JPH03137799A - 走行環境表示システム - Google Patents

走行環境表示システム

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Publication number
JPH03137799A
JPH03137799A JP27480189A JP27480189A JPH03137799A JP H03137799 A JPH03137799 A JP H03137799A JP 27480189 A JP27480189 A JP 27480189A JP 27480189 A JP27480189 A JP 27480189A JP H03137799 A JPH03137799 A JP H03137799A
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JP
Japan
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vehicle
display
running
road
control device
Prior art date
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Pending
Application number
JP27480189A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tsuda
寛 津田
Hiroyuki Uejima
上島 宏幸
Kiyomichi Yamada
山田 清道
Takuo Ishiwaka
卓夫 石若
Takatoshi Seko
恭俊 世古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えばパトカー、救急車等の緊急車両や路線
バス等の優先走行車両の走行状況を表示する走行環境表
示システムに関する。
(従来の技術) 走行安全上、他の車両の走行状況を把握することが最も
重要である。現状では、車両に配備されている例えば方
向指示器、ブレーキランプ、ヘッドランプ、ホーン等の
駆動を通じて行っている。
しかるに、近年の車両の増加および高速化等に伴って他
の車両の走行状況をより詳細且つ迅速に把握できること
が走行安全を確保する上で好しいが、そのための装置を
すべて車両に配備するのは限界があって事実上不可能で
ある。このため、総合的な道路管理システムの充実化を
通じて実現することが考えられるのである。
特に、例えばパトカー、救急車等の緊急車両や路線バス
等の車両(優先走行車両)は、その目的から、他の一般
車両や走行者に対して優先して走行させる必要があるが
、迅速且つ適切な走行を確保する上からも、他の一般車
両の走行状況を詳細且つ迅速に把握することが重要であ
る一方、現状のサイレン等による警報のみではなく自車
両の一般車両への一層積極的な走行状況の詳細な報知が
望まれる。
(発明が解決しようとする課題) このようにより詳細且つ迅速な他の車両、特に優先走行
車両の走行状況の把握を実現するには、道路管理システ
ム全体の充実化という観点から実現することが妥当であ
ると考えられる。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目的として
は、優先走行車両の走行状況を詳細且つ迅速に把握でき
るようにした走行環境表示システムを提供することにあ
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は、第1図に示す如く、
道路に設置された複数の表示手段51と、緊急車両や路
線バス等の優先走行車両の走行経路を設定する設定手段
53と、当該優先走行車両の走行状況を検出する走行状
況検出手段54と、設定した走行経路および検出した走
行状況に基づいて当該優先走行車両の前後方向の少なく
とも一方向における表示手段の表示領域および表示形態
を演算する演算手段55と、演算結果に基づいて表示手
段を点灯制御する点灯駆動手段57と、を有することを
要旨とする。
(作用) 本発明に係る走行環境表示システムにあっては、優先走
行車両のために設定された走行経路および当該優先走行
車両の走行状況に基づいて道路に設置された表示手段を
所要の表示領域および表示形態で点灯制御することで、
当該優先走行車両の走行状況を第三者に報知するもので
ある。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明の一実施例に係る走行環境表示システム
(以下単に「システム」と呼ぶ)の構成を示す図である
。本システムは、各ゾーン毎に配置されているレーダ群
3からの検出結果に基づいて道路上に設置されている表
示器群5の点灯制御を行なう複数の端末制御装置1と、
所定の地区単位毎にいくつかの端末制御装置1を統括す
る地区管理制御装置7と、さらに所定の地域毎にいくつ
かの地区管理制御装置7を統括する地域管理制御装置9
とからなる階層構造となっている。後述するように地区
管理制御装置7は、地区内の車両情報や事故情報等をと
りまとめて各端末制御装置1に提供する機能を有するも
のである。地域管理制御装置f9は、地区管理制御装置
7から送られて来る各種の情報をとりまとめて分析し、
その結果を地区管理制御装置7にフィードバックする機
能を有するものである。
第3図は、端末制御装置1に対するレーダ群3および表
示器群5の配備状況を示す図である。レーダ群3は、路
傍に設けられた複数のレーダ30からなり、道路11上
の走行体(自動車、バイツ等)13の位置を検知するも
のである。検知方式としては、各レーダ30からの電波
出力から走行体13による反射電波の戻りまでの伝搬遅
延時間の長短状況から検知する方式である。表示器群5
は、道路11に一定間隔をもって連続配備された複数の
表示器50からなり、端末制御装置1からの指令に応じ
て点消灯するものである。第4図はこの表示器50の斜
視図である。表示器50は、略長方形状の基台15に対
し長手方向に発光色が相異する例えば3個(当然ながら
電球が多い程表示を多様化できる)の電球17,19.
21が仕切板23を隔てて配備され、硬質ガラス25で
覆われた構成である。そして、道路11に対しては、そ
の長手方向が道路11の幅方向となるように、第5図に
示す如(道路11に形成された凹部27に基台15を固
定した状態で配備されている。
なお、表示器群5を構成する表示器としては上述したも
のに限定されないことはもちろんである。
具体的にには、例えば第6図(A)、(B)に示す如く
、複数の光ファイバ61を表示要素として構成される発
光モジュール63を表示器として用いてもよい。このよ
うな発光モジュール63を採用することによっては、表
示形態が多様化できる、モジュール化しているため故障
の際の修復が容易、第6図(B)に示す如く路面64に
発光部(LED、電球等)65が設置されないので車両
走行による破壊等に対する信頼性が高い、光ファイバ6
1が路面64に対して縦方向に設置しているため路面6
4の磨耗に十分耐えられる等の利点を有する。
また、上述したレーダ群3および表示器群5は道路11
に対して連続配備され、各ゾーン毎の端末制御装置1に
よって制御される。
次に本実施例の作用を説明する。
第7図は本システムにおける車両についての走行環境表
示の全体処理フローチャートである。まず、端末制御装
置1が自己のゾーン内でレーダ群3の出力から車両13
を検知すると(ステップ100)、その車両13が消防
車、救急車等の緊急車両か否かを判定して、緊急車両で
あれば後述する緊急車両表示処理を実行する(ステップ
110゜120)。緊急車両でなければ次に路線バスか
否かを判定して、路線バスであれば後述するバス表示処
理を実行する(ステップツ130.140)。
そして、緊急車両または路線バスでもない場合、その車
両13は一般車両であると判断してステップ160以降
の一般車両表示処理に進む(ステップ150)。なお。
緊急車両および路線バスか否かは、後述するように地区
管理制御装置7あるいは地域管理制御装置9からの情報
に基づき判定するのである。
一般車両表示処理は、主として車両13の車速に関する
情報を表示器群5の表示を介して他の走行体に報知する
ための処理である。
ステップ160に進むと、端末制御装置1は、レーダ群
3からの出力に基づいて車両13の車速Vを求め、その
車速Vに応じた車両13に対する前後方向の表示器群5
の表示長さを算出する。表示長さの算出については具体
的には例えば次のように行なう。すなわち、車両13の
進行方向の表示長さLPについては、通常推奨されてい
る車間距離(車速60キロ迄は時速をそのまま距離(m
)に置き換え、80キロ以上をその倍とする)を採用す
る。後方の表示長さLRについては、第9図に示す如く
、車両13が停止している時には道路11における法定
最高速からの[停止距離(0゜2G減速)+3秒の空走
距離]  (−d□)だけ離れたところから見て立体角
で車両の高さ(約1゜3m)と同じ立体角θになる長さ
LRカ、8を採用し、その道路11での法定最高速で走
行中には推奨車間距離dt、だけ離れたところから見て
立体角で車両の高さ(約1.3m)と同じ立体角θにな
る長さ吏31.を採用するのである。すなわち、表示長
さLRは、車両が停止している時が最も長く、車両が法
定最高速で走行している時が最も短くなる。
端末制御装置1は、上述した如く表示長さLP。
LI+を算出すると、次に表示長さし、の範囲内におけ
る交差点の有無を判定し、交差点があれば第8図に示す
如き交差点表示処理を実行する(ステップ170,18
0)。交差点表示処理においては、端末制御装置1は交
差点において他の車両の表示との重複が発生するか否か
を判定する(ステップ300)。そして、重複が発生す
る場合には、優先度を判断して高い方の表示を優先して
表示するのである(ステップ310.320)。逆に、
交差点が無ければそのままステップ190に進む。
ここで、優先表示の対象となるのは、例えば緊急車両や
道路バスの表示、信号機による進行可能車両の表示、お
よび道交法に基づく優先道路からの進行車両の表示等で
ある。
ステップ190に進むと、端末制御装置1は、算出した
表示長さLP内における他の車両の表示の有無を判定す
る。判定の結果、他の車両の表示が存在しなければ、端
末制御装置1は車両13に対して前方の表示長さLP分
の表示器50を点灯(前方表示)するのである(ステッ
プ200)。
点灯態様としては、例えば第10図(A)に示す如く車
両13から離れるに従って順次点灯密度を変え先端では
点滅させる方式、あるいは第10図(B)に示す如く車
両13から離れるに従って点灯幅を変える方式、さらに
は第10図(C)に示す如く両者を複合した方式が考え
られる。いずれの方式も車両13の接近度合(車速、進
行方向等)が第三者に直感的に判断でき、カーブや坂道
の頂点付近で対向車や歩行者に対し存在を早期に認識さ
せることができる。特に、例えば走行直線を走行中の車
両13の前方において追越車線を走行している他の車両
が車両13の前方に車線変更する場合、車両13の走行
状況を容易に把握でき、安全に車線変更が可能となる。
なお、車両13に対して後方の表示長さLR分の後方表
示については特に判定を行なうことなく後述する如く優
先的に実行される。
ステップ190において、他の車両の表示が存在する場
合、端末制御装置1は、車両13の前方において最も近
い車両の進行方向を判定する(ス210)。判定の結果
、同方向であれば、前方を走行している他の車両の後方
表示を優先して表示させる(ステップ220)。すなわ
ち、車両13の運転者に対し追突等の可能性を確実に報
知するのである。逆方向であれば、車両13の前方表示
と当該能の車両の前方表示とを例えば表示器50の発光
色を相違させる等により区別表示する、あるいは両車雨
間の表示器50を点滅させる(ステップ230)。この
ように車両間の表示器50を区別表示または点滅表示す
ることによっては、例えば第11図および第12図に示
すようにカーブ路29において、車両c3の運転者は、
反対車線の車両c1に後続する車両c2が存在すること
を車両C2が実際に見えなくても直観的に把握でき、カ
ーブ路走行に際して反対車線にはみ出さないように注意
する必要があることを容易に判断することができる。
ところで、前方表示に際して、車両13の位置が端末制
御装置1の管理するゾーンの境界付近であることから前
方表示領域が2つのゾーンにまたがる場合が考えられる
が、第13図に示す如く処理される。
端末制御装置(第1の端末制御装置)が自己のゾーン内
の道路に走行中の車両13に関する表示長さLPを算出
した際に、前方表示領域が隣接する他の端末制御装置(
第2の端末制御装置)が管理するゾーン内に人いるか否
かを判定する(ステップ700,710)。判定の結果
、第1の端末制御装置は、他のゾーン内にかからなけれ
ばそのまま前方表示する(ステップ720)が、他のゾ
ーン内にかかる場合には、当該車両13に関する情報(
位置、車速、表示長さLP等)を第2の端末制御装置に
伝達すると共に、算出した表示長さLPのうち自己のゾ
ーン内における表示長さLP1分だけ表示器50を点灯
させる(ステップ73o。
740)。
第2の端末制御装置は、第1の端末制御装置から上述し
た如き情報を受けると、当該車両13の自己のゾーン内
における表示長さLP2(LP  Lp+)を算出して
その分の表示器50を点灯させる(ステップ750)。
次に、バス表示処理(第7図ステップ140)について
説明する。このバス表示処理は、路線バスの円滑な運行
を確保するための処理であり、第14図に概略処理フロ
ーチャートを示す。
端末制御装置1は、路線バスが自己の管理するゾーン内
に入って来たことを検知すると(ステップ130)、次
の停留所の場所および到着予定時刻を確認する(ステッ
プ400)。そして、路線バスの現在位置に対して所定
距離LB前方までの表示器をバス路線として専用ゾーン
化するべく所要の表示を行なわせる(ステップ410,
420)。次に、路線バスの現在位置と次の停留所まで
の距離差および現在時刻と到着予定時刻との時間差から
、路線バスが次の停留所に予定時刻に到着できるか否か
を判定し、遅れるようであれば次の停留所に対しその旨
を報知する(ステップ43o。
440)。なお、この判定に際し、端末制御装置1は、
地区管理制御装置7または地域管理制御装置9から供給
される事故情報、渋滞情報、工事情報等を踏まえて判定
を行なう。
上述したバス表示処理により、第15図(A)に示す如
く、路線バス31の前方表示距離LR分の表示器は所定
の専用ゾーン化を示す表示がなされる。そして、この表
示は、前方を走行する一般車両13が存在する場合でも
、第15図(B)。
(C)に示す如く、その前方表示あるいは後方表示と重
複しても優先的に表示されると共に、この一般車両13
に対し専用ゾーンから他の車線に退避を促すべく例えば
重複した部分を点滅させる等の処置が採られる。また、
交差点においては、左折の場合には例えば第16図に示
す如く、予め記憶されている路線情報に沿って専用ゾー
ン化の表示がなされ、右折の場合には、第17図(A)
に示す如(右折専用車線に車線変更してから右折する経
路に沿って同様の表示がなされる。特に右折の場合に、
第17図(B)に示す如く、右折専用車線が一般車両1
3で渋滞しているときには右折専用車線に車線変更する
ことなく右折させる経路に沿って専用ゾーン化の表示を
行なうと共に、右折専用車線の一般車両13前方の表示
器における表示を変更して右折待機状態とする。
したがって、このようなバス表示処理によれば円滑な路
線バスの運行を確保することができる。
なお、路線バス31が車線変更する場合には、第18図
(A)に示す如く、端末制御装置1が車線変更のための
方向指示器の操作があったことを無線通信等により受け
て変更しようとする車線の表示器を点滅すると共に現在
走行中の車線の表示色を変えて車線変更の意思を衆知さ
せ、車線変更終了後に変更前の車線の表示を消灯すると
共に変更後の車線の表示を点灯状態とする(第18図(
B))。ここで、車線境界に方向指示用表示器33を設
けておき、方向指示器の操作に従ってい点滅させるよう
にしてもよい。
次に、緊急車両表示処理(第7図ステップ120)につ
いて説明する。この緊急車両表示処理は、消防者や救急
車等の緊急車両を目的地まで迅速に誘導するための処理
であり、第19図に概略処理フローチャートを示す。
地区管理制御装置7または地域管理制御装置9は、緊急
車の出動要請を受けると、その目的地および緊急車の現
在位置から道路状況(渋滞、工事地区等)を踏まえて所
要時間が最短の走行経路を演算する(ステップ400〜
430)。そして、その結果に応して端末制御装置1を
制御して緊急車の走行に伴って走行経路を順次交通管制
化するべく所要の表示を行なわせるのである(ステップ
440)。
したがって、本実施例によれば、一般車両についてはそ
の走行状況に基いて道路に設置された表示器群を点灯制
御することで優先走行車両に対して走行状況を報知でき
、一方、優先走行車両については演算された走行経路に
おける走行状況に基づいて前記表示器群を点灯制御する
ことで一般車両に対して走行状況を報知できるので、優
先走行車両としては他の一般車両に対する円滑な優先走
行を実現でき、もって迅速且つ適切な走行を確保するこ
とができる。
第20図は本発明の他の実施例に係るシステム構成を示
す図である。その特徴としては、端末制御装置1が管理
するゾーン内に車両13との間で無線通信を行なうため
のサインボスト35を配備して、車両13における例え
ば方向指示器、パッシング、ブレーキ、ホーン等の操作
情報を逐次受けて、これらの情報を加味した前方表示た
まは後方表示を行なうことで運転者の意思を反映した適
切な表示を可能にしたことにある。なお、第20図にお
いて、第2図と同一物には同一符号を付してその詳細な
説明は省略する。以下、本実施例の作用を場合を分けて
説明する。
第21図(A)、(B)はホーンまたはパッシングの操
作があったときの前方表示状況を示す図である。すなわ
ち、車両13の車速に応じて所要の前方表示がなされて
いる状態(第21図(A))で、運転者が例えば交差点
を渡ろうとしている歩行者37に注意を促すべくホーン
またはパッシングの操作をすると、これに伴い前方表示
の距離が延長されるのである(第21図(B))。これ
により、歩行者としては直進して来る車両13の接近を
確実に知ることかできる。なお、延長表示距離としては
、例えばホーンまたはパッシングの操作時間に比例した
距離とすることが考えられる。
第22図は方向指示器の操作があったときの前方表示状
況を示す図である。すなわち、例えば車両13aの運転
者が隣接車線を併走する車両13bの前に出るべく方向
指示器を操作すると、最前の前方表示位置の表示器を操
作に応じた方向を指すべく点滅表示するのである。この
場合、もちろんすべての表示器を点滅表示してもよい。
これにより車両13bの運転者は車線変更をしようとし
ている車両13aの存在を迅速に知ることができる。な
お、方向指示の表示としては、第4図に示す表示器50
にあっては指示する方向に対応して両端の電球17また
は21を点滅すればよく、また例えばLED等の表示セ
グメントで構成する表示器にあっては指示する方向を示
すように各セグメントを表示制御すればよい。
第23図乃至第28図は進行可能な道が分岐している場
合の前方表示を方向指示器の操作をも踏まえて適切に行
なう場合の作用を説明した図である。すなわち、第23
図のように道路が分岐している場合には、車両13がい
ずれの道を進行するかを方向指示器の操作に応じて前方
表示にて報知せんとするのである(第23図乃至第25
図)。
このため、方向指示器における機能として、第26図に
示す如く、レバー39の中立位置(0)に対して一般的
な左折および右折を示す第1の操作位置(1)、(−1
)に加えて、それぞれの操作位置方向に更にももう1つ
の第2の操作位置(2)(−2)を設けて第27図に示
す処理フローチャートに基づいて処理している。なお、
第2の操作位置(2)、(−2)へのレバー設定は、通
常のセット方式でもよいし、第1の操作位置(1)1(
−1)に対する自動復帰型のセット方式でもよい。
次にこの処理を第27図に示す処理フローチャートを用
いて説明する。
前方表示しつつ車両13が分岐路にさしかかると、端末
制御装置1は、サインポスト35を介しての無線通信に
より車両13の方向指示器の操作状況を判定する(ステ
ップ500,510)。判定の結果、中立位置(1)で
あれば分岐した脇道に人いる意思が無いと判断して第2
3図に示す如く本道11Hに沿った前方表示を行なう(
ステップ520)。また、左折を示す第1の操作位置(
1)であれば真中の脇道11bに、左折側の第2の操作
位置(2)であれば手前の左脇道11cにそれぞれ人い
ると判断して、第24図または第25図に示す如く対応
するそれぞれの脇道11bまたは11Cに沿った前方表
示を行なうことになる(ステップ530〜560)。
なお、この処理では方向指示器の操作に応じていずれの
道路を進行するか判断するようにしたが、車速を判断要
素に加えることによってはより適切な判断を実現するこ
とが可能となる。すなわち、例えば車速が早くなる程、
狭い脇道への右左折は困難であることがら車速に応じて
狭い脇道を判断対象から除くことができるからである。
第28図はこの処理の他の処理フローチャートを示す。
この処理では、端末制御装置1が予め記憶している自己
の管理ゾーン内の地図情報と比較しながら前方表示が行
なわれている本道に対して脇道の有無を判定して(ステ
ップ600,610)、脇道があれば方向指示器の操作
レバー39の操作位置に応じていずれかの道に沿っての
前方表示を行なうのである。すなわち、脇道があること
を検知すると、操作レバーが中立位置(0)であれば第
23図に示す如くそのまま本道11bに沿った前方表示
を行ない(ステップ620,630)、左折を示す第1
の操作位置(1)であれば前方表示の先端に最も近い脇
道11bに沿って当該脇道11bにおける表示長さを求
めた上で第24図に示す如く前方表示を行ない(ステッ
プ650〜670)、さらに左折側の第2の操作位置で
あれば前方表示の先端に対し次に近い脇道11cに沿っ
て当該脇道11Cにおける表示長さを求めた上で第25
図に示す如く前方表示を行なうのである(ステップ68
0〜710)。なお、ステップ660゜700において
、脇道における表示長さを算出するに際しては、当該脇
道の幅や長さ等を考慮して適切な表示を行なうようにし
ている。また、上述した実施例では、分岐する脇道が2
本であったが、もっと多くの脇道が存在する場合には、
例えば操作レバー39の第1の操作位置に対する第2の
操作位置へのセット回数(または操作時間)で判断する
ようにしてもよく、脇道が2本に限定されるものではな
い。
なお、上述した各実施例における車両位置の検知として
は、第3図に示したレーダ30による方式に限定される
ものではなく、種々の方式が適用可能である。例えば第
29図に示す如く基地局41に対して有線または無線で
接続された複数の支局43を配備すると共に車両13に
送受信装置(図示せず)を配備して、基地局41の管理
下において各局41.43から車両13に同期して信号
を送信したときの反射信号の戻り時間の各局41.43
における相違から検知する方式が考えられる。また、特
に交差点付近の車両の位置を検知する方式としては、第
30図に示す如く、交差点45の中央に基地局送受信装
置47を設置すると共に車両13に車載送受信装置(図
示せず)を配備して、基地局送受信装置43と車載送受
信装置との間の信号伝搬遅延時間の長短に基づいて検知
する方式でもよい。さらには、ロラン方式やGPSによ
る方式も考えられる。
なお、以上説明して来た実施例においては、走行体とし
て車両を中心に説明したが、本発明は二輪車等の他の走
行体についても同様に適用可能であることは言うまでも
ない。そのために、道路11上に設けられる表示器群5
としては、第31図に示す如く、二輪車48のために二
輪車走行車線が配備される。また、歩行者49を検出し
て、道路上に設けられた表示器群5を点灯することもで
きる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、優先走行車両のた
めに設定された走行経路および当該優先走行車両の走行
状況に基づいて道路に設置された表示手段を所要の表示
領域および表示形態で点灯制御することで、当該優先走
行車両の走行状況を第三者に報知するようにしたので、
この第三者は優先走行車両の走行状況を詳細且つ迅速に
把握できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はクレーム対応図、第2図は本発明の一実施例に
係るシステム概要を示す図、第3図乃至第6図は当該シ
ステムの詳細構成を示す図、第7ムを構成する表示器の
表示形態を説明するための歯、第11図および第12図
は当該システムの表示態様の一例を示す図、第13図は
当該システムにおける表示方式の他の一例を示す処理フ
ローチャート図、第14図は当該システムにおけるバス
処理のフローチャート図、第15図乃至第18図はこの
バス処理の作用を説明するための図、第19図は当該シ
ステムにおける緊急車両表示処理のフローチャート図、
第20図は本発明の他の一実施例に係るシステムの主要
構成を示す図、第21図乃至第26図はこのシステムの
作用を説明するための図、第27図および第28図はこ
のシステムの処理フローチャート図、第29図および第
30図はシステムにおける他の位置検知方式を説明する
ための図、第31図はシステムにおける表示器群の他の
例を示す図である。 1・・・端末制御装置 3・・・レーダ群5・・・表示
器群 7・・・地区管理制御装置9・・・地域管理制御
装置 11・・・道路13・・・走行体(車両) 15・・・基台 17,19.21・・・電球23・・
・仕切板 25・・・硬質ガラス27・・・凹部 29
・・・カーブ路 30・・・レーダ 31・・・路線バス33・・・方向
指示用表示器 35・・・サインボスト37・・・歩行
者 39・・・操作レバー41・・・基地局 43・・
・支局 45・・・交差点 47・・・基地局送受信装置49・
・・歩行者 50・・・表示器 51・・・表示手段 53・・・設定手段 54・・・走行状況検出手段 55・・・演算手段 57・・・点灯駆動手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 道路に設置された複数の表示手段と、 緊急車両や路線バス等の優先走行車両の走行径路を設定
    する設定手段と、 当該優先走行車両の走行状況を検出する走行状況検出手
    段と、 設定した走行経路および検出した走行状況に基づいて当
    該優先走行車両の前後方向の少なくとも一方向における
    表示手段の表示領域および表示形態を演算する演算手段
    と、 演算結果に基づいて表示手段を点灯制御する点灯駆動手
    段と、 を有することを特徴とする走行環境表示システム。
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