JPH03137386A - 自動車用ドアの開閉装置 - Google Patents

自動車用ドアの開閉装置

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Publication number
JPH03137386A
JPH03137386A JP1274355A JP27435589A JPH03137386A JP H03137386 A JPH03137386 A JP H03137386A JP 1274355 A JP1274355 A JP 1274355A JP 27435589 A JP27435589 A JP 27435589A JP H03137386 A JPH03137386 A JP H03137386A
Authority
JP
Japan
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door
opening
gear
actuator
closing
Prior art date
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Pending
Application number
JP1274355A
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English (en)
Inventor
Takahiko Yamamoto
隆彦 山本
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Delta Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Delta Kogyo Co Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/12Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators
    • E05B81/20Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators for assisting final closing or for initiating opening
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/24Power-actuated vehicle locks characterised by constructional features of the actuator or the power transmission
    • E05B81/32Details of the actuator transmission
    • E05B81/34Details of the actuator transmission of geared transmissions
    • E05B81/38Planetary gears

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車用ドアの開閉装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来、自動車用ドアの自動開閉装置としては、ドアをア
クチクエータで開閉操作する開閉機構を設けたものが提
案されている(実公昭45−8562号公報参照・・従
来技術A)。
また、ドア閉扉時にドアを勢いよく閉じることに起因す
る衝撃を緩和して閉扉を確実にするために、車体のス)
・ライ力がドアロックのラッチをハーフロック位置に回
転させた位置からフルロツク位置まで、ラッチをアクチ
ュエータで回転させて締込み操作をする締込み機構(扉
閉塞装置)を設けたものも提案されている(米国特許第
3989287号公報参照・・従来技術B)。
さらに、上記開閉機構と締込み機構(補助閉止装置)と
を組合わせたドアの自動開閉装置も提案されている(特
装車1−12912号公報参照・従来技術C)。
ところで、上記従来技術Bの場合、締込み機構を、ドア
の閉扉時、車体のストライカがドアロックのラッチをバ
ーフロツタ位置に回転させた位置からフルロツク位置ま
で作動させるようになっているが、ストライカでラッチ
をハーフロック位置まで回動させなければ締込み機構が
作動を開始しないために、ドアをある程度は勢いよく閉
扉操作しなければならず、その程度が車種によっても異
なり、感覚的に非常にわかりにくいために、ストライカ
がラッチをフルロツク位置まで回動させる、つまり、ド
アが完全に閉扉するまで勢いよく閉扉操作してしまうこ
とが多く、締込み機構が実質的にその機能を果たしてい
ないという問題がある。
また、上記従来技術Cの場合も同様に、開閉機構でドア
をある程度は勢いよく閉扉操作しな1子ればならないの
で、締込み機構が実質的にその機能を果せないという問
題かある。
そこで本出願人は、特願平1−208638号において
、ドアをアクチュエータで開閉操作する開閉機構と、ド
アロックのラッチをアクチコーエータで締込み操作する
締込み機構とを備えた自動車用ドアの開閉装置において
、上記開閉機構により、ドアを全開位置と全閉位置の間
を作動させる一方、上記締込み機構を、ドアの閉扉時、
車体のストライカがドアロックのラッチを僅かに回動さ
せた位置からフルロツク位置まで作動させるようにした
自動車用ドアの開閉装置を提案した。
これによれば、ストライカがラッチを僅かに回一 動させた位置から締込み機構が作動を開始するので、ド
アを軽く押す程度でよく、ドアを勢いよく閉扉操作する
必要がなくなる一方、開閉機構により、ドアを全開位置
と全閉位置の間を作動させるようにした場合も、開閉機
構でドアを勢いよく閉扉操作する必要がなくなり、ドア
閉扉時の衝撃がより一層緩和され、また締込み機構の作
動開始タイミングが早まり、締込み機構の機能が十分に
発揮されて閉扉も確実に行えるという効果を奏すること
ができる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、ドアをアクチュエータで開閉操作する開閉機
構のアクチュエータとドア作動機構との間に、クラッチ
機構が設けられている場合、開閉機構により、ドアを所
定の閉位置または開位置まで作動させ、アクチュエータ
を停止(オフ)させ、その後、クラッチ機構をオフさせ
るように制御するのが一般的である。
ところが、アクチュエータを停止させてもドア作動機構
側からの慣性によりクラッチ機構に負荷がかかり、クラ
ッチ機構のアクチュエータへの通電をやめてもクラッチ
オフしなくなり、手動での開閉操作が困難になるという
問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、開
閉機構のアクチュエータとドア作動機構との間に、クラ
ッチ機構が設けられているような開閉装置において、常
にスムースにクラッチオフできるようにして、手動での
開閉操作が容易に行なえるようにすることを目的とする
ものである。
(課題を解決するための手段) このため本発明は、ドアをアクチュエータで開閉操作す
る開閉機構と、ドアロックのラッチをアクチュエータで
締込み操作する締込み機構とを備えた自動車用ドアの開
閉装置において、ドアの閉扉時、上記開閉機構により、
ドアを開位置から車体のストライカがドアロックのラッ
チを僅かに回動させた位置まで作動させる一方、上記締
込み機構、を、車体のストライカがドアロックのラッチ
を僅かに回動させた位置からフルロツク位置まで作動さ
せるようにしたことを特徴とするものである。
また、上記開閉機構が、ドアを押引部材を介して全開位
置と全閉位置の間を作動させるセクター歯車と、第1ア
クチュエータで駆動される出力歯車と、該出力歯車と同
軸に支持され、上記セクター歯車と噛み合う中間歯車と
、該中間歯車に支持され、上記出力歯車と噛み合う遊星
歯車と、上記出力歯車と同軸に支持され、上記遊星歯車
と噛み合う内歯歯車と、第2アクチュエータで出没動さ
れ、第2アクチュエータの作動時に上記内歯歯車の外周
に形成された鋸歯と噛み合って内歯歯車の回転を阻止す
るクラッチ部材とでなる手動・自動切換えクラッチ機構
が設けられて構成されている場合、車体のストライカが
ドアロックのラッチを僅かに回動させた位置で、第1ア
クヂユエータと第2アクヂユエータへの通電を同時に停
止させる制御回路を設けることができる。
さらに、ドアを第1アクヂユエータで開閉操作する開閉
機構を備え、該開閉機構が、ドアを押弓部材を介して全
開位置と全閉位置の間を作動させるセクター歯車と、第
1アクチュエータで駆動される出力歯車と、該出力歯車
と同軸に支持され、上記セクター歯車と噛み合う中間歯
車と、該中間歯車に支持され、上記出力歯車と噛み合う
遊星歯車と、上記出力歯車と同軸に支持され、上記遊星
歯車と噛み合う内歯歯車と、第2アクチュエータで出没
動され、第2アクチュエータの作動時に上記内歯歯車の
外周に形成された鋸歯と噛み合って内歯歯車の回転を阻
止するクラッチ部材とでなる手動・自動切換えクラッチ
機構が設けられて構成されている自動車用ドアの開閉装
置において、ドアの開扉時及び閉扉時にドアの開閉を停
止させるとき、第1アクチュエータと第2アクチュエー
タへの通電を同時に停止させる制御回路が設けられてい
ることを特徴とするものである。
(発明の作用・効果) 本発明は、ドアの閉扉時、開閉機構のアクチュエータで
、ドアを車体のストライカがドアロックのラッチを僅か
に回動させた位置まで閉作動させてアクチュエータを停
止させ、この位置から全閉位置まで締込み機構によりド
アを閉作動させるようにしたものである。
したがって、アクチュエータの停止(オフ)はドア閉途
中であるから、ドア作動機構側からの慣性によりクラッ
チ機構に負荷がかかっても、逆慣性によりその負荷が弱
められ、クラッチ機構への通電をやめるとクラッチオフ
するようになり、手動での開閉操作が容易に行なえるよ
うになる。
また、請求項(1)の開閉装置において、開閉機構のク
ラッチ機構が、内歯歯車の鋸歯に噛み合うクラッチ部材
を第2アクチュエータで作動させる構成の場合、車体の
ストライカがドアロックのラッチを僅かに回動させた位
置で、制御回路により開閉機構の第1アクチュエータと
クラッチ機構の第2アクユエータへの通電を同時に停止
させるようにすれば、クラッチ機構に負荷がかかる前に
クラッチ部材が内歯歯車の鋸歯から外れてクラッチオフ
するので、クラッチオフがより確実になる。
さらに、開閉機構のクラッチ機構が、内歯歯車の鋸歯に
噛み合うクラッチ部材を第2アクユエータで作動させる
構成を備えた開閉位置ではドアの開閉を停止させるとき
に、制御回路により、開閉機構の第1アクユエータとク
ラッチ機構の第2アクユエータへの通電を同時に停止さ
せるようにすれば、ドアの開扉時や閉扉時を問わず、ま
た、ドアの開閉途中であっても、クラッチ機構に負荷が
かかる前にクラッチ部祠が内歯歯車の鋸歯から外れてク
ラッチオフするので、常にクラッチオフが確実となり、
ドア閉時のみならず、ドア開時や開閉途中でも、手動で
の開閉操作が容易に行なえるようになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面について詳細に説明す
る。
第1図に示すように、自動車用ザイドドア10は、前端
部がヒンジ機構(不図示)を介して車体11に開閉自在
に取付けられ、該ドア10の後部には、閉扉時に車体1
1にロックするためのドアロック(ロック機構)12が
取付けられている。
なお、13はウィンドーガラスである。
上記ドア10の前部には、ドア10をアクチュエータ(
電動モータ21)で開閉操作する開閉機構14が取付C
′lられ、該ドア10の後部には、ドアロック12のラ
ッチ69(後述)をアクチュエータ(電動モータ62)
で締込み操作する締込み機構15が取付けられている。
そして、上記開閉機構14により、ドア10を、閉扉時
は、開位置から車体!Iのストライカ71(後述)がド
アロックI2のラッチ69を僅かに回動させた位置まで
作動させ、開扉時は、ラッチ69によるストライカ71
の係止が解除された位置から所定の開位置まで作動させ
る一方、上記締込み機構15を、ドア10の閉扉時、車
体11のストライカ71がドアロック■2のラッチ69
を僅かに回動させた位置からフルロツク位置まで作動さ
せるようになっている。
上記開閉機構14は、第2図及び第3図に詳細に示すよ
うに、押引部材18と、セクター歯車19と、手動・自
動切換え(遊星歯車式)クラッチ機構20と、電動モー
タ21とで基本構成されている。
1 上記押引部材18は、一端部18aが車体IIに連結さ
れ、他端部18bが上記セクター歯車19の操作アーム
部19aに連結されている。
上記セクター歯車19はドア10内に固定されるベース
基板24に回動軸25で回動自在に取付けられている。
そして、セクター歯車19が右回動(時針方向)してい
る第2図の状態では、押引部材18がドアIO内に引き
込まれてドア10は全閉状態であり、セクター歯車19
が左回動(反時針方向)すると、押引部材18がドア1
0外に押し出されてドアIOは開かれてゆく。
上記セクター歯車19には、該セクター歯車I9の回動
中心(回動軸25)を半径とする長孔I9bが形成され
、該長孔19bの内、4弧縁部に、ドアの半開、全閉の
各開度に対応する四部19c19clが形成されている
上記ベース基板24には、上記セクター歯車I9の長孔
19b内に臨むブラッケット26が固定され、該ブラッ
ケット26に、長孔19bの内、2 4弧縁部に常時接触して、各凹部19c、19dに係脱
可能なローラ27,27を有するヂエソクスプリング2
8.28が固定されている。
したがって、該各チエツクスプリング28.28により
、セクター歯車I9の回動、っまりドアIOの手動開閉
操作時に、各開度毎に節度が与えられるようになる。
上記セクター歯車19の長孔19bの内弧縁部には突起
19fが設けられ、上記ベース基板24には、セクター
歯車19の右回動位置(全閉位置)で突起19fが当接
してオンする全閉検出スイッチ29と、セクター歯車I
9の左回動位置(全開位置)で突起19fが当接してオ
ンする全開検出スイッチ30とが取付けられている。
上記ベース基板24には、セクター歯車19に噛合する
歯車31で回転されるロータリエンコーダ(ドア開度検
出器)32が取付けられ、該ロークリエンコーダ32に
より、ドアIOの開度が検出される。
上記遊星歯車式りラッヂ機構20には、上記べ−ス基板
24に複数本の支柱35を介してモータ基板36が固定
され、該モータ基板36に減速機37とともに電動モー
タ2Iが取イー1けられている。
上記減速機37の出力軸39には小径の出力歯車(太陽
歯車)40が固定されている。
該出ツノ歯車40と同軸に、上記ベース基板24にピン
41で中間歯車42が支持され、該中間歯車42は上記
セクター歯車19と噛み合っている。
該中間歯車42には、上記出力歯車40と噛み合う3個
の遊星歯車43.・・、43がピン4444でそれぞれ
支持されている。
上記出力歯車40と同軸に、上記モータ基板36に内歯
歯車45の基部45aが回転自在に支持され、該内歯歯
車45は上記各遊星歯車43と噛み合っている。該内歯
車歯45の外周には鋸歯45bが形成されている。
上記ベース基板24にソレノイド47が固定され、該ソ
レノイド47のプランジャ48に、ベース基板24にピ
ン49で支持された連結レバー50の一端部が連結され
、該連係レバー50の他端部は、ベース基板24に往復
動自在に支持されたクラッチ部材5Iに連結されている
該クラッチ部材51の前部には上記内歯歯車45の鋸歯
45bと噛み合い可能な鋸歯部5]aが形成されている
該クラッチ部材51は、ソレノイド47の励磁時にはプ
ランジャ48が引っ込んで連結レバー50が右旋(時針
回り)されることにより往動して、鋸歯部51aが内歯
歯車45の鋸歯45bと噛み合い、内歯歯車45の回転
を阻止する一方、ソレノイド47の消磁時にはプランツ
ヤ48がスプリング52の付勢力で突出して連係レバー
50が左旋(反時針回り)されることにより復動して、
鋸歯部51aの内歯歯車45の鋸歯45bとの噛み合い
が外れ、内歯歯車45の回転を許容する。
したがって、ソレノイド47の励磁時には、クラッチ部
材51が内歯歯車45に噛み合って内歯歯車45の回転
を阻止するので、電動モータ2Iが正または逆回転する
と、出力歯車40により内歯歯車45との間で遊星歯車
43か遊星回転運動5 し、遊星歯車43により中間歯車42が回転されてセク
ター歯車19を左または右回動させる。
また、ソレノイド47の消磁時には、クラッチ部材51
か内歯歯車45に噛み合イつず内歯歯車45の回転を許
容するので、ドア10の手動開閉に伴ってセクター歯車
19が左または右回動すると、中間歯車42が回転され
て遊星歯車43が内歯歯車45をつれ回しながら出力歯
車40の回りを回転する。これにより、ドア10の手動
開閉操作時は、減速機37と電動モータ21が回転され
ないので、開閉操作が重くならない。
上記遊星歯車式クラッチ機構20は、構造がノンプルで
作動が確実であり、しかも、ソレノイド47の励・消磁
のみで切換えられるので、切換えも簡単である。
また、電磁式クラッチでは、トルクを得るために大型化
するが、本家の遊星歯車式クラッチ機構20では、十分
なトルクが確保できるので小型化が可能である。
一方、上記ドアロック12の締込み機構15は、6 第4図に詳細に示すように、ラッチ69(後述)を強制
回動させる回動レバー60 (第5図参照)と、締込み
ロッド6Iと、電動モータ62とで基本構成され、上記
ドアロック12に対しては、ロック解除機構63と、ロ
ックノブ作動機構64とが設けられている。
上記ドアロック12は、第5図〜第8図に詳細に示すよ
うに、ベース基板66に合成樹脂製のカバ一体67がカ
バープレート68とともに固定され、該カバ一体67内
にラッチ69が配置され、該ラッチ69は、カバ一体6
7とカバープレート68とで回転自在に支持された回動
軸70に固定されている。
上記カバ一体67には、開閉扉時に車体Il側のストラ
イカ71か出入りする切込み67aが形成され、上記ラ
ッチ69には、ストライカ係合溝69aと、ハーフロッ
ク溝69bと、フルロツク溝69cとが形成されている
上記カバ一体67内にクローレバー72がピン73で支
持され、該クローレバー72はバネ74によりラッチ当
接方向に付勢されて、ラッチ69のハーフロック溝69
bとフルロツク溝69cに順次係合して、ラッチ69を
ハーフロック位置とフルロツク位置にそれぞれ係止する
上記ラッチ69は、係合溝69aが、上記カバ一体67
の切込み部67aから入ったストライカ71が係合可能
なアンロック位置にバネ75で付勢され、ストライカ7
1によりバネ75の付勢力に抗してアンロック位置から
ハーフロック位置をへてフルロツク位置まで回動されて
、係合溝69aによりストライカ7■を、それぞれハー
フロック位置でハーフロックし、フルロツク位置でフル
ロツクする。
上記ベース基板66にはオープンレバー79がピン80
で支持され、該オープンレバー79が第5図において左
旋(反時計回り)されると、上記クローレバー72をラ
ッチ非当接方向に揺動させてラッチ67への係止を解除
させる。
上記ベース基板66には、ブツシュレバー81がピン8
2で支持され、ロックプレート83がピン84で支持さ
れて、ブツシュレバー81の一腕部にはリンク85の上
端部がピン86で支持され、該リンク85の下端部の長
孔85aが上記ロックプレート83の中央腕83aのピ
ンg7で支持されている。
上記ベース基板66の立上り66aにはインナーレバー
88がピン89で支持されている。
該ベース基板66の立上り66aと上記ブツシュレバー
81との間にはコイルバネ90が張設されている。
上記インナーレバー88には、インナーハンドルのイン
ナーロッド91が連結され、インナーハンドルを引き操
作すると、インナーロッド91を介してインナーレバー
88が揺動され、該インナーレバー88でブツシュレバ
ー81の他腕部を押してブツシュレバー81を左旋(第
5図)させ、ピン86を介してリンク85を下動させ、
リンク85の立下り85bでオープンしバー79の立上
り79aを押下げてオープンレバー79を左旋(第5図
)させることにより、クローレバー72によ9 るラッチ69の係止を解除する。これによりラッチ69
がアンロック位置に復帰して、ストライカ71のロック
を解除する。
上記ピン86には、アウターハンドルのアウターロッド
92の長孔92aが連係され、アウターハンドルを引き
操作すると、アウターロッド92を介してリンク85が
下動され、該リンク85の立下り85bでオープンレバ
ー79の立」二り79aを押下げてオープンレバー79
を左旋(第5図)させることにより、クローレバー72
によるラッチ69の係止を解除する。これによりラッチ
69がアンロック位置に復帰して、ストライカ71のロ
ックを解除する。
上記ロックプレート83の左腕83bにはキーシリンダ
のキーロッド93が連結され、キーシリンダを施錠操作
すると、キーロッド93を介してロックプレート83が
右旋(第5図)され、ピン87を介してリンク85を左
旋させることにより、インナーハンドルもしくはアウタ
ーハンドルの操作でリンク85が下動しても立下り85
aがオー0 プンレバ−79の立上り79aを押下げないように空振
りさせる。
上記ロックプレート83の右腕83cにはロックノブの
ノブロッド94が連結され、ロックノブをロック操作す
ると、ノブロット94を介してロックプレート83が右
旋(第5図)され、ピン87を介してリンク85を右旋
させることにより、インナーハンドルもしくはアウター
ハンドルの操作でリンク85が下動しても立下り85a
がオープンレバー79の立上り79aを押下げないよう
に空振りさせる。
上記ロックプレート83の右腕83cには上記ロックノ
ブ作動機構64のノブロッド95が連結され、咳ノブロ
ッド95は、ドアIOの下部に取付けられたソレノイド
96のプランジャ97に連結されて、手操作用スイッチ
122(第10図参照)を操作してソレノイド96を励
・消磁することにより、ノブロッド95を介してロック
プレート83を左旋または右旋させてロックノブを施錠
・解錠位置に作動できるようになっている。
上記ソレノイド96には、施解錠位置検出スイッチ+2
7が取付+:lられ、施解錠の位置を検出する。
」二連したドアロックI2のラッチ69.クローレバー
72.オープンレバー79.プッンユレバー81 ロッ
クプレート83.リンク85.インナーレバー88等の
構成及び作用の大部分は公知であり、以下に本家の特徴
的構成及び作用を説明する。
上記ラッチ69には立」ニリ69dが形成され、上記ヘ
ース基板66には、アンロック位置でラッチ69の立」
ニリ69dに当接してオンするアンロック検出スイッチ
101と、フルロツク位置でラッチ69の立上り69d
に当接してオンするフルロツク検出スイッチ+02とが
設けられている。
したがって、ドア10の閉扉時、車体側のストライカ7
1がラッチ69に当I妾してラッチ69を僅かに回動さ
せると、立」ニリ69dがアンロック検出スイッチ+0
1から離れて、アンロック検出スイッチ101がオフす
るので、これにより、ストライカ71がラッチを僅かに
回動させた位置が検出されることになる。
上記うッヂ69と一体の回動軸7oには回動レバー60
がナラ)+04で固定され、該回動レバー60には偏心
ピン+05か固定されている。
上記ドア10の下部には減速機+06とともに電動モー
タ62が取付けられ、該減速機106の出力軸108に
は、偏心ピン+09を有するレバー110が固定されて
いる。
該レバー+10の偏心ピン109には締込みロッド61
の下端部が連結され、該締込みロンドロ1の上端部の長
孔61aが上記回動レバー6oの偏心ピン105に連結
されている。
そして、第5図の状態では、回動レバー6oの偏心ピン
+05が締込みロッド61の長孔61aの中間部に位置
するので、回動レバー6oの回動、つまりラッチ69の
回動時には偏心ピン+05が長孔61a内を空振りする
ので、ラッチ69の回動には支障がない。
次に、ストライカ71かラッチ69を僅かに回動させた
位置を上記アンロック検出スイッチ101がオフするこ
とにより検出すると、電動モータ3 62が回転を開始し、偏心ピン109で締込みロッド6
1が下動されて長孔61aの」一端部で偏心ピン+05
を押下げることにより回動レバー60を右旋(第5図)
させ、回動軸70を介してラッチ69を右旋させ、ラッ
チ69はハーフロック位置をへてフルロツク位置まで強
制的に回動され、クローレバー72がラッチ69のフル
ロツク溝69Cに係合して、ラッチ69がフルロツク位
置にロックされる。
その後、電動モータ62が項度−回転して停止されると
、締込みロット61が上動されて最初の位置に復帰し、
ラッチ69の締込みザイクルが終了する。
上記インナーレバー88の」一端部に長孔88aが形成
され、該長孔88aに上記インナーロッド91が連結さ
れる一方、上記ドア10の上部に取付けたロック解除機
構63のソレノイド113のプランジャ+14がプラン
ジャロッド+15を介して上記インナーレバー88の下
端部に連結されている。
4 そして、ドア10の自動開閉作動に先だってソレノイド
113が励磁されると、プランジャ114が突出動して
インナーレバー88を左旋(第4図)させることにより
、クローレバー72によるラッチ69の係止を解除する
上記ソレノイド113によるインナーレバー88の揺動
時は、長孔88aでインナーロット91を空振りさせる
ので、インナーハンドルは不用意に動かない。逆に、イ
ンナーハンドルによるインナーレバー88の揺動時は、
インナーロット91が長孔88aの端部を係止してイン
ナーレバー88を揺動させ、これに伴ってプランジャ1
14も出没動するが、ソレノイド+13は消磁されてい
るので問題がない。
上記ソレノイド+13には、ロック・アンロック位置検
出スイッチ128が取付けられ、プランジャ+14の位
置検出する。
上記開閉機構+4.締込み機構15は、第9図に示すよ
うに、車載のマイクロ・コントローラ120で制御され
る。
該マイクロ・コントローラ120には、上記開閉機構1
4のドア開度検出器(ロークリエンコーダ)32.全開
検出スイッチ30.全閉検出スイッチ29の各検出信号
が入力され、電動モータ21ソレノイド47の制御信号
が出力される。
また、手操作用スイッチ122のパワー・ワンタッヂス
イッヂ123パワー・オートスイッチ+24.パワー・
作動ロックスイッチ125.施錠・解錠スイッチ126
の各信号が入力される。
第10図に示すように、上記パワー・ワンタツヂスイッ
ヂ123は、全開スイッチ123a及び全閉スイッチ1
23bと、開度が異なる複数の開度選択スイッチ123
cm123iとで成り、全開スイッチ123a及び全閉
スイッチ123bは、スイッチ操作で、上記開閉機構1
4を全開または全閉させ、上記開度選択スイッチ123
cm1231は、任意の開度選択スイッチのオン操作で
、上記開閉機構14をそのスイッチに対応する開度に開
または閉作動させるものである。
上記パワー・オートスイッチ124は、開スイッチ12
4a及び閉スィッチ124bで成り、スイッチ操作の間
中、上記開閉機構14を開または閉作動させるものであ
る。
上記パワー作動ロックスイッチ+25は、パワー・ワン
タッヂスイッヂ+23及びパワー・オートスイッチ12
4を操作しても開閉機構14を作動させないようにする
ためのものである。このスイッチ125をオン操作すれ
ば、手動でのみドア10を開閉操作することができる。
上記施錠・解錠スイッチ126は、施錠スイッチ126
aと解錠スイッチ126bとでなり、施錠スイッチ12
6aをオン操作するとソレノイド96が励磁されてロッ
クノブが施錠され、解錠スイッチ126bをオン操作す
るとロックノブが解錠される。
上記手操作用スイッチ+22のメインルーチンは第11
図のようになる。
即ち、ステップS1でスタートし、ステップS2で開閉
機構14のロータリエンコーダ32 (ドア開度検出器
)の検出位置を原点に調整し、ステラ7 8 プS3でドア10が開閉作動中か開閉停止(全開または
全閉)かを判断する。
ステップS3で開閉停止と判断すると、ステップS4で
パワー作動ロックスイッチ+25がオンかオフかを検出
し、オフであれば、ステップS5でパワーワンタッチス
イッチ123がオンかオフかを検出し、いずれかのスイ
ッチ+23a〜1231がオンであれば、ステップS6
で開閉機構14をワンタッチ作動させる。
ステップS5でオフであればステップS7でパワーオー
ト閉スィッチ124aがオンかオフかを検出し、オンで
あればステップS8で開閉機構14をオート開作動させ
る。
ステップS7でオフであれば、ステップS9でパワーオ
ート閉スィッチ+24bがオンかオフかを検出し、オン
であればステップS1で開閉機構14をオート閉作動さ
せる。
また、ステップS3で開閉作動中と判断すると、ステッ
プS11でドアロック12のアンロック検出スイッチ+
01がオンかオフかを検出し、オフであれば、ステップ
S+2で締込み機構15を作動させる。
第9図に戻って、上記マイクロ・コントローラ120に
は、上記ドアロックI2のロックノブ作動機構64のソ
レノイド96に設けられる施解錠位置検出スイッチ12
7.ロック検出スイッチI02、アンロック検出スイッ
チ101.上記ドアロック12のロック解除機構63の
ソレノイド113に設けられるロック・アンロック位置
検出スイッチ128の各検出信号が入力され、ソレノイ
ド96.113の制御信号が出力される。
さらに、上記マイクロ・コントローラ120からは、締
込み機構15の電動モータ62に制御信号が出力される
また、上記マイクロ・コントローラ120には、アンロ
ック検出スイッチ101のオフにより、ストライカ71
がラッチ69を僅かに回動させた位置を検出したとき、
電動モータ21とソレノイド47への通電を同時に停止
させる制御回路Iと、ドアの開扉時及び閉扉時に、ドア
に開閉を停止さ仕るとき、例えば、開閉途中や全開時に
ドアの開閉を停止させるときに、電動モータ21とソレ
ノイド47への通電を同時に停止させる制御回路■とが
内蔵されている。
上記のような構成の作用を次に説明する。
(1)自動閉扉 ドアIOが全開位置にあり、車室内の手操作用スイッチ
+22の内、全閉スイッチ123bをオン操作すると、
開閉機構14のソレノイド47が励磁されることにより
、クラッチ部材51が内歯歯車45に噛み合って内歯歯
車45の回転が阻止され、同時に電動モータ21が正転
し、出力歯車40により内歯歯車45との間で遊星歯車
43が遊星回転運動し、遊星歯車43により中間歯車4
2が回転されてセクター歯車19か右回転される。
セクター歯車19の右回転により押引部材18がドアI
O内に引き込まれて、ドア10が自動的に閉じられてゆ
く。
ドアIOの全閉直前に、ドアロック12のアン〔フック
位置のラッチ69に車体側のストライカ71が当接し、
ラッチ69が回動され始める。
ラッチ69が僅かに回動された位置をアンロック検出ス
イッチ101で検出すると、マイクロ・コントローラ1
20の制御回路1により、電動モータ2Iとソレノイド
47への通電が同時に停+hされる。そして、締込み機
構15の電動モータ62が回転を開始し、締込みロッド
61を介して回動レバー60を回動させ、回動軸70を
介してラッチ69をハーフロック位置をへてフルロツク
位置まで強制的に回動させる。
ラッチ69がフルロツク位置まで回動されると、クロー
レバー72がフルロツク溝69cに係合して、ラッチ6
9はフルロツク位置にロックされ、ストライカ71も同
位置にロックされることにより、ドア10が全閉ロック
される。
ドアIOが全閉されると、それを全閉検出スイッチ29
で検出し、開閉機構14の電動モータ21が停止する。
締込み機構15の電動モータ62は頂度−回転して停止
し、ラッチ69の締込みサイクルが終了1 する。
このように、ドアの閉扉時、開閉機構14の電動モータ
2Iでドアを車体のストライカ71がドアロック12の
ラッチ69を僅かに回動させた位置まで閉作動させて電
動モータ21を停止させ、この位置から全開位置まで締
込み機構15によりドアを閉作動させることにより、電
動モータ21の停止(オフ)はドア閉途中であるから、
ドア作動機構側からの慣性によりクラッチ機構20に負
荷がかかっても、逆慣性によりその負荷が弱められ、ク
ラッチ機構20への通電をやめるとクラッチオフするよ
うになり、手動での開閉操作が容易に行なえる。
また、開閉機構14のクラッチ機構20を内歯歯車45
の鋸歯4.5bに噛み合うクラッチ部材51をソレノイ
ド47で作動させる構成とした場合、車体のストライカ
71がドアロック12のラッチ69を僅かに回動させた
位置で、制御回路■により開閉機構14の電動モータ2
1とクラッチ機構20のソレノイド47への通電を同時
に停止させ2 るようにすれば、クラッチ機構20に負荷がかかる前に
クラッチ部材51が内歯歯車45の鋸歯45bから外れ
てクラッチオフするので、クラッチオフがより確実にな
る。
上記自動閉扉のワンタッチ閉ルーチンは第12図のよう
になる。
即ち、ステップSI5で全開スイッチ123bをオンす
ると、ステップSI6でソレノイド47がオンし、ステ
ップS17でモータ21がオンする。
ついで、ステップS]8でドア10の現在開度と全閉開
度とを比較し、不一致(全閉でない)であると、ステッ
プS19でドア10の閉操作に過負荷が作用しているか
否か(ドアlOと車体11との間に手などが挟まってい
ないか)を判断し、ノーであれば、ステップS20でド
アロック12のアンロック検出スイッチ+01がオンか
オフかを検出し、オフであれば、ステップS72!でモ
ータ2Iとソレノイド47を同時にオフし、ステ、ツブ
S22で締込み機構15を作動させ、ステップS23で
開閉機構14のロータリエンコーダ32(ドア開度検出
器)の検出位置を原点に調整して、ステップS24で終
了する。
また、ステップS]9でイエスであるときは、ステップ
S25でモータ21とソレノイド47を同時にオフして
、ステップS24で終了する。
上記締め込み機構15の締ぬ込みルーチンは第18図の
ようになる。
即ち、ステップS30でアンロック検出スイッチ+01
がオフされると、ステップS31でモータ62がオンし
、ステップS32で締込み操作に過負荷が作用している
か否かを判断し、ノーであればステップS32でロック
検出スイッチ102がオンされたか否かを判断し、イエ
スであればステップS34でモータ62をオフして、ス
テップS35で終了する。
また、上記自動閉扉のワンタッヂ選択閉ルーヂンは第1
4図のようになる。
即ち、ステップS40で開度選択スイッチI23c〜1
231をオンすると、ステップS41でオンされたスイ
ッチをコート化し、ステップS42でオンされたスイッ
チ力qつか否かを判断し、イエスであれば、ステップS
43で設定開度を検出し、ステップS44で現在開度を
検出し、ステップS45で開閉データを計算し、ステッ
プ946で開閉方向を決定して、ステップS 47で開
閉機構15を設定開度までオート閉作動させ、ステップ
S49で終了する。
さらに、上記自動閉扉のオート閉ルーヂンは第15図の
ようになる。
即ち、ステップS80で閉スイツチ124bをオンする
と、ステップS81でソレノイド47とモータ21が同
時にオンする。
ついで、ステップS82で閉スイツチ124bがオンか
オフかを検出し、オンであればステップS83で過負荷
が作用しているか否かを判断し、ノーであれば、ステッ
プS84でドアロック12のアンロック検出スイッチ+
01がオンかオフかを検出し、オフであれば、ステップ
S85でモータ21とソレノイド47を同時にオフし、
ステラ5 ブS86で締込み機構15を作動させ、ステップS87
で開閉機構14のロータリエンコーダ32(ドア開度検
出器)の検出位置を原点に調整して、ステップS88で
終了する。
また、ステップS83でイエスであるときは、ステップ
S89でモータ21とソレノイド47を同時にオフして
、ステップS88で終了する。
上記自動閉扉のワンタツヂ選択閉ルーヂン(第14図)
及び自動閉扉のオート閉ルーヂン(第15図)において
、開閉機構14のクラッチ機構20を、内歯歯車45の
鋸歯45bに噛み合うクラッチ部材5Iをソレノイド4
7で作動させる構成とした場合、ドアの閉途中で停止さ
せるときに、制御回路Hにより、開閉機構14の電動モ
ータ21とクラッチ機構14のソレノイド47への通電
を同時に停止させるようにすれば、クラッチ機構20に
負荷がかかる前にクラッチ部材51が内歯歯車45の鋸
歯45bから外れてクラッチオフするので、常にクラッ
チオフが確実となる。なお、制御回路■では、後述の全
開時や聞違中で停止させ6 るときにも同様の制御がなされるので、その後の手動で
の開閉操作が容品に行なえるようになる。
(2)自動開扉 ドア10が全閉ロック位置にあり、車室内の手操作スイ
ッチ122の内、全開スイッチ123aをオン操作する
と、ロック解除機構63のソレノイド113が励磁され
、突出動するプランジャ114でインナーレバー88、
ブツシュレバー81゜リンク85を介してオープンレバ
ー79を揺動されることにより、クローレバー72によ
るラッチ69の係止を解除する。
これにより、ラッチ69によるストライカ71のロック
が解除される。
また、開閉機構14のソレノイド47か励磁されること
により、クラッチ部+1’51が内歯歯車45に噛み合
って内歯歯車45の回転が阻止され、同時に電動モータ
21が逆転し、出力歯車4oにより内歯歯車45との間
で遊星歯車43が遊星回転運動し、遊星歯車43により
中間歯車42が回転されてセクター歯車19が左回転さ
れる。
セクター歯車I9の左回転により押引部材I8がドアI
Oへ押し出されて、ドア10は自動的に開かれてゆき、
全開位置を全開検出スイッチ30で検出すると、電動モ
ータ21が停止する。
上記自動開扉のワンタッヂ開ルーヂンは第13図のよう
になる。
即ち、ステップS55で全開スイッチ123aをオンす
ると、ステップ956でアンロック検出スイッチ101
がオンかオフかを検出し、オフであればストライカ7I
のロックが解除されていないので、ステップS57でロ
ック解除機構63を作動させる。
アンロック検出スイッチ101がオンであると、ステッ
プ858でソレノイド47とモータ21が同時にオンす
る。
ついで、ステップS59で過負荷が作用しているか否か
を判断し、ノーであればステップS60で現在開度と全
開開度とを比較し、一致(全開)であると、ステップS
61でモータ21とソレノイド47を同時にオフして、
ステップS62て終了する。
上記ロック解除機構63のロック解除ルーチンは第17
図のようになる。
即ち、ステップS70で全開スイッチ123aがオンさ
れると、ステップS7]でロック解除機構63のソレノ
イド113がオンし、ステップS72でロック解除操作
に過負荷が作用しているか否かを判断し、ノーであれば
ステップS73でアンロック検出スイッチ101がオン
されたか否かを判断し、イエスであればステップS74
でソレノイド113をオフして、ステップS75で終で
する。
また、上記自動開扉のワンタッチ選択間ルーチンは第1
4図のようになる。
即ち、ステップS40で開度選択スイッチ123cm1
23iをオンすると、ステップS41でオンされたスイ
ッチをコード化し、ステップS42でオンされたスイッ
チh月つか否かを判断し、イエスであれば、ステップS
43で設定開度を検出し、ステップS44で現在開度を
検出し、ステラ9 0 プS45で開閉データを計算し、ステップS46で開閉
方向を決定して、ステップ948で開閉機構18を設定
開度までオート開作動させ、ステップS49で終了する
さらに、上記自動開扉のオート開ルーチンは第16図の
ようになる。
即ち、ステップS95で開スイッチ124aをオンする
と、ステップS96でアンロック検出スイッチ+01が
オンかオフかを検出し、オフであればストライカ71の
ロックが解除されていないので、ステップS97でロッ
ク解除機構63を作動させる。
アンロック検出スイッチ+01がオンであると、ステッ
プS98でソレノイド47とモータ21が同時にオンす
る。
ついで、ステップS99でドア10が全開か否かを検出
し、ノーであればステップ5100で過負荷が作用して
いるか否かを判断し、ノーであればステップ5101で
開スイッチ+ 24aがオンかオフかを検出し、オフで
あればステップ5IO2でモータ21とソレノイド47
を同時にオフして、ステップ5103で終了する。
(3)手動閉扉 ドア10が全開位置にあり、車室内の手操作用スイッチ
+22をオン操作していない状態では、開閉機構14の
ソレノイド47か消磁されているので、クラッチ部!4
’51が内歯歯車45に噛み合わず内歯歯車45の回転
が許容される。
そして、ドア10を手動で閉じてゆくと、押弓部1.(
’18がドアIO内に押し込まれてセクター歯車19が
右回転され、これに伴って中間歯車42が回転されて遊
星歯車43が内歯歯車45をつれ回しながら出力歯車4
0の回りを回転する。
この手動閉扉時には、セクター歯車19側からは減速機
37と電動モータ21が回転されないので、閉扉操作が
軽く行える。
ドアlOの全閉直前に、ドアロック12のアンロック位
置のラッチ69に車体側のストライカ71が当接し、ラ
ッチ69が僅かに回動された後は、(1)と同様に締込
み機構15が作動してラッチ69が強制的に回動され、
ドア10が全閉ロックされる。
(4)手動開扉 インナーハンドルまたはアウターハンドルを弓き操作す
ると、インナーロッド9■またはアウターロッド92を
介してリンク85が下動され、オープンレバー79を揺
動させることにより、クローレバー72によるラッチ6
9の係止を解除する。
これにより、ラッチ69によるストライカ71のロック
が解除される。
また、開閉機構14のソレノイド47が消磁されている
ので、クラッチ部材51が内歯歯車に噛み合わす内歯歯
車45の回転が許容される。
そして、ドア10を手動で開いてゆくと、押弓部材18
がドアIO外に引き出されてセクター歯車I9が左回転
され、これに伴って中間歯車42が回転されて遊星歯車
43が内歯歯車45をつれ回しなから出ノJ歯車40の
回りを回転する。
この手動開扉時にも、セクター歯車I9側からは減速機
37と電動モータ21が回転されないので、開扉操作が
軽く行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動車用ドアの開閉装置の正面図
、第2図は開閉機構の拡大正面図、第3図は第2図の要
部断面図、第4図は締込み機構の拡大正面図、第5図は
ドアロックの正面図、第6図は第5図のI−1線断面図
、第7図は第5図の背面図、第8図は第5図の左側面図
、第9図は制御ブロック図、第10図は手操作用スイッ
チの正面図、第11図は自動操作の操作フローチャート
、第12図はワンタッチ閉操作のフローチャート、第1
3図はワンタッチ閉操作のフローチャート、第14図は
ワンタッチ選択開閉操作のフローチャート、第15図は
オート閉操作のフローチャート、第16図はオート開操
作のフローチャート、第17図はロック解除のフローチ
ャート、第18図は締込み操作のフローチャートである
。 10・自動車用サイドドア、11・・・車体、12・・
ドアロック、14・開閉機構、15・・・締込み機構、
18・・・押引部材、3 9・・・セクター歯車、 0・・・手動・自動切換えクラッチ機構、l・・・電動
モータ、40・・出力歯車、2・・・中間歯車、43・
・・遊星歯車、5 ・内歯歯車、45b・・・鋸歯、 7・・・ソレノイド、51・・・クラッチ部材、9・・
ラッチ、71・・ストライカ、 20・・・マイクロコントローラ。 4−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ドアをアクチュエータで開閉操作する開閉機構と
    、ドアロックのラッチをアクチュエータで締込み操作す
    る締込み機構とを備えた自動車用ドアの開閉装置におい
    て、 ドアの閉扉時、上記開閉機構により、ドアを開位置から
    車体のストライカがドアロックのラッチを僅かに回動さ
    せた位置まで作動させる一方、上記締込み機構を、車体
    のストライカがドアロックのラッチを僅かに回動させた
    位置からフルロック位置まで作動させるようにしたこと
    を特徴とする自動車用ドアの開閉装置。
  2. (2)上記開閉機構が、ドアを押引部材を介して全開位
    置と全閉位置の間を作動させるセクター歯車と、第1ア
    クチュエータで駆動される出力歯車と、該出力歯車と同
    軸に支持され、上記セクター歯車と噛み合う中間歯車と
    、該中間歯車に支持され、上記出力歯車と噛み合う遊星
    歯車と、上記出力歯車と同軸に支持され、上記遊星歯車
    と噛み合う内歯歯車と、第2アクチュエータで出没動さ
    れ、第2アクチュエータの作動時に上記内歯歯車の外周
    に形成された鋸歯と噛み合って内歯歯車の回転を阻止す
    るクラッチ部材とでなる手動・自動切換えクラッチ機構
    が設けられて構成され、車体のストライカがドアロック
    のラッチを僅かに回動させた位置で、第1アクチュエー
    タと第2アクチュエータへの通電を同時に停止させる制
    御回路が設けられていることを特徴とする請求項(1)
    記載の自動車用ドアの開閉装置。
  3. (3)ドアを第1アクチュエータで開閉操作する開閉機
    構を備え、該開閉機構が、ドアを押引部材を介して全開
    位置と全閉位置の間を作動させるセクター歯車と、第1
    アクチュエータで駆動される出力歯車と、該出力歯車と
    同軸に支持され、上記セクター歯車と噛み合う中間歯車
    と、該中間歯車に支持され、上記出力歯車と噛み合う遊
    星歯車と、上記出力歯車と同軸に支持され、上記遊星歯
    車と噛み合う内歯歯車と、第2アクチュエータで出没動
    され、第2アクチュエータの作動時に上記内歯歯車の外
    周に形成された鋸歯と噛み合って内歯歯車の回転を阻止
    するクラッチ部材とでなる手動・自動切換えクラッチ機
    構が設けられて構成されている自動車用ドアの開閉装置
    において、 ドアの開扉時及び閉扉時にドアの開閉を停止させるとき
    、第1アクチュエータと第2アクチュエータへの通電を
    同時に停止させる制御回路が設けられていることを特徴
    とする自動車用ドアの開閉装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023110024A1 (de) * 2021-12-16 2023-06-22 Kiekert Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug-türanordnung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023110024A1 (de) * 2021-12-16 2023-06-22 Kiekert Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug-türanordnung

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