JPH03134464A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷凍冷蔵庫において、冷蔵室を冷却する風路
構成に関するものである。

従来の技術 近年アンダーカウンタ型の冷凍冷蔵庫において、冷蔵室
を冷却する方式として、循環用ファンで強制的に冷凍室
の冷気を、冷蔵室へ導入し、冷蔵室内の食品の温度ムラ
を防止するため、冷気を強制循環させる、２フアン、２
ダクト方式の間接冷却方式の冷蔵庫が主流となっている
。

以下第４図、第５図、第６図をもとに、従来の冷却風路
構成について説明する。

１はレストラン等の調理場で使われるアンダーカウンタ
ー型の冷凍冷蔵庫で、２は本体で、外箱３、内箱４と両
箱間に充填発泡する断熱材６で、断熱箱体を形成してい
る。

本体２の前面開口部に、それぞれ断熱材からなる複数の
冷凍室扉６と冷蔵室扉７とを備え、開閉自在となってい
る。

本体２内は、仕切シ壁Ａ８にて冷却室９と貯蔵室１０と
に区画され、冷却室９には、冷却器１１、冷却器用ファ
ン１２、ファンモータ１３が設ケラれており冷気を、仕
切り壁Ａ８の上部吐出口１４から吐出し、下部吸込み口
１５から、吸込み冷気を貯蔵室１ｏ内を循環させて、貯
蔵室１０内を冷却させている。

貯蔵室１ｏは、さらに仕切り壁Ｂ１６によって冷凍室１
７と冷蔵室１８に区画している。

仕切り壁Ｂ１ａには、冷蔵室１８冷却の為の冷気導入用
の風路Ｃ１９が冷凍室１７側下部に吸込み穴２ｏと冷蔵
室１８側上部に冷気導入用ファン２１とファンモータ２
冷蔵室１８側下上部に吐出口２３を設けである。

又冷蔵室１８内の食品の温度ムラ及び食品を早く冷やす
ために仕切り壁Ｂ１ｅの冷蔵室１８側下部に吸込み口２
４と上部に吐出口２６とする、冷蔵室１８循環用の風路
Ｄ２６を設けてあり、風路Ｄ２８内に冷気循環用ファン
２７が取付けられている。

又仕切り壁Ｂ１６の奥側に冷凍室１７から導入された冷
気を冷蔵室１８内を循環させて、冷凍室１７側に戻す、
風路Ｅ２Ｂを設けである。

冷凍室１７の温度を検知し、圧縮機等冷却システムを運
転させる温度調節器２９と冷蔵室１８の温度を検知し、
冷気導入用ファン２１を運転させる温度調節器２９′が
、庫外のコントロール箱３゜に収納されており、感温筒
部３１．３２は冷凍室１７と冷蔵室１８の壁面３３．３
４に取付けられている。冷蔵室１８循環用７アン２７は
連続運転している。

以上の様に構成された冷凍冷蔵庫において以下その動作
について説明する。

冷却器１１等の冷起システムで作られた冷気は冷却器用
ファン１２で仕切り壁へ８の上部吐出口１４から、吐出
し冷凍室１７を循環し冷凍室１７内を冷却し仕切シ壁へ
８の下部吸込み口１５から吸込まれ冷却器１１へ戻る。

一方冷蔵室１８は、冷蔵室１８の温度調節器２９′の感
温筒部３２が温度を検知して冷気導入用ファン２１を回
転させて冷凍室１７の冷気を仕切り壁Ｂ１ｅの冷凍室１
了側下部の吸込み穴２ｏから導入し風路Ｃ１９を通υ冷
蔵室１８側上部の吐出口２３から吐出され、冷蔵室１８
内を冷却し奥側の風路Ｅ２８を介して冷凍室１７に戻し
循環させている。必要な温度に冷却すると温度調節器２
９′が冷気導入用７１ン２１を停止させる。

食品を早く冷やすためと、室内の温度を均一にさせるた
め、冷蔵室１８内の空気を冷気循環用ファン２Ｔにて仕
切り壁Ｂ１６下部の吸込み口２４から吸込み、上部の吐
出口２５から吐出し冷蔵室１８を循環させている。尚、
冷気循環用ファン２７は、冷凍冷蔵庫１へ電源が供給さ
れている間、連続して運転される。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、冷蔵室１８の吐出口
２３付近においた食品は、冷凍室１７の約−２１℃の冷
気が一気に吐出されてくるため局部的に冷却されて部分
凍結するメ冷気導入用７７ン２１、冷気循環用ファン２
７、風路Ｃ１９及び風路Ｄ２８とが必要であシ、冷凍室
１７からの冷気洩れによる冷えすぎ、ファンモータの発
熱による冷却ロス、回転音による騒音及び部品点数が多
くなってしまうという欠点を有していた。

本発明は上記従来の課題を解決するもので、冷蔵室内の
吐出口付近に置かれた食品が局部凍結することを防止で
きるとともに、冷凍室からの冷気洩れによる冷え過ぎを
防止し、冷却ロス及び顎音発生を低減できる冷凍冷蔵庫
を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 この目的を達成するために、冷凍室と冷蔵室の間に、冷
蔵室下部と冷蔵室上部を連通ずる第１の風路と、第１の
風路上部に設けたファンモータ及びファン、第１風路下
部並びに冷凍室下部とを連通ずる第２の風路と、第１の
風路の冷蔵室側の吸込み口の空気温度を検知し、ダンパ
ーのフラップの開閉を指示する感熱筒を有し、第２の風
路の冷気導入量を調節するダンパーと、冷凍室と冷蔵室
とを連通させる第３の風路と前記ダンパーとを備えた仕
切り壁を有する。

作　　用 この構成により、冷蔵室内の温度が上昇した場合、吸込
み口に設けられたダンパーの感温筒が温度を検知し、ダ
ンパーのフラップを開放して冷凍室側の冷気を第２の風
路及び第１の風路を介して冷蔵室内に冷蔵室内空気と混
合して導入し、吐出口から吐出され冷蔵室内を循環し、
第３の風路を通って冷凍室に戻ることとなる。

実施例 以下第１図から第３図に基づいて本発明の一実施例につ
いて説明する。尚、従来と同一構成には同一符号を付し
て、その詳細な説明を省略する。

３５は本体で、外箱３、内箱４と両箱間に充填発泡する
断熱材６で断熱箱体を形成している。本体３５の内部は
前面開口部から挿入される断熱構造の仕切り壁Ｃ（特許
請求の範囲の仕切り壁に相当）３６によって冷凍室１７
、冷蔵室１８に区画されている、この冷凍室１７及び冷
蔵室１８の前面開口部は冷凍室、扉６及び冷蔵室扉７に
よって夫々開閉自在に閉塞される。

仕切シ壁Ｃ３６の前側に冷蔵室１８側の下部吸込み穴３
７と上部吐出穴３８とを夫々を結ぶ第１の風路３９と、
第１の風路３９上部に冷凍冷蔵庫へ電源が供給されてい
る間中連続運転されるファン４０とファンモータ４１を
設けている。

第１の風路３９の下部と連続する、冷凍室１７側下部に
穴を設けて、冷蔵室１８への導入口４２とし、第２の風
路４３を設けである。導入口４２部に冷蔵室１８側吸込
み穴３７部の感温筒４６で検知した温度によシ動作する
フラップ４６を有するダンパー４７を設けである。仕切
り壁Ｃｓｅの奥側に冷凍室１７と冷蔵室１８を貫通する
第３の風路４８を設けである。

９は冷却室で冷却器１１、冷却器用７７ン１２、ファン
モータ１３を収納している。仕切シ壁へ８には上部に上
部吐出口１４下部に下部吸込み口１６を設けである。

次に上記構成の作用について説明する。

冷却器１１で冷やされた冷気は、冷却器用ファン１２で
仕切シ壁Ａ８の上部吐出口１４から吐出さ・比、冷凍室
１７に強制循環され、冷凍室１Ｔを一２０℃程度に冷却
し仕切り壁へ８の下部吸込み口１５から冷却室９に戻る
。

一方冷蔵室１８は冷蔵室循環用７１ン４０によって、仕
切り壁Ｃｓｅの下部吸込み口３７から吸込まれて、第１
の風路３９を通り、上部の吐出口３８から吐出され冷蔵
室１８内を横割的に循環する、食品が入れられたり、扉
の開閉、熱負荷の侵入により、冷蔵室１８内の温度が上
昇した際は、吸込み口３７に設けられた、ダンパー４７
の感温筒４５が温度を検知し、ダンパー４７のフラップ
４ｅを開放する。ファ／４０の働きで冷凍室１７側の冷
気が吸引されて第１の風路３９を上昇する。

その際、冷蔵室１８側の空気も吸込み口３７から誘引さ
れて、第１の風路３９を上昇するため、冷凍室１７の冷
気とそれよりも温度が高い冷蔵室１８の空気が混合され
て、第１の風路３９を通り、吐出口３８から吐出され冷
蔵室１日内を循環し、仕切り壁Ｂ３６の奥側の第３の風
路４７から冷凍室１了に戻る、冷蔵室１８の温度が必要
な温度に達すると、ダンパー４７は閉じられて、冷凍室
１７からの冷気の導入は停止し、冷蔵室１８の循環のみ
が行なわれる。

以上のように本実施例によれば、上記構成によシ、食品
の局部凍結、冷気もれによる冷えすぎを防止する事が出
来る。

発明の効果 本発明は以上の様に冷凍室と冷蔵室の仕切り壁に冷気導
入用ダンパー、冷蔵室の冷気循環ファン、冷気循環用風
路を設けることにより、冷蔵室冷気循環ファンで冷凍室
の冷気を、冷蔵室が冷えていない時に、冷気導入ダンパ
ーを開き、安定して混合冷気を冷蔵室に送ることが出来
るだめ、冷蔵室内への冷気の吐出口部の食品が局部凍結
を起すのを防止出来る。又、第１の風路に設けたダンパ
ーにより冷凍室からの冷気もれによる冷えすぎを防止し
、ファンモータの発熱による冷却ロス及び回転による騒
音を低減することができるとともに、ファンモータや専
用風路が不要となり部品点数が少なく経済性の高い優れ
た冷凍冷蔵庫を実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における冷凍冷蔵庫の要部断
面図、第２図は第１図の外観斜視図、第３図は第２図の
Ａ−Ａ線における断面図、第４図は従来の冷凍冷蔵庫の
外観斜視図、第５図は第４図のＢ−Ｂ線における断面図
、第６図は第４図のＣ−Ｃ線における断面図である。 ３・・・・・・外箱、４・・・・・・内箱、５・・・・
・・発泡断熱材、９・・・・・・冷却室、１７・・・・
・・冷凍室、１８・・・・・・冷蔵室、３５・・・・・
・本体、３６・・・・・・仕切り壁Ｃ１３９・・・・・
・第１のに路、４０・・・・・・ファン、４１・・・・
・・ファンモタ、４３・・・・・・第２の風路、４５・
・・・・・感温筒、４６・・・・・・フラップ、４７・
・・・・・ダンパー、４８・・・・・・第３の風路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外箱と内箱と両箱の間に発泡断熱材を充填した本体と、
   前記本体内に冷却室と冷凍室と冷蔵室と、前記冷凍室と
   冷蔵室の間に、冷蔵室下部と冷蔵室上部を連通する第１
   の風路と、前記第１の風路上部に設けた、ファンモータ
   及びフィン、前記第１の風路下部並びに前記冷凍室下部
   とを連通する第２の風路と、前記第１の風路の前記冷蔵
   室側の吸込み口の空気温度を検知し、ダンパーのフラッ
   プの開閉を指示する感熱筒を有し前記第２の風路の冷気
   導入量を調節するダンパーと、前記冷凍室と冷蔵室を貫
   通する第３の風路と前記ダンパーとを備えた仕切り壁を
   有する冷凍冷蔵庫。