JPH03132767A - 正帯電型有機感光体上の正電荷像現像に用いられる樹脂被覆磁性キャリヤ - Google Patents

正帯電型有機感光体上の正電荷像現像に用いられる樹脂被覆磁性キャリヤ

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JPH03132767A
JPH03132767A JP1270357A JP27035789A JPH03132767A JP H03132767 A JPH03132767 A JP H03132767A JP 1270357 A JP1270357 A JP 1270357A JP 27035789 A JP27035789 A JP 27035789A JP H03132767 A JPH03132767 A JP H03132767A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は現像剤キャリアに係り、より詳細には、優れた
画質を提供すると共に、いわゆるキャリア引きを起こす
ことなく、かぶり、文字細り及び後端カスレを生じさせ
ることのない現像剤キャリアに関する (従来技術) 磁性キャリヤとトナーとを含有する二成分系現像剤は商
業的な電子複写の分野に広く使用されており、電荷像の
現像に際しては、この現像剤の磁気ブラシを内部に磁極
を代えた現像スリーブ上に形成し、この磁気ブラシを電
荷像を有する感光体と摺擦させてトナー像を形成してい
る。
磁性キャリヤとしては、フェライトキャリヤを使用する
ことは既に知られており、例えば特開昭60−1708
83号公報には、二成分系現像剤の磁性キャリヤとして
、固有抵抗が5X107Ω−cm以下で平均粒径が50
乃至120μmのフエライトキャリヤを用いることが記
載され、これにより解像力を低下させることなしにベタ
黒部分の濃度を均一化することが記載されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前者の現像剤はベタ部の画像瀧度を高め
ることができても、多重細線の再現に際して、各線毎の
線幅が一定とならずに、先端欠けや後端欠けが発生した
りする等、総合的な画質に関して未だ満足し得るもので
はない。
更に、従来から提案されている磁性キャリヤの特性は、
固有抵抗値、粒径、形状、誘電率などの静的な条件を規
定したものであり、このような静的条件に基づいて磁性
キャリヤの選択或いはキャリヤの樹脂コート量の調整は
、実機における動的条件に基づいて規定したものではな
い、  Briち、スリーブ上の現像剤磁性ブラシと感
光体表面とが動的に接触している状態での特性を規定す
るものでない、このため、実際の現像条件との対応が充
分に見られなかった。
また、このような事情に鑑み、本発明では後述するよう
に電流値を基準にキャリヤの樹脂コート量を設定してい
る。しかしながら、この動的特性条件のみでは、現像剤
がキャリヤ引きや画像濃度の低下を起こさないものの、
未だ文字細りゃかぶりを生じる場合があり充分とはいえ
ない。
また、近年、電子写真用感光体として、加工性がよく製
造コストの面で有利であると共に、機能設計の自由度が
大きな有機感光体が使用されている。このような有機感
光体には負帯電形式のものと正帯電形式のものがあるが
、負帯電形式のものは複写環境の汚染を誘発するため、
正帯電感光体(o p c)の使用が期待されている。
しかしながら、このような正帯電有機感光体はその特性
上残留電位が従来のSe系感光体に比較して大きくなる
傾向にあり、正帯電有m感光体を使用する場合にはバイ
アス電位を従来に比べて高めに設定する必要がある。バ
イアス電位の上昇は磁性キャリヤと現像スリーブとの荷
電的反発を高め、キャリヤ引きを発生しやすくする。従
って、正帯電感光体の現像に於いては、キャリヤ引きと
画像濃度の改善が問題となっている。
よって、本発明の目的は、キャリヤ引きがなく。
かぶりがなく、画像濃度の低下がなく、更に文字細りを
生じさせない、総合的に優れた現像剤のキャリヤを動的
条件に基づいて提供することにある。
本発明の目的はまた、最近頻用傾向にあるoPC用、特
に正帯電型O20用の現像剤のキャリヤを提供すること
にある。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、電圧200Vの直流電流を通電した電
流値が0.8乃至2.  OμAで、緩和時間が4. 
0乃至6.0msecの範囲を満たすことを特徴とする
現像剤キャリアが提供される。
本発明によればまた。前記キャリアの基体には樹脂コー
トがなされ、旦つ該樹脂コート量はカーボンアナライザ
ーによる炭素量として1.2乃至1.6重量%の範囲を
みたす樹脂コートされた現像剤キャリアが好適に提供さ
れる。
本発明によれば更に、前記現像剤キャリヤを、バイアス
電位250v以上で使用する正帯電有機感光体に用いる
ことを特徴とする現像剤キャリヤの使用方法が提供され
る。
(作用) 本発明は、動的条件である電流値と緩和時間とに関して
所定の範囲を満たす磁性キャリヤを使用することにより
、キャリヤ引きがなく、かぶりもなく、更に文字細りの
ない、高濃度画質の極めて優れた現像画質を提供するこ
とができるという知見に基づくものである。
本明細書において、電流値とはキャリヤが現像スリーブ
上で磁気ブラシを形成し、旦つ移動している状態で20
0Vの直流電源に接続したときの電流値を意味する。
電流値の測定装置を示す第1図において、直流型[(2
00V)2G!、現像ボックス4とIOKΩ抵抗体6と
IMΩ抵抗体8とに直列に接続され、10にΩ抵抗体6
には電圧計9が配されている。
現像ボックス4には現像スリーブを模擬したマグネット
ドラム10と感光体ドラム12とが配せられ1両者の間
には磁性キャリヤw114が介在している。マグネット
ドラム1oと感光体ドラム12との間は4. 5mmに
設定される。マグネットドラムと感光体ドラムは回転さ
れ、電流値の測定は電圧計9の測定値を抵抗体6の値で
割ることにより求められる。
本発明は、このようにして求められるキャリヤの動的条
件下での電流値が0. 8乃至2.  Ol特に1.1
乃至1.5μAの範囲を満たすように選択されると、こ
のキャリヤを用いた現像剤はキャリヤ引き及び画像濃度
の低下がほとんど生じない。
しかしながら、このような作用がみられるにも拘らず、
かぶりや線細りが見られるものがあり、総合的に良い画
質がまだ完全に得られない場合かある。
本明細書において、動的状態における緩和時間とは、キ
ャリヤ或いは現像剤が現像スリーブ上で磁気ブラシを形
成し、旦つ移動している状態での緩和時間を意味する。
緩和時間の測定装置を示す第2図において、内部に磁8
M(図示せず)を備えた現像スリーブ20と感光体ドラ
ムと同じ形状及び寸法の導体ドラム24との間には、磁
性キャリヤとトナーとを含有するキャリヤ層26が介在
している。ドラム24と現像スリーブ20とはそれらの
ニップ位置で同方向に移動するように回転している(回
転方向は逆方向)、現像スリーブ2o及びドラム24は
夫々結線28及び30を介して測定用デジタルオシログ
ラフ32に接続され、旦つスリーブ2oは測定用交流電
源34に接続される。現像スリーブ20及びドラム24
を回転させ、交流電源34により両者間に50Hzの交
流電圧を印加し、オシログラフ32により電圧と電流と
を測定し、両者間の位相差から緩和時間(τ)を求める
313図の電気回路は第3図の等価回路として表される
。即ちニップ位置でスリーブ2oとドラム24との間に
はキャリヤ層26が介在するが、このキャリヤ層26は
一定の静電容tcと一定の電気抵抗Rとが並列に接続さ
れたものとして近似させることができる。この回路に交
流電圧を印加すると、その電流工は第4図に示す通りと
なる。即ち、抵抗Rに流れる電流iRは電圧Vと同位相
であるがコンデンサCに流れる電流iCは電圧Vよりも
位相が90°進んでおり、従って、全体としての電流工
は、φだけ電圧よりも位相が進んでいる。かくして、こ
の回路における緩和時間(τ)は電圧と電流の位相差を
φ、及び測定電源の角周波数をω(=2πf、f:周波
数)とすれば、式(4) により求められる。
本発明は、このようにして求められるキャリヤの動的条
件下での緩和時間が4. 0乃至6.  Ol特に4.
5乃至5.7m5ecの範囲を満たすように選択し、旦
つ前述の電流値の条件を組み合わせると、キャリヤ引き
、及び画像濃度の向上以外に、かぶりや文字細り等が解
消される。かぶりは、通常画像部の光学的濃度がさほど
高くないのに、バックグランド部へのトナー付着が多い
状態であり、文字細りは、例えば密集細線の現像に際し
てζ 各線毎の線幅を一定にして、先端欠けや後端欠け
が生じる場合である。
第5図は本発明に於ける磁性キャリヤの適合範囲を示し
たちであり、このような適合範囲にある磁性キャリヤを
使用した現像剤では総合的にバランスのとれた画質を提
供するものであり、またキャリヤ引きを生じさせない。
一般に現像の際にバイアス電位250V、特に280v
以上で用いると、感光体の残留電位の影響を少なくする
ことができる。即ち、感光体残留電位が少なくとも15
0v程度の高電位であっても現像ができる。しかし、従
来の現像剤では現像の際にこのようなバイアス電位では
キャリヤ引きを起こし、旦つ高濃度の画質が得られない
。しかしながら、本発明のキャリヤを用いた場合キャリ
ヤ引きは極力抑えられ、感光体の残留電位が高い場合で
も生じない、このような残留電位の高いものとして、正
帯電有機感光体(opc)等が挙げられる。
また、上記動的条件を満たす磁性キャリヤとするには、
樹脂コートすることによっても調整することができ、そ
の調整は樹脂コート量によって行われる。キャリヤの樹
脂コート量はカーボンアナライザーによって測定される
炭素量として1. 0乃至1.8重量%、特に1.2乃
至1.6重量%の範囲を満たすのが望ましい。このよう
にカーボンアナライザーによる炭素量での樹脂コート量
の11111は、前記電流値及び緩和時間の範囲内にお
けるキャリヤコート量の設定を容易にするものである。
このようにして得られた磁性キャリヤは前記電流値及び
緩和時間の適合範囲に含まれるため総合的に優れた画質
を提供することができる。
(発明の好ましい実施態様) 以下、本発明に係る現像剤キャリヤの好ましい実施態様
を説明する。
本発明の磁性キャリヤの特性は電流値と緩和時間によっ
て包括的に規定しており、電流値及び緩和時間は磁性キ
ャリヤの抵抗成分と容量成分との組み合わせによって決
まってくる。即ち、抵抗成分を増大させれば電流値が低
くなると共に、緩和時間を増大させ、抵抗成分を減少さ
せれば電流値が高くなると共に、緩和時間が減少する。
また、容量成分を増大させると、緩和時間は増大し、容
量成分を減少させると、緩和時間は減少する。キャリヤ
の抵抗成分及び容量成分に影響を与える因子としては、
磁性キャリヤの粒径、形状、固有抵抗、誘電率等がある
本発明の磁性キャリヤはフェライト粒子の表面に樹脂コ
ートが設けられ、前述した電流値及び緩和時間の範囲内
となるものを使用する。フェライト粒子は主に容量成分
に影響を与え、コート樹脂は主に抵抗成分に影響を与え
ると共に、一部容量成分にも影響を与える。
フェライト粒子としては、球状のものが好適であり、そ
の粒径は20乃至200μm、特に5゜乃至150μm
の範囲にあることが望ましい。
フェライトとして具体的に、例えば酸化鉄亜鉛(ZnF
e204) 、酸化鉄イツトリウム(YxFesO+ 
2)、酸化鉄カドミニウム(CdFe204)、酸化鉄
ガドリニウム(CdFe2012)、酸化鉄錯(PbF
et 2019 )、酸化鉄ニッケル(NiFe204
)、酸化鉄ネオジウム(NdFeO3)、酸化鉄バリウ
ム(BaFe120t、)、酸化鉄マグネシウム(Mg
Fe204)、酸化鉄マンガン(MnFe204)、酸
化鉄ランタン(LaFaOs)等の1種或いは2種以上
からなる組成の焼結フェライト粒子が使用されており、
特にCu、 Zn、 Hl、 Mn、及びNiから成る
群より選ばれた金属成分の少なくとも1種、好適には2
種以上を含有するソフトフェライト、例えば綱−亜鉛−
マグネシウムフェライト等が使用できる。
前述の電流値及び緩和時間はフェライト表面にコートす
る樹脂の種類及びコーテイング量に依存する。樹脂の種
類とコート量が依存することから、コート量はカーボン
アナライザーで測定される炭素量に換算して決められる
0本発明において、上記電流値及び緩和時間を満足させ
るためには、キャリヤのコート量は炭素量として1.○
乃至1゜8重量%、特に1.2乃至1.6重量%の範囲
を満たすことが好ましい。
コーティング樹脂としては、シリコーン樹脂、フッ素樹
脂、アクリル樹脂、スチレン樹脂、スチレン−アクリル
樹脂、オレフィン系樹脂、ケトン樹脂、フェノール樹脂
、キシレン樹脂、ジアリルフタレート樹脂等の1種又は
2種以上を使用することができる。これらの樹脂の内で
も、帯電性と硬度の調整が容易なスチレン−アクリル樹
脂が好ましく使用される。
上記樹脂コートした磁性キャリヤ粒子としては、球状の
ものが望ましく、その重量平均粒径の50%径(以下、
D5oという。)が50乃至120μmの範囲を満たす
ものが望ましい。このようなキャリヤを用いた場合、更
にキャリヤ引きを防止する。特に現像スリーブと感光体
の間DD−、巾をIMj1未満、更に短縮してもキャリ
ヤ引きを防止する。
また、バイアス電位の高い状態であってもキャリヤ引き
が防止される。更に、キャリヤ引きを充分に防止するも
のとして、250メツシユ以下の微小粒径キャリヤの排
除が望ましい。粒度分布で250メツシユ以下のキャリ
ヤ量は8重量%以下、特に5重量%以゛下の範囲を満た
すものが望ましく、このような範囲を満たす現像剤では
、バイアス電位の高い状態であってもキャリヤ引きを充
分に防止する。
バイアス電位の高い状態で使用されるものとして、正帯
電有機感光体がある。この正帯電感光体は電荷発生材料
と電荷輸送材料とが主に一層中に混在されているため、
その−層中で電子と正孔を移動し、どちらかのものがト
ラップとなり、残留電位が大きくなる傾向にある。この
ような感光体はバイアス電位を少なくとも250V以上
、場合によっては280V以上で使用しなければならな
い。本発明の現像剤キャリヤはこのようなバイアス電位
においても優れた画像を提供し、旦つキャリヤ引きを生
じさせない。具体的な正帯電感光体としては1周知の電
荷発生材及び電荷輸送材を組み合わせた感光体を用いる
ことができ、特に、先に提案した特願昭62−2715
8号公報等の有機感光体等が望ましい。
本発明の磁性キャリヤの飽和磁化は50乃至70 er
nu/gの範囲を満たすものが用いられ、特に55乃至
65emu/Hの範囲のものは従来の現像剤用キャリア
の飽和磁化より低く抑えられ、この磁性キャリヤは従来
のキャリヤと比較して磁気ブラシに於ける穂のソフト化
を促し、穂のソフト化はドラムストレスを減少させるも
のである。
本発明のキャリヤは、それ自体公知の顕電性トナーと混
合して二成分系磁性現像剤として、静電潜像に使用され
る。磁性キャリヤとトナーとは通常99:1乃至90:
10.  特に98:2乃至95: 5の重量比で混合
して使用するのができる。
(発明の効果) 本発明によれば、磁性キャリヤの動的条件下での電流値
及び緩和時間を一定の範囲内にあるものとしたことによ
り、本発明のキャリヤを用いた現像剤は画像濃度の低下
、かぶり及び文字細りのない総合的に優れた画質を提供
する。また、本発明によれば、樹脂コートがカーボンア
ナライザーによる炭素量として、1. 0乃至1.8重
量%の範囲内の量でキャリヤ基体に施すことにより、キ
ャリヤは動的条件で前記範囲内の適合範囲に含まれ、優
れた画質を提供することができる。
更に、本発明によれば、キャリヤ引きも防止されるので
、最近頻用傾向にある正帯電型oPC用の現像剤キャリ
ヤとして充分に適用する事ができる。
(実施例) 以下、実施例及び比・較例を示す。尚、本発明は実施例
の範囲に限るものではない。
電子写真機DC−152Z (三田工業社製、商品名)
改造機にて、表1に示す静的条件及び動的条件での種々
の特性を有するフェライト系磁性キャリヤとスチレン−
アクリル系の結着樹脂にカーボンブラックが分散された
トナーとからなる(実施例1乃至4)の現像剤を用いて
、画像濃度(I。
D)、文字細り、キャリヤ引き、及びかぶりの評価をお
こなった。
尚、現像条件はについても表1に示した。また、キャリ
ヤはトナーと95:5乃至99: 1の重量比で混合し
て現像剤に調整して使用した。また、表に示す文字細り
率は、原稿を複写し、更に複写物を複写し、第6図に示
すようにその複写物の線3oと原稿の線32との面積率
を比較し、次の式によって文字細り率(%)を算出した
【図面の簡単な説明】
第1図は電流値を測定する装置を表す図、第2図は緩和
時間を測定する装置を表す図、v13図は第1図の電気
的回路を等節回路として表した図、 第4図は第2図の電気回路に交流電圧を印加しいた時の
電流を表す図、 第5図は電流値と緩和時間との関係からのキャリヤの適
合範囲を示す図、 第6図は原稿の線と複写物の線との比較図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電圧200Vの直流電流を通電した電流値が0.
    8乃至2.0μAで、緩和時間が4.0乃至6.0ms
    ecの範囲を満たすことを特徴とする現像剤キャリア。
  2. (2)前記キャリアの基体には樹脂コートがなされ、旦
    つ該樹脂コート量はカーボンアナライザーによる炭素量
    として1.0乃至1.8重量%の範囲をみたすことを特
    徴とする請求項第1項記載の樹脂コートされた現像剤キ
    ャリア。
  3. (3)前記請求項第1項記載の現像剤キャリヤを、バイ
    アス電位250V以上で使用する正帯電有機感光体に用
    いることを特徴とする現像剤キャリヤの使用方法。
  4. (4)樹脂コートが成される現像剤キャリヤの製法にお
    いて、予め測定したキャリヤの電流値及び緩和時間の測
    定値に基づいて、該樹脂コート量を設定することを特徴
    とした現像剤キャリヤの製法。
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