JPH03140008A - 超音波遅延線 - Google Patents
超音波遅延線Info
- Publication number
- JPH03140008A JPH03140008A JP28054089A JP28054089A JPH03140008A JP H03140008 A JPH03140008 A JP H03140008A JP 28054089 A JP28054089 A JP 28054089A JP 28054089 A JP28054089 A JP 28054089A JP H03140008 A JPH03140008 A JP H03140008A
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- JP
- Japan
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- ultrasonic delay
- characteristic
- signal
- delay line
- ultrasonic
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はカラーTV、ビデオ等の映像信号の分離(映像
信号とは色信号であるC信号と輝度信号であるY信号で
あり、上記信号分離を以降Y−C分離と称す)に用いる
超音波遅延線に関するものである。
信号とは色信号であるC信号と輝度信号であるY信号で
あり、上記信号分離を以降Y−C分離と称す)に用いる
超音波遅延線に関するものである。
従来の技術
近年、カラーTV、VTR等の映像機器は高画質化を図
るためにY−C分離方式を採用し、この方式に超音波遅
延線を用いている。以下にY−C分離回路の一例と、こ
れに用いる超音波遅延線について説明する。第2図は従
来のY−C分離回路の概略ブロック図である。第2図に
おいて、lは通過帯域フィルタ、2は超音波遅延線、3
,4は超音波遅延線2の出力信号にレベルと位相を合わ
せるためのインピーダンス、5は映像信号入力端子、6
はC信号出力端子、7はY信号出力端子である。
るためにY−C分離方式を採用し、この方式に超音波遅
延線を用いている。以下にY−C分離回路の一例と、こ
れに用いる超音波遅延線について説明する。第2図は従
来のY−C分離回路の概略ブロック図である。第2図に
おいて、lは通過帯域フィルタ、2は超音波遅延線、3
,4は超音波遅延線2の出力信号にレベルと位相を合わ
せるためのインピーダンス、5は映像信号入力端子、6
はC信号出力端子、7はY信号出力端子である。
以上のように構成されたY−C分離回路について、その
動作原理を説明する。まず、映像信号入力端子5より印
加された映像信号は、通過帯域フィルタ1と超音波遅延
線2の出力信号にレベル、位相を合わせるためのインピ
ーダンス4に分岐される。そして、通過帯域フィルタ1
によりC信号と二部のY信号が通過する。そして、この
通過した信号は超音波遅延線2と、この超音波遅延線2
の出力信号にレベル、位相を合わせるためのインピーダ
ンス3に分岐され、インピーダンス3と超音波遅延線2
を通過した信号を加算(あるいは減算)することにより
、C信号のみC信号出力端子6より取出すことができる
。一方、インビーダンス4を通過した信号と超音波遅延
線2の出力を減算(あるいは加算)することにより、Y
信号のみY信号出力端子7から取出すことができるので
ある。
動作原理を説明する。まず、映像信号入力端子5より印
加された映像信号は、通過帯域フィルタ1と超音波遅延
線2の出力信号にレベル、位相を合わせるためのインピ
ーダンス4に分岐される。そして、通過帯域フィルタ1
によりC信号と二部のY信号が通過する。そして、この
通過した信号は超音波遅延線2と、この超音波遅延線2
の出力信号にレベル、位相を合わせるためのインピーダ
ンス3に分岐され、インピーダンス3と超音波遅延線2
を通過した信号を加算(あるいは減算)することにより
、C信号のみC信号出力端子6より取出すことができる
。一方、インビーダンス4を通過した信号と超音波遅延
線2の出力を減算(あるいは加算)することにより、Y
信号のみY信号出力端子7から取出すことができるので
ある。
第1図はY−C分離回路に用いる一般的な超音波遅延線
の構造例である。第1図において、8はガラス等の超音
波遅延媒体、9は電極、10は入力用電気−機械変換素
子(トランスジューサ)、11は電極、12は半田ある
いは接着剤、13は出力用トランスジューサ、14は電
極、15は超音波の不要振動を吸収するためのエポキシ
系樹脂から成る不要反射吸収材、16は信号電圧印加用
のリード線、17はY信号(あるいはC信号)取出し用
リード線、18はC信号(あるいはY信号)取出し用リ
ード線である。この超音波遅延線の動作原理は、信号印
加用リード線16に信号電圧を印加することにより、入
力用トランスジューサ10が励振され、超音波遅延媒体
8に超音波を放射する。この超音波は超音波遅延媒体8
の内部および表面を横波(SH波)として伝播し、ある
一定の遅延時間を持って出力用トランスジューサ13に
到達し振動する。この信号を遅延電気信号としてY信号
(あるいはC信号)取出し用リード線17とC信号(あ
るいはY信号)取出し用リード線18より取出すもので
ある。従来、トランスジューサ10.13は同一圧電材
料で同一寸法のものを使用してきたため、通過帯域特性
1群遅延特性が制約されてきた。
の構造例である。第1図において、8はガラス等の超音
波遅延媒体、9は電極、10は入力用電気−機械変換素
子(トランスジューサ)、11は電極、12は半田ある
いは接着剤、13は出力用トランスジューサ、14は電
極、15は超音波の不要振動を吸収するためのエポキシ
系樹脂から成る不要反射吸収材、16は信号電圧印加用
のリード線、17はY信号(あるいはC信号)取出し用
リード線、18はC信号(あるいはY信号)取出し用リ
ード線である。この超音波遅延線の動作原理は、信号印
加用リード線16に信号電圧を印加することにより、入
力用トランスジューサ10が励振され、超音波遅延媒体
8に超音波を放射する。この超音波は超音波遅延媒体8
の内部および表面を横波(SH波)として伝播し、ある
一定の遅延時間を持って出力用トランスジューサ13に
到達し振動する。この信号を遅延電気信号としてY信号
(あるいはC信号)取出し用リード線17とC信号(あ
るいはY信号)取出し用リード線18より取出すもので
ある。従来、トランスジューサ10.13は同一圧電材
料で同一寸法のものを使用してきたため、通過帯域特性
1群遅延特性が制約されてきた。
発明が解決しようとする課題
上記のY−C分離回路に使用してきた超音波遅延線は、
狭帯域特性の超音波遅延線を用いるとリンギング特性は
良化するが、テレビ画面の色と色の境い目にドツトが発
生し、明瞭な輪郭が得られない。反対に、広帯域の超音
波遅延線を用いる色と色の境い目は明瞭になるが、リン
ギングが悪化するという相反する問題があった。
狭帯域特性の超音波遅延線を用いるとリンギング特性は
良化するが、テレビ画面の色と色の境い目にドツトが発
生し、明瞭な輪郭が得られない。反対に、広帯域の超音
波遅延線を用いる色と色の境い目は明瞭になるが、リン
ギングが悪化するという相反する問題があった。
本発明は従来の超音波遅延線の問題点を解決するもので
、リンギング特性の良好な広帯域超音波遅延線を提供す
ることを目的とするものである。
、リンギング特性の良好な広帯域超音波遅延線を提供す
ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段
この問題点を解決するために本発明は、超音波遅延媒体
に貼り合わせる入出力2枚のトランスジユーザとして共
振尖鋭度Qが2桁のものと3桁以上の異種材料を用いた
構成のものである。
に貼り合わせる入出力2枚のトランスジユーザとして共
振尖鋭度Qが2桁のものと3桁以上の異種材料を用いた
構成のものである。
作用
本発明の遅延媒体により、群遅延特性が平坦となるもの
が実現でき、これにより、リンギング特性の良好な広帯
域超音波遅延線を得るこ七ができる。
が実現でき、これにより、リンギング特性の良好な広帯
域超音波遅延線を得るこ七ができる。
実施例
以下、本発明の実施例について説明するが、Y−C分離
回路および超音波遅延線の全体構成例は第2図、第1図
と同様であるので説明を省略する。
回路および超音波遅延線の全体構成例は第2図、第1図
と同様であるので説明を省略する。
一般に共振尖鋭度Qが100以下のトランスジューサは
広帯域の超音波遅延線を得るために、100以上のもの
は狭帯域の超音波遅延線を得るために用いられてきた。
広帯域の超音波遅延線を得るために、100以上のもの
は狭帯域の超音波遅延線を得るために用いられてきた。
そして、Y−C分層用の超音波遅延線としては、従来リ
ンギング特性を重視してきたために狭帯域の超音波遅延
線を使用してきたが、上述したように色と色の境い目に
ドツトが発生するという欠点があった。
ンギング特性を重視してきたために狭帯域の超音波遅延
線を使用してきたが、上述したように色と色の境い目に
ドツトが発生するという欠点があった。
本発明は、第1図に示すトランスジューサ10゜13と
して、共振尖鋭度が2桁すなわち数十(例えば70程度
)の広帯域用と3桁すなわち数百(例えば500程度)
の狭帯域用を同時に使用し、トランスジューサ単独で寸
法を決定することができるという特長がある。これによ
り、通過帯域特性を従来以上に要望する特性に近づける
ことが可能となった上に、群遅延特性もより要望するも
のに近づけることが可能となった。
して、共振尖鋭度が2桁すなわち数十(例えば70程度
)の広帯域用と3桁すなわち数百(例えば500程度)
の狭帯域用を同時に使用し、トランスジューサ単独で寸
法を決定することができるという特長がある。これによ
り、通過帯域特性を従来以上に要望する特性に近づける
ことが可能となった上に、群遅延特性もより要望するも
のに近づけることが可能となった。
以上のことにより、従来より広帯域でリンギング特性の
良好な超音波遅延線を実現することができた。また、Y
−C分離回路側第2図の通過帯域フィルタ1の回路構成
の変化にも柔軟に対応することが可能となった。なお、
トランスジューサは入出力どちらに共振尖鋭度Qの小さ
いものを持ってきてもよい。
良好な超音波遅延線を実現することができた。また、Y
−C分離回路側第2図の通過帯域フィルタ1の回路構成
の変化にも柔軟に対応することが可能となった。なお、
トランスジューサは入出力どちらに共振尖鋭度Qの小さ
いものを持ってきてもよい。
発明の効果
本発明は上記のトランスジューサ構成とすることにより
、色と色の境い目のドツト発生が小さく、しかもリンギ
ング特性の良好なY−C分離回路用超音波遅延線を実現
することができる。
、色と色の境い目のドツト発生が小さく、しかもリンギ
ング特性の良好なY−C分離回路用超音波遅延線を実現
することができる。
第1図は従来および本発明の一実施例における超音波遅
延線の構成を示す平面図、第2図は同YC分離回路のブ
ロック図である。 8・・・・・・超音波遅延媒体、9.11.14・・・
・・・電極、10・・・・・・入力用トランスジューサ
、12・・・・・・半田あるいは接着剤、13・・・・
・・出力用トランスジューサ、15・・・・・・不要振
動吸収材、16・・・・・・信号電圧印加用リード線、
17・・・・・・Y信号(あるいはC信号)取出し用リ
ード線、18・・・・・・C信号(あるいはY信号)取
出し用リード線。
延線の構成を示す平面図、第2図は同YC分離回路のブ
ロック図である。 8・・・・・・超音波遅延媒体、9.11.14・・・
・・・電極、10・・・・・・入力用トランスジューサ
、12・・・・・・半田あるいは接着剤、13・・・・
・・出力用トランスジューサ、15・・・・・・不要振
動吸収材、16・・・・・・信号電圧印加用リード線、
17・・・・・・Y信号(あるいはC信号)取出し用リ
ード線、18・・・・・・C信号(あるいはY信号)取
出し用リード線。
Claims (1)
- 超音波遅延媒体に固着する入出力2枚の電気−機械変
換素子として、共振尖鋭度Qが2桁と3桁以上の異種材
料を用いることを特徴とする超音波遅延線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28054089A JPH03140008A (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 超音波遅延線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28054089A JPH03140008A (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 超音波遅延線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03140008A true JPH03140008A (ja) | 1991-06-14 |
Family
ID=17626498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28054089A Pending JPH03140008A (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 超音波遅延線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03140008A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006168969A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-06-29 | Tcm Corp | フォークリフト |
-
1989
- 1989-10-26 JP JP28054089A patent/JPH03140008A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006168969A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-06-29 | Tcm Corp | フォークリフト |
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