
ては特に制限はなく、例えば特開昭52108130号
、同52−114328号、同51−121321号等
の明細書及び上記リサーチ・ディスクロージャー誌の記
載等を参考にすることが出来る。
また、特開昭60−258537号、米国特許4.26
9,909号等に記載されているように、アミン類を現
像液に添加することによって現像速度を高め、現像時間
の短縮化を実現することもできる。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。
(実施例−1) 厚さ100μの二軸延伸ポリエチレンテレフタレート支
持体の両側に支持体から近い順に下記下塗り第1層、下
塗り第2層を塗施して下塗り試料101〜117を作成
した。
(1)  下塗り第1層処方 塩化ビニリデンラテックス (種類は第1表の通り)    15重量部例示化合物
H−1添加量は第1表の通りエポキシ化合物 種類と添
加量は第1表の通りコロイド状シリカ:ストテックスZ
L (日産化学■製)  添加量は第1表の通りポリスチレ
ン微粒子(平均粒径2.5μ)80mg/rrfの塗布
量になる様に添加W溜水    全量が100重量部と
なる様添加この塗布液に10%KOHを添加し、p )
i 6に調整した後、乾燥膜圧が第1表の通りになる様
塗布しついで乾燥した。この時の塗布液温度は13°C
1乾燥は180°C2分間であった。
(2)下塗り第2層処方 ゼラチン             1重量部メチルセ
ルロース      0.05重量部0     0 
        C11zC)!011 CIIzCI!。
C,!II□5o(C11□C11□0)1゜(10,
02重量部 0.03重量部 蒸溜水を加え         100重量部この塗布
液を乾燥膜厚0.1μとなる様塗布した。この時の塗布
液温度は25°C1乾燥は170’C2分間であった。
ついでこの下塗り試料の片面に支持体に近い順にバック
層(導電層)、保′fi層1を、又この反対面に支持体
から近い順にハロゲン化銀乳剤層1、ハロゲン化銀乳剤
層2、保護層2、保護層3、を塗施し、試料101〜1
17を作成した。
(1)  バック層処方(導電層) S+sO□/Sb (9/1重量比、平均粒径0.25
μ)300mg/ボ ゼラチン           170 〃化合物−1
7 ドデシルベンゼンスルホン酸 ナトリウム塩 0 ジヘキシルーα−スルホサク シナ−トナトリウム塩 ポリスチレンスルホン酸ナト リウム塩 (2)保護層1処方 ゼラチン 化合物−2 0 9〃 2.9g/ボ 300■/イ 化合物−3 50mg/イ 化合物−4 50+ag/ボ 化合物−110〃 ドデシルベンゼンスルホン酸 ナトリウム塩          70 〃ジベンジル
−α−スルホザク シナ−トナトリウム塩     15 〃1、 3−ジ
ビニルスルホニル −2−プロパツール     150 エチルアクリレートラテツクス (平均粒径0.05μ)   500 パーフルオロオクタンスルホ ン酸カリウム塩         l〇二酸化ケイ素微
粉末粒子 (平均粒径3.5μ、細孔直径 170人、表mvi300rd/ g )    35
  〃(3)ハロゲン化銀乳剤層−1処方 I液;水300d、ゼラチン9g ■液 ; 八gNO,100g、  水 、100mg
■液;NaCj!37g、(NH4) JhCl 1 
、1 mれ水40〇− 45°Cに保ったI液中に■液と■液を同時に一定の速
度で添加した。この乳剤を当業者でよく知られた常法で
可溶性塩類を除去した後、ゼラチンを加え、安定剤とし
て6−メチル−4−ヒドロキシ−1,3,3a、7−チ
トラアザインデンを添加した。この乳剤の平均粒子サイ
ズは0.20μの単分散乳剤であり、乳剤の収量1 k
g当たりに含有するゼラチン量は60gであった。
こうして得られた乳剤に以下の化合物を添加した。
化合物−56X10 弓モル/Ag  1 モル化合物
−660mg/nf 化合物−79■/ポ 化合物−1          10■/イポリスチレ
ンスルホン酸ナト リウム塩            4hg/ポN−オレ
オイルーN−メチル タウリンナトリウム塩     50*g/rd1.2
−ビス(ビニルスルホ ニルアセトアミド)エタン   70+g/nf1−フ
ェニルー5−メルカプ トチトラゾール         3II1g/イエチ
ルアクリレートラテックス (平均粒径0.05μ>    0.46■/ボこの様
にして得られた塗布液を塗布銀量2.Og/rdになる
様に塗布した。
化合物−5 化合物−6 化合物−7 (4)ハロゲン化銀乳剤層−2処方 I液;水300d、ゼラチ79g ■ン夜 ;AgNOs  l  OOg、 水400d
■液;NaCl37 g−(NHa)iRhclb2.
2[水4001d 処方−(6)の乳剤と同様の方法でI液中に■液と■液
を同時に添加して乳剤を調整した。この乳剤は平均粒子
サイズ0.20μの単分散乳剤であつこうして得られた
乳剤に以下の化合物を添加した。
ヒドラジン誘導体の乳化分散物 化合物−55X l O−’ih/Ag HA化合物−
660■/イ 化合物−79■/ボ 化合物−1           10■/イボリスチ
レンスルホン酸ナト リウム塩            50■/rrrN−
オレオイル−N−メチル タウリンナトリウム塩     40■/rrr1.2
−ビス(ビニルスルホ ニルアセトアミド)エタン   80■/rrr1−フ
ェニル−5−メルカプ トチトラゾール         3■/rriエチル
アクリレートラテツクス (平均粒径0.05μ)   0.40mg/rrrこ
の様にして得−られた塗布液を塗布銀量1.3g/イに
なる様に塗布した。
(5)保護層−2処方 ゼラチン           1.0g/ポα−リボ
酸            10mg/ボドデシルヘン
ゼンスルホン酸 ナトリウム塩           5■/イ化合物−
640■/ボ 化合物−8          20■/ボボリスチレ
ンスルホン酸ナト リウム塩            10 mg/ n1
1−フェニル−5−メルカプ トチトラゾール          5■/ボ化合物−
9           20u+g/rrrエチルア
クリレートラテックス (平均粒径0.05μ>    200■/ポ(6)保
護1−3処方 ゼラチン           1. 0g/nl二酸
化ケイ素微粉末粒子(平均 粒径3.5μ、細孔直径25人、 表面#R700ボ/g)         50■/イ
流動パラフイン (ゼラチン分散物) ドデシルベンゼンスルホン酸ナト リウム塩 パーフルオロオクタンスルホン酸 カリウム塩 N−パーフルオロオクタンスルホ ニル−N−プロピルグリシノボ フジラム塩 ポリスチレンスルホン酸ナトリウ ム塩 ポリ(重合度5)オキシエチレン ノニルフェニルエーテルの硫酸 エステルナトリウム塩 コロイダルシリカ (粒径15μm) 化合物−8 43■/ボ 20■/nf 10■/イ 3■/ボ 2■/ボ 20■/イ 20mg/イ 化合物−9 〈ヒドラジン誘導体の乳化分散物調製方法〉65°Cに
加温し、均一に溶解させ、■液とした。
!液と■液を混合し、ホモジナイザー(日本晴機製作所
製)にて高速攪拌して、微粒子乳化分散物を得た。この
乳化物を加熱減圧蒸留により、酢酸エチルを除去した後
、水を加え250gとした。
残留酢酸エチルは0.2%であった。
65°Cに加温し、均一に溶解させ、I液とした。
1水 08d ■ こうして得られた試料は、25℃60%RHの雰囲気下
に2週間保存した後「処理に伴う寸度変化」、「常温雰
囲気下の接着性」、「高湿雰囲気下での接着性」、「湿
潤時の接着性」を評価した。
〔処理に伴う寸度変化の評価法〕
試料に200mの間隔を置いて直径8mの孔を2個あけ
、25°C30%RHの部屋に放置した後、1 / l
 O00mm精度のピンゲージを用いて2個の孔の間隔
を正確に測定した。このときの長さをX餉とする。次い
で、自動現像機で現像、定着、水洗、乾燥処理した後、
5分後の寸法をYIIIInとする。
処理に伴う寸度変化率(%)を 当業界では寸度変化率±0.01%以下ならば実用上問
題ないとされている。
現像処理は、富士写真フィルム社製のFC−660自動
現像機を、現像液・定着液は同社製GRDi、GR−F
lを用いて、38°C20秒の処理条件でおごなった。
そのときの乾燥温度は45°Cであった。
〔常温雰囲気下での接着性の評価法〕
25°C55%RHの雰囲気下で3日間調湿した試料の
表面にカミソリで縦横7本づつの切れ目を入れて36ケ
のます目を作り、この上に粘着テープ(日東電気工業■
製、ニット−テープ)をはりつけ、180度方向に素早
く引きはがす。この方法において未剥離部分が95%以
上の場合をA級、90%以上95%未満の場合をB級、
60%以上90%未満の場合を0級、60%未満の場合
をD級とする。写真材料として充分実用に耐えうる接着
強度は上記A級に分類されるものである。
〔高温雰囲気下での接着性の評価法〕
25 ”C90%RHの雰囲気下で3日間iA湿した試
料について常温雰囲気下の場合と同様な評価法を実施す
る。この場合も写真材料として充分実用に耐えうる接着
強度はA級に分類されるものである。
〔湿潤時の接着性の評価法〕
現像、定着、水洗の各段階において処理液中でフィルム
の乳剤面に鉄筆を用いて引掻傷をX印につけ、これを指
頭で強く5回こすり×の線にそって剥がれた最大の剥離
中により接着力を評価する。
乳剤層が傷取上に剥離しない場合をA級、最大剥離中が
2mm以内のときをB級、最大剥離中が5閣以内のとき
を0級、他をD級とする。写真材料として充分実用に耐
えうる接着強度とは上記4段階評価のうちA級に分類さ
れるものである。
なお現像処理は下記の条件で実施した。
現像GR−DI (富士写真フィルム側製)38°C2
0秒 定着 GR−Fl () 38°C20秒 水洗            25°C20秒評価結果
を第1表に示す。
ただし l−100;塩化ビニリデン:メチルアクリレート:メ
チルメタクリレート:アクリ ロニトリル(90:4:4:2) V−101;塩化ビニリデン:メチルアクリレート:メ
チルメタクリレート:アクリ ロニトリル:アクリル酸 (65:12:12:10:1) (実施例−2) 厚さ100μの二輪延伸ポリエステル支持体の両側に下
記下塗り第111塗布した。
(+)  下塗り第1層処方 塩化ビニリデンラテンクス (種類は第2表の通り)    15重量部例示化合物
11−1       第2表の通りエポキシ化合物 
種類と添加量は第2表の通りコロイド状シリカ スノー
テックスYL(日産化学■製)  添加量は第2表の通
りポリスチレン微粒子(平均粒径3μ) 70■/ボの塗布量になる様添加 蒸留水    全量が100重量部となる様添加この塗
布液に10%KOHを添加し、PH6に塗調し、乾燥膜
厚が第2表の通りになる様塗布し、ついで乾燥した。こ
の時塗布液温度は15°C乾燥は185°C2分間であ
った。
つづいて、この両側に実施例1と同じ下塗り第2層を塗
施し、下塗り試料201〜217を作成した。
この下塗り試料201〜217の一方の面に支持体から
近い順にハロゲン化銀乳剤層、保護N1を他の面に支持
体から近い順にバック層、保護層2を塗施し、試料20
1〜217を作成した。
(1)ハロゲン化銀乳剤層処方 下記!、■、■液を用いて以下の方法により乳剤Aを調
製した。
I液;水300d、ゼラチン9g ■液;AgN0i 100 g、水400戚■液;Na
(、e 37 g、 (NH4)JhCli 0.66
■、水40〇− 40°Cに保ったI液中に■液と■液を同時に−定の速
度で添加した。この乳剤を当業界でよく知られた常法で
可溶性塩類を除去した後、ゼラチンを加え、安定剤とし
て6−メチル−4−ヒドロキシ−1,3,3a、7−チ
トラアザインデン及び4−ヒドロキシ−5,6−)リメ
チレン−1,3゜3a、7−チトラアザインデンを添加
した。この乳剤の平均粒子サイズは0.15μの単分散
乳剤であり、乳剤の収91 kg当りに含有するゼラチ
ン量は60gであった。
こうして得られた乳剤に下記化合物を添加した。
エチルアクリレートラテックス (平均粒径0゜ 1μ) 500■/ボ ■ NO□ 0.3■/n( こうして得られた塗布液を塗布銀量3 g/n−rとな
る様塗布した。
(2)保護層l処方 ゼラチン           1.5g/イポリスチ
レンスルホン酸ナトリ ラム塩 1.2−ビス(ビニルスルホニ ルアナトアミド)エタン lO■/ボ 100mg/ボ ドデシルベンゼンスルホン酸ナト リウム塩 ジヘキシルーα スルホサクナー 25μ1g/イ トナトリウム塩 N−パーフルオロオクタンスルホ ニル−N−プロビルグリシツボ タジウム塩 ポリスチレンスルホン酸ナトリウ ム塩 エチルアクリレートラテックス (平均粒径0.1μ) コロイダルシリカ リボ酸 (3)バック層処方 ゼラチン SOlに SO,K lO■/ボ 2■/イ 3■/ボ 200■/ボ 350mg/ポ 8■/イ 2g/nf 3011g/ポ ジベンジル−α−スルホサクナー トナトリウム塩 ドデシルベンゼンスルホン酸ナト リウム ポリスチレンスルホン酸ナトリウ ム塩 180■/ボ 50mg/ボ 20■/11( 30mg/ボ 30a+g/ボ 1.3−ジビニルスルホニル−2 プロパツール       100■/イエチルアクリ
レートラテツクス (平均粒径0.1μ)     200■/ボ(4)保
3i層2処方 ゼラチン             Ig/ボ乳剤保護
層で使用したものと 同様のポリメチルメタクリ レート微粒子         40mg/ボンへキシ
ル−α−スルホサク ナートナトリウム塩       10 mg/ of
ドデシルベンゼンスルホン酸 ナトリウム塩          30■/rrfポリ
スチレンスルホン酸ナト リウム塩           25■/イ酢酸ナトリ
ウム         30■/ボでき」二がった試料
を25°C160%RHの雰囲気下で2週間保存した後
、実施例−1と同様の評価を実施した。
結果を第2表に示す。
(実施例−3) 用いる塩化ビニリデン、エポキシ化合物、コロイド状ン
リカの種類を第3表の通り変化させる以外は、実施例−
1と同様にして下塗り試$4301〜317を作成した
この下塗り試料301〜317の一方の面に支持体から
近い順にハロゲン化銀乳剤層、保護層l、保護層2、他
の面に支持体から近い順にバック層、保護層3を塗施し
て試料301〜317を作成した。
(1)ハロゲン化銀乳剤処方 35°Cに保ったゼラチン水溶液中に硝酸銀水溶液とv
A1モル当たり1.3X10−’モルの六塩化合物ロジ
ウム(III)酸アンモニウムを含む塩化ナトリウム水
溶液を同時に10分間で添加し、その間の電位を200
mVにコントロールるすことにより単分散で平均粒子サ
イズ0.08μの塩化銀立方体粒子を調製した。粒子形
成後、当業界でよく知られるフロキュレーション法によ
り、可溶性塩類を除去し、安定剤として、4−ヒドロキ
シ−6−メチル−1,3,3a、7−チトラアザインデ
ン及び1−フェニル−5−メルカプトテトラゾールを添
加した。
この乳剤に下記(Q−1)で表わされる化合物をI X
 10−″モル/Ag1モル、(Q−2)で表わされる
化合物をlXl0−’モル/Ag1モル添加した。
(Q−2) さらにポリエチルアクリレートを固形分でゼラチン当た
り50wt% 硬化剤として、2−ビス(ビニルスルホニルアセトアミ
ド)エタンを145■/イ添加した。
(2)保護1−1処方 ゼラチン             1 g/n(チオ
クト酸            6a1g/mポリスチ
レンスルホン酸ナトリウ ム塩              20■/ボエチルア
クリレートラテツクス (平均粒径0.05μ)    0.2g/nf(4)
保護層−2処方 ゼラチン           0. 6■/ボ90m
g/ボ 1.5−ジヒドロキシ−2−ベン ズアルドキシム ドデシルベンゼンスルホン酸ナト リウム塩 35■/rrr 10■/イ ポリメチルメタクリレート微粒子 (平均粒径2.5μ)     20■/イ二酸化ケイ
素微粒子 (平均粒径2.8μ)      30m/rrfN−
パーフルオロオクタンスルホ ニル−N−プロビルグリシノボ タジウム塩           3.g/イドデシル
ベンゼンスルホン酸ナト リウム塩            20■/ボハイドロ
キノン        150mg/rrfなお化合物
Rは次の手順でゼラチン分散物を作成して添加した。
化合物R1B、9g’;:N、N−ジメチルスルホアミ
ド25m1に溶解した溶液を、化合物−313gを加え
た6、5wt%のゼラチン水溶′e、536gに45°
Cで撹拌しながら混合して分散物を得た。
(化合物−8) (4)バンク層処方 ゼラチン 2.5g/イ 0.26g/ポ ジヘキシルーα−スルホサクナー トナトリウム塩         30■/イドデシル
ベンゼンスルホン酸ナト リウム塩            35■/′イ13−
ジビニルスルホニル−2 プロパツール       130■/ポエヂルアクリ
レートラテツクス (平均粒径0.05μ)    0.5g/ボ(5)保
護層−3処方 ゼラチン           0.8g/ボポリメチ
ルメタクリレート微粒子 (平均粒径3.4μ)      40■/イジヘキシ
ルーα−スルホサクナー トナトリウム塩          9 mg / r
dドデシルベンゼンスルホン酸ナト リウム塩            10g/イ酢酸ナト
リウム塩         40■/ボこの様にして得
られた試料301〜317を25’C60%RHの雰囲
気下で2週間保存し、実施例−1と同様の評価を施した
。結果を第3表に示す。
30mg/n( 40g/ボ (実施例−4) 用いる塩化ビニリデン、エポキシ化合物、コロイド状シ
リカの種類を第4表の通り変化させる以外、実施例=1
と同様にして下塗り試料401〜417を作成した。
この下塗り試料401〜417の一方の面に支持体から
近い順にハロゲン化銀乳剤層、保護層1、他の面に支持
体から近い順にバック層、保護層2を塗施し試料401
〜417を作成した。
(+)  ハロゲン化銀乳剤層処方 50°Cに保ったゼラチン水溶液中に銀1モルあたり2
X10−’モルの塩化ロジウムの存在下で硝酸銀水溶液
と塩化ナトリウムおよび臭化カリウムの混合水溶液を同
時に一定の速度で30分間添加して平均粒子サイズ0.
2μの塩臭化銀単分散乳剤を調製した。(CNM成95
モル%)この乳剤をフロキエレーション法により脱塩を
行ない、銀1モルあたり1■のチオ尿素ジオキサイドお
よび0. 6■の塩化金酸を加え、65゛Cで最高性能
が得られるまで熟成しかぶりを生ぜしめた。
こうして得られた乳剤に更に下記化合物を添加した。
n−C,!Its 02 2xto−”モル/Ag 1モル ■ Br ポリスチレンスルフオン酸ナト リウム塩 2.6−ジクロロ−6−ヒドロ キシ−1,3,5−)リアジ 20mg/ボ 40■/イ ンナトリウム塩         30■/rT?この
塗布液を塗布銀量3.5g/イとなる様塗布した。
(2)保護層l処方 ゼラチン           1.5g/イ5iOz
ia粒子(平均粒径4μ)  50mg/イドデシルベ
ンゼンスルボン酸ナ トリウム塩           50■/ボ11 (3)バック層処方 ゼラチン 100mg/イ 2゜ 5g/イ 5−ニトロインダゾール 13−ジビニルスルホニル 2−プロパツール N−パーフルオロオクタンスル ボニル−N−プロビルグリシ ンボタジウム塩 エチルアクリレートラテックス (平均粒径0.1μ) 15mg/ポ 50+ag/ボ 2■/ボ 300mg/rrf 0ffX SO,に 30■/ n( SO,K S03に 1.3−ジビニルスルホニル 2−プロパツール エチルアクリレートラテックス (平均粒径0.1μ) ジヘキシルーα−スルホサクナ ートナトリウム塩 40■/rrf 80mg/ポ 150■/イ 900■/ポ 35mg/ボ ドジシルベンゼンスルホン酸ナ トリウム塩          35■/ポ(4)保護
層2処方 ゼラチン           0.8g/ボポリメチ
ルメタクリレート微粒子 (平均粒径3μ)       20■/イジヘキシル
ーα−スルホサクナ 一トナトリウム塩       10■/rrfドジシ
ルヘンゼンスルホン酸ナ トリウム塩           10■/11(酢酸
ナトリウム         40mg/イでき上がっ
た試料を25°C60%RHの雰囲気下で2週間保存し
た後、実施例1と同様の評価を実施した。
結果を第4表に示す。
手続補正書 4.補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」 の欄 平成コ年/ 月ン/E 事件の表示 平成1年特願第2112tIj号 発明の名称 ハロゲン化銀写真感光材料 補正をする者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  ポリエステル支持体の少なくとも一方の側にポリマー
    ラテックスを含有する親水コロイド層を有するハロゲン
    化銀写真感光材料に於いて、該ポリエステル支持体が少
    なくとも70〜99.9重量%の塩化ビニリデン共重合
    体と0.1〜5重量%の1つ以上のカルボキシル基を有
    するビニル単量体から成る塩化ビニリデン共重合体を含
    有する厚さ0.3μ以上の下塗り層を有し、且つ該下塗
    り層がコロイド状シリカ及びエポキシ化合物及び、下記
    一般式 I 又はIIで表される化合物を含有することを特
    徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式II 式中、R^1、R^2、R^3、R^4は塩素原子、ヒ
    ドロキシ基、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ
    基、−OM基(Mは1価の金属原子を表わす。)、−N
    R′R″基、−NHCOR″′基(R′、R″、R″′
    はそれぞれ水素原子、アルキル基、アリール基を表わす
    。)の各基を表わし、それぞれ同じであっても異なって
    も良い。Q^1、Q^2はそれぞれ−O−、−S−、−
    NH−の連結基を表わし、Lはアルキレン基、アリーレ
    ン基またはそれらを組み合わせて得られる2価の連結基
    を表わす。l、mはそれぞれ0または1である。
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