JPH0314019Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0314019Y2 JPH0314019Y2 JP12518085U JP12518085U JPH0314019Y2 JP H0314019 Y2 JPH0314019 Y2 JP H0314019Y2 JP 12518085 U JP12518085 U JP 12518085U JP 12518085 U JP12518085 U JP 12518085U JP H0314019 Y2 JPH0314019 Y2 JP H0314019Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core tube
- welding
- pole face
- solenoid
- armature
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 26
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 8
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 5
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、流体回路の開閉や切換に使用する
直動形電磁弁等の弁体を駆動する電磁弁ソレノイ
ドに関し、特にそのコアチユーブとその両端に接
合されるポールフエイス及びコアチユーブエンド
との固着及びシール構造に関する。
直動形電磁弁等の弁体を駆動する電磁弁ソレノイ
ドに関し、特にそのコアチユーブとその両端に接
合されるポールフエイス及びコアチユーブエンド
との固着及びシール構造に関する。
従来の電磁弁ソレノイドは、例えば実開昭60−
52479号公報にも見られるように、第4図に示す
ように構成されている。
52479号公報にも見られるように、第4図に示す
ように構成されている。
この電磁弁ソレノイド1は、ハウジング2内に
ボビン3に巻回されてモールドされた電磁コイル
4と、この電磁コイル4を嵌挿する円筒状のコア
チユーブ5と、その両端に嵌合されたポールフエ
イス(固定鉄心)6及びコアチユーブエンド7
と、コアチユーブ5内を摺動するアマチユア(可
動鉄心)8と、このアマチユア8に固設されポー
ルフエイス6を貫通して弁本体10の弁体(スプ
ール)11を駆動するプツシユロツド9を備えて
いる。
ボビン3に巻回されてモールドされた電磁コイル
4と、この電磁コイル4を嵌挿する円筒状のコア
チユーブ5と、その両端に嵌合されたポールフエ
イス(固定鉄心)6及びコアチユーブエンド7
と、コアチユーブ5内を摺動するアマチユア(可
動鉄心)8と、このアマチユア8に固設されポー
ルフエイス6を貫通して弁本体10の弁体(スプ
ール)11を駆動するプツシユロツド9を備えて
いる。
なお、コアチユーブエンド7には、手動でアマ
チユア8を摺動させるためのプツシユピン12を
嵌挿している。
チユア8を摺動させるためのプツシユピン12を
嵌挿している。
この電磁弁ソレノイド1は、ボルト13によつ
てリング14を介して弁本体10に固定される。
てリング14を介して弁本体10に固定される。
15,16,17はシーリング用のOリングで
ある。
ある。
なお、ポールフエイス6、コアチユーブエンド
7及びアマチユア8には硅素鋼等の磁性材を使用
するが、コアチユーブ5には不銹鋼等の非磁性材
を使用する。これは、コアチユーブ9が電磁コイ
ル4の励磁によつて発生する磁束のバイパス磁路
となつて、ポールフエイス6とアマチユア8間の
有効磁束を減らさないようにするためである。
7及びアマチユア8には硅素鋼等の磁性材を使用
するが、コアチユーブ5には不銹鋼等の非磁性材
を使用する。これは、コアチユーブ9が電磁コイ
ル4の励磁によつて発生する磁束のバイパス磁路
となつて、ポールフエイス6とアマチユア8間の
有効磁束を減らさないようにするためである。
また、コアチユーブ5内には弁本体10側から
の油を流入して充満するため、コアチユーブ5の
両端とポールフエイス6及びコアチユーブエンド
7との嵌合部18,19は、シーリングの必要性
からそれぞれ全周にわたつて溶接(以下「全周溶
接」と称し、溶接部をa,bで示す)していた。
の油を流入して充満するため、コアチユーブ5の
両端とポールフエイス6及びコアチユーブエンド
7との嵌合部18,19は、シーリングの必要性
からそれぞれ全周にわたつて溶接(以下「全周溶
接」と称し、溶接部をa,bで示す)していた。
しかしながら、このような従来の電磁弁ソレノ
イドにあつては、コアチユーブ5の前後両端をそ
れぞれ全周溶接によつてポールフエイス6及びコ
アチユーブエンド7と接合固着していたため、次
のような問題点があつた。
イドにあつては、コアチユーブ5の前後両端をそ
れぞれ全周溶接によつてポールフエイス6及びコ
アチユーブエンド7と接合固着していたため、次
のような問題点があつた。
(1) 溶接時間が長くかかり、溶接効率が悪い。
(2) 溶接作業を行う際にコアチユーブの両端にポ
ールフエイスとコアチユーブエンドを嵌合した
ワークを1箇づつ回転する必要があるため、複
雑で大仕掛けの治具を要する。
ールフエイスとコアチユーブエンドを嵌合した
ワークを1箇づつ回転する必要があるため、複
雑で大仕掛けの治具を要する。
(3) 溶接コストが高い。
この考案は、これらの問題点を解決することを
目的とする。
目的とする。
この考案は、上述のような電磁ソレノイドにお
いて、コアチユーブの両端とポールフエイス及び
コアチユーブエンドとの嵌合部を、それぞれ全周
の一部において溶接(以下「部分溶接」という)
すると共に、その各嵌合部の溶接部の近傍内側に
それぞれOリングを嵌挿してシーリングを施すこ
とによつて、従来の問題点を解決したものであ
る。
いて、コアチユーブの両端とポールフエイス及び
コアチユーブエンドとの嵌合部を、それぞれ全周
の一部において溶接(以下「部分溶接」という)
すると共に、その各嵌合部の溶接部の近傍内側に
それぞれOリングを嵌挿してシーリングを施すこ
とによつて、従来の問題点を解決したものであ
る。
コアチユーブの両端とポールフエイス及びコア
チユーブエンドとの嵌合部は、部分溶接によつて
固着され、Oリングによつてシールされるため、
溶接が容易になり且つシール性も確保される。
チユーブエンドとの嵌合部は、部分溶接によつて
固着され、Oリングによつてシールされるため、
溶接が容易になり且つシール性も確保される。
以下、添付図面を参照して、この考案の実施例
を説明する。
を説明する。
第1図は、この考案の一実施例を示す縦断面図
であつて、第4図に示した従来例と対応する部分
には同一符号を付してあり、それらの説明は省略
する。
であつて、第4図に示した従来例と対応する部分
には同一符号を付してあり、それらの説明は省略
する。
この実施例では、コアチユーブ5の前方端とポ
ールフエイス6との嵌合部18と、コアチユーブ
5の後方端とコアチユーブエンド7との嵌合部1
9における接合を夫々前周溶接せずに部分溶接
(溶接部をc〜fで示す)によつて行う点で従来
と異つている。
ールフエイス6との嵌合部18と、コアチユーブ
5の後方端とコアチユーブエンド7との嵌合部1
9における接合を夫々前周溶接せずに部分溶接
(溶接部をc〜fで示す)によつて行う点で従来
と異つている。
そして、この部分溶接で固着する各嵌合部1
8,19の溶接部a〜fの近傍内側に、Oリング
20,21を嵌挿することによつてシーリングを
施し、コアチユーブ5内と外部との密封性を確保
する。
8,19の溶接部a〜fの近傍内側に、Oリング
20,21を嵌挿することによつてシーリングを
施し、コアチユーブ5内と外部との密封性を確保
する。
部分溶接は、例えばコアチユーブ5とコアチユ
ーブエンド7との部分溶接部を第2図の横断面図
に示すように、両者の嵌合部19の全周のうち略
1/4を溶接して溶接部eを形成し、つぎにこの溶
接部eの反対側のほぼ1/4を溶接して溶接部fを
形成するもので、強度が充分であれば1/4以下で
あつても差支えなく、2箇所に限らず3箇所以上
に分けて部分的に溶接してもよく、またスポツト
溶接によつてもよい。
ーブエンド7との部分溶接部を第2図の横断面図
に示すように、両者の嵌合部19の全周のうち略
1/4を溶接して溶接部eを形成し、つぎにこの溶
接部eの反対側のほぼ1/4を溶接して溶接部fを
形成するもので、強度が充分であれば1/4以下で
あつても差支えなく、2箇所に限らず3箇所以上
に分けて部分的に溶接してもよく、またスポツト
溶接によつてもよい。
このような部分溶接を行う方法としては、溶接
部があまり高熱にならないように、電子ビーム溶
接によるのが望ましい。
部があまり高熱にならないように、電子ビーム溶
接によるのが望ましい。
第3図は、電子ビーム溶接によつて部分溶接を
行なう場合の模式的説明図であり、コアチユーブ
5の両端にポールフエイス6及びコアチユーブエ
ンド7を嵌入した状態の多数のワークWを、真空
の電子ビーム室22内でワーク取付台23上に整
列して並べておいて、上部から電子ビームEBを
照射し、ワーク取付台23を移動用レール24,
25に沿つてX,Y方向に移動させることによつ
て、先ず上側の溶接部c,eを順々に溶接し、次
に各ワークWを裏返しにして下側の溶接部d,f
を溶接する。
行なう場合の模式的説明図であり、コアチユーブ
5の両端にポールフエイス6及びコアチユーブエ
ンド7を嵌入した状態の多数のワークWを、真空
の電子ビーム室22内でワーク取付台23上に整
列して並べておいて、上部から電子ビームEBを
照射し、ワーク取付台23を移動用レール24,
25に沿つてX,Y方向に移動させることによつ
て、先ず上側の溶接部c,eを順々に溶接し、次
に各ワークWを裏返しにして下側の溶接部d,f
を溶接する。
したがつて、治具(ワーク取付台23)はワー
クWを並べて置くための位置決め用のものがあれ
ばよく、極めて簡単なものでよい。
クWを並べて置くための位置決め用のものがあれ
ばよく、極めて簡単なものでよい。
Oリング20は、ポールフエイス6のコアチユ
ーブ5との嵌合部18に形成された円周溝に嵌入
され、Oリング21は、コアチユーブエンド7の
コアチユーブ5との嵌合部19に形成された円周
溝に嵌入されてそれぞれ保持される。なお、Oリ
ング20はポールフエイス6の磁路面積を減らす
ことのないよう極力細い径のものを使用するよう
にする。
ーブ5との嵌合部18に形成された円周溝に嵌入
され、Oリング21は、コアチユーブエンド7の
コアチユーブ5との嵌合部19に形成された円周
溝に嵌入されてそれぞれ保持される。なお、Oリ
ング20はポールフエイス6の磁路面積を減らす
ことのないよう極力細い径のものを使用するよう
にする。
以上説明してきたように、この考案による電磁
弁ソレノイドは、コアチユーブの両端とポールフ
エイス及びコアチユーブエンドとの嵌合部を全周
溶接せずに部分溶接によつて固着し、Oリングを
併用することによつてシール性を確保するように
したので、溶接時間が短縮され、作業工数も減少
し、溶接治具も簡略化できるため低コストで製作
が可能になる。
弁ソレノイドは、コアチユーブの両端とポールフ
エイス及びコアチユーブエンドとの嵌合部を全周
溶接せずに部分溶接によつて固着し、Oリングを
併用することによつてシール性を確保するように
したので、溶接時間が短縮され、作業工数も減少
し、溶接治具も簡略化できるため低コストで製作
が可能になる。
第1図はこの考案の一実施例を示す縦断面図、
第2図は第1図にA−A線に沿う断面図、第3図
は電子ビーム溶接によつて部分溶接を行なう場合
の模式的説明図、第4図は従来の電磁弁ソレノイ
ドの一例を示す縦断面図である。 1……電磁弁ソレノイド、2……ハウジング、
3……ボビン、4……電磁コイル、5……コアチ
ユーブ、6……ポールフエイス(固定鉄心)、7
……コアチユーブエンド、8……アマチユア(可
動鉄心)、9……プツシユロツド、10……弁本
体、12……プツシユピン、15〜17……Oリ
ング、18,19……嵌合部、20,21……O
リング、c〜f……溶接部。
第2図は第1図にA−A線に沿う断面図、第3図
は電子ビーム溶接によつて部分溶接を行なう場合
の模式的説明図、第4図は従来の電磁弁ソレノイ
ドの一例を示す縦断面図である。 1……電磁弁ソレノイド、2……ハウジング、
3……ボビン、4……電磁コイル、5……コアチ
ユーブ、6……ポールフエイス(固定鉄心)、7
……コアチユーブエンド、8……アマチユア(可
動鉄心)、9……プツシユロツド、10……弁本
体、12……プツシユピン、15〜17……Oリ
ング、18,19……嵌合部、20,21……O
リング、c〜f……溶接部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ハウジング内にモールドされた電磁コイルと、
この電磁コイルを嵌挿する円筒状のコアチユーブ
と、該コアチユーブの両端に嵌合されたポールフ
エイス及びコアチユーブエンドと、前記コアチユ
ーブ内を摺動するアマチユアと、該アマチユアに
固定され、前記ポールフエイスを貫通して弁体を
駆動するプツシユロツドとを備え、前記コアチユ
ーブ内に油が満たされる電磁弁ソレノイドにおい
て、 前記コアチユーブの両端とポールフエイス及び
コアチユーブエンドとの嵌合部をそれぞれ全周の
一部において溶接すると共に、その各嵌合部の溶
接部の近傍内側にそれぞれOリングを嵌挿してシ
ーリングを施したことを特徴とする電磁弁ソレノ
イド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12518085U JPH0314019Y2 (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12518085U JPH0314019Y2 (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6234407U JPS6234407U (ja) | 1987-02-28 |
JPH0314019Y2 true JPH0314019Y2 (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=31017860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12518085U Expired JPH0314019Y2 (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0314019Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010000771A1 (de) * | 2010-01-11 | 2011-07-14 | Robert Bosch GmbH, 70469 | Magnetventil mit einer Kernhülse und Verfahren zu deren Verschweißung |
-
1985
- 1985-08-16 JP JP12518085U patent/JPH0314019Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6234407U (ja) | 1987-02-28 |
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