JPH03132732A - 自動焦点カメラ - Google Patents

自動焦点カメラ

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JPH03132732A
JPH03132732A JP1272365A JP27236589A JPH03132732A JP H03132732 A JPH03132732 A JP H03132732A JP 1272365 A JP1272365 A JP 1272365A JP 27236589 A JP27236589 A JP 27236589A JP H03132732 A JPH03132732 A JP H03132732A
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strobe
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camera
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Satoshi Takami
敏 高見
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)
  • Shutter-Related Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、セルフタイマー撮影機能およびストロボを備
えた自動焦点カメラに関する。
「従来技術およびその問題点」 最近では、使い勝手の良さを考慮して、自動焦点(AF
)装置および自動調光のストロボを内蔵したカメラが増
加している。また、このようなストロボを内蔵している
カメラの中には、ストロボの発光部をリトラクタブル機
構あるいはポツプアップ機構などの発光部支持機構によ
り支持し、電動部材(たとえばモータ)によりカメラ本
体内の収納位置とカメラ本体から突出した発光位置とに
移動させるものがある。
このような従来のストロボ制御装置は、一般に露出因子
、たとえば測光した被写体の輝度情報、算出したシャッ
タ速度情報などに基づいてストロボの発光制御を行なっ
ている。すなわち、撮影時に被写体の輝度が一定値より
も低ければ発光部を発光位置に移動させて発光させ、そ
の後発光部を収納位置に戻す。
さらに、前記自動焦点装置がいわゆるパッシブ式の測距
手段を備えているときには、低輝度時に、発光部を発光
位置に移動させ、発光部に設けられた補助投光部材を発
光させて被写体に測距補助光としてのコントラストパタ
ーンを照射してから測距などの自動焦点動作を行なうも
のもある。
しかしながら上記従来のカメラでセルフタイマー撮影を
行なうと、セルフタイマー撮影開始時に測光および測距
を行なっていたので、その後に被写体が移動するとビン
ぼけ写真になってしまう、という問題があった。
「発明の目的」 本発明は、このような従来の自動焦点カメラの問題を解
消するためになされたものであり、特にセルフタイマー
撮影において、正確なピントでの撮影が可能な自動焦点
カメラを提供することを目的とする。
「発明の概要」 この目的を達成する本発明は、自動焦点装置と、セルフ
タイマー撮影機能とを備えたカメラにおいて、セルフタ
イマー撮影時に、セルフタイマー起動後露出前に前記自
動焦点装置を作動させて焦点調節を行なわせる制御手段
を設けたことに特徴を有する。
この構成によれば、セルフタイマー撮影動作を開始した
後に被写体が移動しても、露出直前(タイムアツプ時)
にAF処理を行なうので、より正確なピントでの撮影が
可能となる。なお、セルフタイマー撮影時においてAF
処理を実行するタイミングは任意であるが、合焦と同時
に露出を行なえるタイミングが好ましい。
また、AF処理とともに測光処理を行なわせれば、適正
な露出値での撮影が可能になる。
「発明の実施例」 以下本発明について、添付図面に示した実施例に基づい
て説明する。第1図は、本発明を適用したパワーリトラ
クタブル式のストロボの概略構成図、第2図は、本発明
のカメラのストロボ制御装置を搭載した一眼レフカメラ
を、発光部を発光位置に移動し、外付はストロボを装着
した状態で示した正面図である。
カメラ本体10の上部(ペンタプリズム11の上部)に
は、ストロボの発光部12が発光部支持機構によって、
カメラ本体10内の収納部10aに収納された収納位置
(想像線で示した位置)と、この収納部10aから突出
した発光位置(実線で示した位置)とに移動可能に支持
されている。なお図には、発光部支持機構を構成するレ
バー13のみを示しである。
レバー13は、一端が軸13aを介して発光部12の後
端に軸支され、他端が軸13bを介してカメラ本体10
に形成された収納部10aの側壁に軸支されている。そ
して一方のレバー13には、軸13bを中心とした扇形
ギヤ14が形成され、この扇形ギヤ14に、駆動機構と
してのストロボモータ16のビニオン17がギア列15
を介して噛み合っている。したがって、ストロボモータ
16の回転がギア17.15.14を介してレバー13
に伝達され、モータ16の回転方向に応じてレバー13
が回転し、ストロボ発光部12が収納位置と発光位置と
に移動する。
レバー13とカメラ本体10との間には2個のリミット
スイッチ18.19が設けられていて、それぞれ発光部
12が収納位置、発光位置に達したときにオン(または
オフ)する。ストロボモータ16はカメラ制御回路20
により制御されるが、その停止は、これらのスイッチ1
8.19の状態が変化したときに行なわれる。
扇形ギヤ14にはビン14aが植設され、このビン14
aが、カメラ本体10に形成された、軸13bを中心と
する弧状溝10bに嵌っている。
これらのビン14aおよび弧状溝fobにより、扇形ギ
ヤ14の回動角が規制される。つまり、レバー13の両
回動限界位置がそれぞれ発光部12の発光位置と収納位
置になる。
さらに本実施例は、ストロボモータ16の過負荷検出回
路を備えていて、外力などにより発光部12の移動が阻
止されると、これを過負荷検出回路が検出してストロボ
モータ16を停止させる。
なお過負荷検出回路は、本実施例ではカメラ制御回路2
0内に含まれている。また、通常のストロボモータ16
の停止を、上記ビン14aが弧状溝10bの端部に当接
してレバー13が発光位置または収納位置から先に回転
できなくなったことを過負荷検出手段により検出したと
きに行なう構成にしてもよい。
次に、本実施例のストロボ制御装置の回路構成を説明す
る。第3図に示しであるカメラ制御回路20は、カメラ
の全ての動作を総括的に制御する回路であり、通常マイ
コンで構成される。このカメラ制御回路20には、被写
体光を受光する測光センサ21の出力を増幅して所定の
測光信号に加工する測光回路22が接続されている。カ
メラ制御回路20は、測光回路22からの測光信号と、
フィルム感度情報等の情報に基づいて所定のアルゴリズ
ムにより露出因子(被写体輝度、シャッタ速度、絞り値
、手プレ限界シャッタ速度など)を算出する。上記カメ
ラ制御回路20、測光センサ21及び測光回路22によ
って測光手段を構成している。
また、カメラ制御回路20は、装着された撮影レンズ内
に設けられたレンズROM23 (またはcpu)から
そのレンズ情報をシリアル通信で読み込む。この読み込
んだレンズ情報により、装着されているレンズの種類、
焦点距離、最小絞り値、開放絞り値等を知る。ここでカ
メラ制御回路20は、レンズ情報入力手段として機能す
る。なおこのシリアル通信は、マウント部24に設けら
れた複数の接点の接続を介して行なわれる。
さらに、カメラ制御装置20には、外付はストロボ25
を取付けるホットシュー26の各接点が接続されている
。このホットシュー26に装着された外付はストロボ2
5が通信機能を有する場合には、カメラ制御回路20は
、ホットシュー26を介して外付はストロボ25からス
トロボ情報を入力する。ストロボ情報としては、このカ
メラ本体に適合しているかどうか、つまり発光部12の
アップを妨げるかどうか、ガイドナンバーあるいはチャ
ージ完了かどうかなどがある。一方カメラ制御回路20
から外付はストロボ25には、発光許可信号、トリガ信
号、クウェンチ信号などを送る。
測距ユニット27は、撮影レンズで形成された被写体像
を所定の電気信号に変換する測距センサを備え、この測
距センサから被写体距離(デフォーカス量)を測るため
に必要な測距信号を出力する。カメラ制御回路20は、
この測距信号およびレンズ情報を基にデフォーカス量を
算出し、AF機構を介して撮影レンズのフォーカシング
レンズを合焦位置まで駆動するAF処理を行なう。
LCDパネル29は、カメラ本体10の外面およびファ
インダ視野内に設けられていて、その表示は、表示回路
28を介してカメラ制御回路により制御される。本実施
例のLCDパネル29は、少な(ともストロボの発光可
否を表示する。もちろんこれ以外に露出プログラムモー
ド、シャッタ速度、絞り値、合焦非合焦など、カメラの
擾影機能に関する種々の表示をも合わせて行なえるよう
になっている。
カメラ制御回路20には、スイッチ類として、第1のス
イッチとしての測光スイッチSWS、第2のスイッチと
してのレリーズスイッチSWR。
セルフスイッチSWI、発光切換えスイッチSW2、レ
ンズ不適解除スイッチSW3およびアップ検出スイッチ
SW4が接続されている。
測光スイッチSWSおよびレリーズスイッチSWRはレ
リーズボタン31と連動するスイッチであって、レリー
ズボタン31の半押しで測光スイッチSWSがオンし、
同全押しでレリーズスイッチSWRがオンする。測光ス
イッチSWSがオンすると、測光回路22、測距ユニッ
ト27などが動作を開始し、レリーズスイッチSWRが
オンするとレリーズ動作に移行する。
セルフスイッチSWIは、セルフタイマー撮影モードを
設定するスイッチである。このセルフスイッチSWIが
オンされるとセルフタイマー撮影モードに入り、このセ
ルフタイマー撮影モードでレリーズスイッチSWRがオ
ン操作されるとセルフタイマー撮影動作を開始し、所定
時間経過後にレリーズ動作を行なう。
発光切替スイッチSW2は、ストロボの発光モードを切
換えるスイッチである。この発光切替スイッチSW2が
オンされていないときには、測光回路22を介して計測
した被写体の輝度およびROM23から読み込んだレン
ズ情報に基づいてストロボを発光させるかどうかを制御
しく自動発光モード)、オンされているときにはストロ
ボを強制的に発光制御する(強制発光モード)。なおス
トロボ強制発光時にカメラ制御回路20は、算出したシ
ャッタ速度がストロボ同調速度よりも速いときにはレリ
ーズ時のシャッタ速度をストロボ同調速度に設定する。
レンズ不適解除スイッチSW3は、レンズROM23か
ら読み込んだレンズ情報をストロボ発光の判断に利用す
るかしないかを切換えるスイッチである。このレンズ不
適解除スイッチSW3は、例えば、装着されているレン
ズの画角がストロボの照射角よりも広いと分かつている
にもかかわらず、強制的にストロボを発光させたいよう
な場合に操作されろ。
また、アップ検出スイッチSW4は、第1図に示したス
トロボの発光部12が完全にアップした状態となったと
き(発光位置に達したとき)にオンするスイッチである
。なお、アップ検出スイッチSW4とリミットスイッチ
19とを同一のスイッチで兼用できる。
さらにカメラ制御回路20には、ストロボ(発光管36
)を発光させるストロボ回路35と、発光管36に隣接
して設けられている補助投光用LED37とが接続され
ている。カメラ制御回路20は、このストロボ回路35
に対して1発光許可信号、トリガ信号およびクウェンチ
信号を出力する。ここでカメラ制御回路20は、ストロ
ボ制御手段として機能する。
また、前記した発光許可信号は、ストロボを発光させて
もよい条件が整ったときに発光を許可する信号であり、
この信号を受けた内外ストロボは、チャージなどの発光
準備を開始する。トリガ信号はストロボを発光させる信
号であり、クウェンチ信号は、ストロボによる発光量が
適正光量に達したときにその発光を停止させる信号であ
る。
なお、補助投光用LED37は、被写体が低輝度のとき
やコントラストが低いときに、被写体に対してコントラ
ストパターンを照射して測距回路27による測距を補助
する。
カメラ制御回路20にはさらに、レリーズスイッチSW
Rがオンしたときにミラーおよびシャツタ幕(先幕およ
び後幕)のメカチャージを解除するレリーズマグネット
39と、先幕および後幕を機械的係止に代わって係止し
、その係止をシーケンシャルに解除して所定のシャッタ
速度が得られるように先幕および後幕を走行させる、先
幕マグネット40および後幕マグネット41とが接続さ
れている。
図中のX接点スイッチSWXは、機能の低い(通信機能
を有さない)外付ストロボを発光させるスイッチであり
、先幕走行完了後にオンし、これによってホットシュー
26を介して外付ストロボを発光させる。
このように構成された本発明のカメラのストロボ制御装
置は、第4図および第5図に示される動作フローチャー
トに基づいて次のように動作する。ここで、このフロー
チャートを説明する前に上記カメラの概略の動作を説明
しておく。
本発明の自動焦点カメラは、通常撮影時にはレリーズス
イッチSWRがオンされてからAF処理を開始し、合焦
するまでAF処理および測光処理を繰り返す。また、セ
ルフタイマー撮影時には、タイムアツプ時にAF処理を
開始し、合焦するまでAF処理および測光処理を繰り返
す。そしていずれの場合も、合焦してから露出処理を行
なう。
概略の動作は以上の通りであるが、以下第4図に示した
フローチャートに基づいて本実施例の動作を詳細に説明
する。なおこの動作は、カメラ制御回路20のマイコン
によりそのメモリに書込まれたプログラムに基づいて実
行される。
まず、メインスイッチのオンなど所定の条件下にプログ
ラムがスタートすると、カメラ制御回路20は、スイッ
チSWS、SWR,SWIそれぞれのスイッチ情報(オ
ンであるかオフであるか)を入力しくステップS1)、
測光スイッチSWSがオンするのを待つ(S3)。
測光スイッチSWSがオンすると、発光切替スイッチS
W2のスイッチ情報を入力し、オンしていればストロボ
発光モードを強制発光モードに設定し、オフしていれば
ストロボ発光モードを自動発光モードに設定する(35
〜511)。このようにストロボ発光モードを強制発光
モードに設定したときには、レリーズ時のシャッタ速度
をストロボの発光に同調する速度に設定し、ストロボを
レリーズ時に発光させる。一方、自動発光モードに設定
したときには、後述する制御により、発光すべきと判断
されたときにのみストロボを発光させる。
次にカメラ制御回路20は、レンズROM23に記憶さ
れているレンズ情報を読み出し、ホットシュー26を介
して外付ストロボ25と情報授受を行なう(S13.5
15)。このレンズROM23に記憶されているレンズ
情報とは、レンズの種類、焦点距離等の情報である。外
付ストロボ25からの情報は、外付ストロボ25の特性
、たとえば、このカメラ本体10に装着されたときに発
光部12の発光位置への移動を妨げるか否か、あるいは
ガイドナンバー等である。なお、上記通信機能を有しな
い外付はストロボが装着されたときには、ホットシュー
のある電気接点のレベルにより外付はストロボが装着さ
れていることを検出する。
そしてカメラ制御回路20は、測光回路22から出力さ
れた測光信号と、フィルム感度情報等に基づいて、シャ
ッタ速度などの露出因子を算出する(S 17.519
)。
次にカメラ制御回路20は、カメラに設定されている各
種の設定値を表示回路28を介してLCDパネル29に
表示させる(S21)。この表示内容には、ストロボ発
光モードが含まれる。
そしてカメラ制御回路20は、セルフスイッチSWIが
オンされているか否か(セルフタイマーモードであるか
否か)をチエツクしく323)、セルフタイマーモード
であればセルフ動作中であるかどうかをチエツクしく5
24)、セルフ動作中でなければレリーズスイッチSW
Rがオンされているかどうかをチエツクしく525)、
オンされていればセルフカウンタをスタート、つまりセ
ルフ動作をスタートさせる(S26)。そして、セルフ
タイマーモードで動作を開始していることを外部LED
32 (第3図参照)の点滅駆動によって表示し、セル
フカウンタをデクリメントす6 (S27.529)、
なお、ステップ324 kmおいてすでにセルフ動作が
始まっていれば、セルフ動作を継続すべ(ステップS2
7に飛ぶ。また、セルフタイマーモードであってもレリ
ーズスイッチSWRがオンされていなければ、ステップ
S25からステップSlに戻る。
そして、セルフカウンタがOになったかどうかをチエツ
クし、0でなければステップS1に戻って上記処理を繰
り返し、0になればステップS33に処理を進める(S
31)。
一方、セルフタイマーモードでない場合、つまり通常撮
影モードのときには、ステップ323からステップS3
3に処理を進める。
ステップ333では、算出したシャッタ速度が所定速度
(たとえば手プレ限界シャッタ速度)よりも低速かどう
かをチエツクし、低速でなければ補助投光およびストロ
ボ発光の必要がないのでステップS45のAF(自動焦
点)処理に飛ぶ。
一方、算出したシャッタ速度が低速であれば、外付はス
トロボが装着されているかどうかをチエツクする(S3
5)。外付はストロボが装着されていなければステップ
S39に進み、装着されていればステップS37に進ん
で外付はストロボの特性が適合しているかどうかをチエ
ツクする。適合していればステップS39に戻り、適合
していなければステップS45に飛ぶ、ここで外付はス
トロボの適合とは、発光部12が発光位置にアップする
のを妨げないことである。
ステップS39では、発光部12を発光位置まで移動さ
せる発光部アップ処理を行ない、アップ検出スイッチS
W4がオンしたら(発光部12が発光位置にアップした
ら)補助投光用LED37を点灯させてからステップS
45のAF処理に進が、アップ検出スイッチSW4がオ
ンしていなかったら発光させずにAF処理に進む(S4
1.543)。
ステップS45では、測距ユニット27を介して被写体
に対する測距を行ない、その測距値(デフォーカス量)
に基づいてAF機構により撮影レンズのフォーカシング
レンズ(図示せず)を合焦位置まで移動させるAF処理
を行う。このAF処理により被写体にピントが合えば次
のステップS49に処理を進めるが、ピントが合わなけ
ればステップS1に戻ってピントが合うまで上記処理を
繰り返す(S47)。
以上のステップS1〜S23、S24〜S31、S33
〜S47、Slの処理を、セルフタイマー撮影時には、
セルフカウンタがOになってから合焦するまで繰り返す
。一方、通常撮影モード時には、S1〜S23、S33
〜S47、Slの処理を、合焦するまで繰り返す。
ステップS49では強制発光モードかどうかをチエツク
し、強制発光モードであれば撮影レンズ、外付はストロ
ボにかかわらず内蔵ストロボを発光させるのでステップ
S61に飛び、強制発光モードでなければステップS5
1に処理を進める。
ステップS51では、算出したシャッタ速度が所定速度
よりも低速かどうかをチエツクする。低速でないときに
はストロボを発光させないので、ステップS77に飛ん
で、ストロボの発光を禁止するとともに、レリーズ時の
シャッタ速度を算出したシャッタ速度に設定してからス
テップS68に処理を進める。
算出したシャッタ速度が所定速度よりも低速のときには
ストロボを発光させるので、先ず外付はストロボが装着
されているかどうかをチエツクする(S53)。外付は
ストロボが装着されていれば、その外付はストロボが適
合しているかどうかをチエツクしく554)、適合して
いないときには発光部12が正常な発光位置に移動でき
ないので、ステップS75に飛んで内蔵ストロボの発光
を禁止するとともに、レリーズ時のシャッタ速度をスト
ロボ同調速度に設定してからステップ868に処理を進
める。
外付はストロボが適合していれば、装着された撮影レン
ズの特性が内蔵ストロボの特性と適合しているかどうか
をチエツクする(S55)。適合していないときには、
内蔵ストロボを発光させても正常な照射ができないので
、内蔵ストロボの発光を禁止するステップS75に処理
を進める。
一方適合していればステップS56において、内蔵スト
ロボの発光を許可するとともにレリーズ時のシャッタ速
度をストロボ同調速度に設定してからステップS63に
処理を進める。
また、ステップS53の外付はストロボ有無チエツクに
おいて外付はストロボなしと判断したときには、装着さ
れた撮影レンズが適合しているかどうかをチエツクする
(S57)。適合していればステップS61に処理を進
め、適合していないときには、レンズ不適解除スイッチ
SW4がオンしているかどうかをチエツクする(S59
)。
レンズ不適解除スイッチSW4がオンしていなければ内
蔵ストロボを発光させないので、ステップS77に処理
を進め、オンしていれば内蔵ストロボを発光させるので
、ステップS61に戻る。
ステップS61では、内蔵ストロボの発光を許可し、レ
リーズ時のシャッタ速度をストロボ同調速度に設定する
。そして、アップ検出スイッチSW4がオンしているか
どうか、つまり発光部12が発光位置にアップしている
かどうかをチエツクし、アップしていなければストロボ
モータ26を起動して発光部12を発光位置にアップさ
せてから再びアップ検出スイッチSW4がオンしたかど
うかをチエツクする(S63、S65.567)。
アップ検出スイッチSW4がオンしたら、ステップ68
に進んでセルフタイマー撮影モードかどうかをチエツク
する。セルフモードであればすぐに露出処理(S70)
に入り、セルフモードでなければ、つまり通常撮影モー
ドであればステップ69に処理を進める。
ステップ69ではレリーズスイッチSWRがオンしてい
るかどうかをチエツクし、オンしていなければステップ
S1に戻って上記処理を繰り返し、レリーズスイッチS
WRがオンしていれば露出処理(S70)に入る。
ステップS70では、ステップS56、S61、S75
、S77のいずれかで設定された条件に基づいて露出処
理を行ない、露出が終了したら、発光部12が発光位置
にあるときにはこれを収納位置にダウンさせて処理を終
了する。
ところで、発光部12のアップ処理(S65)において
、発光部12が何らかの原因で発光位置までアップせず
に、アップ検出スイッチSW4がオンしなかったときに
は、ステップS67からステップS73に処理を進める
ステップS73では外付はストロボの有無をチエツクし
、外付はストロボが装着されていなければ、ステップS
77において内外ストロボの発光を禁止し、レリーズ時
のシャッタ速度を算出したシャッタ速度に設定して内外
両ストロボを発光させないで露出処理を行なう。一方、
外付はストロボが装着されていれば、ステップS75に
て内蔵ストロボの発光を禁止し、レリーズ時のシャッタ
速度をストロボ同調速度に設定してから露出処理(S7
0)に入り、外付はストロボを発光させる露出処理を行
なう。
このように本実施例においては、通常撮影時にはレリー
ズスイッチSWRがオンした後にAF処理を行ない、セ
ルフタイマー撮影時には、タイムアツプ後にAF処理を
行なうので、いずれの場合も露出直前のAF処理によっ
てより正確なピントでの撮影が可能になる。また、AF
処理によってピントが合うまでの間に測光処理も行なう
ので、露出直前の被写体輝度に基づく適正露出で撮影が
できる。
なお、セルフタイマー撮影開始時に、ある被写体に対し
てフォーカスロックをかけたい場合もあるので、セルフ
タイマー撮影時にAF動作(測距してその値をメモリ)
を行なわせるモードと切換え可能にしてもよい。
また、セルフタイマー撮影においてAF処理および測光
処理を開始させるタイミングは、例えばセルフタイマー
がタイムアツプしたときでもよく任意であるが、タイム
アツプ時に露出動作が始まるようにAF処理および測光
処理を開始させれば、撮影者が露出時を確実に把握でき
る。
「発明の効果」 以上の説明から明らかなように本発明の自動焦点カメラ
によれば、セルフタイマー撮影において、セルフタイマ
ー起動後露出前にAF処理を行なうので、セルフタイマ
ー起動後に被写体が移動しても正確なピントでの撮影が
可能になる。
また、請求項2.3に記載の発明によれば、セルフタイ
マー起動後露出前にAF処理とともに測光処理も行なう
ので、より正確なピントおよび露出値での撮影が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は5本発明のカメラのストロボ制御装置により動
作が制御されるリトラクタブル型ストロボの実施例の概
略構成図、第2図は、本発明のカメラのストロボ制御装
置を搭載した一眼レフカメラを、発光部を発光位置に移
動し、外付はストロボを装着した状態で示した正面図、
第3図は、本発明のカメラのストロボ制御装置の実施例
の回路構成を示した概略構成図、第4A、4B、40図
は、同実施例の動作フローチャートである。 O・・・カメラ本体、12・・・発光部、3・・・レバ
ー(発光部支持機構)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動焦点装置と、 セルフタイマー撮影機能とを備えたカメラにおいて、 セルフタイマー撮影時に、セルフタイマー起動後露出前
    に、前記自動焦点装置を作動させて焦点調節を行なわせ
    る制御手段を設けたことを特徴とする自動焦点カメラ。
  2. (2)請求項1に記載のカメラはさらに、露出因子を算
    出する測光手段を備え、 前記制御手段は、セルフタイマー起動後露出前に、前記
    自動焦点装置および前記測光手段を作動させることを特
    徴とする自動焦点カメラ。
  3. (3)自動焦点装置と、 セルフタイマー撮影機能と、 発光部支持機構によってカメラ本体の収納位置と発光位
    置とに移動自在に支持されたストロボの発光部と、 前記発光部支持機構を介して前記発光部を使用位置と収
    納位置とに移動させる発光部駆動機構と、 このストロボの発光部に設けられた、被写体に測距補助
    光を投射する補助投光部材と、 露出因子を算出する測光手段と、 この測光手段が算出した露出因子に基づいてストロボを
    使用するかしないかを判断するストロボ判断手段と、 セルフタイマー撮影時に、セルフタイマー起動後露出前
    に、前記自動焦点装置を作動させて焦点調節を行なわせ
    る制御手段とを備え、 前記制御手段はさらに、セルフタイマー撮影時において
    、セルフタイマー起動後露出前に、前記測光手段を作動
    させて露出因子を算出し、その露出因子に基づいてスト
    ロボ判断手段がストロボ使用と判断したときには前記発
    光部駆動機構を駆動させて発光部を発光位置に移動させ
    、かつ補助投光手段を投光させて前記自動焦点装置を作
    動させることを特徴とする自動焦点カメラ。
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GB9021745A GB2236864B (en) 1989-10-06 1990-10-05 Strobe incorporated camera
DE4031657A DE4031657C2 (de) 1989-10-06 1990-10-05 Kamera mit eingebautem Blitz
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