JPS5831615B2 - デイジタルサ−ボ駆動装置の原点位置決め方法及び装置 - Google Patents

デイジタルサ−ボ駆動装置の原点位置決め方法及び装置

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JPS5831615B2
JPS5831615B2 JP53142481A JP14248178A JPS5831615B2 JP S5831615 B2 JPS5831615 B2 JP S5831615B2 JP 53142481 A JP53142481 A JP 53142481A JP 14248178 A JP14248178 A JP 14248178A JP S5831615 B2 JPS5831615 B2 JP S5831615B2
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勝俊 成瀬
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はディジクルサーボ駆動装置の原点位置決め方法
及び装置に係り、特に数値制御工作機械さどに用いられ
るディジタルサーボ駆動装置の原点位置決めを行なう方
法及びその装置(こ関する。
数値制御工作機械に用いられるディジクルサーボ駆動装
置において、テーブルの原点位置決めは機械工作上の基
本となるものであり、極めて重要である。
しかしながら、従来この種の原点位置決めは、誤差が大
きくテーブルが、原点に確実tこ停止することが、困難
である欠点を有し、また、テーブルを原点に確実に停止
させようとすれば、原点位置などを検知する位置検知用
のスイッチが高精度の高価なものとなる欠点があった。
この従来の原点位置決め方法及びその装置を第1図及び
第2図に基づき説明する。
第1図において、工作機械のテーブル1はねじ軸2を介
してす−ボモータ3に直結され、ねじ軸2にはタコゼネ
レータ4及び移動検出器5がそれぞれ直結されている。
サーボモータ3には、サーボドライブ回路6の駆動出力
が人力されており、これによってテーブル1はねじ軸2
の回転により左右に移動される。
タコゼネレータ4はねじ軸2の回転を検出して電力を発
生するもので、この電力は前記サーボドライブ回路6(
こフィードバックされている。
移動検出器5はテーブル1の移動の検出をねじ軸2の回
転により検出するためのもので、例えばインダクトシン
、レゾルバ又はパルスエンコーダで構成され、ねじ軸2
の回転に伴って第2図Pに示すようなパルス列を発生す
る。
テーブル1の一端にはドグ7.8が取付けられ、これ1
こ対応して位置検知スイッチ9,10が設けられている
ドグ7及び位置検知スイッチ9の飲屋はチーフル1の減
速位置に設定され、他方のドグ8及び位置検知スイッチ
10は原点位置に設定されており、従って、位置検知ス
イッチ9はドグ7と接触して減速位置を検知し、一方の
位置検知スイッチ10はドグ8に接触して原点位置を検
知する。
この検知出力は原点位置決め指◆11o、右進指令11
1、左進指4>11□、前記移動検出器5の出力パルス
Pその他の情報11Rととも]こ情報処理回路11に入
力され、この情報処理回路11はこれらの入力を総合し
右進パルス列110R又は左進パルス列110Lを出力
し、比較回路12に入力する。
比較回路12は、これら入力されたパルス列110R又
は110Lと、移動検出器5からのパルス列Pとを比較
して比較出力を発しサーボドライブ回路6に入力する。
これによってサーボドライブ回路6は駆動される。
従来の原点位置決め装置は以上のように構成されており
、このような装置において実施される原点位置決めには
次のような方法が採られている。
第2図は3つの方法A、 B及びCをパルス列Pとの関
係で示している。
Aに示す方法は、al に示すようにテーブル1が原点
より右側に有る場合、その移動に伴い原点位置を位置検
知スイッチ10が検知しオンしオフした後のa2に示す
最初の移動検出器5のパルスを原点信号として利用し、
この原点信号によりテーブル1を原点に停止させる方法
である。
Bに示す方法は、bl に示す減速位置を位置検知スイ
ッチ9が検知してオンしオフした後において、b2に示
す位置検知スイッチ10がオンした後に最初に発生する
b3に示す移動検出器5のパルスを原点信号として利用
し、この原点信号によりテーブル1を原点に停止させる
方法である。
Cに示す方法は、Bの方法と同様に01 に示す減速位
置を検知する位置検知スイッチ9がオンしオフした後に
おいて、c2に示すように原点位置を検知する位置検知
スイッチ10がオンした後の最初に発生するc3に示す
移動検出器5の発生するパルスを原点信号として利用す
る方法であるが、Bの方法と異なり位置検知スイッチ1
0のオンすを時間を短かくし、第2図Pに示すパルスが
1つ入る間隔としているものである。
A及びBに示す方法は、a2、b3で示すように破線で
示す原点信号でテーブル1が停止するおそれがあり、テ
ーブル1が必ずしも原点で停止しない欠点がある。
また、Cに示す方法は、原点にテーブル1を停止させる
ことができても、位置検知スイッチ10のオンしている
領域を原点より±1パルス以内の幅のテーブル移動量と
しなければならない。
一般に第2図Pに示すパルスの間隔のテーブル移動量は
小さく設定されるため、位置検知スイッチ10は精度が
高く高価なものを使用しなければならない欠点がある。
本発明の目的は、工作機械のテーブルなどの移動台を確
実に原点に停止させることを可能にし、しかも安価な位
置検知スイッチで位置検知を可能にしたディジクルサー
ボ駆動装置の原点位置決め方法及び装置の提供にある。
本発明の原点位置決め方法は、移動台の移動とともにパ
ルス信号を発生させ、移動台の移動領域において、原点
位置を中心として左側の右進領域と右側の左進領域を設
定するとともに前記原点位置を含みかつ前記パルス信号
の1パルスを含む幅の原点領域を前記右進領域と前記左
進領域との間に設定し、移動台が右進領域にあるときは
右進させ、また、移動台が左進領域にあるときは左進さ
せ、原点領域を含む右進領域側の一定範囲1こある移動
台を第1の位置検知器で検知し、原点領域を含む左進領
域側の一定範囲にある移動台を第2の位置検知器で検知
し、これら第1の位置検知器及び第2の位置検知器によ
る原点領域における移動台の検知と、移動台の移動とと
もに発生させた前記パルス信号出力とfこよって、移動
台の原点位置を決定することを特徴とする。
また、本発明の原点位置決め装置は、移動台の移動を検
知しパルス信号を発生する移動検出器と、ディジタルサ
ーボ駆動装置により移動可能に設けられ、原点位置を中
心として左側の右進領域及び右側の左進領域が設定され
るとともに原点位置を含みかつ前記パルス信号の1パル
スを含む幅の原点領域が前記右進領域と前記左進領域と
の間に設定された移動台と、この移動台が原点領域を含
む右進領域側の一定範囲lどあることを検知する第1の
位置検知器と、この第1の位置検知器に対応して設けら
れ、移動台が原点領域を含む左進領域側の一定範囲にあ
ることを検知する第2の位置検知器と、前記移動検出器
の出力パルス、前記第1の位置検出器及び第2の位置検
知器の出力及び原点位置決め指令信号とともに、左進指
令信号又は右進指令信号が入力され、第1の位置検出器
又は第2の位置検知器の出力発生状態に応動して右進領
域又は左進領域において右進指令出力又は左進指令出力
を発生し、第1の位置検出器及び第2の位置検知器の両
出力とともに前記移動検出器の出力パルスの成立により
原点位置信号を発生する原点位置決め制御回路とを含ん
で構成することを特徴としている。
以下、本発明を図面に示した実施例に基づき詳細に説明
する。
第3図には本発明のディジタルサーボ駆動装置の原点位
置決め装置の好適な実施例が示されている。
図において、工作機械の移動台例えばテーブル20はね
じ軸21に移動可能に設けられ、ねじ軸21は第1図1
こ示すものと同様1こサーボモーフに直結され回転、駆
動されるようになっている。
このねじ軸21にはねじ軸21の回転によりテーブル2
0の移動を検出する移動検出器22が設けられている。
この移動検出器22はインダクトシン、レゾルバ又はパ
ルスエンコーダから構成され、第4図Aに示すようなパ
ルス列を発生するものである。
テーブル20のTスロット23には2つのドグ24.2
5がそれぞれねじ26.27で固定され、これtこ対応
して第1及び第2の位置検知器28゜29がそれぞれ設
けられている。
これらドグ24゜25と第1及び第2の位置検知152
8.29との取付ける位置関係は次のようになっている
即ち、テーブル20の移動領域において、第4図Eに示
すようにテーブル20の原点位置Oを中心としてその近
傍に原点領域EOを設定するとともに、これを挟んで右
進領域ERと左進領域ELを設定する。
ここで、右進領域ERとはテーブル20が原点位置Oよ
り左側にあってテーブル20を右側方向に移動させるた
めの領域であり、左進領域ELは原点位置Oを中心とし
て右進領域ERの反対側に位置する。
モして右進領域ERにはテーブル20を中速で送るため
の右進中速領域E□、とテーブル20を早送りするため
の左進早送り領域ER2とを設定し、また、左進領域E
Lには左進中速領域EL1及び左進早送り領域ER,2
が設定されている。
これら各領域において、ドグ25及び第2の位置検知器
29は、第4図Bに示すように右進中速領域ER1及び
原点領域Eoにおいてオンするように設定され、また、
ドグ24及び第1の位置検知器28は、第4図(jこ示
すように左進中速領域EL1及び原点領域EOにおいて
オンするように設定されている。
ここにおいて、原点領域EOは第1及び第2の位置検知
器28.29が共にオンするようになっている。
また、原点領域EOの幅は、移動検出器22の発生する
第4図Aに示す1つのパルス、即ち第4図りに示すパル
スが1つ入る幅に設定されている。
前記移動検出器22の出力パルス、第1及び第2の位置
検知器28.29の出力は原点位置決め制御回路30に
入力され、原点位置決め制御回路30はこれら入力に加
え原点位置決め指令信号300、右進指令信号30R又
は左進指令信号30Lその他の情報信号30nの入力を
総合し、原点位置決め制御信号31を出力する。
以上の構成に基づき、原点位置決め方法を説明する。
今、テーブル20が右進早送り領域ER2に位置してい
るものと仮定する。
この状態(こおいて右進指令信号30R及び原点位置決
め指令信号300が原点位置決め制御回路30に入力さ
れると、原点位置決め制御回路30は原点位置決め制御
信号31を発生し、これによってテーブル20は各領域
の設定速度に従って右進されることになる。
ここで、テーブル20が右進中速領域ER1に進入する
と、第2の位置検知器29がオンし、これtこまってテ
ーブル20が右進中速領域ERtに進入したことが確認
される。
さらに、テーブル20が右進することによって原点領域
EQに入ると、第1の位置検知器28がオンすることに
より、テーブル20が原点領域Eoに有ることが確認さ
れる。
即ち、第1及び第2の位置検知器28.29がともにオ
ンすることによってテーブル20が原点領域EOにある
ことが確認される。
この原点領域EOにおいて、移動検出器22の発生する
パルスが原点位置決め制御回路30に入力されることに
よって、原点位置決め制御囲路30は第4図Dfこ示す
原点信号を発生し、この位置でテーブル20は停止する
ことになる。
即ち、これによってテーブル20の原点位置決めが完了
することになる。
以上はテーブル20が右進領域ER)こ有る場合につい
て説明したが、左進領域ELに有る場合においても第1
及び第2の位置検知器28.29のオンする順序が異な
るのみで、同様にテーブル20の原点位置決めをするこ
とができる。
以上説明した原点位置決め方法及び装置を使用すること
(こよって、テーブル20は原点位置lこ確実lこ停止
させることができ、しかも第1及び第2の位置検知器2
8.29は安価なリミットスイッチで構成することが可
能である。
つぎに、第3図1こ示した原点位置決め制御回路30の
論理回路を第5図及び第6図に基づき詳細に説明する。
第5図(こ示す論理回路はテーブルを左右のいずれの方
向からも原点位置決めを行なうことができる回路である
第5図において、アンド回路33は原点位置信号310
を発生させるためのもので、移動検出器22の出力パル
ス、第1及び第2の位置検知器2B、29の出力が入力
されている。
原点位置信号310はこれら入力の全ての成立によって
発生される。
インヒビット回路34は右進中速領域信号eRx を、
インヒビット回路35は左進中速領域信号eL1を、ま
たアンド回路36は原点領域信号e□を出力させるため
のもので、これらインヒビット回路34.35及びアン
ド回路36(こは第1及び第2の位置検知器28.29
の各出力が印加されている。
即ち、右進中速領域信号eR1は第1の位置検知器28
がオフで第2の位置検知器29がオンしている場合に発
生され、また、左進中速領域信号eL1はこれとは逆の
場合に発生される。
原点領域信号eoは第1及び第2の位置検知器28.2
9のオンによって発生される。
アンド回路37は原点位置決め指令信号300及び左進
指金信号30Lの成立によって出力を発生させるための
もので、また、アンド回路38は原点位置決め指令信号
30o及び右進指令信号30Rの成立により出力を発生
させるためのものである。
アンド回路39は右進中速送り指令信号31R1を発生
させるために設けられ、この右進中速送り指令信号31
R1は前記アンド回路37のオン出力とインヒビット回
路34のオン出力である右進中速領域信号eRt の成
立により発生される。
また、アンド回路40は左進中速送り指令信号31L1
を発生させるために設けられ、この左進中速送り指令信
号31L1は前記アンド回路37のオン出力とインヒビ
ット回路35のオン出力である左進中速領域信号eL1
の成立により発生される。
インヒビット回路41は左進低速送り指令信号31 L
oを発生させるために設けられ、この左進低速送り指金
信号31Loはアンド回路33のオフ出力、アンド回路
36.37のオン出力の成立により発生される。
即ち、左進低速送り指令信号31 Loはテーブル20
が原点領域EOにあってしかも左進領域ELに存在する
とき発生されることになる。
インヒビット回路42は右進低速送り指4−信号31R
oを発生させるために設けられ、この右進低速送り指令
信号31Roはアンド回路33のオフ出力、アンド回路
36,38のオン出力の成立によって発生される。
インヒビット回路43は左進早送り指令信号31L2を
発生させるために設けられ、この左進早送り指令信号3
1L2はインヒビット回路34゜35のオフ出力、アン
ド回路36のオフ出力及びアンド回路37のオン出力の
成立1こより発生される。
即ち、テーブルの左進早送りは第1及び第2の位置検知
器28.29が共にオフで、しかも左進指金信号30L
と原点位置決め指/8>300が与えられたときに実行
されることになる。
インヒビット阿路44は右進早送り指令信号31R2を
発生させるために設けられ、この右進早送り指令信号3
1R2はインヒビット回路34゜35のオフ出力、アン
ド回路36のオフ出力及びアンド回路38のオン出力の
成立によって発生される。
即ち、テーブルの右進早送りは、原点位置決め指令信号
300及び右進指令信号30Rが与えられ、第1及び第
2の位置検知器28.29のオフ状態において実行され
る。
以上の構成に基づき作動を説明する。
原点位置決めを行なう場合において、第3図に示すテー
ブル20が原点より右側の第4図Eに示す左進早送り領
域ELにある場合を仮定する。
原点位置決め指令信号30oと左進指令信号30Lが与
えられると、アンド回路37はオンし、インヒビット回
路43より左進早送り指令信号31L2が出力され、テ
ーブル20は早送りされる。
テーブル20の移動tこ伴い、第4図C(こ示すように
第1の位置検知器28がオンすることによってインヒビ
ット回路35がオン出力である左進中速領域信号eL1
を発生し、これによってアンド回路40は左進中速送り
指令信号31L1を出力し、この結果テーブル20は中
速送りとなる。
さらに、テーブル20が原点領域Eoに入ると第4図B
に示すように第2の位置検知器29のオンによってアン
ド回路36が原点領域信号eoを発生し、インヒビット
回路41は左進低速送り指令信号31Loを発生し、テ
ーブル20は低速送りとなる。
このような状態において、移動検出器22の出力パルス
が原点領域EOで発生されると、これが第4図りに示す
ように原点信号となり、この原点信号の発生によってア
ンド回路33が原点位置信号300を発生し、テーブル
20は停止され、このテーブル20の停止した位置が原
点位置Oとなる。
以上はテーブル20が原点より右側即ち第4図Eに示す
左進早送り領域ELにある場合について説明したが、テ
ーブル20が原点より左側即ち右進早送り領域ERにあ
る場合も同様にテーブル20は原点位置に停止されるこ
とができる。
この場合には、原点位置決め指令信号300及び右進指
令信号30Rの入力によって、また、テーブル20の移
動に伴い第1及び第2の位置検知器28゜29のオン、
オフ並び1ど移動検出器22のパルス(7)関係よりイ
ンヒビット回路43の右進早送り指令信号31R,2、
アンド回路40の右進中速送り指令信号31R1及び右
進低速送り指令信号31Roが順次発生されることによ
りテーブル20の移動が制御され、テーブル20は原点
位置Oに移動される。
また、右進領域ER,中の中速領域信号eR1も出力さ
れ、これによってテーブル20の移動位置が確認される
さらに、以上はテーブル20が左右早送り領域EL21
ER2に存在している場合について説明したが、テーブ
ル20が左右中速領域ELIIERIのいずれかにある
場合も同様の操作により、テーブル20は原点位置Oに
移動される。
つぎに、第6図に示す原点位置決め制御回路30の論理
回路について説明する。
この論理回路は、ディジタルサーボ駆動装置で駆動され
る機構のバッタラッシュ除去のために、テーブルの原点
位置決めを一方向からのみ行なうことを可能にしたもの
である。
第6図において、アンド回路51は原点位置信号300
を発生させるためのもので、この原点位置信号310は
移動検出器22の出力パルス、第1及び第2の位置検知
器28,29のオン出力並びにRSSフリシブフロラフ
路52の1出力の成立によって発生される。
インヒビット回路53,54及びアンド回路55は第5
図中のインヒビット回路34,35及びアンド回路36
に相当するもので入出力が同様であるので、その説明を
省略する。
アンド回路56はワンショットマルチ57をトリガする
ためのもので、原点位置決め指令信号300とオア回路
56Aを介して左進指令信号30L又は右進指令信号3
0Rが印加されている。
アンド回路56は原点位置決め指令信号300及び左進
指令信号30L又は右進指令信号30Rの成立によりオ
ン出力を発生し、このオン出力の入力によりワンショッ
トマルチ57は1出力を発生する。
インヒビット回路58は前記R879777071回路
52をセットするためのものであり、また、オア回路5
9はRSSフリップフロラフ路52をリセットするため
のものである。
インヒビット回路58は、インヒビット回路54のオン
出力である左進中速領域信号eL1、イニシャルクリヤ
およびその他の移動相’+30nがないとき、並びにワ
ンショットマルチ57が1出力即ちオン出力を発生して
いたいときの条件によって、オン出力を発生し、RSフ
リップフロップ回路52をセットする。
一方、オア回路59にはインヒビット回路53のオン出
力である右進中速領域信号eRtイニシャルクリヤおよ
びその池の移動指令信号30n並びにワンショットマル
チ57の1出力が印加されており、RSフリップフロッ
プ回路52はこれらの入力のいずれかによってリセット
される。
アンド回路60及びインヒビット回路61はオア回路6
2を介して右進中速指令信号31R1を発生させるため
に設けられている。
アンド回路60によって発生される右進中速指令信号3
1R1は、インヒビット回路53のオン出力である右進
中速領域信号eR1及びアンド回路56のオン出力の成
立により発生される。
一方、インヒビット回路61から発生される右進中速指
令信号31R1は、アンド回路55のオン出力である原
点領域信号e□s アンド回路56のオン出力及びRS
フリップフロップ回路52のO出力の成立により発生さ
れる。
アンド回路63は左進中指令信号31L1を発生させる
ために設けられ、この左進中速指令信号31L1はイン
ヒビット回路54のオン出力及びアンド回路56のオン
出力の成立により発生する。
インヒビット回路64は左進低速指令信号31Loを発
生させるために設けられ、この左進低速指令信号31L
oはアンド回路55.56のオン出力、アンド回路51
のオフ出力及びRSフリップフロップ回路52のセット
出力の成立によって発生する。
インヒビット回路65は左進早送り指令信号31L2を
、また、インヒビット回路66は右進早送り指令信号3
1R2をそれぞれ発生させるために設けられている。
左進早送り指令信号31L2ばアンド回路51 、55
、のオフ出力、アンド回路56のオン出力、インヒビッ
ト回路53.54のオフ出力及び左進指令信号30Lの
成立によって発生され、右進早送り指令信号31R2は
アンド回路51.55のオフ出力、アンド回路56のオ
ン出力、インヒビット回路53.54のオフ出力及び右
進指令信号30Rの成立によって発生される。
以上の構成に基づき、その動作を説明する。
原点位置決めを行なう場合において、今仮にテーブル2
0が原点より右側即ち第4図Eに示す左進早送り領域E
L2tこある場合とする。
原点位置決め指令信号30oと左進指令信号30Lが与
えられると、アンド回路56はオン出力を発生し、これ
(こよってワンショットマルチ57は1出力を発生する
とともにインヒビット回路65の論理条件が成立により
左進早送り指令信号31L2が発生され、この結果テー
ブル20は左進で早送りされる。
この場合、インヒビット回路65の論理条件は、テーブ
ル20が左進早送り領域EL2にあるため、アンド回路
5L55及びインヒビット回路53.54は全てオフ出
力状態にあることから成立することになる。
そして、ワンショットマルチ57の1出力によって、R
Sフリップフロップ52はリセットされる。
テーブル20の移動によって、テーブル20が左進中速
領域EL、lこ進入すると、第4図Cに示すように第1
の位置検知器28がオンするため、インヒビット回路5
4がオン出力である左進中速領域信号eL1を発生し、
テーブル20がかかる領域ELI に存在することが確
認される。
この結髪、アンド回路63はアンド条件が成立し左進中
指令信号31L1を発生し、テーブル20はこれによっ
て中速送りとなる。
一方、インヒビット回路54のオン出力によって、イン
ヒツト回路58の論理条件が成立しオン出力を発生し、
この結果RSSフリップフロラ回路52はセット出力を
発生する。
この状態において、テーブル20が左進し、左進低速領
域EOに入ると、第4図Bに示すように第2の位置検知
器29がオンすることにより、アンド回路55がオンし
て原点領域信号eoを発生し、これによってテーブル2
0がかかる領域EOに進入したことが確認される。
この結果、インヒビット回路64は論理条件が成立しオ
ンすることによって左進低速指令信号31 Loを発生
し、テーブル20は原点領域EOを低速で左進されるこ
と1こなる。
この低速状態において、即ち、原点領域E□tこおいて
、移動検出器22がパルスを発生すると、第1及び第2
の位置検知器28.29のオン出力並び1こRSフリッ
プフロップ回路52のセット出力が成立していることか
ら、アンド回路51がオン出力即ち原点位置信号310
を発生する。
この310に基づき、テーブル20は停止され、原点位
置決めを完了することになる。
つぎlど、原点位置決めを行なう場合tどおいて、テー
ブル20が原点より左側即ち右進早送り領域ER2tこ
存在する場合について説明する。
原点位置決め指令信号300と右進指令信号30Rとに
よって、アンド回路56がオン出力を発生し、インヒビ
ット回路66は右進早送り指令信号31R2を発生し、
テーブル20は右進で早送りされる。
テーブル20の移動(こよって、第2の位置検知器29
がオンすると、インヒビット回路53が右進中速領域信
号eR1を発生し、テーブル20がかかる領域eRtを
移動していることが確認される。
インヒビット回路53の出力はRSSフリップフロラ回
路52tと印加されており、これtどよってRSSフリ
ップフロラ回路52はリセットされる。
また、インヒビット回路53のオン出力(こよってアン
ド回路60のアンド条件が成立し、右進中速指令信号3
1R1が出力され、これに基づいてテーブル20は右進
で中速送りとなる。
テーブル20の移動によって、第1の位置検知器28が
オンする結果、アンド回路55のアンド条件が成立し、
原点領域信号eoが発生されテーブル20の位置が確認
されるが、この場合テーブル20は低速送りとはならな
い。
即ち、アンド回路55のオン出力の発生tど伴い、また
、RSSフリップフロラ回路52のリセット出力が発生
されていることから、インヒビット回路61の論理条件
が成立し、オア回路62を介して右進中速指令信号31
R1が発生される。
従って、テーブル20は右進される場合原点領域EQi
こおいても減速されることなく、中速送りで右進され、
原点の右側に移動されることになる。
このようにしてテーブル20を原点より右側に移動し停
止させた後は、前述したよう(こ原点位置決め指令信号
300及び左進指令信号30L1こよって、同様fどテ
ーブル20を原点位置01こ移動させることができる。
なお、以上の説明においては、テーブル20が第4図に
示す右又は左の早送り領域ER2又はEL2にある場合
について述べたが、右又は左の中速領域ERt又はEL
l、原点領域EOにある場合においても同様に原点位置
決め操作が可能であり、この場合操作に伴うテーブル2
0の移動時間が短縮されるだけである。
本実施例のようにテーブル20を一方向からのみ原点位
置決めを行なうことはディジタルサーボ駆動装置で1駆
動される駆動機構のバックラッシュを除去でき、バック
ラッシュによる原点位置決めの不完全性を除くことがで
きる利点がある。
以上説明したようtど本発明tどよれば、安価な位置検
知スイッチによって原点領域Eこ対応した高精度の信号
が容易に得られ、工作機械のテーブルなどの移動台を高
精度で原点に停止させることができる、という特有の効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデジタル駆動装置の原点位置決め装置の
ブロック図、第2図は従来の原点位置決め方法を説明す
るためのタイムチャート、第3図は本発明のデジタル1
駆動装置の原点位置決め装置のブロック図、第4図は本
発明の原点位置決め方法を説明するためのタイムチャー
ト、第5図は原点位置決め制御回路の論理回路を示す回
路図、第6図は第5図1こ示す論理回路の変形例を示す
論理回路の回路図である。 20・・・テーブル、22・・・移動検出器、28・・
・第1の位置検知器、29・・・第2の位置検知器、5
0・・・原点位置決め制御回路、ER・・・右進領域、
EL・・・左進領域、EO・・・原点領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 移動台の移動とともにパルス信号を発生させ、移動
    台の移動領域において、原点位置を中心として左側の右
    進領域と右側の左進領域を設定するとともに前記原点位
    置を含みかつ前記パルス信号の1パルスを含む幅の原点
    領域を前記右進領域と前記左進領域との間に設定し、移
    動台が右進領域にあるときは右進させ、また、移動台が
    左進領域にあるときは左進させ、原点領域を含む右進領
    域側の一定範囲にある移動台を第1の位置検知器で検知
    し、原点領域を含む左進領域側の一定範囲にある移動台
    を第2の位置検知器で検知し、これら第1の位置検知器
    及び第2の位置検知器による原点領域における移動台の
    検知と、移動台の移動とともに発生させた前記パルス信
    号出力とによって、移動台の原点位置を決定するディジ
    タルサーボ駆動装置の原点位置決め方法。 2 移動台の移動を検知しパルス信号を発生する移動検
    知器と、ディジタルサーボ1駆動装置により移動可能に
    設けられ、原点位置を中心として左側の右進領域及び右
    側の左進領域が設定されるとともに原点位置を含みかつ
    前記パルス信号の1パルスを含む幅の原点領域が前記右
    進領域と前記左進領域との間に設定された移動台と、こ
    の移動台が原点領域を含む右進領域側の一定範囲にある
    ことを検知する第1の位置検知器と、この第1の位置検
    知器に対応して設けられ、移動台が原点領域を含む左進
    領域側の一定範囲1こあることを検知する第2の位置検
    知器と、前記移動検出器の出力パルス、前記第1の位置
    検出器及び第2の位置検知器の出力及び原点位置決め指
    令信号とともに、左進指令信号又は右進指令出力が入力
    され、第1の位置検出器又は第2の位置検知器の出力発
    生状態に応動じて右進領域又は左進領域において右進指
    令出力又は左進指令出力を発生し、第1の位置検出器及
    び第2の位置検知器の両出力とともに前記移動検出器の
    出力パルスの成立により原点位置信号を発生する原点位
    置決め制御回路とを含んで構成されたディジタルサーボ
    駆動装置の原点位置決め装置。
JP53142481A 1978-11-17 1978-11-17 デイジタルサ−ボ駆動装置の原点位置決め方法及び装置 Expired JPS5831615B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844560U (ja) * 1971-09-28 1973-06-11

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