JP2006075908A - 工具位置検出装置 - Google Patents

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譲 田中
Yasuhiko Uchida
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Abstract

【課題】 極細の加工工具を使用する場合でも折損等の発生を回避でき、また、誤動作発生や接点寿命等の問題を起こすことがなく、加工工具の基準位置を常に精度良くかつ簡単な構成でもって検出することができる工具位置検出装置を提供する。
【解決手段】 工作機械等の基台3上に設置される本体6に対して、摺動体7が摺動自在かつ本体外方に向けて付勢された状態で突出保持されている。本体6には発光素子12と受光素子13とが所定の間隔を存して対向配置され、摺動体7には両素子12,13の間に介在されて光を透過/遮断するブレード26が固定されて摺動体7への加工工具2の当接を検出する光電スイッチ28が構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、マシニングセンタ等のNC工作機械に装着されるドリルやエンドミルなどの各種の加工工具の基準位置を精度良く検出するために使用される工具位置検出装置に関する。
一般に、マシニングセンタ等のNC工作機械においては、マガジンに収納されているドリルやエンドミルなどの各種の加工工具をロボットアームを用いて主軸ヘッドに装着した後、コントローラによって加工工具に与えるべき送り量を決定してワークの加工を行う。
この場合、主軸ヘッドに装着された加工工具に与えるべき送り量を決定する上で、加工工具の基準位置を予め精度良く検出しておくことが必要となる。このため、従来より加工工具の基準位置を検出すための工具位置検出装置が提供されている(例えば、特許文献1,2等参照)。
すなわち、例えば、図7に示すような構成のNC工作機械の場合、ワーク載置用のXYテーブルFの上に工具位置検出装置Iが取り付けられている。この工具位置検出装置Iは、XYテーブル上に設置固定された本体Jと、この本体Jに対して上下方向に摺動自在で、かつ上方に付勢された状態で本体Jから突出している摺動体Kとを備えている。
摺動体Kは、図8に示すように、加工工具Tが当接される受圧部K1と、この受圧部K1から下方に延びるロッド部K2とを有する。そして、ロッド部K2は、バネSで上方に向けて付勢されるとともに、その下端部には導電性の接触片Qが固定されている。また、本体J側にはこの接触片Qと接触する端子片Rが設けられており、接触片Qと端子片Rとで一種の機械的な接触式スイッチが構成されている。
そして、NC工作機械を用いてワークWを加工するにあたっては、図7(a)に示す主軸ヘッドMの初期位置から、主軸ヘッドMを次第に下降して主軸ヘッドMに装着された加工工具Tの先端を摺動体Kの受圧部K1上面に接触させる。
摺動体Kに加工工具Tが未だ当接していないときには接触片Qと端子片Rとが互いに接触していて電気的に導通しているが、加工工具Tが摺動体Kの受圧部K1上面に当接すると、摺動体Kが下方に僅かに移動して接触片Qと端子片Rとの電気的な導通が遮断されるので、そのときのオフ信号がNC工作機械の図示しないコントローラに入力される。コントローラは、このオフ信号入力に応じて主軸ヘッドMの下降を停止するとともに、主軸ヘッドMの下降開始時点から停止時点までの移動量cを測定する。
主軸ヘッドMの初期位置とXYテーブルF間の距離a、および工具位置検出装置Iの高さbは既知で予めコントローラにデータ登録されているので、主軸ヘッドMから加工工具Tの先端までの距離dは、次式
d=a−(b+c) (1)
により算出される。
このようにして距離dが求まると、主軸ヘッドMは初期位置まで復帰されるので、次に、図7(b)に示すように、主軸ヘッドMの直下にワークWが位置するようにXYテーブルFを移動した後、再び主軸ヘッドMを下降してワークWの加工を開始する。
その際、ワークWの高さeは既知で予めデータ登録されているので、加工工具Tの先端がワークWに到達するまでの送り込み量fは、次式
f=a−(d+e) (2)
により決定することができる。
このように、ワークWを加工するに当たって加工工具Tの基準位置となる刃先位置(主軸ヘッドMから加工工具Tの先端までの距離d)を予め検出しておけば、ワークWに対する加工工具の送り込み量fを精度良く決定することができる。
しかも、ワークWを加工する際には、その都度、事前に加工工具Tの先端を工具位置検出装置Iの摺動体Kに接触させて基準位置を確定するようにすれば、加工工具Tの刃先が摩耗して刃先位置が変化したような場合や、加工工具Tの交換等によって取り付け位置にばらつきが生じたような場合でも、これらの変動要因に影響されることなくワークWに対する加工工具Tの送り込み量fを常に精度良く決定することができ、加工誤差の発生を確実に防止することができる。
なお、工具位置検出装置Iに設けられる接触式スイッチとしては、図8に示した構成の外に、例えば図9に示すように、摺動体Kの下端部に導電性の接触片Qを設けるとともに、本体Jに一対の端子片R1,R2を設けた構成のものも提供されている。この構成の場合にも、摺動体Kに加工工具Tが未だ当接していないときには接触片Qと両端子片R1,R2とが互いに接触していて両端子片R1,R2間が接触片Qを介して電気的に導通しているが、加工工具Tが摺動体Kに当接すると、接触片Qと端子片R1,R2とが離間して両端子片R1,R2間の電気的な導通が遮断される。
特開昭61−30361号公報 特開平3−43134号公報
ところで、従来の工具位置検出装置Iは、図8あるいは図9に示したように、加工工具Tが摺動体Kの上面に当接したのを検出するために、接触片Qと端子片R(またはR1,R2)間に常に所定の電圧を印加して、接触片Qと端子片R(R1,R2)との機械的なスイッチ動作によってオン/オフ信号を発生させる接触式スイッチを用いている。このため、次の課題が残されている。
すなわち、工具位置検出装置Iは、NC工作機械のXYテーブルF上に常時取り付けられているので、ワークWの加工時に振動が加わる。
ここで、加工工具Tの刃先位置を検出しないときには、通常、接触片Qと端子片R(またはR1,R2)との間に所定の電圧が印加された状態の下で両者Q,R(R1,R2)間は接触状態を保っているが、摺動体Kを本体上方に向けて付勢するバネSの力が弱く、しかも、上記のようなワークWの加工時の振動が加わったときには、両者Q,R(R1,R2)間の接触/離間が繰り返されることが起こる。その結果、両者Q,R(R1,R2)間に電蝕が発生して接点寿命が短くなったり、電蝕によって両者Q,R(R1,R2)間に接触不良が生じて誤動作を起こすなどの問題を生じる。
このような不具合発生を防止するには、例えば摺動体Kを上方に向けて付勢するバネSの力を大きして接触片Qと端子片R(R1,R2)との接触圧を上げてワークW加工時の振動の影響を除くことが考えられる。
しかしながら、近年、半導体製品等の微細加工を行うような場合、例えば直径が0.1mm以下の極細の加工工具Tが使用されることがある。しかるに、接触片Qと端子片R(R1,R2)との接触圧を上げるためにバネSの力を強化すると、このような極細の加工工具Tが摺動体Kの上面に当接した際に、加工工具Tが容易に折損してしまう。したがって、単純にバネ力を上げることで工具位置検出装置の誤動作発生防止に対処することができない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、極細の加工工具を使用する場合でも折損等の発生を回避でき、また、誤動作発生や接点寿命等の問題を起こすことがなく、加工工具の基準位置を常に精度良く検出することができる工具位置検出装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、次の構成を採用している。
すなわち、請求項1記載に係る工具位置検出装置は、工作機械等の基台上に設置される本体と、この本体に対して摺動自在かつ本体外方に向けて付勢された状態で突出保持されている摺動体とを備え、前記本体には発光素子と受光素子とが所定の間隔を存して対向配置される一方、前記摺動体には前記発光素子と受光素子との間に介在されて光を透過/遮断するブレードが固定されており、前記発光素子、受光素子およびブレードにより、前記摺動体への加工工具の当接を検出する光電スイッチが構成されていることを特徴としている。
請求項2記載の発明に係る工具位置検出装置は、請求項1に記載の発明の構成において、前記本体には、前記摺動体のオーバートラベル防止用のリミットスイッチが設けられていることを特徴としている。
請求項3記載の発明に係る工具位置検出装置は、請求項1または請求項2に記載の発明の構成において、前記光電スイッチのオン/オフを電気信号として取り出す検出回路部を備え、この検出回路部にはアイソレーション用のフォトカプラが設けられていることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、ブレード、発光素子および受光素子で構成される光電スイッチによって加工工具の摺動体への当接を検出できるので、従来のように、接触片と端子片との間に常に所定の電圧を印加した状態に保って両者間の機械的なスイッチ動作によってオン/オフ信号を発生させる必要がない。つまり、光電スイッチは非接触式であるので、従来のような電蝕に起因した誤動作発生や接点寿命等の問題は生じない。しかも、摺動体を付勢するバネ力は小さく設定することができるので、例えば、直径が0.1mm以下といった極細の加工工具を使用する場合でも折損等の発生を回避することができる。これにより、各種の加工工具の基準位置を常に精度良く検出することが可能になる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、本体には摺動体のオーバートラベル防止用のリミットスイッチを設けているので、光電スイッチが故障した場合でも摺動体が加工工具により所定の距離以上に押圧移動されて摺動体が損傷したり、加工工具が折損するなどの危険性を確実に防止することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1または請求項2記載の発明の効果に加えて、検出回路部にはアイソレーション用のフォトカプラを設けているので、光電スイッチのオン/オフ信号以外の不要な外来ノイズが混入するのを防ぐことができる。このため、コントローラが不要なノイズ混入によって誤動作を引き起こすなどの不具合発生を確実に防止することができる。
図1は発明の実施の形態において、NC工作機械に本発明の工具位置検出装置が設置されている状態を示す斜視図、図2はNC工作機械に工具位置検出装置が設置されている状態を示す縦断面図、図3は図2のA−A線に沿う断面図、図4は本発明の工具位置検出装置が備える光電スイッチの詳細を示す斜視図である。
これらの図において、1はNC工作機械の主軸ヘッド、2はこの主軸ヘッド1に取り付けられた加工工具(この例ではドリル)、3はNC工作機械の基台となるワーク載置用のXYテーブル、5は本発明に係る工具位置検出装置である。
この実施の形態における工具位置検出装置5は、XYテーブル3上に設置固定された本体6と、この本体6に対して摺動自在かつ本体6の上外方に向けて付勢保持されている摺動体7とを備えている。
本体6は、ケーシング8を備え、このケーシング8には、凹所9が形成されるとともに、この凹所9とケーシング8外方とを上下に貫通するシリンダ部10が形成されている。そして、凹所9内には、ホルダ11がネジ等で固定され、このホルダ11には、図4に示すように、後述の光電スイッチ28を構成する赤外発光ダイオードなどからなる発光素子12とフォトダイオードなどからなる受光素子13とが所定間隔を存して互いに対向するように取り付けられている。また、ホルダ11には、光電スイッチ28のオン/オフを電気信号として取り出す後述の検出回路部29(図5)が形成された回路基板30が取り付けられている。さらに、この凹所9内には、摺動体7のオーバートラベル防止用のリミットスイッチ14が設けられている。なお、15は配線挿通孔、16は凹所9の側面を覆うカバー、17は配線ケーブルである。
一方、摺動体7は、加工工具2が当接する受圧部18と、この受圧部18から下方に延びるロッド部19とを有し、ロッド部19はケーシング8のシリンダ部10内に挿通されてその上端がケーシング8よりも上方に突出し、また、その下端は凹所9内に突出している。
そして、受圧部18下面とケーシング8の上端面との間にはバネ21が介在され、また、ロッド部19の凹所9内の突出部分には摺動体7の抜け止め用のストッパ22が設けられている。これによって、摺動体7はケーシング8のシリンダ部10に沿って摺動自在に設けられるとともに、バネ21によってケーシング8の上外方に向けて付勢された状態で突出保持されている。なお、23はバネ21を覆うカバー部材である。
さらに、ロッド部19のストッパ22よりも上方位置には一部を切り欠いて回り止め溝24が形成され、この回り止め溝24には、ケーシング8に螺合されたピン25が係合しており、これによって摺動体7の周方向の回転が規制されている。また、ロッド部19のストッパ22よりも下方位置には、前述の発光素子12と受光素子13との間に介在されて光を透過/遮断する逆L形状のブレード26がネジ等で固定されている。
そして、発光素子12、受光素子13、およびブレード26により、摺動体7への加工工具2の当接を検出する光電スイッチ28が構成されている。すなわち、この光電スイッチ28は、摺動体7の移動により発光素子12からの光がブレード26で遮断されると受光素子13の信号出力がなくなるので、これによって摺動体7への加工工具2の当接を検出するようになっている。
図5は光電スイッチ28、ならびにこの光電スイッチ28のオン/オフを電気信号として取り出す検出回路部29の構成を示す回路図である。
同図において、28は光電スイッチ、12は発光素子、13は受光素子、26はブレードであり、これらの構成は図4に示した通りである。
31は受光素子13による受光信号を増幅する増幅器、32は増幅器31から出力される受光信号が遮断されたときにこれに応じてトリガされてローレベルの信号を出力するトリガ回路、33はトリガ回路32からの出力により導通するPNP型のトランジスタなどのスイッチ素子、34はスイッチ素子33のオンにより通電されるフォトカプラ、35はフォトカプラ34の出力に基づいて摺動体7に対する加工工具2の当接を検出する信号を図外のコントローラに出力する検出端子、36は電源端子、37は電圧安定化用のコンデンサ、38は接地端子である。
上記構成を備えた工具位置検出装置を用いて加工工具2の基準位置を検出するには、NC工作機械の主軸ヘッド1を下降して主軸ヘッド1に装着された加工工具2の先端を摺動体7の受圧部18上面に接触させる。
摺動体7の受圧部18に加工工具2が未だ当接していないときには、光電スイッチ28のブレード26は発光素子12と受光素子13との対向位置から外れた位置にあるので、発光素子12からの光はブレード26で遮断されることなく受光素子13に受光されている。
加工工具2の先端が摺動体7の受圧部18上面に当接して摺動体7が僅かに下降されると、発光素子12からの光がブレード26で遮断されて受光素子13に受光されなくるので、受光素子13からの信号出力が停止する。すると、増幅器31の出力が低下してトリガ回路32が起動されてトリガ信号が出力される。このため、スイッチ素子33がオンとなり、これに伴ってフォトカプラ34もオンして検出端子35を通じて図外のコントローラに検出信号が入力される。これに応じてコントローラは、摺動体7への加工工具2の当接を検出するとともに、主軸ヘッド1の下降動作を停止する。さらに、コントローラは、主軸ヘッド1の下降開始時点から停止時点までの移動量cを前述の(1)式に基づいて算出し、その測定データをメモリ等に登録する。
このように、この実施の形態では、発光素子12、受光素子13、およびブレード26で構成される光電スイッチ28によって加工工具2の摺動体7への当接を検出しているので、従来のような電蝕に起因した誤動作発生や接点寿命等の問題は生じない。しかも、摺動体7を上方に向けて付勢するバネ21の力を小さく設定(例えば、30N以下に設定)することができるので、例えば、直径が0.1mm以下といった極細の加工工具2を使用する場合でも折損等の発生を回避することができる。また、摺動体7の僅かな移動でも光電スイッチ28で検出することができる。これにより、各種の加工工具2の基準位置を常に精度良く検出することが可能になる。
また、この実施の形態では、光電スイッチ28が何らかの原因で故障した場合でも、摺動体7が加工工具2により押圧されて所定距離を越えて下降したときには、リミットスイッチ14が作動して主軸ヘッド1の下降が強制的に停止されるため、摺動体7が損傷したり、加工工具2が折損するなどの危険性を確実に防止することができる。
さらに、この実施の形態では、検出回路部29にアイソレーション用のフォトカプラ34を設けているので、光電スイッチ28のオン/オフ信号以外の不要な外来ノイズがコントローラに混入するのを防ぐことができる。このため、コントローラが不要なノイズ混入によって誤動作を引き起こすなどの不具合発生を確実に防止することが可能になる。
なお、上記の実施の形態においては、光電スイッチ28のオフ動作によって加工工具2の摺動体7への当接を検出しているが、これとは逆に、光電スイッチのオン動作によって加工工具2の摺動体7への当接を検出することも可能である。
これを実現するには、例えば、図6に示すように、摺動体7のロッド部19に取り付けられたブレード26の一部を切り欠いてスリット27を形成し、摺動体7に加工工具2が未だ当接していないときには発光素子1内からの光がブレード26で遮光されて受光素子13に受光されないようにしておく。これにより、摺動体7の移動によって発光素子12からの光がスリット27を透過して受光素子13に受光されて光電スイッチ28がオン動作したことによって加工工具2の摺動体7への当接を検出することができる。
また、ブレード26の形状も、図4,図6に示したものに限定されるものではなく、摺動体7の移動に応じて光電スイッチがオン/オフ動作するものであれば、傾斜状や半円状のもの、また、スリットの形状も円形、方形、楕円形などの各種形状のものを使用することができる。
また、上記の実施の形態では、ドリルやエンドミルなどの主として切削用の加工工具2を装着するNC工作機械において工具位置検出装置5を使用した場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の各種の加工工具を装着したNC工作機械において、加工工具の基準位置を精度良く検出する場合にも本発明の工具位置検出装置を適用することが可能である。
本発明の実施の形態において、NC工作機械に工具位置検出装置が設置されている状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態において、NC工作機械に工具位置検出装置が設置されている状態を示す縦断面図である。 図2のA−A線に沿う断面図である。 本発明の工具位置検出装置が備える光電スイッチの詳細を示す斜視図である。 光電スイッチ、ならびにこの光電スイッチのオン/オフを電気信号として取り出す検出回路部の構成を示す回路図である。 本発明の工具位置検出装置を構成する光電スイッチの変形例を示す斜視図である。 NC工作機械において工具位置検出装置を用いて加工工具の基準位置を設定してワークを加工する場合の動作を示す説明図である。 従来の工具位置検出装置において、加工工具が摺動体の上面に当接したことを検出する機械的な接触式スイッチの要部を示す斜視図である。 従来の工具位置検出装置における他の機械的な接触式スイッチの要部を示す斜視図である。
符号の説明
1 主軸ヘッド
2 加工工具
3 XYテーブル(基台)
5 工具位置検出装置
6 本体
7 摺動体
12 発光素子
13 受光素子
14 リミットスイッチ
26 ブレード
28 光電スイッチ
29 検出回路部
34 フォトカプラ

Claims (3)

  1. 工作機械等の基台上に設置される本体と、この本体に対して摺動自在かつ本体外方に向けて付勢された状態で突出保持されている摺動体とを備え、前記本体には発光素子と受光素子とが所定の間隔を存して対向配置される一方、前記摺動体には前記発光素子と受光素子との間に介在されて光を透過/遮断するブレードが固定されており、前記発光素子、受光素子およびブレードにより、前記摺動体への加工工具の当接を検出する光電スイッチが構成されていることを特徴とする工具位置検出装置。
  2. 前記本体には、前記摺動体のオーバートラベル防止用のリミットスイッチが設けられていることを特徴とする請求項1記載の工具位置検出装置。
  3. 前記光電スイッチのオン/オフを電気信号として取り出す検出回路部を備え、この検出回路部にはアイソレーション用のフォトカプラが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の工具位置検出装置。
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