JPH03137452A - 風呂装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、風呂の自動化、高機能化を行う風呂装置に関
連するものである。

従来の技術 近年、風呂の湯張りの自動化が進み、さらにジェット、
気泡等の高機能化が進んでいる。

従来、このような風呂装置は第３図のように構成される
。浴槽１には給湯機２が風呂アダプター３で接続される
。給湯機２には湯沸部４と、風呂加熱部５と、注湯制御
部６と、第１の水位検出器７とが設けられている。さら
にジェット装置８が浴槽１に吸い込み口９及びジェット
吐出口１０を介して接続される。ジェット装置８にはポ
ンプ１１と、フィルター１２と、第２の水位検出器１３
とが設けられている。浴室内には給湯機リモコン１４、
ジェット装置リモコン１５が置かれ、それぞれコード１
６及びコード１７で給湯機２、ジェット装置８に接続さ
れる。さらにジェット吐出口１０の空気吸い込み口１８
から空気配管１９でジェット装置リモコン１５内に設け
た気泡調節弁２０へ接続される。

上記構成で、浴槽に湯張りをする場合給湯機すモコン１
４の操作で湯沸部４から注湯制御部６を経て風呂アダプ
ター３から浴槽１に給湯され、第１の水位検出器７が浴
４！１の水位を検出して設定水位で注湯制御部６の制御
弁を閉じて注湯が完了する。ジェットを使用する場合、
ジェット装置リモコン１５の操作で第２の水位検出器１
３が浴槽１の水位を検出し、所定の水位以上であること
を確認してポンプ１１がオンとなる。ジェットの気泡調
節は気泡調節弁２０を手動調節する事により行う。

発明が解決しようとする課題 このような従来の風呂装置では、給湯器とジェット装置
が個別に設置され、浴槽への接続口がそれぞれ必要であ
り設置工事が複雑になり、浴室まわりに広い機器設置ス
ペース必要である。

さらに、水位検出器やポンプやリモコン装置が複数とな
りコストが高くなり、操作性も悪く不便である等の課題
があった。

本発明は上記課題を解決するもので、コンパクトで操作
性のよい風呂装置を低コストで提供することを目的とし
ている。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、ポンプと追い焚き
加熱手段と流路切換弁と複数の吐出口とで構成される循
環路と、外部の給湯源から開閉弁を経て循環路に接続さ
れる注湯回路と、循環回路に接続された水位センサーと
を同一の筐体内に設けたものである。

作用 本発明は上記した構成により、注湯回路により浴槽に給
湯し、水位センサーにより浴槽水位を検出して湯張りを
行い、ポンプで浴槽内の湯を循環し追い焚き加熱手段で
追い焚きを行う。共通のポンプによりジェット風呂が使
用でき、ざらに流路切換弁の切り換えにより給湯器ある
いは循環湯を滝口などの他の吐出口から出すことができ
るなど多くの機能を同一筐体に構成した風呂装置で実現
できるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面とともに説明する。第１
図は本発明の一実施例の風呂装置の構成図である。同図
において浴槽１には風呂アダプター２１が接続され、吸
い込み口２２からポンプ２３、追い焚きヒーター２４、
第１の逆止弁２５、流路切換弁２６、及び流路切換弁２
６により選択される第１の吐出口２７、ジェット吐出０
２８及び滝口２９とで循環路が構成されている。循環路
のポンプ２３の上流側に水位センサー３０が設けられる
。外部給湯源３１からの給湯口３２及び給水口３３から
は混合部３４及び注湯開閉弁３５が設けられ、第２の逆
止弁３６を経て循環路の流路切換弁２６の上流に接続さ
れる。浴室内には操作パネル３７が設けられ、ジェット
吐出口２８には気泡調節弁３８を経て空気吸い込み管３
９が接続されている。

第２図は本発明の一実施例の操作パネルの外観図であり
、操作パネル３７には自動湯張リボタン４０、追い焚き
ボタン４１、気泡ジェットボタン４２、気泡なしジェッ
トボタン４３、滝口ボタン４４等が配置される。

上記構成において、操作パネル８７で自動湯張りボタン
４０が押されると、図示しない制御器により注湯開閉弁
３５が開かれ混合部３４で所定の温度に調節された湯が
流路切換弁２６で選択された第１の吐出口２７あるいは
滝口２９のいずれかから給湯が行われる。この間、水位
センサー３０は第１の逆止弁２５により注湯回路の圧力
から遮断され浴槽水位に相当した水圧を検出する。所定
の設定水位を検出した時点でで注湯開閉弁を閉じて自動
湯張りを完了する。

追い焚きボタン４１が押されると、水位センサー３０で
浴槽の水位を確認し、循環可能であれば流路切換弁２６
を第１の吐出口２７に切換えポンプ２３および追い焚き
ヒーター２４をオンして浴槽内の湯を循環加熱する。追
い焚き時には第１の吐出口２７から加熱水を浴槽下方か
ら吐出して浴槽１内の温度分布を均一に攪拌する。

気泡ジェットボタンが押されると、水位センサー３０で
浴槽水位を確認し、循環可能であれば流路切換弁２６を
ジェット吐出口２８に切換えボンブ２３及び気泡調節弁
３８をオンして気泡ジェット運転が行われる。気泡なし
ジェットボタン４３の場合は気泡調節弁３８が開かずジ
ェット運転が行われる。

さらに、滝口ボタン４４は自動給湯ボタン４０あるいは
追い焚きボタン４１と併用して使うことにより流路切換
弁を滝口２９に切換え滝口からの給湯あるいは循環を行
うことができる。滝口ボタン４４を単独で使えば滝口２
９からの吐出で浴槽水の循環運転となる。

これらの操作ボタンと機能の割付は一例でありこれに限
定されるものでなく、希望の機能をダイレクトに選択で
きることを示したものである。

このように本発明の実施例の風呂装置によれば、自動給
湯、追い焚き、ジェット運転、滝口給湯あるいは循環等
の多彩な機能を同一の装置で実現でき、統一された操作
パネル３７で使い勝手のよい装置が提供できる。さらに
水位センサー、ポンプ等が共用できコンパクトな機器を
低コストで実現できるものである。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、ポ
ンプと追い焚き加熱手段と流路切換弁と複数の吐出口と
で構成される循環路と、外部の給湯源から開閉弁を経て
循環路に接続される注湯回路と、循環回路に接続された
水位センサーとを同一の筐体内に設けたことにより、自
動給湯、追い焚き、ジェット運転、滝口給湯あるいは循
環等の多彩な機能を有し、設置工事が簡略化され、設置
スペースが小さいコンパクトな風呂装置を低コストで提
供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の風呂装置を示す構成図、第
２図は同装置の操作パネル外観図、第３図は従来例の風
呂装置の構成図である。 １・・・・・・浴槽、２２・・・・・・吸い込み口、２
３・・・・・・ポンプ、２４・・・・・・追い焚きヒー
ター、２６・・・・・・流路切換弁、２７・・・・・・
吐出口、２８・・・・・・ジェット吐出口、２９・・・
・・・滝口、３０・・・・・・水位センサー、３４・・
・・・・混合部、３５・・・・・・注湯開閉弁。 ２３・・・・・・ポンプ ２４・・・・・・追い焚きヒーター ２６・・・・・・流路切換弁 ２９・・・・・・滝口 ３５・・・・・・注湯開閉弁 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）浴槽と、前記浴槽の下部に接続された吸い込み口
   からポンプと、追い焚き加熱手段と、流路切換弁と、前
   記流路切換弁により選択され浴槽に接続された複数の吐
   出口とで構成される循環路と、外部の給湯源から開閉弁
   を経て前記循環路に接続された注湯回路と、前記循環路
   に連通して接続された水位センサーとからなる風呂装置
   。
2. （２）前記浴槽の下部に接続された及び第１の吐出口と
   、前記第１の吐出口より高い位置に接続された第２の吐
   出口と、前記浴槽の上部に望ませた第３の吐出口とから
   なり、前記第２の吐出口が気泡ジェットノズル、前記第
   ３の吐出口が滝口で構成される特許請求の範囲第１項記
   載の風呂装置。