JPH03140649A - 振動防止装置 - Google Patents
振動防止装置Info
- Publication number
- JPH03140649A JPH03140649A JP27614189A JP27614189A JPH03140649A JP H03140649 A JPH03140649 A JP H03140649A JP 27614189 A JP27614189 A JP 27614189A JP 27614189 A JP27614189 A JP 27614189A JP H03140649 A JPH03140649 A JP H03140649A
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- Pending
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 3
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 abstract description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 18
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は長大橋主塔、高層ビル、煙突などの構造物並び
に船舶などの水平振動を防止するための装置に関するも
のである。
に船舶などの水平振動を防止するための装置に関するも
のである。
[従来の技術]
従来塔状構造物の振動を防止するために使用される割振
装置としては、特公昭63−60254号公報に開示さ
れた振り子式動吸振器がある。第4図はその振り子式動
吸振器の斜視図で、図中1は支持フレーム、2は線ヒン
ジ、3は側板、4は重錘、5は減衰器である。
装置としては、特公昭63−60254号公報に開示さ
れた振り子式動吸振器がある。第4図はその振り子式動
吸振器の斜視図で、図中1は支持フレーム、2は線ヒン
ジ、3は側板、4は重錘、5は減衰器である。
この動吸振器は、制振すべき構造物の頂部またはその近
傍に固着された支持フレーム1と、該支持フレーム1に
制御すべき振動方向に直角に上端部を線ヒンジ2を介し
て揺動自在に吊着された互いに対向する複数個の側板3
と、該側板の下部に装着された重錘4と、相隣る2枚の
側板間に介在して両者を連結する減衰器5とから構成さ
れている。なお上記減衰器5は複数個の粘弾性ダンパを
鉛直方向に積層してなるものである。
傍に固着された支持フレーム1と、該支持フレーム1に
制御すべき振動方向に直角に上端部を線ヒンジ2を介し
て揺動自在に吊着された互いに対向する複数個の側板3
と、該側板の下部に装着された重錘4と、相隣る2枚の
側板間に介在して両者を連結する減衰器5とから構成さ
れている。なお上記減衰器5は複数個の粘弾性ダンパを
鉛直方向に積層してなるものである。
上記動吸振器は、振り子の長さで定まる振り子の振動周
期を構造物の固有周期に同調させて使用する。構造物の
振動は、振り子の運動を介して減衰器5に剪断変形を生
ぜしめ、これにより運動エネルギは熱エネルギに変換さ
れて振動系の外部に放散されるため、構造物の振動は速
やかに減衰するのである。
期を構造物の固有周期に同調させて使用する。構造物の
振動は、振り子の運動を介して減衰器5に剪断変形を生
ぜしめ、これにより運動エネルギは熱エネルギに変換さ
れて振動系の外部に放散されるため、構造物の振動は速
やかに減衰するのである。
従来の動吸振器はこのように機能するのである。
[発明が解決しようとする課題]
ところで上記動吸振器は、装置の振動周期を振り子長に
よってのみ調節するため、固有周期の長い構造物に使用
する場合振り子長が長くなる。そのためスペースに制限
のある場合、動吸振器の取付けに困難を伴うこととなる
。
よってのみ調節するため、固有周期の長い構造物に使用
する場合振り子長が長くなる。そのためスペースに制限
のある場合、動吸振器の取付けに困難を伴うこととなる
。
本発明は従来装置の上記問題点を解消するためになされ
たもので、固有周期の長い構造物に対しても容易に設置
できるようなコンパクトな動吸振器を提供しようとする
ものである。
たもので、固有周期の長い構造物に対しても容易に設置
できるようなコンパクトな動吸振器を提供しようとする
ものである。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するため、本発明に係る動吸振器は、構
造物に揺動自在に係着された複数個の支柱にねじりばね
を介して重錘を連結し、支柱と重錘とを連結する減衰器
を備えた。
造物に揺動自在に係着された複数個の支柱にねじりばね
を介して重錘を連結し、支柱と重錘とを連結する減衰器
を備えた。
[作用]
構造物に装着された上記動吸振器が構造物の振動に応じ
て振動する際、上記支柱と鉛直軸とのなす角度に応じて
、ねじりばねに復元力が発生し、その固有周期は次式で
与えられる。
て振動する際、上記支柱と鉛直軸とのなす角度に応じて
、ねじりばねに復元力が発生し、その固有周期は次式で
与えられる。
ここで T :固を周期
ΣK :ねじりばね定数の総和
θ
W :ffi錘重全
重量 :支柱の長さ
g :重力の加速度
したがって上記振動系において、振動系の振動周期を構
造物の固有周期に同調させて設定する際、ねじりばねの
定数Σに、を適当に設定することにより、支柱の長さ1
はいかようにも定めることができる。すなわち取付はス
ペースに制約があっても、その制約内に収めることが可
能となる。
造物の固有周期に同調させて設定する際、ねじりばねの
定数Σに、を適当に設定することにより、支柱の長さ1
はいかようにも定めることができる。すなわち取付はス
ペースに制約があっても、その制約内に収めることが可
能となる。
[発明の実施例]
第1図は本発明の一実施例を示す動吸振器の(a)は正
面図、(b)は側面図、第2図は動作の説明図で、図中
5は減衰器、10は支柱、11は重錘、12はねじりば
ね、13は構造物、14は支点、15は復元力である。
面図、(b)は側面図、第2図は動作の説明図で、図中
5は減衰器、10は支柱、11は重錘、12はねじりば
ね、13は構造物、14は支点、15は復元力である。
図に示すように、上記動吸振器は、制振すべき構造物1
3に回転自在な支点14により支持された複数個の支柱
10と、支柱10にねじりばね12を介して回転自在に
取付けられた重錘11と、支柱および重錘の運動エネル
ギを熱エネルギに変換する減衰器5とから構成されてい
る。
3に回転自在な支点14により支持された複数個の支柱
10と、支柱10にねじりばね12を介して回転自在に
取付けられた重錘11と、支柱および重錘の運動エネル
ギを熱エネルギに変換する減衰器5とから構成されてい
る。
構造物13が振動すると、支柱10は支点14を軸に左
右に振動して振り子として揺動し、支柱10にねじりば
ね12を介して連結された重錘11も振動する。このと
き前述のように支柱10が鉛直線となす角度τに応じて
、ねじりばねに復元力15が発生する。前述したように
、この振動系の振動周期を構造物の固有周期に同調させ
るに当たって、支柱10の長さは、ねじりばね12のば
ね定数を適宜定めることにより、どのようにも定めるこ
とができるので、設置スペースに制約があってもその制
約内に収めることが可能となる。
右に振動して振り子として揺動し、支柱10にねじりば
ね12を介して連結された重錘11も振動する。このと
き前述のように支柱10が鉛直線となす角度τに応じて
、ねじりばねに復元力15が発生する。前述したように
、この振動系の振動周期を構造物の固有周期に同調させ
るに当たって、支柱10の長さは、ねじりばね12のば
ね定数を適宜定めることにより、どのようにも定めるこ
とができるので、設置スペースに制約があってもその制
約内に収めることが可能となる。
なお支柱10で囲まれた空間内に重錘11を配置して設
置スペースを必要最小限にすることができる。
置スペースを必要最小限にすることができる。
またねじりばねなどの重量も、動吸振器の慣性質量に加
算できるため、重錘そのものも小形化することが可能と
なる。
算できるため、重錘そのものも小形化することが可能と
なる。
さらに減衰器5の取付は位置も本実施例の位置に限るも
のでなく、第3図(a)にみるように、重錘と構造物と
の間に装着してもよく、同図(b)に示すように、支柱
10と構造物との間に取付けてもよい。
のでなく、第3図(a)にみるように、重錘と構造物と
の間に装着してもよく、同図(b)に示すように、支柱
10と構造物との間に取付けてもよい。
[発明の効果コ
本発明は動吸振器を、構造物に揺動自在に係着された複
数個の支柱と、該支柱にねじりばねを介して取付けられ
た重錘と、上記支柱または重錘に装着された減衰器とよ
り構成したので、動吸振器を小型化するとともに、取付
はスペースの制約を受けることなくどの構造物にも取付
は得るようになった。
数個の支柱と、該支柱にねじりばねを介して取付けられ
た重錘と、上記支柱または重錘に装着された減衰器とよ
り構成したので、動吸振器を小型化するとともに、取付
はスペースの制約を受けることなくどの構造物にも取付
は得るようになった。
第1図は本発明の一実施例である動吸振器の(a)は正
面図、(b)は側面図、第2図はその動作の説明図、第
3図は減衰器の取付は位置を示す他の実施例の正面図、
第4図は従来の動吸振器の斜視図である。 図中5は減衰器、10は支柱、11は重錘、12はねじ
りばね、13は構造物、14は支点、15は復元力であ
る。
面図、(b)は側面図、第2図はその動作の説明図、第
3図は減衰器の取付は位置を示す他の実施例の正面図、
第4図は従来の動吸振器の斜視図である。 図中5は減衰器、10は支柱、11は重錘、12はねじ
りばね、13は構造物、14は支点、15は復元力であ
る。
Claims (3)
- (1)構造物に揺動自在に支持された複数個の支柱と、 該支柱に回転自在に係着された重錘と、 上記支柱と重錘とを連結するねじりばね及び減衰器と を備えてなる ことを特徴とする振動防止装置。
- (2)上記振動防止装置の固有周期の設定に当たって、
上記ねじりばねのばね定数を適宜設定することにより、
上記支柱の長さを所定長さに選択し得る ことを特徴とする請求項1に記載の振動防止装置。 - (3)上記減衰器が、上記支柱と構造物または上記重錘
と構造物とを連結する ことを特徴とする請求項1に記載の振動防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27614189A JPH03140649A (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 振動防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27614189A JPH03140649A (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 振動防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03140649A true JPH03140649A (ja) | 1991-06-14 |
Family
ID=17565347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27614189A Pending JPH03140649A (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 振動防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03140649A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2072191A1 (de) * | 2007-12-17 | 2009-06-24 | HILTI Aktiengesellschaft | Handwerkzeugmaschine |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS622031A (ja) * | 1985-06-25 | 1987-01-08 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 片持ち式動吸振器 |
JPS6246042A (ja) * | 1985-08-22 | 1987-02-27 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | ばね付振子式動吸振器 |
-
1989
- 1989-10-25 JP JP27614189A patent/JPH03140649A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS622031A (ja) * | 1985-06-25 | 1987-01-08 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 片持ち式動吸振器 |
JPS6246042A (ja) * | 1985-08-22 | 1987-02-27 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | ばね付振子式動吸振器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2072191A1 (de) * | 2007-12-17 | 2009-06-24 | HILTI Aktiengesellschaft | Handwerkzeugmaschine |
US8051922B2 (en) | 2007-12-17 | 2011-11-08 | Hilti Aktiengesellschaft | Hand-held power tool with vibration compensator |
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