JPH0313684Y2 - - Google Patents

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JPH0313684Y2
JPH0313684Y2 JP17118183U JP17118183U JPH0313684Y2 JP H0313684 Y2 JPH0313684 Y2 JP H0313684Y2 JP 17118183 U JP17118183 U JP 17118183U JP 17118183 U JP17118183 U JP 17118183U JP H0313684 Y2 JPH0313684 Y2 JP H0313684Y2
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moving
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moving table
operating plate
movable table
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JP17118183U
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JPS6079106U (ja
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  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
(考案の利用分野) 本考案は、移動指令に基づいて動力駆動され、
固定台に設けた直線案内路に沿つて移動する移動
テーブルの原点検出機構に関する。 (従来技術) 従来、移動テーブルの原点検出機構として、例
えば特公昭57−50283号公報に示すものが知られ
ている。この構造を第1図に示す。1は固定台、
2は固定台1に設けられた直線案内路に沿つて移
動可能な移動テーブル、3は回転運動を移動テー
ブル2に固定されたナツト2aの軸方向運動に変
換し、1回転につき1リード分だけ移動テーブル
2を直線案内路に沿つて移動させるための送りネ
ジ、4は数値制御装置(図示せず)から出力され
る分配パルスに正確に同期追随して回転するパル
スモータ、5はパルスモータ4の出力回転軸4a
に固定されるモータ歯車、6は送りネジ3に固定
されモータ歯車5に噛み合つてパルスモータ4の
出力回転軸4aの回転を所定回転比で送りネジ3
の回転として伝達するための送りネジ歯車であ
る。 前記パルスモータ4の出力回転軸4aの後部側
には、回転円板7が取付けられている。そしてこ
の回転円板7をはさみ込む形でパルスモータ4の
外枠に固定されたブラケツト8によつて支持され
た発光体9a、受光体9bよりなる光電スイツチ
9が設けられている。また回転円板7には第2図
に示すようにスリツト7aが設けられている。前
記光電スイツチ9は通常回転円板7に遮光されて
動作しないが、スリツト7aが回転するに従つて
光電スイツチ9の発光ビームの経路上を通過する
と、受光体9bが発光ビームを検知して動作す
る。 また第3図、第4図に示すように、固定台1に
はその直線案内路に沿つて距離Dの間隔を置いて
それぞれ発光体、受光体とよりなる2個光電スイ
ツチ10a,10bが取付けられたブラケツト1
1が設けられ、移動テーブル2には前記案内路に
沿つて光電スイツチ10a,10bを動作させる
ための動作板12が固定されている。前記動作板
12は1枚の平板に2ケ所の凹部12a,12b
を有する。 かかる送り系になる移動テーブルにおいては、
今パルスモータ4の出力回転軸4aが1回転する
に必要なパルス数を整数A、モータ歯車4と送り
ネジ歯車6による送りネジ/モータ回転比を1/
B、送りネジ3のリードをlとすると、1パルス
当りに移動テーブル2はl/B・Aだけ移動す
る。逆に考えると、移動テーブル2のl/Bの移
動に対して出力回転軸3aは丁度1回転すること
になる。 また前記回転円板7のスリツト7aは、回転中
心に対する開角が360/A度となる幅に形成され
ている。 また動作板12の第4図における左端部より第
2の凹部12bまでの長さdは、予め決められた
移動テーブル2の必要移動距離に等しい。中央部
に設けた第1の凹部12aの谷長d1はD>d1>D
−l/B、即ち光電スイツチ10a,10b間の距 離からパルスモータ4の出力回転軸4aの1回転
当りの移動テーブル2の移動距離を減じたものよ
り大きい。また左端部より第1の凹部12aに至
るまでの山の長さd2は光電スイツチ10a,10
b間の距離Dよりも小さく、また第1の凹部12
aより第2の凹部12bに至る山の長さd3は、D
から更に第2の凹部12bの谷長d4を減じたより
も小さく形成される。前記第2の凹部12bは光
電スイツチ10を動作させるに充分な光の通過巾
を持つスリツトよりなる。図から明らかな如く、
動作板12の山の部分で光電スイツチ10a,1
0bの発光ビームを遮ぎり、光電スイツチを非動
作状態にし、谷の部分で発光ビームを通過させて
光電スイツチを動作状態にする。 このように、動作板12の左端部より第2の凹
部12bまでの長さdは、予め決められた移動テ
ーブル2の必要移動距離に等しいので、動作板が
非常に長くなるという欠点があつた。 (考案の目的) 本考案の目的は、動作板を小型化することがで
きる移動テーブルの原点検出機構を提供すること
にある。 (考案の実施例) 以下、本考案の一実施例を第5図により説明す
る。なお、第1図〜第4図と同じ部材には同一符
号を付して説明する。動作板22には1個の凹部
22aが形成されている。 今、前記した従来例と同様に、光電スイツチ1
0a,10bの距離をD、送りネジとモータ回転
比を1/B、送りネジ3のリードをlとすると、
動作板22の左端より凹部22aまでのオフ部の
長さd′は次のように形成されている。 (D+l/B)>d′>D 即ち、長さd′は光電スイツチ10a,10b間
の距離Dより大きく、かつ前記距離Dにパルスモ
ータ4の出力軸4aの1回転当りの移動テーブル
2の移動距離l/Bを加えたものより小さい。 また前記凹部22aの幅d4は、第4図の凹部1
2bの幅d4と等しい。即ち、幅d4は光電スイツチ
10を動作させるに充分な光の通過幅を持つスリ
ツトよりなる。 次にかかる動作板22を用いた場合の移動テー
ブルの原点検出方法について説明する。今、説明
のために第1図において移動テーブル2を右方か
【表】 このように、動作板22は光電スイツチ10
a,10bに対して移動テーブル2の一方向への
移動にともなつてそれぞれ異なる4つの開閉動作
状態の組合せを順次つくり出して行く。そこで移
動テーブル2の各移動域に対応して現出する光電
スイツチ10a,10bの開閉動作状態の組合せ
による論理信号を利用して移動テーブル2の原点
の検出を行なう。即ち移動テーブル2の原点位置
において、動作板22を第6図cに示す光電スイ
ツチ10a,10bとの相対位置にセツトする。
そして次にパルスモータ4の出力回転軸4aの後
部側に取付けた回転円板7の回転位相をスリツト
7aが光電スイツチ9を動作させる位置におく。 この状態から移動テーブル2を任意に移動さ
せ、原点復帰をかける。この場合、移動テーブル
2(動作板22)の位置によつて、光電スイツチ
10a,10bは第2表のような4つの組合せ状
態をとる。
【表】 第2表より明らかな如く、10aがON、10
bがOFFとなる条件は、bの場合のみである。
そこで、原点に復帰させる場合は、常にbの状態
にさせ、その後cの状態になるようにする。第5
図で説明したように、動作板22の左端より凹部
22aまでの長さd′は、(D+l/B)>d′>Dの大 きさをもつ。換言すれば、cの状態で光電スイツ
チ10a,10bが共にOFF状態となる移動テ
ーブル2の移動域がl/B、即ちパルスモータ4の 出力回転軸4aの1回転に対応する移動テーブル
2の移動量よりも小さいことを意味する。従つ
て、bの状態を経てcの状態となつた条件と、回
転円板7のスリツト7aによつて光電スイツチ9
がON(動作状態)となつた条件により、原点の
検出は一義的に決る。 そこで、a,gのように10a,10bが共に
ONの場合及びbのように10aがON、10b
がOFFの場合は、動作板22を左側に移動させ
る信号を発生するようにしておく。またc,eの
ように10a,10bが共にOFFの場合及びd,
f,hのように10aがOFF、10bがONの場
合は、動作板22を右側に移動させる信号が発生
するようにしておく。 (1) aの場合 (イ) aの状態は10a,10bが共にONである
ので、動作板22は左側に移動し、bの状態と
なる。 (ロ) bの状態は10aがON、10bがOFFであ
るので、動作板22は左側に移動し、cの状態
となる。 (ハ) bの状態を径てcの状態となつたら、光電ス
イツチ9がONとなる所が原点となる。 (2) gの場合 (イ) gの状態は10a,10bが共にONである
ので、動作板22は左側に移動し、hの状態と
なる。 (ロ) hの状態は10aがOFF、10bがOFFの
状態であるので、動作板22は10aがON、
10bがOFFになるまで右側に移動し、bの
状態となる。 (ハ) bの状態になると、前記(1)(ロ)以降の動作を行
う。 (3) bの場合 前記(1)(ロ)以降の動作を行う。 (4) c,eの場合 (イ) c,eの状態は10a,10bが共にOFF
であるので、動作板22は10aがON、10
bがOFFになるまで右側に移動し、bの状態
となる。 (ロ) bの状態になると、前記(1)(ロ)以降の動作を行
う。 (5) d,f,hの場合 d,f,hの状態は10aがOFF、10bが
ONであるので、前記(2)(ロ)以降の動作を行う。 このように、凹部22aから一方端までの長さ
d′が光電スイツチ10a,10b間の距離Dより
大きく、かつこの距離Dにパルスモータ4の出力
軸4aの1回転当りの移動テーブル2の移動距離
l/Bを加えたものより小さく形成してなるので、 動作板22は従来より極めて小型にできる。 (考案の効果) 本考案によれば、動作板を小さくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の移動テーブルの送り系を示す概
略説明図、第2図及び第3図は第1図の部分詳細
図、第4図は第3図に示す動作板の正面図、第5
図は本考案になる動作板の一実施例を示す正面
図、第6図a〜hは移動テーブルの移動に伴う光
電スイツチと第5図の動作板の相対位置の変化を
示す説明図である。 1……固定台、2……移動テーブル、3……送
りネジ、4……パルスモータ、5……モータ歯
車、6……送りネジ歯車、7……回転板、9,1
0,10a,10b……光電スイツチ、22……
動作板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移動指令に基づいて動力駆動され、固定台に設
    けた直線案内路に沿つて移動する移動テーブル
    と、移動テーブルの単位移動量に対して一定回転
    角の回転を行なう回転体と、この回転体の基準位
    置を検出する基準位置復帰検出手段と、移動テー
    ブルの移動方向に沿つて固定台又は移動テーブル
    のいずれか一方に設けられそれぞれ独立に開閉動
    作を行なう2個の第1及び第2の検出スイツチ
    と、前記固定台又は移動テーブルの他方に設けら
    れ、かつ移動テーブルの移動に従つて前記検出ス
    イツチの互いの開閉動作状態の異なる組合せをつ
    くり出す動作板とを備えた移動テーブルの原点検
    出機構において、前記動作板は、前記検出スイツ
    チに対応した位置に1個の凹部を有し、この凹部
    から一方端までのオフ部の長さが前記2個の第1
    及び第2の検出スイツチ間の距離より大きく、か
    つこの距離に前記回転体の1回転当りの前記移動
    テーブルの移動距離を加えたものより小さく形成
    され、前記第1の検出スイツチがオンの時は、動
    作板を予め決められた方向に移動させ、第1の検
    出スイツチがオフの時は、前記の場合と逆方向に
    移動させ、この移動により前記2個の第1及び第
    2の検出スイツチが共にオフとなる条件と前記基
    準位置復帰検出手段がオンとなる条件とにより、
    移動テーブルの原点を検出することを特徴とする
    移動テーブルの原点検出機構。
JP17118183U 1983-11-04 1983-11-04 移動テ−ブルの原点検出機構 Granted JPS6079106U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17118183U JPS6079106U (ja) 1983-11-04 1983-11-04 移動テ−ブルの原点検出機構

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JP17118183U JPS6079106U (ja) 1983-11-04 1983-11-04 移動テ−ブルの原点検出機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6079106U JPS6079106U (ja) 1985-06-01
JPH0313684Y2 true JPH0313684Y2 (ja) 1991-03-28

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ID=30373481

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JP17118183U Granted JPS6079106U (ja) 1983-11-04 1983-11-04 移動テ−ブルの原点検出機構

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62224552A (ja) * 1986-03-24 1987-10-02 Toshiba Corp 位置決め制御装置
JP2006075908A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Daishowa Seiki Co Ltd 工具位置検出装置

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JPS6079106U (ja) 1985-06-01

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