JPH0313204A - 一体式バックアップロールを有する多段圧延機 - Google Patents

一体式バックアップロールを有する多段圧延機

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JPH0313204A
JPH0313204A JP14399089A JP14399089A JPH0313204A JP H0313204 A JPH0313204 A JP H0313204A JP 14399089 A JP14399089 A JP 14399089A JP 14399089 A JP14399089 A JP 14399089A JP H0313204 A JPH0313204 A JP H0313204A
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JP
Japan
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roll
rolls
crown
rolling mill
high rolling
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Application number
JP14399089A
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Inventor
Yuichiro Watanabe
渡辺 裕一郎
Kazuhito Kenmochi
一仁 剣持
Yukio Yarita
鑓田 征雄
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B13/00Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
    • B21B13/14Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls
    • B21B13/147Cluster mills, e.g. Sendzimir mills, Rohn mills, i.e. each work roll being supported by two rolls only arranged symmetrically with respect to the plane passing through the working rolls

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、優れた平坦度制?1′O機能を有し、かつ
高圧延荷重の付加が可能な20段相当の多段圧延機に関
するものである。
(従来の技術) ステンレス鋼およびけい素鋼などの難加工性材料の冷間
圧延は、多くの場合、12段、20段といった多段圧延
機で行われている。このような多段圧延機では、ワーク
ロールを小径化できるので、従来の縦型配列の圧延機に
比べて小さい圧延荷重で高圧下が可能という利点がある
。しかしながら−方で、ワークロールを小径にするとロ
ールのたわみが大きくなるため、圧延材の形状不良が発
生し易いという欠点があった。
そこで従来から、かような形状不良の発生を防止すべく
、種々の解決策が提案されている。
その一つとして、最外側のバックアップロールを軸方向
に複数に分割し、各分割ロールの変位量を調整すること
によって圧延材の形状制御を行う方法がある。しかしな
がらこの方法では、バックアップロールとワークロール
との間に中間ロールが数多く存在すればするほど、その
効力は減殺されるために、12段や20段のような多く
の中間ロールをそなえる多段圧延機では、その能力を十
分に発揮することはできなかった。
この点を改善するものとして、特公昭5B−50108
号公報等にて、ワークロールベンダーや中間ロールベン
ダーを、上記のバックアップロールの変位量調整法と併
用する方法が提案された。しかしながらこの方法は、装
置が複雑になるという欠点のほか、ロールが細くなるほ
ど、またロールバレルが長(なるほどペンディング力は
中央部まで作用しなくなるため、制御力は圧延材端部の
みに留まるという問題があった。
また特公昭63−207405号公報等には、中間ロー
ルの片側端部を先細り形状とし、それぞれ単独に軸方向
にシフトする方法が提案されている。しかしながらこの
方法においても、制御力が及ぶ範囲はテーパ一部周辺だ
けであり、しかも鋼種および板幅などに応じて逐一テー
パー形状の変更を要するといった煩雑さが加わる。
さらに特公昭63−30104号公報等では、ロールに
3次式で近似できるSクラウンを付与し、かつ軸方向に
シフト可能とした縦型配列の圧延機が提案されている。
しかしながらこの方法にしても、制御できるのは圧延材
の端部および中央部だけであり、クォーター伸び、さら
には腹伸びや耳伸びなどが混合した複合伸びの制御につ
いては無力に等しかった。
また従来の多段圧延機とくに20段圧延機においては、
形状制御の面からバックアップロールを分割式とせざる
を得ないこともあって、十分な高圧延荷重が付加できな
いという問題があった。
さらに分割式バックアップロールを用いたtj%合には
、ロール軸方向に不均一なロール間面圧が発生し易く、
またその偏心機構が複雑なためミル設計が難しく、しか
も設備コストが高いところにも問題を残していた。
(発明が解決しようとする課題) この発明は、上記の問題を有利に解決するもので、単純
な腹伸び、耳伸びはいうまでもなく、クォーター伸びや
耳IIi複合伸びなどの複雑な形状不良、さらにはエツ
ジドロップの修正が可能な、優れた形状制御能力をそな
え、しかも十分な高圧下を付加することができる20段
相当の多段圧延機を提案することを目的とする。
(課題を解決するための手段) すなわちこの発明は、一対のワークロールの背後に、そ
れぞれ複数の第1中間ロール、第2中間ロールおよび一
体式バツクアップロールを順次に配置した多段圧延機に
おいて、 該ワークロール、第1中間ロール、第2中間ロールおよ
び一体式バツクアップロールからなるロール群の中から
選んだ少なくとも2本−紺のロールに、片側端部が先細
り状となるクラウンを付与する一方、同じく上記ロール
群の中から選んだ他の少なくとも2本一組のロールに、
互いに同じ波形曲線の少なくとも1波長分にわたるロー
ルクラウンを、さらに他の少なくとも2本一組のロール
に、互いに同じ波形曲線の少なくとも2波長分にわたる
ツールクラウンをそれぞれ付与し、しかも上記の各クラ
ウン付与ロール対それぞれにつき、ロール軸方向が互い
に逆向きとなる配置とし、かつロール軸方向への移動可
能としてミルハウジングに組み込んだことからなる一体
式バツクアップロールを有する多段圧延機である。
またこの発明は、上記の圧延機にロールベンディング装
置を組み込んだ多段圧延機である。
この発明において、ロールに付与すべき1波長分または
2波長分の波形曲線としては、正弦曲線から1ピッチ分
または2ピッチ分を取り出したもの、また3次以上の高
次関数から同じく1ピッチ分または2ピッチ分を取り出
したもの、さらにはそれらの近似曲線がを利に適合する
が、中でも正弦曲線から1ピッチ分または2ピッチ分を
取り出したものならびにその近似曲線がとりわけ好適で
ある。
この発明は、上記したような波形曲線の少なくとも1波
長分および2波長分にわたるクラウンを付与したロール
対を組み合わせて使用することによって、後述するよう
に、従来に比較して形状制御能力が格段に向上すること
から、従来のような分割式バックアップロールの押し出
しによる形状制御が不要となって、一体式のバックアッ
プロールの利用を可能ならしめたものであるが、かよう
な一体式バツクアップロールの利用はこの発明で初めて
達成された事項である。
以下、この発明を図面に基づいて具体的に説明する。
第1図aおよびbに、この発明に従う多段圧延機のロー
ル配置を、側面および正面で示す。
同図において、1は圧延材、2はワークロール、3は第
1中間ロール、4は第2中間ロール、5は一体式のバッ
クアップロールであり、圧延材1を挟んで、上下に1対
のワークロール2が配置され、これらのワークロール2
の背後にそれぞれ2本ずつ合計4本の第1中間ロール3
が、また第1中間ロール3の背後には上下各3本ずつ合
計6本の第2中間ロール4が、さらに第2中間ロール4
の背後には一体式バツクアノブロール5が上下各4木ず
つ合計8本設置されていて、これらで20段圧延機を構
成している。
なお、6はロールベンディング装置である。
このうちワークロール2には、片側端部が先細り状とな
るロールクラウンが、また第1中間ロール3には、正弦
曲線lピッチ分で近似できる波形曲線からなるロールク
ラウンが付与され、それぞれロール軸方向にシフト可能
な構造となっている。
さらに第1図に斜線で示した第2中間ロール4には、正
弦曲線2ピッチ分で近似できる波形曲線からなるロール
クラウンが付与され、同じくロール軸方向にシフト可能
な構造になっている。
ここに片テーパ−クラウンならびに正弦曲線1ピッチ分
または2ピッチ分で近似できる波形曲線を付与すべきロ
ールは、上記の例だけに限るものではなく、ワークロー
ル2、第1中間ロール3、第2中間ロール4およびバッ
クアップロール5全での中から自由に選択、組合わせが
可能である。
また付与すべき波形曲線は、上記したような正弦曲線や
その近似曲線のほか、3次以上の高次式から座標原点を
挾んで1ピッチ分または2ピッチ分を取り出した波形曲
線、さらにはその近似曲線であっても良い。
さらにロールのシフト装置は、油圧式でも電機式でも何
れでも良い。
(作 用) 第2図a −dに、片側端部に先細り研削を施した片テ
ーパ−ロールをロール軸方向に逆向きに設置し、軸方向
にシフトした場合におけるロールギャップ変化を示す。
同図から明らかなように、先細り研削表面で圧延される
被圧延材縁部の長さ(x)の設定値を変えることによっ
て板縁部の板厚を調整することができるので、エツジド
ロップ軽減制御を効果的に行うことができる。
つぎに第3図a −cに、正弦曲線1ピッチ分で近似で
きる波形ロールクラウンを付与したロール対を、ロール
軸方向に逆向きに設置し、軸方向にシフトした場合にお
けるロールギャップ変化を示す。
同図aは、該ロール対を対向配置とし、軸方向でロール
ギャップを一定とした場合である。同図すは、aの状態
から各ロールを矢印の方向に移動させた場合であるが、
中央部で広く、端部で狭(なるロールギャップになって
いる。また同図Cは、同図すとは逆の方向に各ロールを
移動させた場合であるが、中央部で狭く端部で広いロー
ルギャップになっている。
従って、かような正弦曲線lピッチ分で近似できる波形
ロールクラウンを付与したロール対を、ロール軸方向に
適宜にシフトすることにより、耳伸びおよび腹伸びの効
果的な修正が可能となる。
次に第4図a ”−’ cに、正弦曲線2ピッチ分で近
イ以できる波形ロールクラウンを付与したロール対を、
ロール軸方向に逆向きに設置し、軸方向にシフトした場
合におけるロールギャップ変化を示す。
同図aは、該ロール対を対向配置とし、軸方向でロール
ギャップを一定とした場合である。同図すは、aの状態
から各ロールを矢印の方向に移動させた場合であるが、
クォータ一部が狭く、一方中央部および両端部が広いロ
ールギャップになっている。また同図Cは、同図すとは
逆の方向に各ロールを移動させた場合であるが、クォー
タ一部が広いロールギャップになっている。
従って、かような正弦曲線2ピッ千分で近似できる波形
ロールクラウンを付与したロール対を、ロール軸方向に
適宜にシフトすることにより、耳腹複合伸びおよびクォ
ーター伸びの効果的な修正が可能となる。
また第5図に、従来の分割式バックアップロールとこの
発明に従う一体式バツクアップロールを用いた場合にお
ける、最大付加圧延荷重を比較して示す。
同図より明らかなように、この発明に従う一体動バツク
アップロールを用いた場合には、従来と比べて約40%
の圧延荷重の増大が期待できる。
次に第6図に、前掲第1図に示した20段圧延機の第1
中間ロール(11MR)として片テーパ−クラウン(以
下単にTクラウンという)を付与したロール対を用いた
場合、さらには1中間ロールまたは第2中間ロール(2
rMR)あるいはバックアップロール(BUR)として
、正弦曲線1ピッ千分で近似できるような波形ロールク
ラウン(以下単にSクラウンという)を付与したロール
対または正弦曲線2ピツ千分で近似できるような波形ロ
ールクラウン(以下単にWクラウンという)を付与した
ロール対を用い、それぞれ単独でロール軸方向に適宜に
シフトしたときの、形状制御能力について調べた結果を
、分割式バックアップロールを押し出した場合と比較し
て示す。
なお形状制御能力は、圧延材の中央部と端部との伸び差
率Δ2および中央部とクォータ一部との伸び差率A4で
評価した。
同図より明らかなように、片テーパ−ロールシフトおよ
びSクラウンシフトの場合は、耳伸びおよび腹伸びにつ
いてはそれなりの制御できるけれども、クォーター伸び
や耳腹複合伸び制御についてはほとんど期待できない。
なお分割バックアップロール押し出しは、クォーター伸
びや耳腹複合伸びについてわずかの制御が期待できるに
止まる。
これに対し、Wクラウンシフトの場合は、クォーター伸
びおよび耳腹複合伸び制御につき、格段の効果が期待で
きる。とはいえ耳伸びや腹伸び制御に関しては、十分と
は言い難い。
次に第7図に、上記の20段圧延機において、ワークロ
ールとしてTクラウンロールを、また第1中間ロールと
してWクラウンロールを、さらに第2中間ロールとして
Sクラウンロールを同時に用いた場合の形状修正能力に
ついて調べた結果を、第1中間ロールとして片テーパ−
ロール、バックアップロールとして分割式ロールを用い
かつロールベンダーを併用した場合における調査結果と
比較して示す。
同図より明らかなように、Tクラウンロール、Sクラウ
ンロールおよびWクラウンロールを組み合わせて、ロー
ル軸方向に適宜にシフトし、かつ一体式ハツクアップロ
ールを併用することにより、大きな付加荷重の下で、耳
伸びや腹伸びは勿論のこと、クォーター伸びおよび複合
伸び、さらにはエツジドロップに対しても優れた修正能
力が得られ、従って広範囲にわたる平坦度制御が実現で
きることになる。
この発明において、TクラウンやSクラウン、Wクラウ
ンを付与すべきロール対は、ワークロール、第1中間ロ
ール、第2中間ロールおよびバックアップロールからな
るロール群の中から選んだ少なくとも2本一組のロール
対であれば、何れのロールであっても良いが、各ロール
対はそれぞれ、同種のロール群すなわちワークロール対
、第1中間ロール群、第2中間ロール群およびバックア
ップロール群の中から選ぶことが一層好ましい。また制
御効果は、Tクラウン、SクラウンおよびWクラウン付
与ロールが被圧延材に近いほど、また各ロール対の配置
が、被圧延材を中心として、点対称、上下対称、左右対
称の順に大きい。
さらにロールベンディング装置を併用すれば、上記の効
果は一層高まる。
(実施例) 実施例1 前掲第1図に示した20段圧延機において、ワークロー
ルとして第8図aに示すような片テーパー形状(Tクラ
ウン)になるロールを、また第1中間ロール3すべてに
第9図に示すような3次式で近似できるクラウン(Sl
クラウン)を有するロールを、さらに第1図にて斜線で
示した第2中間ロール4として第10図に示すような5
次式で近似できるクラウン(Wlクラウン)を有するロ
ールを使用した。
そして、上記ワークロール、第1中間ロールおよび第2
中間ロールを軸方向にシフトさせて、板幅1000mm
のステンレス鋼板を板厚1.2鵬から1.0間に圧延し
た。
このときのロール配置および形状修正能力を表わす形状
平面図を第11図a、bにそれぞれ示す。
また第11図すには、従来装置を用いた場合として、第
8図す、cに示すような片テーパ形状になるロールを、
第1中間ロールおよび第2中間ロールとして使用し、こ
れらのロールを軸方向にシフトさせて、同様の圧延(分
割式バックアップロール)を行った場合の形状制御能力
について調査した結果を、併せて示す。
第11図から明らかなように、従来装置では形状制御能
力は狭い範囲しか得ることができず、また複合伸びやク
ォーター伸びに追随する形状制御能力が著しく小さい。
しかも狭い制御範囲ゆえに圧延材の鋼種板幅によって各
々の場合に応じて、第1中間ロール、あるいは第2中間
ロールのテーバ形状を変更する必要が生じていた。
これに対し、この発明装置を用いた場合には、複合伸び
やクォーター伸びに対しても充分対応可能な広範囲な制
御範囲を得ることができ、しかも多種の圧延材に対して
中間ロールの形状を変更することなく良好な形状の板を
得ることが可能となる。
実施例2 同じ<20段圧延機において、第12図aに示すように
、第1中間ロールにはいずれも第8図すに示したような
りラウン(Tクラウン)を、また第2中間ロールのうち
外側に位置する上下二組針4本のロールには第10図に
示すような5次式で近似できるクラウン(Wlクラウン
)を、一方中央に位置する上下−組には第9図に示すよ
うな3次式で近似できるクラウン(Sl クラウン)を
それぞれ付与し、実施例1と同様の圧延を行ったときの
形状制御能力について調査した結果を第12図すに示す
実施例3 同じり20段圧延機において、第13図aに示すように
、第1中間ロールにはいずれも第8図すに示したような
りラウン(Tクラウン)を、また第2中間ロールのうち
外側に位置する上下二組針4本のロールには第14図に
示すような正弦曲線2ピッ千分で近似できるクラウン(
W2クラウン)を、一方中央に位置する上下−組には第
15図に示すような正弦曲線1ピッチ分で近似できるク
ラウン(S2クラウン)をそれぞれ付与し、実施例1と
同様の圧延を行ったときの形状制御能力について調査し
た結果を第13図すに示す。
実施例4 同じ<20段圧延機において、第16図aに示すように
、第1中間ロールにはいずれもW2クラウンを、また第
2中間ロールの外側に位置する4本のロールにはTクラ
ウンを、さらにバックアップロールの外側に位置する4
本のロールにはS2クラウンをそれぞれ付与し、実施例
1と同様の圧延を行ったときの形状制御能力について調
査した結果を第16図すに示す。
実施例5 同じ<20段圧延機において、第17図aに示すように
、4木の第1中間ロールにはいずれもTクーラウンを、
また第2中間ロールの外側に位置する4本のロールには
W2クラウンを、さらにバックアップロールの外側に位
置する4本のロールにはS2クラウンをそれぞれ付与し
、実施例1と同様の圧延を行ったときの形状制御能力に
ついて調査した結果を第17図すに示す。
(発明の効果) かくしてこの発明に従う多段圧延機によれば、耳伸び、
腹伸びは勿論のこと、クォーター伸びや複合伸び、さら
にはエツジドロップに対しても優れた修正能力が得られ
、従って広範囲にわたる平坦度制御を実現できる。
またこの発明に従う多段圧延機は、一体式のバックアッ
プロールを使用できるので、従来よりも大きな圧延荷重
の付加が可能となるだけでなく、ロール軸方向における
不均一なロール間面圧の発生がなくなり、また煩雑なミ
ル設計も不要となり、さらにはコスト低減にも貢献する
【図面の簡単な説明】
第1図a、bはそれぞれ、この発明を適用した20段圧
延機のロール配置を示す側面図およびは正面図、 第2図a−dはそれぞれ、Tクラウンロールを逆向きに
平行に設置し、ロール軸方向にシフトした場合のロール
ギャップ変化を示した図、第3図a −Cはそれぞれ、
Sクラウンロールを逆向きに平行に設置し、ロール軸方
向にシフトした場合のロールギャップ変化を示した図、
第4図a −Cはそれぞれ、Wクラウンロールを逆向き
に平行に設置し、ロール軸方向にシフトした場合のロー
ルギャップ変化を示した図、第5図は、従来の分割式バ
ックアップロールまたはこの発明に従う一体式バツクア
ップロールを用いた場合における、最大付加圧延荷重の
比較図、第6図は、20段圧延機の第1中間または第2
中間ロールにTクラウンロール対、Sクラウンロール対
またはWクラウンロール対をそれぞれ単独で適用した場
合の、形状制御能力を示した図、第7図は、20段圧延
機のワークロールとしてTクラウンロール、また第1中
間および第2中間ロールとしてそれぞれWクラウンロー
ルおよびSクラウンロールを同時に用いた場合の形状修
正能力を示す形状制御範囲図、 第8図a、bおよびCはそれぞれ、片テーパ−ロールの
テーパー形状を示した図、 第9図は、3次式で近似できる好適Sクラウンを示した
図、 第10図は、5次式で近似できる好適Wクラウンを示し
た図、 第11〜13図のa、bはそれぞれ、20段圧延機にお
けるTクラウンロール、WクラウンロールおよびSクラ
ウンロールの配置を示すロール配置図ならびに形状制御
範囲図、 第14図は、正弦曲線2ピッチ分で近似できる好適Wク
ラウンを示した図、 第15図は、正弦曲線lピッチ分で近似できる好適Sク
ラウンを示した図、 第16図〜第17図のaはいずれも、20段圧延機にお
けるTクラウンロール、WクラウンロールおよびSクラ
ウンロールの配置を示すロール配置図、また同図のbは
いずれも、同図aの各ロール配置における形状制御範囲
図である。 ■・・・圧延材      2・・・ワークロール3・
・・第1中間ロール  4・・・第2中間ロール5・・
・一体式バツクアップロール 6・・・ロールヘンディンク装置 <a> (C> 第1図 (a) (b) (a) (b) 第2図 第4図 、45径よ目量クラウン(渭蕾ン 0 羊fI:趨6クラウン(肩−) ;門 手イfJgづクララ′/(mqn) 半#蛋垢者クラウン(fRm)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一対のワークロールの背後に、それぞれ複数の第1
    中間ロール、第2中間ロールおよび一体式バックアップ
    ロールを順次に配置した多段圧延機において、 該ワークロール、第1中間ロール、第2中間ロールおよ
    び一体式バックアップロールからなるロール群の中から
    選んだ少なくとも2本一組のロールに、片側端部が先細
    り状となるクラウンを付与する一方、同じく上記ロール
    群の中から選んだ他の少なくとも2本一組のロールに、
    互いに同じ波形曲線の少なくとも1波長分にわたるロー
    ルクラウンを、さらに他の少なくとも2本一組のロール
    に、互いに同じ波形曲線の少なくとも2波長分にわたる
    ロールクラウンをそれぞれ付与し、 しかも上記の各クラウン付与ロール対それぞれにつき、
    ロール軸方向が互いに逆向きとなる配置とし、かつロー
    ル軸方向への移動可能としてミルハウジングに組み込ん
    だことを特徴とする一体式バックアップロールを有する
    多段圧延機。 2、請求項1において、ロールベンディング装置を備え
    る多段圧延機。
JP14399089A 1989-06-08 1989-06-08 一体式バックアップロールを有する多段圧延機 Pending JPH0313204A (ja)

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