JPH03110338A

JPH03110338A - 同時給排換気装置

Info

Publication number: JPH03110338A
Application number: JP24829989A
Authority: JP
Inventors: Shigefumi Shimizu; 清水　重文
Original assignee: Matsushita Seiko Co Ltd
Current assignee: Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Priority date: 1989-09-25
Filing date: 1989-09-25
Publication date: 1991-05-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は居室に設置し、同時給排する換気装置に関する
ものである。

従来の技術近年、住宅は冷暖房効果や防音効果の増大を図るために
その気密性はたいへん高くなっている。

しだがって衛生上換気が重要となってくるが、排気とと
もに給気をすることが必要となってくる。

このように需要が高まってきている同時給排換気装置は
、従来たとえば、第６図に示すように構成されていた。

すなわち、モータ１０１および羽根１０２，１０３を内
蔵し、室内と連通ずる室内側吸込口１０４と室外と連通
ずる室外側吐出口１０５とを連通ずる排気風路と、室外
と連通ずる室外側吸込口１０６と室内と連通ずる室内側
吐出口１０７とを連通ずる給気風路とを区画した本体１
０８の室外側側面に、上部に設けた軸１１２を中心に回
動し、運転時には前記室外側吐出口１０５および室外側
吸込口１０６を開放し、停止時には閉鎖するように、引
きひもｊ０９によって運転・停止を操作するスイッチ１
１１に連動して操作されるように連結線１１３によって
接続されたシャッタ１１０が設けられている。

発明が解決しようとする課題このような従来の同時給排換気装置のシャッタ１１０は
、停止時には本体１０８の室外側吐出口１０５および室
外側吸込口１０６を閉鎖し、外気の侵入を防止するので
あるが、シャッタ１１０は自重によって閉鎖するので、
本体１０８の側面に衝突して衝撃音が発生し、まだシャ
ッタ１１０が回動できるように、軸１１２の近傍には本
体１０８とシャッタ１１ｏの間に隙間が設けてあり、こ
の隙間によって停止時に外風によるシャッタのバタツキ
が発生することがあった。さらにこの隙間から少しでは
あるが外風が侵入し、住宅の気密性が向上した最近では
、少しの外風でも不快感を在室者に与えるものでちった
。

本発明は上記従来の課題に留意し、シャッタの閉鎖時の
衝撃音およびバタツキ音をなくすことを第１の目的とす
る。第２の目的は外風の侵入を完全に遮断することにあ
る。

課題を解決するための手段第１の目的を達成するために本発明の第１の手段は、室
内側吸込口と室外側吐出口とを連通ずる排気風路と、室
外側吸込口と室内側吐出口とを連通ずる給気風路とを区
画した本体と、前記排気風路に送風する羽根と、前舵給
気風路に送風する羽根と、これらの羽根を回転させるモ
ータと、前記本体の内部に位置し、中央を支持されて回
動しｎ′■記室外室外側吐出口び室外側吸込口を開閉す
るとともに開放時、前記排気風路および給気風路を形成
する１枚のシャッタと、このシャッタを回動させるシャ
ッタ用モータとからなる同時給排換気装置の構成とした
ものである。

第２の目的を達成するために本発明の第２の手段は、室
内側吸込口と室外側吐出口とを連通ずる排気風路と、室
外側吸込口と室内側吐出口とを連通ずる給気風路とを区
画した本体と、前記排気風路に送風する羽根と、前記給
気風路に送風する羽根とこれらの羽根を回転させるモー
タと、前記本体の内部に位置し、前記室外側吐出口およ
び室外側吸込口を回動して開閉する２枚のダンパと、こ
のダンパを回動させるダンパ用モータと、前記室外側吐
出口および室外側吸込口近傍の本体内周部に突配し、前
記ダンパの外周部にその閉鎖時、密着する閉鎖板とから
なる同時給排換気装置の構成としたものである。

作　　用第１の手段の構成により、シャッタ用モータでシャッタ
を回動して開閉するので、シャッタが閉鎖するとき、衝
撃音の発生することがなくなシ、またシャッタは本体の
内部に位置しているので、閉鎖しているとき、外風が強
く当たることがなく、かつ中央が支持されているので、
外風によるシャッタのバタツキがなくなる。

第２の手段の構成により、ダンパが閉鎖しているときは
、ダンパの外周部が閉鎖板に密着し、本体内に外風が侵
入すれば、外風はダンパを押しつけてダンパに閉まり方
向のテンションを与え、ダンパと閉鎖板の密着性をさら
に向上させ、外風の侵入を完全に防止することとなる。

実施例まず本発明の第１の手段による一実施例を第１図および
第２図にもとづき説明する。

室内に連通ずる室内側吸込口４および室内側吐出ロアと
、室外に連通ずる室外側吐出口５および室外側吸込口６
とを有する本体８は、内部を、室内側吸込口４と室外側
吐出口５とを連通ずる排気風路と、室外側吸込口６と室
内側吐出ロアとを連通ずる給気風路とに区画し、排気風
路に送風する羽根２と、給気風路に送風する羽根３と、
これらの羽根２，３を回転させるモータ１を内蔵してい
る。さらに本体８の室外側吐出口６および室外側吸込口
６を有する側面から室外側に円筒部８ａを連設し、本体
８の一部をなしている。円筒部８ａの内部には、水平の
回動軸１１に中央が支持された１枚の円板状のシャッタ
１０が回動自在に設けられており、このシャッタ１０は
、円筒部８ａの外周に設けられたシャッタ用モータ９の
駆動軸を回動軸１１に連結することによって回動され、
室外側吐出口５および室外側吸込口６を開閉するととも
に、水平状態に保持されて開放したとき、円筒部９ａ内
を上下に区画し、本体８全体として排気風路Ａ−Ａ’お
よび給気風路Ｂ　４　Ｂ’を形成している。

上記構成においてモータ１を運転して羽根２゜３を回転
させると、室内空気は排気風路Ａ　−Ａ’を通って室外
に排気され、−刃室外の空気は給気風路Ｂ−，Ｂ／を通
って室内側吐出ロアから室内に給気される。モータ１を
運転すると連動してンヤソタ用モータ９が運転され、こ
のシャッタ用モータ９は駆動軸がほぼ９ｏ０まで回転し
たところで停止し、その状態で保持される。このときシ
ャッタ１０は水平に保持され、室外側吐出口６および室
外側吸込口６を開放するとともに、排気風路Ａ−，Ａ／
および給気風路Ｂ　−、Ｂ’の一部を形成する。

ソシテ、モータ１を停止すると、シャッタ用モータ９は
連動してさらに９００回転し、断電される。断電時、こ
のシャッタ用モータ９は歯車を内蔵しているので、駆動
軸はこの状態を保持し、シャッタ１ｏは垂直に保持され
、室外側吐出口５および室外側吸込口６を室外に対して
閉鎖する。

このように本実施例によれば、シャッタ１ｏは、シャッ
タ用モータ９によって閉鎖されるので、本体８この衝突
による衝撃音がなくなシ、まだ円筒部８ａ内に位置して
いるので、閉鎖時、外風が強く吹きつけることがなく、
かつ断電時、から回シしないシャッタ用モータ９の駆動
軸に連結された回動軸１１に中央が支持されているので
、外風によるバタツキもなくなる。さらにシャッタ１ｏ
は、開放時、それ自体で排気風路Ａ　４　Ａ’　、給気
風路Ｂ→Ｂ′の一部を形成し、構造を簡単にするもので
ある。

つぎに、本発明の第２の手段による一実施例を第３図〜
第５図にもとづき説明する。

なお、本実施例において、第１の手段による上記第１の
実施例と同一の構成要素については、同一の符号を付し
その説明は省略する。

本体８の室外側吐出口および室外側吸込口６を有する側
面から室外側に枠部２０を連設し、本体８の一部をなし
ている。枠部２Ｑの内部には、中央にダンパ用モータ１
９が設けられ、その駆動軸１９ａに歯車１６を備え、歯
車１６には歯車１７がかみ合わされている。そして歯車
１６．１７には、２枚のダンパ１２，１３のそれぞれの
一端が固定されている。また枠部２Ｑの内周部には、ダ
ンパ１２，１３がともに垂直状態となり１枚の板状にな
ったとき、それぞれのダンパ１２　、１３（７）外周部
に密着するように突出した閉鎖板１８が設けられている
。ダンパ１２，１３は、本体８この間にバネ１４．１５
が張設されておシ、垂直状態を維持するように付勢され
ている。

上記構成においてモータ１を運転すると、連動してダン
パ用モータ１９が運転され、歯車１６が９００回転する
。すると、歯車１６にかみ合った歯車１７も９００回転
し、歯車１６．１７に固定されたダンパ１２，１３は、
互いに近づくように回動し、枠部２０の中央で水平平行
状態となシ、室外側吐出口５および室外側吸込口６を室
外に対して連通させるとともに、排気風路Ｃ−Ｃ’およ
び給気風路Ｄ−Ｄ’を形成する。

そして、モータ１を停止すると、連動してダンパ用モー
タ１９は断電されて保持状態が解除され、２枚のダンパ
１２，１３はバネ１４，１５の張力によって互いに離れ
る方向に回動して、外周部が枠部２０の内周部に突設さ
れた閉鎖板１８に当接して密着し１枚の板状となった状
態で保持される。

この状態においてダンパ１２，１３は、室外側吐出口６
および室外側吸込口６を室外に対して閉鎖することとな
るが、この閉鎖時、ダンパ１２，１３は、外周部が閉鎖
板１８に密着しておシ、さらに外風が枠部２０内に侵入
すると、外風はダンパ１２．１３を閉鎖板１８に押しつ
けるように作用するので、外風の侵入を完全に遮断でき
ることとなる。

発明の効果以上の実施例の説明から明らかなように本発明によれば
、シャッタ用モータでシャッタを回動して開閉すること
によシ、シャッタが閉じるときに本体と衝突して発生す
る衝撃音がなくなシ、またシャッタは本体内部に位置し
、かつ中央が支持されているので、外風によるシャッタ
のパタッキがなくなる。

また、２枚のダンパが室外側吐出口および室外側吸込口
を閉鎖しているとき、ダンパの外周部と本体内周部に突
設した閉鎖板とが密着しているので、外風の侵入を完全
に遮断できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の手段の一実施例を示す同時給排
換気装置の断面図、第２図は第１図のＸ矢視図、第３図
は同第２の手段の一実施例を示す断面図、第４図は同実
施例の同時給排換気装置の歯車部の正面図、第６図は同
実施例の同時給排換気装置のダンパ用モータ部の側面図
、第６図は従来の同時給排換気装置の断面図である。１・・・・・・モータ、２，３・・・・・・羽根、４・
・・・・・室内側吸込口、５・・・・・・室外側吐出口
、６・・・・・・室外側吸込口、７・・・・・・室内側
吐出口、８・・・・・・本体、９・・・・・・シャッタ
用モータ、１Ｑ・・・・・・シャッタ、１２，１３・・
・・・・ダンパ、１８・・・・・・閉鎖板、１９・・・
・・・ダンパ用モータ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）室内側吸込口と室外側吐出口とを連通する排気風
路と、室外側吸込口と室内側吐出口とを連通する給気風
路とを区画した本体と、前記排気風路に送風する羽根と
、前記給気風路に送風する羽根と、これらの羽根を回転
させるモータと、前記本体の内部に位置し、中央を支持
されて回動し前記室外側吐出口および室外側吸込口を開
閉するとともに開放時、前記排気風路および給気風路を
形成する１枚のシャッタと、このシャッタを回動させる
シャッタ用モータとからなる同時給排換気装置。
（２）室内側吸込口と室外側吐出口とを連通する排気風
路と、室外側吸込口と室内側吐出口とを連通する給気風
路とを区画した本体と、前記排気風路に送風する羽根と
、前記給気風路に送風する羽根と、これらの羽根を回転
させるモータと、前記本体の内部に位置し、前記室外側
吐出口および室外側吸込口を回動して開閉する２枚のダ
ンパと、このダンパを回動させるダンパ用モータと、前
記室外側吐出口および室外側吸込口近傍の本体内周部に
突設し、前記ダンパの外周部にその閉鎖時、密着する閉
鎖板とからなる同時給排換気装置。