JPH03141136A - 金属線入りガラス - Google Patents

金属線入りガラス

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JPH03141136A
JPH03141136A JP28063189A JP28063189A JPH03141136A JP H03141136 A JPH03141136 A JP H03141136A JP 28063189 A JP28063189 A JP 28063189A JP 28063189 A JP28063189 A JP 28063189A JP H03141136 A JPH03141136 A JP H03141136A
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JP
Japan
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glass
metal
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metal wire
transition point
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JP28063189A
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Ritsu Hoshino
星野 立
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C27/00Joining pieces of glass to pieces of other inorganic material; Joining glass to glass other than by fusing
    • C03C27/04Joining glass to metal by means of an interlayer
    • C03C27/042Joining glass to metal by means of an interlayer consisting of a combination of materials selected from glass, glass-ceramic or ceramic material with metals, metal oxides or metal salts
    • C03C27/046Joining glass to metal by means of an interlayer consisting of a combination of materials selected from glass, glass-ceramic or ceramic material with metals, metal oxides or metal salts of metals, metal oxides or metal salts only

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  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、金属線入りガラスに関する。
[従来の技術および発明が解決しようとする課題]従来
の金属線入りガラスにあっては、軟鋼線やステンレス鋼
線ないしはそれら鋼線で編網した金網を酸洗、Crメツ
キ、Niメツキまたは燐酸塩化成被膜などの表面処理を
施したものが封入されている。
金属線入りガラスの成形に際しては、溶融状態のガラス
中に金属線を封入するとともに所定形状に成形後冷却さ
れる。
しかしながら、このような表面処理された金属線の表面
物質は、融点がガラスの転移点より高いため、成形後冷
却過程のガラス転移点以上の高温でガラスと金属線が固
着し、冷却すると、ガラスと金属線の熱膨張差により線
径方向に引張応力が発生し、金属線周辺のガラスに微細
なりラックが生じるという問題点があった。
また、最近では板ガラスをわん曲して使用するケースが
増加しており、その使用場所によっては金属線入り板ガ
ラスをわん曲したものが用いられている。このため金属
線入りガラスをガラス転移点以上の温度に2次加熱して
曲げ加工するが、第1図に示すように、2次加熱後冷却
の段階でガラス1中の金属線2を包むような形状でガラ
ス1に筒状クラック3が生じることがある。
すなわち、金属線入り板ガラスの切口には金属線2の切
口が露出しており、金属線2の表面とガラス1との間に
は微小間隙が存在するため、金属線入りガラスを加熱す
ると、微小間隙に酸素が進入し、金属線2の表面を酸化
させ、酸化した金属線2は転移点以上の温度に加熱され
たガラス1と固着するが、この場合、室温に冷却される
までの熱収縮量は金属線2の方が大きいため、ガラス1
に筒状クラック3が発生するという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであって、金属線の表面を低融金属で被覆することに
より、ガラスと固着する温度を下げて、冷却に伴う発生
応力を減少させることで、成形工程における微細ガラス
クラックおよび2次加熱における筒状クラックの発生を
減少せしめた金属線入りガラスを提供することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明は、金属線を封入し
た金属線入りガラスにおいて、前記金属線の表面をガラ
スの転移点より低い融点をもつ金属で被覆した金属線を
ガラス中に封入したものである。
ここで、金属線の表面をガラスの転移点より低い融点を
もつ金属としては、Sn、Zn、Pbが用いられるが、
これらの金属の他にハンダ、B115bまたはこれらの
合金であっても良い。すなわち、融点がガラスの転移点
以下の金属であれば、クラックの発生の防止に効果があ
る。
これらの金属で金属線の表面を被覆する方法としては、
電解メツキに限らず、化学メツキ、スパッタ、蒸着など
でも良い。
これらの金属は、融点が例えば、シリカライムソーダ系
ガラスの転移点より低いので、降温過程において融点ま
では液状膜として存在するので、ガラスと固着せず、融
点以下となって凝固し、ガラスと固着しても発生応力は
小さく、さらに、塑性に富むので、ガラスとの間に張力
が発生しても変形して応力を緩和する。
したがって、金属線入りガラスの線周辺に存在する微細
なガラスクラックおよび2次加熱により生ずる筒状クラ
ックを減少することできる。
金属線入り板ガラスの場合は金属線としては通常軟鋼線
を用い、これを編網した金網を用いるが、金属線として
ステンレス鋼の線を用いた線入ガラスにも効果がある。
[実施例] 以下、本発明をさらに具体的に明らかにするために、実
施例を説明するが、かかる実施例の記載により何等の制
約を受けるものでないことは言うまでもない。
実施例を比較例との対比において表に示す。
ガラスとしては、シリカソーダライムガラスを用いた。
このシリカソーダライムガラスは転移点が550℃、平
均熱膨張率が20〜550°Cで9、 8 X 10−
6/℃、20〜225℃で9.0×10−6/℃である
。また、金属線としては、0.02%C低炭素鋼を用い
た。この金属線は、平均熱膨張率が20〜550℃で1
4.3X10−6/℃、20〜225℃で12.4X1
0−6/℃である。
実施例は厚さを0.1μmのSnメツキを施したものお
よび1.0μmのSnメツキを施したものである。
比較例は、10%Hcfで酸洗したもの、厚さ0.1μ
mのCrメツキを施したもの、および1゜0μmのCr
メツキを施したものである。
Snの融点は、232℃であり、降温過程において融点
まではSnは液状膜として存在するので、ガラスとは固
着しない。融点以下となってSnが凝固し、ガラスと固
着するとしても、20°Cまで冷却したガラス内で線表
面とガラスとの界面における引張応力はΔT232〜2
0XΔα2.。−20/八T1.。2LIXΔα7.。
−2,=0.30と1/3以下に低下する。
(発生応力(ΔT×Δα、 ΔT:固着温度−常温 Δα:固着温度−常温との間における線とガラスとの平
均熱膨張率差  ) 表から明らかなように、Snメツキを施したものは、網
入ガラスの線交点や線周辺に存在する微細ガラスクラッ
クがなく、耐発泡性も優れていた。
また、金属線の色調は銀白色で、光沢も優れていりはな
く、二次加熱後の金属線の色調、光沢も変化がなかった
次に、他の実施例および他の比較例を説明する。
実施例A 厚さ1μmのZnメツキを施したものは、溶融ガラスに
封入時に、表面のZnが気化して燃焼しガラス中に微細
気泡を無数に発生させるが、線交点や線周辺のクラック
は無かった。
実施例B 厚さ1μmのpbメツキを施したものは、ガラス封入後
の線が黒灰色となり外観低下があったが、線交点や線周
辺のクラックは無かった。
実施例C 厚さ0.02μmのSnメツキを施したものは色調も銀
白色で発泡もなく、線交点や線周辺にクラックの発生は
無かった。
比較例A 厚さ1μmのNiメツキを施したものは、線交点や線周
辺のクラックは無かったが、600°Cの二次加熱で筒
状クラックが多数発生した。
比較例B 厚さ1μmのCuメツキを施したものは、線が黒色とな
るとともに、線交点に微細クラックが無数に発生した。
[発明の効果コ 以上説明してきたように、ガラスの転移点より低い融点
を有する金属で金属線の表面を被覆するようにしたため
、ガラスと固着する温度を下げ、冷却に伴って発生する
応力を減少することができるので、金属線入りガラスの
成形時に線周辺に発生する微細クラックを解消すること
ができ、また、金属線入りガラスを転移点以上に2次加
熱するときに発生する筒状クラックを解消することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のクラック発生状態を示す図である。 1・・・ガラス、 2・・・金属線、 3・・・筒状クラック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属線を封入した金属線入りガラスにおいて、前記金属
    線の表面をガラスの転移点より低い融点をもつ金属で被
    覆した金属線を封入したことを特徴とする金属線入りガ
    ラス。
JP1280631A 1989-10-27 1989-10-27 金属線入りガラス Expired - Lifetime JP2555295B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003522717A (ja) * 2000-02-15 2003-07-29 ナムローゼ・フェンノートシャップ・ベーカート・ソシエテ・アノニム ガラス強化構造体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52165156U (ja) * 1976-06-10 1977-12-14
JPS63170435U (ja) * 1987-04-24 1988-11-07

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