JPH03132332A - 自動車用成形天井の製造方法 - Google Patents

自動車用成形天井の製造方法

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JPH03132332A
JPH03132332A JP27083489A JP27083489A JPH03132332A JP H03132332 A JPH03132332 A JP H03132332A JP 27083489 A JP27083489 A JP 27083489A JP 27083489 A JP27083489 A JP 27083489A JP H03132332 A JPH03132332 A JP H03132332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
skin material
molding
press
molded
Prior art date
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Pending
Application number
JP27083489A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadayuki Kodama
児玉 定幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車の成形天井を成形するための製造方法
、特に成形基材と表皮材との間に接着剤を介して重ね合
わせて接合固定する自動車用成形天井の製造方法に関す
る。
[従来の技術] 今日の自動車用天井には成形天井が使用されている。
一般に、この成形天井は、細かく切り刻まれた一定量の
繊維内に熱可塑性樹脂材を混合させてなるレジンフェル
トや、ダンボール材などでなる成形基材をプレス成形し
、この成形基材の表面に表皮材を貼り付けたものである
。そして、成形天井は自動車室内天井部にビスなどによ
り取り付けられ、その縁辺部はトリムピースあるいはガ
ーニッシュで端末処理される。
また、成形基材と表皮材との接合は、プレス成形された
成形基材の表面にホットメルトなどの接着剤を塗布ある
いは膜状に配し、その後からプレスして接着している。
このプレス接着では、成形基材の裏面側へ回されて接着
される表皮材における折り返し端末部の成形基材への接
合は、このプレス接着後で、かつプレス機より取り出さ
れた後に、端末部に接着剤を付けて折り返して接着する
という作業者の手作業によって行っている。
[発明が解決しようとする課題] このため、従来の製造方法では人手を要し、生産性が悪
いなどの問題点があった。
また、プレス接着時に表皮材がしわになり易く歩留まり
が悪いなどの問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は生産性を向上させることができる自動車用成形
天井の製造方法を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明は、成形基材と表皮材と
の間に接着剤を介して重ね合わせてなる自動車用成形天
井の製造方法であって、間に接着剤を介して前記表皮材
を前記成形基材上に配置する工程と、前記表皮材の縁辺
部に設けられている折り返し端末部を前記成形基材の裏
面側に自動的に回して折り返す工程と、前記成形型の裏
面側に前記折り返し端末部が折り返されたまま上下一対
の金型間に配置し前記一対の金型で前記成形基材と前記
表皮材との間を加圧しプレス接着させる工程とにより成
形することを特徴とする。
[作用] この装置によれば、表皮材と成形基材との接合は、表皮
材の折り返し端末部が成形基材の裏面に接着されるまで
自動的に行うことができるので、従来人手に頼っていた
折り返し端末部の接着作業をなくすことができる。
また、プレス接着時には、折り返し端末部が折り返され
るまでプレス接着されるので、成形基材の表面側で表皮
材が強く張られてしわなどが延ばされた状態で常に接合
される。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明
する。
第1図は本発明の製造方法に用いられる製造装置の概略
構成図で、同図(a)〜(f)にはその製造工程に対応
した部分の構造を示している。そして、これらの構造は
一つの装置内に設けられている。また、第2図、第3図
に示す成形天井1は、この製造装置によって成形基材2
と表皮材3とが互いに接合されて作られたものを示して
いる。
図において、この製造装置は、大きくは上下−対のプレ
ス金型4,5と、表皮材移送手段6と、左右一対のロボ
ットアーム7と、予備セット型11などで形成されてい
る。
さらに説明すると、下側のプレス金型5は、装置本体の
ベット8上に固定されており、またロボットアーム7に
対応して切り欠き5bが形成されている。これに対して
、上側のプレス金型4は、ガイド手段9の案内で上下に
移動可能に配設され、油圧手段10の制御で上下動され
るようになっている。なお、各プレス金型4.5の各押
し当て面4a、5aの形状は、成形天井1の上下面の形
状にそれぞれ対応して形成されている。
次に、予備セット型11は、既に所定の形状に成形され
ている成形基材2が載置されるもので、ベット8上に下
側プレス金型5と並置された状態で設けられている。
表皮材移送手段6は、表皮材3が広げられてストックさ
れている場所において表皮材3をつかみ上げ、予備セッ
ト型11上にセットされた成形基材2上までこの広げた
状態で運び、そこで離して表皮材3を成形基材2上にセ
ットするものである。そして、この表皮材移送手段6に
は、表皮材3の縁辺部を解除可能につかむチャック6a
が設けられている。
ロボットアーム7は、上下と水平方向へ移動可能な第1
のアーム部71と、この第1のアーム部71の先端で支
軸12を支点にして回動可能な第2のアーム部72とを
備えた状態になっている。
また、第1のアーム部71の先端部71aは外側へ折り
曲げられている。そして、ロボットアーム7は、予備セ
ット型11にセットされた成形基材2の縁辺部に先端部
71aが対応するようにして設けられている。
このように構成された製造装置では、次の工程に従って
処理されるように、不図示の制御手段によって制御され
る0次に、この処理手順について第1図(a)〜(f)
を用いて説明する。
まず、最初の工程では、同図(a)に示すように、予備
セット型11上に成形基材2がセットされる。なお、こ
の成形基材2の上面および裏面の縁辺部には、ホットメ
ルトなどの接着剤が塗布あるいは膜状に配されている。
次の同図(b)に示す工程では、表皮材3が、この成形
基材2上に表皮材移送手段6によって運ばれて来て載せ
られ、セットされる。
次いで、同図(c)に示す工程では、表皮材3の上方か
らロボットアーム7が下降される。この場合、第2のア
ーム部72は第1のアーム部71の先端部71aから延
長された状態にされている。
そして、先端部71aが成形基材2の縁辺部に表皮材3
を介してぶつかり、この表皮材3の折り返し端末部3a
を斜め下方へ押し曲げる。
次いで、同図(d)に示すように、第2のアーム部72
が支軸12を支点にして内側へ回転され、折り返し端末
部3aを成形基材2の裏面に密着させる。すると、先端
部71aと第2のアーム部72とで成形基材2の縁辺部
をチャックした状態になる。そして、この状態で同図(
e)に示すように、上側プレス金型4と下側プレス金型
5との間に運ばれ、下側プレス金型5上にセットされる
この場合、ロボットアーム7の第2のアーム部72など
は切り欠き8aで逃がされ、折り返し端末部3aが成形
基材2の裏面に当接されると同時に押し当て面5aにも
当接された状態でセットされる。
また、この状態にセットされると、次の同図〈f)の工
程では、上側プレス金型4が油圧装置10によって押し
下げられ、この上側プレス金型4が成形基材2および表
皮材3を介して下側プレス金型5に押し付けられる。こ
のとき表皮材3は、ロボットアーム7の先端部7aと第
2のアーム部72とで緩くチャックされているので、強
く張られてしわが延ばされた状態でプレス接着される。
また同時に、成形基材2の裏面側で表皮材3の折り返し
端末部3aが成形基材2にプレス接着され、第2図、第
3図に示す成形天井1が完成する。そして、この後は、
上側プレス金型4が持ち上げられ、さらにロボットアー
ム7によって成形天井1が取り出されると1サークルの
工程が終了する。
したがって、この製造方法によれば、表皮材3と成形基
材2との接合は、表皮材3の折り返し端末部3aが成形
基材2の裏面に接着されるまで自動的に行うことができ
るので、従来人手に頼っていた折り遅し端末部3aの接
着作業をなくすことができる。これにより、生産性の向
上が図れる。
また、プレス接着時には、折り返し端末部3aが折り返
されるまでプレス接着されるので、成形基材2の表面側
で表皮材3が強く張られた状態でプレス接着されること
になり、表皮材3のしわなどが延ばされた状態できれい
に常に接合され、歩留まりも向上する。
[発明の効果] 以上説明したとおり、本発明に係る自動車用成形天井の
製造方法によれば、表皮材と成形基材との接合は、表皮
材の折り返し端末部が成形基材の裏面に接着されるまで
自動的に行うことができるので、従来人手に頼っていた
折り返し端末部の接着作業をなくすことができ、生産性
の向上が図れる。
また、プレス接着時には、折り返し端末部が折り返され
るまでプレス接着されるので、成形基材の表面側で表皮
材が強く張られてしわなどが延ばされた状態で常に接合
される。これにより、しわなどができずにきれいに接合
され、歩留まりも向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法に用いられる製造装置の要部
を製造工程毎に示した概略構成図、第2図は同上装置で
成形された成形天井の一例を示した斜視図、第3図は第
2図の■−■線に沿う縦断面側面図である。 1・・・成形天井 2・・・成形基材 3・・・表皮材 3a・・・折り返し端末部 45・・・金型 6・・・表皮材移送手段 7・・・ロボットアーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)成形基材と表皮材との間に接着剤を介して重ね合
    わせる自動車用成形天井の製造方法であって、間に接着
    剤を介して前記表皮材を前記成形基材上に配置する工程
    と、前記表皮材の縁辺部に設けられている折り返し端末
    部を前記成形基材の裏面側に自動的に回して折り返す工
    程と、前記成形型の裏面側に前記折り返し端末部が折り
    返されたまま上下一対の金型間に配置し前記一対の金型
    で前記成形基材と前記表皮材との間を加圧しプレス接着
    させる工程とにより成形したことを特徴とする自動車用
    成形天井の製造装置。
JP27083489A 1989-10-18 1989-10-18 自動車用成形天井の製造方法 Pending JPH03132332A (ja)

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JP27083489A JPH03132332A (ja) 1989-10-18 1989-10-18 自動車用成形天井の製造方法

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JPH03132332A true JPH03132332A (ja) 1991-06-05

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