JPH03140870A - 異常速度検出装置 - Google Patents

異常速度検出装置

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JPH03140870A
JPH03140870A JP27958589A JP27958589A JPH03140870A JP H03140870 A JPH03140870 A JP H03140870A JP 27958589 A JP27958589 A JP 27958589A JP 27958589 A JP27958589 A JP 27958589A JP H03140870 A JPH03140870 A JP H03140870A
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Japan
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speed
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JP27958589A
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J Sprague Brian
ブライアン ジェイ.スプラーク
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 U産業上の利用分野] この発明は、装置の速度異常の検出方法及び速度異常の
検出に用いる装置に関し、特に、回転装置の回転数異常
を検出する方法及び装置に関するものである。
[従来の技術] 大型の装置において、速度異常に対する保護は非常に重
要である。例えば、航空機用のジェットエンジンにおい
ては、暴走状態において制御不能となることを防止する
ために、異常回転数(過剰回転数)となったエンジンを
停止させるために、速度異常に対する保護が必要となる
。このため、航空機においては、飛行前に、操縦士は、
実際よりは相当に低く設定された疑似限界速度まで、エ
ンジン回転数を上昇させて速度異常保護回路をテストす
る。このテストによって、速度異常保護回路の動作が正
常と判断された場合には、限界速度がテスト用の疑似限
界速度から実際の飛行において用いる限界速度に切り替
えられる。
[発明の解決しようとする課題] 飛行中に速度異常が発生した場合には、速度異常の発生
したエンジンは、この速度異常保護回路によって停止さ
れる。この速度異常保護回路が作動した後に、当該エン
ジンを再始動する場合には、エンジンのすべての始動作
業を行うことを必要とする不都合があり、さらに、飛行
状態によっては、エンジンの速度異常に応じて運転を停
止することが必ずしも最良の策とは言えない場合もある
そこで、本発明の目的は、上記したような従来における
問題点を解消して、エンジンの速度異常に対して適切な
保護動作を行い得るようにした速度異常検出方法及び装
置を提供することにある。
[課題を解決するための手段〕 上記及び上記以外の目的を達成するために、本発明の第
一の構成によれば、被制御装置の動作速度を示す速度検
出信号の信号値を当該被制御装置の許容最大速度に対応
する第一の基準値と比較し、前記速度検出信号の信号値
が前記第一の基準値を越えた時に、これを検出して速度
異常信号を発生するとともに、 前記速度異常信号発生時に前記速度検出信号を前記第一
の基準値よりも小さい第二の基準値と比較して、前記速
度検出信号の信号値が前記第二の基準値以下となったと
きに、これを検出して前記速度異常信号を消去するよう
にしたことを特徴とする速度異常検出方法が提供される
また、本発明の第二の構成によれば、被制御装置の動作
速度に応じて周波数が変化する速度検出信号を当該被制
御装置の許容最大速度に対応する第一周波数に設定され
た第一の基準周波数と比較し、 前記速度検出信号の周波数が前記第一の基準周波数を越
えた時に、これを検出して速度異常信号を発生するとと
もに、 前記速度異常信号発生時に前記速度検出信号を前記第一
の基準周波数よりもよりも低い第二の周波数に設定され
た第二の基準周波数と比較して、前記速度検出信号の周
波数がが前記第二の基準周波数以下となったときに、こ
れを検出して前記速度異常信号を消去するようにしたこ
とを特徴とする速度異常検出方法が提供される。
さらに、本発明の第三の構成によれば、被制御装置の動
作速度を検出し、て検出速度を示す速度検出信号を発生
する速度検出手段と、 前記速度検出信号の信号値を当該被制御装置の許容最大
速度に対応する第一の基準値と比較し、前記速度検出信
号の信号値が前記第一の基準値を越えた時に、これを検
出して速度異常信号を発生するとともに、前記速度異常
信号発生時に前記速度検出信号を前記第一の基準値より
も小さい第二の基準値と比較して、前記速度検出信号の
信号値が前記第二の基準値以下となったときに、これを
検出して前記速度異常信号を消去する信号処理手段とに
よって構成したことを特徴とする速度異常検出装置が提
供される。
また、本発明の第四の構成によれば、回転装置の角速度
を検出して検出角速度を示す速度検出信号を発生する速
度検出手段と、 前記速度検出信号の信号値を前記回転装置の許容最大角
速度に対応する第一の基準値と比較し、前記速度検出信
号の信号値が前記第一の基準値を越えた時に、これを検
出して速度異常信号を発生するとともに、前記速度異常
信号発生時に前記速度検出信号を前記第一の基準値より
も小さい第二の基準値と比較して、前記速度検出信号の
信号値が前記第二の基準値以下となったときに、これを
検出して前記速度異常信号を消去する信号処理手段とに
よって構成したことを特徴とする速度異常検出装置が提
供される。
またさらに、本発明の第五の構成によれば、リセット信
号によってリセットされるとともに、前記リセット信号
の発生間隔内において、回転装置の回転角速度に応じて
周波数を変化させるパルス信号をカウントし、カウント
値を示す第一のカウンタ信号を発生する第一のカウンタ
と、前記第一のカウント信号のカウント値と第一の基準
値を比較して、前記第一のカウンタ信号の示すカウント
値が前記第一の基準値に一致した時に前記のリセット信
号を発生する第一の比較器と、前記リセット信号によっ
てリセットされるとともに、前記リセット信号の発生間
隔内において、所定周期で発生される基準パルスをカウ
ントして、カウント値を示す第二のカウンタ信号を発生
する第二のカウンタと、 前記第二のカウンタ信号の示すカウント値を第二及び第
三の基準値と比較し、前記リセット信号発生時点におい
て前記第二のカウンタ信号のカウント値が前記第二の基
準値以下となっている場合には速度異常信号を発生し、
前記速度異常信号発生後に、前記第二のカウンタ信号の
カウント値が前記第三の基準値以上となった時に、前記
速度異常信号の発生を停止する第二の比較手段とによっ
て構成したことを特徴とする速度異常検出装置が提供さ
れる。
[実 施 例] 以下に、本発明の実施例を添付する図面を参照しながら
説明する。
第1図は、本発明による速度異常の検出技術を実施する
ための装置の概略を示すブロック図で、航空機用のジェ
ットエンジン等の回転装置の回転数異常を検出するに適
用した例を示している。本実施例においては、回転装置
の回転数に応じて変化する周波数信号の周波数を、周波
数検出手段IOで検出する。周波数検出手段IOの出力
は、信号線12を介して、信号処理手段14に供給され
る。この信号処理手段I4は、比較手段I6を有してお
り、この比較手段16は、周波数検出手段10より供給
される周波数検出信号の信号値と、信号線18を介して
供給される第一の周波数基準信号又は信号線20を介し
て供給される第二の周波数基準信号と比較する。信号処
理手段14は、識別手段24を有しており、この識別手
段24には信号線22を介して比較手段I6の比較出力
が供給される。識別手段24は、比較手段16の比較出
力に基づいて、回転装置の運転状態を検出し、その識別
結果を示す識別信号を出力線26を介して出力する。な
お、出力線26に供給される識別信号により回転装置の
回転数の正常状態、異常状態を示す回転異常フラグの状
態が制御される。本実施例において、回転異常フラグは
、異常回転数が検出されない状態でリセット状態となっ
ており、異常回転数が検出されたときにセットされるよ
うに構成されている。
比較手段16は、回転異常フラグがリセット状態となっ
ている間は、周波数検出手段ioより信号線12に供給
される周波数検出信号を第一の周波数基準信号と比較す
る。この状態において、第一の周波数基準信号の信号値
を、周波数検出信号の信号値が上回って、異常回転が検
出されると、異常回転を示す比較信号に応じて識別手段
の識別信号が反転して回転異常フラグがセットされる。
比較手段16は、信号線12を介して供給される周波数
検出信号を第二の周波数基準信号と比較する。このとき
、周波数検出信号の信号値が第二の周波数基準信号の信
号値を下回ると、信号線22に供給される比較出力が反
転し、識別手段24より出力線26に出力される識別信
号が反転するために、回転異常フラグがリセットされる
。この時、回転装置の停止条件が解除される。これによ
って、回転装置は、周波数検出手段10に回転数を監視
1 2 された状態で、再始動され、通常状態で運転される。こ
の回転装置の運転は、少なくとも次に回転異常が検出さ
れるまで継続される。なお、再度回転異常が検出される
と、識別手段24より信号線26に供給される識別信号
が反転するので、回転異常フラグは再びセットされ、回
転装置は停止される。この方法によれば、回転異常が再
度発生しない場合には、回転装置の再設定及び再始動に
要する時間の問題は解消される。この方法は、特に、回
転装置を再度初期設定するための所要時間が問題となる
ような、回転装置の運転状態で効果的である。
第2図は、本発明の速度異常検出に用いるディジタル信
号処理装置28として用いるマイクロプロセッサ、マイ
クロコンピュータ等のの一般的な構成を示している。こ
の信号処理装置28は、第1図の各手段として機能する
。信号処理装置28の動作は、第3図のフローチャート
に示されている。
信号処理装置28には、周波数検出信号、第−及び第二
の周波数基準信号等が入力される。これらの信号の発生
源は、概括的にブロック30で示されている。本実施例
において、信号処理装置28に入力される信号は、周波
数検出手段10より信号線12を介して入力される周波
数検出信号と、信号線18.20を介して入力される第
−及び第二の周波数基準信号である。これらの入力信号
は、信号線32を介して、装置28内の入出力装置(I
lo)34に人力される。この入出力装置34は、デー
タバス、アドレスバス、コントロールバスで構成される
パスライン36を介して中央処理装置(CPU)3B、
リードオンリーメモリ(ROM)42及びランダムアク
セスメモリ(RAM)40等の各構成要素に接続されて
いる。
第3図のフローチャートに示す各処理は、第1図のブロ
ック図に概念的に示す本発明の速度異常検出装置の比較
手段+6及び識別手段24の動作に対応する信号処理動
作を示すものである。なお、第3図は、第2図の信号処
理装置の動作を概念的に示すもので、実際のプログラム
においては、使用する信号処理装置の使用する言語に応
じて、ルーチンの変更が可能なものである。
次に、第3図の処理動作を説明する。ステップ44で、
処理が開始されると、ステップ46で信号源ブロック3
0より、入力される第−及び第二の周波数基準信号が読
み出される。本実施例において、第一の周波数基準信号
の信号値は速度異常検出用基準値として用いられ、第二
の周波数基準信号の信号値はヒステリシス用周波数基準
値として用いられている。
次いで、ステップ48で、信号源ブロック30より入力
される周波数検出信号が読み出される。
ステップ50においては、ステップ46で読み出された
第一の周波数基準信号とステップ48で読み出された周
波数検出信号が比較され、両信号の大小判別が行われる
。このステップ50の大小判別の結果、周波数検出信号
の信号値が、第一の周波数基準信号の信号値よりも大き
い場合には、回転装置の回転数が第一の周波数基準信号
に対応する所定の許容最大回転数を上回る速度異常状態
とトされる。ステップ52で、速度異常フラグをセット
した後、ステップ54で速度異常の判別とは別の制御動
作、検出動作を行う他のルーチン又はバックグラウンド
ジョブに、処理が移行する。
一方、ステップ50において、周波数検出信号の信号値
が、第一の周波数基準信号の信号値よりも小さいと判定
された場合には、ステップ56で、速度異常フラグがセ
ットされているか否かがチエツクされる。このステップ
56の処理において、速度異常フラグがリセット状態と
なっていることが検出されると、処理がステップ54に
移行して、速度異常検出ルーチンの処理を終了する。一
方、ステップ56において、速度異常フラグがセットさ
れていることが検出された場合、回転装置の回転数が一
旦許容最大回転数を越える異常回転数まで上昇した後、
許容最大回転数以下の通常回転数域に降下したこと判断
される。この場合には、処理がステップ58に移行して
、周波数検出信号の信号値が、ヒステリシス用周波数基
準値として機能する第二の周波数基準信号の信号値と比
較される。このスッテプ58の大小判別の結果、周波数
検出信号の信号値が、第二の周波数基準信号の信号値よ
りも大きい場合には、ステップ58の処理が、周波数検
出信号の信号値が第二の周波数基準信号の信号値を下回
るまで継続的に反復される。
一方、ステップ58による大小比較の結果、周波数検出
信号の信号値が第二の周波数基準信号の信号値以下とな
ると、処理がステップ60に移行して、速度異常フラグ
がリセットされる。
上記の処理により、第1図について説明したように、瞬
間的に発生する回転装置の異常回転に対しては、回転装
置の運転を停止、再始動に要する時間を飛躍的に短縮す
ることが出来るものとなる。
なお、本発明の実施するための信号処理の手順は、上記
した第3図のフローチャートに示す処理手順に限定され
るものではなく、必要に応じて適宜処理ステップ数、各
ステップにおける処理内容を適宜変更し得るものであり
、本発明は、本発明の速度異常検出を行い得るすべての
プログラムを包含するものである。
第4図は、本発明を実施するための他の実施例の概略を
示すブロック図である。
第4図の実施例において、回転装置の回転数を検出する
回転検出器64、回転装置の回転に応じて周波数を変化
するパルス信号を発生する。なお、回転検出器64は、
例えば回転装置の回転軸等の構成部材の角度位置を検出
することによって、構成部材の角速度に応じて周波数が
変化するパルス信号を発生するように構成することが出
来る。この回転検出器64のパルス信号は、信号線66
を介してパルスカウンタ68に供給される。パルスカウ
ンタ68は、カウント値に応じたカウンタ出力を信号線
70を介して比較器72に供給する。
比較器72には、信号線74を介して基準カウント値を
示す基準カウント信号が入力されており、この基準カウ
ント値とパルスカウンタ68から入力されるカウント値
が比較される。比較器72は、カウント値が基準カウン
ト値以上となったときに信号線76にリセット信号を供
給する。このリセット信号は、パルスカウンタ68に供
給されて、カウント値をクリアする。さらに、比較器7
2より出力されたリセット信号は、所定の周波数の基準
パルス信号を発生する基準パルス発生器82から信号線
80を介して供給される基準パルスをカウントして基準
パルスカウント出力を発生する基準パルスカウンタ78
に供給される。
基準パルスカウンタ78は、基準パルスをカウントした
基準パルスカウント出力を信号線84を介して比較器9
0に供給する。この比較器90には速度異常検出基準信
号及びヒステリシス基準信号の二つの基準信号が、信号
線86.88を介して供給されている。なお、本実施例
においては速度異常検出基準値及びヒステリシス基準値
は、回転検出器64から所定数のパルス信号が発生する
までの所要時間の基準値を示すもので、クロツクとして
機能する基準パルスのカウントによって計測される前記
所定数のパルス信号の発生に要する所要時間が、それぞ
れの基準値を下回った時に、回転装置の異常回転を検出
するように構成されている。従って、本実施例において
は、先の実施例とは逆に速度異常検出基準値の値がヒス
テリシス基準値の値よりも小さく設定されている。
比較器90は、回転装置の許容最大回転数を上回る異常
回転数が検出される以前においては、基準パルスカウン
タ78より供給される基準パルスカウント出力のカウン
ト値と、速度異常検出基準値を比較する。比較器90の
比較出力は、連続的又は周期的に入力される基準パルス
カウンタの基準パルスカウント値が速度異常検出基準値
よりも小さい値となっている間、HIGHレベルに維持
される。基準パルスカウント値が、速度異常検出基準値
以上となると、比較器90の比較出力はLOWレベルと
なる。この比較出力は、信号線94を介してシフトレジ
スタ96に入力される。なお、上記したように、基準パ
ルスカウンタ78は、比較器72から出力されるリセッ
ト信号によってリセットさせるので、このリセット信号
の発生の都度、比較器90の比較出力は、HIGHレベ
ルに立ち上がることになる。
9 シフトレジスタ96は、比較器90からのHIGHレベ
ルの比較出力と比較器72からのHIGHレベルのリセ
ット信号のAND条件が成立すると、” 1”セットさ
れるように構成されている。
従って、回転装置の回転数が通常の回転域にある場合に
は、基準パルスカウント値は、必ず速度異常検出基準値
以上となるので、比較器78のリセット信号の立ち上が
りでは、比較器90からシフトレジスタ96への比較出
力は常にLOWレベルとなるので、シフトレジスタに”
1”が書き込まれることはない。一方、回転装置の回転
数が、許容最大回転数をこえると、基準パルスカウント
値が速度異常検出基準値を上回る以前に、比較器78よ
りリセット信号が発生されるため、シフトレジスタ96
の両人力のAND条件が成立するので、シフトレジスタ
の所定ビット102に”1”が書き込まれる。
シフトレジスタ96は、3ビツト構成となっており、A
ND条件が成立する毎に、所定のビット02.104.
106に”l”が書き込まれるよ0 うに構成されている。シフトレジスタ96の各ピッ)1
02.104.106はANDゲート100に接続され
ている。このANDゲート100は、シフトレジスタ9
6とともに速度異常検出回路98を構成している。即ち
、上記のAND条件が成立すると、“ l”が最初のビ
ット02に書き込まれる。次いで、次のサイクルで再度
AND条件が成立すると、最初に書き込まれた”1”は
次のビット104に転送され、新たに”1”が最初のビ
ット102に書き込まれる。従って、三サイクルに亙っ
てAND条件が成立すると、シフトレジスタ96の全部
のビット102.104.106に”l”が書き込まれ
る。すると、ANDゲートの三入力端子のすべての入力
レベルはHIGHレベルとなるので、AND条件が成立
して、ANDゲート100より)IIHGレベルのゲー
ト信号が出力される。このHIGHレベルのゲート信号
は、信号線92を介してフリップフロップ110のセッ
ト入力端子に供給されるので、フリップフロップ110
がセットされ、従ってフリップフロップのQ出力端子に
は、HIGHレベルの出力信号が発生する。この出力信
号は、停止信号として機能し、回転装置の動力系を停止
させると同時に、信号線112を介して比較器90に供
給される。比較器90は、この停止信号に応じて基準パ
ルスカウント値と比較する基準値と速度異常検出基準値
からヒステリシス基準値に変更する。従って、比較器9
0は、基準パルスカウント値をヒステリシス基準値と比
較して、回転装置の再始動タイミングを検出する。即ち
、比較器90は、フリップフロップ110がセットされ
ている状態においては、基準パルスカウント値をヒステ
リシス基準値と比較することによって、回転装置の回転
数がヒステリシス基準値に対応する回転数よりも低い回
転数に低下するタイミングを検出して、フリップフロッ
プ110をリセットして、回転装置を再始動する。
回転装置が再始動され、フリップフロップ110がリセ
ットされると、比較器90の比較基準値は再びヒステリ
シス基準値から速度異常検出基準値に復帰する。
基準パルスカウント値がヒステリシス基準値を上回る回
転装置の再始動タイミングを検出してフリップフロップ
110をリセットするために、本実施例においては、A
NDゲート114が設けられている。このANDゲート
114は、非反転入力端子と反転入力端子とを有するN
OTゲートとして構成されており、非反転入力端子は、
信号線112に接続されており、シリツブフロップ11
OのQ出力が入力される。一方、反転入力端子は、信号
線94に接続されており、比較器9oの比較出力が反転
入力される。従って、フリップ70ツブ110がセット
状態となっているときに、回転装置の回転数が低下して
基準パルスカウント値がヒステリシス基準値に達すると
、上記したように比較出力がLOWレベルに反転するの
で、反転入力端子で反転されたANDゲートの入力レベ
ルはHIGHレベルとなり、AND条件が成立するので
、HIGHレベルのゲート出力が発生する。ANDゲー
ト114の出力端子は、フリップフロップ110のリセ
ット入力端子に接続されているの3 4 で、ANDゲート114のゲート出力がHIGHレベル
に立ち上がると、フリップフロップ】10のリセット入
力端子の入力レベルがHIGHレベルとなるので、フリ
ップフロップ+10はリセットされる。
フリップフロップ110のリセットにより、回転装置の
停止状態が解除され、回転装置は再始動される。
[発 明 の 効 果] 上記のように本発明によれば、回転装置の異常回転検出
により、運転を停止したのち、ヒステリシス基準値を下
回る回転数を検出して、自動的に装置を再始動するよう
に構成したので、従来のように再始動時に回転装置を初
期設定しなおす必要がなく、装置の再始動に要する時間
を大幅に削減することが可能となる。ことに、回転数の
異常回転が一過性のものであり。再始動後の回転装置が
正常に運転される場合には、本発明の効果は多大である
なお、回転装置の回転異常が再発した場合、又は頻発す
る場合には、回転装置を手動操作により停止することが
出来る。
また、上記の説明においては、第1図、第2図及び第3
図に本発明を実施するための実施例を示したが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではなく、本発明の
実施し得るいかなる構成をも包含するものである。例え
ば、上記の説明においては、本発明を回転装置の回転数
を示す周波数信号を検出して、この周波数に関して異常
回転数を検出するように構成しているが、本発明におい
て異常回転数の検出に用いる信号形式は周波数信号のみ
ではなく、電圧信号、電流信号、二値化信号等のいかな
る信号形式をも用いることが出来るものである。さらに
、上記の説明においては、本発明の速度異常検出を回転
装置の回転数異常の検出に関して説明したが、本発明に
おける速度異常検出の対象は、回転装置ばかりではなく
、許容最大速度以下の速度領域において運転することを
要するすべての装置における速度異常の検出に用いるこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第一実施例の構成による速度異常検
出装置の概略を示すブロック図、第2図は、本発明の第
二実施例の構成による速度異常検出装置のブロック図、
第3図は、第2図の装置の動作を示すフローチャート、
第4図は、本発明の第三実施例による速度異常検出装置
のブロック図である。 10・・・周波数検出手段 16・・・比較手段 24・・・識別手段 64・・・回転検出器 68・・・パルスカウンタ 72・・・比較器 78・・・基準パルスカウンタ 82・・・基準パルス発生器 90・・・比較器 96・・・シフトレジスタ 100・・・フリップフロップ 7 −−−一−−−−−−−−−−−−1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)被制御装置の動作速度を示す速度検出信号の信号
    値を当該被制御装置の許容最大速度に対応する第一の基
    準値と比較し、 前記速度検出信号の信号値が前記第一の基準値を越えた
    時に、これを検出して速度異常信号を発生するとともに
    、 前記速度異常信号発生時に前記速度検出信号を前記第一
    の基準値よりも小さい第二の基準値と比較して、前記速
    度検出信号の信号値が前記第二の基準値以下となったと
    きに、これを検出して前記速度異常信号を消去するよう
    にしたことを特徴とする速度異常検出方法。(2)被制
    御装置の動作速度に応じて周波数が変化する速度検出信
    号を当該被制御装置の許容最大速度に対応する第一周波
    数に設定された第一の基準周波数と比較し、 前記速度検出信号の周波数が前記第一の基準周波数を越
    えた時に、これを検出して速度異常信号を発生するとと
    もに、 前記速度異常信号発生時に前記速度検出信号を前記第一
    の基準周波数よりもよりも低い第二の周波数に設定され
    た第二の基準周波数と比較して、前記速度検出信号の周
    波数がが前記第二の基準周波数以下となったときに、こ
    れを検出して前記速度異常信号を消去するようにしたこ
    とを特徴とする速度異常検出方法。 (3)被制御装置の動作速度を検出して検出速度を示す
    速度検出信号を発生する速度検出手段と、前記速度検出
    信号の信号値を当該被制御装置の許容最大速度に対応す
    る第一の基準値と比較し、前記速度検出信号の信号値が
    前記第一の基準値を越えた時に、これを検出して速度異
    常信号を発生するとともに、前記速度異常信号発生時に
    前記速度検出信号を前記第一の基準値よりも小さい第二
    の基準値と比較して、前記速度検出信号の信号値が前記
    第二の基準値以下となったときに、これを検出して前記
    速度異常信号を消去する信号処理手段とによって構成し
    たことを特徴とする速度異常検出装置。 (4)回転装置の角速度を検出して検出角速度を示す速
    度検出信号を発生する速度検出手段と、前記速度検出信
    号の信号値を前記回転装置の許容最大角速度に対応する
    第一の基準値と比較し、前記速度検出信号の信号値が前
    記第一の基準値を越えた時に、これを検出して速度異常
    信号を発生するとともに、前記速度異常信号発生時に前
    記速度検出信号を前記第一の基準値よりも小さい第二の
    基準値と比較して、前記速度検出信号の信号値が前記第
    二の基準値以下となったときに、これを検出して前記速
    度異常信号を消去する信号処理手段とによって構成した
    ことを特徴とする速度異常検出装置。 (5)リセット信号によってリセットされるとともに、
    前記リセット信号の発生間隔内において、回転装置の回
    転角速度に応じて周波数を変化させるパルス信号をカウ
    ントし、カウント値を示す第一のカウンタ信号を発生す
    る第一のカウンタと、前記第一のカウント信号のカウン
    ト値と第一の基準値を比較して、前記第一のカウンタ信
    号の示すカウント値が前記第一の基準値に一致した時に
    前記のリセット信号を発生する第一の比較器と、前記リ
    セット信号によってリセットされるとともに、前記リセ
    ット信号の発生間隔内において、所定周期で発生される
    基準パルスをカウントして、カウント値を示す第二のカ
    ウンタ信号を発生する第二のカウンタと、 前記第二のカウンタ信号の示すカウント値を第二及び第
    三の基準値と比較し、前記リセット信号発生時点におい
    て前記第二のカウンタ信号のカウント値が前記第二の基
    準値以下となっている場合には速度異常信号を発生し、
    前記速度異常信号発生後に、前記第二のカウンタ信号の
    カウント値が前記第三の基準値以上となった時に、前記
    速度異常信号の発生を停止する第二の比較手段とによっ
    て構成したことを特徴とする速度異常検出装置。
JP27958589A 1989-10-26 1989-10-26 異常速度検出装置 Pending JPH03140870A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001264118A (ja) * 2000-02-28 2001-09-26 Schneider Electric Ind Sa 回転監視装置

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JP2001264118A (ja) * 2000-02-28 2001-09-26 Schneider Electric Ind Sa 回転監視装置

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