JPH03137445A

JPH03137445A - 空調換気扇

Info

Publication number: JPH03137445A
Application number: JP27749289A
Authority: JP
Inventors: Shigefumi Shimizu; 清水　重文
Original assignee: Matsushita Seiko Co Ltd
Current assignee: Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Priority date: 1989-10-24
Filing date: 1989-10-24
Publication date: 1991-06-12
Anticipated expiration: 2012-04-09
Also published as: JP2599468B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は換気によって室外へ排出する室内空気の熱エネ
ルギーを回収する空調換気扇に関するものである。

従来の技術近年、住宅は冷暖房効果や防音効果の増大を図るために
その気密性はたいへん高くなってきている。したがって
衛生上換気が不可欠となってくるが、省エネルギーの見
地から給気流と排気流の間で熱交換しながら居室の換気
を行う空調換気扇が普及してきた。この空調換気扇は、
従来たとえば、第６図に示すように構成されていた。す
なわち、モータ１０１および羽根１０２　、１０３を内
蔵し、室内と連通ずる室外側吸込口１０４と室外と連通
ずる室外側吐出口１０５とを連通ずる排気風路と、室外
と連通ずる室外側吸込口１０６と室内と連通ずる室内側
吐出口１０７とを連通ずる給気風路とを区画した本体１
０８と、前記排気風路と給気風路の交差部に設けた熱交
換器１１４と、本体１０８の室外側側面の上部に設けた
軸１１２を中心に回動し、運転時には前記室外側吐出口
１０５および室外側吸込口１０６を開放し、停止時には
引きひも１０９によって運転・停止を操作するスイッチ
１１１に連動して操作されるように、連結線１１３によ
って接続し、室外側吐出口１０５および室外側吸込口１
０６を閉じるシャッタ１１０が設けられている。

発明が解決しようとする課題このような従゛来の空調換気扇のシャッタ１１０は、停
止時には本体１０８の室外側吐出口１０５および室外側
吸込口１０６を閉鎖し、外気の侵入を防止するのである
が、シャッタ１１０は自重によって閉鎖するので、本体
１０Ｂの側面に衝突して衝撃音が発生し、またシャッタ
１１０が回動できるように、軸１１２の近傍には本体１
０８とシャッタ１１０の間に隙間が設けてあシ、この隙
間によって停止時に外風によるシャッタのバタッキが発
生することがあった。さらにこの隙間から少しではある
が外風が侵入し、住宅の気密性が向上した最近では、少
しの外風でも不快感を在室者に与えるものであった。

本発明は上記従来の課題に留意し、シャッタの閉鎖時の
衝撃音およびバタッキ音をなくすことを第１の目的とす
る。第２の目的は外風の侵入を完全に遮断することにあ
る。

課題を解決するための手段第１の目的を達成するために本発明の第１の手段は、室
内側吸込口と室外側吐出口とを連通ずる排気風路と、室
外側吸込口と室内側吐出口とを連通ずる給気風路とを区
画した本体と、前記排気風路と前記給気風路との交差部
に設けた熱交換器と、前記排気風路に送風する羽根と、
前記給気風路に送風する羽根と、これらの羽根を回転さ
せるモータと、前記熱交換器の排気通路出口近傍に設け
た回転軸に巻装され、この回転軸の回転により、前記排
気風路および給気風路を開閉する幕状の７ヤツタとこの
軸を回転させるシャッタ用モータとからなる空調換気扇
の構成としたものである。

第２の目的を達成する第２の手段は、室内側吸込口と室
外側吐出口とを連通ずる排気風路と、室外側吸込口と室
内側吐出口とを連通ずる給気風路とを区画した本体と、
前記排気風路と前記給気風路との交差部に設けた熱交換
器と、前記排気風路に送風する羽根と、前記給気風路に
送風する羽根と、これらの羽根を回転させるモータと、
前記熱交換器の排気通路出口近傍に設けた第１の回転軸
に巻装され、この回転軸の回転により前記排気風路を開
閉する幕状の第１のシャッタと、前記本体内の室内側吐
出口近傍に設けた第２の回転軸の回転により前記給気風
路を開閉する第２のシャッタと、この第２のシャッタの
閉鎖時、その外周部が密着して当接する閉鎖板と、前記
第１および第２の回転軸を回転させるシャッタ用モータ
とからなる空調換気扇の構成としたものである。

作　　用第１の手段の構成により、熱交換器の排気通路出口近傍
に設けた回転軸を正転あるいは逆転して、この回転軸に
巻装した幕状のシャッタで排気風路および給気風路を開
閉するので、閉鎖時、シャッタが本体に衝突して発生す
る衝撃音がなくなり、またシャッタは、本体内奥部に位
置しているので、閉鎖しているとき、外風が強く当たっ
てバタつくことがなくなる。

第２の手段の構成により、排気風路および給気風路を第
１および第２のシャッタで閉鎖したとき、外風は本体内
に侵入すると、排気風路では幕状の第１のシャッタを熱
交換器の排気通路の出口面に押しつけ、かつ給気風路で
は、第２のシャッタにその外周部が閉鎖板に強く密着す
るように付勢することとなシ、外風の侵入は完全に遮断
される。

実施例まず、本発明の第１の手段による一実施例をＸ１図およ
び第２図にもとづき説明する。

室内に連通る室内側吸込口４および室内側吐出ロアと、
室外に連通ずる室外側吐出口５および室外側吸込口６と
を有する本体８は、内部を、室内側吸込口４と室外側吐
出口５とを連通ずる排気風路Ａ−＋Ａ’と、室外側吸込
口６と室内側吐出ロアとを連通ずる給気風路Ｂ→Ｂ′と
に区画し、この排気風路Ａ→Ａ′と給気風路Ｂ−＋Ｂ’
との交差部に熱交換器１１と、また排気風路Ａ−＋　Ａ
’に送風する羽根２と、給気風路Ｂ→Ｂ′は送風する羽
根３と、これらの羽根２，３を回転させるモータ１と、
熱交換器１１の排気通路出口近傍に設けた水平の回転軸
１２に一端を固定して巻装され、他方の自由端におもシ
１３が固定された幕状のシャッタ１゜とが設けられてい
る。シャッタ１０は、正逆両回転するシャッタ用モータ
９の駆動軸に歯車を介して連結された回転軸１２の回転
により巻き上げられたり、下方へ垂らされたシするよう
に構成されている。

上記構成においてモータ１を運転して羽根２゜３を回転
させると、室内空気は排気風路Ａ−＋　Ａ’を通って室
外に排気され、一方室外の空気は給気風路Ｂ−）Ｂ’を
通って室内側吐出ロアから室内に給気される。モータ１
を運転すると連動してシャッタ用モータ９が運転され、
このシャッタ用モータ９はシャッタ１ｏが上限まで巻き
上げられたところで断電される。断電時、回転軸１２と
モータ９とは歯車にて連結されているので空回りせず、
シャッタ１０はこの状態を保持するとともに、排気風路
Ａ−＋Ａ　’および給気風路Ｂ−＋Ｂ’を開放する。そ
して、モータ１を停止すると、シャッタ用モータ９は連
動して逆転する。このシャッタ用モータ９はシャッタが
下限まで垂らされたところで断電されて停止するととも
に、排気風路Ａ　−＋　Ａ’および給気風路Ｂ　−＋　
Ｂ’を閉鎖する。

このように本実施例によれば、幕状のシャッタ１ｏをシ
ャッタ用モータ９によって巻き上げたり垂らして排気風
路Ａ→Ａ′および給気風路Ｂ　−＋　Ｂ　’を開閉する
ので、閉鎖時、シャッタ１ｏと本体８との衝突による衝
撃音がなくなり、またシャッタ１ｏは本体８内の奥部に
位置しているので、閉鎖時外風が強く吹きつけることが
なく、外風によるバタツキもなくなる。

つぎに、本発明の第２の手段による一実施例を第３図〜
第５図にもとづき説明する。

なお、本実施例において、第１の手段による上記第１の
実施例と同一の構成要素については、同一の符号を付し
その説明は省略する。

本体８内の熱交換器１１の排気通路出口近傍には、上部
に水平に設けた第１の回転軸１２ａに一端を固定して巻
装され、他方の自由端におもシ１３が固定され、排気風
路Ａ−４Ａ’を開閉する第１のシャッタ１０ａが設けら
れている。そして、熱交換器１１の給気通路の出口から
室内側吐出口γを結ぶ給気風路Ｂ→Ｂ′の一部は、枠体
１７によって形成されており、この枠体１７内には、水
平に設けた第２の回転軸１８に中央部が固定された回動
自在な１枚板状の第２のシャッタ２ｏが設けられ、また
枠体１７の内周部には、第２のシャッタ２ｏの閉鎖時、
その外周部が密着して当接する閉鎖板１６が設けられ、
さらに第２の回転軸１８の一端にはプーリ１４が固定さ
れ、プーリ１４と第１の回転軸１２とはベルト１５にて
連結されている。

上記構成において、モータ１を運転すると連動して、駆
動軸が歯車を介して第１の回転軸に連結されたシャッタ
用モータ９ａが運転され、このシャッタ用モータ９ａは
、第１のシャッタ１０ａが上限まで巻き上げられたとこ
ろで断電される。−力筒２のシャッタ２０は、第２の回
転軸１８が第１の回転軸１２ａとベルト１５にて連結さ
れているので、水平状態まで回転して停止する。そして
断電時、この第１の回転軸１２ａとシャッタ用モータ９
ａとは歯車にて連結されているので空回りせず、第１お
よび第２のシャッタ１０ａ　、２０はこの状態を保持す
るとともに、排気風路Ａ−＋　Ａ’および給気風路Ｂ−
＋Ｂ’を開放する。

そしてモータ１を停止すると、シャッタ用モータ９ａは
連動して逆転する。このシャッタ用モータ９ａは第１の
シャッタ１０ａが排気風路Ａ　−＋Ａ　’底部まで垂ら
されたところで断電されて停止する。

一方第２のシャッタ２０は、第１の回転軸１２ａとベル
ト１６にて連結されているので、垂直状態まで回転し、
閉鎖板１６に密着した状態に当接して停止する。このよ
うにして排気風路Ａ−＋Ａ’および給気風路Ｂ−＋Ｂ’
は閉鎖される。この状態において第２のシャッタ２０は
、外周部が閉鎖板１６ａに密着しており、さらに外風が
本体８内に侵入すると、外風は第２のシャッタ２ｏを閉
鎖板１６に押しつけるように作用する。一方第１のシャ
ッタ１０　ａに対しては、外風が本体Ｂ内に侵入すると
、シャッタ１０　ａを熱交換器１１に押しつけるように
作用する。このようにして外風の侵入は完全に遮断され
ることとなる。

発明の効果以上の実施例の説明から明らかなように本発明によれば
、シャッタ用モータを正転あるいは逆転して暮秋のシャ
ッタにより、排気風路および給気風路を開閉するので、
シャッタが閉鎖するとき、本体と衝突して発生する衝撃
音がなくなシ、またシャッタ本体内の奥部に位置してい
るので、閉鎖しているとき、外風が強く当たることがな
く、外風によるシャッタのバタツキがなくなる。

また、排気風路に暮秋の第１のシャッタと、給気風路に
その外周部が閉鎖板に密着して閉鎖する第２のシャッタ
とを設けることによって、第１および第２のシャッタが
閉鎖しているとき、外風が本体内に侵入しても、この外
風が第１のシャッタを熱交換器の排気通路出口面に密着
するように押しつけるとともに、第２のシャッタが閉鎖
板に密着するように作用するので、外風を室内に対して
完全に遮断できるという効果が得られる。

また板状のシャッタが給気風路を閉鎖しているとき、シ
ャッタの外周部と枠部に突設した閉鎖板とが密着してお
シ、暮秋のシャッタが排気風路を閉鎖しているとき、外
風が本体内に侵入すれば暮秋のシャッタは熱交換器と密
着することとなシ、外風の侵入を完全に遮断できるとい
う効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の手段の一実施例を示す空調換気
扇の断面図、第２図は同実施例の空調換気扇のシャッタ
部詳細図、第３図は同第２観の手段の一実施例を示す空
調換気扇の断面図、第４図は同実施例の空調換気扇のシ
ャッタ部側面図、第５図は同平面図、第６図は従来の空
調換気扇の断面図である。１・・・・・・モータ、２，３・・・・・・羽根、４・
・・・・・室内側吸込口、６・・・・・・室外側吐出口
、６・川・・室外側吸込口、７・・・・・・室内側吐出
口、８・・曲本体、９，９ａ・・・・・・シャッタ用モ
ータ、１ｏ・・・・・・シャッタ、　１０ａ、・・、・
、第１のシャッタ、１１・・・・・・熱交換器、１２・
・・・・・回転軸、１２ａ・；・・・・第１の回転軸、
１６・・・・・・閉鎖板、１８・・・・・・第２の回転
軸、２０・・・・・・第２のシャッタ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）室内側吸込口と室外側吐出口とを連通する排気風
路と、室外側吸込口と室内側吐出口とを連通する給気風
路とを区画した本体と、前記排気風路と前記給気風路と
の交差部に設けた熱交換器と、前記排気風路に送風する
羽根と、前記給気風路に送風する羽根と、これらの羽根
を回転させるモータと、前記熱交換器の排気通路出口近
傍に設けた回転軸に巻装され、この回転軸の回転により
前記排気風路および給気風路を開閉する幕状のシャッタ
と、この回転軸を回転させるシャッタ用モータとからな
る空調換気扇。
（２）室内側吸込口と室外側吐出口とを連通する排気風
路と、室外側吸込口と室内側吐出口とを連通する給気風
路とを区画した本体と、前記排気風路と前記給気風路と
の交差部に設けた熱交換器と、前記排気風路に送風する
羽根と、前記給気風路に送風する羽根と、これらの羽根
を回転させるモータと、前記熱交換器の排気通路出口近
傍に設けた第１の回転軸に巻装され、この回転軸の回転
により前記排気風路を開閉する幕状の第１のシャッタと
、前記本体内の室内側吐出口近傍に設けた第２の回転軸
の回転により前記給気風路を開閉する第２のシャッタと
、この第２のシャッタの閉鎖時、その外周部が密着して
当接する閉鎖板と、前記第１および第２の回転軸を回転
させるシャッタ用モータとからなる空調換気扇。