JPH03139245A - ホエータンパク質組成物、その製法およびホエータンパク質組成物の適用 - Google Patents

ホエータンパク質組成物、その製法およびホエータンパク質組成物の適用

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JPH03139245A
JPH03139245A JP1336200A JP33620089A JPH03139245A JP H03139245 A JPH03139245 A JP H03139245A JP 1336200 A JP1336200 A JP 1336200A JP 33620089 A JP33620089 A JP 33620089A JP H03139245 A JPH03139245 A JP H03139245A
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whey
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    • A23V2002/00Food compositions, function of food ingredients or processes for food or foodstuffs

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ホエータンパク質濃縮物が実質的に非変性状
態で存在するタンパク質を含み、ホエータンパク質濃縮
物の生物学的活性がすべてのそのタンパク賞成分の寄与
に起因する全アミノ酸および小ペプチドパターンによる
ホエータンパク質濃縮物の適当な濃度を含む生物学的に
活性なホエータンパク質組成物、および次の段階、 a)搾乳直後にミルクを4℃に冷却し、汚れ成分を除去
する段階、 b)ミルクをさらに浄化した後pHを乳酸で初めに20
℃で約4.6に低下させることによりカードを沈殿させ
る段階、 C)レンネツトを添加し、温度を20分間約30℃に上
げてカードからのホエーの排除を促進し、バット中のか
くはんを許して低速度で分解する段階、 d)バット中の残留生成物を低温殺菌型の熱処理し、高
速度でかくはんする段階、 e)ホエーを照射し、分離する段階、およびf)約10
,000ドルトンのカットオフを有する膜を用いてホエ
ーを限外濾過する段階、 を含む前記ホエータンパク質組成物の製造方法に関する
本発明はまた前記ホエータンパク質組成物の種々の適用
に関する。
制御された実験において、最初にマウスのホエータンパ
ク質飼育がヒツジ赤血球(SRBC”)に対する免疫応
答およびそれらの肺炎球菌感染に対する耐性を特異的に
増強し、DMH誘発結腸癌の発生を抑制し、その栄養特
性に無関係に組織グルタチオン(GSH)濃度を高める
ことが示された。
本発明はホエータンパク質濃縮物(w、 p、 c、 
)の非変性配座と宿主免疫増強との間の、非変性の化学
的指標が与えられる相関、および分子配座(非変性状態
)の同様の重大な役割を一、p、c、の他の主要生物学
的活性であるG S H促進に適用する証拠を示す。
w、p、c、と同様の高いシスティン含量を有する他の
タンパク質源例えば卵白はGSH合成を増強せず、さら
に記載の生物学的活性に関するー、p、c、の特異性を
示すことの実証は同様に重要である。
非変性−、p、c、のGSH促進活性は期間中(3〜4
月)持続される。
ホエーおよびホエータンパク質は太古から栄養目的に利
用された。さらに、ホエーは種々の疾患の処置に民間お
よび古代医学において推奨され(++ 21  1例に
おいてホエータンパク質素によるハムスターの生涯飼育
が長命を促進することを、説明が与えられることなく示
された(3・4)これらの状態はすべて、ともかく超酸
化物基および他の毒性試剤に対して保護効果を及ぼす遍
在元素であるグルタチオンの変化に関連すると思われる
定−義 a)ホエータンパク質 ホエータンパク質は「乳・清」またはホエー中にpH4
,6および20℃でカゼインを沈殿させた後溶性のまま
であるミルクタンパク質の群である。牛乳中のホエータ
ンパク質はニ ーラクトアルブミン: α−ラクトアルブミン(α−上)、全タンパク質の2〜
5%、MW714.2ドルトン×10″3;血清アルブ
ミン(SA)、全タンパク質の0.7〜1.3%、MW
:67ドルトン×101; ラクトグロブリン: β−ラクトグロブリン(β−上)、全タンパク質の7〜
12%、MW:1B、3ドルトンXl0−3;オイグロ
プリン、全タンパク質の0.8〜1.7%、MW:18
0〜252ドルトンXl0−’; プソイドグロブリン、全タンパク質の0.6〜1.4%
、MW:180〜289ドルトン×10−’; 免疫グロブリン、全タンパク質の1.3〜2.7%、M
W:15Q〜500ドルトン×10−3゜ プロテオ−入/ペプトン:全タンパク質の2〜6%、M
W:4〜20ドルドアX10−’である。
ホエーからのタンパク質混合物の工業的分離の住酸物は
「ホエータンパク質濃縮物J  (WP’C)またはア
イソレートと称される。wPc中の主ボエータンパク質
は量の減少順序でβ−り1.α〜し、免疫グロブリンお
よびSAである。
b)C=カゼイン; c)SRBC=ヒツジ赤血球; d)PFC=プラーク形成細胞(肺臓);11111!
臓中のPFCの計算は5RBC注射に対する体液免疫応
答の評価に使用される; e)GSH=グルタチオン(L−γ−グルタミルし一シ
ステイニルグリシン): f)DM)(=1.2−ジメチルヒドラジン;DMH2
HC1!=1.2−ジメチルヒドラジンニ塩酸塩; g)試験した規定配合食は単にタンパク質の型が変化す
る。
h)牛乳のホエーは約6g毎すットルタンパク質、大部
分ラクトース、無機質および水溶性ビタミンを含む; i)wpc=ホエータンパク質濃縮物;1)U−L、c
、=非変性ホエータンパク質濃縮物;m) D  La
cp =変性ホエータンパク質濃縮物〔ラクトプロクン
(Lactoprotan) −80、ダンマルク・プ
ロティンA、S、 (Danmark Protein
A、 S、)から〕。
災史呵丘量 乳製品は良好な栄養源として広く使用される。
さらに発酵全乳(ヨーグルト)が若干の型の腸感染の管
理に有益である効果に対して主張された。
病気限定天然または培養乳製品に基ずく一定食物規制が
USSRの若干の地域(グルシアなど)において長寿命
期待に関係づけられると言われる。
太古以来セラムラクチス(serum 1actis)
 s乳清またはホエーに対するラテン語、が多くの病気
の治療のために病人に投与された。16(13)〜(1
6年にバリセリ (Baricelli) ”’ はウ
シまたはヤギ乳清(ときには蜂蜜または草葉と混合され
た)の治療使用について報告した。ホエーで治療された
病気のスペクトルには黄痕、皮膚の感染障害、化膿性分
泌を有する尿生殖路の感染障害、淋疾、てんかん、四日
熱および種々の起源の熱性状態が含まれた。実際に、こ
れらの病気の大部分の共通特徴は放血状態であると思わ
れる。古代および中世紀両方の医師はホエー治療を数日
の期間にわたって行なうべきことに意見が一致したけれ
ども、意見の相違は処方日量に関して存在すると思われ
た。従って、ガレン(Galen)、ヒポクラテス(H
ippocrates)およびジオスコリド(Dios
coride)は胃許容度により=1202ラテンリー
ブラの最少1日量で1日5リーフ゛うまでを主張した。
これは1日1〜2リツトルのホエーに相当しよう。一方
バリセリ(Baricelli)は彼の時代の傾向を反
映し、処方量を、空前に分割量で与える1日lリーブラ
に制限した。
そのとき以来17.18および19世紀中にヨーロッパ
で発表された多くの論文はホエーの治療使用を支持した
(−>   19世紀の中頃に発行されたイタリアのテ
キストブック(14)中に、科学的医学の柴明において
全乳と乳清との間に興味ある区別がなされた。ミルクは
初めに殊に胃腸管の狭搾を有する患者における栄養とし
て推奨される。この点で著者はカへキシ−および結核の
、当時普通の「ミルク療法」の利点が単にミルクの栄養
特性のためであると強調している。第2に、ミルクは、
ミルクがおそらく摂取毒性物質を中和するので中毒の治
療に処方された。第3に、ミルク療法が胃腸管の潰瘍の
被覆および鎮静に対するこの流体の主張能力に対して示
唆された。一方乳清は、その認識された低い栄養特性に
もかかわれず、肺炎、腸および尿生殖路の急性炎症性疾
患の治療に推薦された。最後に該著者は神経系の障害の
治療においてホエーが有効でないことを強調した。
ホエー(セラムラクチス)と全乳との間の主差異は前者
中にカゼイン、カゼイン結合カルシウムおよびホスファ
ート、大部分の脂肪および脂肪溶性ビタミンがはソ′存
在しないことである。「ホエータンパク質」のホエー中
の実際の濃度は通常ミルク中のそれに類似する。従って
、ホエーとミルクとの間の定量的差異は、あるとすれば
それらがホエー中の若干の重要な栄養分のないことを意
味するので、ホエー治療の主張治療効果における鍵因子
に相当すると解することができない。
本発明者の若干の前に集めたデータ(6〜l11)は「
セラムラクテチス」による集中治療の推定利益に対する
科学的背景を与える。ホエータンパク質濃縮物(WPC
)の免疫増強効果におけるホエータンパク質濃縮物のプ
ロフィルのペプチド中の特有アミノ酸の重要性が示され
た。カゼインは牛乳の全タンパク質含量の80%に相当
するが、WPCは20%にすぎない。従って、消化過程
が全摂取タンパク質から遊離アミノ酸を放出してしまえ
ば、ホエー中のカゼインがホエータンパク質のアミノ酸
プロフィルをカゼインのそれにより変化させないであろ
うから決定的な性質変化を表わすのはホエー中のカゼイ
ンからのWPCの分離であると考えられる。
ヒツジ赤血球に対する体液免疫応答およびに する  
を  する 法 従来技術の説明 多数の刊行物がヒトおよび動物宿主におけるタンパク質
エネルギー性栄養不足を含む栄養不足と感染との関連を
扱っている。例えば、不足量のタンパク質を与えたマウ
スは一層少ない成育または体重減さえ、およびスタヒロ
コッカス・アウレウス(Staphylococcus
  aureus)による感染の高い感受性を示す(1
5)。若干の研究は免疫応答に及ぼす栄養的に類似で適
当な食物中のタンパク質の型の影響を扱っている。より
特定的に満期児においてカゼインまたはホエー主配合物
が比較できる栄養効率を示す(16)  −力積々の研
究者がカゼイン配合物を与えたものよりもホエー配合物
を与えた低出産体重児において窒素持続および発育が大
きい+7)、血清タンパク質が高い<1s)、および代
謝性アシド−ミスがそれほどひどくない(18+1’9
) ことを報告した。下痢の発生がホエータンパク質給
食の間に報告されなかった(′7〜19) 。FR−A
−2296428中の実施例は明らかにホエータンパク
質配合物が、a)6月令児中の出産から存在する下痢の
停止および「タンパク質カロリー栄養不足」の非特異徴
候の速やかな反転(6頁、1.5)b)3月令児におけ
る「腸感染の再発発作」の停止、抗生物質に対する耐性
(6頁、5行)、C)実施例1.4および5がそれぞれ
貧血の治療、発育支持および高フェニルアラニン血症の
治療を示す、d)1月令児における下痢の、および正窒
素バランスへの回復による栄養不足の停止(7頁10)
、により示されるように、それが栄養不足、低体重、下
痢児における発育を促進するので一層消化性かつ栄養的
に有効であることを示した。
F R−A−2296428のクレーム5は「消化問題
、代謝疾患、腸感染の予防および治癒並びに皮層治療の
分野における美容製品として」主張する。
[腸感染]および「下痢」という語が同意義に使用され
ることは全く明らかである。FR−A−2296428
中には免疫系に対して言及されていない。
免疫検定が行なわれず、また改善された腸または全身性
免疫の一般的な非具体的クレームさえなされなかった。
腸フローラの治療後の評価が報告されなかった。
免疫系はF R−A −2296428において研究さ
れず、また下痢の停止に基くステートメント、「腸感染
に対する高い耐性」がホエータンパク質配合物による特
異免疫増強をその良好な栄養特性に無関係に表わすと解
することができない。
F R−A −2296428中にホエー配合物供給の
前の素養法の型について指示が与えられていないけれど
も、幼児がひどい栄養不足の状態にあったことおよびホ
エー配合物供給後に報告された発育の改善は多分高い血
清アルブミン濃度に関連したことが明らかである。
事実血清アルブミンは早産児におけるタンパク質および
カロリー適合性の鋭敏な尺度である(zo)腸液吸収お
よび下痢に対する低アルブミン血症の効果がスターリン
グ(Starl ing)の流体吸収に対する原研究以
来認められてきた(21+2H0この浸透型下痢に加え
て栄養不足、殊にタンパク質栄養不足が、腸上皮が主に
内腔の栄養分により供給されるので、粘膜萎縮を生ずる
ことができる(23)。栄養不足は腸ムシンにおける絶
対的低下を生ずる(24)粘膜ムミン含量および障壁の
維持に対する減損した能力は小腸感染(24)および膵
臓プロテアーゼ(25°26′ に対する腸耐性の低下
による下痢の原因と考えられる。
最後に、新生哺乳動物の透過性粘膜が、W2B 710
4050に示されるように母乳からの無傷免疫グロブリ
ンに対して一時的に透過性であることができる可能性は
この研究に関連しない。前記文献は、新生子牛に全固体
の7%の非常に高い濃度で与えたときに、血液Tg濃度
および感染に対する高い耐性により証明されるように、
免疫学的に活性な(抗原結合性)免疫グロブリン(Ig
)を含む生成物をホエーから濃縮する方法を報告してい
る。この正免疫における一時的上昇はW2B 7104
050中に動物の活性免疫系の開始と関連づけられてい
るが、しかし正免疫と活性免疫の発生との間の原因−効
果関係を証明していない。
伝統的医学および若干の研究が、乳酸桿菌が腸フローラ
の主群の1つを構成することおよび腐敗性生物体の逆効
果を、腸中に適当な乳酸桿菌フローラを維持することに
より最小にできることを示した(27)。この考察は乳
酸桿菌および乳酸菌で発酵した乳製品の種々の胃腸障害
に及ぼす治療効果における関心に寄与した。さらに、最
近ラクトバシラス・カゼイ (Lactobacill
us casei)およびラクトバシラス・アシドフィ
ルス(Lactobacillusacidphilu
s)による発酵ミルクを飲用するマウス中に5RBCに
対する全身性免疫応答が増強されたことが示された。免
疫応答のそのような増強は著者により発酵過程の間にこ
れらの生物体例えば若干の代謝産物およびカゼインペプ
チド、細菌酵素により、および(または)乳酸菌の細菌
壁中に含まれる物質により生成された物質に帰着された
121゜このモデルにおいて細菌の相対的役割をミルク
成分のそれから分離することができない。
食物中のホエータンパク質濃縮物の免疫増強効果に  
する 過去数年にわたり体液性免疫応答に直接または間接に影
響を及ぼすことができる食物タンパク質量により誘発さ
れた変化を確認する試みがなされた。免疫原刺激で攻撃
されないマウスにおいて、食物中のタンパク質の型が試
験した種々のパラメーターに対して多少の効果を有する
かまたは有しないと認められた。従って、身体発育、食
物消費、血清タンパク質、無機質および微量金属、循環
白血球、より特定的には骨髄B白血球の属、がすべて正
常限界内であった15″″9) ホエータンパク質供給による免疫増強の可能な機構に対
する調査はホエータンパク質濃縮物が癌に対する感受性
および環境試剤の一般的解毒を含む保護性の広範な生物
学的効果に寄′与できることを我々に示した。この研究
は免疫応答の観察された増強がカゼイン、システィン濃
縮カゼインまたは卵白タンパク質を類似食物濃度で与え
たマウスに比べてホエータンパク質fa縮物を与えた免
疫処置マウス中の肺臓グルタチオンの一層高い生成に関
連することを示した。通常以上のグルタチオン濃度の誘
発における食物システィンの効率は、遊離システィンと
してまたは卵白タンパク質内よりもホエータンパク質中
で供給されるときに大きい。
グルタチオンは相応するカゼイン食、卵白タンパク質ま
たはプリナ・マウス飼料(Purina  Mause
Chow)を与えたマウスに比べてホエータンパク質を
与えた老マウスの心臓および肝臓中に高濃度で認められ
た。
グルタチオンを  させる 法 従来技術の説明 グルタチオンは、生体異物の解毒および酸素中間体およ
び遊離基、酸素要求代謝の副生物、に対する細胞の保護
を含む広範囲の生体機能を有する遍在トリペプチドチオ
ール(L−γ−グルタミルーし一システイニルグリシン
)である(3′)。細胞中グルタチオンの変調は酸化性
損傷により抑制できるリンパ球の増殖性免疫応答に影響
を及ぼす(32)。グルタチオンは放射線、およびアル
キル化剤に対して細胞を保護する。水晶体中の年令関連
または実質的に誘発したグルタチオン喪失は白内障形成
と関連づけられる(33)。酸化的DNA損傷は速やか
にかつ有効に修復される。人体は絶えず酸化されたDN
Aを修復している。しかし、非修復障害の小部分はDN
A中に永久変化を生じ、老令疾患および癌に対する主要
−因である(4ゝ。実際に若干の年令関連疾患は遊離基
により誘発されることができる。組織ビタミンEおよび
他の酸化防止剤中の年令関連変化に対するデータは最良
で、矛盾する(3S)けれども、組織グルタチオン濃度
はより一致して実験動物13h〉およびヒト(37)に
おける老令とともに減退すると報告されている。
これらの理由のため、細胞内グルタチオン合成に影響を
及ぼす因子、殊にグルタチオンの細胞濃度の増加の経路
に関心があった。
グルタチオンは3アミノ酸:グルタミン酸、グリシンお
よびシスティン、からなる。システィンの利用性がグル
タチオンの合成における制限因子である(Ell)、シ
スティンは食物タンパク質から肝窓中のメチオニンから
の硫黄交換により誘導される。種々の方法がグルタチオ
ンの細胞濃度を高めるために試みられた。遊離システィ
ンの投与は、このアミノ酸が速やかに酸化され、毒性で
あり、また実際にグルタチオン消耗を生ずることができ
るので理想的な方決でない13q)。類似の問題はラッ
トに対するN−アセチルシスティンのi、p。
注射で遭遇されたが、この化合物の経口投与はパラセタ
モール誘発グルタチオン消耗を防ぐと思われた(39)
。細胞内に運ばれシスティンに転化される化合物、例え
ばL−2−オキソチアゾリジン−4−カルボキシラード
の投与はシスティンに対する細胞内供給系として作用し
、細胞グルタチオンの増加に有用である(40)。注射
4時間後に肝性グルタチオンは2倍になり、8時間後に
正常に戻るが、しかし16時間後に正常以下であった(
4o)組織グルタチオン濃度を高めるための他の方法が
マウス中のT−グルタミルシスチ(ティ)ンのs、C,
注射に見出され:グルタチオンは注射40〜60分後に
約55%腎臓中に増加し、2時間後には!゛対照値に戻
った(41)。投与化合物は無傷で運ばれ、グルタチオ
ンシンテターゼに対する基質として役立つ。γ−グルタ
ミルシステイニルーグリシルモノメチル(またはモノエ
チル)エステルのマウスに対するi、 I)、投与の約
2時間後に肝臓および腎臓グルタチオン濃度が2倍にな
り、8時間後に正常値に戻ったこともまた報告された。
グルタチオン組!I濃度における同様の増加がマイスタ
ー(Meister)によりグルタチオンのアルキルモ
ノエステルのマウスに対する投与により達成された(U
 S −A −4,784,685)。そのようなエス
テルは組繊細胞中へ運ばれ、細胞内で脱エステル化され
、従ってグルタチオンの細胞濃度の上昇を生ずる。この
方法で到達された!lJ1mグルタチオン増加の速度論
はグルタチオンのメチルまたはエチルエステルのi、p
、注射後の記載されたものに類似する。これらの方法の
有効性は急速実験で明らかに示され(U S −A −
4,784,685)  : L −2−オキソチアゾ
リジン−4−カルボキシラードで処置したマウスにおい
てアセトアミノフェン注射後のグルタチオン組織濃度に
おける予期降下が組織グルタチオン値および生存におけ
る実際の増加により置換された。組織グルタチオン濃度
を増加する他の方法はジエチルマレアートまたはBSO
による消耗後の「過度」のグルタチオン濃度を基にする
。これらの研究は試験管内でマウス細胞系で行なわれた
。また低酸素症へのラットの前露出が肺グルタチオンを
増加すると認められた。
グルタチオン自体の投与は、それが明らかに細胞膜を横
切って無傷に運ばれることができないので組織グルタチ
オン濃度にそれほど重要でない。
グルタチオン濃度の細胞内濃度を増加する前記方法の若
干は毒性またはグルタチオン消耗の初期期に関連する危
険のために危険である。γ−グルタミルシスチ(テープ
)ン、アチアゾリジンまたはグルタチオンエステルの使
用を含む方法(US−A −4,7134,685)は
短期介在に対する興味深い可能性を提供する。
しかし、細胞グルタチオンの持続上昇の生成におけるそ
れらの長期有効性が示されず、またそれらの長期使用の
潜在的毒性が反証されなかった。
事実、グルタチオンおよびグルタチオンジスルフィドは
発癌性および変異誘発性に対する最も普通に使用される
短期試験で陽性であると認められた。
我々の発明に関連するものは生合成酵素活性における低
下よりはむしろGSH前駆物質、システィンの不足が老
化動物において示されたGSHの欠乏の原因であること
を特異的に示す最近のデータ343)である。同様に、
長期エタノール供給ラットの肝臓中の細胞ゾルG S 
l(の低下がT−グルタミルシスティンシンテターゼ活
性の能力における制限により生ずると思われない(44
) i′′    癌の増殖を 制する 法従来技術 食物タンパク質不足は自然(46)または移植(46・
−)) 腫瘍の発生を低下すると認められた。タンパク
質および癌に関連する限定的研究の多くはタンパク質供
給不足を用いた。若干の証拠はタンパク質摂取が高いほ
ど腫瘍発生が大きいことを示すけれども(48,491
、発癌および腫瘍発生に対するりンパク質摂取を上げる
効果に関するデータは限定的でないC30)。研究は原
料よりはむしろタンパク質およびそのアミノ酸供給の量
に集中した(50)単に若干のデータが栄養的に適切で
、類似の食物中のタンパク質量の、腫瘍の発生に対する
効果に利用できる。特異的に我々の発明は栄養的に適切
な食物中の非変性食物ウシホエータンパクf濃縮物のマ
ウスにおけるDMH誘発結腸癌の発生に及ぼす効果を扱
う。
ジャケット(Jacquet)はか(S′)はミルク供
給が上皮腫T8を移植したラット中の腫瘍増殖を平均で
0.4倍だけ遅らせることを報告した。これはミルクま
たは乳製品の消費が癌の危険を低下できることを示す若
干の疫学的研究(S2+ 53> と矛盾しない。エー
リソヒ(Ehrlich)腹水腫瘍細胞を接種したマウ
スにおいてヨーグルトの供給が腫瘍細胞の数を0.2〜
0.28倍だけ低下した(S4)  ミルクタンパク質
配合食を与えたマウスが、他の型のタンパク質を与えた
マウスに比べてDMH誘発結+ti腫瘍細胞のs、c、
注射後に0.2〜0.7倍だけ腫瘍容積の抑制を示した
こともまた報告された(55)比較できる程度の腫瘍抑
制がヘルペスウィルス形質転換細胞をs、c、注射した
ミルクタンパク質供給マウスで示されたくSも)。しか
し、数カ後に提出された他の論文中に同一グルブの著者
が「我々の先の発見にてらして予期されたものと異なる
」結果を報告した。ミルクタンパク質供給はDMH注射
した同系統のマウス中で腫瘍増殖を抑制しなかった(S
?)。先に報告された食物ミルクタンパク質の抗癌生物
学的性質が、それらの良好な栄養特性の保存にもかかわ
らず存在しなかった(S″。該著者は明らかな矛盾に対
して説明を与えなかった。
最近種々の型のチーズおよびヨーグルトがマウス中の若
干の実験腫瘍の増殖を供給の持続に比例して抑制するこ
とが認められた。腫瘍大きさは腫瘍の型により0.17
〜0.70倍だけ低下された(58)DMH誘発結腸腫
瘍は障害の型および化学療法応答特性に関する限りヒト
で認められたものに類似すると思われる(59.6(1
3)〜(16 。牛乳中のタンパク質の約80はカゼイ
ンであり、残り20%がホエータンパク質である+61
・62) 。さらに、カゼインの伝統的製法を用いると
カゼインとともに共沈するホエータンパク質の量が、ミ
ルク中に存在するホエータンパク質の全量の約40〜6
0%変化する+63)。従ってカゼインで認められた小
さい抗癌効果がそれと共沈した比較的(カゼインに対し
)少量のホエータンパク質のためであることができると
思われる。
G B −A −1495940(ライラドセン(Wi
 l Iadsen) )はおそらくウシ起源のホエー
タンパク質の部分のマウス中の抗白血病効果を示す。白
血病細胞を接種したマウスが約0.04■/タンパク質
毎日(6000〜20,000分子量が全ホエータンパ
ク質の約60%に相当する)であると推定される量で9
日間試験化合物をi、p、注射された。
CB −A−1495940において使用された唯一の
「対照」癌無効タンパク質は6000分子量未満または
20.000以上のホエ一部分、すなわち、血清アルブ
ミン(66,000分子量)および免疫グロブリン(1
53,000〜1.OOo、000)であった。多くの
アレルゲント性タンパク質は15.000〜40.00
0ドルトンの分子量を有する。牛乳の主要アレルゲンは
β−ラクトグロブリン(MW18.300)である(6
4)。従って、この抗白血病効果を有すると示されたホ
エータンパク質部分(分子量20,000〜6’、00
0)はβ−ラクトグロブリンを含むであろう。GB−A
−1495940中に記載された抗癌効果は異物タンパ
ク質抗原刺激による免疫変調の結果であることが全く想
像される。
ヒトホエータンパク質成分、ラクトフェリン、は培養条
件により試験管内でヒト結腸癌細胞系の増殖に対し穏や
かな抑制効果または刺激効果を及ぼすと認められた(6
S)。人乳中に存在するこの特定タンパク質はウシホエ
ー中に全く存在しないかまたは単にml認められるi6
&+ ミルク■工およびホエーお−1「 搾乳直後にミルクは4℃に冷却され、チーズ工場へ送給
するため冷却タンク中に保持される。カードの沈殿はp
t+を乳酸で初めに20℃で約4.6に低下することに
より得られる。レンネツト(通常3オンス/ミルク10
00ボンド)の添加後、カードからのホエーの排除を促
進するために温度を20分間約30℃に上げ、バット中
のかくはんを許して低速度で分解させる。
十分な量のホエーが得られるとバット中に残る生成物を
、細菌の低下を得るために標準方法で低温殺菌し、チー
ズ製造のために高速度でかくはんする。次いでホエーを
γ線源で照射する。放射線量はホエーの細菌含量により
5〜15kGyで変動し、最小タンパク賞変性(溶性タ
ンパク質の変化、すなわち処理前後のホエー中のタンパ
ク質濃度により測定される)で標準低温殺菌の等価抗菌
効果に到達させる。
従って、本発明の目的は、このタンパク質の既知栄養特
性に関連せず、細胞グルタチオン含量、ヒツジ赤血球に
対する体液免疫応答(P F C)、肺炎球菌感染に対
する耐性、ジメチルヒドラジン誘導結腸癌に対する耐性
を高め、老令化の疾患からの死亡を遅らせる、特異遺伝
子またはホルモンの影響に無関係である特異生物学的活
性を有するホエータンパク質組成物を提供することであ
る。
本発明の目的はヒトまたは動物栄養に、例えば代用また
は補足として、予防および(または)治療に使用できる
ホエータンパク質組成物を提供することである。
本発明の他の目的は限外濾過による非変性WPCを製造
する方法を提供する。
本発明の他の目的はウシ起源の非変性ホエータンパク質
濃縮物中に含まれたままのシスティン前駆物質の経口投
与によりグルタチオンの細胞内4度を高める方法を提供
することである。遊離システィンとして与えた類似量の
システィンは効果がない。一方間量の他のタンパク質例
えば卵白が同様の高システィン含量で組織グルタチオン
濃度の上昇に効果がないと認められた。従って、特異ホ
エータンパク質濃縮物物理化学組成がその非変性形態(
すなわち、タンパク質の一次、二次および三次構造に関
係するシスティンの位置)で、グルタチオンの細胞内合
成のための前駆物質としてシスティンの生物学的利用能
における決定的因子であると思われる。
本発明の他の目的はグルタチオンの細胞内濃度を、他の
方法に関連する毒性効果にさらすことな(増加させる方
法を提供することであり;ウシホエータンパク質Wi縮
物の長期摂取がマウス、ハムスターおよびヒト中に無毒
性であることが示された。
本発明の他の目的は細胞グルタチオン濃度の予防的長期
上昇が従来技術で望まれた任意の目的例えば遊離基、異
物危険化合物、薬物解毒、放射線、免疫不全状態などに
対する細胞保護のために組織グルタチオンの持続上昇を
提供することである。
これらの問題は、ホエータンパク質濃縮物が実質的に非
変性状態で存在するタンパク質を含み、ホエータンパク
質濃縮物の生物学的活性がすべてそのタンパク質成分の
寄与から生ずる全アミノ酸および小ペプチドパターンに
依存するホエータンパク質濃縮物の適当な濃度を含むホ
エータンパク質により解決される。
本発明はさらにサブクレームにより発生される。
WPCがウシおよび(または)ヒツジおよび(または)
ヒトホエータンパク質濃縮物であることが重要である。
本発明によれば、次の段階: a)搾乳の直後にミルクを4℃に冷却し、汚れ成分を除
去する段階、 b)ミルクをさらに浄化した後pHを乳酸で初めに20
℃で約4.6に低下させることによりカードを沈殿させ
る段階、 C)レンネットを添加し、温度を20分間約30℃に上
げてカードからのホエーの排除を促進し、バット中のか
くはんを許して低速度で分解する段階、 d)バット中の残留生成物を低温殺菌型の熱処理し、高
速度でかくはんする段階、 e)ホエーを照射し、分離する段階、およびf)約to
、oooドルトンのカットオフを有する膜を用いてホエ
ーを限外濾過する段階、 を含む請求項(1)〜(8) 、(11)および(12
)のいずれか一項に記載のタンパク質濃縮物組成物の製
造方法であって、後のホエータンパク質濃縮物の生産に
使用されるホエーの部分が加熱されず、それを誘導する
物質が緩徐にかくはんされてタンパク質変性を最少化さ
れること、および前記限外濾過が非変性タンパク質濃縮
物を乾燥物質中に達成する多数の前記膜を保持する20
個までのフレーム型モジュールを含む生産ライン中で行
なわれることを特徴とする方法が提供される。
ホエータンパク質組成物は請求項(18)〜(26)の
いずれか一項に記載の発明に使用できる。
1丸■班λ 免疫系に及ぼすアミノ酸摂取の影響における関心は数年
前になされた観察により喚起された。マウスにカゼイン
を2倍にした遊離アミノ酸混合物を含む規定配合量を与
えた。他群のマウスは類似食を、しかしフェニルアラニ
ンおよびチロシンを適度に制限して非必須アミノ酸混合
物中の相応する増加により補償して与えた。第2群のマ
ウスはカゼイン等価混合物またはプリナマウス飼料を与
えたマウスと同様の速さで体重を得た。しかし、ヒツジ
赤血球細胞で攻撃したときにこれらのマウスはブリナま
たはカゼイン等価物を与えたマウスよりヒツジ赤血球に
対して多くの抗体およびプラーク形成細胞を生じた。
従って、新概念すなわち、食物のアミノ酸プロフィルの
変化が宿主の栄養状態に対する全身性効果と無関係に免
疫応答に影響を及ぼすことができることが明らかになっ
た。しかし、アミノ酸プロフィルすなわちタンパク質量
の変化が多分伝統的に「普通のj応答を表わすと考えら
れたものを越えて体液免疫応答を強化できたことが一層
重要である。
栄養的に適当で類似の食物中の異なる型のタンパク質の
免疫応答に及ぼす効果が評価された。
20%または28%ホエータンパク質膵水解吻(LAD
、ネスル(Nestle) )を含む配合量を与えたマ
ウスは種々の源からの、類似の栄養効率の約22%タン
パク質を含むプリナマウス飼料を与えたマウスよりも多
くのヒツジ赤血球に対するプラーク形成細胞を生ずると
認められた。LADの免疫増強効果は20%濃度で最大
であった。
20gの正味タンパク!/100食物は免疫系に対する
タンパク質量の効果を評価する良好な方法を与える。こ
の濃度で大部分のタンパク質は発育期マウスに対するす
べての不可欠アミノ酸の最小1日要求量を供給しく11
〜13)、これはアミノ酸妥当性が研究下の変数でない
ので重要である。
次の研究において、ホエータンパク質濃縮物(WPC)
の効果を類似の栄養効率の配合食中の他の精製タンパク
質のそれと比較した。食物Wp c 、カゼイン(c)
、大豆(S)、小麦(W)、タンパク質およびブリナげ
っ菌類飼料(ストック食)の部分は量のC3H/HeN
マウスの免疫応答性に対する効果を、ヒツジ赤血球(S
RBC)およびウマ赤血球(HRBC”)に対する特異
体液免疫応答の測定により比較した。これらの食物の栄
養効率は正常でかつ類似した。WPC食を与えたマウス
の免疫応答は相応する0食を与えたマウスのそれより約
5倍高いと認められた。CSSおよびW食を与えたマウ
スの体液免疫応答はストック食を与えたマウスより実質
的に低かったが、L(WPC>を与えたマウスのそれは
高かった。
試験したすべてのタンパク質の上記免疫効果は20g/
100g濃度で得られ、食物中の30gおよび40g/
100gのタンパク質でそれ以上の増加がなかった。
ホエータンパク質濃縮物を限定数のクンバク質に比較し
て試験したので、我々はそのときホエータンパク質素を
与えた5非関連系統のマウスに観察された体液免疫応答
の増強が絶対的にホエータンパク質供給による真の免疫
増強のためかまたは試験した他の食物タンパク質による
免疫抑制のためであったか確認できなかった。
実際に、振りかえってみて、ホエータンパク質混合物に
対する「対照」として用いたこれらの若干の精製タンパ
ク質(カゼイン、大豆および小麦)は、次に試験した他
の精製食物タンパク質のすべてに比較したときに食物中
の20%濃度で栄養的に適当かつ類似であったけれども
免疫抑制であったと言うことができる。
事実、次にホエータンパク質を、多くの商業的に入手で
きる精製食物タンパク質〔カゼイン、大豆、小麦、とう
もろこし、卵白、牛肉、魚タンパク質、T−グロブリン
、β−ラクトグロブリン、α−ラクトアルブミン、血清
アルブミン、スピルリナ・マキシマ(spirulin
a maxima)またはセネデスムス・アルジェ(s
cenedesmus algae)タンパク質〕に対
して試験し、実際にホエータンパク質濃縮物を与えたマ
ウスが異質抗原(S RB C)に対し最大の免疫応答
を示すことが認められた(第1図)。
これらのタンパク質は20 g / 100 gの食物
濃度で栄養的に類似し、かつ適当である(表1および表
2参照)。
我々の新たに発見したホエータンパク’It ?a縮物
の免疫増強生物学的活性が、主に消化性およびアミノ酸
含量に基すくこのタンパク質の既知栄養特性に関連しな
いと結論された。事実、我々の実験に用いた20gタン
パク質毎1. OOg食物の濃度でホエータンパク質濃
縮物の栄養特性は試験した他のタンパク質のそれにJf
i似する。
立江超太グ方抜 ホエータンパク質濃縮物の適当な原料は商標F ROM
ODにより知られた物質であり、それはロス・ラボラト
リーズ(Ross Laboratories、 aD
ivision of Abbott Laborat
ories、 U S A )により粉末形態で提供さ
れるタンパク質補給物である。
これは高タンパク質要求を有する人、または正常食でタ
ンパク質要求量を満たすことができない人に対し過剰の
タンパク質を与えるために使用される濃縮された高品質
タンパク質源である。それはホエータンパク質濃縮物お
よび大豆レシチンを含む。それは次の栄養分を含む: それはタンパク質100g当り次の典型的なアミノ酸組
成を有する。100gPROMODタンパク質は約10
5gのアミノ酸を生ずる。
典型的なアミノ酸組成毎100gタンパク質必須アミノ
酸: 非必須アミノ酸: 食物は次のように調製される:選択線タンパク質20g
、コーンシロップ、とうもろこし油、タピオカデンプン
、ビタミンおよび無機質を含む製品80056タンパク
質不含食(ミード・ジョンソン社(Mead−John
son Co、  Inc、、 U、S、八、))56
g、コーンスターチ18g、小麦ふすま2g、ヌトラミ
ゲン(Nutramigen)シit−鉄プレミックス
〔ブリストル・マイヤーズ(Bristol−Myer
sOntario、 Canada) 0.05 g 
、 K C12,65g、NaCn0.84g。我々の
配合食の炭水化物および脂質成分は同一であった。種々
の精製食物中の唯一の変数はタンパク質(20gタンパ
ク質/100g食物)の型であった。食物中のこの濃度
で、試験したすべての異なるタンパク質は発育期マウス
に対する必須アミノ酸の1日要求量(1′)を与えた。
ビタミンおよび無機質は各組の実験において同一・であ
り、発育期マウスに対する1日要求量(5〜B・13)
を与えるために必要な量を加えた。表1はマウス食物に
対して示唆されたビタミン要求量の変動および若干の我
々の配合物中のそれらの含量を示す。
従って我々の実験に用いた配合食はすべて正常な身体発
育、血清タンパク質(5〜9)により、および毛の喪失
、皮膚炎、白内障、失調、脂肪肝などのないことにより
示されるように適当な栄養を与えるように設計された。
後者の症状は非常に老令のマウス中に存在する過程であ
り、老令化過程に関連づけられた。
動−立 おt C3H/lie Jマウスはジャクジン・ラボラ
トリーズ(Jackson Laboratortes
、 Bar Harbor+Maine)から7週令で
得た。
プラーク  のための 食物を与えたマウスはインスティヂュート・アーマンド
・フラピール(In5titut  Armand −
Frappier、 Laval des Rapid
es、 Quebec、 Canada)から毎週径た
5X106洗浄ヒツジ赤血球の静島内注射により免疫処
置した。
プラーク   胞(P F C) IgMプラーク形成細胞の検定を用いた方法は一定の小
修飾を有し、実質的にカニンガムはか(cunning
han and Szenberg) (67)により
記載された方法であった。牌細胞懸濁液は肺臓を50メ
ツシユステンレス鋼スクリーンに穏やかにタンピングし
、10%熱不活性化子ウシ血清〔グランド・アイランド
・バイオロジカル・カンパニー(Grand l5la
nd Biological Company、 Mo
ntreal。
Quebec、 Canada) )を補足した均衡塩
類溶液(B S S)中に細胞を捕集することにより調
製した。牌細胞は洗浄し、BSSで15m1にした。ヒ
ツジ赤血球は2回洗浄し、20%濃度にした。モルモッ
ト血清〔グランド・アイランド・バイオロジカル・カン
パニー (Grand l5land Biologi
calCompany+ Montreal+ Que
bec、 Canada)を補足源としてBS、Sで1
715に希釈した。ストック溶液はすべて使用するまで
氷水上に保持した。試験は牌細胞0.05 ml、ヒツ
ジ赤血球0.15 dおよび補足溶液0.75 mlを
試験管中で37℃で混合することから構成された。全混
合物を直ちに取出し、スライド室中に置き、温パラフィ
ンろうでシールし、37℃で45〜60分間インキュベ
ートした。プラーク形成細胞の数を数え、各試料(0,
05d牌細胞)中のプラーク形成細胞の数を300倍す
ることにより全数毎肺臓を算出した。それらの値は10
’牌細胞当りよりはむしろ全器官当りで示され、これは
肺臓自体の機能状態を一層正確に反応するからである。
マウスは通常、応答がピークに達すると示されたときに
免疫処置酸第5日に、あるいは速度論研究において免疫
処置酸第3.4.5および6日にヒツジ赤血球に対する
プラーク形成細胞応答について検定した。
Lj上 平均プラーク形成細胞値は食物群間は、2群を比較する
ときスチューデントの試験を、または2以上の群に対す
る分散分析(ANOVA)を用いて比較した。群間の分
散の不均一性のためにブラウンはか(Brown an
d Forsythe)により与えられた調整を用いた
甲′グルタチオン4゜ マウス肺臓90ミリグラムをメトラー(Mettler
)PM−300天秤を用いて秤量し、試料は5■(5%
)未満90■から変動した。次いで試料を5−スルホサ
リチル酸中に均一化した(5%−〇。
ホモジネートをマイクロフユージ中で10,0OOX 
gで5分間遠心分離した。検定は上澄みを用いて同日に
アンダージン(Anderson)  (42)の方法
により行なった。値はμmo/毎g/湿潤組織として示
される。
プチオニンスルホキシイミン 若干の実験において、ホエータンパク質供給の3週後、
ヒツジ赤血球による免疫処置の1日前にマウスにプチオ
ニンスルホキシイミン(BSO)(S−(n−ブチル〕
ホモシスティンスルホキシイミン)、γ−グルタミルシ
スティンシンテターゼの特異的抑制剤、450mg/k
gをi、p、注射した。
同時にB5020mMを飲料水に加えた。
、■ グルタチオン マウス心臓または肝臓90ミリグラムを5−スルホサリ
チル酸中に均一化した(5%w / v )。
ホモジネートをマイクロフユージ中でto、ooox 
gで5分間遠心分離する。検定は上澄みを用いて同日に
アンダージン(八nderson)  (42)の方法
により行なわれる。値はμ1TIOj2/g湿潤組織と
して示される(第6.8および9図)。
次に本発明を以下図面を参照して詳細に説明する。
第1図は10’ 5RBCによる免疫処置後のPFCの
ピーク生成を示す日のプラーク形成細胞/牌1m(PF
C)を示す。ラクトアルブミン(L)すなわちホエータ
ンパク質濃縮物、カゼイン(c)、スピルリナ・マキシ
マ(Spirulina maxima)タンパク質(
Sp) 、大豆タンパク質(S)、小麦タンパク質(W
)、セネデスムス(Scenedesmus)タンパク
質(Sc)、とうもろこしくCo)タンパク質、卵白タ
ンパク質(E)、牛肉タンパク’1 (B)、魚タンパ
ク質(F)、ブリナマウス飼料D))20g/100g
食物、あるいは50%Lおよび50%S (L/S) 
、または80%Lおよび20%C1あるいは20%Lお
よび80%C(L/C)を含む混合物20g/100g
食物による食物処置2週の効果。各個は平均士SDを表
わす。
第1図に示されるように、ラクトアルブミン(wpc)
を2週間与えたマウスは他のタンパク質量またはプリナ
マウス飼料を与えたマウスのそれより高いヒツジ赤血球
に対するプラーク形成細胞応答を示す。ラクトアルブミ
ン食供給マウス中の5XlO’ ヒツジ赤血球をi、v
、注射した5日後のプラーク形成細胞毎牌]の平均数は
カゼイン、スピルリナ、大豆タンパク質、小麦クンバク
質、セネデスムス、とうもろこしタンパク質、卵アルブ
ミン、牛乳または魚タンパク食を与えたマウスに認めら
れたもののそれぞれ487%、494%、736%、9
27%、309%、284%、230%、214%およ
び177%、ブリナを与えたマウスのそれの168%で
あった。これらの差異はすべて統計的に有意(p =O
,0O04)である。
プリナを与えたマウス中のプラーク形成細胞毎肺臓の数
はとうもろこしタンパク食を与えたマウスにおけるそれ
の170%(p =0.0005)であり、後者群の値
はカゼインを与えたマウスで認められたものの171%
Cp=0.0O05)であった。魚タンパク質素供給、
ウシタンパク質素供給およびプリナ供給群の間に有意差
が認められなかった。
ラクトアルブミン(WPC)の大豆タンパク質またはカ
ゼインに対する添加は宿主の体液免疫応答に有意な増加
を生じた。大豆タンパク質との50:50混合物中でラ
クトアルブミンは純粋なタンパク質素に比べて免疫応答
に4倍の増加を誘発した。カゼインとの80:20混合
物中でラクトアルブミンは3倍増加を誘発し、このタン
パク質との20:80混合物中で免疫応答における2倍
の増加が純粋なカゼイン食に比べて認められた。
要するに、ラクトアルブミン食を少くとも2週間与えた
マウスは、比較できる栄養効率の配合食中で多くの市販
食用動物または植物タンパク質を与えたマウスに比べて
ヒツジ赤血球に対する体液免疫応答の持続的増加を示す
。この効果は食物処置が続けられる限り (2月まで試
験した)持続する。5RBCに対する免疫応答における
大きな差異にもかかわらず、種々の精製タンパク質を2
0g/l 00 g食物濃度で与えたマウス間に食物消
費、最終体重、および血清タンパク質に差異が認められ
ないことが明らかである(表2参照)。
第2図は10’5RBCによる免疫処置後PFCのピー
ク生成を示す日におけるプラーク形成細胞/牌臓(P 
F C)を示す。ホエータンパク質濃縮物(WPC)、
カゼイン(c)、ホエータンパク質濃縮物氷解物、カゼ
イン氷解吻、β−ラクトグロブリン(βL)、α−ラク
トアルブミン(αL)、γ−グロブリン(r G)また
はウシ血清アルブミン(S A)のいずれかの20g/
100g食物による食物処置3週の効果。各個は平均±
SDを表わす。クンバク質水解物を与えたとき、ホエー
タンパク質素を与えたマウス中のプラーク形成細胞応答
はカゼイン食を与えたマウスに認められたものの504
%であると認められた(p =O,0O04)  (第
2図)。遊離アミノ酸混合物を与えたときにホエータン
パク質アミノ酸素を与えたマウスにおけるプラーク形成
細胞応答はカゼインアミノ酸素を与えたもののそれの3
32%であると認められた(p =O,0O01)  
(第2図)。我々の結果(第2図)はホエータンパク質
の4主成分(βし、αI5、rG、、SA)のいずれか
1つの20g/100g食物を含む食物を与えた動物は
20gホエータンパク質/100g食物を含む食物を与
えたマウスのそれより劣るヒツジ赤血球に対するプラー
ク形成細胞応答を生じたことを示す(p =0.0O0
2)。
食物中のホエータンパク質濃縮物の免疫増強効果に  
する因 a)ホエータンパク質混合物 この研究はCに比べてWPCの免疫増強効果が、これら
の2タンパク質を膵氷解物(20%の遊離アミノ酸およ
び80%の1000未満のMWを有するオリゴペプチド
)により配合食中に置換したときに維持されることを示
す(第2図)、これらの結果はまたwpc混合物の4主
タンパク賞成分のいずれか1つを含む食物を与えたマウ
スが相応するホエータンパク質混合物を与えたマウスよ
り劣る5RBCに対するPFC応答を生じたことを示す
。wpcの観察された免疫増強効果がそれらのタンパク
質成分すべての寄与によると結論することができる。
これらの理由のため、この現象はミルクタンパク質アレ
ルギーまたは若干の他の経口免疫処置の発現に関連しな
いと仮定できる。
b)ホエータンパク質濃縮物の非変性配座最近の観察は
すでに栄養特性に関連しないことが示されたホエータン
パク質濃縮物の記載された生物学的活性が実際にタンパ
ク質の非変性配座に依存することを我々に示した。この
発見は通常の供給者により我々に送られたホエータンパ
ク質濃縮物のバッチが、同様の栄養効率を示しながら前
記免疫増強効果を示さなかったときに偶然なされた。分
析するとこの調製物がそれほど溶性でなく、強い生物学
的活性を示す先の非変性ホエータンパク質(U−L、c
、)の試料とは実際に全く異なる変性(D−L、cp)
のすべての特有の間接的徴候を示したと思われた。
第3図のデータはホエータンパク質濃縮物の変性の程度
と宿主のPFC免疫応答との間の関係を示す。関連する
表3はさらに栄養効率とタンパク質の変性との間に相関
のないことを示す。
自然状態でミルクホエータンパク質は一定の臨界水準以
上の熱にさらされたときに破壊される一定の配座を有す
る。カゼインとは対照的に、ホエータンパク質は加熱に
より速やかに変性される。ホエータンパク質の変性はそ
れらの球状構造のほぐれを生じてランダムコイ!し形状
を形成する。熱のほかに、他の加工処理、例えばボンピ
ング、混合、通気、真空蒸発および乾燥、かさらにタン
パク質変性を促進する。
この研究において、ホエータンパク質濃縮物変性は次の
方法により評価した’ 産五度皿定:蒸留水中の3%タ
ンパク質溶液の室温における分散および、若干の場合に
pH調整後に溶液をがくはんし、次いで4a、OOOX
gで20分間遠心分離した。上澄みのタンパク質含量を
ローリ−(Loimry )法により測定した。溶解度
パーセントは上澄み部分中の回収された全タンパク質の
割合として計算した。
友逍」率:初期3%タンパク質溶液を蒸留したH2O中
に0.15%に希釈した。ブランク(蒸留したH2O)
および試料の光透過率を、混合直後に分光光度計で75
0nmで測定した。
第3図から正の関係が食物中のホエータンパク質濃縮物
の非変性状態と5RBCに対する体液免疫応答の強さと
の間に存在することが明らかである。
免疫反応の水準はホエータンパク質濃縮物の栄養効率に
関係しないで、その非変性配座に関連する。従って、我
々の先の短期実験(第1および2図、表2)で示された
ホエータンパク質濃縮物の栄養的観点からの生物学的活
性の独立性が確認される。ホエータンパク質濃縮物の免
疫増強性に対する熱変性の抑制効果の他の証拠が部分変
性ホエータンパク質濃縮物(Promod)の加熱によ
り得られた。この操作はその栄養効率における変化なく
食物の免疫増強性における有意な低下を生じた(第4図
)。
濃ホエータンパク質の予備的熱処理はそのり、>括消化
性を改善せず、従って、膵氷解物LADの調製に用いた
ホエータンパク質濃縮物は非変性であった。LADの遊
離アミノ酸部分中のシスティンの欠如(表4)は膵臓ト
リプシンが、変性の過程中に代りに分裂される自生ホエ
ータンパク質の特性を示すジスルフィド橋かけ結合(3
°)を加水分解しないことの知識と矛盾しない。
タンパク および :    l’)L我々の研究が食
物タンパク質の型が体液免疫応答に影響を及ぼすことを
示したので、我々は次に肺炎球菌感染に対するマウスの
耐性に対する食物中のU−L、c、の効果の研究に着手
した。肺炎球菌は身体が体液免疫応答を用いる被包高ビ
ルレンス生物体の群を代表する。20gU−Lつ。p/
long食物を含む食物を与えたC 3 H/lie 
Jマウスはストレプトコッカス・ニュモニエ(5tre
ptococcus  pnet+moniae)でi
 、 、 、 4.7染した後、同様の栄養効率の20
gC/100g食物を与えた同様に感染したマウスに比
べて改善された生存を示した(表5)。
我々の種々の研究を基にして、ストレプトコッカス1ニ
ユモニエ(Streptococcus  pneum
oniae)タイプ3による感染に対するホエータンパ
ク質素を与えたマウスの増強耐性が感染のときにおける
動物の体重および感染前に得た体重(動物は感染の前2
週間食物を与えた)に無関係であったことを示した。
食物中のホエータンパク質濃縮物の免疫111強効果に
関与する機構 過去数年にわたり我々は体液免疫応答に直接または間接
に影響を及ぼすことができる食物タンパク質量により誘
発された変化を確認することを試みた。20g/100
g食物の濃度でタンパク質は発育期マウスに必須アミノ
酸の適当な毎日供給を与える。タンパク質量の唯一の有
意な効果は血非アミノ酸プロフィルにおける変化である
と認められ、それはシスティンを顕著に例外として消化
したタンパク質のアミノ酸組成に実質的に合致する(表
6および7)。
意外にも、wpc中の8倍高いシスティン含量にもかか
わらず、W2C食を与えたマウス中のシスティン血脩水
準はそれらの0食を与えた対応物中のそれと異ならなか
ったことが認められた。過剰のシスティンの運命が関心
の内容であった。食物システィンはリンパ増殖に必要で
あるグルタチオン(G S H)の律速基質である。G
 S Hは食物タンパク質から誘導されるシスティンの
供給に依存する。リンパ球のレドックス状態は、リンパ
球増殖中に直接的に含まれると知られている環状GMP
の細胞内濃度を調整できる。
この研究は免疫応答の観察された増強がカゼインまたは
システィン強化カゼ17食を与えたマウスに比べてホエ
ータンパク質を与えた免疫処置マウス中の肺臓グルタチ
オンのより大きい生成に関連することを示した。通常以
上のグルクチ1フ24度の誘発における食物システィン
の効率はそれがtl Ml!システィンとしてよりもホ
エータンパク質中で供給されるときに大きい(第6図)
−■−チオノ、を−堰加させる方法 食物タンパク質、G S )(および宿主免疫応答の相
互作用をさらに調査した。ホエータンパク質濃縮物と同
様のシスティンの高い濃度を有する異なるタンパク質源
例えば卵白(表8)が高G S )(NJI織含量の促
進に同様の効果を有するかどうかを研究した。卵白タン
パク質食は宿主免疫応答を平均以上に増強しないことが
認められた(第1図)。
肺臓中の静的G S H濃度が3週間のU−1−a、p
供給により不変であることが認められたので、若い成C
3Hマウスにおけるこの研究が5RBCに対する肺細胞
免疫応答の増強(第5図)が栄養的に等価のD−L、、
p (変性ホエータンパク質)、カゼイン、システィン
強化カゼイン、または卵白タンパク質食のいずれを与え
たマウスにおける肺臓G S H?M、度に観察された
減退のパターン(第6図)に比べてU −L、cp(非
変性ホエータンパク質)を与えたマウス中のリンパ球の
抗原1り1コーン膨張の間の肺臓G S Hの持続上昇
に関連があることを示した。後者の4群はまた低い免疫
応答を示した(第5図)。肺臓グルタチオンン震度を半
分に低下する5−(n−ブチル〕ホモシスティンスルホ
キシイミンの投与がホエータンパク質(U  L、−c
p)食を与えたマウスの体液免疫応答に著しい低下を生
ずる。これは食物ホエータンパク質の免疫増強効果にお
けるグルタチオンの重要な役割の他の証拠である(第7
図)。
17月カニ開始したどの食物も3ケ月後にG S H含
量がD −L、cp(変性ホエータンパク質)、カゼイ
ン、卵白タンパク質またはブリナ食を与えた対応物に比
べてu  t−cp  (非変性ホエータンパク質)を
与えたマウスの肝臓および心臓中に高いことが認められ
た(第8および9図)。プリナ食を与えたマウス中の心
臓および肝臓中のG S H値は10週令、17.20
.21月カニ類似した。
U−L、、p食は連続供給3月および4月後に心臓およ
び肝臓のGSH含量を「正常」値以上に増強すると思わ
れる(第8および9図)。
要するに、U−L、cp食で3週後に、肺臓GSH含量
が若成C3H/HeNマウス中のリンパ球の抗原駆動ク
ローン膨張の間に、D−L、c、、カゼインまたは卵白
タンパク質素を与えた対照中の減退に比べて増加する(
第6図)、老C57BL/6NIAマウスにおいてU−
L、、c、食の長期供給は肝臓および心臓G S H濃
度における穏やかな、しかし持続する増加を生ずる(第
8および9図)。
wpcのGSH増強活性はその非変性形態に制約される
。この性質は類似システィン含量を有する他のタンパク
質(卵白)がこの生物学的活性を示さないので単にWP
Cの高システィン含量のためではない。U−L、。のこ
の性質は、体重、直情クンバク質および食物消費により
証明されるようにその栄養効率に特異的に依存しないで
、その自生形態におけるタンパク質の一次、二次および
三次構造によると思われる。
第8および9図中のデータは対照プリナを与えたマウス
中の肝臓および心臓グルタチオンの濃度が時間中非常に
一定であることを示す。一方組織G S Hの穏やかな
、しかし持続した上昇が栄養的に等価のホエータンパク
質(U  L −cp )食を与えたマウス中に認めら
れた。
細胞GSHが非常に強く制御されること、2倍増加が最
大であることができること、およびGSHの小増加の効
果が種々のG S H利用醇素(例えばグルタチオンペ
ルオキシダーゼ、グルタチオン−8−トランスフェラー
ゼ)により増幅されることができることの事実が与えら
れたので、ホエーに富む食物を与えた動物中に観察され
たG S H?M度の再現性変化が生物学的重要性を有
するようである。この増加の長期にわたる性質はこの効
果に有意に寄与できよう。
化  に沃 した 腸−の  を  する 法ホエータ
ンパク質濃縮物の生物学的性質の不安定性に関するこの
発見にてらして後年の実験〈57)に使用されたミルク
タンパク質混合物のホエータンパク質部分が部分的また
は完全に変性されたことが考えられる。腫瘍の型におけ
る変動にもかかわらず、従来技術において言及されたす
べての研究に使用された腫瘍の型および対照食の変動に
もかかわらず、乳製品供給で報告された腫瘍抑制の水準
は我々がタンパク質源としてカゼインを含む配合食で得
たものと比較できることが明らかである。
この発見はカゼイン食を与えたマウスにおいてDM)l
誘発結腸癌の数および大きさがブリナを与えた対照に比
べてそれぞれ0.3および0.4倍だけ減少されたこと
を示す(表9)。しかし、類似栄養効率を有するホエー
タンパク質素を与えたマウスにおいてDMH誘発結腸癌
の数および大きさはブリナを与えた対照に比べて4倍城
少された(表9)。カゼインに比べてホエークンバク質
の抗癌効果の優位は我々の先の研究に報告された。乳製
品の抗腫瘍活性がタンパク質部分中、より特定的には本
発明が示すようにミルクのホエータンパク質成分中、に
あることが前記研究から明らかである。
我々のマウスに経口的に与えられたホエータンパク質濃
縮物の量はl IE 0.8 gのタンパク質、従って
0.13− A −149594Qにおいて注射された
より約20,000倍多いタンパク質に評価できる。
これは先行技術を、特定タンパク質混合物(ホエータン
パク質濃縮物)が長期経口供給、消化および殊に成マウ
ス中で、抗原物質の収集を実質的に不可能にする生理学
的経路による吸収後にその抗腫瘍効果を与えると認めら
れた我々の主張と比較できなくするであろう。さらに、
他の異なるりンバク質例えばカゼインまたはブリナ中:
こ含まれる種々のタンパク質が同様の量で経口的!ご与
えられたときに抗癌効果を示さなかった。
この研究は食物ホエータンパク質濃縮物の、その非変性
形態における抗癌活性が我々の実験に用−)たPFC検
定と正に相関することを矛盾なく示した。WPCのこの
免疫増強活性:よそのタンパク賃成分の寄与から生ずる
。この研究において、CB −A−1495940中に
i、p、注射(α−ラクトアルブミン、β−ラクトグロ
ブリン):こよる抗白血病効果を及ぼすと示されたWP
Cの両分(分子量6000〜20.000 )を与えた
マウスが、全タンパク買濃縮物を与えたマウスのそれよ
り有意に小さい5RBCに対するPFC応答を生じた(
第2図)。
従って、WPCの抗癌効果がWPCの免疫増強活性と相
関する程度に我々の主張はGB−、へ−1495940
中に報告された現象に関連しない。
最後に、濃度だけでなく、投与の種々の経路のために生
物学的に活性な中間生成物の型および代謝運命が2研究
において異なる。
生存研究: 生物 的活性はw p cの非 性配座に依 するa)
限定時間期間の間の老マウスの生存我々の研究は、おす
C57BL/6NIA7ウスの55%が死亡したときに
終る6〜7月の限定観察期間にわたる平均生存期間が老
衰の発症(21月カニで、非変性ホエータンパク質(t
J−L、cp)で開始したマウスにおいて、栄養的に等
価のプリナマウス飼料を与えた「対照」に比べて30%
増加することを示す。プリナを与えたマウスの生存曲線
はカゼイン食を与えたマウスのそれに非常に類似した(
第10図)。
しかし次の4力月中、非変性ホエータンパク質食のマウ
スは変性ホエータンパク質濃i会物(D−L、、、)食
に切り換えた。この期間の間、残りのホエータンパク質
素を与えたマウスの死亡のときはそれらのカゼイン食ま
たはブリナを与えた対応のそれと同様になった。研究中
、PFC形成の反復生物検定が、第3図に示されるよう
に宿主免疫増強とwpcの非変性状態との間の相関を確
認した。研究の第2部分において、生存曲線間の差が狭
くなり始めたとき、その栄養特性を保存したけれどもW
PCの免疫増強性がなかった(D −L、cp)。全研
究を通し、有意な群間差異がカロリー摂取および体重に
認められなかった。長命が主に個体のゲノ1、に依存す
るので、限定期間中の遅延死亡が全体の長命に影響を与
えたとは思われない。しかし、少くとも食物の免疫増強
効果に関して、この研究は試験(U −L、Cp)から
対照(D−L、。p)食への1方向クロスオーバとみな
すことができ、老マウスの生存に対するV/ P Cの
生物学的活性がその非変性状態に依存し、我々の研究に
用いたPFC検定と正に相関するく第3図に示されるよ
うに)ことを示す。
b)DMH誘発結腸癌を有するマウスの短期および長期
生存 D M H処置マウスにおいて、我々は食物タンパク質
量に関連して28週末時点までの死亡率と実験の終りま
での生存時間との間に差異を認めた。研究の初めの7か
月の間に、非変性ホエータンパク質(U−L、cp)を
与えたマウスはカゼインおよびブリナ群中のこの期間の
終りに観察された33%死亡率に比べて死亡がなかった
。次の4か列中にホエータンパク質をマウスは変性ホエ
ータンパク質(D−L□cp )を与えた。この後者の
期間の間に、D−L、、p食はカゼイン食に比べて生存
に対して好まし7い効果を有しないと思われた(表10
)。研究を通して牌11iPFcの反復生物検定を行な
い先に報告した免疫機能に対する食物の生理学的効果お
よびこれらの効果の安定性を証明した。U−4,、p食
の免疫増強効果は研究の初めの7か月の間に一様に確認
されたが、しかし次の4か月(D−L、c、)中に、先
にU −L、cp食を与えたマウス中に観察された免疫
増強効果がなかった。U −L 、c、食または1)−
L、c、食に関連したPFC応答の値は第3図中に与え
られたものに一致した。従ってこの研究は腫瘍を含むマ
ウスの生存に対するwpcの生物学的活性が我々の研究
iこ用−またPFC検定に正に相関するその非変性状態
に依存するとの仮説を確認する。
食物ホエータンパク質濃縮物の免疫増強効果におけるビ
タミンB2、Blの相乗的役割 ホエータンパク質がシスティン、GSHの生合成のため
の゛律速基質、の最適源;ごt目当するけれども、ビタ
ミンB2ふよびB1がGSHレドックスサイクルの機能
における重要な要素である。
組織中のグルクチオン(GSf()状態は主に還元状態
(GSH:G55G、250)に維持され、それはNA
DP÷/NADPHレドックス対に結合した有効G S
 H,ペルオキシダーゼおよびレダクターゼ系により達
成される。内在性毒性H20□がGSHペルオキシダー
ゼにより触媒されたGSHのG55Gへの酸化によりH
2Oに還元される。
細胞NADPHを失なってG55GはNADPH:G5
5Gレダクターゼにより有効にGSHに還元され、従っ
てチオールバランスが維持される。その結果、G55G
レダクターゼが内因性活性酸素種からの酸素毒性に対し
て細胞を保護する大きい能力を有する。
ビタミンB、  (チアミン)はNADPHおよびペン
トースを生ずるベントースリン酸経路のトランスケトラ
ーゼ反応中に包含される。
ビタミンB2  (リボフラビン):リポフラビンの補
酵素誘導体、フラビンモノヌクレオチド(FMN)およ
びフラビンアデニンジヌクレアーゼ(FAD)、はりボ
フラビンから連続的に合成される。ビタミンB2不足動
物はFMNおよびFAD要求酵素、例えばGSHレダク
ターゼの活性における著しい低下を示す。
この意味で、ホエー中に自然に存在するすべてのこれら
の水溶性ビタミンがGSHレドックスサイクルの最適機
能に対する重要な役割を果たし、殊にホエータンパク質
摂取のときに我々の実験中に示されるように、Mi繊織
中高濃度のc s tr合成および貯蔵を生じたと考え
られる。
この研究(第11図)は推奨量より多少高・いビタミン
Bt、Bzの食物濃度(表8a、食物5.6)が食物ホ
エータンパク質濃縮物の免疫増強効果に有意に寄与する
ことを示す。ホエータンパク質は制限基質(システィン
)の最適生物学的利用能を与えることによりGSHの合
成および貯蔵を堆強スる。一方、ビタミンB、およびB
2の普通より高い摂取がGSHレドックスサイクルを普
通より高い水準で維持し、従ってS RBC!二対する
普通より良好な免疫応答の発生を可能にするために必要
である。個別的にホエータンパク質を与えたマウス中の
個々のビタミンの効果が制限され;しかじ、ホエータン
パク質を与えたマウスの免疫応答に対するそれらの相乗
効果が明らかである(第11図、食物5.6食物1)。
同一ビタミン類はカゼイン食を与えたマウスの免疫応答
に有効でない。これらの水溶性ビタミンはすべてホエー
中に存在するけれども、個々の最も有効なビタミン、リ
ボフラビン、の主要天然源はビタミンB2がその特有の
色を与えるホエーであることを認めることは興味深い。
要するに、推奨日量以上のビタミンB1および殊にB、
の食物摂取がホエータンパク質を与えた動物中の増強免
疫応答の発生に寄与する:ビタミンB、 +73.は最
強効果を生ずると思われる。これらのビタミンの摂取が
これらの水準またはそれより多少低いときに、身体発育
および動物外観が普通であるが、しかし免疫攻撃に対す
る応答はホエータンパク質を与えたマウスの最大可能性
より低い6本発明によるホエータンパク質組成物は前記
wpc並びにB、およびB2を1.5〜2.0■B1お
よび1.5〜2.0■B2の量で組合せて含む。
胃中で、ホエーは胃液の作用によりミルクから分離され
る。ホエーの水溶性ビタミンおよびタンパク質の通過お
よび吸収がミルク凝塊(カード)のタンパク質(カゼイ
ン)およびビタミン成分のそれより早く生ずると思われ
る。従ってホエータンパク質およびビタミンB、および
B2を含むビタミンは他のミルク成分のそれとは異なる
速さで大循環に入り、免疫系およびGSHレドックスサ
イクルに対するそれらの相乗効果を示すことができよう
この適用において記載した食物ホエータンパク質の免疫
増強および他の特異的生物学的性質は熱不安定であり、
タンパク質の非変性(自生)状態(それはまた激しいか
くはん、溶媒、極端なpH変化などにより影響をうける
ことができる)に依存し、変性の過程により変化されな
いその栄養特性に無関係である。
変性される大部分の他の市販ホエータンパク質とは異な
り、我々の実験に使用されたデンマークで製造されたホ
エータンパク質〔ラクブロダン(Lacprodan)
 −80)は90%非変性である(第11図中のU、D
、)。このタンパク質は熱下に変性され、その遊離スル
フヒドリル基を露出する最大の傾向を示す。デンマーク
から米国を通る例外的に暑く湿潤気候中を長い表面輸送
後に受入れたw、p、c、のパッチを用いて実験を行な
ったときにw、p、c、の免疫増強性が失なわれた(第
11図、2d〜8d)。これらの実験は食物の免疫増強
効果におけるビタミンB、およびB、の相乗的役割を示
すけれども、また多分部分変性されたホエータンパク質
の負効果を示す。先の研究は食物ホエータンパク質の免
疫増強性がおそらくグルタチオン合成に対する制限前駆
物質であるシスティンの最適細胞内輸送および利用性に
関連することを示した。このタンパク質の部分変性はシ
スティンおよびG S H合成の変更によるその特異的
生物学的性質の喪失を、その栄養特性に対する影響なく
生じたと思われる。
ミルク加工およびホエー調 搾乳直後にミルクは4℃に冷却され、チーズ工場へ送給
するため冷却タンク中に保持される。カードの沈澱はρ
11を乳酸で初めに20℃で約4.6に低下することに
より得られる。レンネット(通常3オンス/ミルク10
00ボンド)の添加後、カードからのホエーの排除を促
進するために温度を20分間約30℃に上げ、バット中
のかくはんを許して低速度で分解させる。
十分な量のホエーが得られるとバット中に残る生成物を
、細菌の低下を得るために標準方法で低温殺菌し、チー
ズ製造のために高速度でかくはんする。次いでホエーを
γ線源で照射する。放射線量はホエーの細菌含量により
5〜15kGyで変動し、最小タンパク質変性(活性タ
ンパク質の変化、すなわち処理前後のホエー中のタンパ
ク質濃度により測定される)で標準低温殺菌の等価抗菌
効果に到達させる。
我々の方法と標準法との間の差異は、人後のホエータン
パク質濃縮物の生成に使用されるホエーの部分が加熱さ
れず、それが誘導される物質がタンパク質変性を最小に
するように緩徐にかくはんされることである。高溶解度
の維持による変性の防止がホエータンパク質のカゼイン
との共沈を回避し、従ってホエーのタンパク質含量が高
められる。次いでホエーは6℃に冷却される。
ホエータンパク  縮および分離 非変性ホエータンパク質濃縮物の製造のためにホエーは
限外濾過により分離濃縮され、それは加圧溶液が多孔性
膜上を流れる穏やかな条件下にラクトース、塩および水
からのタンパク質の選択的分離を可能にする。膜は比較
的小さい分子のみの通過を許す。
滞留時間およびタンパク質変性の間の過度の微生物増殖
を防ぐために、設備は大部分の時間10℃以下で運転さ
れる。約10,000のカットオフを有する高分子物質
(ポリスルホン)の薄層膜が使用され、M W 15.
000のタンパク質成分は保持される。
濾過速度を早くするために液体は5 bar Ckg 
/ crA )の圧力で膜上べ送給される。
フレーム型モジュールが多数のこれらの膜を保持するた
めに作られる。生産ラインは18個のそのようなモジュ
ールからなる。最後の10モジユール中に脱塩水が添加
され、次いで膜を通して移動され、それとともにラクト
ースおよび無機質が運ばれる。濃縮、分極および汚損を
最小にするのに適する速度を維持するために再循環ポン
プが各段階中に使用される。
乾燥物質で80%タンパク質(非変性)を有する最終タ
ンパク質濃縮物がこのように達成できる。
ホエータンパク質濃縮物についての実験データのヒトに
 する関 非変性ホエータンパク質濃縮物の免疫増強活性が5非関
連系統のおすマウスで記載された。
ホエータンパク質?’fA縮物(w、p、c、)の抗癌
効果が異なる系統のめずマウスに認められた。
バー) (Birt)はか(3,4)はW、p、C,を
与えた両性のハムスターにおける高い長命を示した。
従ってw、p、c、の生物学的活性が特異遺伝子または
ホルモンの影響に無関係であると思われる。さらに、こ
の型の生物学的現象が2つの種牛に生ずればそれがヒト
を含めた他の種に適用されることが一般に容認される。
w、p、c、が有効であると認められた結腸癌の型は!
iJl織学的外観およびその化学療法に対する応答にお
いてヒト結腸癌に類似する。
ヒト早産児は満期児と異なり、代謝性アシド−シスの防
止および生存のためにホエー主配合物を必要とする。
おそらく−層重要なことに、人乳が他の咄乳動物に比べ
てはるかに高いホエータンパク質/カゼイン比を有する
。おそらく自然はヒトを単なる必須形態の栄養分を通し
て、彼らの最良の代謝利益のために非変性ホエータンパ
ク質を扱うように準備した。事実、げっし類で観察され
た―、p、c、の好ましい生物学的活性ヒト宿主中で一
層顕著であろうことが予想されよう。
参照文献 1、 ハリセリ (Barieelli、 G、 C,
) 、乳清の能力および使用について、opusCul
um  5ecundu+n。
Scorriggium、 Publ、 Naples
、  Italy、 p、105〜147、l 6(1
3)〜(16゜ 2 ホラ7ン(Hoffman、 K、 F、) :、
特に17.18および19世紀における乳清療法の歴史
にライて、 41ed、 !、!onatschr、、
 l 5 : 411〜416.1961゜ 3、 バートほか(8irt、 D、F、、 Bake
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Hruza  D、 S、) 、シリアハムスターの2
世代の寿命を通じてラクトアルブミンの3食事水準の栄
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〜2160.1982゜ 4、 バートはか(8irt、 D、 F、、 5ch
uldt、 G、 H,。
Salmasi、 S、)、2タンパク質源の類別水準
を与えたハムスターの生存。Lab、 Animal 
Sci、。
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、) 、マウスの免疫系およびサルモネラ症に対する耐
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バウノウスはか(Bounous+ c、l Kong
shavn+P、 A、 L、) 、マウスの免疫系に
対する食物タンパク質の影響。J、 Nutr、、  
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tourneau。
LlKongshavn、P、 A、L、) 、マウス
の免疫系に対する食物タンパク質量の影響。J、 Nu
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113 : 1415〜1421.1983゜8、 パ
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havn+P、 A、’ L、) 、マウス中のB細胞
およびT細胞免疫応答に対する食物タンパク質量の差別
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感受性に及ぼす食物タンパク質およびアミノ酸の効果。
J、 Exp、 Mec!。、1.10 : 921〜
934.1959゜ 16、ヤナスほか(Janas、 L、 M、、 Pi
cciano、M、F、。
Hatch、 T、 F、) 、ヒトミルク、ホエー主
配合物、または牛乳配合物を与えた満期先生のタンパク
質代謝の指標。Pediatrics+  75 ニア
 75〜784.1985゜ 17、ターリングはか(Darling、 P、+Le
page、 G、。
Tremblay、 A、、 Co11et、 S、、
Kien、 L、 C−+ Roy。
C,G、)、同一エネルギー摂取を受けた早産児におけ
るタンパク質性質および量。Am、 J、 Dis。
Child、、  139 : 186〜190.19
85゜18、シエナイほか(St+enai、 J、 
P、、 Dame、 M、 C,+Churella、
 H,R,、Reynolds、 J、l’!、+ B
absonS、 G、)、非常に低い出産体重児におけ
る栄養バランス研究:ホエー配合物の役割。J、 Pe
dGastroent、  and  Nutr、+ 
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【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は5RBCで免疫処置した後PFC
のピーク生成を示す日におけるプラーク形成細胞毎肺臓
(PFC)を示し、 第3図は種々の出所のホエータンパク質およびカゼイン
の牌1PFc応答に対する効果を示し、第4図はWPC
の免疫増強特性に対する熱変性の抑制効果を示し、 第5図はU−L、。供給マウスにおける免疫処置後の5
RBCに対する肺細胞免疫応答の増強を示し、 第6図は相応する食物を与えた非免疫処置マウスにおけ
る値の%とじて免疫処置マウスにおける肺臓グルタチオ
ン濃度を示し、 第7図はホエータンパク質素を与えたマウスに対するB
SOの投与の効果を示し、 第8図および第9図は長期供給後の肝臓グルタチオンお
よび心臓グルタチオン含量を示し、第10図はプリナ、
カゼインおよびホエータンパク質素供給マウスの生存曲
線を示し、第11図は5RBCに対するPFC応答に対
する26日食物処置の効果を示し、 第12〜22図は表1〜10を示す。 図面の浄書(内容に変更なし) L−ホエータンパク質JI11物 FIG、1 L>C,Sp、 S、 W、 Sc、 Co、 EF、
  P F’−(LOOO4 FIG、3 FIG、2 FIG、4 3週間の食物処置の効果 romod 非加熱 対 Pro(2)d 非加熱 対 平均±S、  E、 M。 Proax+d  加熱:P<、01 (90℃ 10分間) カゼイン非加熱:p<、ot (N=10) 3週間や食物処置の効果 FIG、7 膵臓グルタチン、相応食物を3yA間与えた非免疫処置
C3H/1leN’中の値の% 5X10’ 5RBCによる免疫処置後の日(D)”ダ
ンマルク・プロティンによるLacprodan −8
021%(P<(LOO1)および19%(P<0.0
1)高かったFIG、8 肝臓グルタチオン含量 令: 16薯 17月 加力 21月 食物消責=体重および血清タンパク賞に群間差なしυ−
LACP>プ’j +、 fNfイン、卵白:P<1l
L05、ANOVA (シz7エ(O1定)−υ−LA
CP>D−LACP: P<0.01.ANOVA (
ンz7xの検定)。 FIo、9 心臓グルタチオン含旦 20月        21月 17月カニらの食物処置の効果 食物消費=体重および血清タンパク質に詳間差なしFI
o、11 υD、非変性 り、変性 食物5および食物1対食物2 P<0.025 飼 養 日 紋 C57/B1./6NIA−M X FIo、10 Ffo、15 表   4 試験8125.バッチ8L95022.1978年11
月に発表 その要約(分析) LADは小ペプチド(約80%)および遊離アミノ酸(
約20%)の化合物である。ペプチドの分子正は450
〜1000の間に変動する。必須アミノ酸又は栄養の大
パーセントが遊離形態下にあることが重要である: L
ys(63%)1.へrg(39%) 、)lis(I
EI%)、1Jet(59%)、I Il e(22%
)、1.eu(32%)、Thy(8096)、Phe
(56%)およびTrp(99%)、LADはヒトに対
する臨床に利用されない実験生成物である。 Fig、16 表   5 種々のクンバク質型の食物を与えた3系列のマウスのタ
イプ3 3.二、モニエ(S、 Pasumanioe
)に対する感受性Fig、17 表 (g/’100gタンパク賃) l。 2゜ 8.0  8・0      10:Olo:0   
  10:OIO:08二O8:010:OlO:01
0:010:07:I     8:0      1
0;0   10:0      10:o    !
0:07:I    8:0       9:I  
  10・0      9:I    lO:07:
l    8:0      9:l    IO:0
      9:I    lo:07・1   8:
0       9:1   10:o       
9:I    10:07・1   8:0     
  5:5   9:I       8:2   1
0:06:28−04:69:IB:2((10543
8:0       4:6   9:I      
 7:3   9:15:3   8:0      
 4:6   9:1      1:3   9:1
マウスはカゼイン食(c)(20gカゼイン7100g
食物)またはラクトアルブミン食(L)(20g/lo
og)による2週処置後に感染させた。 1%FC3−リンゲル中i、 v、注射;10?肺炎球
菌による感染後■9日に生存マウズを10’肺炎球圀の
用量で感染させた。 C冨カゼイン L−ラクトアルブミン=ホエータンパク質a縮物全死亡
率はCを与えた群中で3G%であり、これは7.1%で
あるLを与えたマウスのそれより有意に高い(P=0.
002)。 ア  ミ  ノ  酸 フェニルアラニン トリプトファン グリシン セリン ロイシン インロイシン バリン メチオニン ンステイン アスパラギン酸 グルタミン酸 ヒスチジン チロシン プロリン アルギニン アラニン リジン トレオニン カゼイン 5.3±0.2 1.4±0,2 2.0±0.I 6.2±0.5 IO10±0.4 6.0±0.6 7.1=!=0.3 2.9±0.2 0.3±0.1 7.3±0.1 22.9±0.3 3.0±0.1 6.0±0.1 11.6±0.4 4.0±0.1 3.1土0.3 8.2±0.1 4.0±0.3 ホエータンパク質 濃  縮  物 3.10.3 2.1±0.0 λ0±042 5.2土0.4 10、4土0.7 6.1±0.8 5.8±0,8 2、 L±0.:1 2.3土0.3 IO17±0.7 18.8±0.7 2.0±0.2 3.0±0.4 6、【±0.7 2.8±0.3 4.9±014 9.2±0.5 6、fl±1.3 (a)信頼できる出所(文献13)からのデータの平均
±S、Dどして示した!”ig、18 表   7 アミノ酸 ラクトアルブミン20g% (ホ二−タンパク質 nmol/−濃縮物) イソロイシン   90±5 0イシン    125±5 バリン    232±10 メチオニン    フ2±3 シスチン     37±3 フェニルアラニン 51±1 チロンン     55±2 トレオニン   310士7 トリブトファン   − リシン     301±6 ヒスチジン    50土1 アルギニン    61±4 グリシン    142立7 セリン    120±8 7ラニン    437±18 プロリン     52±5 アスパラギン酸  24±2 グルタミン酸   65±2 平均±SD カゼイン20g% 95±8 113±4 278±13 92±6 37±3 75±4 83±5 223±2 323±7 64±4 92±6 144士7 132±4 382士19 117±l0 1G±1 44±4 P−値 0、 Q 25 0、025 o、 o o o s o、 o o s o、 o o o s o、 o o s o、 o o s 0.05 o、 o o o s o、 o o s o、 o o 5 VIT、 81 、、、、0.34 V IT、 B2 、、、、0.38 VIT、 86.、、、0.26 AC,FOLIC 、,8,0,063 V4T、C、、、。 53゜3 F i g。 1.42 0.38 0.34 1.47 118.3 Fig、21 表  9 発t=ti質1.2−ジメチルヒドラノンにより処置し
たA/Jマウスにおける動物発育および腫瘍発生に対す
る食物ミルクタンパク貢の効果 未エータンパクク;     カゼイン       
プ リ す       プリデ本来−−      
 ブリt/ネエー28週゛28週“     28週’
      20/8週ゝ    20/8週1初期体
重e (g) 21.7±0.5最終体重c(g)21
.5±0,3 21.5±0.7  21.9±0.8  21.9±
0.4 2乙0±0.721.8±0.4  19.7
土Q、7  21.3±1.0  21.0±0G[の
数c   8.4±1.5  24.7±3.0  3
5.9±2.6  15.1±3.2  21.7±4
3腫瘍面積C388±6.4 90.9±10.6 1
130.0+l+、4 47.!I±10.4 77.
7±10.9a)マウスは24週間DMHで処置し、次
いで4週後に層殺し九b)マウスは24if!間DMH
で処置し、次いで4週後に層殺しt:4それらは、プリ
ナマウス飼料で20週間維持し、次いで残り8週間ホエ
ータンパク質またはカゼイン食に切り替えへ C)平均上SEM ANOVA:実線連結平均は有意差なしくp<0.05
)群 ホエー  ブリナ/ホエー  ブリナ/カゼイン  カ
ゼイン  プリナ腫瘍の数 腫瘍面積 1”ig、22 表  10 発癌物質1.2−ジメチルヒドラジンで24週間処置し
たA/Jマウスにおける短・長期生存に対する食物ミル
クタンパク質の効果 ホエータンパクM′ 28週における死亡率゛ 0% 生存時間゛、週 0 食物群゛ カゼイン   プリナ 33% 33夕C 0 a)カイ二乗検定による有意性:ホエークンバクπ対プ
リナ対カゼインp<0.05 b)最初に12マウス毎群 C)発癌物質の第I投与からの週における生存時間。 ホエータンパク貿およびカゼインはプリナから有窓に異
なる、マンテル・コックス(lJantel−Cow 
)検定  p<0.01d)M3から28まで非変性ホ
エータンパク買使用。週28から終りまで変性ホエータ
ンパク質使用。

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ホエータンパク質濃縮物の適当な濃度を含む生物
    学的に活性なホエータンパク質組成物であって、ホエー
    タンパク質濃縮物が実質的に非変性状態で存在するタン
    パク質を含み、非変性ホエータンパク質濃縮物の生物学
    的活性がすべてのそのタンパク質成分の寄与に起因する
    全アミノ酸および小ペプチドパターンに基くホエータン
    パク質組成物。
  2. (2)ホエータンパク質濃縮物がウシおよび(または)
    ヤギおよび(または)ヒツジおよび(または)ヒトタン
    パク質濃縮物である、請求項(1)記載のホエータンパ
    ク質組成物。
  3. (3)ホエータンパク質濃縮物がホエータンパク質濃縮
    物の2つまたはそれ以上のタンパク質成分を有するホエ
    ータンパク質分離体混合物を含む、請求項(1)または
    (2)記載のホエータンパク質組成物。
  4. (4)ホエータンパク質濃縮物の適度な濃度が18〜2
    8gホエータンパク質/食物、殊に20gホエータンパ
    ク質/100g食物、の治療または予防量である、請求
    項(1)〜(3)のいずれか一項に記載のホエータンパ
    ク質組成物。
  5. (5)ホエータンパク質濃縮物が増強α−ラクトアルブ
    ミンおよび(または)免疫グロブリンおよび(または)
    β−ラクトグロブリンおよび(または)血清アルブミン
    部分を有する、請求項(1)〜(3)のいずれか一項に
    記載のホエータンパク質組成物。
  6. (6)ホエータンパク質濃縮物が増強α−ラクトアルブ
    ミンおよび血清アルブミン部分を有し、β−ラクトグロ
    ブリン部分が除去されている、請求項(1)〜(3)の
    いずれか一項に記載のホエータンパク質組成物。
  7. (7)ホエータンパク質濃縮物が増強免疫グロブリン部
    分を有し、β−ラクトグロブリン部分が除去されている
    、請求項(1)〜(3)のいずれか一項に記載のホエー
    タンパク質組成物。
  8. (8)ホエータンパク質濃縮物の生物学的活性が該増強
    部分および(または)部分類の寄与に起因するアミノ酸
    および小ペプチドパターンに依存する、請求項(5)〜
    (7)のいずれか一項に記載のホエータンパク質組成物
  9. (9)ホエータンパク質濃縮物並びに最小1日要求量を
    越えるビタミンB_1およびB_2を組合せて含む、請
    求項(1)〜(8)のいずれか一項に記載のホエータン
    パク質組成物。
  10. (10)ビタミン量が1.5〜2.0mgB_1および
    1.5〜2.0mgB_2/100g食物である、請求
    項(9)記載のホエータンパク質組成物。
  11. (11)ホエータンパク質濃縮物が熱不安定性および消
    化に対し不感受性である免疫増強性を有し、免疫増強性
    がホエー中に含まれるタンパク質の非変性状態に依存す
    る、請求項(1)〜(8)のいずれか一項に記載のホエ
    ータンパク質組成物。
  12. (12)ラクトースを含まない、請求項(1)〜(8)
    のいずれか一項に記載のホエータンパク質組成物。
  13. (13)次の段階: (a)搾乳直後にミルクを2〜10℃の範囲内の温度、
    殊に4℃、に冷却し、汚れ成分を除去する段階、 (b)ミルクをさらに浄化した後pHを乳酸で初めに2
    0℃で約4.6に低下させることによりカードを沈殿さ
    せる段階、 (c)レンネットを添加し、温度を20分間約30℃に
    上げてカードからのホエーの排除を促進し、バット中の
    かくはんを許して低速度で分解する段階、 d)バット中の残留生成物を低温殺菌型の熱処理し、高
    速度でかくはんする段階、 e)ホエーを照射し、分離する段階、およびf)実質的
    に10,000またはそれ以下の分子量カットオフを有
    する膜を用いてホエーを限外濾過する段階、 を含む請求項(1)〜(8)、(11)および(12)
    のいずれか一項に記載のホエータンパク質濃縮物組成物
    の製造方法であって、後のホエータンパク質濃縮物の生
    産に使用されるホエーの部分が加熱されず、それを誘導
    する物質が緩徐にかくはんされてタンパク質変性を最少
    化されること、および前記限外濾過が最終非変性タンパ
    ク質濃縮物を乾燥物質中に達成する多数の前記膜を保持
    する20個までのフレーム型モジュールを含む生産ライ
    ン中で行なわれ、前記限外濾過が4〜20℃の範囲内の
    温度で、殊に4℃で、行なわれることを特徴とする方法
  14. (14)ホエータンパク質濃縮物が、ホエー、液体ホエ
    ータンパク質濃縮物または再構成ホエータンパク質濃縮
    物粉末を、実質的に100,000の分子量カットオフ
    を有する膜を用いる限外濾過にかけることにより製造さ
    れることを特徴とする、請求項(13)記載の方法。
  15. (15)ホエータンパク質濃縮物が、ホエー、液体ホエ
    ータンパク質濃縮物または再構成ホエータンパク質濃縮
    物粉末を、実質的に500,000の分子量カットオフ
    を有する膜を通す限外濾過にかけることにより製造され
    ることを特徴とする、請求項(13)記載の方法。
  16. (16)10,000以下の分子量カットオフを有する
    膜を用いる限外濾過からの保持物をさらに実質的に50
    0,000および(または)100,000の分子量カ
    ットオフを有する膜を用いる限外濾過にかけ、粉末の形
    成のためにさらに乾燥される濃縮物を形成することを特
    徴とする、請求項(13)〜(16)のいずれか一項に
    記載の方法。
  17. (17)ホエー、ホエータンパク質濃縮物または再構成
    ホエータンパク質濃縮物粉末を陰イオン交換樹脂の作用
    に委ねて流出液、原ホエーまたはホエータンパク質濃縮
    物あるいは再構成粉末中より高割合のα−ラクトアルブ
    ミンおよび(または)血清アルブミンおよび(または)
    免疫グロブリンを含むホエータンパク質、並びに溶出液
    、α−ラクトアルブミンおよび(または)血清アルブミ
    ンおよび(または)免疫グロブリンの除去割合を含むホ
    エータンパク質含量、を生成させること、並びに少くと
    も流出液を限外濾過による濃縮にかけることを特徴とす
    る、請求項(13)〜(16)のいずれか一項に記載の
    方法。
  18. (18)適当な濃度における請求項(1)〜(12)の
    いずれか一項に記載のホエータンパク質組成物の、ミル
    クまたはミルクタンパク質の代用物としての適用。
  19. (19)請求項(12)記載のホエータンパク質組成物
    の、ラクトース吸収不良傾向への傾向を有する人に予定
    する製品における代用物としての適用。
  20. (20)請求項(1)〜(12)のいずれか一項に記載
    のホエータンパク質組成物の、ヒトまたは動物食養法の
    ための乳製品に対する代用物または補足物としての適用
  21. (21)請求項(1)〜(12)のいずれか一項に記載
    のホエータンパク質組成物の薬剤としての適用。
  22. (22)ヒトおよび動物器官中のグルタチオンの合成速
    度、補給速度、および(または)濃度水準を高める方法
    における、ヒトまたは動物に治療または予防に有効な量
    のホエータンパク質組成物を経口投与する段階を含む、
    請求項(1)〜(11)のいずれか一項に記載のホエー
    タンパク質組成物の適用。
  23. (23)ヒトおよび動物における宿主耐性を改良する方
    法における、ヒトまたは動物に治療または予防に有効な
    量のホエータンパク質組成物を経口投与する段階を含む
    、請求項(1)〜(11)のいずれか一項に記載のホエ
    ータンパク質組成物の適用。
  24. (24)改善された宿主耐性が殺菌感染に対する増強さ
    れた耐性および(または)緩徐増殖癌腫に対する増強さ
    れた耐性、および(または)老化の過程に対する増強さ
    れた耐性および(または)前記の組合せを含む、請求項
    (23)記載のホエータンパク質組成物の適用。
  25. (25)請求項(1)〜(12)のいずれか一項に記載
    のホエータンパク質組成物の抗癌治療組成物としての適
    用。
  26. (26)抗癌組成物が結腸癌の予防に使用される、請求
    項(25)記載のホエータンパク質組成物の適用。
  27. (27)特定の栄養要求に適合させる請求項(1)〜(
    12)のいずれか一項に記載のホエータンパク質組成物
    を含む食物または食物補給物。
  28. (28)請求項(1)〜(12)のいずれか一項に記載
    のホエータンパク質組成物を含むヒトまたは動物の治療
    栄養のための製品。
  29. (29)経口供給用中性ビヒクルと組合せた請求項(1
    )〜(12)のいずれか一項に記載のホエータンパク質
    組成物を含むダイエット食物。
  30. (30)経口供給に適する中性ビヒクルと組合せた請求
    項(1)〜(12)のいずれか一項に記載のホエータン
    パク質組成物を含む集中治療食物。
  31. (31)経口供給に適する中性ビヒクルと組合せた請求
    項(1)〜(12)のいずれか一項に記載のホエータン
    パク質組成物を含む薬学的組成物。
  32. (32)請求項(1)〜(12)のいずれか一項に記載
    のホエータンパク質組成物を含むヒトまたは動物用薬剤
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