JPH0313242Y2 - - Google Patents

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JPH0313242Y2
JPH0313242Y2 JP1986097105U JP9710586U JPH0313242Y2 JP H0313242 Y2 JPH0313242 Y2 JP H0313242Y2 JP 1986097105 U JP1986097105 U JP 1986097105U JP 9710586 U JP9710586 U JP 9710586U JP H0313242 Y2 JPH0313242 Y2 JP H0313242Y2
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JP
Japan
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arm
armrest
locking
frame body
armrest frame
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JP1986097105U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車両用シート等に取付けられたア
ームレスト装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のアームレスト装置は、実開昭61−11360
号公報に記載のものや、実開昭60−140458号公報
に記載のものが知られている。前者は、アームが
シートの背もたれ部側面にその基端を回動可能に
取付けてあり、アームの回動範囲内においてラチ
エツトと係止爪により複数段においてロツク可能
に構成したものである。後者は、第11図に示す
ように、肘を載せる台100の下側に伸縮自在の
空気袋101を取付け、この空気袋101内の空
気の吸入により肘掛け台100を上昇させるもの
である。
〔解決しようとする問題点〕
従来のいずれのものも、シートの背もたれ部側
面に回動可能に取付けられたアームの基端を回動
中心にしてアームの先端が回動するだけのもので
ある。この回動中心となる個所は不動であつた。
従つて、ある人にとつてはその人の体型にピツタ
リ合つたアームレストとなるが、より身長の高い
人にとつては低すぎ、身長の低い人にとつては高
すぎるという不具合があつた。
そこで、この考案は、身長の高い人にも低い人
にもピツタリと肘の高さに合うように調節するこ
とができるとともに、特に身長の高い人等の場合
にはアームレストとしての機能の他にサイドサポ
ートとしても機能することができ、かつ構造が簡
単なアームレスト装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、この考案は、シー
トの背もたれ部側面の回動軸に基端が回動可能に
取付けられ、上面が開口したボツクス形状をなす
アームレストフレーム本体と、このアームレスト
フレーム本体の先端の回動軸に一端が回動可能に
取付けられ、他端が前記アームレストフレーム本
体内から上昇可能に構成されたアームと、前記ア
ームレストフレーム本体に対しアームを所定の回
動角度に固定させるために、アームレスト本体若
しくはアームの何れか一方に設けたロツク用バー
及びアームレスト本体若しくはアームの何れか他
方に設けた係合溝が形成されるロツク用ツースを
備えるロツク手段と、前記係合溝へのロツク用バ
ーの係合及び係合解除を行うロツク解除手段とを
有するものである。
〔作 用〕
この考案では、シートに着座する人の体型や好
みに合わせ、アームレストフレーム本体を回動さ
せると共に、アームも回動させれば、殆ど全ての
人の肘の高さに合せ変更調節することができ、フ
イツトさせることができるアームレスト装置と成
る。
また、アームが回動して上方に移動すれば、ア
ームとアームレスト本体との間について上下方向
の幅寸法も伸長増大し、サイドサポートとしても
機能する。
〔実施例〕
以下にこの考案の好適な実施例を図面を参照に
して説明する。
第1図においてシートの背もたれ部1の側面に
アームレストフレーム本体2の基端が回動可能に
取付けてある。このアームレストフレーム2の回
動中心となる個所は回動軸3で示す。アームレス
トフレーム本体2の先端にはアーム4の一端が回
動可能に取付けてある。アーム4の他端は本体2
内から上昇可能に構成してある。アーム4の回動
中心個所は回動軸5の個所となる。アームレスト
フレーム本体2は第1図中矢印xで示す方向に回
動可能であり、アーム4は矢印yで示す方向に回
動可能である。また、アーム4は板ばね6により
つねにその他端が上昇する方向に付勢されてい
る。
アームレストフレーム本体2は第2図に示すよ
うにその上面が開口したボツクス形状を成し、回
動軸3が挿通するための挿通孔3′が形成してあ
る。また、互いに対向する側壁2A,2Bにロツ
ク手段の一部を構成するロツク用ツース7,7を
取付けてある。また、挿通孔3′が形成された側
と反対側の端部にはアーム4を回動可能に取付け
るための取付け孔5′を形成してある。
アーム4は、第3図に示すように、ロツク用ツ
ース7,7に相当する個所には切り欠き8,8を
形成してあり、ロツク用ツース7,7に係合する
ロツク手段の一部を構成するロツク用バー9,9
を備えている。これらロツク用バー9,9の先端
側はL字状に折り曲げられ、この折り曲げられた
個所がロツク用ツース7,7の係合溝7Aに嵌ま
り込むようになつている。アーム4の他端には板
ばね6が取付けてある。この板ばね6の下端はア
ームレストフレーム本体2に取付けてある。アー
ムレストフレーム本体2に回動可能に取付く個所
には取付孔5″,5″を成してある。前記ロツク用
バー9,9は途中で板材10に取付けられ、この
板材10の両端はアーム4の側面に形成された長
孔11,11に挿入してある。また、ロツク用バ
ー9,9の基端側はアーム4の一端から外部へ露
出しその基端にロツク解除手段として操作部材1
2を固着してある。このロツク用バー9の基端側
の詳細は、第4図に示すようにロツク用バー9を
矢印A方向へ常に付勢するスプリング13の一端
を取付けてあり、このスプリング13の矢印A方
向の付勢によりロツク用バー9を矢印A方向に押
しやり、その結果ロツク用バー9の先端側の折り
曲げられた個所がロツク用ツース7,7の係合溝
7A,7Aに嵌まり込むようになつている。
取付孔5″,5″と長孔11及び切り欠き8の個
所の切り込み部8Aの関係は、第5図に示すよう
に、直線上に位置している。この切り込み部8A
は操作部材12を第4図右手方向へ押しつけた時
にロツク用バー9,9の折り曲げ部が逃げる個所
となる。ロツク用バー9,9とロツク用ツース
7,7の関係並びに板材10とロツク用バー9,
9の関係は第6図に示す通りである。ロツク用バ
ー9,9は板材10に固着してありロツク用バー
9,9の移動に伴つて板材10も長孔11内を移
動し、ロツク用バー9,9の折り曲げ部はロツク
用ツース7,7の係合溝7A,7Aから外れる。
ロツク用ツース7は、第7図に示すように係合溝
7Aの頂部を結ぶ線がアーム4の回動に合わせた
円弧状に形成してある。
このように構成されたアームレスト装置は第8
図に示すように、アームレストフレーム本体2が
回動軸3を中心にして所定の角度自由に回動し、
所望の位置でロツクされ、アーム4が回動軸5の
個所を中心にして所望の角度回動し所定の個所に
おいてロツクされるが、特に身長の高い人用等の
ためにアーム4が上方に移動するときには、アー
ムレスト装置自体も上下方向について伸長し、こ
れによりサイドサポートとしても機能する。
第9図に示す実施例は、アーム4の上昇並びに
下降手段として、空気袋14を使用した例を示
す。空気袋14上面はアーム4に取付けてあり、
下面はアームレストフレーム本体2に取付けてあ
る。この空気袋14内へ空気を注入するには、空
気袋14とホース15により連通されたポンプ1
6をピストン17により作動させて空気を空気袋
14内へ注入する。空気袋14内へ注入された空
気を抜くにはエアー抜孔18を操作して空気を抜
くことができる。
上述した実施例ではロツク用ツース7とロツク
用バー9を用いる手段並びに空気袋14を用いる
手段を示したが、ピストンシリンダーを用いた
り、歯車装置を使用したりすることによりアーム
4の上昇並びに下降を図ることも勿論可能であ
る。
第10図に示す例は、アーム4の上下動する側
の他端側にさらに別のアーム4Aを回動可能に取
付けた例を示すものである。アームレストフレー
ム本体とアームのみの場合に比べ種々のポーズが
実現可能となる。
〔効 果〕
以上説明したように、この考案によればシート
の背もたれ部側面に基端が回動可能に取付けられ
るアームレストフレーム本体と、アームレストフ
レーム本体の先端に一端が回動可能に取付けられ
他端が本体内から上昇可能に形成されたアームと
ロツク手段とロツク解除手段とから成るので、ア
ームレストフレーム本体のみの回動だけではなく
このアームレストフレーム本体の回動と共に或い
は単独にアームレストフレーム本体の先端に回動
可能に取付けられたアームも回動し、その結果身
長の高低差等に伴う肘の高低差に合せて適正な高
さにアームを適宜調節することができ、あらゆる
体型や好みに合つたアームレスト装置を提供する
ことができる。また、不用時には、アームをアー
ムレストフレーム本体内へ収容しておくことがで
きるので邪魔になることもない。
さらに、この考案によれば、簡単な構造のもの
で構成することができるので、操作が単純かつ容
易に行うことができる。
しかも、またこの考案によれば、アームを上方
へ移動させることにより、アームレスト装置自身
を上下方向に大きく伸長増大させることができる
ので、特に身長の高い人等の場合の上半身の安定
性を図るサイドサポートとしても機能し、安全性
も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の好適な実施例を示す側面
図、第2図はアームレストフレーム本体の斜視
図、第3図はアームの斜視図、第4図はアームの
一端側の断面図、第5図はアームの側面図、第6
図はロツク用ツースとロツク用バーとの係合状態
を説明する斜視図、第7図はロツク用ツースの側
面図、第8図はアームレストフレーム本体とアー
ムとの作動を説明するための簡略側面図、第9図
はアーム上昇手段の他の例を示す部分的断面図、
第10図はさらに別の実施例を示す簡略側面図、
第11図は従来例を示す斜視図である。 1……背もたれ部、2……アームレストフレー
ム本体、3,5……回動軸、4……アーム、7…
…ロツク用ツース、7A……係合溝、9……ロツ
ク用バー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シートの背もたれ部1側面の回動軸3に基端が
    回動可能に取付けられ、上面が開口したボツクス
    形状をなすアームレストフレーム本体2と、 このアームレストフレーム本体2の先端の回動
    軸5に一端が回動可能に取付けられ、他端が前記
    アームレストフレーム本体2内から上昇可能に構
    成されたアーム4と、 前記アームレストフレーム本体2に対しアーム
    4を所定の回動角度に固定させるために、アーム
    レスト本体2若しくはアーム4の何れか一方に設
    けたロツク用バー9及びアームレスト本体2若し
    くはアーム4の何れか他方に設けた係合溝7Aが
    形成されるロツク用ツース7を備えるロツク手段
    と、 前記係合溝7Aへのロツク用バー9の係合及び
    係合解除を行うロツク解除手段と を有することを特徴とするシートのアームレスト
    装置。
JP1986097105U 1986-06-25 1986-06-25 Expired JPH0313242Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986097105U JPH0313242Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JP1986097105U JPH0313242Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS633259U JPS633259U (ja) 1988-01-11
JPH0313242Y2 true JPH0313242Y2 (ja) 1991-03-27

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ID=30963700

Family Applications (1)

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JP1986097105U Expired JPH0313242Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006010376A1 (de) * 2006-03-03 2007-09-06 Bos Gmbh & Co. Kg Rücksitzlehne mit höhenverstellbarer Mittelarmlehne

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55151915A (en) * 1979-05-08 1980-11-26 Uop Inc Position changeable arm rest

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56101046U (ja) * 1979-12-31 1981-08-08
JPS60140458U (ja) * 1984-02-28 1985-09-17 池田物産株式会社 座席の肘掛け

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55151915A (en) * 1979-05-08 1980-11-26 Uop Inc Position changeable arm rest

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JPS633259U (ja) 1988-01-11

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