JPH03138494A

JPH03138494A - 電動送風機

Info

Publication number: JPH03138494A
Application number: JP27407489A
Authority: JP
Inventors: Yuichi Shimizu; 雄一清水; Masami Fukumoto; 正美福本; Izumi Yamaura; 泉山浦
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-10-20
Filing date: 1989-10-20
Publication date: 1991-06-12
Anticipated expiration: 2012-10-22
Also published as: JP2666490B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は真空掃除機に使用する電動送風機に関するもの
である。

従来の技術従来のこの種の電動送風機は、例えば第６図のようにケ
ーシング１の中に、インペラ２、エアカイト３を設けて
、モータ４によりインペラ２を高速回転さゼて、風量と
真空圧を得るようになっていた。インペラ２はプレート
５．シュラウド６゜インペラ背板７により構成されてい
る。

発明が解決しようとする課題上記電動送風機のインペラ２ては、空気の流入はインペ
ラ２の吸込口から矢印Ａで示す軸方向へ入り、インペラ
の外径方向く矢印Ｂ）へ直角に曲げられて吐出される。

そのため、空気の流れがスムーズでな（、衝突、摩擦に
よる損失が多（、ブレード５、シュラウド６などの形状
を考慮してもその効率には限界があり、所定の出力を出
すためには大きな消費電力を必要としていた。

また、この電気掃除機用として使用される電動送風機で
は、約３０．ＯＯＯｒｐｍの高回転をしており、この状
態では第６図のＸ部に示すような乱流が起こりやすい。

さらに、このような乱流により騒音が発生し易いもので
あった。

本発明はこのような課題を解決するもので、高効率の電
動送風機を提供することを第１の目的とするものである
。第２の目的は高圧力タイプの高効率の電動送風機を提
供することである。

課題を解決するための手段Ｅ記問題点を解決する本発明の第１の技術的手段は、吸
気孔が設けられたモータフレームを有するモー々と、こ
のモータフレーｊ１の前方に取り付けられインペラ及び
Ｊ、アカイドを内包するケージングを備え、上記インペ
ラは、複数枚のブレードとそれを挟着するシ。ラウドと
インペラ背板とで構成され、その内周部には、インペラ
とは別に、軸方向から徐々に半径方向に底面・＼行くほ
と径が大きくなる曲率半径を持−２た背板と複数枚のブ
レードを有する略円筒形のインデユーサを配設し、イン
チユーザの底面が」二記インペラ背板に密着し、モータ
に設けた回転シャフトにインチ。−ザ及びインペラが同
時に固着されるとともに、インペラ背板は子午面形状に
おいてインチユーザの外形に沿って一旦上方へ折り曲げ
られた後、インデューサ背板面のＲ形状の延長になるよ
う半径方向に向かって徐々に下方に曲げるよう構成する
ものである。

また、第２の技術手段は、インチよ、−・す゛がインペ
ラのシュラウドの上方へ突出するものにあって、インデ
ユーサのブレードは、インペラのシュラウドの持っＲ形
状の延長になるよう上端外周部を切り欠いて構成するも
のである。

作用上記した第１の技術的手段は次のように作用する。すな
わち、このインペラは、内周部にインデューサを有する
ため、軸方向から半径方向へ流れが滑らかになることや
、さらにインペラ背板を上方へ折り曲げた形状とし、子
午面形状においてインチユーザ背板、インペラ背板側の
曲率半径をインペラの外形いっばいまで大きくすること
が可能となることから損失を少なくすることができ、風
量を増大し、効率を大幅に向上できるものである。さら
に、流れがスムーズとなるため、インペラ自身から発生
する音、即ち、乱流による騒音、衝突音が低減される。

また、前方へ伝ばんする音は、インデューサにより遮音
されるため騒音低下となる。

次に、第２の技術手段の作用であるが、インデユーサ内
で風速を上昇させ、圧力」−昇をさせるためインデュー
サをインペラのシュラウドより上方へ突出させているが
、インチ、□−゛りのブレードを切り欠くことにより子
午面形状においてインチ。−ザからインペラヘ−っの曲
率半径とすることがてき、従来例で示したシ。う１クド
入１−１部の乱流は、インチユーザからインペラへの流
れを平径方向へ徐々に変化させることにより防止でき、
高圧力でありながら高風量の高効率の電動送風機が得ら
れるものである。

実施例以下、本発明の一実施例について添付図面にもとづいて
説明する。第１図から第４図において、２１はケーシン
グで、中央に吸気孔２２が開１］シている。また、２３
はモータフレームで、この前方にはケーシング２１を取
り付けている。２４は複数枚のブレード２５を有する遠
心形のインペラで、このインペラ２４の外周にゲージン
グ２１と工゛ｒガイド２６で形成されたデイフユザーが
外周に向かって拡大した通路を有するように配設され、
このデイフユーザ−の終端に滑らかに独立に連通してモ
ータ吸気孔２８に気流を導く戻り通路２９が形成されて
いる。３０は駆動用の整流子型のモータで、モータ吸気
孔２８に流れ込んだ気流は、モータ内部を冷却しながら
排気孔：３１より排出される。

なお、Ｉ−記インペラ２４は、本実施例では第２図〜第
４図に示ずように、ブレード２５とこれを挟着したシュ
ラウド３２とインペラ背板３３で構成されている。

次に、インペラ２４の内周部には、軸方向から徐々に半
径方向・＼流れの向きを変え、インペラ２４へ空気を送
るインデユー１ノ３４が取り付けられ、モータ３０のシ
ャフト３５にインペラ２４と共に締め付（ｊられている
。このインデューサ３４は樹脂なとにより形成されたも
のであり、複数枚のブレード３６が一体に成形され、略
円筒形をしている。インデューサ３４のインデューサ背
板３７はＲ形状をなしており、インペラ背板３３をイン
デューサ３４の外形部で一旦」一方へ折り曲げ、その後
インデューサ背板３７のＲ形状の延長になるよう滑らか
に連結されているものである（第３図Ｃ部）。また、ブ
レード３（５はインペラ２４のプレート２５と連結して
いる（第２図り部）。

次に、この一実施例の構成に於ける作用を説明する。ま
ず、インペラ２４はいわゆる遠心ファンであるために、
圧力上昇をさせることは可能であるが、この圧力、上昇
を維持させながら風量を上昇させることは困難であるた
め、性能的な限界は低かった。そこで、インペラ２４に
は、第４図に示すように、ケーシング２１の吸気孔２２
に、インデューサ３４が設けてあり、このインデユー日
ノ゛３４に形成されたブレード３６が回転方向に向かっ
て傾斜させてあり、いわゆる斜流ファンとしての役割を
果たしている。そのため、大きな風量をインデューサ３
４内へ送り込むことができる。なお、このインデューサ
３４内においては、徐々に圧力も上昇している。大きな
風量がインデューサ３４によりインペラ２４へ送り込ま
れた後、インペラ２４に於いては遠心ファンとしての特
性を活かし、さらに圧力上昇させるのである。従って、
風量、真空度とも高い能力を持った高効率のインペラ、
即ち電動送風機が得られるものである。

さらにここて、背板３７、インペラ背板３：３側では、
子午面形状において、きわめて大きなＲ形状とすること
ができ、流れを滑らかに半径方向へ送り込める。一般に
極めて効率の高い３次元形状インペラと同様の形状を持
つこととなり、高効率を達成できるものである。

また、特に流れに関しては、流速と断面積の関係は重要
であり、この構成とすれば自由に設計できるものである
。また、背板３７が、垂直方向から半径方向へ滑らかに
変化しており、流れがスムーズになるため、衝突音、乱
流による騒音が低減され、電気掃除機としての静音化が
図れる。また、前方へ伝ばんする音は、インデューサ３
４により遮音されることになり、同様の効果が得られる
。

次に、第５図に他の実施例を示しているが、インデュー
サ３４はインペラ２４のシュラウド３２より上方へ突出
しており、シ。ラウド３２のＲ形状の延長となるようイ
ンデューサのブレード：３０が一部上端外周部で切り欠
いである（切り欠き部を斜線で示している）。また、こ
の形状に合わゼてゲージング２１が設けである。なお、
インデュ−サ３４が−Ｆ方へ突出させであるのは、イン
ブヨ、−ザ３４を空気が流れる間に風速を上昇させ、圧
力を高めるものであり、高圧力タイプの高効率のインペ
ラ、即ち電動送風機が得られるものである。

そして、子午面形状をショラウ１へ３２側においても滑
らかなＲ形状とすることにより、シ；１ラウド３２人１
１部の乱流を防ぐことが可能となり、高圧力でありなが
ら高風量の高効率インペラを得られるとともに、静音化
が達成される。

発明の効果本発明は、インペラの内周部に、軸方向から徐々に半径
方向に流れの向きを変えてインペラへ空気を滑らかに送
り込むインチ。、−サを配設し、インペラ背板をインデ
ューサの背板のＲ形状に合わぜることにより、■、３次
元形状インペラと同様の形状を持つこととなり、風量、
真空度とも上昇し、高効率インペラが得られる。２、流
れがスムーズになるため、衝突音、乱流に、よる騒音が
低減され、電気掃除機としての静音化が図れる。という
効果を得ている。。

またインデューサは、インペラのシュラウドより上方・
＼突出し、シュラウドのＲ形状の延長となるようインデ
ューサのプレートの一部」二端外周部を切り欠き、この
形状に合わせてケーシングを設けである。これによりイ
ンデユー刃を空気が流れる間に風速を上昇させ、圧力を
高めるものであり、高圧力タイプの高効率のインペラ、
即ち電動送風機が得られるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電動送風機の一部を断
面にして示した構成図、第２図は同電動送風機のインペ
ラの平面図、第３図は同断面図、第４図は同インペラの
分解図、第５図は本発明の他の実施例を示すインペラの
部分断面図、第６図は従来の電動送風機の一部を断面に
して示した構成図である。２１・・・ケーシング、２２・・・吸気孔、２４・・・
インペラ、２５・・・プレート、３０・・・モータ、３
２・・・シュラウド、３３・・・インペラ背板、３４・
・・インデューサ、３６・・・ブレード、３７・・・背
板。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）吸気孔が設けられたモータフレームを有するモー
タと、このモータフレームの前方に取り付けられインペ
ラ及びエアガイドを内包するケーシングを備え、上記イ
ンペラは、複数枚のブレードとそれを挟着するシュラウ
ドとインペラ背板とで構成され、その内周部にはインペ
ラとは別に、軸方向から徐々に半径方向に底面へ行くほ
ど径が大きくなる曲率半径を持った背板と複数枚のブレ
ードを有する略円筒形のインデューサを配設し、インデ
ューサの底面が上記インペラ背板に密着し、モータに設
けた回転シャフトにインデューサ及びインペラが同時に
固着されるとともに、インペラ背板は子午面形状におい
てインデューサの外形に沿って一旦上方へ折り曲げられ
た後、インデューサの背板面のＲ形状の延長になるよう
半径方向に向かって徐々に下方に曲げるよう構成してな
る電動送風機。
（２）インデューサがインペラのシュラウドの上方へ突
出するものにあって、インデューサのブレードは、イン
ペラのシュラウドの持つＲ形状の延長になるよう上端外
周部を切り欠いて構成してなる請求項１記載の電動送風
機。