JPH03136833A - 軽搬送用ベルトのジョイント方法及びジョイント用保持板 - Google Patents

軽搬送用ベルトのジョイント方法及びジョイント用保持板

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JPH03136833A
JPH03136833A JP27677989A JP27677989A JPH03136833A JP H03136833 A JPH03136833 A JP H03136833A JP 27677989 A JP27677989 A JP 27677989A JP 27677989 A JP27677989 A JP 27677989A JP H03136833 A JPH03136833 A JP H03136833A
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JP
Japan
Prior art keywords
belt
joint
metal plate
insulating material
heat insulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP27677989A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Fujishiro
藤城 和利
Eiichi Sato
佐藤 栄市
Nobuo Sakurai
桜井 信雄
Masaaki Asazuma
浅妻 正昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は軽搬送用ベルトのジヨイント方法に関し、詳
しくは少なくとも片面にカバー層を有する軽搬送用ベル
トの両端接合部を、電光式ジヨイントする場合のジヨイ
ント方法ならびに同ジヨイント方法に使用するジヨイン
ト用保持板に関するものである。
(従来の技術) 軽搬送用ベルトはその一般的構造として第4図に示す如
くポリエステル、ナイロン、ビニロン。
芳香族ポリアミド等の合成繊維あるいは綿、麻。
レーヨン等の天然繊維等、各種繊維からなる帆布に熱可
塑性樹脂、例えばウレタン、PVC(ポリ塩化ビニル)
が含浸あるいはコーティングされた芯体帆布(21)の
表面に、熱可塑性樹脂、例えばウレタン、pvc、 フ
ッ素樹脂、PE、PPあるいはNR,SBR,IR,B
R等のゴムからなるカバー層(22)を貼着した積層体
をもってベルト(20)として形成され、通常、有端ヘ
ルドの両端部(20)(20) ’を接合することによ
ってエンドレス形状に構成されている。
ところで、この種ベルト(20)のジヨイント方法とし
ては、ベルトの両端部を所定の角度とジヨイント化でも
ってオーバーラツプさせ、上下熱盤を内装したプレス盤
が加熱、圧着後冷却して接合する、所謂、オーバーラツ
プ式ジヨイント方法あるいは第3図及び第4図に示す如
くベル) (20)の両端部(20) ’ (20) 
′を連続する三角形のジグザグ状にカット成形し、この
ジグザグ状端部を入れ子状に突き合わせて接合し、加熱
及び冷却手段を有する上下熱盤(2)(2) ”を内装
した上下プレス盤(1)(1) ′で該接合部、通常、
ラップ部は120〜150mmであるが、この部分を加
熱圧着後冷却して接合する電光式ジヨイント方法がよ(
知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のジヨイント方法のうち、前者の方
法においては、接合部のみは積層状に重ね合わされてい
るため、該接合部分のみ厚く、かつ硬くなり、このため
に生ずる剛性の局部的増大は、このベルトを小径プーリ
、例えば内周側プーリ径10〜20φ、又は小型のナイ
フェツジ、例えば半径3〜10 mm Rなどに掛巻き
使用した場合、ベルトの屈曲性が低下し、ベルトの円滑
な走行を阻害する結果となる。
一方、後者の電光式ジヨイント方式は例えば芯体−層で
、片面カバー付ベルト構造の場合にはジ・ヨイエト完了
後、ベルト耳部がカバー側に反ったり、ジヨイント部全
体が凹凸に仕上がって平坦性が損なわれ、搬送物の乗り
移りに、小型のナイフェツジを有するラインやスクレー
パのあるラインにおいては実使用上問題が大きい。
この平ti性が損なわれる要因としては、■昇温加熱圧
着、冷却過程時での芯体帆布及びカバー材質の収縮伸張
挙動の差異による寸法変化のバランスが不相応。■ジヨ
イント部前面を加熱冷却するための加熱盤境におけるベ
ルト本体部との寸法変化のバランスがくずれる。■ベル
ト本体ジヨイント部の横剛性の不足等が挙げられる。
本発明は上述の如き従来の軽搬送用ベルトのジヨイント
化に伴う接合部に発生する諸問題点に対処し、これらを
解消するもので、ベルト接合部を電光式ジヨイントとす
ると共に、該接合部の突き合わせ部を最小の面積で加熱
圧着することによりベルト接合部での反りや凹凸の発生
を防止して小プーリ径や小型のナイフェツジを有するラ
インでの実使用上の不具合のない軽搬送用ベルトのジヨ
イント方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 即ち、上記目的に適合する本発明の特徴は、芯体帆布層
の少なくとも片面に熱可塑性樹脂又はゴム等のカバー層
を設けた有端軽搬送用ベルトの電光式ジヨイント方法に
おいて、該ベルトの両端接゛合部を連続する三角形のジ
グザグ状にカット成形し、この部分を入れ子状に突き合
わせると共に、該ベルト接合部のカバー層側に該ベルト
ジヨイント形状に相対応した形状の金属板及び同金属板
の空所に充填した断熱材からなる特殊構成のジヨイント
用保持板を配設して加熱圧着し、のち、冷却することに
ある。
また、本発明は上記ジヨイント方法において使用するジ
ヨイント用保持板の構造、即ちベルトの両端接合部にカ
ット成形された、連続する三角形のジグザグ形状に相対
応した形状を有する金属板と、同金属板の空所を断熱材
により充填せしめた、上記金属板及び断熱材からなる構
成をも特徴とし、これを請求項2記載の発明とする。
(作用) 上記本発明方法により特異構成のジヨイント用保持板を
使用し、ベルト両端部をジヨイントするときは、ベルト
接合部の加熱圧着時に巾方向の加熱度合が部分的に遮断
され、ベルト接合部にかかる総熱量が分散され、減少さ
れてベルト接合部における平坦性が向上し、反りや凹凸
の発生を防止する。
(実施例) 以下、添付図面を参照し、上記本発明に係る軽搬送用ベ
ルトジヨイント方法の具体的実施例を更に説明する。
第1図は本発明を実施した芯体帆布(21)の片面にカ
バー層(22)を積層したベルト両端部を加熱圧着して
接合する工程を示す側面図、第2図は同ベルト接合工程
で使用するジヨイント用保持板の一部を示す平面図であ
る。
これら図において、(1)(1) ”はその間隔が調整
可能な上下一対のプレス盤で、該プレス盤(1)(1)
 ’はそれぞれの内側には加熱及び冷却手段を有し、ベ
ル) (20)の全幅をカバーする長さの熱盤(2)(
2) ’が配され、さらにこの熱盤(2)(2) ”の
内側には、ジヨイントを目的とする搬送用ベル) (2
0)両端部を突き合わせ状に当接せしめ、該ベルトの少
なくとも片面にジヨイント用保持板(3)が接するよう
に配設されている。
このジヨイント保持板(3)は本発明方法を実施する上
で主要部をなすものであり、この保持板(3)は第2図
に示す如く両側に連続する三角形のジグザグ形状(4)
を有する金属板(5)と、該金属板のジグザグ形状(4
)の空白部を含む前後に挿入充填された断熱材(6)と
、これら金属板(5)と断熱材(6)を移動しないよう
にする位置決め金属板(7)によって構成されている。
この特殊形状の金属板(5)及び位置決め金属板(7)
は、ジュラルミン、鉄、アルミニウム等で作られており
、特に熱伝導性良好で、かつ、軽量なジュラルミン製の
ものが最も好適である。
又、この金属板(5)の三角形ジグザグ形状(4)は、
ベルト接合部の電光式ジヨイント形状に相対応して作ら
れている。具体的に説明すると、第3図におけるベルト
接合部の電光式ジヨイント形状の長さをIlmr、 ピ
ッチをp■とするとfXpは70×20あるいは35X
10が一般的で、第2図に示すこれに相対応する金属板
(5)のジグザグ形状(4)の長さLm、’ピッチPm
はL=f+α(αはベルト接合部の突き合わせ精度によ
り決まる値で通常は5〜10m+) 、 P = pと
なるように形成される。
ここで留意すべき好ましいことは、ベルト接合部の突き
合わせ部を金属板(5)のジグザグ形状の中心に位置さ
せたとき、中心から周辺までの距離(d)をできるだけ
小さくして加熱面積が最小となるように、具体的には5
〜10++m+になるようにジグザグ形状を作成するこ
とである。
一方、この金属板(5)と併用して使われる前記断熱材
(6)は、フェルト又はスポンジ等の多孔質体で形成さ
れており、前記金属板(5)の三角形ジグザグ形状(4
)の隙間を含む前後に配設される。このように配置する
ことによってベルト接合部の加熱圧着時に巾方向の加熱
度合が部分的に遮断され、ベルト接合部にかかる総熱量
が分散され、かつ、減少されベルト接合部の外観、特に
平坦性が著しく改善される。
なお、前記金属板(5)と断熱材(6)は箱型の治具(
8)に個々に挿入してもよいし、金属板(5)と箱型治
具(8)を一体物としてそこに断熱材(6)を挿入して
ジヨイント用保持板(3)としてもよい。
以上の説明はベルトの片面にカバー層をもつ場合のジヨ
イント方法について述べて来たが、ベルトの両面にカバ
ー層(コーティング層を含む)がある場合は、ベルトの
表、裏画面に上記ジヨイント用保持板を配置して加熱圧
着し、冷却することは云うまでもないことである。
次に上記本発明方法によるジヨイント方法を用いた実験
例を述べる。
実験例 上述した本発明に係る軽搬送用ベルトのジヨイント方法
の効果を確認するためポリエステル繊維のマルチフィラ
メント経糸とモノフィラメント緯糸で織成した平織帆布
に0.3 tms厚さのウレタン樹脂を片面コーティン
グして巾が500■、長さ3000閣の有端ベルトを電
光式ジヨイントl Xp=70X20に形成し、150
℃×11分X6kg/cdで加熱圧着した後、60℃ま
で冷却してエンドレスベルトを作成した。
その結果、ジヨイント用保持板を使用した本発明のジヨ
イント方法では接合部での反りゃ表面凹凸が皆無であっ
たのに対し、ジヨイント用保持板を使用しない従来のジ
ヨイント方法では、10−15園の反りと2〜3I11
1の凹凸が接合部に発生し、さらにプレス盤の境が長さ
方向に5〜10aum高さでくの字に屈折した不具合が
確認された。
これによって本発明によるジヨイント方法のすぐれた効
果が実証された。
(発明の効果) 以上の如く、本発明に係る軽搬送用ベルトのジヨイント
方法は、ベルト接合部を電光式ジヨイント方法とすると
共にカバー層の突き合わせ側にベルトジヨイント方式に
対応したジグザグ状の金属板と断熱材からなるジヨイン
ト用保持板を使用して突き合わせ部を最小の面積で加熱
圧着することにより、ベルト接合部での反りや凹凸の発
生が皆無となり、小プーリ径やナイフェツジを有するラ
インにおいても何ら不具合はなく使用することができ、
全体的に軽搬送用ベルトとして巾広く各種の分野での使
用が可能となる顕著な効果が期待される。
また、請求項2に記載のジヨイント用保持板は上記のジ
ヨイント方法を実施する上で頗る有効であり、最小の面
積で加熱圧着するのに好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施した接合工程を示す側面図、
第2図は同工程で使用するジヨイント用保持板の一部を
示す平面図、第3図はベルトの電光式ジヨイント部を示
す平面概要図、第4図は従来の接合工程を示す側面図で
ある。 (1)(1)’・・・上下のプレス盤。 (2) (2) ′・・・上下の熱盤。 (3)・・・・・ジヨイント用保持板。 (4)・・・・・ジグザグ形状。 (5)・・・・・金属板。 (6)・・・・・断熱材。 (20)・・・・・ベルト。 (21)・・・・・帆布。 (22)・・・・・カバー層。 第1図 第3図 第2図 第4図 −一−L−←

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、芯体帆布層の少なくとも片面に熱可塑性樹脂又はゴ
    ム等のカバー層を設けた有端軽搬送用ベルトのジョイン
    ト方法において、該ベルトの両端接合部を連続する三角
    形のジグザグ状にカット成形し、この部分を入れ子状に
    突き合わせると共に、該ベルト接合部のカバー層側に該
    ベルトジョイント形状に相対応した形状の金属板及び同
    金属板の空所に充填した断熱材からなるジョイント用保
    持板を配設して加熱圧着し、のち冷却することを特徴と
    する軽搬送用ベルトのジョイント方法。 2、有端軽搬送用ベルトの両端接合部に当接される板状
    の保持板であって、該接合部にカット成形された連続す
    る三角形のジグザグ状形状に相対応した形状をもつ金属
    板と、同金属板の空所に充填せしめた断熱材からなるこ
    とを特徴とする軽搬送用ベルトのジョイント用保持板。
JP27677989A 1989-10-23 1989-10-23 軽搬送用ベルトのジョイント方法及びジョイント用保持板 Pending JPH03136833A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010030233A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Nisshinbo Holdings Inc ラミネート装置用搬送シートの取付け固定方法およびその搬送シートの取付け固定方法を使用したラミネート装置

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JP2010030233A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Nisshinbo Holdings Inc ラミネート装置用搬送シートの取付け固定方法およびその搬送シートの取付け固定方法を使用したラミネート装置

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