JPH03137969A - 自動車ボデーの塗装方法 - Google Patents
自動車ボデーの塗装方法Info
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- JPH03137969A JPH03137969A JP27790189A JP27790189A JPH03137969A JP H03137969 A JPH03137969 A JP H03137969A JP 27790189 A JP27790189 A JP 27790189A JP 27790189 A JP27790189 A JP 27790189A JP H03137969 A JPH03137969 A JP H03137969A
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は水性塗料をベースコートとし該ベースコートの
上に溶剤型クリアコートを塗装する塗装方法に係り、更
に詳しくは、水性ベースコート塗膜と溶剤型クリアコー
ト塗膜間に異物の介在しない高外観塗膜を得る塗装方法
に関するものである。
上に溶剤型クリアコートを塗装する塗装方法に係り、更
に詳しくは、水性ベースコート塗膜と溶剤型クリアコー
ト塗膜間に異物の介在しない高外観塗膜を得る塗装方法
に関するものである。
自動車ボデーに水性ベースコート/溶剤型クリアコート
を塗装する場合、通常、第2図で示される工程(実線で
示された工程順)を経て塗膜が形成される。
を塗装する場合、通常、第2図で示される工程(実線で
示された工程順)を経て塗膜が形成される。
水研工程は、中塗塗膜を平滑にし又中塗塗膜と水性ベー
スコート塗膜との付着性を向上させる目的で行われる。
スコート塗膜との付着性を向上させる目的で行われる。
水洗工程は水洗工程で生じた水研カスを除去する目的で
行われる。
行われる。
清浄工程11は、水研カスや、水洗工程、乾燥工程を経
て行くうちに付着した埃等異物を除去する目的で行われ
るが、このうちボデー内板部の異物についてはエアブロ
−によってボデー外に吹き飛ばす方法がとられている。
て行くうちに付着した埃等異物を除去する目的で行われ
るが、このうちボデー内板部の異物についてはエアブロ
−によってボデー外に吹き飛ばす方法がとられている。
水性ベースコート塗膜熱風乾燥工程は、水性ベースコー
ト塗料塗装後の塗膜の水分を蒸発させある程度塗膜を硬
化させないと、次工程で塗布されるクリアコート塗料と
該水性ベースコート塗料が混じり合い塗装外観が著しく
悪化してしまうので、この悪化を防止する目的で設けら
れている。
ト塗料塗装後の塗膜の水分を蒸発させある程度塗膜を硬
化させないと、次工程で塗布されるクリアコート塗料と
該水性ベースコート塗料が混じり合い塗装外観が著しく
悪化してしまうので、この悪化を防止する目的で設けら
れている。
又、特開昭62−216671号公報には、第2図で示
される工程で中塗塗膜乾燥工程7〜清浄工程11を省略
した塗装方法(第2図中破線で示された工程順)、即ち
中塗塗装後W−O−Wで水性ベースコート塗装をする方
法が開示されている。
される工程で中塗塗膜乾燥工程7〜清浄工程11を省略
した塗装方法(第2図中破線で示された工程順)、即ち
中塗塗装後W−O−Wで水性ベースコート塗装をする方
法が開示されている。
ところが、前者の方法での清浄工程11におけるエアブ
ロ−では、ボデー内部が複雑な凹凸形状をしており、且
つ開口部が十分広くないため、圧縮空気にて舞い上がっ
た異物のうちボデー外へ出ていかずにボデー内板部に再
付着する物があり異物を完全には除去することができな
かった。
ロ−では、ボデー内部が複雑な凹凸形状をしており、且
つ開口部が十分広くないため、圧縮空気にて舞い上がっ
た異物のうちボデー外へ出ていかずにボデー内板部に再
付着する物があり異物を完全には除去することができな
かった。
又、後者の方法でも空研ぎ工程等で出た異物が清浄工程
5を行ってもボデー内部に再付着することがあり完全に
は除去することができなかった。
5を行ってもボデー内部に再付着することがあり完全に
は除去することができなかった。
この状態のまま、水性ベースツー1装工程〜溶剤型クリ
アコート塗膜乾燥工程を行うと、水性ベースコート塗膜
熱風乾燥工程の時にボデー内板部のベースコート非塗装
部位に付着しているこの除去しきれなかった異物が再度
舞い上がり、ベースコート塗膜に付着することがあった
。結果としてベースコート塗膜とクリアコート塗膜との
間に異物が存在することとなり、異物がクリアコートを
透して直接見えてしまい塗装外観を著しく損なうことに
なる。
アコート塗膜乾燥工程を行うと、水性ベースコート塗膜
熱風乾燥工程の時にボデー内板部のベースコート非塗装
部位に付着しているこの除去しきれなかった異物が再度
舞い上がり、ベースコート塗膜に付着することがあった
。結果としてベースコート塗膜とクリアコート塗膜との
間に異物が存在することとなり、異物がクリアコートを
透して直接見えてしまい塗装外観を著しく損なうことに
なる。
そこで、清浄工程5又は清浄工程11の後ボデー内板部
に残存する異物が水性ベースコート塗膜熱風乾燥工程の
時に舞い上がり、ベースコート塗膜に付着することを防
止する事が望まれていた。
に残存する異物が水性ベースコート塗膜熱風乾燥工程の
時に舞い上がり、ベースコート塗膜に付着することを防
止する事が望まれていた。
本発明は、ボデー内板部に付着している異物を粘着性の
ある合成および/または天然の樹脂により固定すること
によってこの問題を解決しようとするものである。
ある合成および/または天然の樹脂により固定すること
によってこの問題を解決しようとするものである。
本発明の塗装方法は、ボデー内板部に残存する異物が水
性ベースコート塗膜熱風乾燥工程の時に舞い上がり、ベ
ースコート塗膜に付着しないようボデー内板部の少なく
とも水性ベースコート非塗装部位に粘着性のある合成お
よび/または天然の樹脂を塗装することを特徴とする。
性ベースコート塗膜熱風乾燥工程の時に舞い上がり、ベ
ースコート塗膜に付着しないようボデー内板部の少なく
とも水性ベースコート非塗装部位に粘着性のある合成お
よび/または天然の樹脂を塗装することを特徴とする。
粘着性のある樹脂としては、蛋白質、澱粉、松脂等の天
然樹脂、フェノール系、エポキシ系等の熱硬化性樹脂、
ビニル系、アクリル系等の熱可塑性樹脂、ゴム等があげ
られ、それらのうちの1種又は2種以上を混合して用い
ることができる。
然樹脂、フェノール系、エポキシ系等の熱硬化性樹脂、
ビニル系、アクリル系等の熱可塑性樹脂、ゴム等があげ
られ、それらのうちの1種又は2種以上を混合して用い
ることができる。
ボデー内板部の少なくとも水性ベースコート非塗装部位
に残存している異物は、粘着性のある樹脂によりボデー
に被覆接着されるため、水性ベースコート塗膜熱風乾燥
工程における熱風によっても舞い上がることはなり。
に残存している異物は、粘着性のある樹脂によりボデー
に被覆接着されるため、水性ベースコート塗膜熱風乾燥
工程における熱風によっても舞い上がることはなり。
〔実施例1〕
ボデー前処理工程〜乾燥工程を経た後、清浄工程11で
、ボデー内板部をエアブロ−、ボデー外板部をホワイト
ガソリン拭き、タッグラグ拭き(粘着性のある樹脂を含
浸させた布などで表面をなでることにより異物をとりの
ぞ()、エアブロ−した後、以下の組成からなる樹脂、 ・水溶性アクリル樹脂 20重量部 モノマー成分:スチレン、メタアクリ レート、ヒドロキシエ チルアクリレート メタクリル酸 分子量: 1oooo〜30000 中和度ニジメチルエタノール′?ミンにて100χ中和 ・メラミン樹脂 10重量部 へキサメトキシメチロールメラミン単 量体 ・有機溶剤 30重量部 ブチルセロソルブ、n−ブタノール ・水 40重量部 脱イオン水 をボデー内板の水性ベースコート非塗装部位(ボデーフ
ロア面、ラッゲージルームのフロア面)に塗布、その後
、以下の組成からなる水性ベースコート塗料、 ・水分散型アクリルエマルジョン樹脂 13重量部 ・水溶性メラミン樹脂 メチル−ブチルエーテル化メラミン樹 7重量部 ・顔料 アルミフレーク 3重量部 ・有機溶剤 7重量部 ・水 70重量部 を塗装し水性ベースコート塗膜熱風乾燥工程(塗膜上で
の風速10m/s、80℃4分)〜溶剤型クリアコート
塗膜乾燥工程を行い塗膜を得た。
、ボデー内板部をエアブロ−、ボデー外板部をホワイト
ガソリン拭き、タッグラグ拭き(粘着性のある樹脂を含
浸させた布などで表面をなでることにより異物をとりの
ぞ()、エアブロ−した後、以下の組成からなる樹脂、 ・水溶性アクリル樹脂 20重量部 モノマー成分:スチレン、メタアクリ レート、ヒドロキシエ チルアクリレート メタクリル酸 分子量: 1oooo〜30000 中和度ニジメチルエタノール′?ミンにて100χ中和 ・メラミン樹脂 10重量部 へキサメトキシメチロールメラミン単 量体 ・有機溶剤 30重量部 ブチルセロソルブ、n−ブタノール ・水 40重量部 脱イオン水 をボデー内板の水性ベースコート非塗装部位(ボデーフ
ロア面、ラッゲージルームのフロア面)に塗布、その後
、以下の組成からなる水性ベースコート塗料、 ・水分散型アクリルエマルジョン樹脂 13重量部 ・水溶性メラミン樹脂 メチル−ブチルエーテル化メラミン樹 7重量部 ・顔料 アルミフレーク 3重量部 ・有機溶剤 7重量部 ・水 70重量部 を塗装し水性ベースコート塗膜熱風乾燥工程(塗膜上で
の風速10m/s、80℃4分)〜溶剤型クリアコート
塗膜乾燥工程を行い塗膜を得た。
(第1図で実線で示された工程においてAで示すところ
に粘着性のある合成および/または天然の樹脂を塗装す
る工程を付加したもの) 〔実施例2〕 ポデー前処理〜乾燥工程を経た後清浄工程11で、ボデ
ー内板部をエアブロ−、ボデー外板部をホワイトガソリ
ン拭き、タッグラグ拭き、エアブロ−した後、水性ベー
スコート塗装工程を行いボデー外板部、ボデー内板ベー
スコート塗装部位に実施例1で用いた塗料と同組成の水
性ベースコートを塗布した後、以下の組成からなる樹脂
、・水溶性アクリル樹脂 30重量部 モノマー成分:スチレン、メタアクリ レート、ヒドロキシエ チルアクリレート メタクリル酸 分子量: 10000〜30000 中和度ニジメチルエタノールアミンに て100χ中和 ・有機溶剤 30重量部 ブチルセロソルブ、n−ブタノール ・水 40重量部 脱イオン水 をボデー内板の水性ベースコート非塗装部位(ボデーフ
ロア面、ラフゲージルームのフロア面)に塗布、その後
、水性ベースコート塗膜熱風乾燥工程(実施例1と同条
件)〜溶剤型クリアコート塗膜乾燥工程を行い塗膜を得
た。(第1図で実線で示された工程においてBで示すと
ころに粘着性のある合成および/または天然の樹脂を塗
装する工程を付加したもの) このように、水性ベースコートに使用する塗料または該
塗料と同系統の塗料に含まれる樹脂の一部等水性ベース
コート塗料と相溶性のある樹脂を用いることが好ましい
。
に粘着性のある合成および/または天然の樹脂を塗装す
る工程を付加したもの) 〔実施例2〕 ポデー前処理〜乾燥工程を経た後清浄工程11で、ボデ
ー内板部をエアブロ−、ボデー外板部をホワイトガソリ
ン拭き、タッグラグ拭き、エアブロ−した後、水性ベー
スコート塗装工程を行いボデー外板部、ボデー内板ベー
スコート塗装部位に実施例1で用いた塗料と同組成の水
性ベースコートを塗布した後、以下の組成からなる樹脂
、・水溶性アクリル樹脂 30重量部 モノマー成分:スチレン、メタアクリ レート、ヒドロキシエ チルアクリレート メタクリル酸 分子量: 10000〜30000 中和度ニジメチルエタノールアミンに て100χ中和 ・有機溶剤 30重量部 ブチルセロソルブ、n−ブタノール ・水 40重量部 脱イオン水 をボデー内板の水性ベースコート非塗装部位(ボデーフ
ロア面、ラフゲージルームのフロア面)に塗布、その後
、水性ベースコート塗膜熱風乾燥工程(実施例1と同条
件)〜溶剤型クリアコート塗膜乾燥工程を行い塗膜を得
た。(第1図で実線で示された工程においてBで示すと
ころに粘着性のある合成および/または天然の樹脂を塗
装する工程を付加したもの) このように、水性ベースコートに使用する塗料または該
塗料と同系統の塗料に含まれる樹脂の一部等水性ベース
コート塗料と相溶性のある樹脂を用いることが好ましい
。
これは必ずしもボデー内板部の水性ベースコート非塗装
部位だけに粘着性のある樹脂が塗装されるとは限らず、
水性ベースコート塗装部位にも該樹脂が付着する事も考
えられるためである。このような場合でも該樹脂と水性
ベースコート塗料とが相溶性があればハジキやハガレ等
の塗装欠陥を生ずる恐れがない。
部位だけに粘着性のある樹脂が塗装されるとは限らず、
水性ベースコート塗装部位にも該樹脂が付着する事も考
えられるためである。このような場合でも該樹脂と水性
ベースコート塗料とが相溶性があればハジキやハガレ等
の塗装欠陥を生ずる恐れがない。
又、実施例1および実施例2はいずれも第1図で実線で
示された工程で行ったが、特開昭62−216671号
公報のように第1図で破線で示された工程で塗装を行う
場合でも、C又は、D又はEで示すところに粘着性のあ
る樹脂を塗装する工程を設けることによりボデー内板部
に残存する異物が水性ベースコート塗膜熱風乾燥工程の
時に舞い上がり、ベースコート塗膜に付着することを防
止することができる。
示された工程で行ったが、特開昭62−216671号
公報のように第1図で破線で示された工程で塗装を行う
場合でも、C又は、D又はEで示すところに粘着性のあ
る樹脂を塗装する工程を設けることによりボデー内板部
に残存する異物が水性ベースコート塗膜熱風乾燥工程の
時に舞い上がり、ベースコート塗膜に付着することを防
止することができる。
(効果〕
清浄工程で除去しきれなかった異物が粘着性のある樹脂
によりボデーに接着されるので、水性ベースコート塗膜
熱風乾燥工程における熱風においても該異物が舞い上が
って水性ベースコート塗膜に付着する事はなく、塗装品
質不良の発生を防止できた。又、粘着性のある樹脂とし
て水性ベースコートと相溶性のある樹脂を塗布したこと
によって、ベースコート塗布面に該樹脂が付着しても塗
装欠陥の発生を防止することができた。
によりボデーに接着されるので、水性ベースコート塗膜
熱風乾燥工程における熱風においても該異物が舞い上が
って水性ベースコート塗膜に付着する事はなく、塗装品
質不良の発生を防止できた。又、粘着性のある樹脂とし
て水性ベースコートと相溶性のある樹脂を塗布したこと
によって、ベースコート塗布面に該樹脂が付着しても塗
装欠陥の発生を防止することができた。
なお、粘着性のある樹脂を塗布する方法としてベースコ
ート塗装を行うための塗装ガンを用いれば、該樹脂を塗
布するための新たな装置の設置が不要でありスペースの
増大もなく経済的に実施することができる。
ート塗装を行うための塗装ガンを用いれば、該樹脂を塗
布するための新たな装置の設置が不要でありスペースの
増大もなく経済的に実施することができる。
第1図は本発明を示す工程図、第2図は従来の塗装方法
を示す工程図である。
を示す工程図である。
Claims (1)
- 水性塗膜形成後該塗膜を熱風乾燥させ、しかるのちにク
リアコートを塗装する自動車ボデーの塗装方法において
、ボデー内板部に付着している異物を粘着性のある合成
および/または天然の樹脂により固定し、該異物が熱風
乾燥によって舞い上がり水性塗膜上に付着しないように
することを特徴とする自動車ボデーの塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27790189A JPH03137969A (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 自動車ボデーの塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27790189A JPH03137969A (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 自動車ボデーの塗装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03137969A true JPH03137969A (ja) | 1991-06-12 |
Family
ID=17589874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27790189A Pending JPH03137969A (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 自動車ボデーの塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03137969A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006061799A (ja) * | 2004-08-25 | 2006-03-09 | Daihatsu Motor Co Ltd | 塗装方法 |
-
1989
- 1989-10-25 JP JP27790189A patent/JPH03137969A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006061799A (ja) * | 2004-08-25 | 2006-03-09 | Daihatsu Motor Co Ltd | 塗装方法 |
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