JPH03136613A - 仏壇 - Google Patents

仏壇

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JPH03136613A
JPH03136613A JP2242944A JP24294490A JPH03136613A JP H03136613 A JPH03136613 A JP H03136613A JP 2242944 A JP2242944 A JP 2242944A JP 24294490 A JP24294490 A JP 24294490A JP H03136613 A JPH03136613 A JP H03136613A
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Masasuke Hotsuta
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、仏壇の厨子内に障子状の覆板を設けかつ覆板
を厨子の扉とともに自動開閉させることにより、仏壇の
荘厳性を高めかつ操作を簡易化した仏壇に関する。
(従来の技術) 従来、仏壇には、基体を昇降させることによりその背景
を変化させるものが提案されているが(実願昭57−1
2958号公報)、この基体は仏像の背部に巻き上げ、
巻き下ろし可能に形成されており、仏像等自体を覆うも
のではなかった。
また、厨子の前面に2つの扉を設けたものも公知である
。(特公昭52−20787号公報)そして、この特公
昭52−20787号公報に示された仏壇は、第17図
に示すように、厨子を5aによって開閉させるとともに
、厨子内の安置台すを内の屏cによって開閉可能とした
2重扉となっていた。
(発明が解決しようとする問題、α) しかしながら、この公知の特公昭52−20787号に
示すものは、前記内の扉Cが、厨子内の安置台すを囲ん
で円弧状となっており、しかも厨子内部で移動するスラ
イド扉であり、更に内の扉Cは、4分の1円弧、即ち9
0°の挟み角度を有する円弧状の扉として形成されてい
る。従うで、安置台すの解放のためには、該Jj%cは
約90°程度、移動しなければならず、このため扉Cを
案内する溝は、安置台すを囲む略円形となってしまう。
その結果、厨子の裏側にも案内溝を設置することになり
、厨子の奥行き寸法が大となって該厨子の平面は略正方
形となってしまう。又このような厨子を収容する仏壇も
奥行きが深く大形化することにもなる。このことは、外
形寸法を一定とするとき、厨子内で周回する扉Cにより
開閉される安置台すの寸法は小さなものとなり、安置す
るご本尊とのバランスを悪くする。さらに公知の特公昭
52−20787号(第17図に示す)のものでは、前
記内の扉Cを閉じたときにも、厨子自体の背板dは、扉
Cと厨子の内壁を通って外部から看取でさ、さらに内の
Scの開放は、安置台すのみの開放であることと相まっ
て、扉cの開閉に伴なう荘厳性を高めえない。
そこで、本発明は厨子の内部に横方向に障子状に往復動
しうる覆板を、往復開閉手段により開閉可能とし、受茶
羅、仏像等の前方部を厨子のが体とともに2重に開閉す
ることによって、見映えを高め仏壇の荘厳性を増すとと
もに、自動開閉可能とすることにより、取り扱いを容易
とする仏壇の提供を目的としている。
(問題前を解決するための手段) 本発明の特徴とする構成は、仏壇の本体部Aの前面に両
開きの外の扉体24.24を取り付け、かつ前記本体部
A内に設ける厨子Bの前面に該厨子Bの両側縁で回動可
能に支持されかつ折り畳み戸状をなす両開きの内の扉体
3.3を取り付けるとともに、横方向しかも略一直線に
延びしかも前記厨子の天井部に形成したがイド70によ
り上方が案内され、互いに反対方向に往復移動するとと
もに往行による向き合う内端縁の当接とともに厨子B背
部の背板を遮蔽できしかも復行に際して外端縁が前記内
の扉体3の支持、σに1を横方向にこえる位Jで移動す
る左右一対の覆板9.9を前記厨子B内にかつ前記内の
扉体3の支持点に1内方に位置させて配設する一方、電
動11mにより移動する走行体15を兵え、該走行体1
5を前記覆板9に結合して覆板9に前記往復移動させる
往復開閉手段11を設け、しかも前記内の扉体3を電動
11mによMl!rR可能としてなるところにある。
以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
図において、仏f!11は本体部Aの前面に両開きの外
の扉体24.24を設け、又本体部A内の厨子Bの前面
に両開きの内の扉体3.3を取り付けるとともに、前記
厨子Bには一対の覆板9.9を設ける。該覆板9.9は
、〃イド70を用いて案内され、横方向に先端縁が往復
移動でき、往行によって厨子B背部の背板7を遮蔽する
ものとなっており、前記覆板9.9を電動俺瞳を有する
往復開閉手段11に連係し、さらに必要に応じて該電動
PIimと前記内の扉体3.3を開閉する電動機Mとを
制御する制御装置を臭えている。
仏壇1は、前記のごとく、本体部Aの内部に厨子Bを納
装するとともに、本体部Aの上面には上覆箱Cが設けら
れ、又その下面には引き出し等を適宜設ける下覆い箱り
が嵌着される。又本体部Aは、上I!21と下板22と
の開に、前記厨子Bの背板7と共用して該背板7から上
下に延びる後部の板を背面とし、又両側縁に側板23.
23を設け、前面を開放した箱状体がらなる、又、前面
の開放部には両開き状に手開きでき、かつ折り畳みうる
前記外の扉体24を枢支している。
前記厨子Bは、その上下に、上板21、下板22の約半
分長さ程度の奥行外寸法を有しかつ背板7、側板23.
23にその側縁、背縁が当接するとともに前縁に、両[
111端を円弧とした突起部27.27を設けた天井板
25と底板26とを兵える。又底板26と下板22との
間には下壁29を設け、かつ又天井板25には、上端が
上板21下面に接する上壁30を付設することにより、
上壁30、上板21、天井板25により囲まれる空間3
1を天井板25上部に形成する。なお、天井板25の下
面には、その前縁に沿いかつ前縁から控えた位置に、前
記内の扉体3の背面上縁がその閉止時に当接する垂壁2
8を垂下させる。又天井板25と底板26との開には、
その1部に、柱板35を立設することによって、厨子B
を形成する。なお本例では、柱板35には、向き合う内
端縁が互いに当接することにより、厨子B背部の背板7
を遮蔽しうる前記覆板9.9遊挿用の間隙36を設ける
ことによって、柱板35を前柱片33と後柱片34とに
区別する。
厨子Bの前面両側縁、即ち前柱片33の前縁には、前記
内の扉体3が取り付けられる。
内の扉体3は、外扉片5と該外扉片5を一側縁で内折り
自在に枢支する内扉片4とを兵えた折り畳み戸状をなし
、内扉片4の他側縁を、前柱片33の前縁邪の支持点K
l(第9ないし第12図に示す)で蝶着する(なお支軸
を用いて前記天井板25、底板26とで枢着することも
できる)、又内の扉体3は、前記垂壁28に当接し、前
記突起部27に沿い前方にやや中膨らみに厨子Bを閉止
でき、又内の扉体3は、第9図ないし第12図に示すよ
うに、前記閉じた状態Y1と、内扉片4が前記柱板35
とほぼ垂直となり、かつ外扉片5が内扉片4に対して鈍
角で交わる開いた状!!Y2との闇で開閉する。
前記覆板9.9は本例では、矩形体であり、その上縁に
添設した取り付は金具62の両端に、第4図に詳ホする
ごとく、ねじ孔を設ける立上げ簡63と、該ねじ孔に螺
入できかつロックナツトにより固定しうるとともに上端
に〃イドローラ64を兵える支持輪65とからなる支持
具66を設けている。又前記支持具66は天井板25に
連続しかつ天井板25に横方向に、即ち背板7と平行に
しかも天井板25の前縁とは距離を隔てて設けた空隙部
69に遊挿される。なお本例では、空隙部69は、前記
支持輪65が通りうる小幅のスリット状をなし、天井板
25の略全横長さに互って形成される。又前記空rJ1
31には、がイド70が設けられる。
〃イド70は、前記天井板25上面に付設されるととも
に、第2図、第4図及び第5図に示すように、上端に各
向き合う突片71.71を有する略コの字状の一対の長
尺体を用いており、又がイド70は、本例では空隙部6
9に沿い横方向にしかも少なくとも厨子B内では略一直
線状にのびる。
前記支持具66は、支持輪65が空WA部69を通ると
ともに、前記〃イドローラ64に周設した案内溝67に
前記向き合う突片71.71を遊嵌することによって、
覆板9.9は支持具66を介して〃イド70により案内
されつつ第6図に示すように往復移動できる。
又覆板9.9は前記のごとくその上縁両側に支持部66
.66を取り付けており、覆板9.9はこの支持具66
によって、上方が支持され前記空N部69を通り垂下す
るとともに、本例では、支持具66を介して、前記のご
とく上方が案内される。又空隙部69が天井板25前縁
とは隔てることにより、榎I!9は内の扉体3の内方か
つ背板7との間の厨子B内方で垂下する。
さらに覆板9.9は本例では前記柱板35.35間の長
さの約半分幅の板体であり、他方、前記柱板35.35
、前記側板23.23間の距離の約半分長さを隔てる。
又覆板9.9は、横方向に隣り合わせで配置され、前記
ガイド70により案内され、−直線上を横方向に往復移
動できる。従って、往行によって、向き合う内端縁が当
接することによって厨子B背部の背板7を遮蔽できる。
又復行による内端縁の離間とともに覆板9.9の外端縁
、即ち内端縁とは反対の端縁は、柱片35の前記間隙3
6、従って前記支持点に1を横方向にこえた位置で移動
する。又この内端縁の離間とともに背板7を開さ、かつ
本実施例のごとく、内端縁が前記柱片35.35の近傍
に移動可能としたときには、背板7を略全開放する。な
お覆板9.9によって背板7の一部のみを開くようにも
形成できる。
覆板9.9は往復開閉手段11により前記往復移動し互
いに接離する。往復開閉手段11は本例では紐状体から
なる走行体15である。例えばチェーン91.92と該
チェーン91.92を巻回する円板体、本例では1lI
IL90とからなり、該鎖車90を電動8!論により駆
動する。
又前記覆板9.9は、第3図及び第5図に示すように、
前記取付金具62に幅方向略中間位置で立設した支軸7
3上端の係止輪74.75を用いて前記チェーン91.
92に連係される。
前記チェーン91.92は、〃イド70の両端の支軸7
6.76の鎖車77.77と、ガイド20の中間でL字
枠79により取り付く前記電動119mの出力軸の2列
の前記類*90との開に、夫々巻装され、電動機鎗の正
逆回転によりチェーン91.92は周回する。なおチェ
ーン91.92は2列の鎖車90に、ともに巻装される
ことにより夫々同一の向きに周回する一方、各チェーン
91.92の前側即ち扉体3側の走行線と、後側即ち背
板7@の走行線とは互いに反対向きに移動でき、従って
前側、後側の各走行線は電動8!IIIの正逆回転によ
り横方向に夫々反対向きに往復移動する。
係止輪74.75は、第5図に示すように、前記支軸7
3に回動可能に支持される。又係止輪74.75は、鎖
車状の被動体93と、支軸73に固着され、被動体93
のボス部を嵌入する円形凹部を有する回転体94とを共
え、該回転体94に設けるリング状の磁石片95により
て両者を吸着する。従って、その摩擦力以上の過負荷に
より両者をスリップさせる摩擦クラッチSを形成してい
る。又係止輪74の被動体93は、チェーン91の一方
、例えば前側の走行線に係合し、又他方の係止輪75の
被動体93は、前記走行線と逆方向に走行するチェーン
93の背側の走行線に係合することにより、覆板9.9
は互いに反対方向に往復動でき又過負荷が昨月した際に
は、前記摩擦クラッチSはスリップし、電動機Iの回転
状態のまま覆板9.9を停止でさ、該電動?j!−の過
熱を防止できる。
前記内の扉体3の外扉片5上M(下縁にも取り付けでき
る)には、上扉片4に向かって延びる支持片14が固定
され、その光層の枢支点に2に、回動腕6の一層を枢着
する。回動腕6は、そのa端に天井板25を垂直に貫通
しかつその中心の回動、4 K 3 m 17で該回動
腕6を水平に回動する支軸10を具える。回動点に3は
、第10図に示す前記wi原状!!!Ylで枢支、qK
21と、開扉状!!Y2での枢支、αに22とをNぶ線
分X1の垂直2等分MX2上に位置している。又前記支
持点に1と回動点に3とを結ぶ静止リンクLO,回動点
に3と枢支、αに2とを結ぶ、回動腕6に相当する1@
1のリンクL1、枢支点に2と内扉片4、外扉片5の枢
合点に4とを結ぶ第2のリンクL2及び枢合点に4とを
結ぶ第2のリンクL2及び枢合点に4と支持点に1とを
結ぶ、内扉片4に相当する第3のリンクL3とは、四節
連鎖を形成する。又各リンクLO1L1、L2、L3を
不等長に形成することにより、第2のリンクL2の延長
上にある外扉片5を、第3のリンクL3がなす内扉片4
とともに、閉扉、W!I扉状fiY1、Y2の間を種々
な開放動作のもとに開閉できる。
例えば、第9図及び第10図に示す如く、前記線分X1
近傍にほぼ回動点に3を位置させることによって、外扉
片5は閉扉状!!iY1から外端5aがやや内向き加減
に回動し、又第11図のように、回動点に3を、前記線
分X1をこえる支持、gKlの外方に位置させることに
より、外扉片5の外j15 aは、閉止状態Y1から横
方向即ち厨子Bの前面に沿い、移動した後開扉状fiY
2に急速に開放する。さらに第12図に示す如く、回動
点に3を、支持点に1の内方に位置させたときには、外
扉片5はそのそのflit 5 aが閉扉状!!!Yl
での外扉片5とほぼ平行をなす如く移動した後開口する
支軸10は第2図、NIJ7図ないし第9図に示す如く
、前記空間31に収納した伝達手段8により電動WIM
に連係し、又前記伝達手段8には摩擦クラッチCを介在
してなる。
伝達手段8は、前記電動機Mの出力軸に取り付く摩擦ク
ラッチCと、該摩擦クラッチCに形成される2列の鎖車
41と、前記支軸10.10に固着される鎖車42.4
3と、鎖車41と鎖車42との間、及び鎖車41と鎖車
43との間に巻装したチェーン44.45とからなり、
電動lf1Mは、その前面に取り付くL字枠46により
、又支軸10は、第7図及び第8図に示すように、長孔
50・・・・を並設した固定金具4つによって、取り付
は位置をil!1g!可能に固定される。
前記摩擦クラッチCは、第8図に示す如く、電動8!M
の出力軸に固定した回転板52と、該回転板52の外周
を嵌入する凹部を有する被動板53とからなり、かつ被
動板53は、回転板52の前面に設ける周溝に嵌着する
例えばリング状の磁石片54に吸着される磁性材料から
なることにより、その吸着力に応じた摩擦力の範囲で、
回転板52は被動板53を駆動でき、摩擦力をこえる過
負荷が作用したとき、該摩擦クラッチCはスリップし、
空転できる。又図中55はアイドラーであり、前記固定
金具49に取り付けられ、電動IaMの横移動により一
方のチェーン45を緊張して取り付けた後、他方のチェ
ーン44のたわみを吸収するごとく、チェーン44の走
行線と直角に移動できる。チェーン44は他方のチェー
ン45に対して180°のねじりを与えることにより、
チェーン44.45は支軸10.10を夫々反対方向に
回動でき、扉体3.3を同時に、W/4さ方向、閉じ方
向に作動させうる。
電動fiM、mは必要に応じで設置される例えばタイマ
ーを具える制御装置(図示せず)に接続され、内の扉体
3、覆板9をスイッチ操作により継時的に自動開閉でき
る。
(作用) 而して、外の扉体24を手開きし、かつスイッチ操作に
よって、前記制御装置は、電動fiMを駆動する。該電
動機Mは前記の如く伝達手段8を動作し、鎖車41、チ
ェーン44.45、鎖車42.43を介し支軸10,1
0を夫々反対方向に回動させ、その下端の回動腕6を回
転し、第9図ないし第12図に例示したごとく、扉体3
を、外扉片5が、垂壁28に沿う閉扉状!!Y1から、
内扉片4が柱片35と略垂直となる前記WR渾状!!!
Y2までの間を回動させる。
なお、必要に応じて設置される制御装置は扉体3の[M
[開始後、2ないし10秒好ましくは約5秒程度遅れて
、電動flimを駆動する。その結果、往復開閉手段1
1のチェーン91.92の異なる走行線に係合する係止
輪74.75によって、背板7を遮蔽している覆板9.
9を復行させる。復行に際して、内端縁の離間とともに
覆板9の外端縁は、前記支持点に1を横方向にこえた位
置で移動する。又覆板9は横方向−直線上で移動するた
め、第18図に示した円弧にスライドするものに比して
、第6図(a)(b)(c)に示すように、覆板9を背
板7との間の奥行き深さを減じる。
このように、覆板9が背板7を開放し、覆板9と、背板
7との間に拝納される支茶羅、仏像を現出させうる。
扉体3の開放ににおいて、必要に応じて設置されるタイ
マーにより、2ないし10秒例えば5秒程度遅れて覆板
9は開放し終わるとともに、制御装置の主タイマーは、
内の扉体3、覆板9の開放動作時間よりも長く設定され
、従って扉体3、覆板9の開放停止後には、電動機Mの
摩擦クラッチC1係止輪74.75の摩擦クラッチSが
電動WIM、I11が停止するまでの間スリップするこ
とによって、該電動fiMSmの焼損を防止できる。な
おスイッチの閉止操作によって、前記と逆に電動WIM
、mが動作し、覆板9を先行して往行し、内端縁の当接
により厨子871部の背板7を閉じた後、扉体3を閉止
する。又覆板9は一直線状に移動し、内端縁の当接によ
って、第18図のものとは異なり、厨子Bの背板7を完
全に遮じる。
さらに内の扉体3を、スイッチ操作することなく手によ
り開放する際には、回動腕6の回動により鎖車42.4
3、チェーン44.45を介し鎖車44を、電動fiM
を回転させることな(その摩擦クラッチCの空転により
回転させることができる。又覆板9も係止輪74.75
の摩擦クラッチSの空転によって電動機m1従ってチェ
ーン91.92を停止したまま自在に開放しうる。なお
手による開放もしくは牛開きの状態にてスイッチを作動
させるときにも、伝達手段8、往復開閉手段11の作動
とともに、スイッチにより選択される開閉方向又は閉止
方向に、内の扉体3、覆体9はその開閉状fiY2、又
は閉扉状態Y1まで開閉しかつ停止するとともに、その
開放、閉止後に残る主タイマーの電動fiM、mの回転
時間は、摩擦クラッチC,Sがスリップすることにより
吸収でき、次の閉止、開放状態では正規の開閉操作を可
能とする。
(他の実施例) 第13図ないし第16図は本発明の他の実施例を示す。
本実施例では、内の扉体3は、その外扉片5に設ける支
持片104後端に〃イドローラ106を設け、〃イドロ
ーラ106を天井板25下面に設ける案内溝107に案
内させることにより、支軸10の回動とともに、第16
図に示すごとく、内の扉体3を開閉可能としている。
又覆板9.9には第14図及び第15図に示すごとく、
覆板9の側面に取り付く立上げ筒63と、その上端のネ
ジ筒62aに螺合する支持軸65を兵える支持具66が
設けられる。又支持軸65の頭部65a下燈に装着され
る継管651)を介して空隙部69を挾む〃イド70を
転勤するローラ64.64を両側に枢支する案内共72
を設けており、頭部65aの回転によって覆板9の上下
高さを調整できる。覆板9.9は、このように、支持具
66を用いて〃イド70により案内されつつ横行する。
又前記往復開閉手段11は、各覆板9の向き合う側に取
り付く支持具66に設ける取付片110に一端が固着さ
れる。走行体15であるラック部材111と、該ラック
部材111に噛合し電動8!mに固定するビニオン11
2とがらな9、又ビニオン112には、前記ラック部材
111を挟圧する押えローラ113.113を垂下させ
る。なお覆板9.9に取り付く各ラック部材111.1
11はビニオン112の両面で噛合することにより、そ
の回動とともに逆方向に横行、往復動しうる。
ラック部材111は、例えば合成樹脂等の弾性に優れる
基板114の一面に、ゴム、合成樹脂等をmいてラック
歯を成形した長尺成形品116を貼着しており、往復開
閉手段11は、電動1一回転により、ビニオン112、
ランク部材111を介して覆板9を略一直線上で往復移
動でき、厨子Bの内部を開閉可能としている。
さらに本例では、必要に応じて設置される制御装置は、
支持具66の往復端を規制するリミットスイッチLSI
A、LSIBと、支軸10の回動往復端を規制するリミ
ットスイッチLS2A、L32Bとを具え、例えばリミ
ットスイッチLS2Aの作動後に電4bを駆動すること
により、覆板9、扉体3の前記II時作動を可能として
いる。
なお本発明の仏1111において覆板9を開閉できさえ
すれば、ローブ、紐を月いるもの、又7レキンブルワイ
ヤ等により押開きするもの等、種々な構成のものが、往
復rWIrA手段11として採用でき、又覆板9も、一
体側板状のものの他、$17図に示すごとく、折り曲げ
可能な板状体として形成する等覆板は左右一対でありし
かも少なくともガイド70により案内されつつ内端縁が
往復移動できさえすれば種々変形しうる。
(発明の効果) 叙上のごとく本発明の仏壇は、仏壇の本体部の前面に外
のが体を、又内の厨子の前面に両開きの内の扉体を設け
るとともに、厨子の内部に、互いに逆にかつ横方向に往
復移動できその当接によって背板を遮蔽しうる一対の覆
板を兵え、背板と覆板との間に拝給する負茶羅、仏像等
を扉体との3重厚により開閉でさ、仏壇の荘厳性を者高
でき、又防備性を増す。しがも少なくとも内の扉体と覆
板とを電動機により自動開閉可能とするため手による開
閉の手間をなくし、その操作を便宜とする。さらに−直
線状のガイドに覆板上方を案内しがも往復開閉手段によ
って覆板も移動するため、覆板の移動が円滑となり、見
映えを高める。又覆板は障子状の外観を呈し、従来の膜
体を崇拝物の背部で昇降させるもの、又第17図の円弧
にスライドするものに比して新規な外観を付与でき崇拝
物を荘厳する。又覆板は前記のごとく横方向に一直線上
を移動するため、第17図に示した円弧にスライドする
ものに比して覆板を厨子背板との間の距離を減じ厨子の
奥行き深さを低減しうるのは明らかである。又仏壇寸法
を同一とするとき、第17図のものに比して、ご本尊の
安置場所が横方向に拡大でさ、又大寸法のご本尊の収容
が可能となる結果、仏壇の容積効率も向上する。さらに
第17図のものとは異なり覆板の閉止によって厨子内部
を遮蔽でき、又開放したときには、厨子背板の全面に亙
る開放も可能としうる結果、rfA閏に伴なう荘厳性を
付与しうる。
さらに覆板と内の扉体を電動機に連係するとともに覆板
に先行して内の扉体を開く制御装置を具えており、操作
の自動化とともに、崇拝物現出に伴なう荘厳性をさらに
高める等、多くの効果を奏しうる。
【図面の簡単な説明】
Pt51図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は
第1図に示す実施例の上部構造を示す斜視図、第3図は
扉体、覆板を例示する斜視図、(C)は覆板の作用を示
す新面図、第7図は回動腕と伝達手段の一部を例示する
斜視図、第8図は伝達手段を説明する、一部を断面した
平面図、第9図は扉体の作用を示す線図、第10図、第
11図及び第12図は内の扉体の作用を示す線図、第1
3図は他の実施例を示す斜視図、t!IJ14図は第1
3図に示す実施例の往復開閉手段を示す斜視図、第15
vXJはその支持具を例示する新面図、第16図はその
扉体の開閉を示す線図、第17図は従来装置を示す新面
図である。 2:■部 3:内の扉体 7:背板 9:[板10:支
袖 11:往復開閉手段 15:走什体24:外#t$
25:天井板 31:空間69:空隙部 70:ガイド
 90:M車91.92:チェーン A:本体部 B:
厨子に1:支持点 M、m:電動機 C1S:摩擦クラッチ j4m!! !61m (a) 第6エ (り) 第6W1 (c) if5図 第15= 第17図 手続補正書(自発) 20発明の名称 仏壇 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 堀1)細布 4、代理人 〒420 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄、 6、補正の内容 (1)明細書第2頁第9行目乃至第5頁第18行目「本
発明は、・・・ところにある。」を下記の通り訂正する
。 「 本発明は、仏壇の扉体を、回動腕を用いて開閉させ
ることにより、その機構を極めて簡易とした仏壇に関す
る。 (従来の技術) 従来、仏壇の内扉を電動機を用いて開閉するごと(した
仏壇が知られているが、従来のものは、扉体の先端に立
設した案内ビンを、その天井部又は底板部に設けるガイ
ド溝に挿入させ、かつ案内ビンの内方への突出端に連結
した往復手段により該案内ビンを往復動させ扉体な開閉
するごとく形成している。 (発明が解決しようとする問題点) そのため、とくに扉体がその枢着部をこえて外方に速量
(両開き扉であるときには、前記ガイド溝が長尺となり
、天井板又は底板が本体部を大きくこえ外方に張り出し
バランス観を欠(他、ガイド溝が上方又は下方から透視
されることとなり、仏壇の見映えを悪くする。さらにそ
の加工、組立が困難であり、製作には手間を要し、かつ
コストを上昇させるという問題があった。 本発明は、回動腕を用いることによって構成を簡易化で
き、前記問題点を解決しつる仏壇の提供を目的としてい
る。 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の仏壇においては、
内扉片4の一側縁の枢合点に4で内折り自在に外扉片5
を枢着した一対の扉体3の前記内扉片4の他側線を、鞘
部2側縁の支持点Klで回動自在にかつ該扉体3によっ
て鞘部前面を開閉可能に取付けるとともに、前記支持点
に1と前記枢合点に4とを結ぶ前記内扉片4がなすリン
クL3、前記枢合点に4と外扉片5に設けた枢支点に2
とを結ぶリンクL2、前記枢支点に2と一端が該枢支点
に2で枢着されかつ水平に回動する回動腕6の他端が、
閉扉状態での前記枢支点に2と閉扉状態での枢支点に2
を結ぶ線分の2等分線上に位置して前記鞘部で回動可能
に取付けられる回動点に3とを結ぶリンクL1、および
前記支持点Klと前記回動点に3とを結ぶ静止リンクL
Oによって、4節連鎖を形成する一方、前記扉体を、該
扉体を開閉する電動機に連係してなるものである。」 (2)明細書第6頁第3行目、第6頁第10行目、第7
頁第15行目乃至第16行目、第8頁第6行目、第8頁
第7行目、第8頁第13行目、第8頁第15行目、第1
0頁第13行目、第13頁第12行目、第17頁第5行
目、第18頁第17行目、第19頁第1O行目、第20
頁第2行目、第20頁第11行目、第20頁第16行目
r内の扉体」を「扉体」と訂正する。 (3)明細書第23頁第4行目乃至第24頁第17行目
「叙上のごとく・・・効果を奏しうる。」を下記の通り
に訂正する。 [叙上のごと(本発明の仏壇は、内扉片の−側縁に内折
り自在な外扉片を枢着した扉体を、鞘部の前面を開閉可
能に取付ける一方、外扉片の枢支点で枢着する回動腕を
、開扉状態と、開扉状態との枢支点を結ぶ線分の2等分
線上に位置する回動点で枢着することにより、内扉片が
なすリンク、回動腕がなすリンクとともに、外扉片の枢
合点前記枢支点とを結ぶリンク、内扉片の鞘部の支持点
と前記回動点とを結ぶ静止リンクとによって4節連鎖機
構を形成しており、従ってこのようなリンク機構からな
る簡易な構造を有し、扉体を円滑に効率よく開閉できる
。しかもリンクの長さを調整することによって、扉体を
種々な開閉軌跡で容易に調整しうることともなる。又扉
体を電動機に連係しているため、電動機により該扉体な
遠隔的かつ自動的に開閉させることができる。又従来の
案内溝を用いて扉体を開閉するものに比べてその装置を
簡略化でき、コストダウンを達成するとともに、仏壇の
見映えを向上する等多くの効果を奏しうる。」 (4)明細書第25頁第13行目乃至第19行目「2:
鞘部・・・・C,S:摩擦クラッチ」を下記の通り訂正
する。 「2:鞘部 、3:n体 、4:内扉片5:外扉片 、
6:回動腕 、K1:支持点 、K2:枢支点 、K3
:回動点 」(5)特許請求の範囲を別紙の通り訂正す
る。 特許請求の範囲 内扉片4の一側縁の枢合点に4で内折り自在に外扉片5
を枢着した一対の扉体3の前記内扉片4の他側縁を、鞘
部2側縁の支持点に1で回動自在にかつ該扉体3によっ
て鞘部前面を開閉可能に取付けるとともに、前記支持点
に1と前記枢合点に4とを結ぶ前記内扉片4がなすリン
クL3、前記枢合点に4と外扉片5に設けた枢支点に2
とを結ぶリンクL2、前記枢支点に2と一端が該枢支点
に2で枢着されかつ水平に回動する回動腕6の他端が、
閉扉状態での前記枢支点に2と開扉状態での枢支点に2
を結ぶ線分の2等分線上に位置して前記鞘部で回動可能
に取付けられる回動点に3とを結ぶリンクL1、および
前記支持点に1と前記回動点に3とを結ぶ静止リンクL
Oによって、4節連鎖を形成する一方、前記扉体を、該
扉体を開閉する電動機に連係してなる仏壇。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)仏壇の本体部の前面に両開きの外の扉体を取り付
    けかつ前記本体部内に設ける厨子の前面に該厨子の両側
    縁で回動可能に支持されかつ折畳み戸状をなす両開きの
    内の扉体を取り付けるとともに、横方向しかも略一直線
    にのびしかも前記厨子の天井部に形成したガイドにより
    上方が案内され互いに反対方向に往復移動するとともに
    往行による向き合う内端縁の当接とともに厨子背部の背
    板を遮蔽できしかも復行に際して外端縁が前記内の扉体
    の支持点を横方向にこえる位置で移動する左右一対の覆
    板を、前記厨子内にかつ前記内の扉体の支持点内方に位
    置させ配設する一方、電動機により移動する走行体を具
    え該走行体を前記覆板に結合して覆板に前記往復移動を
    させる往復開閉手段を設け、しかも前記内の扉体を電動
    機により開閉可能としてなることを特徴とする仏壇。
  2. (2)前記覆板は、前記ガイドにより上方が案内される
    とともに該ガイドにより上方が支持されることにより厨
    子内に垂下して設置されてなることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の仏壇。
JP2242944A 1990-09-13 1990-09-13 仏 壇 Expired - Lifetime JPH0624493B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07171048A (ja) * 1993-12-17 1995-07-11 Katsuji Norizuki 仏壇用扉の開閉方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6244924A (ja) * 1985-08-23 1987-02-26 株式会社日立製作所 高耐圧リ−ドリレ−装置

Patent Citations (1)

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