JPH03136647A - 歯科陶材技工用パレット - Google Patents

歯科陶材技工用パレット

Info

Publication number
JPH03136647A
JPH03136647A JP1336364A JP33636489A JPH03136647A JP H03136647 A JPH03136647 A JP H03136647A JP 1336364 A JP1336364 A JP 1336364A JP 33636489 A JP33636489 A JP 33636489A JP H03136647 A JPH03136647 A JP H03136647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
porcelain
pallet
type
water
particle size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1336364A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0687863B2 (ja
Inventor
Yorimichi Kawasaki
川崎 従道
Hiroyuki Hino
日野 裕之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GC Corp
Original Assignee
GC Dental Industiral Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GC Dental Industiral Corp filed Critical GC Dental Industiral Corp
Priority to JP33636489A priority Critical patent/JPH0687863B2/ja
Priority to US07/500,992 priority patent/US5052926A/en
Priority to FR909004320A priority patent/FR2645432B1/fr
Priority to GB9007570A priority patent/GB2231566B/en
Priority to DE4011078A priority patent/DE4011078C2/de
Priority to CH1150/90A priority patent/CH682126A5/fr
Priority to BE9000382A priority patent/BE1003292A3/fr
Publication of JPH03136647A publication Critical patent/JPH03136647A/ja
Publication of JPH0687863B2 publication Critical patent/JPH0687863B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C19/00Dental auxiliary appliances
    • A61C19/005Devices for the manual mixing of small quantities of materials, e.g. trays for mixing dental porcelain

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Dental Preparations (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
  • Dental Prosthetics (AREA)
  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属焼付ポーセレン、ポーセレンジャケットク
ラウンなどのポーセレン冠の陶材技工に使用し、常時、
陶材泥を一定の稠度に保って陶材技工に快適に使用出来
る様にした歯科用陶材技工バレットに関するものである
〔従来の技術〕
従来より金属焼付ポーセレン冠、ポーセレンジャケット
クラウンなどのポーセレン冠の技工操作を行なう場合に
陶材混和用パレット上に使用する歯科用陶材粉を適当量
を分取し蒸留水または陶材専用練和液を適量加え、金属
製のへらなどで蒸留水または陶材専用練和液と陶材粉と
を混和し、−定の稠度のスラリー泥状にして筆や金属製
のへらなどで陶材泥を分取し、メタルフレームや模型上
に陶材泥を築盛し、焼成を行ない金属焼付ポーセレン冠
やポーセレンジャケットクラウンなどのポーセレン冠の
作成を行なっている。
従来はその陶材粉を蒸留水または陶材専用練和液と混合
して陶材泥とし、技工操作に使用するまで保存しておく
陶材混和用パレットとしては、ガラス板、テフロン板、
或いは表面にガラス質の釉を施した陶器板を使用してい
た。
しかるに金属焼付ポーセレン冠やポーセレンジャケット
クラウンなどのポーセレン冠を作成する場合、陶材混和
用パレット上に保存しである陶材泥は、泥に含まれてい
る蒸留水または陶材専用練和液が空気中に徐々に拡散し
て乾燥して行くので。
数分から10分程度で技工操作が出来ない程度に陶材泥
が凝集し、筆や金属製のへらで陶材泥を採ることが出来
なくなって了う。その為、再度蒸留水または陶材専用練
和液を適量加えて陶材泥を混和しなくてはならず、作業
が繁雑であり、また一定の稠度で技工操作が安定して出
来ず不便であった。
一部には何等かの方法により陶材練和面上の陶材に蒸留
水または陶材専用練和液を補給する陶材混和用パレット
も見受けられた。その一つとして、表面°にガラス質の
釉を施した陶器板の陶材練和面に孔を開けその孔にアル
コールランプの芯の様に綿の芯を通し、パレットの底面
より蒸留水または陶材専用練和液を浸透させる方式の陶
材混和用パレット(発明の名称、混合用トレー組立体、
特願昭54−42588)があるが、之は陶材練和面の
うち芯の周りだけに蒸留水または陶材専用練和液が浸透
するだけであり陶材泥全体が一定の稠度とならず、この
ことが技工作業上大きな欠点となっていた。
また、密閉したケース上面の陶器板の陶材練和面の一部
にガラス釉を掛けなかったり、或いは1閣程の孔を開は
注入口の水面高と陶材混和面との高さの差による水圧差
(落差)により蒸留水または陶材専用練和液が浸出する
様にした陶材混和用パレットも見受けられたが、之は注
入口の水面高と陶材混和面との高さの差による落差によ
り陶材混和面に蒸留水または陶材専用練和液を浸出させ
るので技工作業中にケースの水面高が変化しその結果水
圧が減少し陶材混和面への蒸留水または陶材専用練和液
の浸出が安定せず陶材泥が一定の稠度とならず、このこ
とが技工作業上大きな欠点となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに近年、通常の陶器製の陶材混和用パレットでパ
レット表面全体にガラス質の釉を掛けて表面を滑沢にし
てあったのをパレット上面の陶材を混和する部分だけを
釉を掛けず陶器質その侭の表面状態、つまり素焼きの状
態の侭として作製した陶材混和用パレットが作られた。
そしてそのパレットをプラスチックで出来たトレーの中
にスポンジを介在させて置き、トレー面より5閣程度蒸
留水または陶材専用練和液を溜めることにより、パレッ
ト底面よりスポンジを通して蒸留水または陶材専用練和
液がパレット本体へ吸収浸透され、パレット底面より釉
を掛けてないパレット上面の陶材混和部に水分が浸透し
て行く作用により、混和した陶材泥に蒸留水または陶材
専用練和液を補給させ、常に一定の稠度に保とうとする
工夫のある陶器製の陶材混和用パレットが見受けられた
しかしながら、この様な陶器製のパレットでは。
■単に陶器製のパレットの一部にガラス質の釉を掛けず
に素焼き状態にしたのみであるので表面が中心線表面粗
さで15mと非常に粗く、陶材泥をすくうときの筆の運
びが難しく、また筆もその表面を擦ることにより非常に
摩耗し易く実用に耐えない6 ■同様に表面が非常に粗い為、蒸留水または陶材専用練
和液と陶材粉を混和するのに用いる金属製のへらが陶器
表面により摩耗を起こし易く、陶材泥中に金属製へらの
摩耗粉やパレットの摩耗粉が混入し作製したポーセレン
冠の色調などが白濁する。
■旧来の陶器製の素材をその侭原料として使用している
ので、粒子の粒径が不揃いであり、粒度分布範囲が非常
に広く、その結果、陶器中の細孔径が不揃いになってお
り、パレット底面より陶材混和面への蒸留水または陶材
専用練和液の浸透が不安定となり、陶材泥の稠度が一定
になり難く、技工操作がし難い。
■同様に陶器中の細孔径が不揃いになっており。
細孔率がパレット中で部位により大きかったり少なかっ
たりしており、パレット中に細孔が均質に分散していな
いのでパレット中央部の陶材混和面に比較して両端の混
和面では蒸留水または陶材専用練和液の浸透が充分でな
く、稠度が一定にならず1度々混和を繰り返えす必要が
あり技工操作がし難い。
■長期間パレットを蒸留水などに浸しである場合、陶器
中の細孔径が大きいので陶材混和面などにカビが発生し
不衛生である。
■従来では陶器製パレットとケースとの間にスポンジを
置くことによりパレットへ水分を安定して浸透させるた
めの緩衝体としていたが、パレットをスポンジ上に置く
為、ケースからパレットが浮くので陶材泥を混和する場
合や、筆などで陶材泥を採る場合にパレットがぐらつき
易く技工操作がし難い。
という種々の解決し難い課題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上述した様な従来技術では技工操作をスピーデ
イ−に快適にポーセレン冠を作製することの出来なかっ
た課題を解決するため、従来から存在する透水性の陶材
技工用パレットの持つ細孔径の大きさが不揃いであり、
細孔の分布が一様でなく、表面粗さが大きいという欠点
を解消させたものであり、その結果、陶材泥混和時に金
属製へらの摩耗やパレットの摩耗も無く、また陶材泥分
取時の筆の運びも良く、筆も摩耗しない様に出来。
技工操作をスピーデイ−に快適に実施することを可能と
したものである。
即ち本発明は前記課題を解決し目的を達成するために、
入念に粒度調整を行なった骨材粒子の粒子径が1.0〜
30.OIImで、平均粒子径が1.5〜25.04か
ら成るアルミナ質系、アルミニウムシリケート質系、ム
ライト質系、コーデイライト質系、ジルコニア質系、磁
器質系などを用いて作製した多孔質セラミックスの平均
細孔径が骨材粒子間の空隙に由来し、且つ骨材粒子が焼
成時に粒成長しない様に焼成な行なうことにより、多孔
質セラミックスを構成する細孔径が決定されることを利
用している。
この様に作製された平均細孔径が0.5〜10.0μm
の範囲から成り細孔率で15〜65%の範囲から成る細
孔が一様に分散した多孔質セラミックスの陶材技工用パ
レットは、陶材混和面の中心線表面粗さが2.011m
以下と細かくなり、多孔質セラミックスの底面より毛細
管現象により蒸留水、或いは陶材専用練和液を浸透させ
るという性質を利用して陶材泥の稠度を一定に出来るこ
とを特徴としている。
上記の如く特許請求の範囲を限定した理由を以下に詳述
する。
之等の陶材技工用パレットの骨材粒子を平均粒子径で1
.5−未満に粒度調整したアルミナ質系。
アルミニウムシリケート質系、ムライト質系、コーデイ
ライト質系、ジルコニア質系、磁器質系などの粒子を使
用して作製した多孔質体セラミックスでは平均細孔径が
0.5−未満になり、之では細孔径が小さ過ぎて蒸留水
を使用するときには水分の浸透が遅くなる。蒸留水を使
用する場合には平均細孔径は0.5〜10−の範囲が良
い、また陶材専用練和液を使用するときには細孔径が小
さ過ぎると液成分中の水溶性高分子が多孔質セラミック
ス中に残って了い易く、陶材専用練和液の効果が少なく
なるので陶材専用練和液を使用する場合は平均細孔径は
1.0〜lO−の範囲が良い。
′また平均粒子径を25.0/aより大きく粒度JR整
した場合には平均細孔径がto4より大きくなり、この
場合は側孔の径の大きさが大きくなり、水の浸透も不均
一になり陶材泥の稠度を一定にし難い。
また、骨材粒子が平均粒子径で25.0pmより大きく
なるので、そ九によりパレットの表面粗さが粗くなり陶
材泥を分取する筆の運びも悪くなって来る。
従って陶材技工用パレットの材質を所望の粒度分布つま
り骨材粒子の粒子径が1.0〜30.0μmで平均粒子
径が1.5〜25.04に入念に粒度調整したアルミナ
質系、アルミニウムシリケート質系、ムライト質系、コ
ーデイライト質系、ジルコニア質系。
磁器質系の粒子を使用して作製した多孔質体セラミック
スの平均細孔径は0.5〜10戸に限定される。
陶材技工用パレットの材質として使用出来る多孔質セラ
ミックスは細孔率が15%未満では蒸留水或いは陶材専
用練和液の浸透が遅く実用的でない。
また65%より多い場合にはセラミックス中の腑1孔の
占める体積割合が大きく、それにより多孔質セラミック
スが脆くなって了い実用的でない。
従って陶材技工用パレットの材質として使用するアルミ
ナ質系、アルミニウムシリケート質系。
ムライト質系、コーデイライト質系、ジルコニア質系、
磁器質系粒子を使用して作製した多孔質体セラミックス
の細孔率は15〜65%に限定される。
更に、かびの発生を抑制するより効果的な方法として多
孔質セラミック中に抗菌性ゼオライトを添加することが
望ましい。抗菌性ゼオライトの好ましい構造としてはゼ
オライト中のイオン交換可能なイオンの一部または全部
をアンモニウムイオン及び抗菌性金属イオンで置換され
た形態を成している。本発明に於いて使用した抗菌性ゼ
オライトとしては天然ゼオライト及び合成ゼオライト何
れも用いることが出来、一般に3次元骨格構造を有する
アルミノシリケートであり一般式としてxMa7oO−
A1203・YSiO2・zH20で表示される。ここ
でMはイオン交換可能なイオンを表し通常は1または2
価の金属イオンである。
nは(金属)イオンの原子価である。X及びYはそれぞ
れの金属酸化物、シリカ係数、2は結晶水の数を表示し
ている。ゼオライトの具体例としては例えばA型ゼオラ
イト、X型ゼオライト、Y型ゼオライト、T型ゼオライ
ト、高シリカゼオライト、ソーダライト、モルデナイト
、アナルサイム。
クリノプチロライト、チャバサイト、エリオナイトなど
を挙げることが出来る。但し、之等に限定されるもので
はない。之等のゼオライトのイオン交換容量は、A型ゼ
オライトμme47g、 X型ゼオライト6.4meq
、g、 Y型ゼオライトS meqyg t T型ゼオ
ライト3.4meq7g+ ソーダライト11.5me
Q/gtモルデナイト2.6meQ7geアナルサイム
5ffle47gyクリノプチロライト2.6meq7
g、チャバサイト5I!eq7g、エリオナイト3 、
8meqzgであり、何れも抗菌性金属イオンでイオン
交換するに充分の容量を有している。本発明で用いる抗
菌性ゼオライトは上記ゼオライト中のイオン交換可能な
イオン、例えばナトリウムイオン、カルシウムイオン、
カリウムイオン、マグネシウムイオン、鉄イオンなどの
その一部または全部を抗菌性金属イオン、好ましくはア
ンモニウムイオン及び抗菌性金属イオンで置換したもの
である。抗菌性金属イオンの例としては、銀、銅、亜鉛
、ビスマス、またはタリウムのイオン、好ましくは銀、
銅、亜鉛のイオンを挙げることが出来る。抗微生物作用
を有するという観点から、上記抗菌性金属イオンはゼオ
ライト中に0.1〜15%含有されていることが適当で
ある。
銀イオン0.1〜15%及び銅イオン0.1〜8%含有
する抗菌性ゼオライトがより好ましい。一方、アンモニ
ウムイオンは、ゼオライト中に20%まで含有させるこ
とが出来るがゼオライト中のアンモニウムイオンの含有
量は0.5〜5%と、好ましくは0.5〜2%とするこ
とが該ゼオライトの変色を有効に防止するという観点か
ら適当である。尚1本発明において%とは110℃乾燥
基準の重量%を言う。
以下1本発明で用いる抗菌性ゼオライトの製造方法につ
いて説明する。例えば本発明で用いる抗菌性ゼオライト
、予め調整した銀イオン、銅イオン。
亜鉛イオン等の抗菌性金属イオン、好ましくは更にアン
モニウムイオンを含有する混合水溶液にゼオライトを接
触させて、ゼオライト中の交換可能なイオンと上記イオ
ンとを置換させる。接触は、10〜70℃、好ましくは
40〜60℃で3〜24時間、好ましくは10〜24時
間バッチ式または連続式(例えばカラム法)によって行
うことが出来る。尚上記混合水溶液のphは3〜10、
好ましくは5〜7に調整することが適当である。該調整
により銀の酸化物などのゼオライト表面または細孔内へ
の析出を防止出来るので好ましい、また混合水溶液中の
各イオンは、通常何れも塩として供給される0例えばア
ンモニウムイオンは、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニ
ウム、酢酸アンモニウム、過塩素酸アンモニウム、チオ
硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウムなど、銀イオン
は、硝酸銀、硫酸銀、過塩素酸銀、酢酸銀、ジアンミン
銀硝酸塩、ジアンミン銀硫酸塩など、銅イオンは硝酸銅
(■)、過塩素酸銅、酢酸銅、テトラシアノ銅酸カリウ
ム、硫酸銅など、亜鉛イオンは硝酸亜鉛(■)、硫酸亜
鉛。
過塩素酸亜鉛、チオシアン酸亜鉛、酢酸亜鉛など。
ビスマスイオンは、塩化ビスマス、ヨウ化ビスマスなど
、タリウムイオンは、過塩素酸タリウム。
硫酸タリウム、硝酸タリウム、酢酸タリウムなどを用い
ることが出来る。
ゼオライト中のアンモニウムイオンなどの含有量は前記
混合水溶液中の各イオン(塩)の濃度を調節することに
よって適宜制御することが出来る。
例えば抗菌性ゼオライトがアンモニウムイオン及び銀イ
オンを含有する場合、前記混合水溶液中のアンモニウム
イオン−度を0.2M/Q〜2.5M/Q、銀イオン濃
度を0.002M / fi〜0.15M/Rとするこ
とによって適宜アンモニウムイオン含有量0.5〜5%
、銀イオン含有量0.1〜5%の抗菌性ゼオライトを得
ることが出来る。また抗菌性ゼオライトが更に銅イオン
、亜鉛イオンを含有する場合、前記混合水溶液中の銅イ
オン濃度は0.1M/fi〜0.85M/fi、亜鉛イ
オン濃度は0.15M/Q〜1.2M/Qとすることに
よって適宜銅イオン含有量0.1〜8%、亜鉛イオン濃
度含有量0.1〜8%の抗菌性ゼオライトを得ることが
出来る。
本発明に於いては、前記の如き混合水溶液以外に各イオ
ンを単独で含有する水溶液を用い、各水溶液とゼオライ
トとを逐次接触させることによってイオン交換すること
も出来る。各水溶液中の各イオンの濃度は前記混合水溶
液中の各イオン濃度に準じて定めることが出来る。
イオン交換が終了したゼオライトは、充分に水洗した後
乾燥する。乾燥は、常圧で105〜115℃、または減
圧(1〜30torr)下70〜90℃で行うことが好
ましい、尚、鉛、ビスマスなど適当な水溶性塩類の無い
イオンや有機イオンのイオン交換は、アルコールやアセ
トンなどの有機溶媒溶液を用いて菫溶性の塩基性塩が析
出しないように反応させることが出来る。
之等の抗菌性ゼオライトの多孔質セラミック100重量
部に対する添加量は0.005〜15重量部が良く、更
に好ましくは、 0.01〜5重量部が適当である。添
加量が0.005重量部未満であると、かびに対する効
果が少なく湿気のあるところにパレットを長期間放置す
るとかびが発生して不衛生である。
また、添加量が15重量部を超えるとかびに対する効果
はあるもののパレットの成形が出来難く、出来た場合も
パレットの強度が低下し、赤褐色に変色するので使用出
来ない。
次ぎに製造方法に就いて説明する。
原料としては、アルミナ質系では骨材粒子としてアルミ
ナ粉(U2O3) 、結合材としてアルミナ質ガラス;
アルミニウムシリケート質系では骨材粒子として磁器シ
ャモット、結合材としてガラス質フラッグス;ムライト
質系では骨材粒子としてムライト(3A12zO3・2
SiO,) 、石英(sio、) 、結合材として灰長
石;コーデイライト質系では骨材粒子としてコーデイラ
イト粉(2Mg0・2All、035SiO*)−結合
材としてカリ長石とアルミナ質ガラス;ジルコニア質系
では骨材粒子として電融ジルコニア粗粉(ZrO,) 
、結合材としてジルコニア微粉;磁器質系では骨材粒子
として磁器シャモット、結合材としてガラス質フラック
ス;を使用する。
そして各セラミックスの骨材粒子を所望の粒子径の範囲
つまり1粒子径が1.0〜30.011m、平均粒子径
が1.5〜25.0.どなる様に振動篩い、空気分級装
置、水筆などの手段を用いて入念に粒度調整をし、同様
な方法で粒度調節をした各セラミックスの結合材と水ガ
ラス、デキストリン、ポリビニルアルコールなどの結合
助剤を5〜30部混合して坏土を作り、これを金型など
に入れて成型し、型より取り出し生型とする。湿式成型
の場合は同様の混合比率にて更に水を加えスラリー状と
し石膏型に注入、乾燥し、型より取り出して生型とする
抗菌性ゼオライトを添加する場合は上記の各セラミック
と結合材を結合助剤とともに混合する際、所定の量を充
分分散させて添加する。
以上の方法にて成型された生型に就いて成型助剤などの
有機成分を充分焼却した後、平均細孔径が0.5〜10
−から成る微細で均質な細孔をセラミックス中に細孔率
で15〜65%の範囲で一様に分散した多孔質セラミッ
クスとなる様に1000〜1400℃の範囲で焼却を行
ない製品とする。
焼成温度が1400℃を超すと骨材粒子が焼成時に粒成
長して了い骨材粒子間の空隙が小さくなり、平均細孔径
も小さくなり過ぎ蒸留水或いは陶材専用練和液の浸透も
悪くなり好ましくない6逆に焼成温度が1000℃未満
では骨材粒子同志の融着が充分に起こらず焼成さ九た多
孔質セラミックスが脆くなって了い実用的でない。
従って陶材技工用パレットの材質として使用するアルミ
ナ質系、アルミニウムシリケート質系。
ムライト質系、コーデイライト貿系、ジルコニア質系、
磁器質系の粒子を使用して多孔質体セラミックスを焼成
する温度は1000℃から1400℃に限定される。
以上の条件で作製された多孔質セラミックス体により作
製された歯科陶材技工用パレットをプラスチックで出来
たトレー中に置き、トレー面より2m程蒸留水或いは陶
材専用練和液が溜まる様にすると数十秒で陶材混和面に
蒸留水或いは陶材専用練和液が毛細管現象により陶材混
和面に均一に浸透し混和した陶材泥を一定の稠度に保つ
ことが出来る。またパレットとトレーとの間にスポンジ
を介在させなくても良いのでパレットがぐらつかない。
密閉したケースの注入口の水面高を陶材混和面より高く
し、落差により密閉したケースの陶材混和面より蒸留水
や陶材専用練和液を浸出させる方式の陶材技工用パレッ
トでは落差により陶材混和面に蒸留水や陶材専用練和液
を浸出を計って塾)るので技工作業中にケースの注入口
の水面高が変化するから、それにより水圧が減少し陶材
混和面への蒸留水や陶材専用練和液の浸出が安定せず陶
材泥が一定の稠度にならず技工操作上大きな欠点となっ
ていた。
〔実施例〕
以下に実施例により本発明を更に具体的に説明する。な
お、斯かる実施例は単なる例示に過ぎず、本発明は之等
に限定されるものではない。
各実施例は、アルミナ質系では骨材粒子としてアルミナ
粉、結合材としてアルミナ質ガラス;アルミニウムシリ
ケート質系では骨材粒子として磁器シャモット、結合材
としてガラス質フラックス;ムライト質系では骨材粒子
としてムライト、石英、結合材として灰長石;コーデイ
ライト質系では骨材粒子としてコーデイライト粉、結合
材としてカリ長石とアルミナ質ガラス;ジルコニア質系
では骨材粒子として電融ジルコニア粗粉、結合材として
ジルコニア微粉;を使用し、骨材粒子を所望の粒度分布
、つまり粒子径が1.0〜30.OIsで平均粒子径が
1.5〜25.0−に入念に粒度調整し、水ガラス、デ
キストリン、ポリビニルアルコールなどの結合助材と混
合して、坏土を造り、之を型に入れて成型する。以上に
より成型された生型に就いて成型に用いた有機バインダ
ーなどを充分焼却した後、焼成を行なって製品とする。
評価項目と評価方法は次ぎの通りである。
透水性試験は、各セラミックス素材で造られた試験体(
寸法100 X 100 X 10+m+)をプラスチ
ックトレー中に置き、試験体が約2膿程浸かる様に蒸留
水または陶材専用練和液を満たし、1分間放置後、試験
体上面に蒸留水または陶材専用練和液が浸透して行くか
どうかを目標により相対評価した。
試験体の表面粗さに就いては試験体の陶材混和面の表面
粗さを接触式表面粗さ測定装置にて中心線平均粗さを測
定した。
試験体の平均細孔径と細孔率に就いては試験体を水銀圧
入式のポロシメーターにより測定した。
平均細孔径に就いては細孔を円筒径と仮定し。
全細孔容積を細孔比表面積により割算したものを平均細
孔径とした。細孔率に就いては試験体に水銀が圧入され
た細孔容積を試験体の体積で割った値を細孔率とした。
カビの発生に就いては透水性試験で用いた試験体をその
侭り7℃、湿度lOO%のデシケータ−中に1週間保管
し、試験体上面のカビ発生の有無を目視にて観察した。
陶材への摩耗粉の混入に就いては試験体の陶材混和面に
て金属焼付用ポーセレンの透明陶材粉と蒸留水または陶
材専用練和液とを適量分取し、金属製のへらにて1分間
良く混和した陶材泥を陶材焼成用のパラジウム箔上に載
せ、良く水分を取去った後、適法に従い、歯科技工用電
気炉にて焼成を行ない、目視により焼成された金属焼付
ポーセレン透明陶材の白濁の度合いをiIImし評価を
行なった。
細孔分布の均質度に就いては乾燥した試験体上にスポイ
トにてインクを滴下し、インクの拡がつた径を試験体の
中央部と両端部とで相対評価した。
アルミナ質系では骨材粒子としてアルミナ粉。
結合材としてアルミナ質ガラスを使用して作製した多孔
質体セラミックスを使用した場合(実施例1−1.1−
2.1−3.1−4.1−5) 、アルミニウムシリケ
ート質系では骨材粒子として磁器シャモット、結合材と
してガラス貿フラックスを使用して作製した多孔質体セ
ラミックスを使用した場合(実施例2−1.2−2) 
、ムライト質系では骨材粒子としてムライト・石英、結
合材として灰長石を使用して作製した多孔質体セラミッ
クスを使用した場合(実施例3−1.3−2.3−3)
、コーデイライト質系としては骨材粒子としてコーデイ
ライト粉、結合材としてカリ長石とアルミナ質ガラスを
使用して作製した多孔質体セラミックスを使用した場合
(実施例4−1.4−2.4−3)、ジルコニア質系で
は骨材粒子として電融ジルコニア粗粉、結合材としてジ
ルコニア微粉を使用して作製した多孔質体セラミックス
を使用した場合(実施例5−1.5−2)、透水性もあ
り、平均細孔径も0.5〜101Mと小さく、細孔率も
15〜65%であり蒸留水または陶材専用練和液の浸透
も一定であった。また中心線表面粗さも0.9〜2.5
−と細かく、陶材技工時の筆の運びも良く、またそれに
より筆の摩耗も殆ど無かった。
実施例6〜10は多孔質セラミックに抗菌性ゼオライト
を添加して作製した歯科陶材用技工バレットの例である
。実施例6,7,8,9,10はそれぞれ多孔質セラミ
ックとしてアルミナ質系、アルミニウムシリケート質系
、ムライト質系、コーデイライト質系、ジルコニア質系
を用いて試作したものであり、実施例6,7には抗菌性
ゼオライトとしてA型ゼオライトを添加し、実施例8,
9には抗菌性ゼオライトとしてX型ゼオライトを添加し
た例である。また、実施例10はA型ゼオライトとX型
ゼオライトの2種の抗菌性ゼオライトを添加した例であ
る。之等は何れも抗菌性ゼオライトの添加量が特許請求
の範囲内であるので全ての評価項目において全く問題と
なる点は無かった。その上、実施例1〜5の抗菌性ゼオ
ライトが添加されでいない歯科陶材用技工バレットに比
べて更にかびに対しては優れた効果を発揮した。
次表から明らかな様に歯科陶材技工用パレットの材質が
従来のガラス、テフロン、全面ガラス質の釉を掛けた陶
器(比較例1,2.3)では、材質に透水性が無く、カ
ビの発生、陶材への摩耗粉の混入は無いが水分の補充が
出来ないので陶材泥を常に一定の稠度に保つことは不可
能で技工操作がし難くかった。
陶材混和面にのみ一部ガラス質の釉を掛けてない材質(
比較例4)では、材質に透水性は有るが平均細孔径が2
0Ilaと大きく、蒸留水または陶材専用練和液の浸透
が一定になり難かった。また表面粗さも154と粗く、
技工操作時の筆の運びも悪く。
またそれにより筆の摩耗も多く、カビの発生、陶材への
摩耗粉の混入も有り技工操作がし葉かった。
平均粒子径が0.8−で1粒度分布が0.6〜0.9゜
の多孔質セラミック(比較例5)では1表面粗さも0.
5/aと細かい、また透水性は有るが平均細孔径が0.
3μmと小さく、水の浸透が遅く実用的でない。カビの
発生、陶材への摩耗粉の混入は無かった。
水圧差により蒸留水または陶材専用練和液を浸出させる
方式の陶材練和面を多孔質にした場合(比較例6)では
透水性は有るが静水圧の差により水の浸出が一定せず、
また表面粗さも15/Jaと粗く、技工操作時の篩の運
びも悪く、またそれにより筆の摩耗も多く、カビの発生
、陶材への摩耗粉の混入も有り好ましくない。
同じ方式で陶材練和面に1mの孔を開けた場合でも静水
圧の差により蒸留水または陶材専用練和液は浸出するが
、静水圧の差により蒸留水または陶材専用練和液の浸出
が一定せず、また蒸留水または陶材専用練和液が浸出す
る孔の周りの部分に蒸留水または陶材専用練和液が過度
に浸出するので陶材泥を常に稠度に保つことは難しい。
また孔に陶材粉が溜って了いパレットを清掃し難い(比
較例7)。
表面にガラス質の釉を施した陶器板の陶材練和面に孔を
σ8けその孔にアルコールランプの芯の様に綿の芯を通
し、パレットの底面より蒸留水または陶材専用練和液を
浸透させる方式では、陶材練和面の中で芯の周りだけに
蒸留水または陶材専用練和液が浸透するだけであり、陶
材泥全体が一定の稠度とならず好ましくない。また芯の
部分に陶材粉が溜って了いパレットを清掃し難い(比較
例8)。
細孔率が70%の多孔質セラミックス(比較例9)では
透水性は有るがセラミックスが脆く、陶材ヘセラミック
スが混入し好ましくない。
細孔率が15%の多孔質セラミックス(比較例10)で
は透水性は有るが蒸留水または陶材専用練和液の浸透が
遅く実用的でない。
比較例11〜15は抗菌性ゼオライトの多孔質セラミッ
クに対する添加量を規定するために行った例である。比
較例11と13はそれぞれ抗菌性ゼオライトとしてA型
ゼオライトとX型ゼオライトの多孔質セラミックに対す
る添加量が特許請求の範囲から少ない方に逸脱した例で
ある。抗菌性ゼオライトの添加量が少ないとかびに対す
る効果が劣る。
比較例12と14は逆に抗菌性ゼオライトの添加量が特
許請求の範囲から多い方に逸脱した例である。
抗菌性ゼオライトの添加量が多いとかびに対する効果は
極めて優秀であるが、抗菌性ゼオライトが焼結に関与し
ないので歯科陶材用技工バレットの表面の中心線平均粗
さが太きくざらついて使用しずらく、またゼオライトの
溶融物によって透水性が落ち、更に抗菌性ゼオライトに
含有されている金属イオンの赤褐色が歯科陶材用技工バ
レットに着色する。比較例15はそれぞれの添加量が特
許請求の範囲内のA型ゼオライトとX型ゼオライトの2
種の抗菌性ゼオライトが添加されている例であるが2種
合計の添加量が特許請求の範囲から多い方に逸脱してい
るのでかびに対する効果は極めて優秀であるものの、歯
科隋材用技エバレットの表面がざらついて使用しずらく
、また透水性も落ち、更に抗菌性ゼオライトに含有され
ている金属イオンの発色が歯科陶材用技工バレットに見
られた。
尚、実施例に就いてはアルミナ質系、アルミニウムシリ
ケート質系、ムライト質系、コーデイライト質系、ジル
コニア質系の各セラミック素材で造られた例について示
すが、セラミック素材の組成の違いによって性能の差は
無く、他のセラミック素材でも平均細孔径が0.5〜1
0声、細孔率が15〜65%で微細で均質な細孔を一様
に分散させた多孔質体セラミックスであれば同様の性能
を示す。
その結果を第1表ないし第4表に示す。
表中、透水性試験では ×は透水性なし、 ムは透水性は有るが安定しない、 Δは透水性は有るが浸透が精々遅い、 0は透水性良好 を示す。
カビ発生の有無では Xはカビ発生あり 0はカビ発生なし Oは極めて長時間カビ発生なし を示す。
陶材の白濁は Xは白濁あり 0は白濁なし を示す。
細孔分布の均質度は Xは試験体の中央部と両端で差あり 0は試験体の中央部と両端部で差な 細孔なしは試験体中に細孔がない ことをを示す。
し 以下余白 〔発明の効果〕 本発明に係る透水性歯科陶材技工用パレットは従来の歯
科用パッレトの種々の欠点を一掃したものであり、即ち
本発明に係る透水性歯科陶材技工用パレットは、平均細
孔径が0.5〜10Imで、細孔率が15〜65%のと
いう微細で均一な細孔径分布の特性を有する多孔質体セ
ラミックスを使用して作製することにより、 ■透水性歯科陶材技工用パレットは、アルミナ質系、ア
ルミニウムシリケート質系、ムライト質系、コーデイラ
イト質系、ジルコニア質系。
磁器質系などの材質で所望の粒度分布、つまり粒子径が
1.0〜30.0.mで平均粒子径が1.5〜25.0
−となる様に入念に粒度調整したことにより多孔質体セ
ラミックスの平均細孔径が0.5〜10/jの範囲にな
り、細孔率が15〜65%の範囲から成る微細で均質な
細孔が多孔質体セラミックス中に一様に分散し、之によ
りパレット表面の表面粗さを細かくすることが出来、陶
材泥をすくう筆の運びもスピーデイ−になり、また筆も
パレット表面に擦っても摩耗が殆んど無くすることが出
来た。
■上記の素材で造られた透水性歯科陶材技工用パレット
の陶材混和面の中心線表面粗さが2.0声以下と細くな
ったことにより、蒸留水または陶材専用練和液と陶材粉
とを混和するのに用いる金属製のへらがパレット表面に
よって摩耗を起こし難くなり、陶材泥中に金属製のへら
の摩耗粉やパレットの摩耗粉の混入が起こらず、作製し
た陶材冠の色調などが白濁しない、従って審美性に勝れ
たポーセレン冠を作製することが可能となった。
■上記の材質を用いることにより微細で均質な細孔がセ
ラミックス中に一様に分散しているので、パレット底面
より陶材混和面へ蒸留水または陶材専用練和液の浸透が
安定化し混和した陶材泥の稠度が一定になり、技工操作
がし易くなった。
■上記の材質を用いることにより微細で均質な細孔がセ
ラミックス中に一様に分散しているので、両端の混和面
でも上記の材質を用いることにより微細で均質な細孔が
セラミックス中に一様に分散しているので両端の混和面
でも蒸留水または陶材専用練和液の浸透が安定し、陶材
泥の稠度が一定になり度々陶材泥を混和する必要が無く
なり微細さを必要とする陶材の築盛操作に打ち込むこと
が出来る。
■上記の材質を用いることにより細孔の粒径が微細なた
め、陶材技工用パレットを蒸留水または陶材専用練和液
に浸しである場合でも陶材混和面などにカビが発生しな
くなり、不衛生でなくなった。更に、かびに対して極め
て長時間効果を得るためには抗菌性ゼオライトを用いる
と良い。
■上記の材質を用いることによりパレット内への蒸留水
または陶材専用練和液の浸透が従来の陶器製のものに比
較して速くなり、また細孔が均等に分布している為、従
来陶器製のパレットでは必要であったスポンジが不必要
となりパレットがぐらつかなくなり陶材技工がし易くな
った。
この様に本発明に係る透水性歯科用陶材技工バレットは
、従来の歯科用パレットの種々の欠点を一掃したもので
あり、技工操作をスピーデイ−に快適にポーセレン冠の
製作に用いることにより快適な技工操作を行なうことを
可能にしたので歯科分野の発展に寄与する所が非常に大
きなものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 粒子径が1.0〜30.0μmで平均粒子径が1.
    5〜25.0μmであるアルミナ質系、アルミニウムシ
    リケート質系、ムライト質系、コーデイライト質系、ジ
    ルコニア質系および磁器質系の群から選ばれた1種また
    は2種以上から成り、その細孔率が15〜65%であり
    、平均細孔径が0.5〜10μmである微細で均質な細
    孔が一様に分散されている多孔質セラミックスから成る
    ことを特徴とする透水性歯科陶材技工用パレット。 2 パレットの陶材混和面の中心線表面粗さが2.0μ
    m以下である請求項1に記載の透水性歯科陶材技工用パ
    レット。 3 孔質セラミックスの材質の粒子径が1.0〜30.
    0μmで平均粒子径が1.5〜25.0μmから成るア
    ルミナ質系、アルミニウムシリケート質系、ムライト質
    系、コーデイライト質系、ジルコニア質系、磁器質系か
    ら選ばれた1種または2種以上から成る請求項1、請求
    項2に記載の透水性歯科陶材技工用パレット。 4 多孔質セラミック中に抗菌性ゼオライトが添加され
    ていることを特徴とする請求項1〜3に記載の透水性歯
    科陶材技工用パレット。 5 抗菌性ゼオライトの多孔質セラミックに対する添加
    量が多孔質セラミック100重量部に対して0.005
    〜15重量部であることを特徴とする請求項1〜4に記
    載の透水性歯科陶材技工用パレット。
JP33636489A 1989-04-05 1989-12-27 歯科陶材技工用パレット Expired - Fee Related JPH0687863B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33636489A JPH0687863B2 (ja) 1989-04-05 1989-12-27 歯科陶材技工用パレット
US07/500,992 US5052926A (en) 1989-04-05 1990-03-29 Pallet for handling dental porcelain materials
FR909004320A FR2645432B1 (fr) 1989-04-05 1990-04-04 Palette de manipulation de matieres de porcelaine dentaire
GB9007570A GB2231566B (en) 1989-04-05 1990-04-04 Pallet for handling dental porcelain materials
DE4011078A DE4011078C2 (de) 1989-04-05 1990-04-05 Palette zur Handhabung von Zahnporzellanmaterialien
CH1150/90A CH682126A5 (ja) 1989-04-05 1990-04-05
BE9000382A BE1003292A3 (fr) 1989-04-05 1990-04-05 Palette de manipulation de materiaux de porcelaine dentaire.

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-84643 1989-04-05
JP8464389 1989-04-05
JP33636489A JPH0687863B2 (ja) 1989-04-05 1989-12-27 歯科陶材技工用パレット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03136647A true JPH03136647A (ja) 1991-06-11
JPH0687863B2 JPH0687863B2 (ja) 1994-11-09

Family

ID=26425637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33636489A Expired - Fee Related JPH0687863B2 (ja) 1989-04-05 1989-12-27 歯科陶材技工用パレット

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5052926A (ja)
JP (1) JPH0687863B2 (ja)
BE (1) BE1003292A3 (ja)
CH (1) CH682126A5 (ja)
DE (1) DE4011078C2 (ja)
FR (1) FR2645432B1 (ja)
GB (1) GB2231566B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5543180A (en) * 1993-05-27 1996-08-06 Ingersoll-Rand Company Moisture resistant ceramic igniter for a burner
GB9819303D0 (en) * 1998-09-05 1998-10-28 Dynamic Ceramic Limited Material
US6303183B1 (en) 1999-11-08 2001-10-16 Aos Holding Company Anti-microbial porcelain enamel coating
US6267590B1 (en) 1999-11-24 2001-07-31 Agion Technologies, Llc Antimicrobial dental products
DE10341985A1 (de) * 2003-09-08 2005-03-31 Dentaurum J.P. Winkelstroeter Kg Kieferorthopädisches Befestigungselement
NO327431B1 (no) * 2006-09-08 2009-06-29 Yara Int Asa Fremgangsmate og anordning for fangst av platinagruppeelementer

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1278153A (en) * 1917-11-17 1918-09-10 Samuel L Jefferies Dental mixing-slab.
US1539428A (en) * 1924-05-02 1925-05-26 Romaine Theodore Dental mixing slab
US1980533A (en) * 1932-06-27 1934-11-13 Clifford S Kile Dental mixing slab
US1982155A (en) * 1933-04-04 1934-11-27 Earman John Burke Dental slab
US1993450A (en) * 1933-11-10 1935-03-05 Samuel Lowry Henry Mixing plate for cements, artificial enamels, and medicaments
US3966094A (en) * 1975-04-17 1976-06-29 Sheppard M Egan Mixing support for castable material
US4180159A (en) * 1978-04-13 1979-12-25 Asami Tanaka Mixing tray assembly
US4812119A (en) * 1987-06-23 1989-03-14 Hewitt William B Method of mixing dental impression materials and device therefor
DE3733799A1 (de) * 1987-09-25 1989-04-06 Renfert Gmbh & Co Keramikplatte zum anmischen fuer dentale zwecke

Also Published As

Publication number Publication date
DE4011078C2 (de) 1999-03-18
GB9007570D0 (en) 1990-05-30
DE4011078A1 (de) 1990-10-11
JPH0687863B2 (ja) 1994-11-09
FR2645432A1 (fr) 1990-10-12
FR2645432B1 (fr) 1992-07-31
US5052926A (en) 1991-10-01
GB2231566B (en) 1993-07-21
BE1003292A3 (fr) 1992-02-18
CH682126A5 (ja) 1993-07-30
GB2231566A (en) 1990-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4610832A (en) Process for preparing a ceramic foam
JPS5834006A (ja) フイルタ構体とその製法およびこれを用いた限外濾過装置
US5618762A (en) Light-weight antibacterial ceramic and antibacterial ceramic filter
EP0097114A2 (de) Filtermedium zur Filtration von schmelzflüssigen Metallen
CZ303033B6 (cs) Kompozitní materiál s porézní anorganicko-nekovovou matricí a druhým materiálem, zpusob prípravy tohoto kompozitního materiálu, použití tohoto kompozitního materiálu, vícevrstvý tvárený díl obsahující tento kompozitní materiál a zpusob výroby tohoto
US4294635A (en) Process for making glazed ceramic ware
DE2531162C3 (de) Gebrannter, poröser Gegenstand und Verfahren zu seiner Herstellung
JP3247952B2 (ja) 軽金属用フィルター
JPH03136647A (ja) 歯科陶材技工用パレット
US20220402830A1 (en) Process for Treating a Porous Dental Zirconia Block with Coloring Solutions
JPH08310881A (ja) 多孔質焼結体及びその製造法
EP0127575B1 (de) Werkstoff, Verfahren zu seiner Herstellung und Verwendung des Werkstoffes
US4622057A (en) Process for making thick-walled ceramic bodies from synthetic micas
DE962595C (de) Giessform fuer Formkoerper, insbesondere aus keramischem Rohmaterial
JPH0735270B2 (ja) ガラスのイオン交換処理方法
CN109053218A (zh) 一种污水处理用泡沫陶瓷过滤器及其制备方法
DE3873542T2 (de) Gasdurchlaessiger poroeser koerper, dessen herstellung sowie druckgiessform.
JP2766464B2 (ja) 耐酸性多孔質アルミナ焼結体及びその製造方法
JPH0826851A (ja) セピオライト質多孔質焼結体及びその製造法
JP2922703B2 (ja) セラミックス製印鑑及びその製造方法
DE460339C (de) Verfahren zur Herstellung von besonders wirksamen Filterkoerpern zur Reinigung von Fluessigkeiten
JPH0523807B2 (ja)
SU806638A1 (ru) Состав дл изготовлени фильтрую-щЕй КЕРАМиКи
SU142638A1 (ru) Способ получени фильтровального порошка
JP3096930B2 (ja) リン酸カルシウム多孔質セラミックスの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees