JPH0236276B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0236276B2 JPH0236276B2 JP55063775A JP6377580A JPH0236276B2 JP H0236276 B2 JPH0236276 B2 JP H0236276B2 JP 55063775 A JP55063775 A JP 55063775A JP 6377580 A JP6377580 A JP 6377580A JP H0236276 B2 JPH0236276 B2 JP H0236276B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backing material
- heat
- cushion foam
- cushion
- foam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車輌、家具の座席用或いは建材の内
装用等として用いられる表装材の製造方法に関す
るものである。
装用等として用いられる表装材の製造方法に関す
るものである。
従来、この種の表装材はクツシヨンフオームを
中間層に介装させて本皮、合皮等の表皮材と塩ビ
等の裏打材とを三層に重ね合せ、それを高周波溶
着等でキルテイング状や縞模様等所望なパターン
に応じて一体接合することにより製造されている
のが通常である。
中間層に介装させて本皮、合皮等の表皮材と塩ビ
等の裏打材とを三層に重ね合せ、それを高周波溶
着等でキルテイング状や縞模様等所望なパターン
に応じて一体接合することにより製造されている
のが通常である。
然し、この表装材ではクツシヨンフオームが接
合個所の内側寄りで表皮材、裏打材側の双方に膨
出するため、表皮材側に呈する凹凸の起伏が半減
することにより大きな凹凸模様を表面側に呈出す
ることができない。
合個所の内側寄りで表皮材、裏打材側の双方に膨
出するため、表皮材側に呈する凹凸の起伏が半減
することにより大きな凹凸模様を表面側に呈出す
ることができない。
茲において、本発明は大きな凹凸模様を表面側
に簡単に付形可能な表装材の製造方法を提供する
ことを目的とする。
に簡単に付形可能な表装材の製造方法を提供する
ことを目的とする。
即ち、本発明に係る表装材の製造方法において
は、裏打材として熱収縮性の樹脂材を用い、熱収
縮性を持たない表皮材、クツシヨンフオーム、裏
打材の三者を扁平状に積層させると共に所望のパ
ターンに応じて一体接合した後、裏打材を加熱処
理で収縮させて表皮材よりも相対的に狭面積に形
成し、その裏打材の抗張力でクツシヨンフオーム
を表皮材側に膨出させることにより表面側に大き
な起伏の凹凸模様を呈することが行なわれてい
る。
は、裏打材として熱収縮性の樹脂材を用い、熱収
縮性を持たない表皮材、クツシヨンフオーム、裏
打材の三者を扁平状に積層させると共に所望のパ
ターンに応じて一体接合した後、裏打材を加熱処
理で収縮させて表皮材よりも相対的に狭面積に形
成し、その裏打材の抗張力でクツシヨンフオーム
を表皮材側に膨出させることにより表面側に大き
な起伏の凹凸模様を呈することが行なわれてい
る。
以下、添付図面を参照して説明すれば、次の通
りである。
りである。
第1図で示す表装材は、クツシヨンフオーム1
を中間層に介装させて表皮材2と裏打材3とを三
層に重ね合せ、それらを熱溶着、縫着等の適宜手
段で一体に接合することにより接合個所4を凹部
とししかも凹部の内側寄りに大きく隆起する凸部
を付形させて表面側に大きな凹凸模様を呈するよ
う形成されている。
を中間層に介装させて表皮材2と裏打材3とを三
層に重ね合せ、それらを熱溶着、縫着等の適宜手
段で一体に接合することにより接合個所4を凹部
とししかも凹部の内側寄りに大きく隆起する凸部
を付形させて表面側に大きな凹凸模様を呈するよ
う形成されている。
茲で、クツシヨンフオーム1としてはウレタン
フオーム、ビニルフオーム、ポリエチレンフオー
ム、ラテツクスフオーム等を用いることができ
る。また、表皮材2としては本皮、合皮等で熱収
縮性を持たないものを用い、裏打材3としては塩
ビ、ビニロン、ポリエステル、その他の延伸性で
熱収縮性を保有する樹脂材を用いる。この樹脂材
としては、フイルム乃至はシート状或いは織布、
編布等のいずれの形態を有するものでも用いるこ
とができる。また、その接合にあたつてはウエル
ダー、超音波溶着、縫着等を適用することがで
き、接合個所4でクツシヨンフオーム1を圧縮さ
せて他の部分にクツシヨンフオーム1の膨出で凸
部が生ずるよう接合できればよい。その接合個所
4は図示実施例の如きキルテイング状にすること
ができ、或いは網目状、縞模様状等に付形させて
もよい。
フオーム、ビニルフオーム、ポリエチレンフオー
ム、ラテツクスフオーム等を用いることができ
る。また、表皮材2としては本皮、合皮等で熱収
縮性を持たないものを用い、裏打材3としては塩
ビ、ビニロン、ポリエステル、その他の延伸性で
熱収縮性を保有する樹脂材を用いる。この樹脂材
としては、フイルム乃至はシート状或いは織布、
編布等のいずれの形態を有するものでも用いるこ
とができる。また、その接合にあたつてはウエル
ダー、超音波溶着、縫着等を適用することがで
き、接合個所4でクツシヨンフオーム1を圧縮さ
せて他の部分にクツシヨンフオーム1の膨出で凸
部が生ずるよう接合できればよい。その接合個所
4は図示実施例の如きキルテイング状にすること
ができ、或いは網目状、縞模様状等に付形させて
もよい。
この表装材の製造にあたつて例えばビニロン繊
維の織布を裏打材3とし、ウレンタンフオーム等
のクツシヨンフオーム並びに塩ビ等の表皮材2を
用いるときは第2図aで示すように夫々を扁平状
に保持したままで順次に重ね合せ、それらを高周
波溶着で接合するには第2図bで示すように高周
波電極プレート5a,5bで圧締すればよく、そ
の場合に上側プレート5aにキルテイング形状等
のパターンに応じた突起5cを設ければ接合個所
4をキルテイング模様等の所望なパターンで溶着
接合できる。この接合後には第2図cに示す如く
裏打材3がクツシヨンフオーム1の膨張力に対す
る抗張力を未だ発揮できないため、裏面側には凸
状の隆起が呈した状態にある。その裏面側に乾熱
或いは湿熱の熱処理を加えると、第2図dで示す
ようにビニロンの裏打材3が収縮し、クツシヨン
フオーム1の膨出力に対抗して略扁平の形態を保
持するようになる。それは裏打材3を形成する樹
脂が熱収縮するためで表皮材2よりも相対的に狭
幅で全面的に扁平状に保形されていることにより
クツシヨンフオーム1を表皮材2側に押上げて大
きく膨出させるようになる。従つて、表面側に生
ずる凹凸起伏は裏面側への膨出が防止されている
分だけ大きくなる。
維の織布を裏打材3とし、ウレンタンフオーム等
のクツシヨンフオーム並びに塩ビ等の表皮材2を
用いるときは第2図aで示すように夫々を扁平状
に保持したままで順次に重ね合せ、それらを高周
波溶着で接合するには第2図bで示すように高周
波電極プレート5a,5bで圧締すればよく、そ
の場合に上側プレート5aにキルテイング形状等
のパターンに応じた突起5cを設ければ接合個所
4をキルテイング模様等の所望なパターンで溶着
接合できる。この接合後には第2図cに示す如く
裏打材3がクツシヨンフオーム1の膨張力に対す
る抗張力を未だ発揮できないため、裏面側には凸
状の隆起が呈した状態にある。その裏面側に乾熱
或いは湿熱の熱処理を加えると、第2図dで示す
ようにビニロンの裏打材3が収縮し、クツシヨン
フオーム1の膨出力に対抗して略扁平の形態を保
持するようになる。それは裏打材3を形成する樹
脂が熱収縮するためで表皮材2よりも相対的に狭
幅で全面的に扁平状に保形されていることにより
クツシヨンフオーム1を表皮材2側に押上げて大
きく膨出させるようになる。従つて、表面側に生
ずる凹凸起伏は裏面側への膨出が防止されている
分だけ大きくなる。
なお、この加熱処理は50〜120℃の温度下で5
分間程度施せば足りる。また、その収縮率によつ
ては表皮材2に対する裏打材3の幅寸法を予め相
対的に狭く形成し、クツシヨンフオーム1を強い
抗張力で押圧支持すれば表面側に呈する凹凸起伏
を更に大きくすることができる。
分間程度施せば足りる。また、その収縮率によつ
ては表皮材2に対する裏打材3の幅寸法を予め相
対的に狭く形成し、クツシヨンフオーム1を強い
抗張力で押圧支持すれば表面側に呈する凹凸起伏
を更に大きくすることができる。
この表装材は車輌座席のクツシヨン体を被覆す
るものとして用いることができ、また、家具の化
粧材として貼着するようにもできる。その表装材
を被覆した座席はクツシヨン性が良好となり、し
かもクツシヨン体と安定よく接地できるばかりで
なく、家具等に貼着した場合には凹凸起伏が大き
いために化粧性も極めて高めるようにできる。
るものとして用いることができ、また、家具の化
粧材として貼着するようにもできる。その表装材
を被覆した座席はクツシヨン性が良好となり、し
かもクツシヨン体と安定よく接地できるばかりで
なく、家具等に貼着した場合には凹凸起伏が大き
いために化粧性も極めて高めるようにできる。
以上の如く、本発明に係る表装材の製造方法に
依れば各構成部材を平らに積層させて接合後に加
熱処理で裏打材を収縮することにより表面側に大
きな凹凸模様を呈するよう形成できるから、極め
て能率よく手間を掛けずに化粧性の良好な表装材
を製造することを可能にするものである。
依れば各構成部材を平らに積層させて接合後に加
熱処理で裏打材を収縮することにより表面側に大
きな凹凸模様を呈するよう形成できるから、極め
て能率よく手間を掛けずに化粧性の良好な表装材
を製造することを可能にするものである。
第1図は本発明に係る方法で製造した表装材を
一部切開して示す斜視図、第2図a〜dは同表装
材の製造工程を示す説明図である。 1:クツシヨンフオーム、2:表装材、3:裏
打材、4:接合個所。
一部切開して示す斜視図、第2図a〜dは同表装
材の製造工程を示す説明図である。 1:クツシヨンフオーム、2:表装材、3:裏
打材、4:接合個所。
Claims (1)
- 1 裏打材として熱収縮性を有する塩ビ、ビニロ
ン、ポリエステルその他各種の樹脂材を用い、こ
の裏打材と熱収縮性を持たない表皮材との間にク
ツシヨンフオームを介装させて三者を扁平状に積
層すると共にキルテイング状、網目状、縞模様状
等の所望なパターンに応じて一体接合した後、裏
打材を表皮材よりも相対的に狭面積に熱収縮させ
てクツシヨンフオームの膨出力に対抗可能な略扁
平状に保形し、その裏打材の抗張力でクツシヨン
フオームを表皮材側に押上げて膨出させるように
したことを特徴とする表装材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6377580A JPS56158680A (en) | 1980-05-14 | 1980-05-14 | Mounting material for seat, etc. and its manufacture |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6377580A JPS56158680A (en) | 1980-05-14 | 1980-05-14 | Mounting material for seat, etc. and its manufacture |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56158680A JPS56158680A (en) | 1981-12-07 |
JPH0236276B2 true JPH0236276B2 (ja) | 1990-08-16 |
Family
ID=13239076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6377580A Granted JPS56158680A (en) | 1980-05-14 | 1980-05-14 | Mounting material for seat, etc. and its manufacture |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56158680A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59192388A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-10-31 | パ−ル工業株式会社 | 表装方法 |
JPH0418476Y2 (ja) * | 1986-01-14 | 1992-04-24 | ||
JPS6319182A (ja) * | 1986-07-10 | 1988-01-26 | 西治毛織株式会社 | かさ高布 |
DE102008058219A1 (de) * | 2008-04-18 | 2009-10-29 | Johnson Controls Gmbh | Fahrzeugsitzbezug und Fahrzeugsitz |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4940661A (ja) * | 1972-08-22 | 1974-04-16 | ||
JPS52121463A (en) * | 1976-04-06 | 1977-10-12 | Emante Iriyouki Seisakushiyo K | Cushion or mattress and method of producing same |
-
1980
- 1980-05-14 JP JP6377580A patent/JPS56158680A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4940661A (ja) * | 1972-08-22 | 1974-04-16 | ||
JPS52121463A (en) * | 1976-04-06 | 1977-10-12 | Emante Iriyouki Seisakushiyo K | Cushion or mattress and method of producing same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56158680A (en) | 1981-12-07 |
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