JP2505176Y2 - 自動車用ドアの開閉装置 - Google Patents
自動車用ドアの開閉装置Info
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- JP2505176Y2 JP2505176Y2 JP11046089U JP11046089U JP2505176Y2 JP 2505176 Y2 JP2505176 Y2 JP 2505176Y2 JP 11046089 U JP11046089 U JP 11046089U JP 11046089 U JP11046089 U JP 11046089U JP 2505176 Y2 JP2505176 Y2 JP 2505176Y2
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- opening
- latch
- lock
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用ドアの開閉装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来、自動車用ドアの自動開閉装置としては、ドアを
アクチュエータで開閉操作する開閉機構を設けたものが
提案されている(実公昭45−8562号公報参照…従来技術
A)。
アクチュエータで開閉操作する開閉機構を設けたものが
提案されている(実公昭45−8562号公報参照…従来技術
A)。
また、ドア閉扉時にドアを勢いよく閉じることに起因
する衝撃を緩和して閉扉を確実にするために、車体のス
トライカがドアロックのラッチをハーフロック位置に回
転させた位置からフルロック位置まで、ラッチをアクチ
ュエータで回転させて締込み操作をする締込み機構(扉
閉塞装置)を設けたものも提案されている(米国特許第
3989287号公報参照…従来技術B)。
する衝撃を緩和して閉扉を確実にするために、車体のス
トライカがドアロックのラッチをハーフロック位置に回
転させた位置からフルロック位置まで、ラッチをアクチ
ュエータで回転させて締込み操作をする締込み機構(扉
閉塞装置)を設けたものも提案されている(米国特許第
3989287号公報参照…従来技術B)。
さらに、上記開閉機構と締込み機構(補助閉止装置)
とを組合わせたドアの自動開閉装置も提案されている
(特公平1−12912号公報参照…従来技術C)。
とを組合わせたドアの自動開閉装置も提案されている
(特公平1−12912号公報参照…従来技術C)。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記従来技術Bの場合、締込み機構を、ド
アの閉扉時、車体のストライカがドアロックのラッチを
ハーフロック位置に回転させた位置からフルロック位置
まで作動させるようになっているが、ストライカでラッ
チをハーフロック位置まで回動させなければ締込み機構
が作動を開始しないために、ドアをある程度は勢いよく
閉扉操作しなければならず、その程度が車種によっても
異なり、感覚的に非常にわかりにくいために、ストライ
カがラッチをフルロック位置まで回動させる、つまり、
ドアが完全に閉扉するまで勢いよく閉扉操作してしまう
ことが多く、締込み機構が実質的にその機能を果たして
いないという問題がある。
アの閉扉時、車体のストライカがドアロックのラッチを
ハーフロック位置に回転させた位置からフルロック位置
まで作動させるようになっているが、ストライカでラッ
チをハーフロック位置まで回動させなければ締込み機構
が作動を開始しないために、ドアをある程度は勢いよく
閉扉操作しなければならず、その程度が車種によっても
異なり、感覚的に非常にわかりにくいために、ストライ
カがラッチをフルロック位置まで回動させる、つまり、
ドアが完全に閉扉するまで勢いよく閉扉操作してしまう
ことが多く、締込み機構が実質的にその機能を果たして
いないという問題がある。
また、上記従来技術Cの場合も同様に、開閉機構でド
アをある程度は勢いよく閉扉操作しなければならないの
で、締込み機構が実質的にその機能を果せないという問
題がある。
アをある程度は勢いよく閉扉操作しなければならないの
で、締込み機構が実質的にその機能を果せないという問
題がある。
そこで本出願人は、ドア閉扉時、ストライカがラッチ
を僅かに回動させた位置から締込み機構の作動を開始さ
せるようにして、ドアを勢いよく閉扉操作する必要をな
くした自動車ドアの開閉装置を新規に提案した。
を僅かに回動させた位置から締込み機構の作動を開始さ
せるようにして、ドアを勢いよく閉扉操作する必要をな
くした自動車ドアの開閉装置を新規に提案した。
本考案は、本出願人の提案に係る自動車用ドアの開閉
装置において、ラッチのアンロック位置、僅かに回動さ
れた位置及びフルロック位置を確実に検出できるように
することを目的とするものである。
装置において、ラッチのアンロック位置、僅かに回動さ
れた位置及びフルロック位置を確実に検出できるように
することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) このため本考案は、ドアロックのラッチをアクチュエ
ータで締込み操作する締込み機構を備えた自動車用ドア
の開閉装置において、上記締込み機構は、ドアの閉扉
時、車体のストライカがドアロックのラッチを僅かに回
動させる位置からフルロック位置まで作動するととも
に、上記ラッチは立上りを備え、該ラッチの立上りに対
して、上記ラッチがアンロック位置に回動したときに上
記立上りに当接してオンし、ストライカが上記ラッチを
僅かに回動させる上記位置でオフするアンロック検出ス
イッチと、上記ラッチがフルロック位置に回動されたと
きに上記立上りに当接してオンするフルロック検出スイ
ッチとを備えたことを特徴とするものである。
ータで締込み操作する締込み機構を備えた自動車用ドア
の開閉装置において、上記締込み機構は、ドアの閉扉
時、車体のストライカがドアロックのラッチを僅かに回
動させる位置からフルロック位置まで作動するととも
に、上記ラッチは立上りを備え、該ラッチの立上りに対
して、上記ラッチがアンロック位置に回動したときに上
記立上りに当接してオンし、ストライカが上記ラッチを
僅かに回動させる上記位置でオフするアンロック検出ス
イッチと、上記ラッチがフルロック位置に回動されたと
きに上記立上りに当接してオンするフルロック検出スイ
ッチとを備えたことを特徴とするものである。
(考案の作用・効果) 本考案は、ラッチに形成した立上りに対して、アンロ
ック検出スイッチとフルロック検出スイッチとを設け、
アンロック検出スイッチのオンでアンロック位置、アン
ロック検出スイッチのオフでラッチが僅かに回動された
位置、フルロック検出スイッチのオンでフルロック位置
をそれぞれ検出するようにしたものである。
ック検出スイッチとフルロック検出スイッチとを設け、
アンロック検出スイッチのオンでアンロック位置、アン
ロック検出スイッチのオフでラッチが僅かに回動された
位置、フルロック検出スイッチのオンでフルロック位置
をそれぞれ検出するようにしたものである。
したがって、各位置が確実に検出できるようになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細に説明
する。
する。
第1図に示すように、自動車用サイドドア10は、前端
部がヒンジ機構(不図示)を介して車体11に開閉自在に
取付けられ、該ドア10の後部には、閉扉時に車体11にロ
ックするためのドアロック(ロック機構)12が取付けら
れている。
部がヒンジ機構(不図示)を介して車体11に開閉自在に
取付けられ、該ドア10の後部には、閉扉時に車体11にロ
ックするためのドアロック(ロック機構)12が取付けら
れている。
なお、13はウインドーガラスである。
上記ドア10の前部には、ドア10をアクチュエータで開
閉操作する開閉機構14が取付けられ、該ドア10の後部に
は、ドアロック12のラッチ69(後述)をアクチュエータ
(電動モータ62)で締込み操作する締込み機構15が取付
けられている。
閉操作する開閉機構14が取付けられ、該ドア10の後部に
は、ドアロック12のラッチ69(後述)をアクチュエータ
(電動モータ62)で締込み操作する締込み機構15が取付
けられている。
そして、上記開閉機構14により、ドア10を全開位置と
全閉位置との間を作動させる一方、上記締込み機構15
を、ドア10の閉扉時、車体11のストライカ71(後述)が
ドアロック12のラッチ69を僅かに回動させた位置からフ
ルロック位置まで作動させるようになっている。
全閉位置との間を作動させる一方、上記締込み機構15
を、ドア10の閉扉時、車体11のストライカ71(後述)が
ドアロック12のラッチ69を僅かに回動させた位置からフ
ルロック位置まで作動させるようになっている。
上記開閉機構14は、押引部材18と、セクター歯車19
と、手動・自動切換え(遊星歯車式)クラッチ機構20
と、アクチュエータ(電動モータ)とで基本構成されて
いる。
と、手動・自動切換え(遊星歯車式)クラッチ機構20
と、アクチュエータ(電動モータ)とで基本構成されて
いる。
上記押引部材18は、一端部が車体11に連結され、他端
部が上記セクター歯車19の操作アーム部に連結されてい
る。
部が上記セクター歯車19の操作アーム部に連結されてい
る。
上記セクター歯車19はドア10内に固定されるベース基
板24に回動軸25で回動自在に取付けられている。
板24に回動軸25で回動自在に取付けられている。
そして、セクター歯車19が右回動(時針方向)してい
る第1図の状態では、押引部材18がドア10内に引き込ま
れてドア10は全閉状態であり、セクター歯車19が左回動
(反時計方向)すると、押引部材18がドア10外に押し出
されてドア10は開かれてゆく。
る第1図の状態では、押引部材18がドア10内に引き込ま
れてドア10は全閉状態であり、セクター歯車19が左回動
(反時計方向)すると、押引部材18がドア10外に押し出
されてドア10は開かれてゆく。
上記セクター歯車19にはロータリエンコーダ(ドア開
度検出器)32が設けられている。
度検出器)32が設けられている。
一方、上記ドアロック12の締込み機構15は、第2図に
詳細に示すように、ラッチ69(後述)を強制回動させる
回動レバー60(第3図参照)と、締込みロッド61と、電
動モータ62とで基本構成され、上記ドアロック12に対し
ては、ロック解除機構63と、ロックノブ作動機構64とが
設けられている。
詳細に示すように、ラッチ69(後述)を強制回動させる
回動レバー60(第3図参照)と、締込みロッド61と、電
動モータ62とで基本構成され、上記ドアロック12に対し
ては、ロック解除機構63と、ロックノブ作動機構64とが
設けられている。
上記ドアロック12は、第3図〜第6図に詳細に示すよ
うに、ベース基板66に合成樹脂製のカバー体67がカバー
プレート68とともに固定され、該カバー体67内にラッチ
69が配置され、該ラッチ69は、カバー体67とカバープレ
ート68とで回転自在に支持された回動軸70に固定されて
いる。
うに、ベース基板66に合成樹脂製のカバー体67がカバー
プレート68とともに固定され、該カバー体67内にラッチ
69が配置され、該ラッチ69は、カバー体67とカバープレ
ート68とで回転自在に支持された回動軸70に固定されて
いる。
上記カバー体67には、開閉扉時に車体11側のストライ
カ71が出入りする切込み67aが形成され、上記ラッチ69
には、ストライカ係合溝69aと、ハーフロック溝69bと、
フルロック溝69cとが形成されている。
カ71が出入りする切込み67aが形成され、上記ラッチ69
には、ストライカ係合溝69aと、ハーフロック溝69bと、
フルロック溝69cとが形成されている。
上記カバー体67内にクローレバー72がピン73で支持さ
れ、該クローレバー72はバネ74によりラッチ当接方向に
付勢されて、ラッチ69のハーフロック溝69bとフルロッ
ク溝69cに順次係合して、ラッチ69をハーフロック位置
とフルロック位置にそれぞれ係止する。
れ、該クローレバー72はバネ74によりラッチ当接方向に
付勢されて、ラッチ69のハーフロック溝69bとフルロッ
ク溝69cに順次係合して、ラッチ69をハーフロック位置
とフルロック位置にそれぞれ係止する。
上記ラッチ69は、係合溝69aが、上記カバー体67の切
込み部67aから入ったストライカ71が係合可能なアンロ
ック位置にバネ75で付勢され、ストライカ71によりバネ
75の付勢力に抗してアンロック位置からハーフロック位
置をへてフルロック位置まで回動されて、係合溝69aに
よりストライカ71を、それぞれハーフロック位置でハー
フロックし、フルロック位置でフルロックする。
込み部67aから入ったストライカ71が係合可能なアンロ
ック位置にバネ75で付勢され、ストライカ71によりバネ
75の付勢力に抗してアンロック位置からハーフロック位
置をへてフルロック位置まで回動されて、係合溝69aに
よりストライカ71を、それぞれハーフロック位置でハー
フロックし、フルロック位置でフルロックする。
上記ベース基板66にはオープンレバー79がピン80で支
持され、該オープンレバー79が第3図において左旋(反
時計回り)されると、上記クローレバー72をラッチ非当
接方向に揺動させてラッチ67への係止を解除させる。
持され、該オープンレバー79が第3図において左旋(反
時計回り)されると、上記クローレバー72をラッチ非当
接方向に揺動させてラッチ67への係止を解除させる。
上記ベース基板66には、プッシュレバー81がピン82で
支持され、ロックプレート83がピン84で支持されて、プ
ッシュレバー81の一腕部にはリンク85の上端部がピン86
で支持され、該リンク85の下端部の長孔85aが上記ロッ
クプレート83の中央腕83aのピン87で支持されている。
支持され、ロックプレート83がピン84で支持されて、プ
ッシュレバー81の一腕部にはリンク85の上端部がピン86
で支持され、該リンク85の下端部の長孔85aが上記ロッ
クプレート83の中央腕83aのピン87で支持されている。
上記ベース基板66の立上り66aにはインナーレバー88
がピン89で支持されている。
がピン89で支持されている。
該ベース基板66の立上り66aと上記プッシュレバー81
との間にはコイルバネ90が張設されている。
との間にはコイルバネ90が張設されている。
上記インナーレバー88には、インナーハンドルのイン
ナーロッド91が連結され、インナーハンドルを引き操作
すると、インナーロッド91を介してインナーレバー88が
揺動され、該インナーレバー88でプッシュレバー81の他
腕部を押してプッシュレバー81を左旋(第3図)させ、
ピン86を介してリンク85を下動させ、リンク85の立下り
85bでオープンレバー79の立上り79aを押下げてオープン
レバー79を左旋(第3図)させることにより、クローレ
バー72によるラッチ69の係止を解除する。これによりラ
ッチ69がアンロック位置に復帰して、ストライカ71のロ
ックを解除する。
ナーロッド91が連結され、インナーハンドルを引き操作
すると、インナーロッド91を介してインナーレバー88が
揺動され、該インナーレバー88でプッシュレバー81の他
腕部を押してプッシュレバー81を左旋(第3図)させ、
ピン86を介してリンク85を下動させ、リンク85の立下り
85bでオープンレバー79の立上り79aを押下げてオープン
レバー79を左旋(第3図)させることにより、クローレ
バー72によるラッチ69の係止を解除する。これによりラ
ッチ69がアンロック位置に復帰して、ストライカ71のロ
ックを解除する。
上記ピン86には、アウターハンドルのアウターロッド
92の長孔92aが連係され、アウターハンドルを引き操作
すると、アウターロッド92を介してリンク85が下動さ
れ、該リンク85の立下り85bでオープンレバー79の立上
り79aを押下げてオープンレバー79を左旋(第3図)さ
せることにより、クローレバー72によるラッチ69の係止
を解除する。これによりラッチ69がアンロック位置に後
帰して、ストライカ71のロックを解除する。
92の長孔92aが連係され、アウターハンドルを引き操作
すると、アウターロッド92を介してリンク85が下動さ
れ、該リンク85の立下り85bでオープンレバー79の立上
り79aを押下げてオープンレバー79を左旋(第3図)さ
せることにより、クローレバー72によるラッチ69の係止
を解除する。これによりラッチ69がアンロック位置に後
帰して、ストライカ71のロックを解除する。
上記ロックプレート83の左腕83bにはキーシリンダの
キーロッド93が連結され、キーシリンダを施錠操作する
と、キーロッド93を介してロックプレート83が右旋(第
3図)され、ピン87を介してリンク85を左旋回させるこ
とにより、インナーハンドルもしくはアウターハンドル
の操作でリンク85が下動しても立下り85aがオープンレ
バー79の立上り79aを押下げないように空振りさせる。
キーロッド93が連結され、キーシリンダを施錠操作する
と、キーロッド93を介してロックプレート83が右旋(第
3図)され、ピン87を介してリンク85を左旋回させるこ
とにより、インナーハンドルもしくはアウターハンドル
の操作でリンク85が下動しても立下り85aがオープンレ
バー79の立上り79aを押下げないように空振りさせる。
上記ロックプレート83の右腕83cにはロックノブのノ
ブロッド94が連結され、ロックノブをロック操作する
と、ノブロッド94を介してロックプレート83が右旋(第
3図)され、ピン87を介してリンク85を右旋させること
により、インナーハンドルもしくはアウターハンドルの
操作でリンク85が下動しても立下り85aがオープンレバ
ー79の立上り79aを押下げないように空振りさせる。
ブロッド94が連結され、ロックノブをロック操作する
と、ノブロッド94を介してロックプレート83が右旋(第
3図)され、ピン87を介してリンク85を右旋させること
により、インナーハンドルもしくはアウターハンドルの
操作でリンク85が下動しても立下り85aがオープンレバ
ー79の立上り79aを押下げないように空振りさせる。
上記ロックプレート83の右腕83cには上記ロックノブ
作動機構64のノブロッド95が連結され、該ノブロッド95
は、ドア10の下部に取付けられたソレノイド96のプラン
ジャ97に連結されて、手操作用スイッチ122(第8図参
照)を操作してソレノイド96を励・消磁することによ
り、ノブロッド95を介してロックプレート83を左旋また
は右旋させてロックノブを施錠・解錠位置に作動できる
ようになっている。
作動機構64のノブロッド95が連結され、該ノブロッド95
は、ドア10の下部に取付けられたソレノイド96のプラン
ジャ97に連結されて、手操作用スイッチ122(第8図参
照)を操作してソレノイド96を励・消磁することによ
り、ノブロッド95を介してロックプレート83を左旋また
は右旋させてロックノブを施錠・解錠位置に作動できる
ようになっている。
上記ソレノイド96には、施解錠位置検出スイッチ127
が取付けられ、施解錠の位置を検出する。
が取付けられ、施解錠の位置を検出する。
上述したドアロック12のラッチ69,クローレバー72,オ
ープンレバー79,プッシュレバー81,ロックプレート83,
リンク85,インナーレバー88等の構成及び作用の大部分
は公知であり、以下に本案の特徴的構成及び作用を説明
する。
ープンレバー79,プッシュレバー81,ロックプレート83,
リンク85,インナーレバー88等の構成及び作用の大部分
は公知であり、以下に本案の特徴的構成及び作用を説明
する。
上記ラッチ69には立上り69dが形成され、上記ベース
基板66には、アンロック位置でラッチ69の立上り69dに
当接してオンするアンロック検出スイッチ101と、フル
ロック位置でラッチ69の立上り69dに当接してオンする
フルロック検出スイッチ102とが設けられている。
基板66には、アンロック位置でラッチ69の立上り69dに
当接してオンするアンロック検出スイッチ101と、フル
ロック位置でラッチ69の立上り69dに当接してオンする
フルロック検出スイッチ102とが設けられている。
したがって、ドア10の閉扉時、車体側のストライカ71
がラッチ69に当接してラッチ69を僅かに回動させると、
立上り69dがアンロック検出スイッチ101から離れて、ア
ンロック検出スイッチ101がオフするので、これによ
り、ストライカ71がラッチを僅かに回動させた位置が検
出されることになる。
がラッチ69に当接してラッチ69を僅かに回動させると、
立上り69dがアンロック検出スイッチ101から離れて、ア
ンロック検出スイッチ101がオフするので、これによ
り、ストライカ71がラッチを僅かに回動させた位置が検
出されることになる。
上記ラッチ69と一体の回動軸70には回動レバー60がナ
ット104で固定され、該回動レバー60には偏心ピン105が
固定されている。
ット104で固定され、該回動レバー60には偏心ピン105が
固定されている。
上記ドア10の下部には減速機106とともに電動モータ6
2が取付けられ、該減速機106の出力軸108には、偏心ピ
ン109を有するレバー110が固定されている。
2が取付けられ、該減速機106の出力軸108には、偏心ピ
ン109を有するレバー110が固定されている。
該レバー110の偏心ピン109には締込みロッド61の下端
部が連結され、該締込みロッド61の上端部の長孔61aが
上記回動レバー60の偏心ピン105に連結されている。
部が連結され、該締込みロッド61の上端部の長孔61aが
上記回動レバー60の偏心ピン105に連結されている。
そして、第3図の状態では、回動レバー60の偏心ピン
105が締込みロッド61の長孔61aの中間部に位置するの
で、回動レバー60の回動、つまりラッチ69の回動時には
偏心ピン105が長孔61a内を空振りするので、ラッチ69の
回動には支障がない。
105が締込みロッド61の長孔61aの中間部に位置するの
で、回動レバー60の回動、つまりラッチ69の回動時には
偏心ピン105が長孔61a内を空振りするので、ラッチ69の
回動には支障がない。
次に、ストライカ71がラッチ69を僅かに回動させた位
置を上記アンロック検出スイッチ101がオフすることに
より検出すると、電動モータ62が回転を開始し、偏心ピ
ン109で締込みロッド61が下動されて長孔61aの上端部で
偏心ピン105を押下げることにより回動レバー60を右旋
(第3図)させ、回動軸70を介してラッチ69を右旋さ
せ、ラッチ69はハーフロック位置をへてフルロック位置
まで強制的に回動され、クローレバー72がラッチ69のフ
ルロック溝69cに係合して、ラッチ69がフルロック位置
にロックされる。
置を上記アンロック検出スイッチ101がオフすることに
より検出すると、電動モータ62が回転を開始し、偏心ピ
ン109で締込みロッド61が下動されて長孔61aの上端部で
偏心ピン105を押下げることにより回動レバー60を右旋
(第3図)させ、回動軸70を介してラッチ69を右旋さ
せ、ラッチ69はハーフロック位置をへてフルロック位置
まで強制的に回動され、クローレバー72がラッチ69のフ
ルロック溝69cに係合して、ラッチ69がフルロック位置
にロックされる。
その後、電動モータ62が頂度一回転して停止される
と、締込みロッド61が上動されて最初の位置に復帰し、
ラッチ69の締込みサイクルが終了する。
と、締込みロッド61が上動されて最初の位置に復帰し、
ラッチ69の締込みサイクルが終了する。
上記インナーレバー88の上端部に長孔88aが形成さ
れ、該長孔88aに上記インナーロッド91が連結される一
方、上記ドア10の上部に取付けたロック解除機構63のソ
レノイド113のプランジャ114がプランジャロッド115を
介して上記インナーレバー88の下端部に連結されてい
る。
れ、該長孔88aに上記インナーロッド91が連結される一
方、上記ドア10の上部に取付けたロック解除機構63のソ
レノイド113のプランジャ114がプランジャロッド115を
介して上記インナーレバー88の下端部に連結されてい
る。
そして、ドア10の自動開閉作動に先だってソレノイド
113が励磁されると、プランジャ114が突出動してインナ
ーレバー88を左旋(第2図)させることにより、クロー
レバー72によるラッチ69の係止を解除する。
113が励磁されると、プランジャ114が突出動してインナ
ーレバー88を左旋(第2図)させることにより、クロー
レバー72によるラッチ69の係止を解除する。
上記ソレノイド113によるインナーレバー88の揺動時
は、長孔88aでインナーロッド91を空振りさせるので、
インナーハンドルは不用意に動かない。逆に、インナー
ハンドルによるインナーレバー88の揺動時は、インナー
ロッド91が長孔88aの端部を係止してインナーレバー88
を揺動させ、これに伴ってプランジャ114も出没動する
が、ソレノイド113は消磁されているので問題がない。
は、長孔88aでインナーロッド91を空振りさせるので、
インナーハンドルは不用意に動かない。逆に、インナー
ハンドルによるインナーレバー88の揺動時は、インナー
ロッド91が長孔88aの端部を係止してインナーレバー88
を揺動させ、これに伴ってプランジャ114も出没動する
が、ソレノイド113は消磁されているので問題がない。
上記ソレノイド113には、ロック・アンロック位置検
出スイッチ128が取付けられ、プランジャ114の位置を検
出する。
出スイッチ128が取付けられ、プランジャ114の位置を検
出する。
上記開閉機構14,締込み機構15は、第7図に示すよう
に、車載のマイクロ・コントローラ120で制御される。
に、車載のマイクロ・コントローラ120で制御される。
該マイクロ・コントローラ120には、上記開閉機構14
のドア開度検出器(ロータリエンコーダ)32,全開検出
スイッチ,全閉検出スイッチの各検出信号が入力され、
電動モータ,ソレノイドの制御信号が出力される。
のドア開度検出器(ロータリエンコーダ)32,全開検出
スイッチ,全閉検出スイッチの各検出信号が入力され、
電動モータ,ソレノイドの制御信号が出力される。
また、手操作用スイッチ122のパワー・ワンタッチス
イッチ123,パワー・オートスイッチ124,パワー・作動ロ
ックスイッチ125,施錠・解錠スイッチ126の各信号が入
力される。
イッチ123,パワー・オートスイッチ124,パワー・作動ロ
ックスイッチ125,施錠・解錠スイッチ126の各信号が入
力される。
第8図に示すように、上記パワー・ワンタッチスイッ
チ123は、全開スイッチ123a及び全閉スイッチ123bと、
開度が異なる複数の開度選択スイッチ123c〜123iとで成
り、全開スイッチ123a及び全閉スイッチ123bは、スイッ
チ操作で、上記開閉機構14を全開または全閉させ、上記
開度選択スイッチ123c〜123iは、任意の開度選択スイッ
チのオン操作で、上記開閉機構14をそのスイッチに対応
する開度に開または閉作動させるものである。
チ123は、全開スイッチ123a及び全閉スイッチ123bと、
開度が異なる複数の開度選択スイッチ123c〜123iとで成
り、全開スイッチ123a及び全閉スイッチ123bは、スイッ
チ操作で、上記開閉機構14を全開または全閉させ、上記
開度選択スイッチ123c〜123iは、任意の開度選択スイッ
チのオン操作で、上記開閉機構14をそのスイッチに対応
する開度に開または閉作動させるものである。
上記パワー・オートスイッチ124は、開スイッチ124a
及び閉スイッチ124bで成り、スイッチ操作の間中、上記
開閉機構14を開または閉作動させるものである。
及び閉スイッチ124bで成り、スイッチ操作の間中、上記
開閉機構14を開または閉作動させるものである。
上記パワー作動ロックスイッチ125は、パワー・ワン
タッチスイッチ123及びパワー・オートスイッチ124を操
作しても開閉機構14を作動させないようにするためのも
のである。このスイッチ125をオン操作すれば、手動で
のみドア10を開閉操作することができる。
タッチスイッチ123及びパワー・オートスイッチ124を操
作しても開閉機構14を作動させないようにするためのも
のである。このスイッチ125をオン操作すれば、手動で
のみドア10を開閉操作することができる。
上記施錠・解錠スイッチ126は、施錠スイッチ126aと
解錠スイッチ126bとでなり、施錠スイッチ126aをオン操
作するとソレノイド96が励磁されてロックノブが施錠さ
れ、解錠スイッチ126bをオン操作するとロックノブが解
錠される。
解錠スイッチ126bとでなり、施錠スイッチ126aをオン操
作するとソレノイド96が励磁されてロックノブが施錠さ
れ、解錠スイッチ126bをオン操作するとロックノブが解
錠される。
上記手操作用スイッチ122のメインルーチンは第9図
のようになる。
のようになる。
即ち、ステップS1でスタートし、ステップS2で開閉機
構14のロータリエンコーダ32(ドア開度検出器)の検出
位置を原点に調整し、ステップS3でドア10が開閉作動中
か開閉停止(全開または全閉)かを判断する。
構14のロータリエンコーダ32(ドア開度検出器)の検出
位置を原点に調整し、ステップS3でドア10が開閉作動中
か開閉停止(全開または全閉)かを判断する。
ステップS3で開閉停止と判断すると、ステップS4でパ
ワー作動ロックスイッチ125がオンかオフかを検出し、
オフであれば、ステップS5でパワーワンタッチスイッチ
123がオンかオフかを検出し、いずれかのスイッチ123a
〜123iがオンであれば、ステップS6で開閉機構14をワン
タッチ作動させる。
ワー作動ロックスイッチ125がオンかオフかを検出し、
オフであれば、ステップS5でパワーワンタッチスイッチ
123がオンかオフかを検出し、いずれかのスイッチ123a
〜123iがオンであれば、ステップS6で開閉機構14をワン
タッチ作動させる。
ステップS5でオフであればステップS7でパワーオート
開スイッチ124aがオンかオフかを検出し、オンであれば
ステップS8で開閉機構14をオート開作動させる。
開スイッチ124aがオンかオフかを検出し、オンであれば
ステップS8で開閉機構14をオート開作動させる。
ステップS7でオフであれば、ステップS9でパワーオー
ト閉スイッチ124bがオンかオフかを検出し、オンであれ
ばステップS1で開閉機構14をオート閉作動させる。
ト閉スイッチ124bがオンかオフかを検出し、オンであれ
ばステップS1で開閉機構14をオート閉作動させる。
また、ステップS3で開閉作動中と判断すると、ステッ
プS11でドアロック12のアンロック検出スイッチ101がオ
ンかオフかを検出し、オフであれば、ステップS12で締
込み機構15を作動させる。
プS11でドアロック12のアンロック検出スイッチ101がオ
ンかオフかを検出し、オフであれば、ステップS12で締
込み機構15を作動させる。
第7図に戻って、上記マイクロ・コントローラ120に
は、上記ドアロック12のロックノブ作動機構64のソレノ
イド96に設けられる施解錠位置検出スイッチ127,ロック
検出スイッチ102,アンロック検出スイッチ101,上記ドア
ロック12のロック解除機構63のソレノイド113に設けら
れるロック・アンロック位置検出スイッチ128の各検出
信号が入力され、ソレノイド96,113の制御信号が出力さ
れる。
は、上記ドアロック12のロックノブ作動機構64のソレノ
イド96に設けられる施解錠位置検出スイッチ127,ロック
検出スイッチ102,アンロック検出スイッチ101,上記ドア
ロック12のロック解除機構63のソレノイド113に設けら
れるロック・アンロック位置検出スイッチ128の各検出
信号が入力され、ソレノイド96,113の制御信号が出力さ
れる。
さらに、上記マイクロ・コントローラ120からは、締
込み機構15の電動モータ62に制御信号が出力される。
込み機構15の電動モータ62に制御信号が出力される。
上記のような構成の作用を次に説明する。
(1)自動閉扉 ドア10が全開位置にあり、車室内の手操作用スイッチ
122の内、全閉スイッチ123bをオン操作すると、開閉機
構14のセクター歯車19の右回転により押引部材18がドア
10内に引き込まれて、ドア10が自動的に閉じられてゆ
く。
122の内、全閉スイッチ123bをオン操作すると、開閉機
構14のセクター歯車19の右回転により押引部材18がドア
10内に引き込まれて、ドア10が自動的に閉じられてゆ
く。
ドア10の全閉直前に、ドアロック12のアンロック位置
のラッチ69に車体側のストライカ71が当接し、ラッチ69
が回動され始める。
のラッチ69に車体側のストライカ71が当接し、ラッチ69
が回動され始める。
ラッチ69が僅かに回動された位置をアンロック検出ス
イッチ101で検出すると、締込み機構15の電動モータ62
が回転を開始し、締込みロッド61を介して回動レバー60
を回動させ、回動軸70を介してラッチ69をハーフロック
位置をへてフルロック位置まで強制的に回動させる。
イッチ101で検出すると、締込み機構15の電動モータ62
が回転を開始し、締込みロッド61を介して回動レバー60
を回動させ、回動軸70を介してラッチ69をハーフロック
位置をへてフルロック位置まで強制的に回動させる。
ラッチ69がフルロック位置まで回動されると、クロー
レバー72がフルロック溝69cに係合して、ラッチ69はフ
ルロック位置にロックされ、ストライカ71も同位置にロ
ックされることにより、ドア10が全閉ロックされる。
レバー72がフルロック溝69cに係合して、ラッチ69はフ
ルロック位置にロックされ、ストライカ71も同位置にロ
ックされることにより、ドア10が全閉ロックされる。
ドア10が全閉されると、それを全閉検出スイッチで検
出し、開閉機構14の電動モータが停止する。
出し、開閉機構14の電動モータが停止する。
締込み機構15の電動モータ62は頂度一回転して停止
し、ラッチ69の締込みサイクルが終了する。
し、ラッチ69の締込みサイクルが終了する。
上記自動閉扉のワンタッチ閉ルーチンは第10図のよう
になる。
になる。
即ち、ステップS15で全閉スイッチ123bをオンする
と、ステップS16で開閉機構14のソレノイドがオンし、
ステップS17で開閉機構14のモータがオンする。
と、ステップS16で開閉機構14のソレノイドがオンし、
ステップS17で開閉機構14のモータがオンする。
ついで、ステップS18でドア10の現在開度と全閉開度
とを比較し、不一致(全閉でない)であると、ステップ
S19でドア10の閉操作に過負荷が作用しているか否か
(ドア10と車体11との間に手などが挟まっていないか)
を判断し、ノーであれば、ステップS20でドアロック12
のアンロック検出スイッチ101がオンかオフかを検出
し、オフであれば、ステップS21で締込み機構15を作動
させる。
とを比較し、不一致(全閉でない)であると、ステップ
S19でドア10の閉操作に過負荷が作用しているか否か
(ドア10と車体11との間に手などが挟まっていないか)
を判断し、ノーであれば、ステップS20でドアロック12
のアンロック検出スイッチ101がオンかオフかを検出
し、オフであれば、ステップS21で締込み機構15を作動
させる。
その後、ステップS22で開閉機構14のモータをオフ
し、ステップ23で開閉機構14のソレノイドをオフし、ス
テップS24で開閉機構14のロータリエンコーダ32(ドア
開度検出器)の検出位置を原点に調整して、ステップS2
5で終了する。
し、ステップ23で開閉機構14のソレノイドをオフし、ス
テップS24で開閉機構14のロータリエンコーダ32(ドア
開度検出器)の検出位置を原点に調整して、ステップS2
5で終了する。
また、ステップS18で一致(全閉)であるとき、ステ
ップS19でイエスであるときは、それぞれステップS26で
開閉機構14のモータをオフし、ステップS27で開閉機構1
4のソレノイドをオフして、ステップS25で終了する。
ップS19でイエスであるときは、それぞれステップS26で
開閉機構14のモータをオフし、ステップS27で開閉機構1
4のソレノイドをオフして、ステップS25で終了する。
上記締め込み機構15の締め込みルーチンは第16図のよ
うになる。
うになる。
即ち、ステップS30でアンロック検出スイッチ101がオ
フされると、ステップS31でモータ62がオンし、ステッ
プS32で締込み操作に過負荷が作用しているか否かを判
断し、ノーであればステップS32でロック検出スイッチ1
02がオンされたか否かを判断し、イエスであればステッ
プS34でモータ62をオフして、ステップS35で終了する。
フされると、ステップS31でモータ62がオンし、ステッ
プS32で締込み操作に過負荷が作用しているか否かを判
断し、ノーであればステップS32でロック検出スイッチ1
02がオンされたか否かを判断し、イエスであればステッ
プS34でモータ62をオフして、ステップS35で終了する。
また、上記自動閉扉のワンタッチ選択閉ルーチンは第
12図のようになる。
12図のようになる。
即ち、ステップS40で開度選択スイッチ123c〜123iを
オンすると、ステップS41でオンされたスイッチをコー
ド化し、ステップS42でオンされたスイッチが1つか否
かを判断し、イエスであれば、ステップS43で設定開度
を検出し、ステップS44で現在開度を検出し、ステップS
45で開閉データを計算し、ステップS46で開閉方向を決
定して、ステップS47で開閉機構15を設定開度までオー
ト閉作動させ、ステップS49で終了する。
オンすると、ステップS41でオンされたスイッチをコー
ド化し、ステップS42でオンされたスイッチが1つか否
かを判断し、イエスであれば、ステップS43で設定開度
を検出し、ステップS44で現在開度を検出し、ステップS
45で開閉データを計算し、ステップS46で開閉方向を決
定して、ステップS47で開閉機構15を設定開度までオー
ト閉作動させ、ステップS49で終了する。
さらに、上記自動閉扉のオート閉ルーチンは第13図の
ようになる。
ようになる。
即ち、ステップS80で閉スイッチ124bをオンすると、
ステップS81で開閉機構14のソレノイドがオンし、ステ
ップS82で開閉機構14のモータがオンする。
ステップS81で開閉機構14のソレノイドがオンし、ステ
ップS82で開閉機構14のモータがオンする。
ついで、ステップS83で閉スイッチ124bがオンかオフ
かを検出し、オンであればステップS84で過負荷が作用
しているか否かを判断し、ノーであれば、ステップS85
でドアロック12のアンロック検出スイッチ101がオンか
オフかを検出し、オフであれば、ステップS86で締込み
機構15を作動させる。
かを検出し、オンであればステップS84で過負荷が作用
しているか否かを判断し、ノーであれば、ステップS85
でドアロック12のアンロック検出スイッチ101がオンか
オフかを検出し、オフであれば、ステップS86で締込み
機構15を作動させる。
その後、ステップS87で開閉機構14のモータをオフ
し、ステップS88で開閉機構14のソレノイドをオフし、
ステップS89で開閉機構14のロータリエンコーダ32(ド
ア開度検出器)の検出位置を原点に調整して、ステップ
S90で終了する。
し、ステップS88で開閉機構14のソレノイドをオフし、
ステップS89で開閉機構14のロータリエンコーダ32(ド
ア開度検出器)の検出位置を原点に調整して、ステップ
S90で終了する。
また、ステップS83でオフであるとき、ステップS84で
イエスであるときは、それぞれステップS91で開閉機構1
4のモータをオフし、ステップS92で開閉機構14のソレノ
イドをオフして、ステップS90で終了する。
イエスであるときは、それぞれステップS91で開閉機構1
4のモータをオフし、ステップS92で開閉機構14のソレノ
イドをオフして、ステップS90で終了する。
(2)自動開扉 ドア10が全閉ロック位置にあり、車室内の手操作スイ
ッチ122の内、全開スイッチ123aをオン操作すると、ロ
ック解除機構63のソレノイド113が励磁され、突出動す
るプランジャ114でインナーレバー88、プッシュレバー8
1、リンク85を介してオープンレバー79を揺動させるこ
とにより、クローレバー72によるラッチ69の係止を解除
する。
ッチ122の内、全開スイッチ123aをオン操作すると、ロ
ック解除機構63のソレノイド113が励磁され、突出動す
るプランジャ114でインナーレバー88、プッシュレバー8
1、リンク85を介してオープンレバー79を揺動させるこ
とにより、クローレバー72によるラッチ69の係止を解除
する。
これにより、ラッチ69によるストライカ71のロックが
解除される。
解除される。
また、開閉機構14のセクター歯車19の左回転により押
引部材18がドア10へ押し出されて、ドア10は自動的に開
かれてゆき、全開位置を全開検出スイッチで検出する
と、電動モータが停止する。
引部材18がドア10へ押し出されて、ドア10は自動的に開
かれてゆき、全開位置を全開検出スイッチで検出する
と、電動モータが停止する。
上記自動開扉のワンタッチ開ルーチンは第11図のよう
になる。
になる。
即ち、ステップS55で全開スイッチ123aをオンする
と、ステップS56でアンロック検出スイッチ101がオンか
オフかを検出し、オフであればストライカ71のロックが
解除されていないので、ステップS57でロック解除機構6
3を作動させる。
と、ステップS56でアンロック検出スイッチ101がオンか
オフかを検出し、オフであればストライカ71のロックが
解除されていないので、ステップS57でロック解除機構6
3を作動させる。
アンロック検出スイッチ101がオンであると、ステッ
プS58で開閉機構14のソレノイドがオンし、ステップS59
で開閉機構14のモータがオンする。
プS58で開閉機構14のソレノイドがオンし、ステップS59
で開閉機構14のモータがオンする。
ついで、ステップS60で過負荷が作用しているか否か
を判断し、ノーであればステップS61で現在開度と全開
開度とを比較し、一致(全開)であると、ステップS62
で開閉機構14のモータをオフし、ステップS63で開閉機
構14のソレノイドをオフして、ステップS64で終了す
る。
を判断し、ノーであればステップS61で現在開度と全開
開度とを比較し、一致(全開)であると、ステップS62
で開閉機構14のモータをオフし、ステップS63で開閉機
構14のソレノイドをオフして、ステップS64で終了す
る。
上記ロック解除機構63のロック解除ルーチンは第15図
のようになる。
のようになる。
即ち、ステップS70で全開スイッチ123aがオンされる
と、ステップS71でロック解除機構63のソレノイド113が
オンし、ステップS72でロック解除操作に過負荷が作用
しているか否かを判断し、ノーであればステップS73で
アンロック検出スイッチ101がオンされたか否かを判断
し、イエスであればステップS74でソレノイド113をオフ
して、ステップS75で終了する。
と、ステップS71でロック解除機構63のソレノイド113が
オンし、ステップS72でロック解除操作に過負荷が作用
しているか否かを判断し、ノーであればステップS73で
アンロック検出スイッチ101がオンされたか否かを判断
し、イエスであればステップS74でソレノイド113をオフ
して、ステップS75で終了する。
また、上記自動開扉のワンタッチ選択開ルーチンは第
12図のようになる。
12図のようになる。
即ち、ステップS40で開度選択スイッチ123c〜123iを
オンすると、ステップS41でオンされたスイッチをコー
ド化し、ステップS42でオンされたスイッチが1つか否
かを判断し、イエスであれば、ステップS43で設定開度
を検出し、ステップS44で現在開度を検出し、ステップS
45で開閉データを計算し、ステップS46で開閉方向を決
定して、ステップS48で開閉機構18を設定開度までオー
ト開作動させ、ステップS49で終了する。
オンすると、ステップS41でオンされたスイッチをコー
ド化し、ステップS42でオンされたスイッチが1つか否
かを判断し、イエスであれば、ステップS43で設定開度
を検出し、ステップS44で現在開度を検出し、ステップS
45で開閉データを計算し、ステップS46で開閉方向を決
定して、ステップS48で開閉機構18を設定開度までオー
ト開作動させ、ステップS49で終了する。
さらに、上記自動開扉のオート開ルーチンは第14図の
ようになる。
ようになる。
即ち、ステップS95で開スイッチ124aをオンすると、
ステップS96でアンロック検出スイッチ101がオンかオフ
かを検出し、オフであればストライカ71のロックが解除
されていないので、ステップS97でロック解除機構63を
作動させる。
ステップS96でアンロック検出スイッチ101がオンかオフ
かを検出し、オフであればストライカ71のロックが解除
されていないので、ステップS97でロック解除機構63を
作動させる。
アンロック検出スイッチ101がオンであると、ステッ
プS98でソレノイド47がオンし、ステップS99で開閉機構
14のモータがオンする。
プS98でソレノイド47がオンし、ステップS99で開閉機構
14のモータがオンする。
ついで、ステップS100でドア10が全開か否かを検出
し、ノーであればステップS101で過負荷が作用している
か否かを判断し、ノーであればステップS102で開スイッ
チ124aがオンがオフかを検出し、オフであればステップ
S103で開閉機構14のモータをオフし、ステップS104で開
閉機構14のソレノイドをオフして、ステップS105で終了
する。
し、ノーであればステップS101で過負荷が作用している
か否かを判断し、ノーであればステップS102で開スイッ
チ124aがオンがオフかを検出し、オフであればステップ
S103で開閉機構14のモータをオフし、ステップS104で開
閉機構14のソレノイドをオフして、ステップS105で終了
する。
(3)手動閉扉 ドア10が全開位置にあり、ドア10を手動で閉じてゆく
と、押引部材18がドア10内に押し込まれてセクター歯車
19が右回転する。
と、押引部材18がドア10内に押し込まれてセクター歯車
19が右回転する。
ドア10の全閉直前に、ドアロック12のアンロック位置
のラッチ69に車体側のストライカ71が当接し、ラッチ69
が僅かに回動された後は、(1)と同様に締込み機構15
が作動してラッチ69が強制的に回動され、ドア10が全閉
ロックされる。
のラッチ69に車体側のストライカ71が当接し、ラッチ69
が僅かに回動された後は、(1)と同様に締込み機構15
が作動してラッチ69が強制的に回動され、ドア10が全閉
ロックされる。
(4)手動開扉 インナーハンドルまたはアウターハンドルを引き操作
すると、インナーロッド91またはアウターロッド92を介
してリンク85が下動され、オープンレバー79を揺動させ
ることにより、クローレバー72によるラッチ69の係止を
解除する。
すると、インナーロッド91またはアウターロッド92を介
してリンク85が下動され、オープンレバー79を揺動させ
ることにより、クローレバー72によるラッチ69の係止を
解除する。
これにより、ラッチ69によるストライカ71のロックが
解除される。
解除される。
そして、ドア10を手動で開いてゆくと、押引部材18が
ドア10外に引き出されてセクター歯車19が左回転され
る。
ドア10外に引き出されてセクター歯車19が左回転され
る。
第1図は本考案に係る自動車用ドアの開閉装置の正面
図、第2図は締込み機構の拡大正面図、第3図はドアロ
ックの正面図、第4図は第3図のI−I線断面図、第5
図は第3図の背面図、第6図は第3図の左側面図、第7
図は制御ブロック図、第8図は手操作用スイッチの正面
図、第9図は自動操作の操作フローチャート、第10図は
ワンタッチ閉操作のフローチャート、第11図はワンタッ
チ開操作のフローチャート、第12図はワンタッチ選択開
閉操作のフローチャート、第13図はオート閉操作のフロ
ーチャート、第14図はオート開操作のフローチャート、
第15図はロック解除のフローチャート、第16図は締込み
操作のフローチャートである。 10…自動車用サイドドア、11…車体、12…ドアロック、
14…開閉機構、15…締込み機構、18…押引部材、19…セ
クター歯車、20…手動・自動切換えクラッチ機構、62…
電動モータ、63…ロック解除機構、64…ロックノブ作動
機構、69…ラッチ、71…ストライカ、101…アンロック
検出スイッチ(第1スイッチ)、102…ロック検出スイ
ッチ(第2スイッチ)、113…ソレノイド、120…マイク
ロコントローラ、122…手操作用スイッチ。
図、第2図は締込み機構の拡大正面図、第3図はドアロ
ックの正面図、第4図は第3図のI−I線断面図、第5
図は第3図の背面図、第6図は第3図の左側面図、第7
図は制御ブロック図、第8図は手操作用スイッチの正面
図、第9図は自動操作の操作フローチャート、第10図は
ワンタッチ閉操作のフローチャート、第11図はワンタッ
チ開操作のフローチャート、第12図はワンタッチ選択開
閉操作のフローチャート、第13図はオート閉操作のフロ
ーチャート、第14図はオート開操作のフローチャート、
第15図はロック解除のフローチャート、第16図は締込み
操作のフローチャートである。 10…自動車用サイドドア、11…車体、12…ドアロック、
14…開閉機構、15…締込み機構、18…押引部材、19…セ
クター歯車、20…手動・自動切換えクラッチ機構、62…
電動モータ、63…ロック解除機構、64…ロックノブ作動
機構、69…ラッチ、71…ストライカ、101…アンロック
検出スイッチ(第1スイッチ)、102…ロック検出スイ
ッチ(第2スイッチ)、113…ソレノイド、120…マイク
ロコントローラ、122…手操作用スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】ドアロックのラッチをアクチュエータで締
込み操作する締込み機構を備えた自動車用ドアの開閉装
置において、 上記締込み機構は、ドアの閉扉時、車体のストライカが
ドアロックのラッチを僅かに回動させる位置からフルロ
ック位置まで作動するとともに、上記ラッチは立上りを
備え、該ラッチの立上りに対して、上記ラッチがアンロ
ック位置に回動したときに上記立上りに当接してオン
し、ストライカが上記ラッチを僅かに回動させる上記位
置でオフするアンロック検出スイッチと、上記ラッチが
フルロック位置に回動されたときに上記立上りに当接し
てオンするフルロック検出スイッチとを備えたことを特
徴とする自動車用ドアの開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11046089U JP2505176Y2 (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 自動車用ドアの開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11046089U JP2505176Y2 (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 自動車用ドアの開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0350183U JPH0350183U (ja) | 1991-05-16 |
JP2505176Y2 true JP2505176Y2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=31658991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11046089U Expired - Lifetime JP2505176Y2 (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 自動車用ドアの開閉装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2505176Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-21 JP JP11046089U patent/JP2505176Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0350183U (ja) | 1991-05-16 |
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